JPS6120488Y2 - - Google Patents

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JPS6120488Y2
JPS6120488Y2 JP10120381U JP10120381U JPS6120488Y2 JP S6120488 Y2 JPS6120488 Y2 JP S6120488Y2 JP 10120381 U JP10120381 U JP 10120381U JP 10120381 U JP10120381 U JP 10120381U JP S6120488 Y2 JPS6120488 Y2 JP S6120488Y2
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tip
endoscope
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distance
measuring
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JP10120381U
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JPS588109U (ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、内視鏡の先部から対象までの間の距
離を精度良く測定することのできる内視鏡におけ
る距離測定システムに関する。
内視鏡技術にあつては、屈曲自在な光学繊維か
ら成る観察用光学系を利用して、ポリープや漬瘍
等の患部の観察が撮影を行なうと共に、各種の治
療、例えばレーザガイドを介して導いたレーザ光
を前記患部に照射してこれを焼灼する治療が、前
記観察用光学系による観察下で行なわれる。
このような場合、内視鏡と患部との間の距離、
より正確に言うと、レーザガイドが挿入された内
視鏡の先端硬性部から患部までの間の距離を正確
に知ることができると、この距離に応じてレーザ
光源の出力を調整して適切な焼灼治療を行なうこ
とができる。また、レーザ光による焼灼治療に限
らず、前記患部の大きさを知つてその経時観察を
行なうことができる等の利点が生じる。
従来においては、第1図に示すように、内視鏡
の鉗子案内管等の導入管1に、あらかじめ該導入
管1の全長と等しくした基準目盛及びそれに続く
距離算出用の目盛2を付した湾曲自在な測定子3
を挿入していた。そして、イメージガイド4を介
する観察下において、前記導入管1の後端5から
繰り込まれた長さが、その前端6から繰り出され
た長さであるものとして、前記測定子3を導入管
1中に繰り込み、その繰り込み量が患部7と内視
鏡の先端との間の距離であるものとしていた。
しかし、上記した従来技術によれば、内視鏡が
体腔中で様々に屈曲して、測定子の基準目盛にお
ける導入管長と、実際の導入管長とが厳密には対
応せず、従つて、患部と内視鏡の先端との間の真
の距離が測定子の繰り出し長さと対応しなくなつ
ているにもかかわらず、このズレを知ることがで
きない。すなわち、測定子が実際に患部に向けて
内視鏡の先端から繰り出され始める基準位置が、
測定子に付されている基準目盛と食い違つてしま
うので、その後に繰り込まれる長さと、患部まで
の間の距離が一致しなくなるのである。
そして、距離測定が正確に行なわれないと、例
えばレーザ光源の出力調整を厳密に行なうことが
できず、とりわけ過剰な焼灼によつて、患者に危
害が及ぶおそれがある。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされたもの
であり、内視鏡の先端硬性部から患部までの間の
距離を精度良く測定することのできる距離測定シ
ステムを得ることを目的とし、このため、測定子
自体に、導入管の前端から繰り出された時及び患
部に当接した時にそれぞれ信号を発生させる手段
を設け、測定子に付された目盛のカウントを開始
及び終了する時期を明確にして、距離測定を内視
鏡の湾曲状態に無関係に正確に行なうことができ
るようにしたことを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第2図から第5図までは、本考案に係る距離測
定システムの一実施例を示し、8は内視鏡に設け
られた導入管で、この導入管8は、専用のもの又
は鉗子案内管を利用する。この導入管8の後端
は、柄部9の導入口10において開口しており、
この柄部9から屈曲自在な導中部11を経て先端
硬性部12において開口している。
この導入管8中には、湾曲自在な管体である測
定子13が挿通されるようになつている。該測定
子13の外周には、目盛又は目盛となり得る一定
径の螺線14が設けられている。本実施例では、
螺線14を測定子13のほぼ全長にわたつて設け
たものを示したが、目盛をふる場合には、測定に
必要とされる後方部分のみに目盛をふることとし
てもよい。
螺旋14の内部には、湾曲自在な管体である給
気管15が設けられており、後述する空気圧源1
6から空気を導くようになつている。これらの螺
線14と給気管15とは、内視鏡の湾曲に呼応し
て柔軟に湾曲する。
測定子13の先端には、前記給気管15と連通
したシリンダ17が取り付けられており、該シリ
ンダ17は、その内部にピストン18を摺動させ
