JPH0269086A - 固体カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固体カメラに関し、より具体的には、着脱可能
な固体メモリ装置を記録媒体として用いる電子カメラに
関する。

〔従来の技術〕

従来、静止画像を記録するカメラとしては、銀塩感材を
用いるフィルム・カメラや、磁気ディスクを用いる電子
スチル・ビデオ・カメラがある。

また、近年、半導体メモリの高集積化及び低価格化を背
景に、カートリッジ化又はカード化して半導体メモリ装
置を記録媒体として用いる電子スチル・ビデオ・カメラ
（以下、固体カメラという）が提案されている。固体カ
メラは、記録部に外部からの影響を受けやすい化学プロ
セスや、可動部分、電磁変換系を有しないので、画像の
記録を安定に且つ低コストで行えるという利点がある。

第３図は従来の固体カメラの斜視図を示す、但し、メモ
リ・カートリッジの装着部分については、理解を容易に
するために透視状態で図示しである。

１０はカメラ本体、１２はカメラ本体１０に着脱自在な
メモリ・カートリッジ、１４はメモリ・カートリッジ１
２をカメラ本体１０に装着する場合の差し込み口、１６
はカートリッジ１２の挿入方向を規制するガイド、１８
はガイド１６に適合するガイド溝である。メモリ・カー
トリッジ１２を差し込み口１４から差し込むと、カメラ
本体１０側のガイド１６とメモリ・カートリッジ１２側
のガイド溝１８とが噛み合い、適正な方向でメモリ・カ
ートリッジ１２カメラ本体１０に装着される。

装着状態では、カートリッジ１２のコネクタ２０がカメ
ラ本体１０側のコネクタ２２に電気的に接続し、カメラ
本体１０内の電気回路がメモリ・カートリッジ１２内の
電気回路に接続し、メモリ・カートリッジ１２への画像
記録が可能になる。所定枚数の撮影終了後には、メモリ
・カートリッジ１２をカメラ本体１０から取り外し、画
像再生（表示）装置に接続して、記録画像をプリンタや
テレビ装置に再現したり、遠隔地に伝送するや第４図は
カメラ本体１０内の電気回路の概略構成ブロック図を示
す。２４は撮影レンズ、２６は固体揚機素子、２８はホ
ワイト・バランス処理などを行う映像信号処理回路、２
９はＡ／Ｄ変換器、３０はメモリ・カートリッジ１２と
のインターフェース回路である。撮像素子２６は撮影レ
ンズ２４による光学像を電気信号に変換する。撮像素子
２６の出力信号は、映像信号処理回路２８で公知の映像
信号処理を施され、Ａ／Ｄ変換器２９によりディジタル
化され、インターフェース回路３０でメモリ・カートリ
ッジ１２への記録に適した形式に変換され、メモリ・カ
ートリッジ１２に記録される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来例では、メモリ・カートリッジ１２は１つの向
きでしかカメラ本体１０に挿入することができず、メモ
リ・カートリッジ１２の交換時には、常にその挿入向き
を確認しなければならない。

そのため、交換作業が煩雑なものとなり、交換作業中に
カートリッジ１２の向きを確認するための被写体から一
時、目をそらさなければならず、シャッタ・チャンスを
逃しがちであった。例えば、動物の撮影中には、被写体
を見失ってしまうという問題点を有していた。

そこで本発明は、メモリ・カートリッジの交換を容易且
つ迅速に行える固体カメラを提示することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

本発明に係る固体カメラは、カメラ本体に対して着脱自
在な固体メモリ・カートリッジを記録媒体として用いる
固体カメラであって、カメラ本体及び固体メモリ・カー
トリッジのそれぞれに第１の信号伝達手段を設け、更に
、固体メモリ・カートリッジのカメラ本体への異なる装
着状態において固体メモリ・カートリッジ及びカメラ本
体間の信号伝達を可能にする少なくとも１つの第２の信
号伝達手段を固体メモリ・カートリッジに設けたことを
特徴とする。

〔作用〕

上記第２の信号伝達手段を設けることにより、固体メモ
リ・カートリッジの挿入方向に融通性が生まれ、カート
リッジの向きを見ないでもその交換作業を行えるように
なる。従って、カートリッジの交換作業が簡単になり、
迅速に行える。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の概略構成を示す斜視図であ
る。但し、理解を容易にするために、カメラ本体のメモ
リ・カートリッジ装着部分、及びメモリ・カートリッジ
の背面を透視状態で図示しである。゛カメラ本体１０の
構造は第３図の従来れいと同じである。４０はメモリ・
カートリッジ、４２はガイド１６に適合するガイド溝で
ある。但しガイド溝４２は、メモリ・カートリッジ４０
の前面から後面まで通っており、ガイド溝４２の部分を
上にする限り、メモリ・カートリッジ４０をその前面か
らでも後面からでも差し込み口１４に挿入できるように
なっている。４４．４６は第３図のコネクタ２０と同様
のコネクタである。コネクタ４６は、メモリ・カートリ
ッジ４０のコネクタ４４とは別の側面の後側に取り付け
られており、メモリ・カートリッジ４６を第１図の向き
とは反対の向きで差し込み口１４に挿入したときに、コ
ネクタ２２と接続する。

