JPH0271607A - 全通過型能動超高周波数回路 - Google Patents

全通過型能動超高周波数回路

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JPH0271607A
JPH0271607A JP1156632A JP15663289A JPH0271607A JP H0271607 A JPH0271607 A JP H0271607A JP 1156632 A JP1156632 A JP 1156632A JP 15663289 A JP15663289 A JP 15663289A JP H0271607 A JPH0271607 A JP H0271607A
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transistor
resistor
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Philippe Francheteau
フリップ フランシャトー
Ramesh Pyndiah
ラメシ ペンデャ
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H11/00Networks using active elements
    • H03H11/02Multiple-port networks
    • H03H11/16Networks for phase shifting
    • H03H11/18Two-port phase shifters providing a predetermined phase shift, e.g. "all-pass" filters

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  • Networks Using Active Elements (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、増幅器段階とRCネットワークとからなる全
通過型のr#勤超超高周波数回路関する。
本発明は、例えば人工衛星により中継された信号用ある
いは一般のマイクロ波無線信号用の受信機ノ0ントエン
ドのための影像周波数阻止ミクサに応用される。本発明
は、また4相又はそれ以上の喪肩圏の構成にも応用され
る。
移送回路としては、rlEEEトランザクションス オ
ン マイクロウェーブ セオリー アンド テクニック
ス」第M ’r ’r −34巻第12号、1986年
12月1533−1537頁所収のステファンK。
アルテス他による「モノリシック RCオールバス ネ
ットワーク ウィズ コンスタント・フ■−ズ・ディフ
ァレンス アウトブツツ」に記載されているものがある
この文献には、RCネットワークに基き構成され、特に
RCネットワークに先行する段階の出力インピーダンス
を低減するようバッフ?配置とされた2つの電界効果ト
ランジスタからなる移相回路が記載されている。これら
のトランジスタの各々は、直流電源へ直接接続されるド
レインと、抵抗を介して接地されるソースとを有し、ま
た相当のゲート幅(120μm)を有する。各トランジ
スタのゲートには、他方のトランジスタに供給されるの
と振幅は同じだが位相が逆の入力信号が供給される。
各トランジスタのソースは、4つの並列分岐からなるネ
ットワークの端の1つに接続される。各分岐は直列RC
ネットワークから構成される1、移相回路の出力は、各
分岐のキャパシタと抵抗のノードに接続される。各分岐
の抵抗及びキャパシタは、それぞれの分岐の出力が次の
分岐の出力に対し同一振幅と90°の位相差を有するよ
うにされる。さらに一方の出力対から他方の出力対への
切換えを行なう切換え回路が設けられる。
この回路は220−280MHz帯域で動作するが、こ
の周波数は少なくとも8−12GHz帯域で動作する移
相器が必要となる本発明の応用分野にとっては大幅に低
すぎる。
上記の文献では3−5GHzで動作する第2の回路も説
明されている。しかしこの周波数範囲も、問題とされて
いる応用分野にとっては低すぎる。
この結果は、この第2の回路が一定数の構成要素を付加
