JPH0268390A - 熱媒によって加熱されるヒートローラ - Google Patents

熱媒によって加熱されるヒートローラ

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JPH0268390A
JPH0268390A JP21373388A JP21373388A JPH0268390A JP H0268390 A JPH0268390 A JP H0268390A JP 21373388 A JP21373388 A JP 21373388A JP 21373388 A JP21373388 A JP 21373388A JP H0268390 A JPH0268390 A JP H0268390A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
axial direction
heat medium
heat
heating medium
Prior art date
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Pending
Application number
JP21373388A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Yamamoto
光雄 山本
Takehiko Shiromoto
城本 武彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0268390A publication Critical patent/JPH0268390A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコータおよび抄紙機の紙仕上げン7トカレンダ
ー用等に使用される熱媒によって加熱されるヒートロー
ラに関する。
〔従来の技術〕
従来のヒートローラ(トライパス ドリルト90−ラ)
は第5図に示すように、軸受ヘッドと円筒部が一体型で
あり、ローラ表面の温度を上昇させるために、ローラ表
面のチル層(硬度80°±2°)をさけてローラ内に設
けられローラの円周方向を均等に分割した熱媒の回路と
回転中に供給、排出の循環が出きるように中央部にも回
路が加工されている。即ち、第5図、第6図に示すよう
に、ローラ1の軸の一端部にロータリジヨイント8を取
付け、熱媒をポー)Bから供給し、熱媒はローラ内の流
路あを通って以下に述べるように熱媒の回路を流れる。
第6図(A)に示すように、熱媒回路は互いに独立した
1〜8ゾーンの8個の回路から構成され、各ゾーンの回
路は、ローラ1の軸方向に設けられた3個のきり孔おを
備えている。熱媒は、第6図(B)に示すように、流路
間、21を通ってローラ軸の一端部の開口a′において
第一の個の流路乙に入り、同流路n内をローラ軸方向に
流れて他端部の溝b′に入り、更に溝b′から第二の流
路器内を逆方向に流れて1端部の溝C′に入り、また更
に溝C′から第三〇流路n内を他端部の開口d′へ向っ
て流れ、同開口d′からローラ1に設けた流路22,2
4.27を経てyl#−)Aから排出される。即ち各ゾ
ーンの流路器内では、熱媒は、 と流れるようになっている。
なお、第5図中符号四はローラ1の端部に設けられたエ
ンドプレートである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のヒートローラにおいては、次の問題点があっ
た。
(1)熱媒の流れが3個の流路(ドライパス)内を流れ
ているのでローラの軸方向において、各ゾーンごとに平
均温度差が発生し、温度勾配が発生する回路になってい
る。
(2)熱媒の通路はきり孔でローラの軸方向KX通して
いるために、特殊な治具及び多大な時間が掛かる。
(3)  きり孔を用いているために、ローラ表面に対
し熱伝導の不均一個所ができる。
上記のfil 、 (3)項について以下に説明する。
(1)温度勾配について、 上記のように、熱媒は、第7図に示すよう、各ゾーンに
おいて、 と流れる。
ローラの一側(FR) ==>ローラの他側(BK)間
の下降温度な71℃とし、FR側の熱媒の供給温度をt
℃とすると、FR、BKのローラ端部の平均強度(第7
図参照)は下記の通りである。
’rl=t’c+    ’r2:=t℃−Δt℃。
T3−T2−Δt℃−t℃−Δt℃−Δt℃−t℃−2
Δt℃。
T4=T3−Δt’c=t℃−2Δt℃−Δt℃=t□
℃−3Jt℃。
第6図中点※1 ※2φ3 ※4の平均温度は、t’C
−71℃ t’C−2Δt℃ =t℃−Δt℃       =t℃−2Δt℃上記の
結果、 FR側平均温度は、秦にt℃−Δt℃。
※3=t℃−Δt℃となる。また、BK側の平均温度は
、※2=t’C−2Δt℃、壺4=t’C−2Δt℃と
なり各ゾーン毎にFRからBK間で71℃ の温度勾配
が発生することになる。
(3)熱伝導の不均一個所の発生 熱媒の流路としてきり孔るを用いているためK。
第8図に示すように隣接するきり孔の中間のローラ表面
近くに熱伝導の不均一個所が発生する。
本発明は、以上のような従来のヒートローラのもつ問題
点を解決しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のヒートローラは、ほぼ長方形断面をもちローラ
本体の軸方向に伸びる複数個の互いに独立した熱媒が流
れるジャケットをローラ本体内面の円周方向に互いに隣
接して設け、同ジャケットは、熱媒の供給部と排出部が
それぞれローラ本体の軸方向の一方の端部付近に設けら
れ、かつ上記熱媒の供給部からジャケットの他端部へ、
また同他端部から上記熱媒の排出部へ熱媒が流れる熱媒
の往復流路を備えている。
〔作用〕
本発明は、上記手段を講じたことによって、次の作用を
奏することができる。
(1)  熱媒の流れるジャケットを断面形状をほぼ長
方形断面ジャケットにし、これをローラ円周方向に互い
に隣接させているために、ローラ表面に対し熱伝導面積
を広(すると共に、熱伝導の不均一個所の発生が防止さ
れる。
(2)  ローラシェルに孔加工するという困難な作業
を必要としない。
(3)  熱媒をローラの一端側の供給部から他端側へ
、更に他端側から一端側への排出部へ往復して流すこと
