JPH0274954A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JPH0274954A
JPH0274954A JP63226539A JP22653988A JPH0274954A JP H0274954 A JPH0274954 A JP H0274954A JP 63226539 A JP63226539 A JP 63226539A JP 22653988 A JP22653988 A JP 22653988A JP H0274954 A JPH0274954 A JP H0274954A
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JP
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toner
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image
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humidity
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JP63226539A
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Kiyoko Maeda
前田 清子
Kazuyoshi Ogiwara
荻原 和義
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G9/00Developers
    • G03G9/08Developers with toner particles
    • G03G9/097Plasticisers; Charge controlling agents
    • G03G9/09733Organic compounds
    • G03G9/09775Organic compounds containing atoms other than carbon, hydrogen or oxygen

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電記録及び静電印刷等における
静電荷像を現像するための新規なトナーに関する。
[従来の技術] 従来、電子写真法としては米国特許第2,297゜69
1号、特公昭42−23910号公報、及び特公昭43
−24748号公報などに、種々の方法が記載されてい
るが、それらは要するに、光導電性絶縁体層上に−様な
静電荷を与え、該絶縁体層に光像を照射することによっ
て静電潜像を形成し、次いで該潜像を当該技術でトナー
と呼ばれる微粉末によって現像可視化し、必要に応じて
紙などに粉像を転写した後、加熱、加圧、或いは溶剤蒸
気などによって定着を行なうものである。
これらの電子写真−法等に適用される現像方法としては
、大別して乾式現像法と湿式現像法とがある。前者は、
更に二成分系現像剤を用いる方法と、−成分系現像剤を
用いる方法として二分される。二成分系現像方法に属す
るものには、トナーを搬送するキャリヤーの種類により
、鉄粉キャリヤーを用いるマグネットブラシ法、ビーズ
・キャリヤーを用いるカスケード法、ファーを用いるフ
ァーブラシ法等がある。
又、−成分系現像方法に属するものには、トナー粒子を
噴霧状態にして用いるパウダークラウド法、トナー粒子
を直接的に静電潜像面に接触させて現像する接触現像法
(コンタクト現像、又はトナー現像ともいう)、トナー
粒子を静電潜像面に直接接触させず、トナー粒子を荷電
して静電潜像の有する電界により該潜像面に向けて飛行
させるジャンピング現像法、磁性の導電性トナーを静電
潜像面に接触させて現像するマグネドライ法等がある。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている。例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものを1〜30JL程度に微粉
砕した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナー
としてはマグネタイトなどの磁性体粒子を含有せしめた
ものが用いられている。いわゆる二成分現像剤を用いる
方式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉など
のキャリヤー粒子と混合されて用いられる。
又、トナーは、現像される静電潜像の極性に応じて正ま
たは負の電荷が保有せしめられる。
トナーに電荷を保有せしめるためには、トナーの成分で
ある樹脂の摩擦帯電性を利用することも出来るが、この
方法ではトナーの帯電性が小さいので、現像によって得
られる画像はカブリ易く、不鮮明なものとなる。そこで
、所望の摩擦帯電性をトナーに付与するために、帯電性
を付与する染料、顔料、更には電荷制御剤を添加するこ
とが行われている。
今日、当該技術分野で知られている電荷制御剤としては
、ニグロシン染料、アジン系染料(特公昭42−182
7号公報)、モノアゾ染料の金属錯塩。
サリチル酸、ナフトエ酸、グイカルボン酸の金属錯塩、
銅フタロシアニン顔料などがある。これらの電荷制御剤
は、染顔料から派生したものが多く、−船釣に構造が複
雑で、その多くが、強い着色性をもっている。従って、
これらの電荷制御剤をカラートナーに用いるとトナーの
色の鮮明さを損うことになる。
また、最近、無色ないしは淡色の電荷制御剤として提案
されたものには、トリブチルベンジルアンモニウムヒド
ロキシナフチルスルホン酸などの第4級アンモニウム塩
、ジブチルスズオキサイドなどの有機錫オキサイド、あ
