JPH0268051A - 歯間隙部のための清掃器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は保持グリップと、これに固定され歯を清掃する
モールを備えた柄とからなる、歯間隙部のための清掃器
具に関する。

［従来技術と発明が解決しようとするＢ題〕至る所で知
られた。広く用いられる歯ブラシを用いると、歯の表面
において歯ブラシの剛毛が歯表面に垂直に当てられ、こ
の方面に往復運動する所でしか、充分な清掃効果を得る
ことができない。

この場合、口腔、頬と舌の側面の領域および咀哄面の歯
は確かに問題なく清掃されるが、しかし隣接する歯の互
いに対向する側面によって形成される間隙部は清掃され
ない。　このような間隙はバクテリア付着物の恰好の隠
れ家ないし死角となるため、歯間隙部に接する歯の表面
こそ、まさに集中的な歯の手入れが必要である。　上記
の通常の歯ブラシは、間間隙部に挿入するには大きすぎ
、その剛毛で垂直位置中間部を形成する歯側面を磨くに
は大きな田無を伴う。

その対策として、ブラシ軸に直角に互いに平行に配置し
て周りを囲む、歯間隙部清掃のためのブラシが提案され
た（ドイツ実用新案７４４２４９３）。　このためには
、特にブラシ尖端からのいわゆる抜は落ちを避けるため
に、ブラシの個々の剛毛の充分な固定を必要とする。　
しかし充分に強固な固定の種類と方法については、上記
の文献は沈黙している。

歯巾間部のための別の公知の清掃ブラシの場合剛毛の固
定のために２本のワイヤが互いによじられており、その
間に剛毛が固定されている。　ただしこの場合、互いに
からみ合う少なくとも２本のワイヤが必要であり、これ
はブラシの内部担体の直径を大きくして望ましくない。

　特に小さい歯間隙部はこのようなブラシでは清掃する
ことができない。

歯清掃ブラシは一般に、使用時に剛毛が著しい曲げ圧力
を受けるという欠点がある。　これは剛毛の弾力性衰退
とその材料の疲労にいたる。

本発明の根底となる課題は、磨耗耐性があり、長い寿命
を有し、歯茎の損傷をほとんど避ける、特に小さい歯間
隙部に適した清掃器具を創り出すことにある。

［課題を解決するための手段］ この課題の解決のため、冒頭に述べた種類の歯清掃器具
において、本発明により柄が歯間隙部への侵入に充分な
剛性をもつ、単心線として配置された細い線から形成さ
れており、その外面またはその一部の上に、歯垢除去の
ための研磨層を取付けることが考えられている。

言い換えれば、主要な３部分からなる長細い歯清掃器具
が作られる。　すなわち一端を形成する操作グリップに
収容するための差し込み保持具、差し込み保持具に形成
された、その縦軸を延長する栖で、対向する末端を形成
するもの、および歯垢に対して研磨性の特性を有する、
柄を少なくとも部分的に取り巻く被覆層である。　従っ
て多数の剛毛をまとめて一つのブラシとするという従来
の構想は放棄される。　その代わりに柄は被覆層で囲ま
れ、これが歯表面上にある有害な歯垢の掻き取り、磨き
などを可能にする。　研磨層による剛毛の代替えは、冒
頭に述べた理由から、より長い寿命と、さらにより簡単
な製作にいたる。　なぜならば通常、表面を部分的また
は全体に被覆する方が、剛毛を施すよりも簡単であるた
めであるワイヤ線は有利なことに容易に歯間隙部への侵
入に必要な剛性を備えることができる。

本発明の枠内において研磨層は単品から、あるいは複数
のものから形成することができる。　単一構成の場合、
研磨層の表面を出来るだけ粗く、たとえばやすりのよう
に構成することが、歯垢の擦り落とし効果を向上するた
めに適切である。

複数に部分からなる研磨層の形成の場合、個々の部分を
柄から半径方向に延びるけば状またはリブ状の突起とし
て構成するのが、掻き取り効果を高めるために有利であ
る。

本発明に基づき研磨層の表面のために種々な構成の可能
性が生じる。　歯垢の除去のためには、窪みをもった表
面が特に適している。　これらの窪みは、互いに平行に
走るか、あるいはらせん状に繁かり、うず巻線をなして
柄軸の周囲に延びる溝として再構成することができる。

　表面構成の別の可能性は、互いに平行に走る溝状の窪
みを構成する点にある。　窪み、特に溝は、中に歯垢を
収容し、歯表面から運び去ることができるという利点が
ある。

掻き取り効果促進のための別の方法は、柄軸方向に互い
に間隔をおいた、半径方向の突起を、薄い円盤の形で研
磨層を形成する点にある。　これらは柄を全部または一
部周回し、互いに平行にまた（または）らせん状に繁が
って配置することができる。　この円盤の形は、円盤の
稜または総をくさび状に尖らせ、このため歯垢の効果的
な掻き取りを可能にする、いわば比較的鋭い刃が形成さ
れるように再構成することができる。

