JPH0274608A - 繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置 - Google Patents
繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置Info
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- JPH0274608A JPH0274608A JP63225192A JP22519288A JPH0274608A JP H0274608 A JPH0274608 A JP H0274608A JP 63225192 A JP63225192 A JP 63225192A JP 22519288 A JP22519288 A JP 22519288A JP H0274608 A JPH0274608 A JP H0274608A
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-
- D—TEXTILES; PAPER
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- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B3/00—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
- D06B3/10—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics
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- D06B3/206—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics with means to improve the circulation of the treating material on the surface of the fabric by vibrating the textile material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置に関
する。ざらに詳しくはモノフィラメント。
する。ざらに詳しくはモノフィラメント。
マルチフィラメント、およびトウなどの繊維糸条、また
は該繊維糸条から得られる布帛類を洗浄浴中で走行させ
ながら洗浄する際の、安価な設備費で。
は該繊維糸条から得られる布帛類を洗浄浴中で走行させ
ながら洗浄する際の、安価な設備費で。
高い洗浄効率が得られる洗浄方法および装置に関する。
［従来の技術］
繊維糸条の製造工程または布帛類の加工工程では、通常
水洗工程を必要としている。アクリル系繊維の乾湿式お
よび湿式紡糸に例をとれば、紡出糸条中の溶媒類を除去
するために水洗を行なうが、その際水洗が不充分である
と糸条中の溶媒類のため、俊の緻密化工程で糸条同士が
融着したり、緻密化不足による糸切れや、物性不良を引
き起す等の問題があった。このため、これまで洗浄水の
温度アップ、糸条幅アップ、洗浄槽と洗浄槽との間で糸
条の絞り強化、糸条のしごき、あるいは糸条へのシャリ
リング等、洗浄効率を高めるための種々の方法が提案・
実行されてきた。例えば、特開昭５９−３６７１６号公
報にはバイブロ処理機を使用して多孔のバイブロローラ
上に把持した糸条に糸条重量の約８〜２０倍もの洗浄水
を吹付け。
水洗工程を必要としている。アクリル系繊維の乾湿式お
よび湿式紡糸に例をとれば、紡出糸条中の溶媒類を除去
するために水洗を行なうが、その際水洗が不充分である
と糸条中の溶媒類のため、俊の緻密化工程で糸条同士が
融着したり、緻密化不足による糸切れや、物性不良を引
き起す等の問題があった。このため、これまで洗浄水の
温度アップ、糸条幅アップ、洗浄槽と洗浄槽との間で糸
条の絞り強化、糸条のしごき、あるいは糸条へのシャリ
リング等、洗浄効率を高めるための種々の方法が提案・
実行されてきた。例えば、特開昭５９−３６７１６号公
報にはバイブロ処理機を使用して多孔のバイブロローラ
上に把持した糸条に糸条重量の約８〜２０倍もの洗浄水
を吹付け。
かつ吸引して水洗効率を上げる方法が示され、また特開
昭６１−１０８７１５公報には糸条に対して１０〜９０
ＫＨｚの超音波を照射して水洗する方法も示されている
が、これらいずれの方法においても単糸同士か融着し易
かったり、単糸表面が傷ついたり、単糸間か交絡したり
、洗浄効果が不十分でおったり、更に設備が大型化する
ため設備費が増大する等の問題点があった。
昭６１−１０８７１５公報には糸条に対して１０〜９０
ＫＨｚの超音波を照射して水洗する方法も示されている
が、これらいずれの方法においても単糸同士か融着し易
かったり、単糸表面が傷ついたり、単糸間か交絡したり
