JPH0271553A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0271553A
JPH0271553A JP63160874A JP16087488A JPH0271553A JP H0271553 A JPH0271553 A JP H0271553A JP 63160874 A JP63160874 A JP 63160874A JP 16087488 A JP16087488 A JP 16087488A JP H0271553 A JPH0271553 A JP H0271553A
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emitter
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collector
base current
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JP63160874A
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Takehiro Hasegawa
武裕 長谷川
Yasushi Sakui
康司 作井
Shigeyoshi Watanabe
重佳 渡辺
Fujio Masuoka
富士雄 舛岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はバイポーラトランジスタを用いた半導体装置に
関する。
(従来の技術) 従来、バイポーラトランジスタは、ベース電流を入力、
コレクタ電流を出力とする電流増幅素子として用いられ
て来た。例えばNPNバイポーラトランジスタでは、正
のコレクタ、エミッタ間電圧vcg 、ベース、エミッ
タ間電圧Vas(VcFI> VtIp)を与えると、
 vnI!の種々の値に対してコレクタ電流ICは増幅
された正の値を取り、この時、またベース電流r、も正
である。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来のバイポーラトランジスタは、その面−的
な動作のため応用範囲もまた限られている。
本発明は、ベース電位に応じて、この順方向のベース電
dεの他に、逆方向にベース電流を流すことができる新
規なバイポーラトランジスタを用いた半導体装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、ベース、エミッタ間の順方向ベース電流、コ
レクタ、ベース間の逆方向ベース電流を夫々Inl’!
+ ICRとした時、ベース゛工位に応じてIFIE<
 ICBとなるようにコレクタ、エミッタ間電圧VCE
を設定したバイポーラトランジスタを用いた半導体装置
を提供するものである。
そして、ベース、エミッタ間にトンネルダイオードを接
続したものである。また、ベース、エミッタ間の順方向
電流にトンネル電流が流れるようなバイポーラトランジ
スタを用いた半導体装置を提供するものである。
(作 用) コレクタ、エミッタ間電圧を高電圧に設定することによ
り、ベース電位、即ちベース、エミッタ間電圧VBF!
の変化に対してベース、エミッタ間の順方向ベース電流
■BEより大きなコレクタ、ベース間の逆方向ベース電
流ICB を流すことができ、ベース電流が従来の正領
域に加え負の領域を持ったトランジスタが実現できる。
そして並列接続したトンネルダイオードやベース、エミ
ッタ間のトンネル電流を用いることによりベース、エミ
ッタ間電圧の低い領域での電流の増加および正負のベー
ス電流の境界のベース、エミッタ間電圧を制御すること
ができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本実施例で用いたバイポーラトランジスタの断
面図である。