することで得られた2次回路であることによる。構成要
素が多数であることは、大規模集積化にとり好ましくな
い。
また2次回路は、1次回路に比べて挿入損が相当に大き
い。
さらに2次回路の動作は、前記の1次回路と同一の原理
に基く。
従来技術回路においてはこれらの回路の負荷インピーダ
ンス(あるいは後続する回路の入力インピーダンス)が
伝達関数内に現われるので、この伝′a関数の絶対値は
このインピーダンスが発生する時定数と周波数とに依存
する。従って伝達関数は非理想的な全通過関数である。
従来技術回路が、理想的な全通過関数にできるだけ近い
伝達関数を有するようにするためには、2つの条件が同
時に満たされねばならない。その第1は、バッファされ
たトランジスタの出力インピーダンスが、RCネットワ
ークの抵抗に対して低くなければならないことであり、
その第2は、次の段階の入力インピーダンスがRCネッ
トワークのキャパシタのインピーダンスに対して高くな
ければならないことである。
これらの先行する段階及び後続する段階のインピーダン
スは固定しているから、従来技術のネットワークの伝達
m数は決して理想的な全通過l1Il数とはなりえない
。そして、このことは周波数が上昇するにつれてますま
す顕著となる。
一方、各RCネットワークでは、キャパシタ及び抵抗の
値が、各経路で所望の移相が得られるよう異なる時定数
が得られるように固定される。従って動作周波数を上昇
させようとする場合には、時定数を減少せしめるために
RCvlを減少せしめる必要がある。しかし前述の如く
、卵内的全通過関数にできる限り近いままであるために
は、RCネットワークの抵抗及びキャパシタの値は、先
行する回路及び後続する回路のインピーダンスが定める
一定限界内に維持される必要がある。
従って従来技術回路は、比較的近い周波数に限定された
ままであり、あるいはむしろ性能が振幅及び移相につい
て非常に急速に劣化する。
また従来技術回路では、2つの入力信号が同一振幅と逆
の位相を有する必要がある。しかし第1に、単一信号に
基いてこれらの信号を発件するには、付加的な回路を設
ける必要があり、これはネットワーク表面及び電力消費
の増大をまねく。また第2に、正確に同一の振幅と逆の
位相を有する信号を得るのは非常に難かしい。
従って本発明の目的は、略理想的な全通過伝達関数を有
する全通過能動回路を提供するにある。
この目的は、発明の詳細な説明の欄の冒頭に記載された
RC型の能動回路であって、増幅段階はインバータとし
て配置される電界効果トランジスタQ+により形成され
る反転段階からなり、前記電界効果トランジスタのゲー
トには、RCネットワークの抵抗を構成する抵抗Rを介
して超高周波数入り信号Vεが供給され、前記電界効果
トランジスタのゲート・ソース容量 c 、はRCネッ
トワークの容11Cを構成するのに用いられ、前記増幅
段階は、さらに前記反転段階の超高周波数人力VEと超
高周波数出力VSとの間に挿入され抵抗RO及び伝送ラ
インLOからなる負帰還分岐を有し、回路の素子の特性
は、理想的全通過伝達固数が得られるよう、Zをライン
LOの特性インピーダンスとし、之をラインLOの物理
的長さとし、■を伝搬の位相速度とし、τを反転トラン
ジスタQ1のゲートでの電子走行18間とし、GMOを
反転トランジスタQ1の相互コンダクタンスとして、互
いに a)Z=RO b> e−vτ c ) RO −2/GH8 の関係を有することを特徴とする全通過型能動角^周波
数回路により達成される。
上記の場合、本発明の回路は、特に構成に用いられたテ
クノロジに応じて12GHz乃至18GHz程度の周波
数を達成しうる。
回路の・一実施例は、トランジスタQ!のゲート・ソー
ス容alCGs及び抵抗Rが、超高周波数回路信@VE
と反転トランジスタQ1のドレインで得られる超高周波
数出力信号v51との門に45°の相対的位相差が発生
するよう回路の時定数τ1を定めることを特徴とする。
回路の別の実施例は、1−ランジスタQIのゲート・ソ
ース容!lCo5及び抵抗Rが、超高周波数回路信j8
VEと反転トランジスタQ1のドレインで得られる超高
周波数出力信号vs2との間に135゜の相対的位相差
が発生するよう回路の時定数τ2を定めることを特徴と
する。
また本発明は、単一の入力信号に基いて超高周波数で動
