JPH0271692A - 映像信号の輝度信号および色信号分離回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、テレビジョン放送を受信する事のできる機器
に利用される映像信号の輝度信号および色信号（以下、
Ｙ／Ｃという）分離回路に関するものである。

（従来の技術） 近年、ＴＶ受像機および家庭用ビデオデツキにおいて、
高画質化が進み、映像信号のＹ／Ｃ分離回路には櫛型フ
ィルターが利用されるようになった。そして、垂直同期
信号区間、映像信号区間の区別なくその櫛型フィルター
を通していた。

又、Ｖｌ々のニューメディアが実用化されているが、中
でも文字多重放送は、その垂直同期区間を利用し、その
内の数水平走査期間に、文字多重信号を挿入している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来技術では、この文字多重信号が重畳
されている区間も櫛型フィルターを通していたため、−
度Ｙ／Ｃを分離した後で再度合成しても文字多重信号は
大きな歪を受け、文字放送を受信することができなかっ
た。

（ａ題を解決するための手段） そこで、本発明は上記不具合を解消するため、文字多重
信号が重畳されている垂直同期区間は、櫛型フィルター
を通さずそのまま通過させる。

（作　用） 本発明は上記手段により、文字多重信号が歪を受ける事
もなく、Ｙ／Ｃ分離回路を通った信号を再度コンポジッ
トの映像信号に合成した信号でも、文字多重が受信可能
となる。

（実施例） 図は本発明の一実施例によるＹ／Ｃ分離回路を示し、こ
れは櫛型フィルター１と同期分離回路２とスイッチ回路
３によって構成されている。

いま、入力された映像信号Ｓ１を同期分離回路２に導き
、垂直同期区間で、スイッチ回′ＪＰｒ３を接点ａ側に
する。その結果、垂直同期区間では、入力映像信号Ｓ、
がそまま輝度信号出力端Ｙ　ｏｕｔ３０に出力され１色
信号出力端Ｃｏｕｔ３１は無信号となる。

従って、Ｙ／Ｃを再度合成しても文字放送が重畳されて
いる垂直同期区間は入力映像信号Ｓ１がそのまま出力さ
れる事になる。

上記の実施例では同期分離回路２の垂直同期出力でスイ
ッチ回路３を動作させたが、同期分離回路２の代りに、
文字多重判別回路を設けその出力で１文字多重が重畳さ
れている水平走査期間のみスイッチ回路３を接点ａ側に
してもよい。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は作用するので次のような場
合により優れた効果が得られる。即ち、最近のＴＶ受像
機ビデオデツキ等でＳ映像出力端子（Ｙ／Ｃ分離出力端
子）が設けられている場合がある。このような機器の場
合、チュナー出力時でも、そのコンポジット出力３２は
、Ｙ／Ｃ分離出力を合成した信号を出力したものがあっ
たが、この場合でも、文字放送の受信が可能になる。又
、Ｙ／Ｃ出力端子の３０．３１のＹ出力側３０に文字放
送の受信機を接続しても、文字放送の受信が可能となっ
た。

更にＳ　Ｖ　１（Ｓ等の高画質ビデオの再生信号を文字
放送の受信機に接続した時、本来文字放送が重畳された
信号の録画であっても、文字放送は受信しない、あるい
は受信してもエラーが多い等の問題があったが、本発明
のＹ／Ｃ分離回路を用いたら、５ＶＨ８の再生信号を見
ながら１文字放送の受信が可能になる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例による回路図を示す。 １　・・・Ｙ／Ｃを分離する櫛型フィルター２・・・垂
直同期信号分離回路。 ３　・・・スイッチ回路。 特許出願人　松下電器産業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 輝度信号と色信号を分離する櫛型フィルターと、入力信
   号をそのまま出力するバイパス回路を有し、垂直同期信
   号期間のみ前記櫛型フィルターを通さない信号をそのま
   ま出力するように構成したことを特徴とする映像信号の
   輝度信号および色信号分離回路。