JPS6197460A - 超音波織布糸洗浄装置 - Google Patents
超音波織布糸洗浄装置Info
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- JPS6197460A JPS6197460A JP59216384A JP21638484A JPS6197460A JP S6197460 A JPS6197460 A JP S6197460A JP 59216384 A JP59216384 A JP 59216384A JP 21638484 A JP21638484 A JP 21638484A JP S6197460 A JPS6197460 A JP S6197460A
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- Japan
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- cleaning
- water
- ultrasonic
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- fabric yarn
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-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B13/00—Treatment of textile materials with liquids, gases or vapours with aid of vibration
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（１）発明の目的
（産業−にの利用分野）
この発明は布地、糸、ロープ等の織布糸（ＩＭ下ｒｍ布
糸」という。）の洗浄技術の分野において利用され、特
に超音波を用いて織布糸を連続的に洗浄する装置に関す
る。
糸」という。）の洗浄技術の分野において利用され、特
に超音波を用いて織布糸を連続的に洗浄する装置に関す
る。
（従来の技術）
織布地の製造において、該織布地は最終工程として、前
諸工程で付着した油分等の汚れや染色前の布地・糸に付
着したのりを落とすべく洗浄工程を経ている。
諸工程で付着した油分等の汚れや染色前の布地・糸に付
着したのりを落とすべく洗浄工程を経ている。
その洗浄のための装置としては、第３図に示されるよう
な形式の布地洗浄装置が知られている。この装置の概要
を説明すると、１１０は洗浄槽で、該洗浄槽１１０内に
は多数の孔１１２を有する有孔回転ドラム１１１が配さ
れている。有孔回転ドラム１１１ は偏心軸１１３によ
って支持され、−に下左右に一定周１す１で振動するよ
うになっている。そして水が張られた洗浄槽１１０の上
方には、テンションローラ１１４があり、布地１２０は
上記有孔回転ドラムに巻きついた後テンションローラ１
１４によって案内されながら連続的に送り出されている
。
な形式の布地洗浄装置が知られている。この装置の概要
を説明すると、１１０は洗浄槽で、該洗浄槽１１０内に
は多数の孔１１２を有する有孔回転ドラム１１１が配さ
れている。有孔回転ドラム１１１ は偏心軸１１３によ
って支持され、−に下左右に一定周１す１で振動するよ
うになっている。そして水が張られた洗浄槽１１０の上
方には、テンションローラ１１４があり、布地１２０は
上記有孔回転ドラムに巻きついた後テンションローラ１
１４によって案内されながら連続的に送り出されている
。
この装置では、布地１２０は有孔回転ドラム１１１に巻
かれているので、洗浄槽１１０内の洗剤が溶解された水
中を連続的に通過する。その際有孔回転ドラム１１１は
偏心軸１１３によって上下左右に振動しており、布地１
２０も水中で振動し、しかも有孔回転ドラム１１１の孔
１１２を経て水が布地の目を上記振動と同一周期で往復
通過する。したがって布地の汚れは、布地の水との振動
的衝撃によって洗浄される。
かれているので、洗浄槽１１０内の洗剤が溶解された水
中を連続的に通過する。その際有孔回転ドラム１１１は
偏心軸１１３によって上下左右に振動しており、布地１
２０も水中で振動し、しかも有孔回転ドラム１１１の孔
１１２を経て水が布地の目を上記振動と同一周期で往復
通過する。したがって布地の汚れは、布地の水との振動
的衝撃によって洗浄される。
しかしながら、上記従来装置にあっては、有孔回転ドラ