るいは、アミン基を含有するビニル系ポリマー、アミン
基を含有する縮合系ポリマーなどのポリアミンなどがあ
る。しかし、これらの電荷制御剤は、親水性のものが多
く、特に、高湿条件下で、摩擦帯電量が低下する。また
、高湿条件下で摩擦帯電量が低下しないものは、低湿下
で、摩擦帯電量が異常に増加する。このような摩擦帯電
量が湿度により著しく変動する電荷制御剤を含有したト
ナーを用いると、温湿度により画質が変化してしまい、
常に良好な品質の画像を提供することが極めて困難にな
る。
従って、摩擦帯電量の湿度依存性の少ない無色の電荷制
御剤の開発が、当該技術分野で強く要請されている。
[発明が解決しようとする課M] 本発明の目的は、かかる問題点を解決したトナーの電荷
制御の新しい技術を提供することにある。
本発明の目的は、トナー粒子間またはトナーとキャリア
間、−成分現像の場合のトナーとスリーブの如きトナー
相持体との間等の摩擦帯電量が安定で温度、湿度の変化
に影響を受けない安定した画像を再現し得る現像剤の提
供にある。
さらに本発明の目的は、鮮やかな有彩色現像剤の提供に
ある。
すでに電荷制御剤として出願されている類似化合物とし
ては、特公昭57−42880号公報に開示されている
アントラキノン誘導体 [但し、式中R1は低級アルキル基、R2は低級アルキ
ル基、末端ヒドロキシ基を有する低級アルキル基、末端
ヒドロキシ基を有する脂肪族エーテル、フェニル基、低
級アルキル置換フェニル基の何れかを表わす、] や特開昭59−100455号公報に公開示されている
グアナミン誘導体 看 [X+〜x5はアリル、アルキル、アルケニル等の炭化
水素基或いは水素を示す、] などがあげられる。
ところが、特公昭57−42860号公報のアントラキ
ノン系の電荷制御剤は、酸素原子の影響により、負荷電
性供与体であるため、本出願の電荷制御剤とは異なる。
また、本出願の電荷制御剤と特開昭59−100455
号公報のトリアジン誘導体と比べると本出願の電荷制御
剤の方が正荷電付与性が大きいという結果を得た。その
原因の詳細は不明であるが、トリアジン環よりもベンゼ
ン環との方が、置換体として存在しているアミ7基の荷
電付与性を増加するためと思われる。また樹脂に対する
分散性が良いためにトナー粒子間帯電量のバラツキが少
ないという結果も得た。
[課題を解決するための手段] 本発明の特徴とするところは、少なくとも下記一般式[
I]  、  [II]  、  [ml  、  [
IV]及び[V]で示される無色もしくは淡色のナフチ
レンジアミン化合物を1種もしくはそれ以上含有せしめ
た正摩擦帯電性静電荷像現像用トナーにある。
上記ナフチレンジアミン化合物の正摩擦帯電機構の詳細
は不明であるが、ナフチル基を介しての対称的なアミン
基の配置が正摩擦帯電性に重要なWA&をしていると考
えられる。従って、本発明においてJマ、無色もしくは
淡色の上記ナフチレンジアミン化合物を構成単位の一部
として有する化合物も含まれる。
[11〜[V1式中のR1には、フェニル基、すフチル
基、ピロリル基、ピリジル基、キノリル基、フリル基、
チエニル基などを基本骨格とするアリール基が例示でき
る。またさらに荷電制御性を向上させるために置換基を
有していても良い。
R2には、置換基を有しても良いアルキル基を例示し得
る。製造上の容易さを考慮すれば01〜C20が好まし
く、01〜C8がより好ましい、また、1171 、1
172は結合して、環構造を形成していても良い、R3
゜1174、 R5,R6,R1,R8は、アルキル基
、アリール基、アラルキル基、アミノ基、アルコキシ基
、アシロキシ基、アシルアミド基を基本骨格とする誘導
体を示す。また、隣接する基により環構造を形成しても
良い。
本発明のナフチレンジアミン化合物は、熱的に安定で温
度依存性の少ない正摩擦帯電性を有する。従って本発明
のナフチレンジアミン化合物は現像剤に含有されると、
電子写真特性の安定した現像剤を与える良質な電荷制御
剤であることを知見し1本発明に到達したものである。
[I]〜[V]式で示されるナフチレンジアミン化合物
を含有した静電荷像現像用トナーは、鮮明な画像を提供
し得るが、その最も特徴とするところは、温湿度の影響
を極めて受けにくいことである。
本発明のナフチレンジアミン化合物の具体例を以下に示
す。
(以下余白) H3 丑記ナフチレンジアミン化合物[I]〜[V]は公知の
方法により製造できる。上記ナフチレンジアミン化合物
の合成の概略を下に示す。
ナフチレンジアミンにアルキルアルコールを作用させて
、N、N’−ジアルキルナフチレンジアミン化合物を得
、次いでN、N’−ジアルキルナフチレンジアミン化合
物にアリールハライドを作用させることによって合成さ
れる。
例えば、ナフチレンジアミン化合物である化合物(1)
は、水酸化カリウム水溶液を溶媒とし、重版の1.5−
ナフチレンジアミン(東京化成工業社製)とエタノール
を作用させ、N、N’−ジエチル−1,5−ナフチレン
ジアミンを得る。さらにこれをニトロベンゼンを溶媒と
し、銅粉、炭酸カリウム共存下、ヨウ化ベンゼンを作用
することにより、N−N’−ジエチル−N、N’−ジフ
ェニル−1,5−ナフチレンジアミン(1)を得る。
上記ナフチレンジアミン化合物を現像剤に含有させる方
法としては、現像剤内部に添加する方法と外添する方法
とがある。内添する場合、これら化合物の使用量は、結
着樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の有無、
分散方法を含めたドアー製造方法によって決定されるも
ので、一義的に限定されるものでは無いが、好ましくは
結着樹脂100重量部に対して0.1〜20重量部(よ
り好ましくは0.5〜10重量部)の範囲で用いられる
また、外添する場合は、樹脂100重量部に対し、0.
