JPH0276643A - ボルト装着装置 - Google Patents
ボルト装着装置Info
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- JPH0276643A JPH0276643A JP23123488A JP23123488A JPH0276643A JP H0276643 A JPH0276643 A JP H0276643A JP 23123488 A JP23123488 A JP 23123488A JP 23123488 A JP23123488 A JP 23123488A JP H0276643 A JPH0276643 A JP H0276643A
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 11
- 230000009471 action Effects 0.000 claims description 10
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はボルト装着装置に関し、−層詳細には、ワーク
の下側からボルト等の締結部材を締め込むための自動締
付装置を構成するソケット等にパーツフィーダから供給
されるボルト等をセットする動作を自動的に能率よく、
しかも確実に遂行可能としたボルト装着装置に関する。
の下側からボルト等の締結部材を締め込むための自動締
付装置を構成するソケット等にパーツフィーダから供給
されるボルト等をセットする動作を自動的に能率よく、
しかも確実に遂行可能としたボルト装着装置に関する。
[発明の背景]
近年、機械製品の組立工程の自動化が進み、これまで作
業員に頼っていた作業が各種装置の開発によって人手を
介さずに行われつつある。
業員に頼っていた作業が各種装置の開発によって人手を
介さずに行われつつある。
ボルト等を締結する作業も例外ではない。
機械製品の組立工程にあっては、組み付ける部品によっ
てはその下側からボルト等を締め込まなければならない
場合がある。このような下側からのボルトの締結作業を
自動化した自動締付装置も各種実用化されている。例え
ば、実開昭第61−195932号、特開昭第62−2
82832号に開示されている自動締付装置を例として
挙げることが出来る。
てはその下側からボルト等を締め込まなければならない
場合がある。このような下側からのボルトの締結作業を
自動化した自動締付装置も各種実用化されている。例え
ば、実開昭第61−195932号、特開昭第62−2
82832号に開示されている自動締付装置を例として
挙げることが出来る。
この種の自動締付装置においては、パーツフィーダ等の
ボルト供給装置から送られるボルトが当該自動締付装置
のボルト回転部に設けたソケットやチャックに確実にし
かも正しい姿勢でセットされる必要がある。然しながら
、実際問題として、ボルトが若干傾いた状態でソケット
やチャックに保持され、この結果、締付作業に多大な障
害が発生するという不都合が屡発生する。また、特に、
ソケットの六角穴にボルト頭部が嵌合しない場合もある
。このような場合、作業を一時停止して、作業者が改め
てボルトをソケットに装着しなければならない。
ボルト供給装置から送られるボルトが当該自動締付装置
のボルト回転部に設けたソケットやチャックに確実にし
かも正しい姿勢でセットされる必要がある。然しながら
、実際問題として、ボルトが若干傾いた状態でソケット
やチャックに保持され、この結果、締付作業に多大な障
害が発生するという不都合が屡発生する。また、特に、
ソケットの六角穴にボルト頭部が嵌合しない場合もある
。このような場合、作業を一時停止して、作業者が改め
てボルトをソケットに装着しなければならない。
[発明の目的コ
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、ワークの下方に位置する自動締付装置のソケッ
トにボルトを装填するに際し、ボルトを保持しつつ若干
これを回転させながらソケットにボルト頭部を嵌合させ
るよう構成することにより、ソケットに対して確実にボ
ルトをセットすることが出来、以後の下側からのボルト
締結作業を円滑に行なえるように構成したボルト装着装
置を提供することを目的とする。
あって、ワークの下方に位置する自動締付装置のソケッ
