JPH0271608A - 非可逆回路 - Google Patents

非可逆回路

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JPH0271608A
JPH0271608A JP22318988A JP22318988A JPH0271608A JP H0271608 A JPH0271608 A JP H0271608A JP 22318988 A JP22318988 A JP 22318988A JP 22318988 A JP22318988 A JP 22318988A JP H0271608 A JPH0271608 A JP H0271608A
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Shinji Hara
信二 原
Tsuneo Tokumitsu
恒雄 徳満
Masayoshi Aikawa
正義 相川
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A T R KOUDENPA TSUSHIN KENKYUSHO KK
ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
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A T R KOUDENPA TSUSHIN KENKYUSHO KK
ATR Optical and Radio Communications Research Laboratories
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁性体を用いない集積化に適した非可逆回路
に関するものである。
従来の技術 高周波帯およびマイクロ波帯で従来用いられている非可
逆回路には、アイソレータおよヒサーキュレータがある
。このうちサーキュレータの働きとしては、主として入
力信号と出力信号の分離である。例えば送受兼用空中線
回路の場合には、第19図に示す様に第1のポート41
に送信器44、第2のポート42にアンテナ47、第3
のポート43に受信器45を接続する。すると、送信器
44から出力された信号は図上左回りの経路でサーキュ
レータ46を通りアンテナ47にのみ供給され、電波が
空中に放射されるが、信号は受信器45には入力されな
い。一方、他の送信局からの電波がアンテナ47に入射
されると、この受信電波の信号は第2のポート42から
サーキュレータ46により受信器45のみに供給される
。すなわち、第2のポート42には送信波と受信波の2
波が存在するが、これらの送信波と受信波がサーキュレ
ータ46の動作でポート41と42に分離されている。
発明か解決すべき課題 近年、マイクロ波回路の集積回路(以下ICという)化
が急速に進歩し、送信器44や受信器45は、他の半導
体装置と一体化してモノリシックに形成する方向にある
。ところが、従来のサーキュレータはフェライト等の磁
性体を用いて作られており、そのような半導体モノリシ
ックマイクロ波IC(MMIC)の製造プロセスには適
さず、この種のサーキュレータ等の非可逆回路が全IC
化の妨げになっていた。
本発明の目的は、これらの欠点を解決し、IC化に適し
た非可逆回路を提供することにある。
課題を解決する手段とその作用 本発明は、3個の端子のうち第1と第3の端子のアイソ
レーションを逆相分配と同相合成、または、同相分配と
逆相合成を組み合わせる事により行ったことを特徴とす
る非可逆回路を実現し、従来技術のような磁性体を必要
としない。
第19図で用いられている様なサーキュレータの散乱行
列は と表される。すなわち、ポート1から入力された信号は
ポート2のみに出力され、ポート2から入力された信号
はポート3のみに出力され、ポート3から人力された信
号はポートlのみに出力される。ところが、第19図の
場合を含む大部分の用途において、ポート3から入力さ
れた信号は、ポートlに出力する必要はないかもしくは
出力しない方か良い。また、各ポートでのインピーダン
ス整合がとれている時、各ポートでの反射波がないため
、逆方向伝送係数S 12.S 13.S23は0であ
る必要はな(、ポートlからポート3への伝送係数33
