JPH0277325A - 自動車のキャンバストップ - Google Patents

自動車のキャンバストップ

Info

Publication number
JPH0277325A
JPH0277325A JP13701789A JP13701789A JPH0277325A JP H0277325 A JPH0277325 A JP H0277325A JP 13701789 A JP13701789 A JP 13701789A JP 13701789 A JP13701789 A JP 13701789A JP H0277325 A JPH0277325 A JP H0277325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
hood
windshield
roof panel
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13701789A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Nakao
浩二 中尾
Takeshi Koda
幸田 武
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Publication of JPH0277325A publication Critical patent/JPH0277325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のキャンバスト・ツブに関するもので
ある。
(従来技術) 近年、ユーザーの要求の多様化に対処させるために、自
動車のルーフパネルに形成された開口部を幌で開閉自在
に覆蓋するようにして、サンルーフ車より以上の開放感
を味わえるようにしたキャンバストップ車の開発が進め
られている。例えば、実開昭81−30525号公報記
載の如(、ルーフパネルの開口部を可撓性幌で開閉自在
に覆蓋し、該幌をルーフパネル開口部の後端縁シこ折畳
み格納し得るようにしたものが既に提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記公知例のものの場合、開放姿勢における幌がルーフ
パネル開口部の後端縁に折畳み格納された状態とされる
ようになっているため、ルーフパネル開口部全体が開放
された状態とはなりにく(、十分な開放感を味わえない
うらみがあるとともに、ルーフパネル開口部の後端縁に
折畳み格納された幌が走行時における空気抵抗を増大さ
せるおそれがあり、空力抵抗上好ましくないという問題
も存することとなる。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、開放時に
おける十分なる開放感を得られるようにするとともに、
空力抵抗の低減をも図り得るようにすることと、車体組
立の簡易化を図ることとを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明では、上記課題を解決するための手段として、自
動車のルーフパネルに形成された開口部を開閉自在な幌
で覆蓋する自動車のキャンバストップにおいて、前記ル
ーフパネル開口部の一方側に、ウィンドシールド部下方
まで延びるウィンドシールド開口部を延設する一方、前
記・ルーフパネル開口部およびウィンドシールド開口部
周縁に、これらルーフパネル開口部およびウィンドシー
ルド開口部にそれぞれ対応するルーフ側開口およびウィ
ンドシールド側開口を有するベースフレームを装着し且
つ該ウィンドシールド側開口にウィンドシールドガラス
を支持するとともに、前記ベースフレームに、前記幌を
ルーフ側開口を覆蓋する第1姿勢位置からウィンドシー
ルドガラスの下部近傍位置に格納される第2姿勢位置へ
案内するガイド手段を設けている。
(作 用) 本発明では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
即ち、ルーフパネル開口部およびウィンドシールド開口
部周縁に装着されるベースフレームに、ルーフパネル開
口部を開閉自在に覆蓋すべき幌を前記ルーフ側開口を覆
蓋する第1姿勢位置からウィンドシールドガラスの下部
近傍位置に格納される第2姿勢位置へ案内するガイド手
段を設けたことにより、幌開放時においてルーフパネル
開口部全体が開放せしめられることとなり、しかも幌開
閉時においては、ガイドレールの案内作用により幌の作
動が円滑に行えることとなるのである。また、ルーフパ