作し、振幅変動及び位相変動に関し良好な性能を有する
能!170−90°移相器を提供することを目的とする
本発明によれば、単一の超高周波数入力信号Vεに基い
て同一振幅と90゛の相対的位相差を有する超高周波数
出力信号V、1及び■、2を出力する移相回路は、入力
VEを介して第2の実施例による全通過回路に結合され
る第1の実施例の全通過回路からなる。
上記の場合、この移相器は前述の如き超高周波数で動作
し、単一の入力信号に基いて粘度±0.1出で同一の振
幅を有し、精度±〇、6°で位相差90°を有する出力
信号を出力する。
、また本発明は、例えば高周波数構成に特に好ましい半
導体材料であるヒ化ガリウム上で、回路が両方とも他の
超高周波数回路と組み合わせてIl造されるようにして
集積化される全通過回路と移相回路を提供することを目
的とする。
好ましい実施例では、このネットワーク及び回路は、M
ESFET型の電界効果トランジスタにより最高12G
Hz程度の動作周波数で実現され、HE M T lの
電界効果トランジスタにより最高18GH2程度の動作
周波数で実現され、ヒ化ガリウム(Ga As )上で
他の素子とともに集積化される。
超高周波数での所望の応用においては、本発明による全
通過回路及びこの全通過回路に基いて形成される移相回
路は、例えばヒ化ガリウム(GaAs)等の覆−v族の
半導体基体上で電界効果トランジスタにより実現される
第1a図は本発明による全通過セルを概略的に示す図で
ある。このセルは反転トランジスタQと負′IrIQ3
とからなる反転段階からなる。反転トランジスタQ1の
ドレインは、負荷Q2を介して直流電源VDDへ接続さ
れ、ソースは直接接地される。
トランジスタQ1は、CGSで表わされるゲート・ソー
ス容量を有する。
セルは、一端が反転トランジスタQ1のゲートに接続さ
れ他端が回路の超高周波数人力VE[接続される抵抗と
、トランジスタQ1のゲート・ソース容量C68とから
形成される。
RCネットワークは本発明による全通過セルの入力に接
続されるから、このセルの伝達関数は、従来公知のネッ
トワークにおける如く先行する段階の出力インピーダン
スに依存するということはない。
負荷Q1は、ゲートが抵抗RAを介して直流電圧v3に
より分極され、ドレインが直流電源■[10に直接接続
され、ソースが出力信号VSが得られるセルの出力ノー
ド1を構成するよう反転トランジスタQ1のドレインに
接続される電界効果トランジスタから形成されるのが好
ましい。負荷トランジスタQ3のゲートは、キャパシタ
CIを介して自身のソースへ接続される。
本発明によれば、前述の段階はノード4における人力V
Eとノード1における出力V Sとの間に挿入される分
岐により負帰還増幅鼎として配置される。この分岐は、
直列に配置された抵抗ROと伝送ラインLOとからなる
負帰還分岐は、ノード2と4との間に挿入されるキャパ
シタC2により入力2のVEより絶縁され、ノード4と
3との間に挿入されるキャパシタC3により分岐R−C
,8から絶縁される。一方反転トランジスタQ+のゲー
トは、V1とR−CGsネットワーク内の抵抗Rのノー
ド3における端部との間に接続される抵抗RBを介して
直流電圧V1により分極される。
バイアス電圧V+及びv3は、出力信号VSの振幅及び
位相を調整するように可変的に供給される。
理想的な全通過セルの伝達関数を得るためには、セルの
素子は、第1a図とともに第1b図に示される本回路の
等価図を参照するとより良く理解できる条件を満たさね
ばならない。
ラインLOは、その物理的長さ之と、βをラインの位相
定数、fを動作周波数及びVを伝搬の位相速度として後
記の表Iの式(1)で与えられるその電気的長さφと、
その特性インピーダンス2で特徴付けられる。
Yは、全通過セルに後続する段階(又は回路)への入力
信号の7ドミタンスにより構成される負荷である。
G 及びG。3は、トランジスタQ1及びQ3それぞれ
のドレイン・ソースコンダクタンスであり、Goは等価
コンダクタンスである。
GMOはトランジスタQ1の相互コンダクタンスであり
、τはこのトランジスタのゲートにおけるキャリヤの走
行時間であり、その1i!l果反転段階の相互コンダク
タンスGMは表Iの式■で与えられる。
従って、第1a図の全通過ユニットセルの伝達関数は表