メモリ・カートリッジ４０は、機能的には従来例のメモ
リ・カートリッジ１２と同じであるが、ガイド溝４２が
従来例のガイド溝１８とは異なり、メモリ・カドリッジ
４０の左右を逆にしての差し込み口４４への挿入を許容
するので、メモリ・カートリッジ４０の差し込み方向を
２方向選択できる。第１図の方向でメモリ・カートリッ
ジ４０を差し込んだ場合には、コネクタ４４はコネクタ
２２と電気的に接続し、他方、メモリ・カートリッジ４
０をその左右を逆にして差し込み口１４に差し込んだ場
合には、コネクタ４６がコネクタ２２に電気的に接続す
る。従って、第１図の実施例では、メモリ、カートリッ
ジ４０をカメラ本体１０に差し込む際に、ガイド溝４２
が上にあることのみを確認すればよく、これは手ざわり
により分かるので、カートリッジ交換を容易且つ迅速に
行える。

第２Ａ図は第１図の変更例を示す。但し、カメラ本体ｌ
Ｏについては同様である。第２Ａ図でも、理解を容易に
するために、カートリッジの背面を透視状態で図示しで
ある。メモリ・カートリッジ５０の上面及び下面にそれ
ぞれガイド１６に適合する有限長のガイド溝５２．５４
を穿ってあり、カートリッジ５０の両側面の先端部分に
コネクタ５６．５８を設けである。ガイド溝５２．．５
４はガイド溝１８と同様に有限長で゛あるので、カート
リッジ５０の左右を逆にして差し込み口１４に挿入する
ことはできないが、ガイド溝１８と同じ形状のガイド溝
５２．５４を上面と下面に設けであるので、カートリッ
ジ５０の上下を逆にしても、差し込み口１４に挿入する
ことができる。

図示状態でカートリッジ５０を差し込み口１４に挿入す
ると、コネクタ５６がコネクタ２２に接続するが、カー
トリッジ５０の上下を逆にして差し込み口１４から挿入
すると、ガイド１６はガイド溝５４に入り込み、コネク
タ５８がコネクタ２２に接続する。即ち、コネクタ５８
の接点配置はコネクタ５６の接点配置の逆になっている
。

第２Ａ図の実施例では、メモリ・カートリッジ５０の前
後だけをガイド溝５２，５４の形状により手ざわりで確
認すればよく、従って、カートリッジを目で見なくても
、交換作業を行うことができる。

第２Ｂ図は更に別の実施例の斜視図を示す、この実施例
では、メモリ・カートリッジ６０の上面及び下面に、ガ
イド１６に適合するガイド溝６２゜６４を穿ってあり、
しかも、そのガイド溝６２゜６４はカートリッジ６０の
前面から後面まで通っている。従って、このカートリッ
ジ６０はその上下、左右どの面からでも差し込み口１４
に挿入できる°、そして、どの方向でカートリッジ６０
を挿入した場合でもカメラ本体１０との間で信号接続が
得られるように、カートリッジ６０の一方の側面にコネ
クタ６６．６８を設け、反対側の側面にコネクタ７０．
７２を設けである。

第２Ｂ図の実施例では、カートリッジ６０の任意の挿入
方向でカメラ本体との信号接続が得られるので、カート
リッジの交換作業はより楽になり、簡単、迅速に行える
。

なお、上記各実施例は、第３図の従来例との互換性に留
意したものであり、この互換性が必要とされない場合に
は、メモリ・カートリッジの差し込み方向の任意性を得
るためにコネクタの配置位置などに関し、かなりの融通
性があることが理解されるべきである。

上記説明では、コネクタによる電気信号伝達方式を例に
とったが、本発明はこれに限定されず、例えば、一部又
は全部で光償号を伝達媒体としてもよい。

〔発明の効果〕

以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれ
ば、メモリ・カートリッジの差し込み方向に融通性が得
られ、メモリ・カートリッジの交換作業を容易且つ迅速
に行えるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２Ａ図及び第２
Ｂ図は本発明の別の実施例の斜視図、第３図は従来例の
斜視図、第４図は固体カメラの電気回路の概略構成ブロ
ック図である。 １０・−カメラ本体　１２．４０．５０．６０・−・メ
モリ・カートリッジ　１４・−・−・カートリッジ差し
込み口　１６・−ガイド　１８．　４２．　５２．　５
４゜６２．６４・・・・・ガイド溝　２０，２２，４４
，４６゜５６゜ ５８゜ ６６゜ ６８゜ ７０゜ ２・−・コネクタ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カメラ本体に対して着脱自在な固体メモリ・カートリッ
   ジを記録媒体として用いる固体カメラであって、カメラ
   本体及び固体メモリ・カートリッジのそれぞれに第１の
   信号伝達手段を設け、更に、固体メモリ・カートリッジ
   のカメラ本体への異なる装着状態において固体メモリ・
   カートリッジ及びカメラ本体間の信号伝達を可能にする
   少なくとも１つの第２の信号伝達手段を固体メモリ・カ
   ートリッジに設けたことを特徴とする固体カメラ。