トにボルトを装填するに際し、ボルトを保持しつつ若干
これを回転させながらソケットにボルト頭部を嵌合させ
るよう構成することにより、ソケットに対して確実にボ
ルトをセットすることが出来、以後の下側からのボルト
締結作業を円滑に行なえるように構成したボルト装着装
置を提供することを目的とする。
[目的を達成するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明はボルト等の締結
部材をそのねじ部を上にしてナツトランナ等のソケット
に装着する装置であって、パーツフィーダ等の自動供給
機からボルト頭部を下方に指向させて当該ボルトを受容
し、このボルトを係止させておく一組の保持爪を備えた
ホルダと、前記ホルダ内に進入してその先端部でボルト
を保持すると共に変位動作に伴ってボルトを回動させる
回転装着機構と、前記保持爪に当接して当該保持爪を開
成するロッド部材と、前記回転装着機構とロッド部材と
を一体的に鉛直方向に昇降させるアクチュエータとを備
え、ロッド部材並びに回転装着機構を前記アクチュエー
タの駆動作用下に下降させ、ホルダ内のボルトを回転装
着機構で保持した後、ロッド部材で保持爪を開き、次い
で、ボルトを回転させながらホルダ直下のナツトランナ
等のソケットに装着するよう構成したことを特徴とする
。
部材をそのねじ部を上にしてナツトランナ等のソケット
に装着する装置であって、パーツフィーダ等の自動供給
機からボルト頭部を下方に指向させて当該ボルトを受容
し、このボルトを係止させておく一組の保持爪を備えた
ホルダと、前記ホルダ内に進入してその先端部でボルト
を保持すると共に変位動作に伴ってボルトを回動させる
回転装着機構と、前記保持爪に当接して当該保持爪を開
成するロッド部材と、前記回転装着機構とロッド部材と
を一体的に鉛直方向に昇降させるアクチュエータとを備
え、ロッド部材並びに回転装着機構を前記アクチュエー
タの駆動作用下に下降させ、ホルダ内のボルトを回転装
着機構で保持した後、ロッド部材で保持爪を開き、次い
で、ボルトを回転させながらホルダ直下のナツトランナ
等のソケットに装着するよう構成したことを特徴とする
。
[実施態様]
次に、本発明に係るボルト装着装置について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。
第1図乃至第3図において、参照符号10は本発明に係
るボルト装着装置を示す。このボルト装着装置10は架
台12上に固定される基板14と、基板14の側方に固
定されるボルト受ホルダ16と、ボルト受ホルダ16に
対して鉛直方向に下降変位した際にボルト受ホルダ16
を開くと共に、ボルト受ホルダ16内のボルトをソケッ
トに装着するボルト装着部18を含む。
るボルト装着装置を示す。このボルト装着装置10は架
台12上に固定される基板14と、基板14の側方に固
定されるボルト受ホルダ16と、ボルト受ホルダ16に
対して鉛直方向に下降変位した際にボルト受ホルダ16
を開くと共に、ボルト受ホルダ16内のボルトをソケッ
トに装着するボルト装着部18を含む。
先ず、ボルト受ホルダ16について説明する。
このボルト受ホルダ16は図示しないパーツフィダーか
ら送給管20を通して圧縮空気により圧送されるボルト
を収容するためにその内部は中空状を呈する。また、ボ
ルト受ホルダ16の互いに対向する側面部には回動自在
なボルト保持爪22a、22bが設けられる。このボル
ト保持爪22a、22bの内側に屈曲する先端部にボル
トがボルト頭部を下方に指向させて係止される。また、
ボルト保持爪22a、22bの後端部側にはコイルスプ
リング24a、24bが係合し、従って、ボルト保持爪
22a、22bはコイルスプリング24a、24bの弾
発作用下に常時閉成する方向に付勢されるよう構成され
ている。
ら送給管20を通して圧縮空気により圧送されるボルト
を収容するためにその内部は中空状を呈する。また、ボ
ルト受ホルダ16の互いに対向する側面部には回動自在
なボルト保持爪22a、22bが設けられる。このボル
ト保持爪22a、22bの内側に屈曲する先端部にボル
トがボルト頭部を下方に指向させて係止される。また、
ボルト保持爪22a、22bの後端部側にはコイルスプ
リング24a、24bが係合し、従って、ボルト保持爪