Iの弐Oで与えられる。ただし式0でtよ簡単のためC
GSはCと記されている。
第1の条件としてRO−Zとなるよう選択される(条件
a)。すると全通過セルの伝達関数は、より簡単に記さ
れて表工の式(14)の形になる。
条件aは、ラインLOの特性インピーダンス2が負帰還
分岐の抵抗ROに等しくなるよう選択される場合に満た
される。
第2の条件としては、ω−2πfとしてφ;ωτ が選択される。従って表Iの式(1)により、この2番
目の式は次のように記される(条件b)。
=Ilv τ 条件すは、ラインLOの物理的長さ2が、反転段階の入
力と出力との間での信号遅延を補償する遅延を引き起す
場合に満たされる。
第3の条件として RO=2/G140 が選択される(条件C)。
条件Cは、負帰還抵抗ROが反転トランジスタQ1の相
互コンダクタンスの逆数の2倍の値を有するよう選択さ
れる場合に満たされる。
従って本発明による全通過ユニットの伝達関数は、表I
の式■で表わされる。
表工の式■に示される如く、伝達関数F(jω)は、R
Cネットワークの抵抗R及びキャパシタCの値から独立
した定数(表■の項の参照)が乗算された理想的全通過
関数(表工の項■参照)の形で記される。
従ってF(jω)の振幅は確かに周波数に依存するが、
R及びCの1には依存しない。つまり出力信号はRCネ
ットワークの時定数に依存しない。
回路は、反転トランジスタQ1のゲート・ドレイン容量
という単一の寄生要素を有する。しかし、このゲート・
ドレイン容量は電界効果トランジスタのゲート・ソース
容量に対して非常に弱いから重要ではない。
従ってゲート・ドレイン容量は、ゲート・ソース容認に
より実際上短絡される。
トランジスタQ1のゲート・ソース容fiC−CGsは
このトランジスタの寸法の関数である。回路の動作周波
数を上昇せしめるには、反転トランジスタQ1の寸法を
小さくするか、RCネットワークの抵抗を低下せしめて
回路の時定数を小さくすればよい。
トランジスタQ1のゲート幅Wを減らしてキャパシタン
スCを減らすと相互コンダクタンスCHOが低下する。
条件C(後記の表■参照)を満たすために、負帰還分岐
の抵抗ROは増大しなければならず、これはつまり条件
a(表■参照)を満たすためにラインの特性インピーダ
ンスが増大しなければならないということである。ライ
ンLOの特性インピーダンスの増大はライン幅を減らす
ことで得られる。
超高周波数ネットワークの形式に特に好適な材料である
ヒ化ガリウム上で回路を構成する場合には、ラインにつ
いて得られる最大の特性インピーダンスは、ラインの緑
効果の結果100乃至1000程度である。
同−材料上において、抵抗Rの値の下限はこの抵抗の正
確な値を正しく制御するため30又は40Ω付近にある
。実際には、抵抗Rが接続されるQt等のトランジスタ
はどれも所定の抵抗を示すゲート接点を有し、RCネッ
トワークの抵抗Rは、反転トランジスタQ1のゲート接
点の抵抗に比べて大きい。
本発明による回路は、MESFET型の電界効果トラン
ジスタによっても、HEMTWの電界効果トランジスタ
によっても構成しうる。HEM’r型のトランジスタは
、平均して相互コンダクタンスがMESFET型のトラ
ンジスタの相互コンダクタンスの2倍あるためより高い
周波数で動作する回路とするのに適する。
バイアス電圧V+は、反転段階の相互コンダクタンスG
Mを変化せしめるよう変化される。このことにより、条
件Cの実証に際し、負帰還抵抗の値ROが例えば回路構
成時の構成要素のバラツキにより最適値と異なった場合
に負帰還抵抗の値を調整しつる。
バイアス電圧は、静止点を調整するよう反転トランジス
タQ1のドレイン電流を固定するために供給される。
本発明によれば、前述の全通過ユニツセルに基いて0−
90°移相器を構成することができる。
この移相器をski威するため、この全通過セルの種類
の2つのセルが入力ノード2において供給される。従っ
てこの移相器は単一の入力VEで動作する。
従って第2図に示される如くこの移相器は2つのセルA
及びBからなる。
各セルは、反転トランジスタQ+ 、Q2と、負荷トラ
ンジスタQz 、Q4 と、八については抵抗R+及び
Qtのゲート・ソース容量 CI = Caslからな
るRCネットワーク、Bについては抵抗R2及びQ2の