P−型シリコン基板21表面にはコレクタ抵抗を下げる
ためN中型埋込み層22が設けられ、更にP−型エピタ
キシャルシリコン層23が設けられている。このP−型
エピキシャルシリコン層23にはリンが導入されてNウ
ェル型24が形成されている。そして表面にはフィール
ド酸化膜25・が形成され、開口部にはN中型埋込み層
22に達するコレクタ取出し層26が、また、他の開口
にはP−型ベース領域27が設けられている。P−型ベ
ース領域27の一部には24 X 5 HのサイズのN
中型のエミッタ領域28が形成され、更にエミッタポリ
サイド29が設けられている。またP−型ベース領域2
7内にはエミッタポリサイド29に自己整合してP十型
層30が形成され、更にコレクタ取出しM526表面に
は1重ねてN十型層31が形成されている。
この全体は、シリコン酸化1i1i!i32で覆われ、
コンタクト開口には、Ti/TiN股33を介してAQ
 −5i34よりなるコレクタ、ベース、エミッタ電極
35,36.37が設けられている。
製造においては、先ず、P′″型シリコン基板21に、
sb、 o、雰囲気で1250℃、25分、sbを熱拡
散してN中型埋込み層22を形成する。次いで、 Si
H,(4,+ B、 t(G雰囲気で1150℃、10
分の処理により、P−型エピタキシャルシリコン層23
を成長させた。この後、リンP+を加速電圧160Ke
V 、ドーズ量5 X 10” ex−”でイオン注入
し、N2雰囲気中で11006C,290分の拡散によ
りN型ウェル24を形成した。そしてフィールド酸化膜
25形成後、リンP+をイオン注入してN+型のコレク
タ取出し層26を形成し、更にボロンB+を加速電圧3
0KeV 、 ドーズ量5 X 10” am−”イオ
ン注入してP−型ベース領域27を形成した。この後、
表面に薄いシリコン酸化膜を形成し、これに開口してポ
リシリコンを500人被2し、ヒ素As+を60KaV
、ドーズ量5 X 10”cffi−”イオン注入し、
更に阿。Siを被着してパターニングし、エミッタポリ
サイド29を形成する。そして、ボロンB+をイオン注
入してP十型層30.更にヒ素As+をイオン注入して
N十型層31を設ける。この後、シリコン酸化膜32を
堆積し、コンタクト開口を設け、コンタクト孔底部にT
i/TiN33を被着し、更にAl1−5i34を堆積
してパター・ニングし、コレクタ、ベース、エミッタ電
極35゜36、37を形成する。
第3図は、この様にして形成したNPNバイポーラトラ
ンジスタの不純物分布図である。
エミッタは不純物濃度1.5X10zaan−” でP
−型工ピタキャルシリコン層23表面からの接合深さ0
.15p、ベースは、3 X 10” C11−3で接
合深さ0 、3 pro、コレクタは、ウェル領域でお
よそ4XLO”■″′3である。
第1図は、このNPNバイポーラトランジスタ11の動
作を示す回路図である。
ベース、エミッタ間電圧VBF! 、コレクタ、エミッ
タ間電圧VCEとした時、v111!に対するコレクタ
電流IC+ベース電流1.を第4図に示す。
第4図は、VCE!を、6.25V1.−設定した時の
値で、 ov≦VRF! <0.45VではVRRの電
源の正の端子からベース13に流れ込む正のベース電流
In、0.45V <VBE(0,87Vではベース1
3からVBEの電源の正の端子に流れ出す負のベース′
止流−IB、0.87V <VnF1テは再びVBFの
電源の正の端子から流れ込む正のベース電流工0となる
ことが判った。
第5図は、 VCEを5.75Vに設定した場合の結果
で。
ベース電流I8が負になるVBI!領域は、0.50 
<VBI!(0,66Vである。
しかしながら、第6図に示すように、VcB”IVとす
ると、 VR[+の全領域(8I!≧O)で負のベース
電流は観測されず、Inは常に正であった。
上述した負のベース電流は、第7図に示すように、ベー
スからエミッタに流れる順方向のベース電流IBF! 