22a、22bはコイルスプリング24a、24bの弾
発作用下に常時閉成する方向に付勢されるよう構成され
ている。
次いで、このようなボルト受ホルダ16のボルト保持爪
22a、22bを開閉すると共に、ボルトをボルト締付
装置のソケットにセットするボルト装着部18について
説明する。
22a、22bを開閉すると共に、ボルトをボルト締付
装置のソケットにセットするボルト装着部18について
説明する。
このボルト装着部18は取付板26に固定された開閉ロ
ッド28a、28bと、ボルト受ホルダ16内に挿入さ
れてボルトを保持すると共に、回動させながら装着する
長尺な棒状の部材であるフェイスドライバ30およびス
クリューロッド31からなる回転装着機構と、これら開
閉ロッド28a128b1回転装着機構を昇降させるシ
リンダ32を含む。シリンダ32のピストンロッド34
は取付板26に連結され、取付板26から下方に垂岐さ
れる2本のガイドロッド36a、36bは夫々が基板1
4上に立設される支持部材38a、38bにより支持さ
れるガイド部材40a、40bに摺動自在に嵌合する。
ッド28a、28bと、ボルト受ホルダ16内に挿入さ
れてボルトを保持すると共に、回動させながら装着する
長尺な棒状の部材であるフェイスドライバ30およびス
クリューロッド31からなる回転装着機構と、これら開
閉ロッド28a128b1回転装着機構を昇降させるシ
リンダ32を含む。シリンダ32のピストンロッド34
は取付板26に連結され、取付板26から下方に垂岐さ
れる2本のガイドロッド36a、36bは夫々が基板1
4上に立設される支持部材38a、38bにより支持さ
れるガイド部材40a、40bに摺動自在に嵌合する。
開閉ロッド28a、28bは降下した際にその先端がボ
ルト受ホルダ16に設けたボルト保持爪22a、22b
の尾端部に当接する位置に取付板26に対して固定され
る。この場合、開閉ロッド28a、28bの先端部はボ
ルト保持爪22a、22bに当接した場合にこれを開き
易くするためにテーバ形状にしておく。また、取付板2
6に対しては長孔42a、42bを介して開閉ロッド2
8a12111bを取着し、開閉ロッド28a、28b
の間隔を調整可能にしておくとよい。これは、開閉ロッ
ド28a、28bの先端部が何度もボルト保持爪22a
、22bに、摺接するにつれ摩耗し、当該ボルト保持爪
22a、22bが小さ(なるからである。
ルト受ホルダ16に設けたボルト保持爪22a、22b
の尾端部に当接する位置に取付板26に対して固定され
る。この場合、開閉ロッド28a、28bの先端部はボ
ルト保持爪22a、22bに当接した場合にこれを開き
易くするためにテーバ形状にしておく。また、取付板2
6に対しては長孔42a、42bを介して開閉ロッド2
8a12111bを取着し、開閉ロッド28a、28b
の間隔を調整可能にしておくとよい。これは、開閉ロッ
ド28a、28bの先端部が何度もボルト保持爪22a
、22bに、摺接するにつれ摩耗し、当該ボルト保持爪
22a、22bが小さ(なるからである。
次に、フェイスドライバ30はこれを若干角度的に回転
させるためのスクリューロッド31と連結されて、この
スクリューロッド31を介して取付板26に取り付けら
れている。この場合、スク+7=−ロッド31は取付板
26に固定されたスリーブ44に遊嵌される。また、ス
クリューロッド31の周面には螺旋溝46が形成され、
この螺旋溝46にはスリーブ44の内側に突出するピン
48が係合する。さらに、スクリューロッド31の下端
部のばね受50とスリーブ44の下端の間にはコイルス
プリング52が介装され、このコイルスプリング52の
弾発作用下にフェイスドライバ30は常時下方に付勢さ
れる。一方、フェイスドライバ30の先端はボルト受ホ
ルダ16内に臨入した際にボルトのねじ部が嵌合する孔
部54が形成される。なお、参照符号56はストッパを
示す。
させるためのスクリューロッド31と連結されて、この
スクリューロッド31を介して取付板26に取り付けら
れている。この場合、スク+7=−ロッド31は取付板
26に固定されたスリーブ44に遊嵌される。また、ス
クリューロッド31の周面には螺旋溝46が形成され、
この螺旋溝46にはスリーブ44の内側に突出するピン
48が係合する。さらに、スクリューロッド31の下端
部のばね受50とスリーブ44の下端の間にはコイルス