ゲート・ソース容FIIC2−CGS2からなるRCネ
ットワークと、Aについては抵抗R01及び電送ライン
し。、からなる負帰還分岐、Bについては抵抗R02及
び伝送ラインし。2からなる負帰還分岐とからなる。
Aにおいては負荷Q3に対するゲートバイアス電圧はv
3であり、バイアス抵抗はRAIであり、またインバー
タQ1に対するゲートバイアス電圧はVSであり、バイ
アス抵抗はRB1である。
8においては、負荷はQ4であって、そのゲートバイア
ス電圧はv4であり、バイアス抵抗はRA2である。ま
たインバータはQ2であって、そのゲートバイアス電圧
はV2であり、バイアス抵抗はRB2である。
前述のユニットセルの絶縁、ヤヤバシタは、セルA及び
B中ではそれぞれCn 、C+p 、C+a及びC2+
 、 C22、Cr2とされる。
出力信号v 及びVS2は、それぞれ反転トランジスタ
Q1及びQ2のドレインにおける点10及び20に発生
する。
セルA及びB内のRCネットワークの各々の素子の値は
、2つのセルに共通な超高周波数入力信号Vεに基いて
入力信号VEに対しセル△については45°の位相変位
、セルBについては135゜の位相変位を有する超高周
波数入力信号vS1及びVS2が発生される時定数τ1
及びτ2が得られるよう選択される。
これはωτI”0.6及びωτ2”−3,7により得ら
れる。
上記の場合出力信号V5.とVS2は互いに対し90°
の位相変位を有する。
セル八及びBの各々の伝達関数はそれぞれ表■の式■及
び0で与えられる。これらの関数から振幅偏移がセルの
時定数に依存しないことがわかる。
表■は、2つのセルそれぞれにかけられる条件a、b、
cを記したものである。
後記の表■は、後記の表■の素子で構成された、つまり
HEMTトランジスタによりヒ化ガリウム上に実現され
た本発明による移相回路から得られる結果を示す。
表■は、負帰還抵抗RO (R及びR62のそれぞれ)
が最適値116.750を有する場合、及びバラツキに
より105Ω又は130Ωの値を有する場合の信号vs
lとVS2との振幅差を示す。また表■は上記の抵抗R
Oの値に対応する最大位相変位及び最小位相変位を示す
。表■においては、ROの偏移・を補償するためバイア
ス電圧V+及び■2の値をそれぞれ調整する必要がある
表■は、HEMr型トランジスタで本発明によるネット
ワークを構成する構成要素の最大値を示す。
第3a図は、表■及び■に記された最適i構成要素によ
り本発明により構成される0−90°移相器の2つの出
力信号V、とVS2との門の102」単位の振$1il
差ΔAを実線で示す。この曲線はGHz単位の周波数f
に対してプロットされている。
また第3afflは、やはりGHz単位の周波数fに対
してプロットされた出力v、1とVS2の信号の位相差
Δφを破線で表わす。
RO −116,750 V+ −−0,23V Vz −−0,23V 第3a図は、8−12GHz周波数帯において、移相器
がHEMT)ランジスタによりヒ化ガリウム上で構成さ
れると、2つの出力団の位相差Δφは90′″±0.6
@であり、振幅差ΔAは±0.1c13未満であること
を示す。
、第3b図は、負帰還抵抗ROが最適値より小さい場合
(表■参照)での振幅差ΔAを実線で示す。
RO−1050 V I−−0,02V Vz−0,02V また破線は位相差Δψを示す。
第3b図は、反転トランジスタQ1及びQ2のゲートバ
イアス電圧を調整するとROの誤差に起因する位相及び
振幅差は最小とじうろことを示す。
上記の場合8GHzと12GHzとの間で位相差は91
°と92.1°との間にあった。また振幅差は±0.1
」未満であった。
第3C図は、負帰還抵抗ROが最適値より大きい場合(
表1参照)での振幅差ΔAを実線で示す。
RO=1300 V+−−0,360V V 2−−()、440V また破線は位相差Δψを表わす。
第3C図はバイアス電圧V+及び■2が調整されると位
相差及び振幅差の誤差が最小としうろことを示す。
上記の場合8GHzと12GH2とのlitで位相差Δ
φは88.2°と89,4°との周にあった。振幅差は
±0.143未満であった。
一般的に言って、これらの結果からはHEMTトランジ
スタによりピ化ガリウム上に表■の構成要素で構成され
る回路の好ましい動作周波数は8乃至12GHzにある