1のみがOであれば良い。また、他の順方向伝達係数8
21.S32は、必ずしも1である必要はない。よって
、この様な非可逆回路の散乱行列は と表される。
実施例 第1図は、本発明の第1の実施例であって、1は非可逆
回路の第1の端子、2.3はそれぞれ非可逆回路の第2
.第3の端子、4は単方向性を有する逆相分配回路、1
1は単方向性を有しない同相合成回路、12は第2の端
子に接続される外部回路と等しいインピーダンスを持つ
負荷回路である。
単方向性を有する逆相分配回路4は入力端子INから入
力されるマイクロ波信号を同相端子○UT2と逆相端子
0UTlにそれぞれ逆相関係でかつ略等振幅で分配し出
力する。
逆相出力端子OUT lは単方向性を有しない同相合成
回路11の入力端子INIに接続され、正相出力端子0
UT2は入力端子IN2と負荷に接続される。
単方向性を有しない同相合成回路11は入力端子INI
とIN2とに入力される信号を同相関係で1つの信号に
合成する。ここで単方向性を有しないという技術的意味
は、入力端子INIあるいはIN2に入力された信号は
端子OUTへ出力できる一方、端子OUTに信号を入力
した場合にも、1N1またはIN2へ出力することがで
き、さらにINからOUTへ信号が送られる場合の利得
とOUTからINへ信号が送られる場合の利得が等しく
てもあるいは必ずしも等しくなくてもよいことを示す。
通常双方向性という場合には双方向に対して利得が等し
いときのみを云うので、この明細書では上記した通常の
意味での双方向性のみには限らないという見地から単方
向性を有しないという語を用いた。
第1の端子lから逆相分配回路4に入力された信号は、
互いに逆相の2つの出力となり、同相合成回路11の端
子INとINへの2人力となるとともに、その1出力は
端子2から出力され、残る1出力は負荷12に吸収され
る。ここで、同相合成回路11は第10図に示すように
174波長線路51を用いる事等により、端子2のイン
ピーダンス整合を実現できる。又、端子2に接続される
外部回路と負荷12が同じインピーダンスであるため、
同相合成回路11のINIとIN2に入力された信号は
逆位相同レベルとなり、端子3には出力されない。よっ
て、端子lから入力された信号は端子2のみに出力され
る。次に、端子2に入力された信号は逆相分配回路4が
単方向性であるので端子1には出力されず、端子3のみ
に出力される。さらに、端子3から入力された信号は、
逆相分配回路4が単方向性であるため、端子2のみに出
力されlには出力されない。すなわち、この回路の散乱
行列は、 と表される。
ここで5ij(i=1.2.3;  j・1.2.3)
は端子iからjへ信号か流れるときの利得であってS2
1≠O,S32≠0.S23≠0であり実用的にはSi
jは絶対値が0,5以上であることが望ましい。
この様に、第1図の構成を用いる事により、磁性体を用
いない、MMICの製造プロセスに適した3端子非可逆
回路が構成できる。
なお単方向性逆相分配回路の一例を第16図に示す。こ
の回路はλ/4スロットラインT分岐60にソース(ま
たはドレイン)接地の電界効果トランジスタロ1を接続
したものである。第2図は、本発明の第2の実施例であ
って、1は非可逆回路の第1の端子、23はそれぞれ非
可逆回路の第2、第3の端子、5は単方向性を有する同
相分配回路、10は単方向性を有しない逆相合成回路、
12は第2の端子に接続される外部回路と等しいインピ
ーダンスを持つ負荷回路であ る。同相分配回路5の出力端子0UT1,0UT2はそ
れぞれ逆相合成回路10の入力端子INIとIN2とに
それぞれ接続される。
第1の端子lから同相分配回路5に入力された信号は、
同相の2出力となり、逆相合成回路10の端子INIと
IN2の2人力となるとともに、その1出力は端子2か
ら出力され、残る1出力は負荷12.に吸収される。端
子2に接続される外部回路と負荷12が同じインピーダ
ンスであるため、逆相合成回路lOに入力された信号は
同位相同レベルとなり、端子3には出力されない。よっ
て、端子1から入力された信号は端子2のみに出力され
る。次に、端子2に入力された信号は回路5が単方向性
のため端子1には出力されず、端子3のみに出力される
。さらに、端子3から入力された信号は、端子2のみに
出力され1には出力されない。すなわち、この回路の散
乱行列は、と表される。
