JPH0275263A

JPH0275263A - 火災報知自動電話装置

Info

Publication number: JPH0275263A
Application number: JP22732188A
Authority: JP
Inventors: Isamu Kawahito; 勇川人
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1988-09-10
Filing date: 1988-09-10
Publication date: 1990-03-14

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）、産業上の利用分野この発明は、ダ（災の発生にともない自動的に電気通信
回線に回路を接続して、あらかじめ録音または記憶させ
ていた火災場所と消防の出動要請などの音声を再生して
、即座に消防署等に通報し、同時に施設内または住居内
で出火場所を放送することにより、消火活動や避難の迅
速かつ適切を図る装置に関する。

（ロ）、従来の技術火災が発生したとき、施設内の火災報知器が作動して警
報器が鳴り、あるいは発見者の通報にて火災の発生を知
り、あるときは、全く知らなかったり、不在のために第
三者によって発見されたり、とくに、当事者は延焼の確
認やら、消火活動、貴重品の持ち出し、避難、誘導等、
瞬時にして為すべきことに翻ろうされ、電話等で要所に
連絡通報するいとまのないこともある。

従来、火災の発見が遅れたり火勢が強い場合などは、と
まといろうばいし、避難や誘導すら思うにまかせず、適
切な連絡や消防署に通報することも遅れがちとなって、
肝心の消防車の現場刊着も大きく遅れることもある。

また、せっかく通報できても火災の発生場所の申告にも
正確を欠く場合もあって、消防車の運行にも支障をきた
すこともある。

いずれにしても、火災が発生したときの初期溝ノＲは最
も大切であり、早期発見と早期通報は不可欠の条件であ
る。にもかかわらず発見の遅れや通報の不手際によって
、ときには大惨事になる場合があり、ことに留守宅や夜
間の出火は発見が遅れることは必至である。また、消防
署に通報しようとしても、すでに火炎に包まれていて電
話器の位置まで到達することができない場合もある。

（ハ）０発明が解決しようとする問題点この発明は、分
秒を争う火災発生時において、早期発見と伝達や通報を
速やかにしかも確実に行うため、あらかじめ要所に設置
しておいた熱感知器が作動すると同時に電炉１通信回線
に端末設備の回路を接続し、録音または記憶させていた
火災発生の地理的な場所や消防の出動要請等の言葉を正
確に通報して、さらに非常警報の作動や放送設備による
一斉放送ができる機能を有する火災報知用自動電話装置
を得ることを目的とする。

（ニ）０問題点を解決するための手段この発明の構成を第１図により説明する。

熱感知器］を建物や施設内のＡ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄ、　Ｅ
、の要所に配置し、配線によって火災報知自動電話装置
２の熱感知器弁別盤３に集合させ、万一の火災がＡ。

Ｂ、　Ｃ，Ｄ、　Ｅ、のいずれで発生したかを検知し弁
別して作動が始まる。

熱感知器弁別盤３には、あらかじめ「Ａ、で火災が発生
しました。全員部処について下さい。−１とか「Ｂ、が
火災です。早く避難して下さい。」という具合に、Ａ、
Ｂ、Ｃ，Ｄ、Ｅ、等の要所側に昌穴湯所、避難の方法な
どにかかわる内容で、音声を録音または記憶させである
装置を内蔵し、これらを何処の熱感知器が作動したかに
よって弁別して音声を再生し、まえもって端子（＋）、
（−）、に接続している拡声装置４により、スピーカー
５から一斉放送して伝達する。

非常ベル６は、Ａ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄ、　Ｅ、いずれの熱
感知器が作動しても電源が送られて作動し警報する。

一方、火災報知自動電話器７には所定のダイヤルパルス
を記憶させである装置と、「火災です。

○○町○○番地○○が火事です。○○の東○○ｍ○○で
す。火災発生、至急お願いします。−ｊという具合に、
人災発生場所の正確なｊ（１１理的な位置と消防の出動
要請などを音声で録音または記憶させである装置を内蔵
している。

火災が建物や施設の局所で発生した時点で、熱感知器が
働き熱感知器弁別盤３が作動すると同時に、電気通信回
線加入電話器１０に接続されている回線１１を通して、
ダイヤルパルスが発信されて消防署を呼び出し、先方が
受信すると音声パルスが反復して送られて通報する。

この発明による一連の火災報知自動電話装置２を設置す
ることにより、火災発生時には以上のような作動によっ
て自動的に速やかに火災の発生を伝達し通報することが
できる。

（ホ）、実施例と作用第４図に示す施設内の要所Ａ、で火災が発生し、熱感知
器］の周辺が７０°Ｃ以上に熱せられると、熱感知器本
来の機能によりグく災報知自動電話装置２の熱感知器弁
別盤３に接続する配線Ａ’が短絡される。以下、実施例
の作用を第２図で説明すると、配線Ａ’が短絡し弁別リ
レーＡＲが励磁され、電源→−が要所Ａ、に関する音声
記憶装置ａ、に導通されて作動し、音声パルスは音声ミ
キサーＭｉＸ、を経て端子ｆ、に送られる。弁別リレー
ＡＲが励磁されると同時に端子（＋）にも電源十ブ）５
導通ずる。

