JPH0273802A - 粘着的傾向の少ないエチレン/酢酸ビニル共重合体、その製造法及び用途 - Google Patents

粘着的傾向の少ないエチレン/酢酸ビニル共重合体、その製造法及び用途

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JPH0273802A
JPH0273802A JP1191581A JP19158189A JPH0273802A JP H0273802 A JPH0273802 A JP H0273802A JP 1191581 A JP1191581 A JP 1191581A JP 19158189 A JP19158189 A JP 19158189A JP H0273802 A JPH0273802 A JP H0273802A
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JP
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vinyl acetate
ethylene
copolymer
weight
polymerization
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JP1191581A
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Kurt Peter Meurer
クルト・ペーター・モイラー
Gerd Sylvester
ゲルト・ジルフエスター
Christian Ohm
クリスチヤン・オーム
Hugo Zimmermann
フーゴ・ツイマーマン
Herbert Bartl
ヘルベルト・バルトル
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Original Assignee
Bayer AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F218/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid or of a haloformic acid
    • C08F218/02Esters of monocarboxylic acids
    • C08F218/04Vinyl esters
    • C08F218/08Vinyl acetate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F210/00Copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond
    • C08F210/02Ethene

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は溶液法によるエチレン/酢酸ビニル(EVA)
共重合体の製造方法に関する。本発明に従って、重合の
際更にエチレンを添加することにより、最終生成物の粘
着性を減少させ、それにより粒子の易流動性(free
 flowing quality)の改善が達成され
る。本発明は又非常に高い分子量の共重合体成分を含む
エチレン/酢酸ビニル共重合体に関する。
本発明を要約すれば、極めて高い分子量成分を含み、粘
着的傾向の少ないエチレン/酢酸ビニル共重合体が、中
圧での溶液重合工程の際にエチレンを更に後添加(af
ter−dose)することにより得られることである
エチレン及び酢酸ビニルは任意の所望の割合でラジカル
的に共重合できることは周知である。酢酸ビニル含量(
以後は゛’VA含量”と称する)が低い時、共重合体は
室温ではポリエチレンの普通の結晶性を有している。共
重合した酢酸ビニルの含量が約30%までのエチレン/
酢酸ビニル共重合体は、その比較的長いエチレン序列の
ために熱可塑的特性を有する(H,パードル[Bart
l]、J、ビータ−[Peterll  “ニーバー・
エチレン/ヒニルアセターテーコボリメリザーテ・ラン
ト・イーレ・フェアネッツング[Uber Ethyl
en/VinylacetateCopolymari
sata und 1hre Vernetzung]
” 、Kautschuk und Gun+mi 上
(、WT23−WT32CI 96I);ウィナツカ−
キュフラー[Winnacker K(icbler]
、Chem、Technologie、第6巻、第4版
、2゜2.7章”エチレン−ビニルアセターチーコポリ
マー[Ethylen−Vinylacetaシe−C
opolymere] ”、カール・ハンゼル[Car
l Hanser1社刊、ミュンヘン/ウィーン、19
82.570−572X;Mn7−ン[Arnel、R
,H,シュワール[5chvaar]、Report 
No。
155、エチレン・コボリマーズ[Eihylene 
Cop。
lymers]、Process Economics
 Program、 Menlo Park、カリホル
ニア、■−40頁(1983)を参照されたい)。酢酸
ビニル含量の低いエチレン/酢酸ビニル共重合体(H,
ブッカ[Buckal、R,ニチェ[Hitzsche
l、H,オンデル力[0nderkal、Plaste
 und KauLschuk、 30、(6)、30
2−305(1983)参照)は高圧重合法により経済
的に製造できる。酢酸ビニル含量の低い共重合体(酢酸
ビニルが最高50重量%まで)は古典的な塊状高圧重合
法により特に経済的に且つ良好な性質をもって製造でき
る。重合は一般に1000ないし2000バールの圧力
及び150ないし280℃の温度で行われる。
混和される酢酸ビニルの割合が増加する程圧力及び温度
は低下する。酢酸ビニル含量が高い場合は、塊状重合に
必要な高温度のために、高い分子量及び高いムーニー粘
度を持った共重合体を製造することが困難になってくる
。60重量%以上のVA含量及び良好なエラストマー的
性質を持ったEVA共重合体を高圧法により製造するこ
とはできない。
30重量%以上の酢酸ビニル含量を有するEVA共重合
体は又中圧での溶液重合法によっても製造できる。使用
される溶剤は、重合工程の際、重合体が溶液中に留まっ
ている、例えば、term、−ブタノール又はtert
、−ブタノール、メタノール及び炭化水素の混合物であ
ってもよい(米国特許第2゜396.785号、ドイツ
特許公告公報第1.126.614号及び1,126.