単方向性同相分配素子はたとえば第14図に示すように
ソース(またはドレイン)接地の電界効果トランジスタ
63.65のゲートを並列接続したものである。
また単方向性なし逆相合成回路の一例は第12図に示す
ようにλ/4スロットラインT分岐70を用いたもので
具体的には第15図に示すように誘74体1’lFi、
11上にT型のスロ7)72 73 74を隔てて、導
体75.76.77を設けたものでスロット73.74
の電気長は使用波長をλとするとλ/4である。
この様に、第2図の構成を用いる事により、磁性体を用
いない、MMICの製造プロセスに適した3端子非可逆
回路か構成できる。
第3図は、本発明の第3の実施例であって、1は非可逆
回路の第1の端子、2,3はそれぞれ非可逆回路の第2
.第3の端子、6は単方向性を有しない逆相分配回路、
9は単方向性を有する同相合成回路、12は第2の端子
に接続される外部回路と等しいインピーダンスを持つ負
荷回路である。
第1の端子1から逆相分配回路6に入力された信号は、
逆相の2出力となり、同相合成回路9の2人力となると
ともに、その1出力は端子2から出力され、残る1出力
は負荷12に吸収される。端子2に接続される外部回路
と負荷12が同じインピーダンスであるため、同相合成
回路9に入力された信号は逆位相同レベルとなり、端子
3には出力されない。よって、端子1から入力された信
号は端子2のみに出力される。次に、端子2に入力され
た信号は端子1,3双方に出力される。さらに、端子3
から入力された信号は、回路9が単方向性であるため、
どの端子にも出力されない。すなわち、この回路の散乱
行列は、 と表される。
単方向性なし逆相分配回路6の一例は第12図と第13
図に示すものと同じ構成であり入力端子と出力端子はカ
ッコ内に示すように逆転している。
また単方向性同相合成回路9の一例は第15図に示すよ
うにソース(ドレイン)接地のドレイン(ソース)を並
列接続した電界効果トランジスタ81゜82の各ゲート
を入力端子IN1.IN2とするものである。
この様に、第3図の構成を用いる事により、磁性体を用
いない、MMI Cの製造プロセスに適した3端子非可
逆回路か構成できる。
第4図は、本発明の第4の実施例であって、1は非可逆
回路の第1の端子、2,3はそれぞれ非可逆回路の第2
.第3の端子、7は単方向性を有しない同相分配回路、
8は単方向性を有する逆相合成回路、12は第2の端子
に接続される外部回路と等しいインピーダンスを持つ負
荷回路である。
第1の端子1から同相分配回路7に入力された信号は、
同相の2出力となり端子0UT1,0UT2に出力され
、逆相合成回路8の端子−INI、IN2への2人力と
なるとともに、そのl出力は端子2から出力され、残る
1出力は負荷12に吸収される。端子2に接続される外
部回路と負荷12が同じインピーダンスであるため、逆
相合成回路8に入力された信号は同位相同レベルとなり
、端子3には出力されない。よって、端子1から入力さ
れた信号は端子2のみに出力される。次に、端子2に入
力された信号は端子1.3双方に出力される。さらに、
端子3から入力された信号は、回路8が単方向性である
ため、どの端子にも出力されない。すなわち、この回路
の散乱行列は、と表される。
単方向性なし同相分配回路7の一例は第10図に示すよ
うにλ/4マイクロストリップライン51T分岐を用い
たもので、具体的には第11図に示すように誘電体基板
52の下方の面全体に接地導体53を設ける一方、上方
にマイクロストリップ導体54,55.56を設け、導
体55.56の電気長をλ/4としたものである。
単方向性逆相合成回路8の一例は第17図に示すように
第12図に示したスロットラインの入力INI、IN2
にそれぞれソース(またはドレイン)接地の電界効果ト
ランジスタ91.92のドレイン(またはソース)を接
続したものである。
この様に、第4図の構成を用いる事により、磁性体を用
いない、MMICの製造プロセスに適した3端子非可逆
回路か構成できる。
第5図は、本発明の第5の実施例であって、1は非可逆
回路の第1の端子、2,3はそれぞれ非可逆回路の第2
.第3の端子、4は単方向性を有する逆相分配回路、9
は単方向性を有する同相合成回路、12は第2の端子に
接続される外部回路と等しいインピーダンスを持つ負荷
回路である。
第1の端子lから逆相分配回路4の端子INに入力され