従って、拡声装置を（＋）（−）の各端子と端子ｆ。

に接続しておくことにより、「Ａ、で火災発生１直に避
難して下さい。」とスピーカー５を通して一斉放送をく
り返すことができる。

また１、（＋）（−）の端子に警報ベルやブザーを接続
す−にとにより、車なる火災報知器として作動させるこ
とができる。

そこで、弁別リレーＡＲ，ＢＲ，ＣＲ，ＤＲ，ＥＲいず
れが励磁されて作動しても、火災報知自動電話器７のタ
イマーＴ、にモミ源が送られるので、要所Ａ、で火災が
発生したときも同様にタイマーＴ、を経た十電酊は、リ
レーＲ１とＲ２を励磁し、リレーＲ１の接点は火災報知
自動電話器７の回路を電気通信回線加入電話器１０を界
して回線料に接続する。

リレーＲ２の接点は、ダイヤルパルス記憶装ｆ１ａ８お
よび音声記憶装置９の回路に電源十を送る。

従って、火災報知自動電話器７は電気通信回線加入電話
器１０を経て所定のダイヤルパルスを発信することとな
り、消防署で受信されると音声記憶装置９から１火災で
す！○○町○○番地○○です。

至急お問いします。」と反復して音声パルスを送信し通
報ができる仕組みとなっている。

タイマーＴ、にあらかじめセットされた時間が経過する
と、リレーＲ］、Ｒ２，に導通されていた十電源が断た
れるので、火災報知自励電話器７の作用は終る。

この発明による火災報知自動電話装置は、既設の電気通
信回線加入の端末装置の付加設備として設置するか、多
機能電話器に組み込むことにより、万一の火災発生に備
えることができる装置である。

（へ）１発明の効果この発明によるダく災報知自動電話装置は、局所てグく
災が発生した時点で消防にかかる要所に、自動的に正確
に通報できるので、火災の早期発見と早期消火に大きく
貢献できる。

また、火災発生と同時に警報を発することができ、避難
活動のおくれを少なくシ、避難誘導を自動的に行うので
人命保護に役立てることができる。

とくに、ホテルなどで不特定多数の人が宿泊している場
合でも管理している要員が不足している場合があり、し
ばしば大惨事に／まるごとがあるか、この発明の装置に
より早期に自動的に音声によって全能に伝達し警報を発
すれば、パニック状態になろうとする心理をやオっらげ
る効果があり、宿泊者の適切な避難誘導を助長すること
ができることとなり、従来、とどこおりがちな出火通報
も全く自動的に行うことができるので、悲惨な太ダ（０
穴災事故の防止に貢献できる。

全国的に火災の発生は、７〜８分間に一件はあるといわ
れる多くの火災のなかには、人員不在の家屋や施設での
火災もあり、この発明による火災報知自動電話装置を用
いれば、火災発見と通報が自動的に行うことができて、
不測の延焼や類焼を防ぐ効果が大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の詳細な説明する図面。Ａ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄ、　Ｅ、・・・山・家屋または施設
の要所名。１、・・・・熱感知器。２．・・火災報知自動電話装置
。３、・・・・熱感知器弁別盤。　Ａ”、Ｉ’３’、Ｃ’
、Ｄ’、Ｅ’、・・・・・熱感知器を配線で接続する端
子。　７．・中火災報知自動電話器。１０．・・電気通
信回線加入電話器。　月、・・・・電気通信回線。＝　
　　（＋）、（−）、・・・・電源出力端子。　ＡＭＰ
、４．・山拡声装置。−５゜・−・・スピーカ、　６．
・・・・非常ベル。ｌ　　＋、、−，・・・・電源入力
端子。第２図は、この発明の実施例の作用を説明する図面・　
Ａ′・Ｂ′・Ｃ”・Ｄ′、Ｅ′、・・・・要所Ａ、　Ｂ
、　Ｃ，Ｄ、　Ｅ、の熱感知器１を、それぞれに結ぶ配
線の端子。士、−１・・・・電源入力端子。　２．・・・・火災報
知自動電話装置。　３．・・・・熱感知器弁別盤。　Ａ
Ｒ。＋３Ｒ，ＣＲ，ＤＲ，ＥＲ，、、、、弁別リレー。　ａ
、ｂ、Ｃ，ｄ、ｅ、−＝−Ａ、　Ｂ、　Ｃ，Ｄ、　Ｅ、
それぞれの出火に関し、伝達に要する音声パルス記憶装
Ｍ。　Ｍ　ｉ　Ｘ、・・・音声ミキサー。（＋）、（−）、・・・・電源出力端子。　Ｆ、・・・
・熱感知器弁別盤の音声出力端子。　７．・・・・火災
報知自動電話器。　Ｔ、・・・・火災報知自動電話器の
送信時間をセットできるタイムスイッチ。　Ｒ１，Ｒ２
，・・・・リレー。　８．・・・・ダイヤルパルス記憶
装置。９・・・・火災の発生を通報するための音声パル
ス記憶装置。　１０．・・・・電気通信回線加入電話器
。　１１・・・・電気通信回線。特許出願人　　川　　人　　　勇

Claims

【特許請求の範囲】

火災の発生にともない、自動的に電気通信回線に回路を
接続し、あらかじめ録音または記憶させていた装置を用
いて、音声で消防署等に通報する電気通信端末装置。