プリング52が介装され、このコイルスプリング52の
弾発作用下にフェイスドライバ30は常時下方に付勢さ
れる。一方、フェイスドライバ30の先端はボルト受ホ
ルダ16内に臨入した際にボルトのねじ部が嵌合する孔
部54が形成される。なお、参照符号56はストッパを
示す。
本発明に係るボルト装着装置は基本的には以上のように
構成されるものであり、次に、当該ボルト装着装置10
の適用例として、エンジンに対してワークとしてのトル
クコンバータを組み付ける場合において、特に、ボルト
を下側から締結する作業を自動的に遂行するトルクコン
バータ自動組付システムについて以下概略的に説明する
。
構成されるものであり、次に、当該ボルト装着装置10
の適用例として、エンジンに対してワークとしてのトル
クコンバータを組み付ける場合において、特に、ボルト
を下側から締結する作業を自動的に遂行するトルクコン
バータ自動組付システムについて以下概略的に説明する
。
第3図において、参照符号60はトルクコンバータ自動
組付システムを示す。このトルクコンバータ自動組付シ
ステム60はワークとしてのトルクコンバータ62を基
準となる向きに固定するシャトルユニット64と、シャ
トルユニット64上のトルクコンバータ62を把持する
マニピュレータ65を備え治具パレット66上のエンジ
ン68までトルクコンバータ62を搬送する手段として
の移動ローダ70と、本発明に係るボルト装着装置10
と、ボルトを下側から自動締結するボルト締付装置72
とから構成される。
組付システムを示す。このトルクコンバータ自動組付シ
ステム60はワークとしてのトルクコンバータ62を基
準となる向きに固定するシャトルユニット64と、シャ
トルユニット64上のトルクコンバータ62を把持する
マニピュレータ65を備え治具パレット66上のエンジ
ン68までトルクコンバータ62を搬送する手段として
の移動ローダ70と、本発明に係るボルト装着装置10
と、ボルトを下側から自動締結するボルト締付装置72
とから構成される。
シャトルユニット64はレール架台74上を水平方向に
移動することが可能に構成される。移動ローダ70は支
柱76から水平方向に延びるビーム78上において走行
シリンダ80の駆動作用下にレールを介して移動自在に
構成される。また、移動ローダ70はマニピュレータ6
5を昇降させるための昇降シリンダ82を備えており、
昇降シリンダ82の駆動作用下にマニピユレータ65が
降下して当該マニピュレータ65を構成するクランプア
ー Ag3 a乃至84cがシャトルユニッ)64上(
7))ルクコンバータ62を把持する。この場合、マニ
ピユレータ65にはトルクコンバータ62のねじ穴の位
置を変えるための位相合わせ装置86が併設されており
、この位相合わせ装置86はトルクコンバータ62のス
タータギヤ88に噛合するギヤ90と、このギヤ90を
回転するパルスモータ、減速機、クラッチ等からなる駆
動系を備えている。
移動することが可能に構成される。移動ローダ70は支
柱76から水平方向に延びるビーム78上において走行
シリンダ80の駆動作用下にレールを介して移動自在に
構成される。また、移動ローダ70はマニピュレータ6
5を昇降させるための昇降シリンダ82を備えており、
昇降シリンダ82の駆動作用下にマニピユレータ65が
降下して当該マニピュレータ65を構成するクランプア
ー Ag3 a乃至84cがシャトルユニッ)64上(
7))ルクコンバータ62を把持する。この場合、マニ
ピユレータ65にはトルクコンバータ62のねじ穴の位
置を変えるための位相合わせ装置86が併設されており
、この位相合わせ装置86はトルクコンバータ62のス
タータギヤ88に噛合するギヤ90と、このギヤ90を
回転するパルスモータ、減速機、クラッチ等からなる駆
動系を備えている。
ボルト締付装置72は架台92上をシリンダ94の駆動
作用下に水平方向に進退自在に構成され、ナツトランナ
96と、このナツトランナ96の駆動モータ98と、ナ
ツトランナ96を昇降させるシリンダ100を備えてい
る。ナツトランナ96の上面にはボルトの頭部が嵌合す
るソケット102が設けられる(第1図参照)。
作用下に水平方向に進退自在に構成され、ナツトランナ
96と、このナツトランナ96の駆動モータ98と、ナ
ツトランナ96を昇降させるシリンダ100を備えてい