ム及び布地はかなりの振動を受けるため、ドラムは堅牢
な構造であることを要求されて大型化され、また布地を
傷める結果にもなる。
ム及び布地はかなりの振動を受けるため、ドラムは堅牢
な構造であることを要求されて大型化され、また布地を
傷める結果にもなる。
（発明が解決しようとする問題点）
本発明は、上述の従来装置の有していた問題点を解決し
、機械的振動がなく織布地を傷めずかつ小型化され、そ
して洗剤を一切要−■すその洗浄効果の優秀な超音波織
布糸洗浄装置を提供するものである。
、機械的振動がなく織布地を傷めずかつ小型化され、そ
して洗剤を一切要−■すその洗浄効果の優秀な超音波織
布糸洗浄装置を提供するものである。
（２）発明の構成
（問題を解決するための手段）
本発明は、−Ｆ部に開口を有する金属製の洗浄槽内に超
音波発生装置を配設し、少なくとも洗浄槽の底部には気
泡供給装置が設けられ、洗浄槽内には織布糸を案内送り
して該洗浄槽内の洗浄水の中を連続的に通過せしめるロ
ーラを設けることによって構成される。
音波発生装置を配設し、少なくとも洗浄槽の底部には気
泡供給装置が設けられ、洗浄槽内には織布糸を案内送り
して該洗浄槽内の洗浄水の中を連続的に通過せしめるロ
ーラを設けることによって構成される。
超音波発生装置の超音波周波数は、洗浄される織布糸の
材料および織りかたによって定まり、その範囲は１０〜
６０ＫＩＩｚとなる。したがって織布糸に用いられてい
る材料および織りかたによって、上記範囲内で最適な周
波数が選定できるようにしておくことが好ましい。
材料および織りかたによって定まり、その範囲は１０〜
６０ＫＩＩｚとなる。したがって織布糸に用いられてい
る材料および織りかたによって、上記範囲内で最適な周
波数が選定できるようにしておくことが好ましい。
また洗浄構内に配置される超音波振動子は、その超音波
が周囲に均等に伝播されるように指向性のないものが望
ましい。指向性のある振動子の場合には、各方向に複数
個配設するか、反射体によって乱反射させるかにより全
周囲に伝播させることができる。
が周囲に均等に伝播されるように指向性のないものが望
ましい。指向性のある振動子の場合には、各方向に複数
個配設するか、反射体によって乱反射させるかにより全
周囲に伝播させることができる。
洗浄槽は、超音波を有効に反射するために金属製となっ
ているが、その表面を錆防止のために薄く合成樹脂等で
コーティングする程度ならば何ら支障はない。
ているが、その表面を錆防止のために薄く合成樹脂等で
コーティングする程度ならば何ら支障はない。
気泡供給装置は、多孔性材を通過して洗浄槽内に空気を
供給することも、また洗浄槽の底部に小径穴を多数穿設
したり、多数の小径穴を有する管を配して、ここに空気
を供給することとしてもよい。
供給することも、また洗浄槽の底部に小径穴を多数穿設
したり、多数の小径穴を有する管を配して、ここに空気
を供給することとしてもよい。
ローラは、連続する長い織布糸を洗浄槽に張られた洗浄
水中に連続して１１遇せしめるように配設されている。
水中に連続して１１遇せしめるように配設されている。
該ローラは、洗浄水中にて回転する比較的大径の一個の
ドラムとすることも、また洗浄水中での織布糸の道程を
長くするために比較的小径の多数のローラを千鳥状に配
してもよい。」１記大径ドラムの場合には、織布糸は該
ドラムとの接触長さが大きいので、該織布糸の表裏両面
を洗浄水に接触させるためにドラムに多数の孔を設ける
のが好ましい。そしてドラム内にも気泡供給装置を配す
るならばその洗浄効果は一段と向上する。
ドラムとすることも、また洗浄水中での織布糸の道程を
長くするために比較的小径の多数のローラを千鳥状に配
してもよい。」１記大径ドラムの場合には、織布糸は該
ドラムとの接触長さが大きいので、該織布糸の表裏両面
を洗浄水に接触させるためにドラムに多数の孔を設ける
のが好ましい。そしてドラム内にも気泡供給装置を配す
るならばその洗浄効果は一段と向上する。
さらに本発明の洗浄機により消費される水の量を低減さ
せるために、排水口と給水口とをフィルタを介して接続
し、洗浄により汚れた水を浄化して再循環使用すること
もできる。
せるために、排水口と給水口とをフィルタを介して接続
し、洗浄により汚れた水を浄化して再循環使用すること
もできる。
（作用）
上述の構成になる本発明の織布系洗浄装置の洗浄槽内に
適宜洗浄水を入れ、ローラにより織布糸を連続的に上記
洗浄水を通過せしめ、かかる状態で超音波発生装置から
