JPH0274818A - 厚鋼板の板幅計測方法および装置 - Google Patents

厚鋼板の板幅計測方法および装置

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JPH0274818A
JPH0274818A JP63225591A JP22559188A JPH0274818A JP H0274818 A JPH0274818 A JP H0274818A JP 63225591 A JP63225591 A JP 63225591A JP 22559188 A JP22559188 A JP 22559188A JP H0274818 A JPH0274818 A JP H0274818A
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久冨木 行治
Yutaka Kurashige
倉繁 裕
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臼杵 正好
Masato Aoki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、厚鋼板の圧延設備において、圧延制御の最適
化のために、圧延機出側で厚鋼板の板幅等を自動的に計
測する厚鋼板の板幅計測方法および装置に関する。
[従来の技術] 圧延設備においては、鋼板上の無駄な幅トリム代を減小
させたり、歩留りを向上させるために、圧延機入側及び
出側において、厚鋼板の平面形状を正確に検出できるこ
とが望ましい。即ち、圧延機出側における鋼板の形状が
把握できれば、その情報を圧延制御にフィードバックし
て、制御の最適化を行ないうる。
しかし、圧延機出側の鋼板形状を自動的に検出測定する
ためには、圧延処理終了直後の、搬送中の鋼板に対して
測定を行なう必要がある。ところが、圧延機出側におい
ては、圧延ロールの機械精度の不良や各種の操業条件の
変化に起因して、搬送中の鋼板に、その厚み方向や幅方
向に対して、ぶれを生じることが多い。この種のぶれは
、測定結果に大きな誤差をもたらすことになる。
そこで、従来より1例えばキャンバと称する鋼板の横曲
りを検出する場合には、鋼板の搬送方向の互いに異なる
位置に、3個程度の検出手段を配置して、それら全体の
検出手段の測定結果に基づいて、キャンバ量を測定して
いる。
また、例えば、特公昭63−28242号公報の技術に
おいては、搬送方向の最上流に配置した1組の板幅計と
、その下流に配置した複数組のエツジ距跪計とを用いて
キャンバ量を測定している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来の方法では、少なくとも3組の測定
手段を必要とするので装置が高価になってしまうし、キ
ャンバ量は測定できても鋼板全体の形状を識別すること
ができないので、その測定結果を、圧延における鋼板の
幅広がり量の最適化。
厚み方向形状の最適化、切断位置の最適化などに利用す
ることができなかった。
本発明は、圧延設備上において搬送途中の鋼板の平面形
状を自動的に識別しうる厚鋼板の板幅計測方法および装
置を提供することを目的とする。
[a題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の厚鋼板の板幅計測方
法においては、所定位置において前記厚鋼板の幅方向両
端部の位置情報を、実質上一定の周期で繰り返し検出す
るとともに、厚鋼板の先端を検出したタイミングと該厚
鋼板の搬送速度とに基づいて測定位置を識別し、各測定
位置で検出した前記位置情報の分布に基づいて、前記厚
鋼板の搬送方向の形状を識別する。
[作用コ 厚鋼板が連続的に搬送されるので、位置情報の検出は、
前記厚鋼板の搬送方向の様々な位置で繰り返し行なわれ
る。また、厚鋼板の先端を検出するタイミングと該厚鋼
板の搬送速度が分かれば。
それらに基づいて、測定を行なった各タイミングでの厚
鋼板上の位置、即ち、測定される各々の幅方向位置情報
に対応する搬送方向の位置を識別できる。従って、厚鋼
板の搬送方向の各々の位置における鋼板幅方向両端部位
置、つまり輪郭の軌跡を知ることができ、それによって
厚鋼板の平面形状を把握することができる。
また、本発明の厚鋼板の板幅計測装置においては、厚鋼
板を搬送する搬送ロール機構;厚鋼板をその上下両面か
ら挟んでその形状を矯正する矯正機構;前記矯正機構の
下流側の所定位置に配置され、前記厚鋼板の幅方向両端
部の位置情報を検出する、板幅検出手段:前記厚鋼板の
移動速度に応じた信号を出力する移動速度検出手段;及
び前記板幅検出手段が前記厚鋼板の先端を検出したタイ
ミングに同期して、前記板幅検出手段の出力する位置情
報を、実質上一定の周期でサンプリングするとともに、
前記移動速度検出手段が出力する信号に基づいて、厚鋼
板上の測定位置を識別し、厚鋼板上の各測定位置でサン
プリングされた位置情報の分布に基づいて、前記厚鋼板
の搬送方向の形状を識別する形状識別手段;を設ける。
厚鋼板が搬送ロール機構によって連続的に搬送されるの
で、板幅検出手段は、前記厚鋼板の搬送方向の様々な位
置で、繰り返し位置情報の検出を行なう。また、板幅検
出手段が厚鋼板を検出しない状態からそれを検出する状
態に変わった時は、板幅検出手段が厚鋼板の先端に対向
しているものとみなしうる。従って、板幅検出手段が厚
鋼板の先端を検出するタイミングと該厚鋼板の搬送速度
とに基づいて、測定を行なった各タイミングでの厚鋼板
上の位置、即ち、測定される各々の幅方向位置情報に対
応する搬送方向の位置を識別できる。
従って、厚鋼板の搬送方向の各々の位置における鋼板幅
方向両端部位置、つまり輪郭の軌跡を知ることができ、
それによって厚鋼板の平面形状を把握することができる
板幅検出手段を矯正機構の下流に配置したのは、その位
置では搬送される厚鋼板のぶれがなくなるためである。
圧延ロールの出側等においては、ロール形状の機械的精
度の不良や各種の操業条件に起因して厚鋼板にぶれが生
じ易いが、矯正機構においては、厚鋼板をその上下から
多数のロールで挟むように支持するのでその出側におい
てはぶれが発生しない。このため、本発明においては、
単一の板幅検出手段で、高精度に鋼板の平面形状を測定
することができる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
[実施例] 第1図に、本発明を実施する一形式の鋼板の製造設備の
