JPH0271773A - 動作診断装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は動作診断装置に係り、特にゴルフ・スイング
における人の姿勢を客観的に診断するに好適な動作診断
装置に関する。

［従来の技術］ 第４図は、例えば特開昭６２−４４２７５号公報に示さ
れた従来の動作診断装置の概略構成図である。図におい
て、（４１）はゴルファ−のスイング・モーションを連
続的に撮像するための一般的なビデオ撮影装置である第
１の撮影装置、（４２）は第１の撮影装置（４１）に隣
接して配置されゴルファ−のスイング・モーションを瞬
間的に撮影するための第２の撮影装置、（４３）はゴル
ファ−の両足の体重配分の変化に関する１４１１１定を
行うための体重配分測定装置、（４４）はスイング中の
ゴルフ・クラブの動きおよび打撃されたボールのスピー
ド、飛び出し方向等を測定するためのスイング特性測定
装置、（４５）はスイングの解析結果をモニタしたりす
るためのデイスプレィ・モニタ、（４６）はディスク・
ドライブ装置を備えるパーソナル・コンピュータ、（４
７）はパーソナル・コンピュータ（４６）のキーボード
入力装置、（４８）はビデオやディスク録画装置、（４
９）は第１の撮影装置（４１）、第２の撮影装置（４２
）の出力映像信号をディジタル変換してパーソナル・コ
ンピュータ（４６）に取り込むためのＡ／Ｄコンバータ
、（５０）はパーソナル・コンピュータ（４６）のプリ
ンタ装置、（５１）はビデオ・プリンタ装置である。

以上の構成はゴルファ−のスイング・モーションを解析
するためのもので、ビデオ映像と電子写真映像からなる
合成映像でゴルファ−のスイング・モーションの時間的
推移を表示するように構成されるものであるが、以下に
その動作を説明する。

ゴルファ−のスイング争モーションを撮影する第１の撮
影装置（４１）からの映像信号と第２の撮影装置（４２
）から出力された映像信号はＡ／Ｄコンバータ（４９）
でディジタル変換され図示しない制御部でタイミングを
調整された上で映像信号合成処理により合成され、コル
ファーのスイング・モーションの時間的推移を表す一連
の合成映像としてデイスプレィ・モニタ（４５）上に表
示される。合成のタイミングは永久磁石を埋め込んだボ
ルム・クラブをスイング中に磁気センサで検出してボー
ルのインパクトの瞬間をとらえている。体重配分測定装
置（４３）はスイング中にゴルファ−の両足にかかる体
重の配分の変化を片足づつ測定し、電気信号に変換して
映像信号とスーパー・インポーズして棒グラフとしてデ
イスプレィ・モニタ（４５）上に表示する。スイング特
性測定装置（４４）はボールが打撃されると発光素子の
光線がボールにより遮られることを利用して、ボールの
動きに対応したパルス上の検出信号を得て、この検出信
号によりボールの飛び出し角度やボールの飛び出し速度
をパーソナル・コンピユー（４６）により演算して求め
ることができる。なお、デイスプレィ・モニタ（４５）
に表示された画像はビデオ・プリンタ装置（５１）によ
りプリント・アウトさせることができ、またパーソナル
・コンピュータ（４６）のフロッピィ・ディスク・ドラ
イブ装置に記憶された各種の測定データのみをプリンタ
装置（５０）によりプリント・アウトさせることもでき
る。

以上のような動作を通じて、ゴルファ−のスイング拳モ
ーション中の動作をデイスプレィ・モニタ（４５）上で
後で確認することが可能であり、更に体重配分測定装置
（４３）、スイング特性測定装置（４４）で得られた各
種のデータもデイスプレィ・モニタ（４５）上にスーパ
ーインポーズして観ることができる。また、得られた映
像データはビデオ・プリンタ装置（５１）にプリント・
アウトして観ることが可能であり、得られた各種の測定
データもプリンタ装置（５０）上にプリント・アウトす
ることができ、ゴルファ−の姿勢診断とその結果として
のボールの動き等の確実を実施できる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の動作診断装置は以上のように構成されているので
、ゴルファ−がスイング・モーションを診断するための
スイングを行う場所の近辺に各種の装置を設置する必要
があり、そのためのスペースを確保する必要がある。ま
た、いずれの装置も日常ではあまり使用されることのな
い高価な物である。さらに、各装置自体もゴルフ・クラ
ブ等によって直接衝撃を与える懸念もあるため、大掛り
な保護装置を設置する必要がある等の問題点があった。

そして、パーソナル・コンピュータを中心とするシステ
ムはソフトウェアの起動等のように一般になじみのない
操作を伴い誤操作等の心配も無視できない。更に、スイ
ングの診断ももっばら定量的なデータによってのみ判断
するので被診断者の精神的、肉体的な特異点は無視され
がちであり、従って、各被診断者にとって必ずしも有効
な指導ができるとはいえず、場合によっては逆効果の指
導になる恐れもあった。

