JPH027083Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH027083Y2 JPH027083Y2 JP20468883U JP20468883U JPH027083Y2 JP H027083 Y2 JPH027083 Y2 JP H027083Y2 JP 20468883 U JP20468883 U JP 20468883U JP 20468883 U JP20468883 U JP 20468883U JP H027083 Y2 JPH027083 Y2 JP H027083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- adhesive
- display body
- mirror surface
- vent hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000007747 plating Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車体等に取付けられ鏡面部を有する
基盤とこの基盤に鏡面部と所定の間隔を存して気
密状態に配置される透光性の表示体とを備えた車
輌等のオーナメントに関する。
基盤とこの基盤に鏡面部と所定の間隔を存して気
密状態に配置される透光性の表示体とを備えた車
輌等のオーナメントに関する。
この種のオーナメントにあつては、透光性の表
示体を基盤にこれの鏡面部と空間が形成されるよ
う配置することにより表示体に刻設されたマーク
等が鏡面部に映じて立体感を与えるようにしてお
り、斯かる表示体は基盤にエポキシ系樹脂等の熱
硬化性の接着剤により気密状態に取付けられてい
る。
示体を基盤にこれの鏡面部と空間が形成されるよ
う配置することにより表示体に刻設されたマーク
等が鏡面部に映じて立体感を与えるようにしてお
り、斯かる表示体は基盤にエポキシ系樹脂等の熱
硬化性の接着剤により気密状態に取付けられてい
る。
ところが、上記構成によると、接着剤の熱硬化
時にこれの熱により表示体と鏡面部との空間の空
気が昇圧されて膨脹し接着剤に気泡となつて混入
する不具合があり、意匠上の外観が悪くなるばか
りでなく、気泡の存在によりシールが不充分にな
つて洗車或いは降雨時等に水が内部に浸入する問
題がある。
時にこれの熱により表示体と鏡面部との空間の空
気が昇圧されて膨脹し接着剤に気泡となつて混入
する不具合があり、意匠上の外観が悪くなるばか
りでなく、気泡の存在によりシールが不充分にな
つて洗車或いは降雨時等に水が内部に浸入する問
題がある。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、簡素な構造で接着剤に気泡が生ずるこ
とを防止でき、意匠上の外観を良好にし得ると共
に、水の浸入を防止できる車輌等のオーナメント
を提供するにある。
の目的は、簡素な構造で接着剤に気泡が生ずるこ
とを防止でき、意匠上の外観を良好にし得ると共
に、水の浸入を防止できる車輌等のオーナメント
を提供するにある。
本考案は、車体等に取付けられ鏡面部を有する
基盤と、この基盤にこれの鏡面部と所定の間隔を
存して配置された透光性の表示体と、この表示体
の外周縁部と基盤とを気密状態に接着する熱硬化
性の接着剤とを具備し、前記基盤に空気抜孔を形
成し前記接着剤の熱硬化時に前記表示体と前記鏡
面部との空間内の空気を外部に放出し、該空間内
が昇圧しないようにしたものである。
基盤と、この基盤にこれの鏡面部と所定の間隔を
存して配置された透光性の表示体と、この表示体
の外周縁部と基盤とを気密状態に接着する熱硬化
性の接着剤とを具備し、前記基盤に空気抜孔を形
成し前記接着剤の熱硬化時に前記表示体と前記鏡
面部との空間内の空気を外部に放出し、該空間内
が昇圧しないようにしたものである。
以下本考案をエンブレムに適用した一実施例を
図面に基づいて説明する。1は円形を成す合成樹
脂等の基盤で、これの上面部には円形状の凹部2
が形成され、外周縁部には環状の脚部3が一体に
延設されていると共に、凹部2の底壁の周囲部に
は複数個の透孔4(一個のみ図示)が形成されて
いる。そして、前述の基盤1の外表面にはクロム
めつきが施こされており、これによつて特に凹部
2の底壁上面部を鏡面部5としている。6はアク
リル樹脂或いはポリカーボネイト樹脂といつた透
光性の合成樹脂により形成された表示体で、これ
は基盤1の凹部2に対応する円形状に形成され、
裏面側には鏡面部5に対向する状態で第1図に示
す王冠の如きマーク7が刻設されている。尚、こ
のマーク7の部分には透光性の塗料等によつて着