超音波を発しかつ気泡供給装置より」二記洗浄水中に気
泡を供給すると、以下の原理によって織布糸はきわめて
効果的に洗浄される。
適宜洗浄水を入れ、ローラにより織布糸を連続的に上記
洗浄水を通過せしめ、かかる状態で超音波発生装置から
超音波を発しかつ気泡供給装置より」二記洗浄水中に気
泡を供給すると、以下の原理によって織布糸はきわめて
効果的に洗浄される。
先ず水が織布糸に十分浸透すると、織布糸表面には空気
が存在しなくなるために、超音波の一部は直接織布糸に
到達する。織布糸の音響インピーダンス（いわゆるρＣ
）はほぼ（ｐｃ）ｆ＝２〜３Ｘ １０５ｃｍ−ｇ−ｓｅ
ｃで、水の音響インピーダンス（ρＣ）い−１，５Ｘ
１０５ｃｍ−８・ｓｅｃに近いために、反射率は約０．
０２〜０．１】、吸収率は０．９８〜０，８９となって
、超音波エネルギーのほぼ９０％が織布糸によって吸収
されることとなる。上記超音波は織布糸の繊維表面にキ
ャビテーション効果によって気泡を生じ、該気泡によっ
て繊維表面についた異物（汚れ）を分離除去してしまう
。
が存在しなくなるために、超音波の一部は直接織布糸に
到達する。織布糸の音響インピーダンス（いわゆるρＣ
）はほぼ（ｐｃ）ｆ＝２〜３Ｘ １０５ｃｍ−ｇ−ｓｅ
ｃで、水の音響インピーダンス（ρＣ）い−１，５Ｘ
１０５ｃｍ−８・ｓｅｃに近いために、反射率は約０．
０２〜０．１】、吸収率は０．９８〜０，８９となって
、超音波エネルギーのほぼ９０％が織布糸によって吸収
されることとなる。上記超音波は織布糸の繊維表面にキ
ャビテーション効果によって気泡を生じ、該気泡によっ
て繊維表面についた異物（汚れ）を分離除去してしまう
。
上記超音波のキャビテーション発生の際水中に溶解され
ている空気槽が減少していくが、気泡供給装置により水
中に逐次気泡が供給されてその一部が水中に溶解される
ために、水中には常時キャビテーション発生のための空
気が補給され、キャビテーションの発生の度合が低下す
るごとはない。さらに上記気泡の残りは、水中を」１昇
する際に、超音波を乱反射し、超音波を織布糸に均一に
投射することとなる。この気泡による超音波の反射は、
水と空気の音響インピーダンスが大きく異なるために生
ずるものである。
ている空気槽が減少していくが、気泡供給装置により水
中に逐次気泡が供給されてその一部が水中に溶解される
ために、水中には常時キャビテーション発生のための空
気が補給され、キャビテーションの発生の度合が低下す
るごとはない。さらに上記気泡の残りは、水中を」１昇
する際に、超音波を乱反射し、超音波を織布糸に均一に
投射することとなる。この気泡による超音波の反射は、
水と空気の音響インピーダンスが大きく異なるために生
ずるものである。
なお、織布糸に到達せず直接洗浄槽壁に向かった超音波
は金属製の壁面で反射された後、織布糸に達し−に述の
ごとくの洗浄作用をなず。
は金属製の壁面で反射された後、織布糸に達し−に述の
ごとくの洗浄作用をなず。
織布糸は洗浄槽内をローラによって連続して通過するよ
うに送られているので、長い織布糸は順次洗浄が行われ
ることとなる。
うに送られているので、長い織布糸は順次洗浄が行われ
ることとなる。
なお［１−ラが有孔ドラムであるときには、孔あるいＧ
Ｊｌ−ラムの側部開口から進入する超音波によって、」
一連の原理で織布糸の裏面も洗浄される。そして有孔ド
ラム内に気泡供給装置が設けられている場合には、１ラ
ム内での超音波の乱反射はさらに効果的となる。
Ｊｌ−ラムの側部開口から進入する超音波によって、」
一連の原理で織布糸の裏面も洗浄される。そして有孔ド
ラム内に気泡供給装置が設けられている場合には、１ラ
ム内での超音波の乱反射はさらに効果的となる。
また排水口と給水口がフィルタを介して接続されている
ならば、本発明で番Ｊ洗剤を使用しないため水をフィル
タで浄化した後再循環し本装置洗浄槽に戻して利用され
る。
ならば、本発明で番Ｊ洗剤を使用しないため水をフィル
タで浄化した後再循環し本装置洗浄槽に戻して利用され
る。
（実施例）
次に第１図及び第２図に示す実施例を二ついて説明する
。
。
第１図は第一実施例を示すもので、１は金属製の洗浄槽
で上方が開口されている。該洗浄槽１のほぼ中央位置に
は、側方が開口されまた円周面に多数の孔５１を有する
有孔回転ドラム５が配設されている。そして該有孔回転
ドラム５には織布糸６が巻きつけられると共にテンショ
ンローラフによって張力が与えられていて、該織布糸６
は連続して洗浄槽１内を一定速度で通過するようになっ
ている。