、洗浄効果が不十分でおったり、更に設備が大型化する
ため設備費が増大する等の問題点があった。
一方、従来のトレー式水洗によれば、単糸表面か損傷し
難く、単糸間交絡も起り難り、シかも設備費がバイブロ
処理別に比べ安価でおる反面、洗浄効率かバイブロ処理
機の約１７２〜１／３と低く、今日の繊維製造設備とし
て適さないという問題点が必った。
難く、単糸間交絡も起り難り、シかも設備費がバイブロ
処理別に比べ安価でおる反面、洗浄効率かバイブロ処理
機の約１７２〜１／３と低く、今日の繊維製造設備とし
て適さないという問題点が必った。
［発明が解決しようとする課題］
本発明の課題は、上記従来技術の問題点に鑑み。
後工程や繊維または布帛類の物性面で問題を起さず、か
つ設備費の安価なトレー水洗方式によって。
つ設備費の安価なトレー水洗方式によって。
バイブロ処理機並以上の高い洗浄効率が得られる洗浄方
法および装置を提供することにある。
法および装置を提供することにある。
［課題を解決のための手段］
本発明の上記課題は、
（１）、洗浄浴を走行する繊維糸条または布帛類に、周
波数１〜５０００Ｈｚ、振幅０．０１〜５０ｍの範囲内
で振動する振動体を接触させること、（２）、洗浄浴を
走行中の繊維糸条または布帛類と接触するよう、周波＠
１〜５０００Ｈｚ 、振幅０．０１〜５０ｍの範囲内で
振動する振動体を設け、該繊維糸条または布帛類に、そ
の走行方向とほぼ直角方向の揺動力を付与すること、に
よって解決することができる。
波数１〜５０００Ｈｚ、振幅０．０１〜５０ｍの範囲内
で振動する振動体を接触させること、（２）、洗浄浴を
走行中の繊維糸条または布帛類と接触するよう、周波＠
１〜５０００Ｈｚ 、振幅０．０１〜５０ｍの範囲内で
振動する振動体を設け、該繊維糸条または布帛類に、そ
の走行方向とほぼ直角方向の揺動力を付与すること、に
よって解決することができる。
以下、本発明を図面を参照しながら具体的に説明する。
第１図は本発明の洗浄例を示す概略図、第２図は本発明
における振動体の作動に伴う繊維糸条の揺動状態を示す
概略図、第３図は本発明の洗浄方法において他の］騒動
体の適用例を示す概略図である。
における振動体の作動に伴う繊維糸条の揺動状態を示す
概略図、第３図は本発明の洗浄方法において他の］騒動
体の適用例を示す概略図である。
第１図に示すように、本発明におりる洗浄浴１は、洗浄
水２が供給ノズル３から供給され、オーバーフロー堰４
から溢れ出て排出ノズル５より排出される構造となって
いる。一方、被洗浄物の糸条６は、駆動のフィードロー
ラ７を経て、入側フリーローラ（または固定ガイド）８
で洗浄浴１中へ導かれ、出側フリーローラ（または固定
ガイド）８゛を経て一旦空中に引出され、駆動のドロー
ローラ７°にて次工程に送られるが、振動体９は入側フ
リーローラ８と出側フリーローラ８“の間にあって。
水２が供給ノズル３から供給され、オーバーフロー堰４
から溢れ出て排出ノズル５より排出される構造となって
いる。一方、被洗浄物の糸条６は、駆動のフィードロー
ラ７を経て、入側フリーローラ（または固定ガイド）８
で洗浄浴１中へ導かれ、出側フリーローラ（または固定
ガイド）８゛を経て一旦空中に引出され、駆動のドロー
ローラ７°にて次工程に送られるが、振動体９は入側フ
リーローラ８と出側フリーローラ８“の間にあって。
力旧辰源である力旧辰機１０に固定ポルト１１によって
保持され、ブラケツ１へ１２を介して最終的にフレーム
１３で支持されている。そしてこの振動体９が唯一常時
可動する部分である。さらにこの振動体９は洗浄浴中、
糸条６の走行方向と直角に接触し、糸条６を揺動させて
いる（第１図では上・下方向）。
保持され、ブラケツ１へ１２を介して最終的にフレーム
１３で支持されている。そしてこの振動体９が唯一常時
可動する部分である。さらにこの振動体９は洗浄浴中、
糸条６の走行方向と直角に接触し、糸条６を揺動させて
いる（第１図では上・下方向）。
すなわら、本発明の洗浄方法およびその装置は洗浄浴中
を走行している糸条そのものを、直接に走行方向と直角
方向に揺動させて、単糸の境膜部の溶媒を積極的に分散
させ、新しい洗浄水と置換させることにより単糸内部の
溶媒と単糸表面の溶媒濃度に勾配をつり、溶媒を拡散し
やすくし、結果として洗浄効率を向上させることを特徴
としている。
を走行している糸条そのものを、直接に走行方向と直角
方向に揺動させて、単糸の境膜部の溶媒を積極的に分散
させ、新しい洗浄水と置換させることにより単糸内部の
溶媒と単糸表面の溶媒濃度に勾配をつり、溶媒を拡散し
やすくし、結果として洗浄効率を向上させることを特徴
としている。
第２−（１）図と第２−（２）図には本発明にあける振
動体９の作動に伴う繊維糸条の揺動状態を示す。
動体９の作動に伴う繊維糸条の揺動状態を示す。
図中、実線は振動体９が最下部［第２−（２）図では最
上部］に位置したときの糸条の状態を示し、−点鎖線は