ネル開口部およびウィンドシールド開口部周縁に、これ
らルーフパネル開口部およびウィンドシールドガラスに
それぞれ対応するルーフ側開口およびウィンドシールド
側開口を有し且つ幌案内用のガイドレールを有するベー
スフレームを装着し且つ該ウィンドシールド側開口にウ
ィンドシールドガラスを支持するようにしたことにより
、車体へのキャンバストップ組付品の組付が極めて簡易
に行えることとなるのである。
(発明の効果) 本発明によれば、自動車のルーフパネルに形成された開
口部を開閉自在な幌で覆蓋する自動車のキャンバストッ
プにおいて、ルーフパネル開口部およびウィンドシール
ド開口部周縁に装着されるベースフレームに、ルーフパ
ネル開口s t−開閉自在に覆蓋する幌を前記ルーフ側
開口を覆蓋する第1姿勢位置からウィンド、シールドガ
ラスの下部近傍位置に格納される第2姿勢位置へ案内す
るガイド手段を設けるようにしたので、幌開放時におい
てルーフパネル開口部全体が開放せしめられることとな
り、十分なる開放感が得られることとなる・とともに、
開放時においては、幌がウィンドシールドガラスの下部
近傍位置に格納されるため、ルーフパネル上に空気抵抗
を増大せしめるような部材が存在しなくなるところから
、空力抵抗上極めて好ましくなり、しかも幌開閉時にお
いては、ガイド手段の案内作用により幌の作動が円滑に
行えることとなるという優れた効果がある。
また、ルーフパネル開口部およびウィンドシールド開口
部周縁に、これらルーフパネル開口部およびウィンドシ
ールド開口部にそれぞれ対応するルーフ側開口およびウ
ィンドシールド側開口を有し且つ幌案内用のガイド手段
を有するベースフレームを装着し且つ該ウィンドシール
ド側開口にウィンドシールドガラスを支持するようにし
たので、車体へのキャンバストップ組付品の組付が極め
て簡易に行えることとなり、組付作業性が大幅に向上す
ることとなるという効果もある。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の幾つかの好適な実
施例を説明する。
実施例1 第1図ないし第12図には、本発明の実施例1にかかる
自動車のキャンバストップが示されている。
本実施例の自動車の車体1のルーフパネル2には、第1
図図示の如く、そのほぼ全面を切除することにより開口
部3が形成されており、該開口部3は、左右両側のルー
フサイトレール2 a、 2 aと、前後のフロントお
よびリアヘッダ2b、2cとによって囲繞されている。
また、前記ルーフパネル開口部3の後端には、ウィンド
シールド部下方まで延びるウィンドシールド開口部4が
延設されている。
該ウィンドシールド開口部4は、左右両側のりャピラ−
5,5と、前後のリアヘッダ2cおよびリヤデツキ6と
によって囲繞されている。前記フロントヘッダ2bの前
方部位にはフロント側のウィンドシールドガラス12a
が固定的に配置されている(第3図参照)。前記リヤビ
ラー5,5およびリヤデツキ6には、後述するキャンバ
ストップ用のベースフレーム9を嵌着すべき凹溝7が形
成されている。該凹溝7は前記ルーフパネル2のルーフ
サイトレール2a、2aの内端縁と連続状態とされてい
る。符号8はトランクル−ム、8aはトランクルーム8
の開口を開閉するトランクリッドである。
前記ベースフレーム9は、前記ルーフバネ開口部3の周
縁を構成するルーフサイトレール2a、2a、フロント
へツブ2bおよびリアへ、ダ2cと、リヤビラー5.5
およびリヤデツキ6に形成された凹溝7に嵌着されるべ
き形状とされており、前記ルーフパネル開口部3および
ウィンドシールド開口部4にそれぞれ対応するルーフ側
聞口10およびウィンドシールド側聞口11を有してい
る。
このベースフレーム9は、両ルーフサイトレール2a、
 2 a、フロントヘッダ2b、リヤビラ−5,5およ
びリヤデツキ6に当接される環状の外向フランジ部9a
と、該フランジ部9aの内周側に形成された環状のレイ
ンレール部9bと、該レインレール部9bの内周側に延
設された内向7ランジ部9cとを備えている。前記レイ
ンレール部9bは、排水溝として作用するものである。
また、前記ルーフ側聞口10とウィンドシールド側開口
1!との間には、前記リアヘッダ2cに当接される仕切
り部9dが形成されている。そして、前記ウィンドシー
ルド側聞口11には、リヤ側のウィンドシールドガラス
12bが固定的に支持されている。
また、前記ルーフ側聞口10は、キャンバスト・ツブと
して作用する幌13によって開閉自在に覆蓋されている
。該幌13は、第9図図示の如(、前後両端に位置する
