JPH027521Y2 - - Google Patents

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JPH027521Y2
JPH027521Y2 JP9290280U JP9290280U JPH027521Y2 JP H027521 Y2 JPH027521 Y2 JP H027521Y2 JP 9290280 U JP9290280 U JP 9290280U JP 9290280 U JP9290280 U JP 9290280U JP H027521 Y2 JPH027521 Y2 JP H027521Y2
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JP
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endoscope
scale member
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tip
flexible tube
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JP9290280U
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内視鏡用測定具に関する。
内視鏡を利用して体腔内部の観察や治療を行な
う際、観察等の対象となる潰瘍やポリープ等の径
を測定する必要が生じる。これは、加療対策の検
討や治癒状況を確認するためであり、当該潰瘍等
の実寸法を測定してデータをとることとしてい
る。
上記した測定を行なうため、従来は、第1図に
示すような測定具を用いていた。すなわち、1は
螺線等の可撓管、2は操作ワイヤを示し、該操作
ワイヤ2の後端を摺動自在な操作具3に連結する
と共に、その先端に直線状の目盛部材4を取り付
け、前記操作具3によつて操作ワイヤ2を移動さ
せて目盛部材4を筒体5から突出させた時、該目
盛部材4が筒体5に対して曲折するようにしてい
る。そして、このような測定具を内視鏡の鉗子導
入管等に挿入して内視鏡の先部に導き、上記目盛
部材4を潰瘍等の対象に押し当てておき、これを
内視鏡の観察用光学系によつて観察し、対象の径
等を測定していた。
しかし、上記した従来技術によれば、目盛部材
が1方向だけに延びるために内視鏡を回わしたと
き等に視野から外れる場合が多く、測定がしにく
いと云う欠点があつた。
本考案は、上記した諸欠点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、内視鏡の視野の
中心で正確な測定を行なうことができ、また、対
象の形状に対応して測定を行なうことのできる内
視鏡用測定具を得ることにある。
上記した諸目的を達成するため、本考案に係る
内視鏡用測定具は、可撓管に挿通させた操作ワイ
ヤの先端に、自らの弾性力によつて双方向に展開
すると共に、所定間隔の目盛を有する目盛部材を
配設したことを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第2図は、本考案に係る内視鏡用測定具の一実
施例を示す斜視説明図であり、6は可撓管、7は
操作ワイヤ、8は摺動体、9は保持部、10は操
作具、11は筒体、12は目盛部材を示す。
可撓管6は、例えば鋼線を一定の外径に巻いた
螺線体から成り、その内部に操作ワイヤ7を挿通
させている。該可撓管6の後端には、合成樹脂等
を成形した摺動体8を連結しており、また、該摺
動体8の外部には操作ワイヤ7の一端を係合させ
た操作具10を摺動自在に係着させている。
一方、可撓管6の先端には、中空の筒体11を
取り付けており、また、操作ワイヤ7の先端に
は、目盛部材12を取り付けている。
該目盛部材12は、例えば板状のステンレス等
から成り、操作ワイヤ7によつて筒体11から押
し出された時には自らの弾性力によつて図示の如
く双方向に展開する。該目盛部材12は、大略く
の字状の2枚の薄板であり、該薄板に所定間隔の
目盛を付している。該目盛として、青地に白の線
を引き、胃等の内部の色である赤色に対比させる
こととするとよい。なお、該目盛部材12を板状
にした理由は、捩れ等の影響を避けるためであ
る。
次に、上記構成の作用を第3図と共に説明する
と、本考案に係る内視鏡用測定具は、体腔内部に
挿入した内視鏡の鉗子導入管13等を介して先部
14に導かれる。そして、内視鏡の観察用光学系
15によつて潰瘍等の対象16を視野にとらえて
おき、筒体11等を鉗子導入管13から突出させ
て後方の操作具10を手動操作する。該操作具1
0によつて操作ワイヤ7を移動させ、目盛部材1
2を筒体11から押し出すと、該目盛部材12
は、自己の弾性力によつて双方向に展開する。
そして、該目盛部材12を対象16に押し当
て、観察用光学系15を覗くことによつて該対象
16の実寸測定を行なうことができる。該目盛部
材12は、薄板であるから、対象16に押し当て
た時に、該対象16の形状にこまやかに対応する
ことができる。また、該目盛部材12は、可撓管
6の軸方向を中心にしてほぼ均等に展開するの
で、内視鏡の視野のほぼ中央に位置することが容
易である。
上記した本考案に係る内視鏡用測定具によれ
ば、可撓管に挿通させた操作ワイヤの先端に、自
らの弾性力によつて双方向に展開すると共に、所
定間隔の目盛を有する目盛部材を配設したことに
より、該目盛部材を前記可撓管の軸方向を中心に
してほぼ均等に展開させることができるため、内
視鏡の視野の中心で正確に、かつ、対象の形状に
柔軟に対応して測定を行なうことができるという
有意義な効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術の概略説明図、第2図は、
本考案に係る内視鏡用測定具の一実施例を示す斜
視説明図、第3図は、使用状態を示す概略説明図
である。 6……可撓管、7……操作ワイヤ、10……操
作具、11……筒体、12……目盛部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内視鏡の鉗子導入管に挿通させる操作ワイヤの
    先端に、自らの弾性力によつて双方向に展開する
    と共に所定間隔の目盛を有する薄板状の目盛部材
    を取付け、上記操作ワイヤを摺動させて目盛部材
    を鉗子導入管先端から押し出したときに目盛部材
    が展開して測定可能状態となることを特徴とする
    内視鏡用測定具。
JP9290280U 1980-07-03 1980-07-03 Expired JPH027521Y2 (ja)

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JP9290280U JPH027521Y2 (ja) 1980-07-03 1980-07-03

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JPS5717601U JPS5717601U (ja) 1982-01-29
JPH027521Y2 true JPH027521Y2 (ja) 1990-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0698113B2 (ja) * 1987-03-10 1994-12-07 株式会社東芝 内視鏡精検用メジヤ−
JP4531370B2 (ja) * 2003-10-03 2010-08-25 Hoya株式会社 内視鏡用測長具

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JPS5717601U (ja) 1982-01-29

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