によって、ローラ本体の軸方向の温度差を消熱すること
ができる。
〔実施例〕
本発明の一冥施例な第1図ないし第4図によって説明す
る。本実施例は、ローラ本体1.内円筒2、ローラ本体
両側のヘッド3,4を有しており、ヘット″3の端部に
は熱媒の供給ポー)A及び排出ポートBをもつロータサ
ージlインド8が取付けられている。
ローラ本体1の内面に取付げられた内円筒2の外面はロ
ーラ本体1の内面と間隔が設けられており、5個のロー
ラ軸方向に延びローラ本体1の内面に接する仕切板5が
設けられ内円筒2とローラ本体1間をローラの円周方向
に第2図に示すように1〜5の5ゾーンに区画している
。隣接する仕切板5.5の中間には、ローラの軸方向に
延びローラ本体の内面に接する仕切板6が設けられ、各
ゾーンにおいて並列した熱媒の流路10a、 10bよ
りなるジャケットが形成されている。
上記供給ポートAは、ロータリージヨイント8゜ヘッド
3内の管72通路11を経て、上記流路10aのヘッド
3側の端部近くに開口aに接続されている。また、上記
他方の流路10bのヘッド3側の端部に開口Cが設げら
れ、同開口Cはヘッド3内の通路12,8を経てロータ
リージヨイント8の排出ポー)Bに接続されている。更
に、内円筒2のヘッド4側の端部には、流路10a、1
0bを連通する溝すが設けられている。
本実施例は上記構成を備えているために、熱媒は、供給
ポー)Aから内円筒2の各ゾーンの開口aに入り、流路
10a内をローラの軸方向に流れて溝すに入り、また溝
すから流路11b内を逆方向に流れて開口Cに達し、同
開口Cから排出ポー)Bに流出し、ローラ本体1を加熱
する。
ヘッド3の側(FR)からヘラ)4の側(BK)に、次
いでヘッド4の側からヘッド3の側へ上記のように熱媒
が流れる際の各ゾーンにおげろ熱媒流及び温度勾配を第
4図によって説明する。
FR−) BK間の温度差をΔt℃とし、FR側(供給
側)温度をt℃とすると、 T□=t’C,T2=t℃−Δt℃、 T3=t℃−Δ
t℃−Δt’cFR,BKのローラ端部の平均温度は、
それぞれ、=t℃−Δt℃ t℃−Δt℃ であり、従って各ゾーンFRからBK間のローラの軸方
向においては温度勾配は発生しないことになる。
また、上記のように各ゾーンの※1における温度及び※
2の温度が等しく、ローラ本体の円周方向にも温度差が
発生しない。
また更に、ゾーン間は仕切板5で区画されており、各ゾ
ーン内では一流路10a及び10b内を往復して熱媒が
流れるために、ローラに対する熱媒からの熱伝導面はロ
ーラの円周方向にほぼ連続して設置されていることとな
り、広い熱伝導面を介してローラは効果的に加熱される
こととなり、また熱伝導の不均一個所が発生ずることも
ない。
本実施例は以上説明したように、熱媒を複数のゾーンの
各々において往復させて流路10a、 10b内を流す
ことによって、ローラ本体の軸方向及び円周方向におけ
る温度差をなくし均一の温度分布とすることができる。
また、熱媒からローラへの伝熱面積が太き(効果的にロ
ーラが加熱されると共に、熱伝導の不均一の個所が発生
することを防止することができる。
更に、熱媒の流路は上記のような内円筒2によってロー
ラの内側に構成されるジャケット内に設げられているた
めに、工作が容易であり、これに要する時間を短縮する
ことができる。
〔発明の効果〕
本発明は、ローラ本体内面の円周方向に隣接した複数の
ジャケットの流路内をローラ本体の軸方向に往復して熱
媒を流しているために、ローラ本体の軸方向及び円周方
向において温度差がな(、かつ熱伝導の不均一な部分も
発生せずローラ本体表面を均一な温朋分布とすることが
できる。
また、熱媒からローラへの熱伝導面積が太き(ローラは
熱媒によって効果的に加熱され、ローラ本体表面の温度
上昇に要する時間が短縮される。
また更に、従来のヒートローラにおけるように工作が困
難なきり孔を用いることがな(、短時間に容易に製作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
X−X線に沿う断面図、第3図は同実施例の内円筒の正
面図、第4図は同実施例における熱媒の流れとローラ表
面温度の説明図、第5図は従来のヒートローラの縦断面
図、第6図(A)は第5図のY−Y線に沿う断面図、第
6図(B)は従来のヒートローラの要部の側面図、第7
図は同従来のヒートローラにおける熱媒の流れとローラ
表面温度の説明図、第8図は同従来のヒートローラにお
ける熱伝導の不均一が大きい個所の説明図である。 1・・・ローラ、  2・・・内円筒、  3,4・・
・ヘッド。 5.6・・・仕切板、7・・・管、8・・・ロータリジ
ヨイント。 8 、9 、11 、12・・・通路、   10a 
、 10b ”・熱媒流路。 a、c・・・開口、  b・・・溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ほぼ長方形断面をもちローラ本体の軸方向に伸びる複数
    個の互いに独立した熱媒が流れるジャケットをローラ本
    体内面の円周方向に互いに隣接して設け、同ジャケット
    は、熱媒の供給部と排出部がそれぞれローラ本体の軸方
    向の一方の端部付近に設けられ、かつ上記熱媒の供給部
    からジャケットの他端部へ、また同他端部から上記熱媒
    の排出部へ熱媒が流れる熱媒の往復流路を備えているこ
    とを特徴とする熱媒によって加熱されるヒートローラ。
JP21373388A 1988-08-30 1988-08-30 熱媒によって加熱されるヒートローラ Pending JPH0268390A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5736727A (en) * 1994-01-11 1998-04-07 Nakata; Eiichi IC communication card
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JP2009043739A (ja) * 2008-11-10 2009-02-26 Tokuden Co Ltd 誘導発熱ローラ装置
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