る。ナツトランナ96の上面にはボルトの頭部が嵌合す
るソケット102が設けられる(第1図参照)。
本発明に係るボルト装着装置沿よびこのボルト装着装置
を構成要素とするトルクコンバータ自動組付システムは
基本的には以上のように構成されるものであり、次に、
その作用並びに効果について説明する。
を構成要素とするトルクコンバータ自動組付システムは
基本的には以上のように構成されるものであり、次に、
その作用並びに効果について説明する。
先ず、第4図において、上載されるトルクコンバータ6
2のねじ穴の位置を基準の向きに合わせた状態でシャト
ルユニット64をレール架台74上を移動させ、同図に
示す移動ローダ70の位置直下にトルクコンバータ62
を位置決めする。そこで、移動ローダ70に設けた昇降
シリンダ82のピストンロフト(図示せず)を伸長させ
ることによってマニピュレータ65を下降させる。そし
て、マニピュレータ65を作動してクランプアーム84
a乃至84Cでトルクコンバータ62を把持させる。そ
の後、昇降シリンダ82の駆動作用下にマニピュレータ
65を上昇させると共に、走行シリンダ80のピストン
ロッドを退勤させて移動ローダ70を治具パレット66
上に固定されるエンジン68の直上まで移動させる。そ
の位置で再び昇降シリンダ82のピストンロッドを伸長
させ、クランプアーム84a乃至84cでトルクコンバ
ータ62を把持したままマニピュレータ65を下降させ
ることによってこのトルクコンバータ62をエンジン6
8のドライブプレート104上に載置する。
2のねじ穴の位置を基準の向きに合わせた状態でシャト
ルユニット64をレール架台74上を移動させ、同図に
示す移動ローダ70の位置直下にトルクコンバータ62
を位置決めする。そこで、移動ローダ70に設けた昇降
シリンダ82のピストンロフト(図示せず)を伸長させ
ることによってマニピュレータ65を下降させる。そし
て、マニピュレータ65を作動してクランプアーム84
a乃至84Cでトルクコンバータ62を把持させる。そ
の後、昇降シリンダ82の駆動作用下にマニピュレータ
65を上昇させると共に、走行シリンダ80のピストン
ロッドを退勤させて移動ローダ70を治具パレット66
上に固定されるエンジン68の直上まで移動させる。そ
の位置で再び昇降シリンダ82のピストンロッドを伸長
させ、クランプアーム84a乃至84cでトルクコンバ
ータ62を把持したままマニピュレータ65を下降させ
ることによってこのトルクコンバータ62をエンジン6
8のドライブプレート104上に載置する。
この時、トルクコンバータ62の下部周縁に穿設しであ
るねじ穴とドライブプレート104の周縁に穿設しであ
る孔部とは一致した状態にある。
るねじ穴とドライブプレート104の周縁に穿設しであ
る孔部とは一致した状態にある。
蓋し、予めトルクコンバータ62のねじ穴をシャトルユ
ニット64上で基準向きに合わせているためである。ま
た、位相合わせ装置86のギア90はコンバータ62の
スタータギア88に噛合している。
ニット64上で基準向きに合わせているためである。ま
た、位相合わせ装置86のギア90はコンバータ62の
スタータギア88に噛合している。
そこで、本発明に係るボルト装着装置10によってボル
トをボルト締付装置72に自動供給する。
トをボルト締付装置72に自動供給する。
その際の当該ボルト装着装置10の動作は第2図および
第3図に示されている。
第3図に示されている。
すなわち、図示しないボルト供給用のパーツフィーダか
ら圧縮空気の圧力作用下に送給管20を通る。その際、
ボルト104は当該ボルト装着装置10に設けたボルト
受ホルダ16内に頭部を下方に指向して送られてくる。
ら圧縮空気の圧力作用下に送給管20を通る。その際、
ボルト104は当該ボルト装着装置10に設けたボルト
受ホルダ16内に頭部を下方に指向して送られてくる。
そして1、第2図に示すように、ボルト104はボルト
保持爪22a122bの屈曲した先端に着座する。そこ
で、シリンダ32を駆動してそのピストンロッド34を
後退させると、開閉ロッド28a、28bおよびフェイ
スドライバ30は下降変位し、やがて、第3図に示すよ
うに、フェイスドライバ30の先端部の孔部54にボル
ト104のねじ部が完全に嵌入するに至る。この状態で
ピストンロッド34の後退動作を継続すると、取付板2