ことがわかる。しかしHEM■トランジスタの寸法を変
えることで10−18GHz帯域で正しい動作を得るこ
とが可能である。
本発明の@路は負帰還増幅器であるため素Fを慎重に選
択するなら移相器の入力インピーダンスZrを、上記の
実施例で考えた8乃至12GHzの周波数帯域において
500程度としう゛る。
この目的のため第4a図は本実施例での移相器の入力イ
ンピーダンスの振幅A (Z+ )と、この周波数帯域
のインピーダンスの位相ψ(Zl)とを示す。
これらの同一素子を慎重に選ぶことで、移相器のセルA
の出力インピーダンスZ31と移相器のセル8の出力イ
ンピーダンスZs2とは、−第1のインピーダンスにつ
いては83Ωと840の間、 一第2のインピーダンスについては84Ωと910の間
にとどめることができる。
第4b図及び第4C図は、それぞれ同一の周波数帯域に
対する上記の実施例における出力インビ−ダンスの振幅
A(Z、l)及ffA (Z、2) 、!:、これらの
インピーダンスのそれぞれの位相ψ(Z、、)及びψ(
ZS2)を示す。
つまり移相器の出力インピーダンスは、入力インピーダ
ンスの値の2倍程度になる。
第4a図、第4b図及び第4C図の曲線は、移相器の値
が最適である場合についてプロットされている。
例えば他の付随する回路と組み合わせて製造するためM
ESFETトランジスタを用いる本発明の他の実施例で
は、最大周波数は8乃至12G Hz帯域にある。
後記の表VはMESFETにより本発明の1路を構成す
る場合の特性値の組を示す。インバータのトランジスタ
Q1及びQ2は2つのゲートフィンガを有するのが好ま
しい。
かかるMESFETで構成される回路の性能は、2つの
出力信号V 及び■s2の振幅差及び位相差について非
常に良好である。
本発明の各実施例では、回路の製造を単純にするためラ
インし 及び’02と同様にして反転トランジスタを同
一に選択されている。従って移相器の製造効率が改善さ
れる。
表1 表■ 表■ 表Iν 表V
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明による全通過RCセルを示す概略図、
第1b図は第1a図に示される回路の等[1回路面、第
2図は同一の入力信号を供給される2つの第1図に示さ
れる全通過セルからなる〇−90”移相回路を示す図、
第3a図は最適値の負帰環抵抗ROについて、周波数f
 (GHz )に対して振幅差ΔA(10々」で表示)
及び度で表示した位相差Δψをプロットした図、第3b
図は最低値より小さい値の負帰還抵抗ROに対する同じ
喫数を表わす図、第3C図は最低値より大きい値の負帰
還抵抗ROに対する同じ変数を表わす図、第4a図は周
波数に対してHEMTトランジスタから構成される移相
回路の入力インピーダンスの振幅変動及び位相変動をプ
ロットした図、第4b図及び第4C図は周波数に対して
HEMTトランジスタから構成される移相回路の出力イ
ンピーダンスZ 及びls2のそれぞの振幅変動及び位
相変勤をプロットした図である。 1・・・出力ノード、2・・・入力ノード、3.4・・
・ノード、Q+ 、C2・・・逆転トランジスタ、C3
゜C4・・・負荷トランジスタ、RO,RO4,RO2
゜R1・R2・RB・RAl・R^2・RBl・RB2
”’抵抗、’O” 01” 02””伝送ライン、cl
、C2゜C3゛C1PC12・C13・C21・C22
・C23°°°キヤパシタ、Y・・・アドミタンス。 特許出願人 エヌ・ベー・フィリップス・フルーイラン
ペンファブリケン I−1!9   ■  0  堕 o  Oい  d  ω ■O′ll:oのり ()  I/!()  Ln aり   r+−r″′+   −フ Q)   (C1(X)   CK)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)増幅段階とRCネットワークからなる全通過型の
    能動超高周波数回路であって、増幅段階はインバータと
    して配置される電界効果トランジスタQ_1により形成
    される反転段階からなり、前記電界効果トランジスタの
    ゲートには、RCネットワークの抵抗を構成する抵抗R
    を介して超高周波数入力信号V_Eが供給され、前記電
    界効果トランジスタのゲート・ソース容量C_G_Sは