01−10重量部が好ましい。
また、従来公知の電荷制御剤を本発明の電荷制御剤と悪
影響を与えない程度に組み合わせて使用することもでき
る。
本発明に使用される着色材としては、カーボンブラック
、ランプブラック、鉄黒、群青、ニグロシン染料、アニ
リンブルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニング
リーン、ハンサイエローG、ローダミン8G、  レー
キ、カルコオイルブルー、クロムイエロー、キナクリド
ン、ベンジジンイエロー、ローズベンガル、トリアリー
ルメタン系染料、モノアゾ系、ジスアゾ系染顔料等、従
来公知の染顔料をも単独あるいは混合して使用し得る。
本発明に使用される結着樹脂としては、ポリスチレン、
ポリ−p−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどの
スチレン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−ク
ロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体
、スチレン−ビニルトルエン共fE合体、スチレン−ビ
ニルナフタレン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル
共重合体。
スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アク
リル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル
共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、ス
チレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロルメタク
リル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共
重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、ス
チレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビ
ニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン共重
合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アク
リロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン
酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体な
どのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリレート、
ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸
ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル
、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニ
ルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジ
ン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族
炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、
パラフィンワックスなどがあげられ、単独或いは混合し
て使用できる。
特に圧力定着用に好適な結着樹脂として限定してあげる
と下記のものが単独或いは混合して使用できる。
ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分字量ポリ
プロピレン、酸化ポリエチレン、ポリ−4−弗化エチレ
ンなど)、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン
−ブタジェン共重合体(モノマー比5〜30:95〜7
0)、オレフィン共重合体(エチレン−・アクリル酸共
重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチ
レン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸
エステル共重合体、エチレン−塩化ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂)、ポ
リビニルピロリドン、メチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体、マレイン酸変性フェノール樹脂、フェ
ノール変性テルペン樹脂。
さらに本発明のトナーは、二成分系現像剤として用いる
場合にはキャリヤー粉と混合して用いられる0本発明に
使用しうるキャリヤーとしては、公知のものが使用可能
であり、例えば鉄粉、フェライト粉、ニツケノ1゛粉の
如き磁性を有する粉体、ガラスピーズ等及びこれらの表
面を樹脂等で処理したものなどがあげられる。
さらに本発明のトナーは更に磁性材料を含有させ磁性ト