色が施こされている。斯かる表示体6の外周縁部
には凹部2の内周壁に嵌合するリング状のフラン
ジ部8を一体に形成し、このフランジ部8には凹
部2の透孔4に挿入される位置決め兼用の取付突
部9を一体に延出している。そして、この取付突
部9は透孔4に挿入された後、凹部2の底壁外部
に溶着され、以て表示体6を基盤1から抜止めす
る。この状態では表示体6は鏡面部5から所定距
離だけ離間しこれらの間に空間Gを形成し、鏡面
部5に映ずるマーク7に立体感を与えている。1
0はエポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂から成る接
着剤で、これは表示体6におけるフランジ部8の
外周縁部と基盤1における凹部2の内周壁との間
に介装され、これらの間を気密にした状態で表示
体6を基盤1に取付けるようになつている。
図面に基づいて説明する。1は円形を成す合成樹
脂等の基盤で、これの上面部には円形状の凹部2
が形成され、外周縁部には環状の脚部3が一体に
延設されていると共に、凹部2の底壁の周囲部に
は複数個の透孔4(一個のみ図示)が形成されて
いる。そして、前述の基盤1の外表面にはクロム
めつきが施こされており、これによつて特に凹部
2の底壁上面部を鏡面部5としている。6はアク
リル樹脂或いはポリカーボネイト樹脂といつた透
光性の合成樹脂により形成された表示体で、これ
は基盤1の凹部2に対応する円形状に形成され、
裏面側には鏡面部5に対向する状態で第1図に示
す王冠の如きマーク7が刻設されている。尚、こ
のマーク7の部分には透光性の塗料等によつて着
色が施こされている。斯かる表示体6の外周縁部
には凹部2の内周壁に嵌合するリング状のフラン
ジ部8を一体に形成し、このフランジ部8には凹
部2の透孔4に挿入される位置決め兼用の取付突
部9を一体に延出している。そして、この取付突
部9は透孔4に挿入された後、凹部2の底壁外部
に溶着され、以て表示体6を基盤1から抜止めす
る。この状態では表示体6は鏡面部5から所定距
離だけ離間しこれらの間に空間Gを形成し、鏡面
部5に映ずるマーク7に立体感を与えている。1
0はエポキシ系樹脂等の熱硬化性樹脂から成る接
着剤で、これは表示体6におけるフランジ部8の
外周縁部と基盤1における凹部2の内周壁との間
に介装され、これらの間を気密にした状態で表示
体6を基盤1に取付けるようになつている。
さて、11は凹部2の底壁に下方に向けて一体
に突設されたボス部で、これは空間Gに連通する
空気抜孔12を有してマーク7の任意の部位と対
向状態に位置し、これにより空気抜孔12が表示
体6の外方から見えないようになつている。13
は空気抜孔12を気密状態に封止する接着剤で、
これは熱硬化性の接着剤10の熱硬化後にボス部
11に塗布される。
に突設されたボス部で、これは空間Gに連通する
空気抜孔12を有してマーク7の任意の部位と対
向状態に位置し、これにより空気抜孔12が表示
体6の外方から見えないようになつている。13
は空気抜孔12を気密状態に封止する接着剤で、
これは熱硬化性の接着剤10の熱硬化後にボス部
11に塗布される。
構成によれば、次のような効果を得ることがで
きる。即ち、基盤1に空間G内に連通する空気抜
孔12を設けたので、空間G内の空気が接着剤1
0の熱硬化時にこれの熱を受けて膨張する事情に
ありながらも空間Gの空気は空気抜孔12から外
部に放出されてしまい空間Gの空気圧が上昇する
ことがなく、従つて接着剤10内に気泡が混入せ
ず、以つて意匠上の良好な外観を確保できると共
に、気泡によるシール効果の低下がないので、洗
車或いは降雨時に水が内部に浸入することがな
い。しかも、空気抜孔12は接着剤10の熱硬化
後に気密に封止されるので、部の異物が空気抜孔
12から空間G内に浸入することがなく、以つて
鏡面部5の清澄な状態が損なわれることがない。
更に、表示体6に取付突部9を突出して、これを
基盤1の透孔4に挿入して溶着するようにしたの
で、表示体6の基盤1に対する取付けが接着剤1
0の接着力と相俟つて強固なものとなり、従つて
洗車時等に表示体6に勢いの強い水流が当たつた
としても表示体6が動いたり外れたりすることは
なく、充分はシール効果が得られる。
きる。即ち、基盤1に空間G内に連通する空気抜
孔12を設けたので、空間G内の空気が接着剤1
0の熱硬化時にこれの熱を受けて膨張する事情に
ありながらも空間Gの空気は空気抜孔12から外
部に放出されてしまい空間Gの空気圧が上昇する
ことがなく、従つて接着剤10内に気泡が混入せ
ず、以つて意匠上の良好な外観を確保できると共
に、気泡によるシール効果の低下がないので、洗