フロントハード部14およびリヤハード部15と、これ
らハード部14.15間に略等間陥で配置された車幅方
向に延びる5本の骨部材16.16・・と、前記ハード
部14.15問および前記骨部材ta、te・・間を連
結するためのレザートップ部17とによって構成されて
おり、フロントハード部14と最前列の骨部材1Bとの
間、2列目と3列目の骨部材18.16問および4列目
と5列目の骨部材16.16間にスプリングl 8.1
8.18を介設することによって、格納時においては折
畳み状態とされるようになっている(第2図鎖線図示参
照)。前記リヤハード部15および第2列目、第4列目
の骨部材16,16の両端部には、L字状のガイド片1
9.19・・が下向きに突設されている。また、前記フ
ロントおよびリヤハード部14.15の下面には、前部
および後部突起20.21が突設されており、両突起2
0.21間には、スプリングあるいはゴム等の弾性体か
らなる付勢手段22が介設されている(第1O図参照)
。該付勢手段22は、前記両ハード部14.15を相対
的に近接させる方向に付勢するものであり、幌13が折
り畳まれた状態(第10図鎖線図示)において自由状態
となるように長さ設定されている。前記幌12における
リヤハード部15側に突設された後部突起21は、前記
ベースフレーム9のルーフ側開口lo後端Hに位置する
内向フランジ部9cに突設された係合片23と係合せし
められるようになっており、幌13によりルーフ側開口
IOを閉蓋した状態においてリヤハード部15をルーフ
側開口lOの後端縁に位置決めするためのストッパー機
構としテ作用スる(第7図および第10図参照)。なお
、幌13のフロントハード部14に突設された前部突起
20は、リヤハード部15に突設された後部突起2tよ
り低くされており、ベースフレーム9側の係合片23と
非係合となるようにされている。符号24.25は、幌
13とベースフレーム9との間のシールを行うシール部
材である。
前記内向フランジ部9cにおける車体前後方向両サイド
には、前記幌13を移動時に案内するガイド手段として
作用するガイドレール26を取り付けるための嵌合溝2
7,27が形成されている。
該固嵌合溝27,27の後端は、車幅方向に延びる中広
な連通溝28により連通せしめられている。
前記各ガイドレール26は、前記ルーフ側聞口10の両
サイドに位置する第1ガイドレール261と、該第1ガ
イドレール28mの後端から一体に延設された第2ガイ
ドレール28bとからなっており、前記幌13を移動さ
せるための駆動手段29の一部を構成するドライブワイ
ヤ30.30をスライド自在に嵌挿する車体前後方向に
延びる上下ガイド孔31.32と、前記幌13のリヤハ
ード部15および骨部材16.18の両端部に設けられ
たガイド片19.19・・を摺接案内するレール部33
とを備えている(第1図および第12図参照)。
前記ベースフレーム9の外向7ランジ部9 aにおける
ウィンドシールド側間口11の両サイドには、レインレ
ール部9bの上方を覆う目隠し部材34.34が付設さ
れている(第1図参照)。さらに、前記ウィンドシール
ドガラス12bの周縁部には、連通溝28およびガイド
レール28.26の上方を覆う部分に目隠し用の不透明
塗装工が施されている(第2図参照)。なお、ウィンド
シールドガラス12bの両サイドと目隠し部材34.3
4との間には、幌13のガイド片19.19・・が案内
される若干の隙間が残されている。
第11図(イ)および(o)図示の如(、前記フロント
ハード部14の下面には、上部ガイド孔31に嵌挿され
たドライブワイヤ30の前端を連結する連結具35がブ
ラケット36を介して取り付けられている。該ブラケッ
ト36は、一対の固定部材37.38によりフロントハ
ード部14に固定されており、車体前後方向に延び且つ
後端側が下向きに傾斜したガイド溝39が形成されてい
る。
そして、該ガイド溝39に対して前記連結具35がピン
40を介して移動可能に係合せしめられている。前記連
結具35の前後端および後方側固定部材38には、前記
ガイドレール26のレール部33に係合される係合ピン
41.42および43が突設される一方、前記前方側固
定部材37には、幌!3を開作動させる際に前記ガイド
レール26の上部に対して係合し、幌I3の閉蓋時には
ガイドレール26の前端から脱落して内向フランジ部9
c上に位置せしめられる係合ピン44が突設されている
。つまり、本実施例においては、幌13の閉蓋時には、
第11図(イ)図示の如く、係合ピン44がガイドレー
ル26の前端から脱落して内向フランジ部9c上に位置