(順方向であるので図中IRFと表わしている)と、ベ
ース、コレクタ間のPN接合においてインパクトイオン
化によって発生するキャリアによるコレクタ、ベース間
の逆方向ベース電流ICFI(逆方向であるのでInR
と表わしている)の大小関係によって説明される。
即ち、l IBE l > l Icn lのときは、
第4図における0■≦VBB <0.45V及び0.8
7V <VBE(7)領域テ観測されるように正のベー
ス電流I、となり、l IBR< l ICRl ノと
きは、0.45V <VBp <0.87Vの領域で観
測されるように負のベース電流−IRとなる。
゛エミッタからの注入電子がベース・コレクタ接合の空
乏領域に入ると、これらの電子はコレクタ電圧がなだれ
降伏の方向に大きな電圧とされているためインパクトイ
オン化によって電子−正孔対を発生する。そして、発生
した電子と正孔はベースとコレクタ間の電界によってコ
レクタとベースに夫々ドリフト移動する。ベースにドリ
フトした正孔は負のベース電流111Rを作り出す。ベ
ースからエミッタへの正のベース電流111Fは固定さ
れたベース・エミッタ間電圧VB[!で制限される。こ
の結果、IRRがIBFより大きい時、逆方向ベース電
流がa測される。他方、この逆方向ベース電流が現われ
る場合において、発生した電子は、その電子電流がエミ
ッタからの注入電子電流より小さいため、コレクタ電流
の大きさに僅かに加わることになる。
これを式を用いて以下に説明する。
Eberc+ −Mo1lのモデルにおいて、通常のト
ランジスタでは、コレクタ電流ICOとベース電流IB
Fは式■および■で表わされる。
IC0=  αFI[!5(eXp(−L!−!3j3
−)−1)滅T Ics(exp(”” ) −1) 沼□       °゛■ Lsp=(1−α、BEs(exp(」bL)−1)沼
T (1−αn)Ics(exp(」違L)  1)−(2
)石T ここで■Esはエミッタ、ベース接合の逆方向飽和電流
、IC8はコレクタ、ベース接合の逆方向飽和電流、α
Fはエミッタ、ベース接合を横切って流れた電流のうち
、コレクタに到達した電Jεの割合、C8はコレクタ、
ベース接合を横切って流れた電流のうちエミッタに到達
した電流の割合を表わす。
また、沼はボルツマン定数、Tは絶対温度、矛は電荷量
である。
さらに、コレクタ、ベース間電圧VcPが品く、ベース
、コレクタ間のPN接合におけるインパクトイオン化が
無視できなくなる場合、コレクタ電流■cは、 Ic = MIco             −−(
3)となり、ここで、 ICOはインパクトイオン化を
無視した場合のコレクタ電流、nは係数、BVCEOは
エミッタ開放時のベース、コレクタ間の耐圧を表わす。
第7図に示すようにインパクトイオン化で発生したホー
ルは、電界によってベースに流れ込み、逆方向のベース
電流IBRとなる。
よって、 IFIRは、 1肝= (M−1) Ic。  ・・・・・・・・・■
となり、結局、ベース電流1.は順方向のベース電流I
BFと逆方向のベース電流IBRの差として表わせ。
Ls=Inr  Inp=Iar−(M −1) Ic
” (1−(M −L )hFp) IBF・・・0と
なる。尚、エミッタ電流1.はr、 = ICO+ I
BFで表わされる。ここでhFBは゛上流利得(hra
 = Ico / Ir3F)を表わす。
なお、この動作は、NPNバイポーラトランジスタだけ
でなく、PNPバイポーラトランジスタにおいても同様
に説明できる。
さて、この様な負のベース電流を示すバイポーラトラン
ジスタは新しい応用分野を右している。
例えば、従来、電圧保持装置として知られているものに
フリップフロップがある。しかし、フリップフロップは
6個の素子により構成されるため高集積化に問題がある
さて、第1図のバイポーラトランジスタにおいて、ベー
スとエミッタ間に容量性の負荷が存在する場合を考える
コノ時、ベース電圧IBF!がOv≦Iau<0.45
V ノ場合、負荷に蓄積された電荷はベースからエミッ
タに流れ出すので負荷の両端の電圧Vauは下降してO
vニ近ずく。一方、 0.45V<Vaa<0.87V
 i’ある場合、逆方向ベース電流によって負荷に電荷
が蓄積されるので負荷両端の電圧VBEは上昇して0.