6およびスリーブ44は下降するのに対し、フェイスド
ライバ30はその変位がボルト保持爪22a122bに
よって規制されているため、コイルスプリング52が圧
縮される。
保持爪22a122bの屈曲した先端に着座する。そこ
で、シリンダ32を駆動してそのピストンロッド34を
後退させると、開閉ロッド28a、28bおよびフェイ
スドライバ30は下降変位し、やがて、第3図に示すよ
うに、フェイスドライバ30の先端部の孔部54にボル
ト104のねじ部が完全に嵌入するに至る。この状態で
ピストンロッド34の後退動作を継続すると、取付板2
6およびスリーブ44は下降するのに対し、フェイスド
ライバ30はその変位がボルト保持爪22a122bに
よって規制されているため、コイルスプリング52が圧
縮される。
さらに、ピストンロッド34を後退させると、開閉ロッ
ド28a、28bの先端がボルト保持爪22a、22b
の後端部に当接し、これらボルト保持爪22a、22b
を第3図において、二点鎖線で示すように拡開方向に回
動させるに至る。
ド28a、28bの先端がボルト保持爪22a、22b
の後端部に当接し、これらボルト保持爪22a、22b
を第3図において、二点鎖線で示すように拡開方向に回
動させるに至る。
この結果、フェイスドライバ30の先端はボルト104
を保持したままコイルスプリング52の弾発力によって
ボルト受ホルダ16から突出し、ボルト受ホルダ16の
下方に位置するボルト締付装置72のナツトランナ96
のソケット102にボルト104を挿入する。
を保持したままコイルスプリング52の弾発力によって
ボルト受ホルダ16から突出し、ボルト受ホルダ16の
下方に位置するボルト締付装置72のナツトランナ96
のソケット102にボルト104を挿入する。
この時、コイルスプリング52の弾発力によってフェイ
スドライバ30およびスクリューロッド31が下方に変
位する際に、フェイスドライバ30は回転する。すなわ
ち、スリーブ44の内側に設けたピン48がスクリュー
ロッド31に形成した螺旋溝46に係合していることか
ら、円筒カムと同様の作動原理に基づきスクリューロッ
ド31が若干回転するため、このスクリューロッド31
と一体的なフェイスドライバ30が若干回転する。これ
により、当初ボルト頭部がソケット102の六角穴に対
して向きが合っていない場合でも、ソケット102の六
角穴にボルト1040頭部が確実に嵌合するに至る。
スドライバ30およびスクリューロッド31が下方に変
位する際に、フェイスドライバ30は回転する。すなわ
ち、スリーブ44の内側に設けたピン48がスクリュー
ロッド31に形成した螺旋溝46に係合していることか
ら、円筒カムと同様の作動原理に基づきスクリューロッ
ド31が若干回転するため、このスクリューロッド31
と一体的なフェイスドライバ30が若干回転する。これ
により、当初ボルト頭部がソケット102の六角穴に対
して向きが合っていない場合でも、ソケット102の六
角穴にボルト1040頭部が確実に嵌合するに至る。
次いで、第4図に示すように、ボルト締付装置72を走
行シリンダ94の駆動作用下に前進させ、トルクコンバ
ータ62のねじ穴直下にボルト104を位置決めした後
、シリンダ100を付勢してナツトランナ96を上昇さ
せると共に、駆動モータ98を回転させてボルト104
を螺入させる。
行シリンダ94の駆動作用下に前進させ、トルクコンバ
ータ62のねじ穴直下にボルト104を位置決めした後
、シリンダ100を付勢してナツトランナ96を上昇さ
せると共に、駆動モータ98を回転させてボルト104
を螺入させる。
ボルト104の締付が終了したらナツトランナ96をボ
ルト装着装置10のボルト受ホルダ16の下まで変位さ
せる。この位置で次なるボルトが前述した動作の繰り返
しによりナツトランナ96のソケットに装着される。こ
の時、トルクコンバータ62のスタータギヤ88には位
相合わせ装置86のギヤ90が噛合しているので、この
位相合わせ装置86によってトルクコンバータ62およ
びドライブプレート104を所定角度回転させて次なる
ねじ穴位置の位相を合わせる。その後、ボルト締付装置
によって次なるボルトを締結する。以上のような動作を
繰り返して行うことによりトルクコンバータ62をエン
ジン68のドライブプレー)104に取り付ける作業が
自動的に遂行される。
ルト装着装置10のボルト受ホルダ16の下まで変位さ
