JPH027245Y2 - - Google Patents

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JPH027245Y2
JPH027245Y2 JP18308083U JP18308083U JPH027245Y2 JP H027245 Y2 JPH027245 Y2 JP H027245Y2 JP 18308083 U JP18308083 U JP 18308083U JP 18308083 U JP18308083 U JP 18308083U JP H027245 Y2 JPH027245 Y2 JP H027245Y2
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JP
Japan
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engine
controller
electromagnetic pickup
temperature
solenoid valve
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JP18308083U
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JPS6090535U (ja
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンタイミングコントロール装置
に関するものである。
本考案の目的は、外気温並びにエンジン雰囲気
温度をエンジンタイミングコントロール装置の構
成部品にて検出し、低温始動時における燃料噴射
時期を適正に自動調整することである。
従来、燃料噴射ポンプの駆動系に油圧作動式タ
イマー(油圧作動式燃料噴射時期調整装置)を備
え、エンジンの回転数とトルクとをそれぞれ検出
する電磁ピツクアツプの検出信号をコントローラ
に入力し、コントローラからの制御信号で前記油
圧作動式タイマーの油圧回路上に設けられている
電磁弁を制御するエンジンタイミングコントロー
ル装置は公知である。
この従来の装置において、低温始動時における
燃料噴射時期を適正に調整するための要素である
外気温並びにエンジン雰囲気の温度検出は、サー
ミスターをコントローラ基板上に設置したり、エ
ンジンにサーミスターを取付けて温度を計測して
いた。この場合、何れにおいてもサーミスターの
部品を必要とし、且つ所要位置に取付ける必要が
ある。また、前者の場合は、コントローラ基板上
では温度差が激しく、正しく温度検出が得られ
ず、エンジンタイミングのコントロールに適正を
欠く問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解消したもの
で、その特長は、回転数を検出する電磁ピツクア
ツプを温度検出器として利用したものである。す
なわち、電磁ピツクアツプのコイル抵抗値は温度
により変化する。このコイル抵抗値の変化によつ
て温度を検出するものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図において、1は燃料噴射ポンプ(図略)の駆
動系に設けられた油圧作動式タイマーであり、入
力軸2と出力軸3とを有している。4は油圧ポン
プであり、これと油圧作動式タイマー1との間に
油圧を制御する電磁弁5が設けられている。この
電磁弁5の制御は、エンジンの回転数を検出4る
電磁ピツクアツプ6と、トルクを検出する電磁ピ
ツクアツプ7との検出信号をコントローラ8に入
力し、第2図に示すようにコントローラ8に入力
し、第2図に示すようにコントローラ8内に設け
られている波形整形回路9を通して所要の制御信
号を電磁弁5に送つて油圧作動タイマー1により
燃料噴射時期をエンジン回転数並びにトルクに応
じて調整するものである。このようなエンジンタ
イミングコントロール装置において、第2図に示
すように、波形整形回路9の信号回路に抵抗測定
回路10を接続し、この抵抗測定回路10と波形
整形回路9間にスイツチング作用を行うためのト
ランジスタ11を設けたものである。
本考案は上記の通りの構造であるから、長時間
エンジンを停止している状態や、寒冷時において
エンジンを始動した場合には外気温並びにエンジ
ン雰囲気温度の低温によつて回転数を検出する電
磁ピツクアツプ6のコイル抵抗値が低くなつてい
る。このコイル抵抗値の変化をコントローラ8内
に設けた抵抗測定回路10によつて検出し、低温
始動に見合つた燃料噴射時期とするよう油圧作動
式タイマー1の電磁弁5を制御するものである。
そして、エンジン始動後にエンジン雰囲気温度が
上昇し、コイル抵抗値が高くなつたときにはトラ
ンジスタ11によつて波形整形回路9側に切換え
られ、通常の燃料噴射時期調整の状態となるので
ある。
このように本考案装置によると、在来の油圧作
動式タイマーによるエンジンタイミングコントロ
ール装置において、コントローラにエンジン回転
数を検出する電磁ピツクアツプのコイル抵抗値の
変化を検出する抵抗測定回路を組込むだけで、外
気温並びにエンジン雰囲気温度を電磁ピツクアツ
プのコイル抵抗値の変化で判断するものであるか
ら、従来のようにサーミスター等の特別な温度検
出器の別部品が省略されると共に、信頼性の高い
温度検出と燃料噴射時期の調整が温度状態に応じ
て適正、かつ精度よく得られる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるエンジンタイミングコン
トロール装置の回路図、第2図は同主要部の回路
図である。 1……油圧作動式タイマー、5……電磁弁、6
……エンジンの回転数を検出する電磁ピツクアツ
プ、8……コントローラ、9……波形整形回路、
10……抵抗測定回路、11……トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料噴射ポンプの駆動系に油圧作動式タイマー
    を備え、エンジンの回転数とトルクとをそれぞれ
    検出する電磁ピツクアツプの検出信号をコントロ
    ーラに入力し、コントローラからの制御信号で前
    記油圧作動式タイマーの油圧回路上に設けられて
    いる電磁弁を制御するエンジンタイミングコント
    ロール装置において、前記コントローラに前記回
    転数を検出する電磁ピツクアツプのコイル抵抗測
    定回路を設け、外気温並びにエンジン雰囲気温度
    に基く前記電磁ピツクアツプのコイル抵抗値の変
    化により前記電磁弁を制御するようにしたことを
    特徴とするエンジンタイミングコントロール装
    置。
JP18308083U 1983-11-29 1983-11-29 エンジンタイミングコントロ−ル装置 Granted JPS6090535U (ja)

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JP18308083U JPS6090535U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 エンジンタイミングコントロ−ル装置

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JP18308083U JPS6090535U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 エンジンタイミングコントロ−ル装置

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Publication Number Publication Date
JPS6090535U JPS6090535U (ja) 1985-06-21
JPH027245Y2 true JPH027245Y2 (ja) 1990-02-21

Family

ID=30396325

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JP18308083U Granted JPS6090535U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 エンジンタイミングコントロ−ル装置

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JPS6090535U (ja) 1985-06-21

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