613号、フランス特許第1,189,387号、米国
特許第2,947.735号、英国特許$807,11
2号及び843.974号、フランス特詐第1,238
,589号及び1,225,704号及びドイツ特許第
3゜323.531号参照)。
約40ないし75重量%の共重合した酢酸ビニルを含む
ゴム状重合体が、ドイツ特許公告公報第1.495,7
67号に従ってLQrL、−ブタノール中でのエチレン
及び酢酸ビニルの溶液重合法により得られる。
溶液重合法は、tert、−ブタノールを溶剤として用
い、50ないし130℃の温度で及び50ないし700
バールの圧力で、重合開始剤として有機ペルオキシド又
はアゾ化合物のような遊離基形成物質の存在において、
3ないし10の反応器のカスケード(cascade)
中で一般に行われる。
40重量%又はそれ以上のVA含量を有するEVA共重
合体は、特にVA含量が50ないし75重量%であれば
、EVA共重合体粒質物が、特に加圧下で(例えば、そ
れ自体の圧力下で)、貯蔵中にケークとなり易いような
、多少とも目立った粘着的傾向を有している。それによ
り粒質物の墨流動的性質が損なわれる。それ故にこの粘
着的傾向を排除するか又は少なくとも著しく減少させる
ことが本発明の目的である。
驚くべきことIこ、この問題はエチレンの後添加によっ
て解決できることが新規に見出された。EVA共重合体
の製造のために、出発単量体を後添加することは既に提
案されている。
ドイツ特許公告公報第1,126,614号によれば、
最高35を量%のVA含量を有すEVA共重合体の製造
の際に、重合によって消費された単量体はE/VA比が
或限度内に保たれる程度に補充される。得られる生成物
は大きい伸び及び良好な透明性を兼ね備え、強度の面で
顕著であると言われている。
ドイツ特許DE−PSM3.323.531号によれば
、酢酸ビニル及び/又は遊離基開始剤がEVA共重合体
製造のための連続工程において後添加される。得られる
生成物は改良された引張強度を有すると言われている。
以上挙げた参考文献のいずれにおいてもEVA共重合体
の粘着性の問題を取り上げておらず、従って本発明によ
る問題の解決を示唆しているとは言えない。
本発明は、遊離基形成開始剤の存在における、40ない
し120°C1好適には50ないし90℃の温度、及び
50ないし700バール、好適には100ないし400
バールの圧力での単量体の溶液重合による、生成共重合
体を基準として、40ないし98重量%、好適には50
ないし85重量%の、共重合した酢酸ビニル含量を有す
るエチレン/酢酸ビニル共重合体の製造方法に関し、a
)最初、酢酸ビニル及びエチレンをt:O,3ないしl
:20、好適にはl:1ないしl:2のモル比でt合さ
せ、及び工程中に投入された酢酸ビニルに対し、10な
いし70%、好適には20ないし60%の転化率に到達
した後、 b)工程a)で使用されたエチレンの量の10ないし2
00重量%、好適には50ないし150重量%の量のエ
チレンを反応混合物に添加し、次いで工程中に導入され
た酢酸ビニルに対し25ないし90重量%、好適には3
5ないし80重量%の転化率まで重合を継続し、 その際工程b)の重合は酢酸ビニルに基準として、及び
工程a)の転化率と比較して、少なくとも5%、好適に
は少なくとも10%転化率が上昇する結果をもたらすこ
とを特徴とする方法である。
本発明による方法は連続方式又は回分式で行うことがで
きる。好適には少なくとも3、特に3ないし10の反応
器を直列に連結した反応容器(カスケード)中で連続的
に行うことが好適である。
使用される溶剤の量は使用される酢酸ビニルに対し、一
般に10ないし300.を量%、好適には20ないし2
00重量%である。
適当な遊離基形成重合開始剤の例は有機ペルオキシド及
びアゾ化合物、例えばベンゾイルペルオキシド、ラウロ
イルペルオキシド、tart、−ブチルベルビバレート
、terL、−アミルペルビバレート、シクロヘキシル
ペルオキシジカーボネート、アゾ−ビス−イソブチロニ
トリル及びアゾービスーイソバレリアン酸誘導体を包含
する。
重合開始剤は使用される共重合可能な単量体の量に対し
、一般に0.02ないし1.5重量%の量で用いられる
好適な具体化によれば、重合開始剤の使用量は小分けさ
れて、一部だけが反応の開始時に添加され、一方始めに
添加された開始剤の量の10ないし50重量%が引き続
いて、好適にはエチレンの後添加と同時に添加される。
本発明により製造された共重合体は20ないし60  
ML−4/100℃、好適には20ないし50  ML
−4/100℃のムーニー粘度(ドイツ工業品標準規格
DIN53.523による)を有している。
本発明は更に共重合体(個々の)の2ないし80重量%
、好適には2ないし30、特に5ないし15重量%が1
06ないし10′、好適には5×106ないし106、
特に106ないし106の分子量を有し、且つ架橋結合
しておらず、残余の共重合体はもっと低い分子量を有す
ることを特徴とする、共重合体の量を基準として40な
いし98重量%の共重合した酢酸ビニルを含み、20.