た信号は、逆相の2出力となり端子σ■〒1.0UT2
に出力され、さらに同相合成回路9の端子INI、IN
2の2人力となるとともに、そのl出力は端子2から出
力され、残るl出力は負荷12に吸収される。端子2に
接続される外部回路と負荷12が同じインピーダンスで
あるため、同相合成回路9に入力された信号は逆位相同
レベルとなり、端子3には出力されない。よって、端子
1から入力された信号は端子2のみに出力される。次に
、入出力端子2に人力された信号は回路4が単方向性の
ため端子1には出力されず、端子3のみに出力される。
さらに、端子3から入力された信号は、回路9が単方向
性であるためどの端子にも出力されない。すなわち、こ
の回路の散乱行列は、 と表される。
この様に、第5図の構成を用いる事により、磁性体を用
いない、MMICの製造プロセスに適した3端子非可逆
回路が構成できる。
第6図は、本発明の第6の実施例であって、■は非可逆
回路の第1の端子、2,3はそれぞれ非可逆回路の第2
.第3の端子、5は単方向性を有する同相分配回路、8
は単方向性を有する逆相合成回路、12は第2の端子に
接続される外部回路と等しいインピーダンスを持つ負荷
回路である。
第1の端子1から逆相分配回路5の端子INに入力され
た信号は、同相の2出力となり端子0UT1.0UT2
から出力され、逆相合成回路8の端子IN1.IN2へ
の2人力となるとともに、その1出力は端子2から出力
され、残るl出力は負荷12に吸収される。端子2に接
続される外部回路と負荷12が同じインピーダンスであ
るため、逆相合成回路8の端子INI、IN2に入力さ
れた信号は同位相同レベルとなり、端子3には出力され
ない。よって、端子1から人力された信号は端子2のみ
に出力される。次に、端子2に入力された信号は回路5
か単方向性のため端子lには出力されず、端子3のみに
出力される。さらに、端子3から人力された信号は、回
路8が単方向性であるため、どの端子にも出力されない
。すなわち、この回路の散乱行列は、 と表される。
この様に、第6図の構成を用いる事により、磁性体を用
いない、MMICの製造プロセスに適した3端子非可逆
回路が構成できる。
なお、第1図から第6図の回路において、端子2と負荷
回路12のかわりに双方向性の合成回路を左側の回路の
2出力端に接続し、その合成回路の出力端を新たに第2
の端子とすることによっても同様な非可逆回路か構成で
きる。この時、合成回路は、左側の回路か同十目分配な
らば同相合成、逆相分配ならば逆相合成とすれば良い。
第7図は本発明の第7の実施例であって、この場合では
第5図に示した非可逆回路において負荷I2を除去し、
そこに端子を設けた4端子の非可逆回路である。端子1
から入力された信号は端子2、端子13に逆相に分配さ
れる。端子3から入力された信号はどの端子にも出力さ
れない。又、端子2から入力された信号は端子1には出
力せず、端子3には出力する。ここで、逆相分配回路4
の2出力間および同相合成回路9の2人力間双方共に互
いにアイソレーションがあるか、もしくは双方共に互い
にアイソレーションがない場合には、端子3から入力さ
れた信号は端子13に出力しない。どちらか一方のみが
互いにアイソレーションを持つ場合には端子3から入力
された信号は端子13に出力する。この様に、第8図の
構成を用いる事により、磁性体を用いない、MMI C
のプロセスに適した4端子非可逆回路か構成できる。
第8図は本発明の第8の実施例であって、第6図に示し
た単位非可逆回路3個を縦続接続した5瑞子の非可逆回
路である。30.31,32.3334はそれぞれ非可
逆回路の第1.第2.第3.第4、第5の入出力ポート
、35.36.37は単位非可逆回路である。端子30
から入力された信号は非可逆回路35の動作により、端
子31のみに出力される。端子31から入力された信号
は非可逆回路35の動作により端子30には出力されず
、非可逆回路36に入力される。非可逆回路35から非
可逆回路36に入力された信号は非可逆回路36の動作
により、端子32のみに出力される。
よって、端子31から入力された信号は端子32のみに
出力される。端子32から入力された信号は非可逆回路
36の動作により非可逆回路35には入力されず、非可
逆回路37に入力される。非可逆回路36から非可逆回
路37に入力された信号は非可逆回路37の動作により