せしめられることにより、フロントハード部14の前端
がフロントヘッダ2b上に位置する外向きフランジ部9
aに当接され得る状態とされる。この時、連結具35の
ピン40はガイド溝39の水平な前端部に係合せしめら
れている。一方、幌13の開作動時には、第11図(C
2)図示の如く、ドライブワイ・ヤ30の引張力による
連結具35の後方移動に伴って、係合ピン44がガイド
レール26の上部に対して係合せしめられることにより
、フロントハード部14の前端が上向きに傾斜せしめら
れることとなり、幌13の開作動時における摺動抵抗の
低減が図れるようになっているのである。この時、連結
具35のピン40はガイド溝39の後端側の下向き傾斜
部に係合せしめられている。
前記駆動手段29は、フロントハード部14の両端に設
けられた連結具35.35に接続される一対のドライブ
ワイヤ30.30と、該ドライブワイヤ30.30と噛
合すべ(前記連通溝28内に配設されるギヤ45と、該
ギヤ45を可逆回転させるべく前記連通溝28の下面側
に設置される可逆モータ46とによって構成されている
(第6図および第12図参照)。前記各ドライブワイヤ
30は、−刃側のガイドレール26の上部ガイド孔31
内において前記連結具35に対して結合されており、該
上部ガイド孔31内を後方に延び、連通溝28を通って
他方側のガイドレール26の下部ガイド孔32内に挿通
せしめられている。また、このドライブワイヤ30.3
0外周には、第12図参照の如く、ギヤ45と噛合すべ
き歯形が形成されており、該ギヤ45の回転に伴って矢
印XあるいはY方向に相対移動せしめられるようになっ
ている。つまり、可逆モータ46の正回転時(即ち、第
12図矢印M方向)においては、ドライブワイヤ30.
30は、ギヤ45の正回転により幌!3を開作動せしめ
るべく第12図矢印X方向に相対移動せしめられ、可逆
モータ46の逆回転時(即ち、第12図矢印N方向)に
おいては、ドライブワイヤ30.30は、ギヤ45の逆
回転により幌13を閉作動せしめるべく第12図矢印Y
方向に相対移動せしめられるようになっているのである
上記の如く構成したことにより、本実施例のキャンバス
トップにおいては、ベースフレーム9にウィンドシール
ドガラス12b、ガイドレール26、駆動手段29およ
び幌13等を組み付けてアッセンブリ化したものを、車
体1におけるルーパネル開口部3およびウィンドシール
ド開口部4の周縁に対して装着せしめることが可能とな
り、組付作業性を大幅に向上せしめることができること
となっているのである。
ついで、実施例1にかかる自動車のキャンバストップの
作用を説明する。
通常使用時においては、第2図図示の如く、ルーフパネ
ル2の開口部3(本実施例の場合、ベースフレーム9の
ルーフ側開口10)は、幌13により閉蓋されている。
つまり、第17図(イ)図示の如(、幌13は、ルーフ
パネル開口部3をWJ着する第1姿勢位置に位置せしめ
られているのである。この時、幌13は、フロントハー
ド部14を、フロントハード部14とリヤハード部15
との間に介設された付勢手段22の付勢力に抗して駆動
手段29により前向きに押し出す力と、リヤハード部1
5に突設された後部突起21とベースフレーム9側に突
設された係合片23との係合による前方移動規制力とに
よって覆蓋状態を維持されることとなっている。
この状態にある幌13を開作動させるには、次の作動に
よる。
即ち、駆動手段29を構成する可逆モータ46を正回転
駆動させ、ギヤ45の正回転によりドライブワイヤ30
.30を第12図矢印X方向へ相対移動させる。すると
、ドライブワイヤ30.30の前端に連結具35.35
を介して連結された幌13のフロントハード部14が、
付勢手段22の付勢力により後方に引っ張られて、第1
O図鎖線図示の如く、付勢手段22が自由状態となる位
置において幌13は折り畳まれる。しかる後、幌13は
ガイドレール26.26に案内されつつリヤ側のウィン
ドシールドガラス12bの下部近傍位置に折畳み状態で
格納される(第2図鎖線図示)。
つまり、第17図(ロ)図示の如く、幌13は、ウィン
ドシールドガラス12bの下部近傍位置に格納される第
2姿勢位置に位置せしめられることとなるのである。こ
の状態においては、ルーフパネル2の開口部3(本実施
例では、ベースフレーム9のルーフ側聞口10)は、完
全に開放状態とされることとなり、乗員の得られる開放
感は十分なものとなる。また、ウィンドシールドガラス
12bの下部近傍位置に格納される第2姿勢位置に幌1
3が位置せしめられた状態においては、自動車走行時に