    RCネットワークの容量Cを構成するのに用いられ、前
    記増幅段階は、さらに前記反転段階の超高周波数入力V
    _Eと超高周波数出力V_Sとの間に挿入され抵抗R_
    O及び伝送ラインL_Oからなる負帰還分岐を有し、回
    路の素子の特性は、理想的全通過伝達関数が得られるよ
    う、ZをラインL_Oの特性インピーダンスとし、■を
    ラインL_Oの物理的長さとし、Vを伝搬の位相速度と
    し、τを反転トランジスタQ_1のゲートでの電子走行
    時間とし、G_M_Oを反転トランジスタQ_1の相互
    コンダクタンスとして、互いにa)Z=R_O b)■=Vτ c)R_O=2/G_M_O の関係を有することを特徴とする全通過型能動超高周波
    数回路。 (2)反転トランジスタQ_1は、電界効果トランジス
    タQ_3により形成される能動負荷を介して直流電源点
    E_1に接続され、前記負荷トランジスタQ_3のドレ
    インは直流電圧E_1に接続され、ソースは反転トラン
    ジスタQ_1のドレインに接続され、ゲートは抵抗R_
    Aを介して直流電圧V_3により分極され、またキャパ
    シタC_1を介して自身のソースへ接続されることを特
    徴とする請求項1記載の全通過型能動超高周波数回路。 3 反転トランジスタQ_1は、V_1と超高周波数入
    力信号V_Eが供給されるRCネットワーク中の抵抗R
    の端との間に挿入された抵抗R_Bを介して直流電圧V
    _1により分極され、超高周波数入力信号V_Eは、キ
    ャパシタC_2を介して負帰還分岐R_O,L_Oの端
    へ供給され、負帰還分岐の該端はキャパシタC_3を介
    して抵抗RとR_Bとのノードへ接続され、抵抗R_O
    が最適値と僅かに異なる値を有する場合には条件c)を
    満たすよう値G_M_Oの補償がバイアス電圧V_1を
    変えることで得られることを特徴とする請求項2記載の
    全通過型能動超高周波数回路。 (4)ラインL_Oの物理的長さl及び幅Wは、条件a
    )及びb)が満たされるよう選択されることを特徴とす
    る請求項3記載の全通過型能動超高周波数回路。 (5)反転トランジスタQ_1のゲートの幅W_Gは、
    条件c)を満たす相互コンダクタンスG_M_Oが得ら
    れるよう決められることを特徴とする請求項4記載の全
    通過型能動超高周波数回路。 (6)反転トランジスタのゲート・ソース容量C_G_
    S及び抵抗Rは、超高周波数入力信号V_Eと反転トラ
    ンジスタのドレインで得られる超高周波数出力信号V_
    S_1との間に45゜の相対的位相差が発生するようネ
    ットワークの時定数τ_1を定めることを特徴とする請
    求項5記載の全通過型能動超高周波数回路。 (7)反転トランジスタQ_1のゲート・ソース容量C
    _G_S及び抵抗Rは、超高周波数入力信号V_Eと反
    転トランジスタのドレインで得られる超高周波数出力信
    号V_S_2との間に135゜の相対的位相差が発生す
    るよう回路の時定数τ_2を定めることを特徴とする請
    求項5記載の全通過型能動超高周波数回路。 (8)単一の超高周波数入力信号V_Eに基いて同一振
    幅と90゜の相対的位相差を有する超高周波数出力信号
    V_S_1及びV_S_2を出力する移相回路であつて
    、入力V_Eを介して請求項7記載の全通過回路に結合
    される請求項6記載の全通過回路からなる移相回路。 (9)電界効果トランジスタは、回路の他の素子と同じ
    くヒ化ガリウム(GaAs)基板上で集積化されたHE
    MT又はMESFET型であることを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれか一項記載の回路。 (10)入力インピーダンスは50Ω程度であり、各出
    力信号のインピーダンスはこの入力インピーダンスの2
    倍程度であることを特徴とする請求項8に従属する限り
    での請求項9記載の回路。
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