ナーとしても使用しうる0本発明の磁性トナー中に含ま
れる磁性材料としては、マグネタイト、マグネタイト、
フェライト等の酸化鉄、鉄、コバルト、ニッケルのよう
な金属或いはこれらの金属とのアルミニウム、コバルト
、銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、アンチモン、ベ
リリウム、ビスマス、カドミウム、カルシウム、マンガ
ン、セレン、チタン、タングステン、バナジウムのよう
な金属との合金およびその混合物等が挙げられる。これ
らの強磁性体は平均粒径が0.1〜2p、程度、好まし
くは0.1−1.0 gのものが望ましく、トナー中に
含有させる量としては樹脂成分100重量部に対し約2
0〜200重量部、特に好ましくは樹脂成分100重量
部に対し40−150重量部である。
本発明のトナーは、必要に応じて添加剤を混合してもよ
い、添加剤としては1例えばテフロン、ステアリン酸亜
鉛の如き滑剤;酸化セリウム、炭化ケイ素等の研磨剤;
例えばコロイダルシリカ、酸化アルミニウムの如き流動
性付与剤;ケーキング防止剤;例えばカーボンブラック
、酸化スズの如き導電性付与剤;低分子量ポリスチレン
などの定着助剤等がある。特に、アミノ変性シリコンオ
イル等で処理された正荷電性の疎水性シリカがトナーに
外添されることが好ましい。
本発明に係る静電荷像現像用トナーを作製するには前記
の本発明に係る電荷制御剤をビニール系、非ビニール系
熱可塑性樹脂及び着色剤としての顔料又は染料、必要に
応じて磁性材料、添加剤等をボールミルその他の混合機
により充分混合してから加熱ロール、ニーグー、エクス
トルーダー等の熱混練機を用いて、溶融、捏和及び練肉
して樹脂類を互いに相溶せしめた中に顔料又は染料を分
散又は溶解せしめ、冷却固化後粉砕及び分級して平均粒
径5〜20%のトナーを得ることが出来る。あるいは結
着樹脂溶液中に材料を分散した後、噴霧乾燥する巳とに
より得る方法、あるいは、結着樹脂を構成すべき単量体
に所定材料を混合して乳化懸濁液とした後に重合させて
トナーを得る重合法トナー製造法あるいはコア材とシェ
ル材からなるいわゆるマイクロカプセルトナーのコア部
および/又はシェル部に含有させる方法等の方法が応用
出来る。
これらの方法により作製されたトナーは、従来公知の手
段で、電子写真、静電記録及び静電印刷等における静電
荷像を顕像化するための現像用には全て使用できるもの
である。
C実施例〕 以下1本発明を実施例により具体的に説明するが、これ
は本発明をなんら限定するものではない、なお、以下の
配合における部数はすべて重量部である。
実施例1 上記材料をブレングーでよく混合した後、150℃に加
熱した2本ロールで混練した。混線物を自然放冷後、カ
ッターミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉
砕機を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級し
て;粒径5〜20IJ、の微粉体を得た。
平均粒径65にのフッ素アクリルコートフェライトキャ
リア100部に対し、該微粉末5部の割合で混合して現
像剤を作製した。
次いでOPC感光体上に従来公知の電子写真法により、
負の静電荷像を形成し、これを上記の現像剤を用い磁気
ブラシ法で粉体現像してトナー画像を作り、普通紙に転
写し加熱定着させた。得られた転写画像は、鮮やかな青
色を呈し、画像濃度が1.2Elと高く、良好な画像が
得られた。上記現像剤を用いて連続して転写画像を作成
し、耐久性を調べたところ、初期の画像と比較してそん
色のない良好な画像が得られた。
また、環境条件を55℃、85%にしたところ、画像濃
度は1.23と常温常湿とほとんど変化のない良好な画
像が得られた。
次に、■5℃、10%の低温低湿度において転写画像を
得たところ画像濃度は1.22と高く、良好な画像であ
った・ 比較例1 化合物(1)3部の代りに、ベンジルグアナミン3部を
用いる他は、実施例1と同様にして現像剤を得、現像、
転写、定着を行ない同様に画像を得た。常温常湿ではカ
ブリは少ないが、画像濃度が1.08と低く線画も飛び
散り、ベタ画像はガサツキが目立った。耐久性について
検討したところ、しだいに画像濃度が低下した。
35℃、85%の条件下で画像を得たところ、画像濃度
は0.98と低く、ガサツキが増大した。
実施例2 化合物(1)3部の代りに、化合物(05部を用い、フ
タロシアニンブルー顔料の代わりにベンジジンイエロー
顔料5部を用いる他は、実施例1と同様にして現像剤を
作製し、画像を得た。
画像濃度1.20で、実施例1と同様に良好な結果が得
られた。
実施例3 化合物(1)2部の代りに、化合物(8) 15部を用
い、フタロシアニンブルー顔料の代りに、2,9−ジメ
チルキナグリーン顔料5部を用いる他は、実施例1と同
様にして現像剤を作製し、画像を得た。
画像濃度1.18で実施例1と同様に良好な結果が得ら
れた。
実施例4 上記材料をブレングーでよく混合した後、150℃に加
熱した2本ロールで混練した。混練物を自然放冷後、カ
ッターミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉
砕機を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級し
て、粒径5〜20ILの微粉体を得た。
次いで、該微粉末100部に7ミノ基変性シリコンオイ