000ないし40,000の数平均分子量Mnを有する
エチレン/酢酸ビニル共重合体に関する。
数平均分子量Mnは膜浸透圧法(溶剤として塩化メチレ
ン)により測定される。
(S々の)分子量は粘度測定法と濁度滴定法とを併用し
たゲル透過クロマトグラフィーにより下記のようにして
測定される: 試料をCH,CI□中で109/12の濃度に調製し、
24時間後室温で超遠心分離(20,000ll1nで
1時間)する。分離した沈降物を真空下で60℃で乾燥
し、且つ秤量する(γ、2)。更にゾル溶液のシュタウ
ジンガ=(Staudinger)指数([915QL
)を自動ウベローデ(Ubbelohde)毛細管粘度
計を用い、CH,CI、中において25℃で測定する。
ゲルクロマトグラフ分離は直列に配列した8スチラゲル
(Siyragal)@カラム(孔径10”/+02/
I O”/I O”/I O”/I O’/l O″/
10“nm;全長976 cm)を用いて行われる。C
H,C1□でc−2g/Qに希釈されたゾル溶液2.0
mQを1.2μmの孔径の膜フィルターを通して濾過後
添加し、CH2Cl、で溶離(流速0 、5 m(i/
分)する。濃度比例検出器として屈折計を使用する。酢
酸吸収帯の特定検出のために、■Rフィルター光度計を
λ−5.76nm(λ”!、736nm)で使用する。
ゲルクロマ]・グラフ分離と組み合わせて、ゲルクロマ
トグラムの1カウントに対応する溶離液5mQを、改良
型ウベローデ粘度計での自動粘度測定、及びそれに統く
濁度滴定を行うために使用する。
この滴定を実施するためIこ、溶離液を黒色の金属ケー
ス中にあるセル(cuvette)に移し、沈澱剤(メ
タノール)をホース・ポンプから21111/分の速度
で連続的に添加する。合計1511IQの沈澱剤が添加
される。成分の迅速な撹拌用として機械的撹拌機(80
00回転/分)を使用する。セルを発光ダイオードで照
明する。溶液/沈澱剤の混合物の牧乱光の強度を一次ビ
ームに対し20°の角度にある光学的装置により測定し
、添加された沈澱剤の量との関係を記録する。
一回のゲルクロマトグラフ試験の過程でこうした溶離液
の75の両分が得られ、その中の約20ないし30は分
離された試料を含んでいる。屈折率測定と粘度測定デー
タからの分子量分布の計算は既知の定数を基準とし、及
びベノア(Benoic)の方法による万能較正(un
iversal calibration)曲線を用い
て行われる(H,ベノア、P、レンゾ[Remppl、
2、グルビシク[Grubisicl、J、 Poly
mar Sci、、Polymer LeLt、Ed、
3.77(1965); 600ないし10.000,
000の分子量範囲のポリスチレン標準品;下記式 %式%() 上式中 [V] −ウベローデ毛細管粘度計により25℃で塩化
メチレン中で測定されたシュタウジンガー指数 M=分子量 Vt−5+*(l単位の溶離液容積 により設定された較正曲線)。
本発明により製造される共重合体の量は、ソックスレー
抽出器中でトルエンで25時間抽出することによる不溶
性成分の百分率として測定される。
上記で使用された゛架橋結合していない″という用語は
、ゲル含量が0.5重量%以下であることを意味する。
その未加硫の状態において、本発明により製造されたE
VA共重合体は潤滑油及び作動油の流動性改善剤として
、特にホット・メルト接着剤における接着剤の結合剤と