せる。この位置で次なるボルトが前述した動作の繰り返
しによりナツトランナ96のソケットに装着される。こ
の時、トルクコンバータ62のスタータギヤ88には位
相合わせ装置86のギヤ90が噛合しているので、この
位相合わせ装置86によってトルクコンバータ62およ
びドライブプレート104を所定角度回転させて次なる
ねじ穴位置の位相を合わせる。その後、ボルト締付装置
によって次なるボルトを締結する。以上のような動作を
繰り返して行うことによりトルクコンバータ62をエン
ジン68のドライブプレー)104に取り付ける作業が
自動的に遂行される。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、パーツフィーダから供
給されるボルトを鉛直方向に下降させ且つ若干回転させ
ながら直下に位置するナツトランナのソケットに対して
ボルトを傾けることなく直立した姿勢で当該ボルトの頭
を下にして装着させている。このため、下方からボルト
を締め込むボルト締付装置において、それを構成するソ
ケットへのボルト頭部を下方に指向させたボルトの供給
が確実になされ、この結果、ボルトをワークに対して確
実に螺入出来、ボルトまたはワークに対する損傷等も未
然に回避出来る利点がある。
給されるボルトを鉛直方向に下降させ且つ若干回転させ
ながら直下に位置するナツトランナのソケットに対して
ボルトを傾けることなく直立した姿勢で当該ボルトの頭
を下にして装着させている。このため、下方からボルト
を締め込むボルト締付装置において、それを構成するソ
ケットへのボルト頭部を下方に指向させたボルトの供給
が確実になされ、この結果、ボルトをワークに対して確
実に螺入出来、ボルトまたはワークに対する損傷等も未
然に回避出来る利点がある。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は本発明に係るボルト装着装置の斜視図、
第2図は本発明に係るボルト装着装置がボルトをそのボ
ルト受ホルダに受は入れた時の状態を示す一部断面側面
図、 第3図は本発明に係るボルト装着装置がナツトランナに
ボルトを装着する動作を示す一部断面側面図、 第4図は本発明に係るボルト装着装置を構成要素とする
トルクコンバータ自動組付システムの概略構成を示す側
面図である。 10・・・ボルト装着装置 16・・・ボルト受ホ
ルダ18・・・ボルト装着部 20・・・送給管
22a、22b・・・ボルト保持爪 24a、24b・・・コイルスフリング28 a 、
28 b・・・開閉ロッド30・・・フェイスドライバ 31・・・スクリューロッド 32・・・シリンダ3
8a、38b・・・支持部材 40a、40b・・・ガイド部材
ルト受ホルダに受は入れた時の状態を示す一部断面側面
図、 第3図は本発明に係るボルト装着装置がナツトランナに
ボルトを装着する動作を示す一部断面側面図、 第4図は本発明に係るボルト装着装置を構成要素とする
トルクコンバータ自動組付システムの概略構成を示す側
面図である。 10・・・ボルト装着装置 16・・・ボルト受ホ
ルダ18・・・ボルト装着部 20・・・送給管
22a、22b・・・ボルト保持爪 24a、24b・・・コイルスフリング28 a 、
28 b・・・開閉ロッド30・・・フェイスドライバ 31・・・スクリューロッド 32・・・シリンダ3
8a、38b・・・支持部材 40a、40b・・・ガイド部材
Claims (2)
- (1)ボルト等の締結部材をそのねじ部を上にしてナッ
トランナ等のソケットに装着する装置であって、パーツ
フィーダ等の自動供給機からボルト頭部を下方に指向さ
せて当該ボルトを受容し、このボルトを係止させておく
一組の保持爪を備えたホルダと、前記ホルダ内に進入し
てその先端部でボルトを保持すると共に変位動作に伴っ
てボルトを回動させる回転装着機構と、前記保持爪に当
接して当該保持爪を開成するロッド部材と、前記回転装
着機構とロッド部材とを一体的に鉛直方向に昇降させる
アクチュエータとを備え、ロッド部材並びに回転装着機
構を前記アクチュエータの駆動作用下に下降させ、ホル
ダ内のボルトを回転装着機構で保持した後、ロッド部材
で保持爪を開き、次いで、ボルトを回転させながらホル
ダ直下のナットランナ等のソケットに装着するよう構成