、端子33のみに出力される。よって、端子32から入
力された信号は端子33のみに出力される。端子33か
ら人力された信号は非可逆回路37の動作により端子3
4のみに出力される。すなわち、この回路の散乱行列は
、 と表される。
この様に、第8図の構成を用いることにより、磁性体を
用いない、MMICの製造プロセスに適した多ボート非
可逆回路が構成できる。
第9図は本発明の第9の実施例であって、第8図の端子
30と34を互いに接続した構成になっており、端子3
132.33を入出力ポートとする3端子のサーキュレ
ータとして動作する。すなわち、第10図の回路の散乱
行列は、 となり、単位回路の利得を適当に設定することによりサ
ーキュレータとして動作する。
第18図は第5図で説明した単位非可逆回路を伝送線路
を用いずに溝成し、小型化をはかった単位非可逆回路の
具体例であって、分配、合成をFETを用いて行ってい
る。この回路は比較的低い周波数で利用できる。1は単
位非可逆回路の第1の端子、2は単位非可逆回路の第2
の端子、3は単位非可逆回路の第3の端子、101は終
端抵抗、102は逆相分配用のFET、103,104
はレベル調整用抵抗、105.106は同相合成用のゲ
ート接地FET、107は利得調整用の抵抗である。端
子1から人力された信号は、比較的低い周波数において
は、FET102の動作により逆相に分配される。逆相
に分配された2信号の一方は端子2から出力されると共
に、ゲート接地FET105に入力される。もう一方の
信号は終端抵抗101に吸収されると共にゲート接地F
ET106に入力される。ゲート接地FET105゜1
06に入力された2信号が互いに同レベルとなるように
抵抗103,104を設定してやれば2信号は逆位相で
あるため互いに打ち消されて、出力されない。すなわち
、端子lから入力された信号は端子2のみに出力され、
端子3には出力されない。次に、端子2から入力された
信号は、FET102の単方向性により端子1には出力
されず、ゲート接地FET105を通して端子3にのみ
出力される。さらに、端子3に入力された信号は、ゲー
ト接地FET105.106の単方向性により端子L 
2どちらにも出力されない。本回路は1/4波長線路を
用いないので、低い周波数においても非常に小型にでき
るという特徴がある。
この様に、第18図の回路を用いることにより、小型の
MMICサーキュレータが構成できる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、磁性体を用いない
非可逆回路が構成でき、モノリシックマイクロ波集積回
路への応用に有効である。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第9図はこの発明の非可逆回路の各実施例
を示すブロック回路′図、第10図は各実施例に用いら
れる回路の具体例を示す回路図、第11図は第10図の
回路の具体例を示す斜視図、第12図は各実施例に用い
られる回路の具体例を示す回路図、第13図は第12図
の具体例を示す斜視図、第14図ないし第18図は各実
施例に用いられる回路の具体例を示す回路図、第19図
は従来のサーキュレータの一例を示す回路図である。 1.2.3・・・単位非可逆回路の入出力端子、4・・
・単方向性の逆相分配回路、 5・・・単方向性の同相分配回路、 6・・・単方向性でない逆相分配回路、7・・・単方向
性でない同相分配回路、8・・・単方向性の逆相合成回
路、 9・・・単方向性の同相合成回路、 IO・・・単方向性でない逆相合成回路、11・・・単
方向性でない同相合成回路、12・・・負荷回路。 第1図 第2 図 第3図 特許出願人 株式会社エイ・ティ・アール光電波通信研
究所 代理 人弁理士青山葆はか1名 第 囚 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第13 図 第14 図 第15 図 第 因 第 図 第 図 第16 図 第 図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単方向性を有する逆相分配回路と、該逆相分配回
    路に縦続に接続された単方向性を有しない同相合成回路
    と、該逆相分配回路の一方の出力端に接続された負荷と