して、及びサーモプラスト(thermoplast)
及びジュロブラスト(duroplast)用の可塑化
混合成分として使用することができる。
本発明により製造された加硫されたEVA共重合体は成
形品、シート製品及び被覆及びあらゆる種類の被覆材料
、例えばケーブルの外装、ケーブルのライニング、絶縁
材、コンベヤのベルト及び可撓性管の製造に使用するこ
とができる。
本発明は更に加硫又は未加硫成形品のための本発明ニよ
るエチレン/酢酸ビニル共重合体の使用に関する。
下記の実施例において示される百分率は重量%であり、
部は重量部である。
裏嶌遭 比較例 l 各容量5Qの直列に連結した四基の高圧撹拌式オートク
レーブのカスケードに、560y/時間のエチレン、1
部のLert、−ブタノール及び1部の酢酸ビニール(
d = 0.791? /II(2)(7)混合物(2
000ta(17時間)、並びに600gの酢酸ビニル
、600gのtart、−ブタノール及び9gのter
L。
ブチルペルピバレートから成る開始剤溶液(12QmQ
/時間)を連続的に装入する。
物質流は総てのオートクレーブを通って貫流する。反応
器の内部温度は64.68.73及び80℃である。
操作圧力は300バールに調節される。
平衡に達した時に、個々の反応器からゲートを通して試
料を取り出す。未使用のエチレンは注意深く圧力を下げ
て排出する。脱気した試料は15ないし48%の固形物
を含んでいる。重合体の酢酸ビニル含量は70%である
。粗製物質のムーニー粘度は29ML−4/100°C
である。
実施例 l 比較例1のカスケードに、200g/時間のエチレン、
1部の酢酸ビニル及び1部のtert、−ブタノールの
混合物(2000m(1部時間)、並びに6009の酢
酸ビニル、600gのtert、−ブタノール及び9g
のLert、−ブチルペルビバレートから成る開始剤溶
液(12C1+12/時間)を連続的に装入する。
物質流は総てのオートクレーブを通って貫流する。反応
器の内部温度は64.67.73及び81°Cである。
操作圧力はカスケードの末端で300バールに調節され
る。第一のオートクレーブ中の固形物含量は、エチレン
の後添加の前には5ないし35%である。次いで360
9/時間のエチレンを最後から二番目のオートクレーブ
中に後添加する。固形物含量は35ないし48%である
。70%の酢酸ビニル含量及び25ML−4/100℃
のムーニー粘度を有する半透明の極めて粘着性の小さい
=15 重合体が得られる。
比較例 2 700y/時間のエチレン、1部の酢酸ビニル及び1部
のterm、−ブタノールの混合物(2000yaQ/
時間)、並びに360gの酢酸ビニル、640gのLe
rt、−ブタノール及び9gのポロ7オル(Porof
or) N (アゾ−ビス−イソブチロニトリル)から
成る開始剤溶液(120mll/時間)を、オートクレ
ーブのカスケードに連続的に装入する以外は比較例1の
通り繰り返す。反応器の内部温度は64.68.73及
び80℃である。オートクレーブのカスケード中の固形
物含量は5ないし50%である。重合体の酢酸ビニル含
量は52%であり、ムニー粘度は28ML−4/100
℃である。
K裏!−1 比較例2のカスケードに、350g/時間のエチレン、
1部の酢酸ビニル及び1部のtert、−ブタノールの
混合物(2000raQ/時間)、並びに360gの酢
酸ビニル、640gのLerL、−ブタノール及び6.