最上部［第２−（２）図では最下部］に位置したときの
糸条の状態を示している。糸条は走行しなか、ら揺動じ
てこの動きに追従する。糸条内の単糸は本工程で殆んど
交絡していないため最下部［第２−（２）図では最上部
］に位置した後、各々の張力と見合った上下方向の移動
速度を持っており、隣り合った単糸間でも独立して動く
ため、単糸表面の溶媒を洗浄水２中へ拡散しやすく、こ
れが洗浄効率を高くできる一因となっている。
上部］に位置したときの糸条の状態を示し、−点鎖線は
最上部［第２−（２）図では最下部］に位置したときの
糸条の状態を示している。糸条は走行しなか、ら揺動じ
てこの動きに追従する。糸条内の単糸は本工程で殆んど
交絡していないため最下部［第２−（２）図では最上部
］に位置した後、各々の張力と見合った上下方向の移動
速度を持っており、隣り合った単糸間でも独立して動く
ため、単糸表面の溶媒を洗浄水２中へ拡散しやすく、こ
れが洗浄効率を高くできる一因となっている。
もちろん、ここで所要の洗浄効率をあげるためには、周
波数１〜５０００Ｈｚ 、好ましくは１０〜１０００Ｈ
ｚ、振幅０．０１〜５０ｍ、好ましくはＱ 、 １〜
１０Ｉ１０Ｉｒの範囲内で、糸条６を揺動させることが
重要でおる。若し、ここで（騒動体９の周波数が１Ｈ７
未満ては洗浄効率が低下し、また５０００Ｈｚを超える
と、撮動速度に糸条撮動が追従できないこと、また大き
い振幅を得るには大きな力旧辰力の装置を要し設備費が
かかる等の問題がある。一方、振幅が０．０１ｍ未満で
は洗浄効率が低下し、また５０ｍを超えるとスパン間の
実質系条長が長くなり、糸条が塑性変形（延伸）される
等の問題がある。
波数１〜５０００Ｈｚ 、好ましくは１０〜１０００Ｈ
ｚ、振幅０．０１〜５０ｍ、好ましくはＱ 、 １〜
１０Ｉ１０Ｉｒの範囲内で、糸条６を揺動させることが
重要でおる。若し、ここで（騒動体９の周波数が１Ｈ７
未満ては洗浄効率が低下し、また５０００Ｈｚを超える
と、撮動速度に糸条撮動が追従できないこと、また大き
い振幅を得るには大きな力旧辰力の装置を要し設備費が
かかる等の問題がある。一方、振幅が０．０１ｍ未満で
は洗浄効率が低下し、また５０ｍを超えるとスパン間の
実質系条長が長くなり、糸条が塑性変形（延伸）される
等の問題がある。
また、該振動体９の糸条６に対する接触の強さ加減は、
ブラケット１２の固定位置を適宜移動させて調整すれば
よい。
ブラケット１２の固定位置を適宜移動させて調整すれば
よい。
加振源１０は実用状態で前記した所定の周波数と振幅が
得られるならば機械式、電気式を問わない。
得られるならば機械式、電気式を問わない。
例えば、電気式加振機にはフレミングの左手の法則によ
る磁界中のコイルに発生する力を利用した方式がある。
る磁界中のコイルに発生する力を利用した方式がある。
電気式は一般に取付けが簡単で、メンテナンスが殆んど
不要であり、一方、電気利用特有の感電事故の心配もな
く安全な上、安価な点からも好適である。
不要であり、一方、電気利用特有の感電事故の心配もな
く安全な上、安価な点からも好適である。
振動体９の材質は、充分な強度と、洗浄液に対する耐食
性・防錆性があれば何でもよいが、ステンレス材が好ま
しい。またその形状は被洗浄物の形態によって適宜決ま
るが、例えば、シート状糸条では丸棒を逆Ｔ字状に溶接
したもので、糸条幅方向において斑なく接触するものが
好ましい。また振動体９の糸条に触れる部分は固定ガイ
ドの外。
性・防錆性があれば何でもよいが、ステンレス材が好ま
しい。またその形状は被洗浄物の形態によって適宜決ま
るが、例えば、シート状糸条では丸棒を逆Ｔ字状に溶接
したもので、糸条幅方向において斑なく接触するものが
好ましい。また振動体９の糸条に触れる部分は固定ガイ
ドの外。
回転ローラ化したものでもよい。またそのガイドの表面
状態は鏡面、梨地を問わないし、仕上程度は糸条を傷つ
けない程度のＲｍａＸ３μｍ以下が好ましい。
状態は鏡面、梨地を問わないし、仕上程度は糸条を傷つ
けない程度のＲｍａＸ３μｍ以下が好ましい。
ざらに振動体９は糸条を支持するローラとローラ間（即
ち、スパン内）に複数個用いることができる。
ち、スパン内）に複数個用いることができる。
次に、本発明における振動体の他の例は第３図に示すよ
うに、多角形ローラ１４を挙げることができる。すなわ
ち、多角形ローラは回転角度によって半径が異なるため
、回転させれば１４．１４°のような位置をとり、糸条
に対して揺動を与えることができる。多角形ローラ１４
の回転源は積極的なモータ駆動から得るが、走行する糸
条との摩擦力を利用してもよい。ただ、多角形ローラの
場合２周波数と振幅とが本発明範囲となるよう多角数ま
たは回転数を選定するのがよい。例えばモータ駆動によ
る場合は３〜１２角形、糸条との摩擦力による場合は６
〜２０角形程角形一般的でおる。
うに、多角形ローラ１４を挙げることができる。すなわ
ち、多角形ローラは回転角度によって半径が異なるため