87Vに近づき、一方、Vaa>0.87Vであるとき
は正のベース電流によって負荷の電荷はベースからエミ
ッタに流れ出すので負荷両端の電圧vBHは下降してや
はり0.87Vに近ずく。以上の様に、 VREはOv
もしくは0.87Vに保持されるので自己増幅機能をも
った電圧の保持が可能である。
第8図に、その電圧保持回路の一例を示す。
この実施例では、スイッチング素子としてnチャンネル
MO8)−ランジスタQ1を用い、そのドレインもしく
はソースを、NPNバイポーラトランジスタQ2のベー
スに接続する。
MoSトランジスタQ1のゲートにはクロックφ^が印
加され、他端にはクロックφBが与えられる。
この場合の容量は、ベース、エミッタ間の接合容量であ
り、コレクタ、ベース間の接合容量もやはり負荷容量と
して機能する。
第9図は、MOSトランジスタQ1の制御クロックφA
と、入力クロックφB、そしてMOS)−ランジスタQ
1とバイポーラトランジスタQ2の接続ノードに設けら
れた出力端子の電圧レベルを示している。V)lは0.
87V、 vpは0.45V、 Vt、はOvを示す。
φ^がハイレベルとなり、ベースにφa>0.87Vが
入り、その後φAがロウレベルになると、ベースに印加
されたハイレベル電圧は正のベース電流によって放電さ
れ0.87Vに落ち着く。次に、ベースに0.45■〈
φ8<0.87Vが印加された場合、負のベース電流に
よって出力電位は上昇し0.87Vとなる。そして、ベ
ースにφB<0.45Vが印加された場合、正のベース
電流によってOvに収束する。
かくして、φo>0.45Vの場合、境界電位の0.8
7Vを保持出力し、φ、〈0.45Vの場合、Ovを保
持出力する事が可能となる。
この事は1本回路が、少ない素子数でフリップフロップ
に代わる電圧保持回路に使用できる事に他ならない。
これは、ベース電流に負電流が生じるからで、第6図に
示した様にコレクタ、エミッタ間電圧vcI!=1vの
場合は、全てのVBFKに対して正のベース電流となる
ので放電モードとなり電圧保持ができなくなる。
第9図ではMOSトランジスタQ、とバイポーラトラン
ジスタの接続ノードを出力端としたが、保持後、再度M
oSトランジスタQ、をオンさせてφル入力端子を出力
端とすることもできる。
第10図は、上記接続ノードにバイポーラトランジスタ
とは別にMOSキャパシタ等の容量素子Cを接続したも
のであり、この容量素子で、先の充放電を積極的に行な
わせる様にしたものである。
この場合、φBの入力端を出力端としても用いているが
、Qlと02のベースの接続部に出力端を置いても良い
先に触れた様に1本発明はPNPバイポーラトランジス
タに適用する事も勿論可能である。
第11図はその例で、第1図に対応させたPNPバイポ
ーラトランジスタの場合を示している。
この場合、コレクタ、エミッタ間電圧VCI!が所定の
負の電圧(−Vボルト)の時、第12図に示す様に、ベ
ース、エミッタ間電圧VB+’!に対して逆方向ベース
電流−I8を流すことができる。
NPNバイポーラトランジスタを電圧保持回路に適用し
た場合、第10図、第11図から理解されるように、今
度は負電圧を保持することができる。
以上説明した電圧保持回路は、ラッチ回路、基fi!!
