JPH027111A - プロセス制御監視装置 - Google Patents

プロセス制御監視装置

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Publication number
JPH027111A
JPH027111A JP63156879A JP15687988A JPH027111A JP H027111 A JPH027111 A JP H027111A JP 63156879 A JP63156879 A JP 63156879A JP 15687988 A JP15687988 A JP 15687988A JP H027111 A JPH027111 A JP H027111A
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JP
Japan
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liquid level
filter circuit
time constant
process control
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP63156879A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Nakada
仲田 隆一
Keisuke Matsuo
恵介 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP63156879A priority Critical patent/JPH027111A/ja
Publication of JPH027111A publication Critical patent/JPH027111A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プラント等の制御対象の制御監視を行なうプ
ロセス制御監視装置の改良に関する。
(従来の技術) 第3図は蒸溜塔の塔底レベル制御系の構成図であって、
この蒸溜塔は原料例えば原油を沸点の違いからLPGや
重油等に分離するものである。
蒸溜塔本体1にはりボイラー2が連結されている。
このリボイラー2にはスチームライン3が内設されると
ともにこのスチームライン3に弁4が設けられている。
そして、蒸溜塔1には液位検出器5が接続されてこの液
位検出器5から出力される液位検出信号が塔底液位調節
器6に送られ、さらにこの塔底液位調節器6で求められ
た操作信号が弁4に送られるようになっている。
一方、蒸溜塔本体1の上部には塔頂低沸点ガスライン7
及び凝縮器8を介して凝縮液受液槽9が連結されている
。そして、この凝縮液受液槽9はポンプ10.リフレッ
クスライン11及び弁12を介して蒸溜塔本体1に連結
されている。なお、ポンプ10の流出側ラインは前記リ
フレックスライン11と留出(低沸点成分)ライン13
とに分岐されている。そして、留出(低沸点成分)ライ
ン13には弁14が設けられている。前記塔頂低沸点ガ
スライン7には圧力検出器15が設けられ、この圧力検
出器15から出力される圧力検出信号が圧力調節器16
に送られるようになっている。
又、凝縮液受液槽9には液位検出器18が設けられこの
液位検出器18からの液位検出信号が受液槽液位調節器
19に送られるようになっている。
そして、この受液槽液位調節器19は弁14に操作信号
を送るようになっている。さらに、蒸溜塔本体1の内部
上部には温度検出器20が配置されこの温度検出器20
から出力される温度検出信号が温度調節器21に送られ
るようになっている。
そして、この温度調節器21は操作信号を弁12に送っ
て開閉制御するようになっている。なお、蒸溜塔本体1
の下部には缶出ライン22が配設され、この缶出ライン
22に弁23が設けられて下流側の制御系によって開閉
制御されている。
このような構成であれば、例えば原油が蒸溜塔本体1内
に供給されるとこれと共にリボイラー2にも原油が供給
され、このリボイラー2において原油は加熱される。こ
の加熱によって原油の気化された一部は塔頂低沸点ガス
ライン7を通って凝縮器8に送られ、この凝縮器8で液
化されて凝縮液受液槽9に送られる。そして、この凝縮
液受液槽9に貯えられた凝縮液はポンプ10によってリ
フラッグスライン11及び留出ライン13に送られる。
なお、この場合、リフラッグスライン11に送られた凝
縮液は凝縮塔本体1内上部の温度を受ける温度調節器2
1により弁12の開閉によって凝縮塔本体1内への供給
量が制御される。一方、留出ライン13へ送られた凝縮
液は凝縮液受液槽9の液位を受ける受液槽液位調節器2
1により弁12の開閉によってその流出量が制御される
。なお、この留出ライン13から流出される凝縮液が例
えばLPGとなる。又、圧力調節器16によって弁17
が開閉制御されてガスが送出されるようになっている。
ところで、液位調節器6はDDC(ダイレクトディジタ
ルコントローラ)を構成するもので、液位検出器5から
の液位検出信号を受けて目標液位と比較してその操作信
号を作成して弁4に送出している。しかるに、リボイラ
ー2に供給されるスチーム量は原料の気化量に応じた液
位変化によって制御される。ここで、スチーム量を変化
させた場合、この変化が蒸溜塔本体1の液位変化として
現われるのには相当長い時間がかかる。従って、液位調
節器6でPID(比例積分微分)演算を行なう場合、こ
の液位調節器6はI動作を余り動作させずにD動作を大