、回転させれば１４．１４°のような位置をとり、糸条
に対して揺動を与えることができる。多角形ローラ１４
の回転源は積極的なモータ駆動から得るが、走行する糸
条との摩擦力を利用してもよい。ただ、多角形ローラの
場合２周波数と振幅とが本発明範囲となるよう多角数ま
たは回転数を選定するのがよい。例えばモータ駆動によ
る場合は３〜１２角形、糸条との摩擦力による場合は６
〜２０角形程角形一般的でおる。
以上、繊維糸条の洗浄例について説明したが、布帛類の
洗浄にも同様に適用できるのは勿論である。
洗浄にも同様に適用できるのは勿論である。
［実施例］
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
本例中、水洗速度とは次式に従い算出する。
１−Ｘ２
水洗速度−Ｘ１００（％）
θ
ただし、
×１：水洗潜入糸条が同伴するジメチルスルホキシド（
以下、ＤＨ３Ｏと略称）水溶液濃度（−）、即ち。
以下、ＤＨ３Ｏと略称）水溶液濃度（−）、即ち。
（入糸条内十入糸条廻り）の［））ＩＳＯｔｔ （ｇ）
Ｘｌ ＝ （入糸条内十入糸条廻り）のＤ）ｌｓＯｆｆｌ （９＞
＋（入来条内＋入糸条廻り）の水量（９）×２：水洗浴
出糸条が同伴するＤＭＳＯ水溶液濃度（＝）、即ち。
Ｘｌ ＝ （入糸条内十入糸条廻り）のＤ）ｌｓＯｆｆｌ （９＞
＋（入来条内＋入糸条廻り）の水量（９）×２：水洗浴
出糸条が同伴するＤＭＳＯ水溶液濃度（＝）、即ち。
（出糸条内干出糸条廻り）のＤＨ３Ｏ量（ｇ）Ｘ２＝
（出糸条内干出糸条廻り）のＤ）ｉｓｏ量（３）＋（出
糸条内干出糸条廻り）の水量（９）θ：洗浄浴中に糸条
が滞留した時間（ｓｅｃ ）実施例 アクリロニトリル９０ｗｔ％以上を含有するアクリロニ
トリル系重合体からなる紡糸原液をＤＮＳＯ水溶液中に
紡糸し、得られた糸条の水洗工程で振動体を適用した例
を示す。
糸条内干出糸条廻り）の水量（９）θ：洗浄浴中に糸条
が滞留した時間（ｓｅｃ ）実施例 アクリロニトリル９０ｗｔ％以上を含有するアクリロニ
トリル系重合体からなる紡糸原液をＤＮＳＯ水溶液中に
紡糸し、得られた糸条の水洗工程で振動体を適用した例
を示す。
振動体く鏡面仕上の丁字形状ガイド使用）は、糸条に対
して接触角的１７５°で糸条の走行方向と直角の方向に
接触揺動させた。
して接触角的１７５°で糸条の走行方向と直角の方向に
接触揺動させた。
この場合の（辰動体の周波数および振幅と、水洗速度（
即ち、洗浄効率）、得られた単糸デニール１０ ｄ、
１２０００フイラメントの繊維について単糸表面の損傷
状態および繊維物性を調べ、第１表に示した。
即ち、洗浄効率）、得られた単糸デニール１０ ｄ、
１２０００フイラメントの繊維について単糸表面の損傷
状態および繊維物性を調べ、第１表に示した。
この結果が示すように、まず第一に所定の振動体を用い
ると、水洗効率が格段に向上する。特に、振動体の周波
数およびｊ膜幅と洗浄効率との関係は、周波数３０〜６
０１−１ｚ、を膜幅１〜３Ｍが最も良好である。
ると、水洗効率が格段に向上する。特に、振動体の周波
数およびｊ膜幅と洗浄効率との関係は、周波数３０〜６
０１−１ｚ、を膜幅１〜３Ｍが最も良好である。
第二に、周波数および振幅が所定範囲の振動体を用いる
と、単糸表面の傷や繊維物性への影響を全く受けないこ
とがわかる。
と、単糸表面の傷や繊維物性への影響を全く受けないこ
とがわかる。
（以下、余白）
［発明の効果］
本発明の洗浄方法および洗浄装置によれば、安価で簡単
な設備でバイブロ処理機並の高い洗浄効率が得られるば
かりか、単糸表面の損傷程度や単糸間交絡の程度もトレ
ー式水洗浴並を実現できた。
な設備でバイブロ処理機並の高い洗浄効率が得られるば
かりか、単糸表面の損傷程度や単糸間交絡の程度もトレ
ー式水洗浴並を実現できた。
特に既設のトレー式水洗槽への適用も大幅な設備改造を
することなく、振動体を取付けるのみで。
することなく、振動体を取付けるのみで。
糸条の処理速度アップとコストダウンを図ることができ
る。
る。
第１図は本発明の洗浄例を示す概略図、第２−（１）図
、第２〜（２）図は本発明における振動体の作動に伴う
繊維糸条の揺動状態を示す概略図、第３図は本発明の洗
浄方法において他の振動体の適用例を示す概略図である
。 １；洗浄浴、２：洗浄水、３：供給ノズル、４；オーバ
ーフロー堰、５；排出ノズル、６；糸条、７：フィード
ローラ、 ８；入側フリーローラ（または固定ガイド）、８′；出
側フリーローラ（または固定ガイド）、９；振動体、１
０；加振機、１１；固定ボルト、１２；ブラケット、１
３；フレーム、 １４（１４“）；多角形ローラ
、第２〜（２）図は本発明における振動体の作動に伴う
繊維糸条の揺動状態を示す概略図、第３図は本発明の洗
浄方法において他の振動体の適用例を示す概略図である
。 １；洗浄浴、２：洗浄水、３：供給ノズル、４；オーバ
ーフロー堰、５；排出ノズル、６；糸条、７：フィード
ローラ、 ８；入側フリーローラ（または固定ガイド）、８′；出