ル処理された疎水性コロイダルシリカ(日本アエロジル
社製)0.4部をサンプルミルで混合し、−成分磁性ト
ナーを作製した。
このトナーを市販の複写機(商品名NP−5540、キ
ャノン■製)に適用して画出ししたところ、画像濃度は
1.33であり、良好な画像が得られた。上記現像剤を
用いて連続して転写画像を作成し、耐久性を調べたとこ
ろ、a期の画像と比較してそん色のない良好な画像が得
られた。
また、環境条件を35℃、85%にしたところ、画像濃
度は1,25と常温常湿の結果とほとんど差のない良好
な画像が得られた。
次に、 15℃、10%の低温低湿度において転写画像
を得たところ、画像濃度は1.34と高く良好な画像で
あった。
比較例2 実施例4において化合物(2)4?Hの代わりに、トリ
エチルベンジルアンモニウムクロライド5部を用いる他
は実施例4と同様に現像剤を得、同様に画像を得た0画
像濃度は0.98と低く、ベタ黒画像はガサツキが目立
った。
また、35℃、85%の条件下で画像を得たところ画像
濃度は0.85と低くなり、ガサツキが増大した。
実施例5 上記材料をブレングーでよく混合した後、150℃に熱
した2本ロールで混練した。混練物を自然放冷後、カッ
ターミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕
機を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級して
、粒径5〜20μの微粉体を得た。
次いで該微粉末100部に粒径50〜80ルの磁性粒子
50部を混合して現像剤とした。
この現像剤を用い、第1図に示す現像方法により1画出
しを行なったところ、鮮やかな青色を呈する良好な画像
が得られた。この画像濃度は1.20であった。
ここで第1図に示す現像方法において、1は静電像保持
体、2はトナー担持体、3はホッパー、52はキャリア
ートナー混合物による磁気ブラシ、58はトナー厚規制
用ブレード、50は固定磁石、6は現像用バイアス、5
はトナーを示す、即ち、トナー相持体2上に形成された
磁気ブラシ52をトナー担持体2を回転させることで循
環させ、3のホッパー中のトナーをとり込んでz上に均
一に薄層コードさせる0次いでトナー担持体2と静電像
保持体lとをトナー層厚より大きな間隙で対向させ、z
上のトナー5を1上の静電荷像上へと飛翔現像させる。
トナー層の厚さは、52の磁気ブラシの大きさ、即ち磁
性粒子の量及び5日の規制ブレードで制御する。lと2
との間隙はトナー層厚より大きめにとり、6の現像バイ
アスを印加しても良い。
実施例6 上記材料をブレングーでよく混合した後、150℃に熱
した2本ロールで混練した。混練物を自然放冷後、カッ
ターミルで粗粉砕した後、ジェット気流を用いた微粉砕
機を用いて粉砕し、さらに風力分級機を用いて分級して
、粒径5〜20ルの微粉体を得た。
次いで該微粉末5gに対して、粒径50〜80ILの磁
性粒子50gを混合し、さらにその上に該微粉末を10
0g加え現像剤とした。
この現像剤を用い゛て、静電像保持体とスリーブとが最
接近する領域部における、トナーと磁性粒子との重量比
率をl対lOとし、スリーブ上での該磁性粒子の存在量
が約50膳g/c層2となるように磁性粒子を現像部ス
リーブ上に存在させ、スリーブに対し、周波数800H
z 、 ピーク対ピーク値が1.4KVで中心値が一3
00vの電圧を印加し、静電荷像の現像を行った0画像
濃度1.28の鮮やかな青色を呈する良好な画像が得ら
れた。
[発明の効果] 本発明によれば、トナー粒子間などの摩擦帯電量が均一
であり、且つ電荷量の制御が容易である。また、温度や
湿度の変化に対しても安定である。このため、高湿およ
び低湿下での転写時の飛び散りゃ転写ぬけなどの障害が
除去される。
さらに、電荷制御剤による色調障害が少ないので、カラ
ートナーに使用することにより、優れた色彩のカラー像
を形成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明トナーを用いて現像を行う方法を示す装
置図である。 l・・・静電像保持体  2・・・トナー担持体5・・
・トナー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも下記一般式で表わされるジアミン化合
    物1種を正電荷制御剤として含有することを特徴とする
    正荷電性静電荷像現像用トナー。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ]▲数式、化
    学式、表等があります▼[II] ▲数式、化学式、表等があります▼[III]▲数式、化
    学式、表等があります▼[IV] ▲数式、化学式、表等があります▼[V] ここでR^1は置換基を有しても良いアリール基を示す
    。R^2は置換基を有しても良いアルキル基を示す。ま
    た、R^1とR^2で環を形成しても良い。R^3、R
    ^4、R^5、R^6、R^7、R^8は、水素、置換
    基を有しても良いアルキル基、置換基を有しても良いア
    リール基、アミノ基、アラルキル基、アルコキシ基、ア
    シロキシ基、アシルアミド基を示し、同一であっても異
    なっていても良い。また、隣接する置換基同士で環を形
    成しても良い。
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