きく働かせることが行われている。
ここで、蒸溜塔本体1の液位を制御するとともに監視す
る場合について第4図を参照して説明する。なお、同図
においてAは蒸溜塔の塔底レベル制御系を示している。
液位検出器5からの液位検出信号Yoはサンプリングス
イッチ30を通って1次遅れフィルタ回路31に送られ
、この1次遅れフィルタ回路31で平滑されてサンプリ
ングスイッチ32を通って液位調節器6及び監視表示装
置33に送られる。なお、1次遅れフィルタ回路31と
液位調節器6との間には別経路でサンプリングスイッチ
34が接続されて、1次遅れフィルタ回路31の出力が
補助制御量として液位調節器6の付加制御部に送られて
いる。なお、この付加制御部は制御量による各種切換や
制限或いは操作量保持、パラメータのプログラム的真化
を行なう機能を持ったものである。又、監視表示装置3
3は1次遅れフィルタ回路31で平滑された液位検出信
号y2を受けて蒸溜塔本体1の液位をCRT画面に表示
して監視し、かつ最適化によって求められた液位目標信
号moをサンプリングスイッチ35を通して液位調節器
6に送出している。しかるに、液位調節器6は液位検出
信号y2及び目標液位信号mOを受けて蒸溜塔本体1の
液位が目標液位となるような操作信号k。を演算し求め
て送出する。この操作信号koはサンプリングスイッチ
36を通って0次ホールド部37で階段状の連続信号に
1に変換されて弁4に送られる。
ところで、1次遅れフィルタ回路31は液位検出信号y
oの高周波ノイズを除去する目的で接続されているもの
で、その時定数は小さく設定されている。ところが、上
記した如く無駄時間や時定数の大きいプロセス制御対象
に対して液位調節器6は微分動作を大きく働かせる必要
がある。しかし、この場合、液位検出信号Yoの微小変
動をも大きく増幅させてしまい、結果として操作信号k
oも大きく変動する。すなわち、第5図は1次遅れフィ
ルタ回路31に入力する前の液位検出信号y、の波形図
であり、第6図は1次遅れフィルタ回路31で平滑され
た液位検出信号y2の波形図を示している。同図から分
るように1次遅れフィルタ回路31で平滑された液位検
出信号y2には液位に応じた変動の上に周期の小さい変
動が乗っており、このような信号y2に対して微分動作
を大きくすると操作信号koの変動が大きくなることが
わかる。しかるに、液位検出信号)/1に乗っている周
期の小さな変動を少なくするために1次遅れフィルタ回
路31の時定数を大きくすればよいと考えるが、この時
定数を大きくすると1次遅れフィルタ回路31から出力
される液位検出信号y2が入力する液位検出信号y1に
対してその遅れが大きくなってしまう。このように液位
検出信号y2の遅れが大きくなると、監視表示装置33
で蒸溜塔本体1の液位を監視表示していても実時間で液
位を監視表示することができなくなるという問題が生じ
る。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように液位検出信号の高周波ノイズを無くそうと
して1次遅れフィルタ回路31の時定数を大きくすると
実時間での監視表示ができず、逆に時定数を小さくする
と高周波ノイズを少なくすることができない。
そこで本発明は、無駄時間や時定数の大きいプロセス制
御対象に対して実時間で監視表示ができるとともに微分
動作を大きくして制御することができるプロセス制御監
視装置を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、無駄時間や時定数の大きいプロセス制御対象
からの制御量をPID演算部等へ送りこのPID演算部
から操作信号を制御対象に送るとともにプロセス制御対
象からの制御量を監視表示装置等に送ってプロセス制御
対象を監視するプロセス制御監視装置において、PID
演算部等へ制御量を送るラインにフィルタ時定数の大き
い第1フィルタ回路を設けるとともに監視表示装置へ制
御量を送るラインにフィルタ時定数の小さい第2フィル
タ回路を設けて上記目的を達成しようとするプロセス制
御監視装置である。
(作用) このような手段を備えたことにより、PID演算部等へ
送られる制御量はフィルタ時定数の大きい第1フィルタ
回路を通って高周波ノイズが少なくなり、又監視表示装
置等へ送られる制御量はフィルタ時定数の小さい第2フ
ィルタ回路を通って遅れが少ない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について第1図に示す蒸溜塔の
塔底レベル制御系に適用した場合について図面を参照し
て説明する。なお、第3図及びTS4図と同一部分には
同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
第1図はプロセス制御監視装置の構成図である。
液位検出器5にはサンプリングスイッチ40を介して第
2の1次遅れフィルタ回路41が接続されている。なお
、1次遅れフィルタ回路31を第1の1次遅れフィルタ
回路31とする。この1次遅れフィルタ回路41は時定
数が大きく設定されたもので、その平滑出力はサンプリ
ングスイッチ32を通して液位調節器6に送出されてい
る。
このような構成であれば、液位検出器5から出力された
制御量としての液位検出信号yoはスイッチングスイッ
チ30を通って第1の1次フィルタ回路31に送られる
とともにスイッチングスイッチ40を通って第2の1次
フィルタ回路41に送られる。第1の1次フィルタ回路
3]は上記の如く小さな時定数が設定されているので、
その平滑出力y2は第6図と同一となる。一方、第2の