で上方が開口されている。該洗浄槽１のほぼ中央位置に
は、側方が開口されまた円周面に多数の孔５１を有する
有孔回転ドラム５が配設されている。そして該有孔回転
ドラム５には織布糸６が巻きつけられると共にテンショ
ンローラフによって張力が与えられていて、該織布糸６
は連続して洗浄槽１内を一定速度で通過するようになっ
ている。
洗浄槽１の周壁及び底面の適宜個所には複数の超音波発
生装置２が取りつけられている。
生装置２が取りつけられている。
なお上記超音波発生装置２は、図示しないダイヤルによ
り衣類の布地の種類に応じて最適な周波数を１０〜６０
Ｋｌｌｚの範囲で選択可能になっている。
り衣類の布地の種類に応じて最適な周波数を１０〜６０
Ｋｌｌｚの範囲で選択可能になっている。
洗浄槽１の底部近傍には、多数の孔３１を有する管状の
気泡供給装置３が配設されている。
気泡供給装置３が配設されている。
該気泡供給装置３には図示しない槽夕（のエアポンプに
よって上記孔３１がら空気を送り出し、洗浄水中に気泡
を供給するようになっている。
よって上記孔３１がら空気を送り出し、洗浄水中に気泡
を供給するようになっている。
洗浄槽１の底部に設けられた排水口１５にば切替バルブ
４が取りつけられ、該バルブ４１ｊ、一方の口に排水管
４１を接続し不要となった水を排出可能とし、他方の口
はフィルタ４２を経てポンプ４３に接続されている。該
ポンプ４３ば、洗浄槽外周上部位置で給水管４５に取り
つりられた取水バルブ４４に接続されている。
４が取りつけられ、該バルブ４１ｊ、一方の口に排水管
４１を接続し不要となった水を排出可能とし、他方の口
はフィルタ４２を経てポンプ４３に接続されている。該
ポンプ４３ば、洗浄槽外周上部位置で給水管４５に取り
つりられた取水バルブ４４に接続されている。
次に本実施例装置による洗浄の手順について説明する。
先ず、洗浄槽１に少なくとも有孔回転ｌ゛ラムが没する
程度に適宜鼠の水を給水管４５より洗浄槽１内に入れる
。このときバルブ４はポンプ４３に対しては閉状態にあ
る。
程度に適宜鼠の水を給水管４５より洗浄槽１内に入れる
。このときバルブ４はポンプ４３に対しては閉状態にあ
る。
次に、超音波発生装置２の周波数を織布糸の材料に適し
た値に設定した後そのスイッチをオンにする。すると超
音波発生装置２は超］０ 音波を発し、該超音波の一部は織布糸６に直接にそして
他は洗浄槽１で反射した後に上記織布糸６に達する。
た値に設定した後そのスイッチをオンにする。すると超
音波発生装置２は超］０ 音波を発し、該超音波の一部は織布糸６に直接にそして
他は洗浄槽１で反射した後に上記織布糸６に達する。
一方上記超音波発生装置の作動と共にあるいは後に、気
泡供給装置３に図示しないエアポンプで空気を供給する
。空気は、該気泡供給装置３の多数の小径孔３１から、
気泡となって洗浄槽１内の水の中を上昇する。そしてそ
の一部は有孔回転ドラム５の側方開口より該ドラム内に
まで進入する。該気泡は水中を」−昇する際に、一部は
水中に溶解し、その他は気泡のまま水の上面に達してし
まう。その」：昇する気泡にて、上記超音波は乱反射し
、洗浄槽１内でより一層均−に行きわたるようになる。
泡供給装置３に図示しないエアポンプで空気を供給する
。空気は、該気泡供給装置３の多数の小径孔３１から、
気泡となって洗浄槽１内の水の中を上昇する。そしてそ
の一部は有孔回転ドラム５の側方開口より該ドラム内に
まで進入する。該気泡は水中を」−昇する際に、一部は
水中に溶解し、その他は気泡のまま水の上面に達してし
まう。その」：昇する気泡にて、上記超音波は乱反射し
、洗浄槽１内でより一層均−に行きわたるようになる。
また、超音波の一部は、洗浄槽１の壁面そして気泡で反
射されて有孔回転］′ラム５の側面開口から該ドラム内
に、あるいは織布糸６を通過して円周面の多数の孔５１
からドラム内に進入し、再び」二記孔５１から織布糸６
の裏面（ドラムに接触している面）に作用する。
射されて有孔回転］′ラム５の側面開口から該ドラム内
に、あるいは織布糸６を通過して円周面の多数の孔５１
からドラム内に進入し、再び」二記孔５１から織布糸６
の裏面（ドラムに接触している面）に作用する。
かかる状態で、織布糸に達した超音波は、織布糸６の繊
維表面でキャビテーション現象により気泡を生じ、該気
泡により汚れや異物を繊維から離脱せしめる。その際キ
ャビテーションにより、水中に溶解されていた空気は気
泡となゲζ−１−昇してしまうため、次第にキャビテー
ションによる気泡が生しにくくなるはずであるが、−に