おける空気抵抗を増大させるおそれが少ないところから
、空力抵抗上有利となる。
なお、幌13を閉作動させる場合には、可逆モータ46
を逆回転駆動させ、ギヤ45の逆回転によりドライブワ
イヤ30.30を第12図矢印Y方向へ相対移動させる
。すると、ドライブワイヤ30.30の前端に連結具3
5.35を介して連結された幌13のフロントハード部
14が前方(こ押し出されることとなり、幌13は、ガ
イドレール26.26に案内されつつリヤハード部15
の後部突起21がベースフレーム9側の係合片23と係
合する位置まで移動せしめられ、その後付勢手段22の
付勢力に抗してフロントハード部14をベースフレーム
9のルーフ側開口10前縁に位置せしめられるまで移動
せしめることにより、ルーフパネル開口部3(即ち、ベ
ースフレーム9のルーフ側聞口10)を第2図実線図示
の如く閉蓋する第1姿勢位置に位置せしめられることと
なる。
実施例2 第13図ないし第16図には、本発明の実施例2にかか
る自動車のキャンバストップが示されている。
本実施例の場合、第15図鎖線の如く、車体lの後部に
、走行安定性を向上させるための略コ字状のスポイラ−
47が付設されている。従って、リヤ側のウィンドシー
ルドガラス12bの下端部に位置するり中デツキ6後方
に前記スポイラ−47により囲繞され、格納時の幌13
を収容し得るスペースを有する幌格納室4Bが形成され
ることとなっている。また、本実施例の場合、ベースフ
レーム9の内向フランジ部9Cには、前記ガイドレール
26.26の外側において平行に延びるリンク案内用ガ
イドレール49,49が設置されている(穿14図参照
)。該各リンク案内用ガイドレール49には、幌13の
フロントハード部14とドライブワイヤ30前端に連結
された連結具35との間に介設されるリンク部材(後に
詳述する)を案内するためのリンク用ガイド溝50.5
0がそれぞれ形成されている。該リンク用ガイド溝50
は、車体前後方向に形成されており、その後端部には、
上向き傾斜部50aを介して連続する高位ガイド部50
bが形成されている(第15図および第16図参照)。
さらに、本実施例の場合、ドライブワイヤ30の前端に
連結される連結具35は、第16図図示の如く、下、向
きコ字状とされており、内方側垂下片35aがガイドレ
ール26の上部ガイド孔31内においてドライブワイヤ
30の前端に連結される一方、外方側垂下片35bの下
端前後に、ガイドレール26のレール部33に係合され
る係合ピン41.42が内向きに突設されている。そし
て、前記幌13のフロントハード部14と前記連結具3
5の外方側垂下片35bとの間には、2本の平行な第1
および第2リンク52.53からなるリンク機構51が
介設されている。該リンク機構51は、幌13の格納時
において、フロントハード部14をリヤピラー5(換言
すれば、ウィンドシールドガラス12b)に平行な姿勢
(換言すれば、幌13の開作動時における移動姿勢)か
ら前記幌格納室48の上方を覆う水平姿勢(第15図鎖
線図示参照)に姿勢変更せしめる如く作用するものであ
り、前記第1リンク52の両端は、前記フロントハード
部14に固定された支持具54の前方枢支部54aと連
結具35とに枢支ピン55.66を介してそれぞれ回動
自在に枢支され、前記第2リンク53の両端は、前記フ
ロントハード部14に固定された支持具54の後方枢支
部54bと連結具35における第1リンク52の枢支点
より後方位置とに枢支ピン57.58を介してそれぞれ
回動自在に枢支されている。さらに、前記第2リンク5
3における連結具35側の枢支端部には、前記リンク案
内用ガイドレール49のリンク用ガイド溝50に係合さ
れる係合ピン59を突設した延設部60が前向きに一体
形成されている。つまり、本実施例の場合、幌13の開
閉作動時においては、幌13のフロントハード部14は
、ドライブワイヤ30による後方への引張力あるいは前
方への押し出し力によってガイドレール2Bに沿って連
結具35が後方あるいは前方移動せしめられるに際して
、第2リンク53の延設部60に突設された係合ピン5
9がリンク案内用ガイドレール49のリンク用ガイド溝
50に係合せしめられた状態でほぼガイドレール26と
平行な姿勢を保ちつつ後方あるいは前方移動せしめられ
るようになっているのである。しかも、幌13が幌格納
室48内に折畳み状態で格納されるに際しては、第15
図および第16図図示の如く、第2リンク53の延設部
60に突設された係合ピン59がリンク用ガイド溝50
後端の上向き傾斜部50aに案内されて高位ガイド部5