主要部の構成概略を示す。
第1図を参照すると、この設備の厚鋼板の搬送ライン1
5中には、秤量計1.加熱炉2.旋回テーブル42幅長
針5.粗圧延機6.仕上圧延機8゜矯正機(ホットレベ
ラ)9.板幅計10.冷却袋[11,クロップシャー1
2.サイドシャー13及びエンドシャー14が備わって
いる。
まず、各工程における処理を簡単に説明する。
鋼材(即ちスラブ)7は、まず秤量計1によって実重量
が測定された後、加熱炉2によって再加熱された後、搬
送ローラ3により搬送され次の工程に移る。そして、幅
長針5によって圧延前の鋼材7の幅と長さが測定される
幅長針5は、具体的な構造は図示しないが、鋼材7の幅
方向の両端部の位置を、搬送方向の全長に渡り搬送方向
の15cmおきに各位置同時に計測できるように多数の
検出装置を配列した構造になっており、鋼材7が静止し
ている状態で、それの幅と長さとを測定する。
幅と長さの測定が終了した鋼材7は、再び搬送ローラに
よって搬送され、次に粗圧延機6に送られて粗圧延され
る。粗圧延においては、数パスの通板を繰り返し行なう
ようになっており、また、粗圧延機6の入側に設けられ
た旋回テーブル4によって、鋼材7の向きを平面で90
度旋回させて、縦方向と横方向の両方の向きで圧延を行
なうようにしている。更に、詳細は後述するが、この粗
圧延においては、圧延後の鋼材の厚みをそれの位置に応
じて調整し、それの下流の仕上圧延後の鋼材平面形状が
矩形になるように制御している。
この粗圧延機6は、4重構造であり、鋼材を圧延する仕
事ロール6a、6b、それらを支持する控えロール6c
、6d、及びロール6a、6cの位置を調整するロール
圧下装置6eを備えている。
ロール圧下装置6e内には、ロードセル、位置検出器2
位置調整スクリュー及び駆動用の電動機が備わっている
。なお、控えロール6dの回転軸には、パルス発生器6
fが結合されており、ロール6dが所定量動く毎に1つ
のパルス(ff号を出力する。
粗圧延が終了した鋼材7は、続いて仕上圧延機8に送ら
れ仕上圧延される。仕上圧延機8の構成及びその動作は
、前述の粗圧延機6の場合と同様である。
仕上圧延が終了した鋼材7は矯正機9に送られ。
搬送方向以外に動かないように、上下に配置された多数
のロール9a、9bによって周囲から強く支持され、厚
み方向の反りなどが矯正される。なお、矯正機9の1つ
のローラの回転軸には、該ローラが所定量(鋼板移動量
の4.2 +w+aに対応)動く毎に1つのパルス信号
を出力するパルス発生器9cが結合されている。
矯正が終了すると、鋼材7は板幅計10及び冷却装置1
1を通って切断部に送られる。切断部では、まず鋼板先
端部の不要部分、即ちクロップをクロップシャー12に
よって切除し、次にサイドシャー13によって鋼材の幅
方向の不要部分を、即ちサイドクロップを切除し、続し
てエンドシャー14によって、鋼材を各々の製品に必要
とされる長さ毎に切断する。
次に板幅計10について具体的に説明する。なお、板幅
計10を矯正機9の直後に配置したのは。
圧延機の下流では鋼材7がその厚み方向及び幅方向に振
動して測定に大きな誤差を生じ易いが、矯正機9の出側
においては鋼材7の振動が生じないためである。
第2a図に、第1図の板幅計10の、鋼材7の搬送方向
の正面からみた状態を示し、第2b図に第2a図の断面
を示す。各図を参照すると、この板幅計lOは、鋼材7
の搬送路の上方に配置された検出部20と、該搬送路の
下方に配置された光源21及び22で構成されている。
光源21及び22は、各々、鋼材7の搬送方向と直交す
る軸に沿う方向の線状の光源を形成しており、光軸は上
方、つまり鋼材7の搬送路及び検出部20に向いている
検出部20には、2つの検出ユニット23及び24が備
わっている。これらは、鋼材7の幅方向に対して所定の
範囲で移動可能になっており、中央に配置された幅設定
機構25によってそれぞれ所定の位置に位置決めされる
。一方の検出ユニット23は鋼材7の幅方向の手前側の
一端(ワークサイド)の位置を検出し、他方の検出ユニ
ット24は鋼材7の幅方向の後方側の一端(ドライブサ
イド)の位置を検出するようになっている。検出ユニッ
ト23及び24の位置(間隔)を幅設定機構25によっ
て調整することによって、様々な寸法(幅が1〜4.5
m)の鋼材の幅測定に対応できる。
2つの検出ユニット23.24は互いに同一の構成にな
っているので、一方の検出ユニット23について説明す
ると、このユニットには、凹面形状の反射1It23b
、平面形状の反射鏡23c、結像レンズ23d及び−次
元CODイメージセンサ23eが備わっている。即ち、
光源21から出た光のうち、鋼材7によって遮光されな
かった光束は、反射鏡23bで反射し1反射ri23c
で再び反射し、結像レンズ23dを通ってイメージセン
サ23eに入射する。
イメージセンサ23eは、5000画素分の検出素子を
同一方向に沿って1列に配置した構造になっており、こ
れらの検出素子に1反射fi23bの幅方向の検出領域
(約30cmの幅)に対応する一次元の光像が縮小され
て投影される。つまり、イメージセンサ23eは、光源
21からの入射光と鋼材7の影とを含む一次元の光像を
検出することになるので、検出した像の明るさが変化す
る位置が、鋼材7のエツジの位置に対応する。従って、
イメージセンサ23eは、鋼材7のエツジの位置を検出
することができる。
但し、その位置は検出ユニット23上における相対位置
として検出されるので、実際の鋼材7のエツジ位置は、
検出ユニット23のその時の絶対位置と、イメージセン
サ23eが検出した相対位置との両者によって決定され
る。
第3図に、第1図に示す製造設備を制御する電装系の構
成の概略を示す。第3図を参照して説明する。
秤量計1及び加熱炉2は、加熱系プロセス制御ユニット
200に接続されており、それによって制御される6ま
た1幅長針5.粗圧延機6.及び仕上圧延機8が、それ
ぞれ1幅長針コントローラ310、粗圧延コントローラ
320.及び仕上圧、延コントローラ330を介して、
圧延系プロセス制御ユニット300に接続されている。
幅長針コントローラ310は、圧延系プロセス制御ユニ
ット300からの指示に応じて、幅長計を制御し、鋼材
7の幅と長さとを読み取って、その情報を圧延系プロセ
ス制御ユニット300に返送する。粗圧延コントローラ
320及び仕上圧延コントローラ330は、各々、圧延
系プロセス制御ユニット300からの指示、即ち圧延バ
ススケジュールに基づいて、圧延機の圧下値やロール間