この発明は上記従来技術の課題を解決するためになされ
たもので、一般的なビデオ・カメラと録画装置により構
成することで安価な装置を実現し、また録画装置等をゴ
ルファ−がスイングする場所とは別の場所に設置するこ
とが可能で大掛かりな装置を必要とせず、映像によって
確実なゴルファ−のスイング・モーションの診断を行う
ことを可能とした動作診断装置を提供するものである。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る動作診断装置は、被診断者の動作に伴い
これを複数の位置から撮像する複数台のビデオ・カメラ
と、各ビデオ・カメラの出力信号を各ビデオ・カメラの
出力画像信号に同期した特定のタイミングで切り換えて
１つの画面に合成された診断画面とする手段と、診断画
面と共に動作に伴う各種の状況を被診断者等の発する音
声で入力する手段と、診断画面と状況を表わす音声を併
せて記録する記録再生手段と、記録再生手段の出力画像
と音声を被診断者がその動作位置で観ることができるよ
うにモニタ・テレビジョン等に出力する手段と、記録再
生手段を被診断者の動作位置から赤外線ワイヤレス・リ
モート・コントローラ等で遠隔操作する手段と、記録さ
れた診断画面に加えて動作結果を判定する診断者の音声
による診断結果を記録させる手段を備えるものである。

［作用］ この発明における動作診断装置は、被診断者がその動作
位置から記録再生装置を遠隔操作しながら自己の動作を
撮像する複数のビデオ・カメラからの合成画像を状況を
表す音声信号と共に記録すると共にその動作位置で動作
の結果を観ることを可能とし、さらに診断者の音声と共
に診断画面を別途記録することもできるようにしている
。

［実施例］ 以下、図面を参照しながらこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の一実施例に係る動作診断装置の概略
構成図である。図において、（１１）は被診断者である
ゴルファ−を撮影する第１のビデオ・カメラ、（１２）
は第１のビデオ・カメラ（１１）とは別の角度からゴル
ファ−を撮影する第２のビデオ・カメラ、（１３）は被
診断者の肉声を集録する第１のマイクロフォン、（１４
）は第１のビデオ・カメラ（１１）および第２のビデオ
会カメラ（１２）の画像信号と第１のマイクロフォン（
１３）の音声等を記録するための録画再生装置、（１５
）は録画再生装置（１４）を遠隔操作するための操作パ
ネル、（１６）は画像の再生装置、（１７）は再生装置
（１６）の再生画像を編集する時に用いる第２のマイク
ロフォン、（１８）は録画再生装置（１４）の再生画像
をモニタリングする時に用いる第１のモニタ、（１９）
は再生装置（１６）の再生画像をモニタリングする時に
用いる第２のモニタ、（２０）は画像信号を紙面に記録
するビデオ・プリンタ、（２１）はスーパーインポーズ
装置、（２２）は第１のビデオ・カメラ（１１）と第２
のビデオ・カメラ（１２）の出力信号を合成して録画再
生装置（１４）へ転送したり、録画再生装置（１４）と
再生装置（１６）間の信号伝送路を切り換えたり、第１
のマイクロフォン（１３）と第２のマイクロフォン（１
７）の間の信号伝送路を切り換えたり、操作パネル（１
５）からの信号を受信して録画再生装置（１４）を制御
するための赤外線制御信号に変換する等の機能を備えた
コントロール・ボックス（２２）である。第２図は意１
図に示した各機器の結線図で、図おいて、（２２ａ）は
操作パネル（１５）からの制御に基づき赤外線により録
画再生装置（１４）を遠隔制御する赤外線変換器、（２
２ｂ）は第１のマイクロフォン（１３）と第２のマイク
ロフォン（１７）を切り換えて録画再生装置（１４）に
送出する音声切換スイッチ、（２２ｃ）は第１のビデオ
・カメラ（１１）と第２のビデオ・カメラ（１２）を切
り換えてスーパーインポーズ装置（２１）に送出する映
像切換スイッチ、（２２ｄ）はスーパーインポーズ装置
（２１）と再生装置（１６）の各出力を切り換えて録画
再生装置（１４）に送出する映像切換スイッチである。

ちなろに、赤外線変換器（２２ａ）、音声切換スイッチ
（２２ｂ）、映像切換スイッチ（２２ｃ）、（２２ｄ）
はいずれもコントロール・ボックス（２２）に内蔵され
る。

以上のような構成において、次にその動作を説明する。

第１図に示すように被診断者のスイングは第１のビデオ
番カメラ（１１）と第２のビデオ拳カメラ（１２）で同
時に撮影されコントロール・ボックス（２２）内の映像
切換スイッチ（２２ｃ）によって、第３図（Ａ）、（Ｂ
）、（Ｃ）に示すように３通りに合成される。つまり、
第１のビデオ・カメラ（１１）と第２のビデオ・カメラ
（１２）を同期して動作させながら映像信号の任意の周
期に合せて映像切換スイッチ（２２ｃ）を切り換えるこ
とによって合成された映像を得ることができる。この合
成された信号は被診断者が予め操作パネル（１５）を録
画モードにしておけば操作パネル（１５）の出力信号が
コントロール・ボックス（２２）内の赤外線変換器（２
２ａ）を経由して録画再生装置（１４）を録画状態にし
ておくため、録画再生装置（１４）に録画される。