ると共に、その壁面に複数の通孔19を有してい
る。この通孔19の位置は、ピストン18がスプ
リング20によつてシリンダ17の内部前方に押
進された時に内部の空気が抜け出ることのできる
ところに設定されており、かつ、後述する距離測
定の基準になるものであるから、シリンダ17の
半径方向に整列配置されている。
ピストン18は、その後端がスプリング20に
よつて付勢されてシリンダ17の内部前方に押進
されるようになつている。そして、シリンダ17
の外部に突出した先端の突起部21が第5図に示
すように対象22に当接した時には、スプリング
20の付勢力が微小であるので、シリンダ17の
内部後方に後退され、前記通孔19をその壁面で
閉止してシリンダ17から空気が抜け出ないよう
にする。
16は空気圧源で、この空気圧源16から測定
子13の給気管15に空気が送給されるようにな
つており、この時の空気圧が圧力計23によつて
測定される。
導入管8の導入口10には、この導入口10か
ら繰り入れられる螺線14の巻線Nを後述する時
間間隔に限つてカウントするカウンタ24が設け
られている。このカウンタ24は、発光素子及び
受光素子の組み合わせになる光学式カウンタ又は
螺線14に接触してその巻数Nをカウントする機
械式のものから成り、一定径Dである螺線14の
巻数Nをカウントし、この計数値が演算回路25
に送られる。なお、螺線14の代わりに距離目盛
を付した場合には、これを光学的に読み取ること
ができる。
そして、演算回路25において、後述するよう
に圧力計23から指令される一定の間隔の間だけ
D×Nの演算を行ない、これにより、測定子13
の繰り出し長さ、すなわち内視鏡の先端から対象
22までの間の距離を算定し、この結果を表示部
26にデジタル表示する。
なお、27は照明光を導くライトガイド、28
は光源を示し、また、29は観察用光学系を構成
するイメージガイドを示す。更に、内視鏡にはア
ングル機能のほか、焼灼用のレーザ光源及び該レ
ーザ光源から発生したYAG等のレーザ光を導く
レーザガイドが設けられるが、これらは従来のも
のと同様であるので、図示を省略した。
次に、上記実施例の作用を第6図を参照して説
明する。
内視鏡を体腔内に挿入し、観察用光学系を介し
て体腔内の患部等の対象22を観察しながら、例
えばレーザ光による焼灼治療を行なうのである
が、測定子13が導入管8に挿通される前にあつ
ては、第3図に示すように、ピストン18がスプ
リング20によつてシリンダ17の内部前方に押
進されており、これにより、通孔19が開口して
いる。従つて、空気圧源16から給気管15を介
して送給された空気は、この通孔19から外部に
自在に流出することができる。このため、この時
圧力計23によつて検出される圧力P0は、空気圧
源16の供給圧力に等しい。
次に、測定子13のシリンダ17が導入管8に
挿入されると(この時をL0とする。)、ピストン
18の位置には何等変化が生じないものの、導入
管8の内壁にシリンダ17の外周がほぼ密着す
る。このため、シリンダ17の通孔19を介する
空気の流れが堰き止められる。そして、このL0
において、圧力計23によつて検出される圧力
は、P0からP1に上昇する。
シリンダ17が導入管8中を通つて先端硬性部
12に到るまでは、前記した圧力P1は変化せず、
第6図に示したように圧力P1の平坦状態が連続す
る。しかし、シリンダ17が導入管8の先端、従
つて内視鏡の先端硬性部12から繰り出されると
(この時をL1とする。)、通孔19が従前のように
導入管8の内壁によつて遮ぎられることがなくな
り、圧力計23によつて検出される圧力は、再び
当初と同じ圧力P0に低下する。このL1における
圧力変化(P1→P0)は急激であり、この圧力変化
を生じるL1から、カウント24及び演算回路2
5が前記した一定径Dの螺線14の通過巻数Nを
もとにD×Nの算出を開始する。
測定子13を更に対象22に向けて繰り出して
いる間、上記したD×Nのカウントが継続される
が、この場合注意すべきことは、内視鏡が体腔内
でいかに湾曲していても、測定子13の先端が実
際に内視鏡の先端から繰り出されて始めてD×N
の算出が開始されることであり、従つて、内視鏡
の湾曲状態、すなわち導入管8の状態変化は、何
等距離測定に影響しない。
次に、測定子13が繰り出されて、ピストン1
8の突起部21が第5図に示すように対象22に
当接すると、ピストン18がスプリング20の力
に抗して後退され、これによつてピストン18の
外周がシリンダ17の通孔19を閉止する。この
ため、給気管15からシリンダ17に送り込まれ
る空気は、逃げ場がなくなり、この時(T2)圧力
計23によつて圧力P2が検出される。そして、こ
の圧力変化(P1→P2)を圧力計23からの信号に
よつて受けたカウント24及び演算回路25は、
前記したD×Nの算出を終了する。そして、表示
部26には、間隔(L1→L2)におけるD×Nの計
算結果がデジタル表示される。この後、術者は、
表示部26にデジタル表示されたD×Nの計算結
果、すなわち内視鏡の先端から対象22までの距
離をもとにレーザ光源の出力を調整して、対象2
2の焼灼治療を行なう。
本実施例にあつては、以上述べたたように、カ
ウンタ24及び演算回路25によるD×Nの算定
を、所定の間隔(L1→L2)、すなわち測定子13
の先端のシリンダ17が導入管8から出た時L1