側フリーローラ（または固定ガイド）、９；振動体、１
０；加振機、１１；固定ボルト、１２；ブラケット、１
３；フレーム、 １４（１４“）；多角形ローラ
Claims (2)
- （１）、洗浄浴を走行する繊維糸条または布帛類に、周
波数１〜５０００Ｈｚ、振幅０．０１〜５０ｍｍの範囲
内で振動する振動体を接触させることを特徴とする繊維
または布帛類の洗浄方法。 - （２）、洗浄浴を走行中の繊維糸条または布帛類と接触
するよう、周波数１〜５０００Ｈｚ、振幅０．０１〜５
０ｍｍの範囲内で振動する振動体を設け、該繊維糸条ま
たは布帛類に、その走行方向とほぼ直角方向の揺動力を
付与することを特徴とする繊維または布帛類の洗浄装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63225192A JPH0274608A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63225192A JPH0274608A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0274608A true JPH0274608A (ja) | 1990-03-14 |
Family
ID=16825413
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63225192A Pending JPH0274608A (ja) | 1988-09-08 | 1988-09-08 | 繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0274608A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04202807A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 繊維の洗浄方法および装置 |
| JP2003064573A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 炭素繊維トウの洗浄装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411389A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-27 | Unitika Ltd | Cloth widening type continuous creping and relaxing apparatus |
| JPS5733390A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-23 | Hitachi Ltd | Liquid neutron absorber injecting system |
| JPS6197460A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-15 | 金沢 政男 | 超音波織布糸洗浄装置 |
-
1988
- 1988-09-08 JP JP63225192A patent/JPH0274608A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5411389A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-27 | Unitika Ltd | Cloth widening type continuous creping and relaxing apparatus |
| JPS5733390A (en) * | 1980-08-08 | 1982-02-23 | Hitachi Ltd | Liquid neutron absorber injecting system |
| JPS6197460A (ja) * | 1984-10-17 | 1986-05-15 | 金沢 政男 | 超音波織布糸洗浄装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04202807A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-23 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 繊維の洗浄方法および装置 |
| JP2003064573A (ja) * | 2001-08-27 | 2003-03-05 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 炭素繊維トウの洗浄装置 |
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