    からなる回路において、該逆相分配回路の入力端子を第
    1の端子、該逆相分配回路と該同相合成回路を接続して
    いる2線のうち負荷を接続していない方からとりだされ
    た端子を第2の端子、該同相合成回路の出力端子を第3
    の端子とすることを特徴とする3端子の非可逆回路。
  2. (2)単方向性を有する同相分配回路と、該同相分配回
    路に縦続に接続された単方向性を有しない逆相合成回路
    と、該同相分配回路の一方の出力端に接続された負荷と
    からなる回路において、該同相分配回路の入力端子を第
    1の端子、該同相分配回路と該逆相合成回路を接続して
    いる2線のうち負荷を接続していない方からとりだされ
    た端子を第2の端子、該逆相合成回路の出力端子を第3
    の端子とすることを特徴とする3端子の非可逆回路。
  3. (3)単方向性を有しない逆相分配回路と、該逆相分配
    回路に縦続に接続された単方向性を有する同相合成回路
    と、該逆相分配回路の一方の出力端に接続された負荷と
    からなる回路において、該逆相分配回路の入力端子を第
    1の端子、該逆相分配回路と該同相合成回路を接続して
    いる2線のうち負荷を接続していない方からとりだされ
    た端子を第2の端子、該同相合成回路の出力端子を第3
    の端子とすることを特徴とする3端子の非可逆回路。
  4. (4)単方向性を有しない同相分配回路と、該同相分配
    回路に縦続に接続された単方向性を有する逆相合成回路
    と、該同相分配回路の一方の出力端に接続された負荷と
    からなる回路において、該同相分配回路の入力端子を第
    1の端子、該同相分配回路と該逆相合成回路を接続して
    いる2線のうち負荷を接続していない方からとりだされ
    た端子を第2の端子、該逆相合成回路の出力端子を第3
    の端子とすることを特徴とする3端子の非可逆回路。
  5. (5)単方向性を有する逆相分配回路と、該逆相分配回
    路に縦続に接続された単方向性を有する同相合成回路と
    、該逆相分配回路の一方の出力端に接続された負荷とか
    らなる回路において、該逆相分配回路の入力端子を第1
    の端子、該逆相分配回路と該同相合成回路を接続してい
    る2線のうち負荷を接続していない方からとりだされた
    端子を第2の端子、該同相合成回路の出力端子を第3の
    端子とすることを特徴とする3端子の非可逆回路。
  6. (6)単方向性を有する同相分配回路と、該同相分配回
    路に縦続に接続された単方向性を有する逆相合成回路と
    、該同相分配回路の一方の出力端に接続された負荷とか
    らなる回路において、該同相分配回路の入力端子を第1
    の端子、該同相分配回路と該逆相合成回路を接続してい
    る2線のうち負荷を接続していない方からとりだされた
    端子を第2の端子、該逆相合成回路の出力端子を第3の
    端子とすることを特徴とする3端子の非可逆回路。
  7. (7)上記(1)−(6)の回路において負荷を接続す
    るかわりに端子をとりだし、第4の端子とすることを特
    徴とする4端子の非可逆回路。
  8. (8)上記(1)−(6)の回路を単位非可逆回路とし
    、第1の端子と互いにアイソレートされた第3の端子を
    次段の単位非可逆回路の第1の端子に接続することによ
    り、複数の単位非可逆回路を縦続に接続したことを特徴
    とする多端子の非可逆回路。
  9. (9)上記(8)の回路において、最終段の単位非可逆
    回路の第3の端子と初段の単位非可逆回路の第1の端子
    を接続したことを特徴とする非可逆回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06188611A (ja) * 1992-12-22 1994-07-08 A T R Koudenpa Tsushin Kenkyusho:Kk マイクロ波信号分配回路
JP2009512314A (ja) * 2005-10-13 2009-03-19 ケーエムダブリュ・インコーポレーテッド 高周波スイッチ

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