0bに移動せしめられるのに伴って、第2リンク53が
枢支ピン58を回動中心として第15図矢印P方向に揺
動せしめられ、該第2リンク53の揺動に伴って第1リ
ンク52も枢支ピン56を回動中心として第15図矢印
Q方向に揺動せしめられる。その結果、幌13のフロン
トハード部14は、第15図鎖線図示の如く、幌格納室
48の上方を覆う水平姿勢とされることとなり、スポイ
ラ−47の上面とほぼ而−状態とされることとなるので
ある。従って、本実施例の場合、幌13の格納時におい
ては、リヤデツキ6後方に位置する幌格納室48内に幌
13が完全に格納されることとなり、ウィンドシールド
ガラス12bを通しての後方視界を邪魔するものがなく
なるとともに、自動車の車体後部におけるフラッシュサ
ーフエース化をも図れることとなるのである。その他の
構成および作用は、前記実施例1のものと同様なので、
その説明を省略する。
なお、上記各実施例においては、幌13の第2姿勢位置
をリヤ側のウィンドシールドガラス12bの下方近傍位
置とした場合について説明しているが、車体構成上の制
約がない場合には、幌13ノ第2 姿勢位置をフロント
側のウィンドシールドガラス12aの下方近傍位置とす
る場合もある。
また、上記各実施例では、幌13が折畳み状態で格納さ
れるものについて説明したが、本発明は、幌13を捲取
ロッド等に捲き取った状態で格納するものにも適用可能
である。
さらに、本発明は、上記各実施例の構成に限定されるも
のではな〈発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設
計変更可能なことも勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1にかかる自動車のキャンバス
ト・ノブにおける車体とフレーム部材との関係を示す一
部切除した斜視図、第2図は第1図図示の自動車のキャ
ンバストップを示す斜視図、第3図、第4図、第5図、
第6図、第7図および第8図はそれぞれ第2図の八−A
、、B−B、C−C。 D−D、E−EおよびF−F拡大断面図、第9図は第2
図図示の自動車のキャンバストップにおける幌の斜視図
、第1O図は本発明の実施例1にかかる自動車のキャン
バストップにおける幌の作動態様を説明するための概略
図、第11図(イ)、(ロ)は第2図図示の自動車のキ
ャンバストップにおける幌のフロントハード部の閉蓋時
および開蓋時の動作を説明する動作説明図、第12図は
第2図図示の自動車のキャンバスト・ノブにおける駆動
手段の要部を示す拡大斜視図、第13図は本発明の実施
例2にかかる自動車のキャンバストップの開蓋状態を示
す部分斜視図、第14図は本発明の実施例2にかかる自
動車のキャンバストップにおける第4図相当図、第15
図は本発明の実施例2にかかる自動車のキャンバストッ
プにおける格納時における幌の動作を説明する動作説明
図、第16図は本発明の実施例2における自動車のキャ
ンバストップにおける幌のフロントハード部を示す分解
斜視図、第17図(イ)および(ロ)は本発明の自動i
のキャンバスト・ノブにおける使用態様(覆蓋時および
折畳み時)を示す斜視図である。 2・・・T+・ルーフパネル 3・・・・・・ルーフパネル開口部 4・・・・・・ウィンドシールド開口部9φ・・・・・
ベースフレーム 10・・・・・ルーフ側開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、自動車のルーフパネルに形成された開口部を開閉自
    在な幌で覆蓋するものであって、前記ルーフパネル開口
    部の一方側には、ウインドシールド部下方まで延びるウ
    インドシールド開口部が延設され、前記ルーフパネル開
    口部およびウインドシールド開口部周縁には、これらル
    ーフパネル開口部およびウインドシールド開口部にそれ
    ぞれ対応するルーフ側開口およびウインドシールド側開
    口を有するベースフレームが装着され且つ該ウインドシ
    ールド側開口にはウインドシールドガラスが支持されて
    おり、前記ベースフレームには、前記幌をルーフ側開口
    を覆蓋する第1姿勢位置からウインドシールドガラスの
    下部近傍位置に格納される第2姿勢位置へ案内するガイ
    ド手段が設けられていることを特徴とする自動車のキャ
    ンバストップ。
JP13701789A 1988-06-20 1989-05-29 自動車のキャンバストップ Pending JPH0277325A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15329288 1988-06-20