5gポロフォルNから成る開始剤溶液(120m12/
時間)を連続的に装入する。
この物質流は総てのオートクレーブを通って貫流する。
反応器の内部温度は64.68.73及び80℃である
。次いで操作圧力を総てのオートクレーブについて30
0バールに調節する。エチレンを後添加する前には、第
一のオートクレーブ中の固形物含量は5ないし55%で
ある。次いで100y /時間のエチレンを最後から二
番目のオートクレーブ中に後添加する。最後のオートク
レーブの固形物含量は48%である。80%の酢酸ビニ
ル含量及び20ML−4/100℃のムーニー粘度を有
する半透明の共重合体が得られる。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
a)酢酸ビニル及びエチレンをI : Q、3ないしI
:20のモル比で最初に重合させ、そして工程中に投入
された酢酸ビニルを基準として、転化率がlOないし7
0%に到達した後、 b)工程a)において投入されたエチレンの量の10な
いし20011量%の量のエチレンを反応混合物に添加
し、次いで導入された酢酸ビニルを基準として、転化率
が25ないし90%となるまで重合を継続し、 その際工程b)の重合は、酢酸ビニルを基準として、及
び工程a)の転化率と比較して、少なくとも5%転化率
が上昇する結果をもたらすことを特徴とする、 遊離基形成開始剤の存在における、温度40ないし12
0℃、及び圧力50ないし700バールでの単量体の溶
液重合による、生成共重合体を基準として、40ないし
98重量%の共重合した酢酸ビニル含量を有するエチレ
ン/酢酸ビニル共重合体の製造方法。
2、生成共重合体を基準として、50ないし85重量%
の共重合した酢酸ビニル含量を有する共重合体の製造の
ための上記1に記載の方法。
3、重合が50ないし90℃の温度で行われる上記1に
記載の方法。
4、重合が50ないし700バールの圧力下で行われる
上記1に記載の方法。
5、工程a)でエチレン及び酢酸ビニルがl:1ないし
1:2のモル比で使用される上記lに記載の方法。
6、工程中に投入される酢酸ビニルを基準として、35
ないし60%の転化率に到達した後に更に一定量のエチ
レンが添加される(工程b))上記1に記載の方法。
7、工程a)で使用されたエチレンの50ないし150
重量%の量が工程b)で添加される上記1に記載の方法
8、導入された酢酸ビニルの量を基準として、35ない
し80%の転化率まで工1!Ab)で重合が行われる上
記lに記載の方法。
9、酢酸ビニルを基準として、及び工程a)の転化率と
比較して、工程b〕の重合は少なくとも5%転化率が上
昇する結果をもたらす上記1に記載の方法。
10、共重合体を基準として2ないし80重量%が10
6ないし106の分子量を有し、且つ架橋2〇− 結合しておらず、残余の共重合体はもっと低い分子量を
有することを特徴とする、共重合体の量を基準として4
0ないし98重量%の共重合した酢酸ビニルを含み、2
0,000ないし40,000の数平均分子量Mnを有
するエチレン/酢酸ビニル共重合体。
11、高分子量成分が5XlO’ないし101の分子量
を有する上記10に記載の共重合体。
12、高分子量成分が10′ないし10″の分子量を有
する上記10に記載の共重合体。
13.2ないし30重量%の高分子量成分を含む上記1
0ないし12に記載の共重合体。
14.5ないし15重量%の高分子量成分を含む上記1
0ないし12に記載の共重合体。
15、M時加硫された成形製品の製造のために上記10
ないし14に記載の共重合体を使用すること。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 a)酢酸ビニル及びエチレンを1:0.3ないし1:2
    0のモル比で最初に重合させ、そして工程中に投入され
    た酢酸ビニルに基づいて、転化率が10ないし70%に
    到達したとき、 b)工程a)において投入されたエチレンの量の10な
    いし200重量%の量のエチレンを反応混合物に添加し
    、次いで導入された酢酸ビニルを基準として、転化率が
    25ないし90%となるまで重合を継続し、 その際工程b)の重合は、酢酸ビニルを基準として、及
    び工程a)の転化率と比較して、少なくとも5%転化率
    が上昇する結果をもたらす ことを特徴とする、 遊離基形成開始剤の存在における、温度40ないし12
    0℃、及び圧力50ないし700バールでの単量体の溶
    液重合による、生成共重合体を基準として、40ないし
    98重量%の共重合した酢酸ビニル含量を有するエチレ
    ン/酢酸ビニル共重合体の製造方法。 2、共重合体の2ないし80重量%が10^6ないし1
    0^9の分子量を有し且つ架橋結合しておらず、残余の
    共重合体はそれよりも低い分子量を有することを特徴と
    する、共重合体を基準として40ないし98重量%の共
    重合した酢酸ビニルを含み、20,000ないし40,
    000の数平均分子量@M@_nを有するエチレン/酢
    酸ビニル共重合体。 3、随時加硫された成形製品の製造のために特許請求の
    範囲2項に記載の共重合体の使用。
JP1191581A 1988-07-27 1989-07-26 粘着的傾向の少ないエチレン/酢酸ビニル共重合体、その製造法及び用途 Pending JPH0273802A (ja)

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