の間隙のWR*を行なう。
板幅計lOは板幅計コントローラ340を介して冷却系
プロセス制御ユニット400に接続され、冷却装置11
は直接、冷却系プロセス制御ユニット400に接続され
ている。板幅系コントローラ340は、冷却系プロセス
制御ユニット400からの幅設定指示に応じて、板幅計
10の幅設定機構25を図示しないサーボモータで駆動
して、検出ユニット23上の基や位置(検出領域の中央
)と検出ユニット24上の基準位置との間隔が指定され
た基準幅と一致するように制御し、また冷却系プロセス
制御ユニット400からの読取指示に応じて、板幅計1
0の各検出ユニットのイメージセンサで検出した2つの
エツジ位置゛を読取り、それらの情報を冷却系プロセス
制御ユニット400に返送する。
幅長系コントローラ310.粗圧延コントローラ320
.仕上圧延コントローラ330及び板幅計コントローラ
340は、各々独立したマイクロコンピュータを内蔵し
ており、それぞれ予め設定されたプロゲラ11に従って
動作する。同様に、加熱系プロセス制御ユニット200
.圧延系プロセス制御ユニット300及び冷却系プロセ
ス制御ユニット400もそれぞれ独立したコンピュータ
システムであり、各々、それらに予め設定されたプログ
ラムに従って動作する。
また、加熱系プロセス制御ユニット200.圧延系プロ
セス制御ユニット300及び冷却系プロセス制御ユニッ
ト400は、システム制御コンピュータ100と接続さ
れ、それによって全体的な動作が管理される。また、シ
ステム制御コンピュータ100は、クロップシャー12
.サイドシャー13及びエンドシャー14の動作を制御
し、鋼材7上の各々の切断位置を制御する。なお、第3
図には示してないが、多数の搬送ローラ3の駆動速度や
旋回テーブル4の動作も、システム制御コンピュータ1
00によって制御される。
次に、具体的な動作について説明する。まず。
板幅計10による鋼材7の板幅測定を説明する。
第4a図、第4b図、第4c図、第4d図、第4e図、
第4f図及び第4g図に、冷却系プロセス制御ユニット
400の動作を示す。第4a図がメインルーチン、第4
b図及び第4c図がサブルーチン、第4d図、第4e図
、第4f図及び第4g図が割込み処理ルーチンである。
また、第4d図。
第4e図及び第4f図の割込み処理は、冷却系プロセス
制御ユニット400の内部タイマにより、それぞれ4 
m5ec、 20 m5ec及び100m、sec毎に
発生する割込み要求に応答して定期的に繰り返し実行さ
れろ。第4g図の割込み処理は、橋工機9に備わったパ
ルス発生器9Cが発生するパルスを1つ受ける毎に、つ
まり、板幅計10の位置において鋼材7が4.2m m
進む毎に発生する割込み要求に応答して、実質上定期的
に繰り返し実行される。
第4a図を参照する。冷却系プロセス制御ユニットは、
Wi源がオンすると、まずステップA1の初期化を行な
う。つまり、内部メモリをクリアし、内部タイマの設定
9割込みマスクの設定2通信モードの設定などを順次に
処理し、これ以降の動作を可能にする。ステップA2で
は、冷却系プロセス制御ユニットと、これに接続された
装置、即ちシステム制御コンピュータ100.圧延系プ
ロセス制御ユニット300.及び板幅計コントローラ3
40との間で所定の通信処理を行なう。
ステップA3では、システム制御コンピュータ100か
ら、板幅計10の基準板幅、つまり検出ユニット23の
基準位置と検出ユニット24の基準位置との間隔を更新
する指令があったか否かを識別する。その指令があった
場合には、次のステップA4で、板幅計コントローラ3
40に幅設定の指示を与える。この指示を受けると、板
幅計コントローラ340は、幅設定機構25を駆動して
、検出ユニット23及び24の基準位置を調整し。
それらの位置の間隔が指定された幅と一致するように制
御する。
次に、第4d図を参照して4m5ec割込処理を説明す
る。まず、ステップDIでは、板幅計10が測定可能な
状態か否かを識別するために、板幅計コントローラ34
0のステータス情報を読み取る。そして、ステップD2
では、ステータス情報に異常を示すものがないかどうか
を識別する。具体的に言うと、板幅計10の電源がオン
状態、光源21.22の電流が正常、検出部20の温度
が正常、検出ユニット23のイメージセンサ出力信号の
レベルが正常、及び検出ユニット24のイメージセンサ
の出力信号のレベルが正常、の全ての条件を満たす場合
に正常とみなす。
ステータスが正常なら、次にステップD3に進み、検出
ユニット23.24の位置決めが完了しているか否かを
識別する。位置決めが完了していれば次に進み、ステッ
プD4でワークサイドの鋼材エツジ位置(検出ユニット
23上の相対位置=WS4)を読み取ってそれをメモリ
にストアし、続いてステップD5でドライブサイドの鋼
材エツジ位置(検出ユニット24上の相対位置:DS4
)を読み取ってそれをメモリにストアし1次にステップ
D6でカウンタCN4をインクリメント(+1)する。
また、カウンタCN4が4を越えたら、ステップD8で
CN4をOにクリアする。つまり、カウンタCN4は、
板幅情報(WS4.DS4)を読取る毎に、0〜4の範
囲内で順次に更新される。
第5a図に、第4d図の処理によってストアされるデー
タを蓄えろメモリ領域の内容を示す。つまり、第4d図
の処理によって4m5ec毎にサンプリングされるワー
クサイドのデータWS4及びドライブサイドのデータD
S4は、それぞれ、カウンタCN4の内容に対応付けて
、5種類の領域に順次に格納される。この動作が繰り返
されてデータは常に更新されるので、第5a図に示すメ
モリ上には、常に最新の過去5回のWS4及びDS4の
サンプリングの結果が保持される。
次に、第4e図を参照して20m5ec割込処理を説明
する。まず、ステップE1では、先端検出フラグF d
etの内容を調べる。鋼材7の先端が板幅計10の位置
まで到達していない時には、フラグF detは0にな
っている。そして、この実施例では、第6a図に示すよ
うにワークサイドとドライブサイドの両端部について鋼
材7が検出された位置Ptより先まで鋼材7が搬送され
、第4e図のステップE2及びE3で共にエツジ検出有
になった場合に、ステップE4で先端検出フラグF d
etが1にセットされる。但し、検出した板幅が700
mm以上でしかも4900mm以下でない場合には、先
端検出とみなさない。
鋼材の先端を検出した後は、この処理を実行する毎に、
即ち20m5ec毎にステップE5を実行して次のよう