と、測定子13の先端の突起部21が対象22に
当接した時L2との間に限つて行なうようにして
いる。そして、この間隔(L1→L2)を設定するた
めの信号発生手段として、空気圧源16、圧力計
23、給気管15、シリンダ17及びピストン1
8を設けている。
このことにより、内視鏡の湾曲状態の如何によ
らず、内視鏡の先端から対象22に向けて実際に
繰り出された測定子13の長さが精度良く算出さ
れる。そして、繰り出された測定子13は、たと
え導入管8中で複雑に湾曲していても一直線であ
るので、前記長さが対象22までの距離であると
することができる。
なお、本実施例にあつては、空気圧式の信号発
生手段を示したが、本考案はこれに限るものでは
ない。
以上述べたように、本考案に係る距離測定シス
テムによれば、測定子に、その一端が導入管の先
端から繰り出された時に信号を発生する手段と、
前記一端が対象に当接した時に信号を発生する手
段とを設け、これらの信号によつて規定される間
隔に限つて測定子が繰り出される長さを算出する
ようにしたことにより、内視鏡から対象までの間
の距離を、内視鏡の湾曲状態の如何にかかわらず
精度良く行なうことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術を示す概略一部断面説明
図、第2図から第5図までは、本考案に係る距離
測定システムの一実施例を示し、このうち第2図
は、システムの概略一部断面説明図、第3図は、
測定子の説明図、第4図は、測定子が導入管の先
端から繰り出された状態の拡大断面図、第5図
は、測定子が対象に当接した状態の拡大断面図、
第6図は、距離Lと圧力Pとの関係を示すグラフ
である。 8……導入管、10……導入口、12……先端
硬性部、13……測定子、14……螺線、15…
…給気管、16……空気圧源、17……シリン
ダ、18……ピストン、19……通孔、20……
スプリング、21……突起部、22……対象、2
3……圧力計、24……カウンタ、25……演算
回路、26……表示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目盛又は目盛となりうる螺線を有する測定子を
    内視鏡の導入管に挿通させ、この測定子を前記導
    入管の先端から対象に向けて繰り出し、この繰り
    出された長さに相当する目盛をカウントすること
    により、対象と内視鏡との間の距離を測定するシ
    ステムにおいて、前記測定子に、その一端が前記
    導入管の先端から繰り出された時に信号を発生す
    る手段と、前記一端が対象に当接した時に信号を
    発生する手段とを設け、これらの信号によつて規
    定される距離の間、前記カウントを行なうように
    したことを特徴とする内視鏡における距離測定シ
    ステム。
JP10120381U 1981-07-09 1981-07-09 内視鏡における距離測定システム Granted JPS588109U (ja)

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JP10120381U JPS588109U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 内視鏡における距離測定システム

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JP10120381U JPS588109U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 内視鏡における距離測定システム

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JPS588109U JPS588109U (ja) 1983-01-19
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JP10120381U Granted JPS588109U (ja) 1981-07-09 1981-07-09 内視鏡における距離測定システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09294708A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Fuji Photo Film Co Ltd 距離測定可能な内視鏡

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JP4787031B2 (ja) * 2006-02-06 2011-10-05 Hoya株式会社 拡大観察用内視鏡装置

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JPH09294708A (ja) * 1996-04-30 1997-11-18 Fuji Photo Film Co Ltd 距離測定可能な内視鏡

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JPS588109U (ja) 1983-01-19

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