1次遅れフィルタ回路41は大きな時定数が設定されて
いるので、その平滑出力y3は第2図に示すように蒸溜
塔本体1の液位変動に応じた波形に乗る高周波ノイズが
除去されたものとなる。しかるに、液位調節器6はこの
1次遅れフィルタ回路41の平滑出力と監視表示装置3
3からの目標液位信号m。とを受けてPID演算を実行
する。この場合、液位調節器6は時定数の大きな微分動
作を実行することになる。一方、監視表示装置33は第
1の1次遅れフィルタ回路31からの平滑出力y2を受
けて蒸溜塔本体1の液位を監視するとともに表示する。
この場合、1次遅れフィルタ回路31からのゴL滑出力
y2は液位検出信号Yoに対して遅れがはんんど無いの
で、監視表示装置33は実時間の液位を監視及び表示す
る。
このように上記一実施例においては、液位調節器6へ液
位検出信号を送るラインにフィルタ時定数の大きい第2
の1次遅れフィルタ回路41を設けるとともに監視表示
装置33へ液位検出信号を送るラインにフィルタ時定数
の小さい第1の1次遅れフィルタ回路31を設けたので
、液位調節器6へ高周波ノイズを除去した液位検出信号
を送ることができて液位調節器6では大きな時定数で微
分動作ができる。さらに、監視表示装置33には遅れの
極めて少ない液位検出信号を送ることができるので監視
表示装置33では実時間で蒸溜塔本体1の液位を監視表
示できる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、液
位調節器6はPID演算でなく!−PD制御の演算を実
行するものでもよい。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、無駄時間や時定数
の大きいプロセス制御対象に対して実時間で監視表示が
できるとともに微分動作を大きくして制御することがで
きるプロセス制御監視装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるプロセス制御監視装置の一実施
例を示す構成図、第2図は同装置の作用を説明するため
の図、第3図は蒸溜塔の塔底レベル制御系の構成図、第
4図乃至第6図は従来技術を説明するための図である。 1・・・蒸溜塔、4・・・弁、5・・・液位検出器、3
0゜32.34,35,36.40・・・サンプリンズ
スイッチ、31・・・1次遅れフィルタ回路、33・・
・監視表示装置、37・・・0次ホールド部、41・・
・1次遅れフィルタ回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 無駄時間や時定数の大きいプロセス制御対象からの制御
    量をPID演算部等へ送りこのPID演算部から操作信
    号を前記プロセス制御対象に送るとともに前記プロセス
    制御対象からの制御量を監視表示装置に送って前記プロ
    セス制御対象を監視するプロセス制御監視装置において
    、前記PID演算部等へ前記制御量を送るラインにフィ
    ルタ時定数の大きい第1フィルタ回路を設けるとともに
    前記監視表示装置へ前記制御量を送るラインにフィルタ
    時定数の小さい第2フィルタ回路を設けたことを特徴と
    するプロセス制御監視装置。
JP63156879A 1988-06-27 1988-06-27 プロセス制御監視装置 Pending JPH027111A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63156879A JPH027111A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 プロセス制御監視装置

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JP63156879A JPH027111A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 プロセス制御監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH027111A true JPH027111A (ja) 1990-01-11

Family

ID=15637387

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63156879A Pending JPH027111A (ja) 1988-06-27 1988-06-27 プロセス制御監視装置

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JP (1) JPH027111A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222846A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 蒸留塔
JP2012076507A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Denso Corp 車両用空調装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222846A (ja) * 2006-02-27 2007-09-06 Sumitomo Chemical Co Ltd 蒸留塔
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