電位発生回路やSRAM等のメモリに適用することが出
来る。また、負のベース電流を示すバイポーラトランジ
スタを用いて発振回路やセンスアンプ。
スイッチング回路を組む事も出来る。
第13図に、半導体メモリに適用する場合のメモリセル
の回路の一例を示す。
第8図と同様に、nチャネル(又はPチャネル)MOS
トランジスタQ工とnpnバイポーラトランジスタQ、
が接続され、MOSトランジスタQ1のゲートにはワー
ド線WLが、またソースあるいはドレインにビット線B
Lが接続されている。そしてバイポーラトランジスタQ
2のベース、エミッタ間の接合容量CFIEおよびベー
ス、コレクタ間の接合容量CBI!を蓄積容量C8とし
て用いる。あるいはQ□とQ7の接続ノードにMOSキ
ャパシタ等の蓄積容量素子Cを設けてもよい。
第14図は、第2図のトランジスタにおいてVC!=7
Vとした時のnpnバイポーラトランジスタのベース、
エミッタ間電圧vnt=とコレクタ電流■。。
ベース電流IBの関係を示す図である。先述した様に2
つの安定点Vn[!o=OV、 V8B1=1.05V
を持つ。
メモリセルへの書込みは、ビット線電位をVI3[!0
又はVB[!Iとし、ワード、WWLをオンしてQl、
Q、接続部のセルノードにVBEO又は、Vll+!工
を書込む。読出しは、例えばビット線BLをVP電位に
プリチャージしておき1次いでワード線WLをオンして
セルの蓄積容量C5とビット線BLの持つ配線容量CB
との間で電荷を容量分割し、ビット線BLに微小電位変
化ΔVを起す。この電位変化を正、負のベース電流によ
って拡大させ、センスアンプで更に増幅する。
この様なメモリセルのベースとエミッタ間にトンネルダ
イオードを接続した場合の回路図とその特性を第15図
(a)(b)に示す。(b)図において破線は、トンネ
ルダイオードを設けない場合と比較して示している。ま
たトンネルダイオードの電流電圧特性を第16図(a)
にその電流を対数にとった場合の特性を(b)に示す。
第16図の(a)の点線はトンネル電流を示す、第16
図(b)に示すようなトンネルダイオードの特性を逆方
向ベース電流の特性を持つバイポーラトランジスタのベ
ース・ユニツタに接続すると第15図(b)のようにな
る。これによって、低レベル側での順方向のベース電流
値を増加することができ、そのベース電流の極性が反転
する電位を移動させることができる。ここで、低レベル
側の順方向のベース電流値の増加は。
V[lEOの書き込みや読み出し速度をより高速にする
作用をする。第17図には、第15図(a)の実施例の
断面図を示す。
P−型シリコン基板41表面にはコレクタ抵抗を下げる
ためN十型埋込み層42が設けられ、更にP−型エピタ
キシャルシリコン層43が設けられている。このP−型
エピタキシャルシリコン層43にはリンが導入されてN
型ウェル44が形成されている。そして表面にはフィー
ルド酸化rs、45が形成され、開口部にはN十型埋込
み層42に達するコレクタ取出し層46が、また、他の
開口にはP−型ベース領域47が設けられている。P−
型ベース領域47の一部にはP中型層48が形成され、
さらにP−型ベース領域47内にP中型層48に接する
ようにN中型のエミッタ領域49が形成され、さらにエ
ミッタポリサイド50が設けられている。このP中型層
48とエミッタ領域49によりトンネルダイオードを形
成する。更にコレクタ取出し層46表面には、重ねてN
中型層51が形成されている。
この全体は、シリンコン酸化膜52で覆われ、コンタク
ト開口ニは、Ti/TiN膵53を介しテ1−3i54
よりなるコレクタ、ベース、エミッタ電極55,56゜
57が設けられている。
また、第15図(b)の特性は、バイポーラトランジス
タのベースを、エミッタ同様に、縮退させるほど高濃度
に不純物ドープしたバイポーラトランジスタを用いるこ
とによってもできる。その説明図を第18図に示す。第
18図に示すように、ベース・エミッタに縮退するほど
高濃度に不純物をドープすることにより、ベース、エミ
ッタ間のTa圧VBgが小さいとき、第16図の(a)
(b)の点線に示すようなトンネル電流IRT(■)が
ベースからエミッタに拡散電流■(エミッタからベース
への電子の拡散電流及びベースからエミッタへの正孔の
拡散電流の和)より支配的に流れる(第18図)。しか
し。
ベース、エミッタ間の電圧VFIRをさらに上げると、
トンネル電流が減少し拡散電流■が支配的になる。
この拡散電流のうち、エミッタからベースに注入された
電子は第7図で示した原理と同様にベース・コレクタ間
のインパクトイオン化現象(第18図の■)により負の
ベース電流−In (第18図の■の過程)を引起こす
。この現象を式に表わすと、トンネル電流の式は、 IBt=Ir cxp (Az(V−Vv)) ・・=
・・−■で表わせる。ここで工Tは谷電流、Vvは谷型
圧A2は定数である6 0式に0式を加えることによって実施例のベス電流は !B’ =IB+IBT=<1 (M 1)hF[りI
Bp+l7exp(Ax(V Vv))”(8)と表わ
せる。この構造は第2図において、27のベースド層の
不純物濃度をエミッタ程度に高濃度にドープさせること