車或いは降雨時に水が内部に浸入することがな
い。しかも、空気抜孔12は接着剤10の熱硬化
後に気密に封止されるので、部の異物が空気抜孔
12から空間G内に浸入することがなく、以つて
鏡面部5の清澄な状態が損なわれることがない。
更に、表示体6に取付突部9を突出して、これを
基盤1の透孔4に挿入して溶着するようにしたの
で、表示体6の基盤1に対する取付けが接着剤1
0の接着力と相俟つて強固なものとなり、従つて
洗車時等に表示体6に勢いの強い水流が当たつた
としても表示体6が動いたり外れたりすることは
なく、充分はシール効果が得られる。
尚、上記実施例では、ボス部11の空気抜孔1
2を封止する際、接着剤13によつたが、これに
限られずボス部11自体の溶着によつてもよい。
その他、具体的な実施にあたつては本考案の要旨
を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
2を封止する際、接着剤13によつたが、これに
限られずボス部11自体の溶着によつてもよい。
その他、具体的な実施にあたつては本考案の要旨
を逸脱しない範囲で種々変更できるものである。
本考案は以上述べたように、基盤にこれの鏡面
部と表示体との間の空間に連通する空気抜孔を設
けるといつた簡単な構造で接着剤の熱硬化時この
接着剤に気泡が生ずることを防止し得、以つて意
匠上の良好な外観を確保できると共に、内部への
水の浸入を防止できて確実なシール効果を期待し
得る車輌等のオーナメントを提供できるものであ
る。
部と表示体との間の空間に連通する空気抜孔を設
けるといつた簡単な構造で接着剤の熱硬化時この
接着剤に気泡が生ずることを防止し得、以つて意
匠上の良好な外観を確保できると共に、内部への
水の浸入を防止できて確実なシール効果を期待し
得る車輌等のオーナメントを提供できるものであ
る。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の正面図、第2図は全体の縦断面図である。 図中、1は基盤、5は鏡面部、6は表示体、7
はマーク、10は接着剤、12は空気抜孔であ
る。
の正面図、第2図は全体の縦断面図である。 図中、1は基盤、5は鏡面部、6は表示体、7
はマーク、10は接着剤、12は空気抜孔であ
る。
Claims (1)
- 車体等に取付けられ外表面にめつき等により形
成された鏡面部を有する基盤と、この基盤にこれ
の鏡面部と所定の間隔を存して対向状態に配置さ
れた透光性の表示体と、この表示体の外周縁部と
前記基盤とを気密状態に接着する接着剤とを具備
したものにおいて、前記基盤にこれと前記表示体
とのなす空間に連通する空気抜孔を設け、前記接
着剤の硬化後に前記空気抜孔を気密に封止するよ
うにしたことを特徴とする車輌等のオーナメン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20468883U JPS60106856U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 車輌等のオ−ナメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20468883U JPS60106856U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 車輌等のオ−ナメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60106856U JPS60106856U (ja) | 1985-07-20 |
JPH027083Y2 true JPH027083Y2 (ja) | 1990-02-20 |
Family
ID=30767078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20468883U Granted JPS60106856U (ja) | 1983-12-26 | 1983-12-26 | 車輌等のオ−ナメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60106856U (ja) |
-
1983
- 1983-12-26 JP JP20468883U patent/JPS60106856U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60106856U (ja) | 1985-07-20 |
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