録画再生装置（１４）に録画された画像は被診断者がス
イングする位置から操作パネル（１５）を操作すること
によって被診断者と同じ位置にある第１のモニタ（１８
）上で再生させることができる。また、この時録画再生
装置（１４）の機能によっては低速度再、生、マルチ・
ストロボ再生等が可能である。

被診断者のスイング位置がボールを長距離かつ広い角度
で自由に打てるゴルフ練習場のような場合はボールの飛
んだ距離や、フック・ボールやスライス・ボール等の付
帯情報を第１のマイクロフォン（１３）を使ってスイン
グ・フオームと共に音声で録画再生装置（１４）に集録
しておくことができる。また、コントロール・ボックス
（２２）内の映像切換スイッチ（２２ｃ）で合成された
画像信号をスーパーインポーズ装置（２１）に通すこと
によって、録画再生装置（１４）で録画される画像信号
の中に日付、天候等の情報をスーパーインポーズで書き
込むことができる。録画再生装置（１４）に記録した画
像に基づいてゴルファ−のスイング・モーションを診断
する場合は、記録したビデオ・テープを再生装置（１６
）に移して第２のモニタ（１９）で再生する。また、診
断結果を記録して残すときにはコントロール・ボックス
（２２）内の音声切換スイッチ（２２ｂ）と映像切換ス
イッチ（２２ｄ）を集録時とは逆に第２のマイクロフォ
ン（１７）と再生装置（１６）の方向に設定して、再生
装置（１６）で再生された画像を第２のモニタ（１９）
で観ながらスイング・フオームの欠点や被診断者への適
切なアドバイスを第２のマイクロフォン（１７）より音
声で入力し、これを再生画像と共に録画再生装置（１４
）で記録する。次に、録画再生装置（１４）で作成され
たビデオ・テープを再生装置（１６）にかけて低速度再
生を利用したり、繰り返し再生を行うことによって効果
的にスイング動作の診断を行うことができる。

一方、ビデオ・プリンタ（２０）を使用することによっ
て、第１のビデオ・カメラ（１１）と第２のビデオ・カ
メラ（１２）からの合成画像や録画再生装置（１４）あ
るいは再生装置（１６）から出力される画像を紙面記録
することができる。

以上のような動作診断は、定量的なデータによらず画像
によるフオームとその結果の音声による記録等により個
人差に応じた適切な診断と指導を実施できる。また、指
導結果をビデオ・テープやプリントに記録しておけるの
で継続的な指導を実施できるという特徴もある。

また、この発明の構成では被診断者の位置から録画再生
装置を遠隔操作できるように構成したので動作のための
スペースは小さくて済み、機器の保護のための設備も不
要となって装置を安価に構成できるという利点もある。

そして、操作が簡単で専用のオペレータも要らないため
、運営費用も安く多数台による多くの人への安価なサー
ビスが可能である。

なお、上記実施例ではゴルフ・スイングのフオーム診断
を例にとって説明したが、この発明の実施はこれに限定
されるものではなく、他のスポーツや作業等のみならず
被診断者の動作や姿勢を客観的に診断するような要求に
幅広く応用できるものである。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば大掛かりな装置を被診
断者の周囲からなくしたので動作のためのスペースが小
さくて済み、機器の保護のための設備も不要となり、経
済性や操作性に優れた、また診断効果の高い動作診断装
置を得られるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る動作診断装置の概略
構成図、第２図は第１図の構成における各機器の結線図
、第３図は第１図の構成における画面合成の例を示す説
明図、第４図は従来の動作診断装置の概略構成図である
。 図において、（１１）は第１のビデオ・カメラ、（１２
）第２のビデオ・カメラ、（１３）は第１のマイクロフ
ォン、（１４）は録画再生装置、（１５）は操作パネル
、（１６）は再生装置、（１７）は第２のマイクロフォ
ン、（１８）は第１のモニタ、（１９）は第２のモニタ
、（２０）はビデオ・プリンタ、（２１）はスーパーイ
ンポーズ装置、（２２）はコントロール・ボックスであ
る。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人　弁理士　大　岩　増　雄 （他　２名） 手 続 補 正 （自発） ５、補正の対象 手ノ介−１年　　５，２２ 日 明細書の発明の詳細な説明の欄。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被診断者の動作を複数の位置から撮像する複数台のビデ
   オ・カメラと、各ビデオ・カメラの出力信号を切り換え
   て１つの画面に合成された診断画面とする手段と、診断
   画面と共に動作に伴う状況を音声で入力する手段と、診
   断画面と状況音声を併せて記録する記録再生手段と、記
   録再生手段の出力画像と音声を被診断者の動作位置で出
   力する手段と、記録再生手段を被診断者の動作位置から
   遠隔操作する手段と、記録された診断画面に加えて診断
   者の音声による診断結果を記録させる手段を備えること
   を特徴とする動作診断装置。