にデータを処理する。まず、第5a図に示すメモリのW
S4の5つのデータの平均値WS20を求めてそれをメ
モリにストアし、次に第5a図に示すメモリのDS4の
5つのデータの平均値DS20を求めてそれをメモリに
ストアする。次のステップE6では、カウンタCN20
の内容をインクリメントする。但し、CN20が4を菖
えると、CN4を0にクリアする。
第5b図に、第4e図の処理によってストアされるデー
タを蓄えろメモリ領域の内容を示す。つまり、第4e図
の処理によって20m5ec毎に平均化されてサンプリ
ングされたワークサイドのデータWS20及びドライブ
サイドのデータDS20は、それぞれ、カウンタCN2
0の内容に対応付けて、5種類の領域に順次に格納され
る。この動作が繰り返されてデータは常に更新されるの
で、第5b図に示すメモリ上には、常に最新の過去5回
のWS20及びDS20のサンプリングの結果が保持さ
れる。
再び第4e図を参照する。ワークサイドのデータWS4
又はドライブサイドのデータDS4において、エツジが
検出されなくなると、鋼材の後端(第6a図のpb)を
検出したものとみなし、ステップE9又はEIOからス
テップE11に進み、検出終了フラグF endを1に
セットするとともに先端検出フラグF det、を0に
クリアする。
次に、第4f図を参照して100m5ec割込処理を説
明する。ステップF1では先端検出フラグF detの
状態を調べ、ステップF2では検出終了フラグF en
dの状態を調べる* Fdet、がlで、しかもF e
ndが0であると、つまり、鋼材7を検出中であると、
ステップF3以降の処理を実行する。
ステップF3では、第5b図に示すメモリ領域のワーク
サイドのデータWS20の5つの平均値をデータws 
t o oとして求め、ステップF4では、第5b図に
示すメモリ領域のドライブサイドのデータDS20の5
つの平均値をデータDS100として求め、ステップF
5ではそれらのデータをメモリにストアする。また、ス
テップF5では、位置データを保持するレジスタCNP
Iの内容をもメモリにストアする。
ステップF6では、カウンタCN100の内容をインク
リメントする。またカウンタCN I OOが予め定め
た最大値CNmaxに達すると、検出終了フラグF e
ndを1にセットする。
第5c図に、第4f図の処理によってストアされるデー
タ群を格納するメモリ領域の構成を示す。
即ち、第4f図の処理によってサンプリングされる1 
00 m5ec毎に平均化されたワークサイドの位置デ
ータW S 100及びドライブサイドの位置データD
 S 100は、搬送方向の位置データCNPIととも
に、各々、その時のカウンタCN100の計数値に応じ
たメモリアドレスに順次に格納される。
次に、第4g図を参照してP1割込処理を説明する。鋼
材7を検出していない時は、つまり先端検出フラグF 
detが0か又は検出終了フラグF endが1である
と、ステップG4を実行してレジスタCNPIを0にク
リアし、鋼材7を検出中は、この処理を実行する毎に、
ステップG3を実行してレジスタCNPIの内容をイン
クリメントする。
従って、レジスタCNPIの内容は、鋼材の先端位置P
tから板幅検出位置までの距離をパルス数で表わしたも
のである。
次に再び第4a図を参照する。板幅の測定が終了すると
、即ちフラグ[;” endが1になると、ステップA
5の次にステップ八6に進む。
ステップ八6では、第5c図に示すメモリ領域のデータ
をIw集して、第5d図に示すメモリ領域のデータを作
成する。即ち、第5d図に示すメモリ領域には、鋼材7
上の搬送方向の100mm毎の各位置におけるワークサ
イドの幅方向位II!Iw’ s及びドライブサイドの
幅方向位置DSのデータがストアされる。第5c図のデ
ータから第5d図のデータへの変換は、第5c図のCN
PIの値を参照して、100mm毎の各サンプリング位
置に最も近い値がある項目のws t o o及びDS
looをそれぞれWS及びDSとする。
次のステップA7では、第5d図に示すメモリ領域にス
トアされたデータ群に基づいて、検出した鋼材7の平面
形状に関する様々なパラメータを計算して求める。ステ
ップA7のサブルーチンの具体的な内容を第4b図に示
す。次に、第4b図を参照して板幅プロフィール演算処
理の内容を説明する。
ステップB1では、仕上圧延機出側における鋼材7の全
体に渡る板幅の平均値Woutを1次の第(1)式によ
って求める。
Wout = (1/ n)Σ(W O+ Dwsi+
 Ddsi) ”・(1)但し、n :データの数 WO:検出ユニット23−24間の距離Dwsi:i番
目のWSの値(第5d図)Ddsi:i番目のDSの値
(第5d図)ステップB2では、鋼材7の幅方向中心位
置の基準位置からのずれ量を、搬送方向の100mm毎
に求める。計算は次の第(2)式により行なう。
Wci = Wdsi −Wwsi       ・=
42)但し、Wci:i番目の中心のずれ量 Wdsi:i番目のDSの値(第5d図)Wt+si:
i番目のWSの値(第5d図)つまり、鋼材7の全長に
渡ってWciを求めることにより、第6b図に示すよう
に、鋼材7の中心位置の軌跡Weが得られる。
ステップB3では、鋼材7のサイドクロップを識別する
。即ち、圧延後の鋼材7は、その平面で見ると、第6c
図に示すように搬送方向中央部に比べて先端及び後端部
の板幅が小さくなった太鼓形になる場合もあるし、第6
d図に示すように搬送方向中央部に比べて先端及び後端
部の板幅が大きくなった鼓形になる場合もあるので、矩
形の形からはみ出す部分はクロップとして切り捨てなけ
ればならない。幅方向のクロップがサイドクロップであ
る。
そこで、ステップB3ではまず、圧延後の鋼材7の有効
幅Wkを求める。これは、81g定した各位置の板幅W
 i  (WO+Dwsi+Ddsi: i = 1〜
n)の中の最小値として求められる。そして、次の第(
3)式から、サイドクロップ長CROPを求める。
CROP = (1/n)Σ(W i −W k ) 
  ”43)ステップB4では、鋼材7の平面形状の矩
形に対する変形量を示すパラメータを求める。このサブ
ルーチンの処理の内容は、第4c図に示してある。第4
c図を参照して、クロップテーパ処理の内容を説明する
ステップC1では、鋼材の定常部の平均幅Wtを求める
。定常部は、この例では、鋼材の全長りに対して、先端
のL/4及び後端のL/4の長さの部分を除いたL /
 2の長さの中央部を意味している。従って、平均幅W