述のごとく気泡供給装置３からの気泡の一部が逐次水中
に溶解しているので、−１−記キャビテーションは常に
一定して気泡を生ずることができる。かくして織布糸の
汚れや異物は完全に除去される。
維表面でキャビテーション現象により気泡を生じ、該気
泡により汚れや異物を繊維から離脱せしめる。その際キ
ャビテーションにより、水中に溶解されていた空気は気
泡となゲζ−１−昇してしまうため、次第にキャビテー
ションによる気泡が生しにくくなるはずであるが、−に
述のごとく気泡供給装置３からの気泡の一部が逐次水中
に溶解しているので、−１−記キャビテーションは常に
一定して気泡を生ずることができる。かくして織布糸の
汚れや異物は完全に除去される。
１−述のごとく洗浄されながら、織布糸６は有孔回転１
“′う１．５によって連続的に送られているので、順次
連続的に洗浄されることとなる。
“′う１．５によって連続的に送られているので、順次
連続的に洗浄されることとなる。
なお、バルブ４ばポンプ４３側に切替えられており、洗
浄水はフィルタ４２で浄化された後、ポンプ４３によっ
て再び洗浄槽１に戻されるので、−１−記洗浄は常に汚
れの少ない洗浄水で行われている。その結果洗浄効果が
向１−すると共に節水可能となる。
浄水はフィルタ４２で浄化された後、ポンプ４３によっ
て再び洗浄槽１に戻されるので、−１−記洗浄は常に汚
れの少ない洗浄水で行われている。その結果洗浄効果が
向１−すると共に節水可能となる。
次に第２図の第二実施例について説明する。
本実施例の前実施例との差異は、大径の有孔回転ドラム
に代え複数の小径ローラ８を子息状に配して、織布糸６
の洗浄水中における道程を長くした点にある。したがっ
て織布糸６は表裏が同一条件で超音波を受け、しかもそ
の面積は大きくなるので、前実施例のト′ラムのように
孔を設ける必要はない。しかも洗浄効果は向上する。
に代え複数の小径ローラ８を子息状に配して、織布糸６
の洗浄水中における道程を長くした点にある。したがっ
て織布糸６は表裏が同一条件で超音波を受け、しかもそ
の面積は大きくなるので、前実施例のト′ラムのように
孔を設ける必要はない。しかも洗浄効果は向上する。
（３）発明の効果
以」二のように本発明は水中に気泡を供給しつつ超音波
により織布糸を連続的に洗浄を行うようにしたもので、
次のような効果を生ずる。
により織布糸を連続的に洗浄を行うようにしたもので、
次のような効果を生ずる。
■ 従来のように振動用のモータを要しないので、装置
が極めて小型化そして安価なものとなり、かつドラムの
振動がなくなる。
が極めて小型化そして安価なものとなり、かつドラムの
振動がなくなる。
■ 超音波によりきわめてよく汚れがとれる」二に、織
布糸は、布自身が振動を受けず、洗剤による化学処理を
受けず、また刷毛・プレス等による表面処理を受ける必
要がないのでいたみが少ない。
布糸は、布自身が振動を受けず、洗剤による化学処理を
受けず、また刷毛・プレス等による表面処理を受ける必
要がないのでいたみが少ない。
■ 洗剤を全く要しないので、経済的である。また水質
や水温を選ばないので、いかなる水でもその洗浄効果は
低下することはない。
や水温を選ばないので、いかなる水でもその洗浄効果は
低下することはない。
■ フィルタを使用するならば、水の再循環利用が可能
となり、節水効果が大きい。
となり、節水効果が大きい。
第１図は本発明の第一実施例の洗浄装置の概要を示す断
面図、第２図は第二実施例の装置の概要を示す断面図、
第３図は従来装置の概要を示す断面図である。 １・・・・・・・・・洗浄槽 ２・・・・・・・・・超音波発生装置 ３・・・・・・・・・気泡供給装置 ４２・・・・・・・・・フィルタ ４３・・・・・・・・・ポンプ ５・・・・・・・・・有孔ドラム （ローラ）６・・・
・・・・・・織布糸 特許出願人 金 澤 政 男佐久１）昌
昭 代 理 人 弁理士 藤 岡 敞第１図
面図、第２図は第二実施例の装置の概要を示す断面図、
第３図は従来装置の概要を示す断面図である。 １・・・・・・・・・洗浄槽 ２・・・・・・・・・超音波発生装置 ３・・・・・・・・・気泡供給装置 ４２・・・・・・・・・フィルタ ４３・・・・・・・・・ポンプ ５・・・・・・・・・有孔ドラム （ローラ）６・・・
・・・・・・織布糸 特許出願人 金 澤 政 男佐久１）昌
昭 代 理 人 弁理士 藤 岡 敞第１図
Claims (5)
- （１）上部に開口を有する金属製の洗浄槽内に超音波発
生装置を配設し、少なくとも洗浄槽底部に気泡供給装置