JP63-153292 1988-06-20

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0277325A true JPH0277325A (ja) 1990-03-16

Family

ID=15559288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13701789A Pending JPH0277325A (ja) 1988-06-20 1989-05-29 自動車のキャンバストップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0277325A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6497448B1 (en) * 2001-11-20 2002-12-24 General Motors Corporation Rearward closure assembly for an automotive vehicle
US20120161465A1 (en) * 2010-12-24 2012-06-28 Magna Car Top Systems Gmbh Adjusting device for a roof cap of a collapsible roof

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6497448B1 (en) * 2001-11-20 2002-12-24 General Motors Corporation Rearward closure assembly for an automotive vehicle
US20120161465A1 (en) * 2010-12-24 2012-06-28 Magna Car Top Systems Gmbh Adjusting device for a roof cap of a collapsible roof
US8657360B2 (en) * 2010-12-24 2014-02-25 Magna Car Top Systems Gmbh Adjusting device for a roof cap of a collapsible roof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5052747A (en) Flexible top apparatus of a vehicle
US4978165A (en) Motor vehicle roof with a roof opening that can be closed by a cover
JPS63291722A (ja) サンル−フ装置
JPH03136919A (ja) 車両のキャンバストップ構造
US5005899A (en) Vehicle transparent roof having manually operable sunshade
JP2001180279A (ja) サンシェード装置
US4722565A (en) Tilt-slide type sunroof of motor vehicle
JPH11165538A (ja) サンルーフのデフレクタ装置
US5054847A (en) Flexible top apparatus for a vehicle
JPH0120087B2 (ja)
JPH0277325A (ja) 自動車のキャンバストップ
EP0347859B1 (en) Flexible top apparatus of a vehicle
JPH0156002B2 (ja)
JPH0277324A (ja) 自動車のキャンバストップ
JP3994315B2 (ja) 自動車の上下開閉式ドア
JP3666712B2 (ja) 自動車のウィンドウレギュレータ
JPS59216725A (ja) 自動車のウインドデフレクタ
JPH0235536Y2 (ja)
JPH0373486B2 (ja)
JPH05246247A (ja) 自動車屋根搭載用摺動持ち上げ屋根
JPH0356096Y2 (ja)
JPS6313926Y2 (ja)
JPH0427688Y2 (ja)
JPH0211416A (ja) 自動車のキャンバストップ
JP5062062B2 (ja) 揺動アームの格納構造