tは次の第(4)式から求められる。
Wt  =  (1/n)  Σ (W i )   
    ・・・(4)但し、1の範囲は定常部内のみ 次のステップC2及びC3では、計算により求めた各位
置の板幅W i  (W O+ Dwsi+ Ddsi
)を。
搬送方向の中央から先端方向に向かって順次に参照し、
それが許容範囲を外れる位置を捜す。この場合の板幅の
許容範囲は、Wt±ΔWの範囲内である。ΔWは1例え
ば20mm程度とする。
板幅が許容範囲を外れる位置がみつかったら、ステップ
C4に進み、その時参照している板幅データが得られた
鋼材7上の位置と鋼材先端との距離を、先端側クロップ
テーパ長CPtとして求め、る(第6f図、第6g図参
照)。
次のステップC5及びC6では、計算により求めた各位
置の板幅Wi(WO+D讐si+Ddsi)を、搬送方
向の中央から後端方向に向かって順次に参照し、それが
許容範囲を外れる位置を捜す。この場合の板幅の許容範
囲は、Wt±ΔWの範囲内である。
板幅が許容範囲を外れる位置がみつかったら、ステップ
C7に進み、その時参照している板幅データが得られた
鋼材7上の位置と鋼材後端との距離を、後端側クロップ
テーパ長CPbとして求める。
ステップC8では、クロップテーパ比率RCTを次の第
(5)式により求める。
RCT= (C’P t +CP b) /2 L  
・・・・(5)但し、L:鋼材の全長 つまり、クロップテーパ比率RCTを求めることによっ
て、圧延後の鋼材7の平面形状(幅方向両端の軌跡)が
矩形に対してどの程度変形しているかを知ることができ
る。
再び第4b図を参照する。ステップB4のクロップテー
パ処理が終了すると、次にステップB5に進み、キャン
バ量の計算を行なう。キャンバ量とは、鋼材7の幅方向
中央位置の横方向の曲がり量のことである。この例では
、鋼材7の先端の500mm及び後端の500mmのク
ロップ領域を除いた部分についてのキャンバ量を求める
ようにしている。
第6h図を参照して説明する。計測上の鋼材幅方向中心
線からの、実際の鋼材7の搬送方向i番目の各計測位置
における中心位置のX座標のずれ量Wciは、前記第(
2)式により求められる。計算範囲において鋼材が同一
方向に曲がると仮定すれば、キャンバ量は、鋼材の先端
及び後端(クロップ部分を除く)におけるWciの位置
を結ぶ基準線(y=ax+b)と各Wcjとの距離の最
大値として求めることができる。また、X軸に対する基
準線及びW c iの軌跡の傾きは比較的小さいので、
基準線とWciとの距離は、近似的に、基準線とWci
とのX座標方向のずれとして求めることができる。
つまりキャンバ量は、各Wciの値と、基準線の式のX
座標にi番目の計測点のX方向位置を代入して得られる
X座標位置との差を全てのWciについて順次に計算し
、それらの中の最大値を求めることにより得られる。
なお、基準線の式(y=ax+b)のパラメータa及び
bは、次の第(6)式に鋼材の先端及び後端(クロップ
部分を除く)におけるWciのx、II標とX座標を代
入することによって求めることができる。
y−y1=(x−Xt)(y2−yt)/(x2−xt
)   ・−−−(6)但し、x1rfR材後端のWc
iのX座標y1:鋼材後端のWciのX座標 x2:鋼材先端のWciのX座標 y2:鋼材先端のWciのyJ!標 また、キャンバ量の値が正か負かを調べることによって
、曲がりの方向を識別できる。
また、1枚の鋼材を複数の領域に分割して各々の領域に
ついてその領域内におけるキャンバ量を求めることがで
きる。この実施例では、鋼材を搬送方向の2m毎に分割
した各々の領域についても、それぞれキャンバ量を求め
るようにしている。
再び第4b図を参照する。ステップB5のキャンバ量の
計算が終了すると、次にステップB6に進み、キャンバ
と同様に曲がりの程度を示す曲率半径の計算を行なう。
計算の範囲は、鋼材上の搬送方向の2m毎の多数の領域
に分割し、分割した各々の領域について、鋼材の幅方向
中心の軌跡、即ちW c iに基づいて、それの曲率半
径を求めている。
曲率半径の具体的な計算の内容を説明する。ここでは、
計算例として、第61図に示すように。
計算範囲内において、Wc1〜W c sの9点の位置
データ(W c iの一部)が存在するものと仮定して
説明する。この実施例では、計算範囲内の中央が最も曲
がり量(b)が大きいものとみなし、その中央を境にし
て分割される領域の一方のデータ群Wc1〜Wc5と他
方のデータ群Wc5−Wcgのそれぞれについて、それ
らに関する回帰直線を求める(y=cx+d、y=ex
+f)。
即ち、次の第(7)式に、データWc1〜W c 5又
はW c 5〜W c gの各々のX座標値及びX座標
値を代入して、2つの回帰直線を求める。
y−y=(x−x)Σ(xi−x)(yi−y)/Σ(
xi−x)2・”(7)但し、工:計算範囲内の全デー
タのy座標平均値X:計算範囲内の全データのX座標平
均値法に曲がり量すを求めるために、まず、両端のデー
タWc1とWcgとを結ぶ基準線(y=gx+h)を求
める。即ち、次の第(8)式にデータの座標を代入して
基準線のパラメータg+hを求める。
y−y1=(x−xt)(yl−yt)/(x2−xt
)  −・−(g)但し、yl:Wc1のX座標 xl:Wc1のxP!f、標 yl:WcgのX座標 x2:WcgのX座標 次に、第(9)式を計算し、Wc1とW c gとの直
線距離Qを求める。
Q=  (X2−xt )2+ (Y2−yt )2=
(9)また、Wc1とWegとを結ぶ直線の中間点Pc
の座標X3+Y3を、次の第(10)式から求める。
X3  =(x2   X 1 )/ 2 +”/3 
 =(y2y 1)/ 2           ・・
・(10)更に、中間点Pcを通り基準線(y=gx+
h)に垂直な直線(y=px+q)を次の第(11)式
から求める。
y −y 3 =−(1/g)(x −X3 )   
 ・・・(11)そして、前述の2つの回帰直線(y=
cx+d。
y=ex+f)のうち傾きが大きい方と上記直線(y=
px+q)との交点Pzの座標X4+Y4を求める。
次に、以上の処理によって求めた点Pcの座標とPzの
座標とに基づいて1曲り量すを次の第(12)式から求
める。
b=  (X4−X3 )2+ (ya  ya )”
 ・(12)ここで第61図を参照すると、 R(1−Co5θ)=b。
2 R−5in OキQ であるから、曲率半径Rは、次の第(13)式から求め
られる。
R=   (12”+4b)/(1−Q/2k)  ・