を設け、洗浄槽内には織布糸を案内送りして該洗浄槽内
の洗浄水の中を連続的に通過せしめるローラを設けてな
る超音波織布糸洗浄装置。 - （２）超音波発生装置は、その周波数が１０〜６０にＫ
Ｈｚであることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
記載の超音波織布糸洗浄装置。 - （３）ローラは、有孔ドラムであることを特徴とする特
許請求の範囲第（１）項記載の超音波織布糸洗浄装置。 - （４）気泡発生装置は洗浄槽底部及び有孔ドラム内に配
されていることを特徴とする特許請求の範囲第（３）項
記載の超音波織布糸洗浄装置。 - （５）洗浄槽の排出口と給水口とはフィルタ及びポンプ
を介して接続されていることを特徴とする特許請求の範
囲第（１）項記載の超音波織布糸洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59216384A JPS6197460A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 超音波織布糸洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59216384A JPS6197460A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 超音波織布糸洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6197460A true JPS6197460A (ja) | 1986-05-15 |
| JPS6329032B2 JPS6329032B2 (ja) | 1988-06-10 |
Family
ID=16687720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59216384A Granted JPS6197460A (ja) | 1984-10-17 | 1984-10-17 | 超音波織布糸洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6197460A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0274608A (ja) * | 1988-09-08 | 1990-03-14 | Toray Ind Inc | 繊維または布帛類の洗浄方法及びその装置 |
| JPH02191761A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-27 | Sando Iron Works Co Ltd | 布帛の連続洗浄装置 |
| WO2012163283A1 (zh) * | 2011-06-01 | 2012-12-06 | 北京昂林贸烽高新材料有限公司 | 一种纤维展宽装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4884982U (ja) * | 1972-01-20 | 1973-10-16 |
-
1984
- 1984-10-17 JP JP59216384A patent/JPS6197460A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4884982U (ja) * | 1972-01-20 | 1973-10-16 |
Cited By (3)
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| JPH02191761A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-27 | Sando Iron Works Co Ltd | 布帛の連続洗浄装置 |
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| Publication number | Publication date |
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| JPS6329032B2 (ja) | 1988-06-10 |
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