したことを特徴とするボルト装着装置。 - (2)請求項1記載の装置において、回転装着機構は先
端部でボルトのねじ部を保持する棒体と、この棒体と連
結され円周面に螺旋溝が形成されたスクリューロッドと
、螺旋溝に係合するピンを保持すると共にスクリューロ
ッドが遊嵌するスリーブと、スリーブと棒体の間に係合
するコイルスプリングとからなり、コイルスプリングの
弾発作用下にスクリューロッドが変位した際に螺旋溝に
係合するピンによって当該スクリューロッドが回動する
よう構成したことを特徴とするボルト装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23123488A JPH0276643A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | ボルト装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23123488A JPH0276643A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | ボルト装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0276643A true JPH0276643A (ja) | 1990-03-16 |
JPH0573534B2 JPH0573534B2 (ja) | 1993-10-14 |
Family
ID=16920423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23123488A Granted JPH0276643A (ja) | 1988-09-13 | 1988-09-13 | ボルト装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0276643A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7487698B2 (en) | 2004-03-08 | 2009-02-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Fastening member fastening method and apparatus |
CN104227399A (zh) * | 2014-09-24 | 2014-12-24 | 苏州石丸英合精密机械有限公司 | 全自动锁螺丝机的水平式自动上料锁螺丝装置 |
CN107175622A (zh) * | 2017-07-22 | 2017-09-19 | 彭从文 | 自动化零件自旋转安装设备 |
CN111975334A (zh) * | 2019-05-24 | 2020-11-24 | 中国航发商用航空发动机有限责任公司 | 强约束空间内旋拧装置及其传动机构 |
-
1988
- 1988-09-13 JP JP23123488A patent/JPH0276643A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7487698B2 (en) | 2004-03-08 | 2009-02-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Fastening member fastening method and apparatus |
CN104227399A (zh) * | 2014-09-24 | 2014-12-24 | 苏州石丸英合精密机械有限公司 | 全自动锁螺丝机的水平式自动上料锁螺丝装置 |
CN107175622A (zh) * | 2017-07-22 | 2017-09-19 | 彭从文 | 自动化零件自旋转安装设备 |
CN111975334A (zh) * | 2019-05-24 | 2020-11-24 | 中国航发商用航空发动机有限责任公司 | 强约束空间内旋拧装置及其传动机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573534B2 (ja) | 1993-10-14 |
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