・・(13)但し、には前記2つの回帰直線のうち傾き
が大きい方と基準線(y=gx十h)との交点と点Pz
との距離を示す。
以上のようにして、冷却系プロセス制御ユニット400
は、第4b図の板幅プロフィール演算処理で、板幅に関
連する様々なパラメータを求めるが、これらのうち、圧
延出側幅実測値(第(1)式のWout) rサイドク
ロップ長(第(3)式のCROP)及びクロップテーパ
比率RCTの各情報は圧延系プロセス制御ユニット30
0に送信され、また、キャンバ量及び曲率半径の情報は
、システム制御コンピュータ100に送信される。
次に、圧延系プロセス制御ユニット300の動作につい
て説明する。このユニット300の処理の概要を、第7
図に示す。この処理において特徴的なものは、概略でい
うと、圧延出側幅実測値に基づいて、それが狙い幅に近
づくように、仕上圧延による鋼材の幅広がり量を自動的
に制御する点と、圧延機出側において検出した鋼材の平
面形状、即ち、CROPとRCTに基づいて、粗圧延に
おける鋼材の厚みパターンの制御を行ない、圧延機出側
の鋼材平面形状を矩形に近づけるように制御している点
である。
まず、前者の特徴点について、圧延系プロセス制御ユニ
ット300の動作を第7図を参照して具体的に説明する
ステップ17の組幅修正計算処理においては、圧延によ
って幅広がりを生じる鋼材の広がり後板幅の狙い幅を修
正する。つまり、最初の狙い幅は規格範囲の中央に設定
されるが1例えば鋼材重量が規定より少なめであると、
幅を一定にすることにより、その厚みや長さに影響が及
びそれらが規格を外れる恐れがある。そこで、秤量計1
によって実際に測定した鋼材7の重量に基づいて、狙い
幅を補正する。具体的には、まず次の第(14)式から
重量過不足量αを求める。
α=(実秤重量/ii′if求重ft)−1−・−・(
14)そして、αが0以上なら狙い幅の補正は行なわな
いが、αが負の場合にはαXC1だけ狙い幅を小さくす
るように修正する。但し、修正量はC2以下とする。な
お、C1及びC2は、予め定めた定数であり、鋼材の種
別毎にテーブルの形でメモリ上に登録しである。
ステップ18の粗圧延幅広がり予測では、粗圧延工程に
おける鋼材の幅広がり量ΔBtrを求める。
他の計算方法も考えられるが、この実施例では、次の第
(15)式によって、圧延1回毎の通板、つまりパス毎
の幅広がり量ΔBを求めている。
ΔB=BoXLdXΔh/ (n X HX Bo+ 
h X Ld) =・(15)但し、Bo :圧延機入
側の板幅 Ld :投影接触弧長(キ、r百Ah)Δh:圧下量(
=H−h) n= (1,4X、/T)]]) H:圧延機入側板厚 h:圧延機出側板厚 R:圧延ロール半径 粗圧延においては、1台の圧延機6において複数パスの
圧延を繰り返し行なうので、各バスにおける幅広がり量
をΔBiとすれば、粗圧延工程における幅広がり量ΔB
t、rはΣΔBiとして求めることができる。
一方、ステップ12では、粗圧延工程と仕上圧延工程の
全体での鋼材の幅広がり量を求める。仕上圧延機8にお
ける各バスの幅広がり量は、前記第(15)式に仕上圧
延における各パラメータを代入すれば求めることができ
、仕上圧延工程の全幅広がり量ΔBt、fは、各バスの
幅広がり量の総和として求めることができる。従って、
圧延工程全体での幅広がり量ΔBtは、粗圧延工程の幅
広がり量と仕上圧延工程の幅広がり量との和になるが、
実際には誤差が含まれるので、学習によって誤差を小さ
くできるように、学習項のパラメータOfgを含めて、
次の第(16)式により幅広がり量ΔBtを求めている
Δ Bt=  Δ Bt、r+ Δ Bt、f+ Of
s      −(16)ここで学習項Ofsの値は、
読み書き可能なメモリ上に、鋼材の種別及び圧延温度毎
に区分してテーブルの形で記憶領域が割り当ててあり、
その値は、ステップ11の幅広がり量学習処理によって
更新される。
具体的に言うと、ステップ11では、粗圧延機入側に配
置した幅長針5によって測定した圧延入側の実測幅と、
板幅計10によって測定した圧延出側板幅(Wout)
との差によって求められる実積幅広がり量と、予測され
た幅広がり量ΔBjrとの差、即ち誤差ΔWLを求め、
次の第(17)式によって学習項○fsの値を更新する
0fs=○fs(1−C) +C・ΔWL  −−−(
17)但し、C:スムージング係数 従って、圧延工程を終了する毎に、幅広がり量の実測値
と予測値との誤差が計算され、それに基づいて学習項O
fsが更新されるので、制御に利用される幅広がり量の
予測値は、過去の学習に基づいて補正され、実際の幅広
がり量と非常に近いものとなる。
ステップ13では、粗圧延機入側に配置した幅長針5に
よって測定した圧延入側の実測幅、ステップ12で予測
した幅広がり量ΔBし、及び狙い幅に基づいて、次の第
(18)式によって幅過不足量βを求め、それによって
狙い厚を修正する。
β=(実測幅+ΔBし)/狙い幅−1・・・・(18)
狙い幅の修正は前記第(14)式のαと両式のβに基づ
いて、次のように行なう。
α−β≧Oの場合: CO・(α−β)だけ狙い厚を厚くするように修正α−
βくOの場合: C3・(α−β)だけ狙い厚を薄くするように修正ステ
ップ14では、前述のステップ13の処理で修正された
狙い厚に基づいて、幅広がり量の予甜計算を再び行なう
ステップ15では、ステップ14で計算した幅広がり量
に基づいて、仕上圧延機8における各パスの制御スケジ
ュールを設定し、そのスケジュールに基づいてステップ
16で仕上圧延機8の圧下量等の制御を行なう。
」二連のような制御を行なうので、この実施例において
は、もしも圧延工程出側において、鋼材の板幅が狙い幅
と大きくずれたとしても、その差が板幅計10で検出さ
れて学習項の値OfSにフィードバックされ、仕上圧延
のスケジュールが変更されるので、それ以後の鋼材を圧
延処理する時には、圧延後の板幅として狙い幅に近いも
のが得られるように自動的に修正制御される。
次に、後者の特徴点、つまりCROPとRCTに基づい
て粗圧延の厚みパターンの制御を行なうことについて、
圧延系プロセス制御ユニット300の動作を具体的に説
明する。
第8図に示すように、粗圧延出側において平面形状が矩
形で厚みが均一の鋼材を仕上圧延すると。
仕上圧延機出側においては、鋼材の平面形状が、鼓形、
つまり先端及び後端部の板幅がその中央部に比べて大き
くなる場合や、太鼓形、つまり先端及び後端部の板幅が
その中央部に比べて小さくなる場合がある。そこで、こ