により実現できる。本特性は、メモリの他、ラッチ回路
等、種々適用することができる。更にnpnバイポーラ
トランジスタの代わりにpnpバイポーラトランジスタ
を用いる場合にも適用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、逆方向ベース電流を用いた全く新しい
半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、NPNバイポーラトランジスタを用いた動作
回路図、第2図はバイポーラトランジスタの断面図、第
3図はその不純物プロファイルを示す図、第4図はV。 E=6.25Vの場合のベース電流を示す図、第5図は
V。B=5.75Vの場合を示す図、第6図はVcE=
 1.OVの場合を示す図、第7図はその動作を説明す
る図、第8図は電圧保持回路に適用した場合を説明する
図、第9図はその動作を説明するための図、第10図は
他の例を示す図、第11図、第12図はPNPバイポー
ラトランジスタの場合を説明する図、第13図はメモリ
ーセルへ応用した場合の図、第14図は■。。=7vの
場合を示す図、第15図はトンネルダイオードを付設し
た場合を示す図、第16図はトンネルダイオードの説明
図、第17図は第15図の構造図、第18図は、他の実
施例を説明する図である。 弔 口 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同  松山光之 ベース エミ・・17関を斤 Vec’  [V]第 
ヰ ロ 第 図 躬 5 区 第 凹 第 8 図 第 図 −−−−−−−−−−VL 時r−1 第 9 ロ 帛 閏 エミソ7、−1電だVBE  [vl ■−7 1S・77間電型圧 8E (V) 図 λ“−ス エξ1,7間’lh V[lE 第

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベース、エミッタ間の順方向ベース電流をI_B
    _E、コレクタ、ベース間の逆方向ベース電流をI_C
    _Bとした時、ベース電位に応じてI_B_E<I_C
    _Bとなるようにコレクタ、エミッタ間電圧V_C_E
    を設定したバイポーラトランジスタと、ベース、エミッ
    タ間に介在されたトンネルダイオードとを有することを
    特徴とする半導体装置。
  2. (2)ベース、エミッタ間の順方向ベース電流をI_B
    _E、コレクタ、ベース間の逆方向ベース電流をI_C
    _Bとし、I_C_Bインパクトイオン化による電流で
    あり、I_B_Eは、ベース、エミッタ間のトンネル電
    流を含む電流であり、ベース電位に応じて、I_B_E
    <I_C_Bとなるように、コレクタ、エミッタ間電圧
    V_C_Eを、設定したバイポーラトランジスタを用い
    ることを特徴とする半導体装置。
  3. (3)バイポーラトランジスタのベースに、MOSトラ
    ンジスタが接続されてなることを特徴とする請求項1又
    は2記載の半導体装置。
JP63160874A 1988-01-08 1988-06-30 半導体装置 Pending JPH0271553A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160874A JPH0271553A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 半導体装置
DE3900426A DE3900426B4 (de) 1988-01-08 1989-01-09 Verfahren zum Betreiben einer Halbleiteranordnung
US08/268,728 US6232822B1 (en) 1988-01-08 1994-06-30 Semiconductor device including a bipolar transistor biased to produce a negative base current by the impact ionization mechanism
US09/755,143 US6292390B1 (en) 1988-01-08 2001-01-08 Semiconductor device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63160874A JPH0271553A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 半導体装置

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ID=15724237

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JP63160874A Pending JPH0271553A (ja) 1988-01-08 1988-06-30 半導体装置

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