の実施例では、粗圧延工程において、鋼材の位置毎にそ
の厚みを調整し特別な厚みパターンを形成する厚み制御
を行なうとともに、仕上圧延機の出側における実際の鋼
材の平面形状を検出し、その検出結果を粗圧延における
鋼材の厚みパターン制御にフィードバックしている。
つまり、圧延による幅広がり量は、圧下量、即ち圧延入
側における板厚と圧延出側における板厚との差に応じて
変化するので、例えば、仕上圧延出側の鋼材の平面形状
が第8図に一点鎖線で示すように太鼓形の場合には、粗
圧延出側における鋼材の厚みパターンを、その先端及び
後端部において中央部よりも厚みを大きくすれば、仕上
圧延におけろ鋼材先端及び後端の幅広がり量が増大し。
仕上圧延出側における鋼材の平面形状が矩形に近づく。
また、仕上圧延出側の鋼材の平面形状が第8図に実線で
示すように鼓形の場合には、粗圧延出側におけろ鋼材の
厚みパターンを、その先端及び後端部において中央部よ
りも厚みを小さくすれば、仕上圧延における鋼材先端及
び後端の幅広がり量が減小し、仕上圧延出側における鋼
材の平面形状が矩形に近づく。
実際の処理においては、冷却系プロセス制御ユニット4
00から得られるサイドクロップ量CROP及びクロッ
プテーパ比$RCTの学習を行ない。
過去の学習結果に基づいて、粗圧延における鋼材の厚み
パターンを、第9a図又は第9b図のように調整してい
る。第9a図及び第9b図に示す各圧み調整パラメータ
X 1 、 FLTI及びFLT2が、学習の結果に応
じて設定される。
第7図を参照する。ステップ21では、サイドクロップ
量CROPに関する学習を行なう。つまり、サイドクロ
ップの学習値FDIは、新しいクロップ量CROPが検
出される毎に、次の第(19)式によって更新する。
FDl=FD1(1−C)+CXCROP  ・−(1
9)但し、C:スムージング係数 この学習値FDIについては、読み書き可能なメモリ上
に、第9c図に示すようにテーブルの形で記憶領域が割
り当ててあり、幅出比、圧延幅、圧延温度、及び鋼材種
別の各条件毎に独立した記憶領域が割り当てられている
。従って、操業条件毎に学習の結果が保存される。
また、第7図のステップ22では、クロップテーパ比率
RCTに関する学習を行なう。つまり、クロップテーパ
比率の学習値CRIは、新しいりロソプテーパ比率RC
Tが検出される毎に、次の第(20)式によって更新さ
れる。
CRl =CR] (1−C1) +CIXRCT  
・・・(20)但し、Clスムージング係数 この学習値CR1については、FDIの場合と同様に、
テーブルの形で記憶領域が割り当ててあり、調厚後板長
、圧延温度、及び鋼材種別の各条件毎に独立した記憶領
域が設けられている。従って、操業条件毎に学習の結果
が保存される。
第7図のステップ19では、ステップ18の処理で得ら
れた幅広がり量の予測値ΔBtrに基づいて通常のパス
スケジュールの設定を行なうとともに、ステップ21で
得られた学習値FDI及びステップ22で得られた学習
値CRIに基づいて。
鋼材の厚みパターンに関するスケジュール設定を行なう
。具体的に言えば、次の第(21)式、第(22)式及
び第(23)式からパラメータx t 、 FLTI、
 Fl、T2を求め、第9a図又は第9b図に示すよう
に鋼材の厚みを調整する。仕上圧延出側における平面形
状が太鼓形であれば第9a図の厚みパターンに設定し、
仕上圧延出側の平面形状が鼓形であれば第9b図の厚み
パターンに設定する。
x 1=(1/2) (FD I X k 1/狙い幅
)定常部板厚  ・・・(21)FL丁1=鋼材の板長
XCRIXk2           ・・・(22)
FL丁2=鋼材の板長XCRIXk3        
  ・・・(23)但し、kl、に2.に3は定数 第7図のステップ20では、ステップ19で設定したス
ケジュールに従って、鋼材の位置毎に粗圧延機6の圧下
量を調整し、設定した厚みパターンの通りに粗圧延を行
なう。
なお、この実施例では仕上圧延出側における鋼材の幅方
向両端部の軌跡のみを検出し、検出した形状が線形に修
正されるように粗圧延における厚みパターンを設定して
いるが、仕上圧延出側における鋼材の長手方向両端部、
つまり先端及び後端の輪郭形状が検出できろ場合には、
その形状も線形に修正することができる。即ち、粗圧延
プロセスにおいて、鋼材の方向を旋回することができる
ので、それを90度反転して鋼材の幅方向に向かって粗
圧延を行なう場合に、前述の長手方向の場合と同様に、
圧延方向(幅方向)に対して第9a図や第9b図のよう
な特別な厚みパターンを設定すれば、鋼材の長手方向の
広がり量を補正し、鋼材の先端及び後端の41郭を線形
に修正しうる。
ところで、仕上圧延−矯正−冷却の工程を終了した鋼材
7は、エンドシャー14によって長手方向と実質上直交
する軸に沿って複数の領域に切断されるが、その切断位
置は、システム制御コンピュータ100によって決定さ
れる。この切断位置の決定に関する具体的な処理の内容
を以下に説明する。
鋼材7の切断によって形成される複数の鋼材片の各々の
長さは、予め切断長として設定される。
この例では、1つの鋼材から4つの鋼材片を得るために
4つの切断長が設定されるが、各々の鋼材片の並びの順
番は特に定まっていない。そこで。
この実施例では、圧延後の板幅プロフィールの測定によ
って検出した鋼材の曲がりの情報に基づいて、鋼材片の
並びの順番を最適に設定することにより、曲がりの影響
を最小限に抑えるように制御している。
つまり、各々の鋼材片の切断長が異なる場合、鋼材片の
並びを変えることによって、鋼材上の各切断位置が変わ
るので、切断位置を曲がりの影響が小さい部分に割り当
てることが可能である。具体的に言うと、製品となる各
鋼材片の平面形状は矩形にしなければならないので、曲
がりの大きい部分では、サイドクロップとして捨てなけ
ればならない部分の割合いが大きくなる。ところが、例
えば第10a図に示すように、連続する鋼材片(7a、
7b)同志を鋼材7の曲がりに沿って傾けると、2つの
鋼材片の境界部分では、曲がりによって生じるサイドク
ロップを小さくしうる。従って、まず、鋼材上の曲率半
径の小さい部分を切断位置として設定すれば1曲がりの
影響が小さくなることが分かる。
また、鋼材の曲率半径がどの位置でも均一である場合、
第10b図に示すように、ハツチングで示したサイドク
ロップの大きさは、長さの短い鋼材片7dに比べて長さ
の長い鋼材片7cの方が大きくなることが分かる。従っ
て、長さの長い鋼材片はなるべく曲がりの小さい部分に
割り当てるのが好ましい。
そこでこの実施例においては、鋼材片の並びの全ての組
み合せ(n片に分割する場合はn1種類)について、各
々の組み合せが鋼材の曲がりのサイドクロップへの影響
に関して適切か否かを示す関数を計算し、その結果から
最も好ましい組み合せを選択するようにしている。
関数としては、次の第(24)式に示す切断位置の曲率
半径に関する関数f cutと、第(25)式に示す鋼
材片中のキャンバ量に関する関数f disの2つを用
いている。
f cut、、 = f c(R1)+ f c(R2
)+ f c(R3)+ f c(R4)     =
・・(24)f dis = f d(C1)十f d
(C2)+ f d(C3)+ f d(C4)   
  ’ ”’(25)但し、f c(x) :曲率半径
Xの影響力を示す関数f d(y) :キャンバ量yの
影響力を示す関数R1,R2,R3,R4:各切断位置
の曲率半径C1,C2,C3,C4:各鋼材片上のキャ
ンバ量つまり、全ての組合せについてf cut、+ 
f disを計、′nし、曲がりの影響が最小になる組
合せをみつけ、その組合せに応じて鋼材上の各々の切断
位置を決定する。
なお上記実施例においては、切断される複数の鋼材片の
長さが互いに異なる場合の切断位置の決定について説明
しであるが、鋼材片の長さが全て同一であっても、例え
ば使用されない余裕代(もしくは長さが可変の製品)部
分を設けて、その位置又は長さを調整するように制御す
れば、上記実施例の場合と同様に、切断位置が可変にな
るので、切断位置を曲がりに関して最適な位置に修正す
ることができる。
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、圧延設備上において搬
送途中の鋼板の平面形状を自動的に識別することができ
るので、それによって、圧延後の板幅の最適化、圧延後
のクロップ領域の低減9曲がりに対する切断位置の最適
化等の処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する一形式の圧延設備主要部の
構成を示す正面図である。 第2a図は板幅計10を鋼材7の搬送方向に向かって見
た状態を示す拡大側面図、第2b図は第2a図のnb−
nb線断面図である。 第3図は、第1図の装置を制御する電装部の構成を示す
ブロック図である。 第4a図、第4b図、第4C図、第4d図、第4e図、
第4f図及び第4g図は、第3図の冷却系プロセス制御
ユニット400の処理の内容を示すフローチャートであ
る。 第5a図、第5b図、第5C図及び第5d図は、冷却系
フロセス制御ユニット400のメモリ上に設定したデー
タ格納テーブルの構成を示すメモリマツプである。 第6a図、第6b図、第6C図、第6d図、第6e図、
第6f図、第6g図及び第6j図は、鋼材7の全体又は
一部分を示す平面図、第6h図及び第61図は鋼材の幅
方向中心位置の軌跡を示す平面図である。 第7図は、第3図の圧延系プロセス制御ユニット300
の処理の内容を示すブロック図である。 第8図は、厚みパターン調整前と調整後の粗圧延出側と
仕上圧延出側におけろ鋼材形状を示す工程図である。 第9a図及び第9b図は厚み調整パターンを示す正面図
、第9c図はFDIを記憶するメモリの構成を示すメモ
リマツプである。 第10a図及び第10b図は、1つの鋼材とそれから切
り出される鋼材片の形状を示す平面図である。 l:秤量計       2=加熱炉 3:1lIl送ローラ(搬送ロール機構)4:旋回テー
ブル    5:幅長計 6:粗圧延機      6f:パルス発生器7:鋼材
        8:仕上圧延機9:矯正機(矯正機構
) 9c:パルス発生器(移動速度検出手段)10:板幅計
(板幅検出手段) II:冷却装置     12:クロップシャー13:
サイドシャ−14=エンドシャー20:検出部    
  21,22:光源23.24:検出ユニット 23b、23c:反射鏡 23d:結像レンズ23eニ
一次元CCDイメージセンサ 25:幅設定機構 100ニジステム制御コンピユータ 200 :加熱系プロセス制御ユニット300:圧延系
プロセス制御ユニット 400:冷却系プロセス制御ユニット(形状識別手段)
戸4a図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)搬送ロール上を搬送される厚鋼板の板幅計測方法
    において: 所定位置において前記厚鋼板の幅方向両端部の位置情報
    を、実質上一定の周期で繰り返し検出するとともに、厚
    鋼板の先端を検出したタイミングと該厚鋼板の搬送速度
    とに基づいて測定位置を識別し、各測定位置で検出した
    前記位置情報の分布に基づいて、前記厚鋼板の搬送方向
    の形状を識別する、厚鋼板の板幅計測方法。
  2. (2)厚鋼板を搬送する搬送ロール機構; 厚鋼板をその上下両面から挟んでその形状を矯正する矯
    正機構; 前記矯正機構の下流側の所定位置に配置され、前記厚鋼
    板の幅方向両端部の位置情報を検出する、板幅検出手段
    ; 前記厚鋼板の移動速度に応じた信号を出力する移動速度
    検出手段;及び 前記板幅検出手段が前記厚鋼板の先端を検出したタイミ
    ングに同期して、前記板幅検出手段の出力する位置情報
    を、実質上一定の周期でサンプリングするとともに、前
    記移動速度検出手段が出力する信号に基づいて、厚鋼板
    上の測定位置を識別し、厚鋼板上の各測定位置でサンプ
    リングされた位置情報の分布に基づいて、前記厚鋼板の
    搬送方向の形状を識別する形状識別手段; を備える厚鋼板の板幅計測装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006208297A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Jfe Steel Kk 鋼板の平面形状計測方法および装置
JP2010110789A (ja) * 2008-11-06 2010-05-20 Nippon Steel Corp 鋼板採取可否判断方法
JP2022027454A (ja) * 2020-07-29 2022-02-10 Jfeスチール株式会社 鋼板の矯正位置算出方法及び鋼板の製造方法

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