溝、円盤、けばおよび（または）窪みの構成に際して、
間隔を柄の長さにわたって変化させ、種々な形態と大き
さの典型的な歯間隙部への研磨層の種々な部分の適合を
得ることは本発明の枠内にある。

原則として柄と研磨層によって形成される横断面は、任
意に形成した輪郭をもつことができる。

歯茎の損傷を避けるために、輪郭を丸みをつけてたとえ
ば卵形に構成するのが有利である。　卵形の、とりわけ
楕円形の輪郭により、このように構成した清掃器具が、
幅の広い歯間隙部でも狭い間隙部でも効果的に扱うこと
ができるという利点がある。

歯間隙部の種々な形態の問題には、別の構成をもって対
処する。　これによれば、柄の横断面寸法と、その上に
装着した研磨層とは、全体として柄の尖端に近づくほど
小さくなる。　このため、歯間隙部に応じて歯清掃器具
は程度の差はあれ深く挿入することができる。

柄の製作材料として金属あるいはプラスチックが、また
研磨層には特に生理学的になじむプラスチックが適して
いる。

［実　施　例］ 本発明のその他の特徴、詳細および利点は、本発明の幾
つかの好ましい実施例ならびに図面による説明から明ら
かとなる。　図面においてはそれぞれ拡大縮尺で示して
いる。

第１図から第３図までは１本発明による歯清掃器具の実
施例の見取り図を示す。

第１図によれば歯清掃器具１の特殊な実施例は、クリッ
ププラグ２１を備える差し込み保持具２、止め軸つば２
２とプラスチック被覆部２３、およびこれに固定した長
細い柄３とからなり、柄は研磨層４によって囲まれてい
る。　差し込み保持具２のクリッププラグ２１は（図示
されていない）操作グリップの（図示されていない）保
持くりぬき部の中に差し込むことができる。

重要なのは柄３が出来るだけ細い単心線とじて構成され
ていることである。　この心線は図面では明確にするた
め拡大して示しである。　単心の柄３の表面上には、研
磨層を形成するため、単独の、好ましくはけば状の突起
５が不規則な配置で装着されている。

研磨層４を構成する別の可能性を示すのが第２図である
。　これによれば研磨層４は個々の小円盤６から形成さ
れており、これらが単心柄３をその軸方向に互いに間隔
をおいて囲んでいる。

１１！３図による実施例が第２図によるものと異なるの
は、互いにうず巻状につながり、らせん７を形成する個
々の円盤が、単心線の上に装着されている点である。

第１図〜第３図による歯清掃器具の機能方式は次のとお
りである。　先ず差し込み保持具２のクリッププラグを
備える清掃器具１が、クリップ座をもつ（図示されてい
ない）操作グリップの保持くりぬき部の中へ挿入される
。　次に操作グリップにより器具の第心柄３３がその上
にある研磨層４とともに（図示されていない）歯間隙部
の中へ挿入され、そこで何回も往復運動する。　この時
歯表面上で研磨Ｎ４の摩擦にいたり、これによって歯垢
または歯の汚れがあれば除去される。　差し込み保持具
２に所属する止め軸つば２２は、−方ではクリッププラ
グ２１を保持くりぬき部への差し込む時にストッパ面と
して、また他方では汚れの保護シールドとして役立つ。

［作用効果］ 差し込み保持具とこれに固定した柄とからなる歯間隙部
のための清掃器具であり、柄に歯を清掃するモールが施
されており、しかも欄が単心線として配置された、歯間
隙部への侵入に充分な剛性をもつ単独の細い金属線から
形成されており、その外面上または一部の上に歯垢を除
去するための研磨層が装着されている。

【図面の簡単な説明】

第１図から第３図は本発明の実施例を示した各正面図で
ある。 ４は研磨層、 ５は突起、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、差し込み保持部（２）と、これに固定された、歯を
   清掃するモールを備えた柄（３）とからなる清掃器具で
   あつて、柄（３）が歯間隙部に侵入するに充分な剛性を
   もつ、単心線として配置された単独の細い金属線から形
   成されており、その外面上またはその一部の上に、歯垢
   の除去のための研磨層（４）が装着されていることを特
   徴とする、歯間隙部のための清掃器具。 ２、研磨層（４）が複数成分で構成されており、各成分
   が柄（３）から半径方向に延びるけば状および（または
   ）リブ状の突起（５）を形成していることを特徴とする
   、請求項１に記載の清掃器具。 ３、研磨層（４）がけば立てた表面と一体に構成されて
   いることを特徴とする、請求項１に記載の清掃器具。 ４、研磨層の表面上に溝状の、柄の軸を周回する窪みが
   構成されており、これらが互いに平行に走るか、あるい
   はらせん上に繁がつていることを特徴とする、請求項１
   〜３のうちいずれかに記載の清掃器具。 ５、研磨層（３）の表面上に溝状の窪みが構成されてお
   り、これらが互いに平行に、また柄の軸に平行に走つて
   いることを特徴とする請求項１〜３までの１つに記載の
   清掃器具。 ６、研磨層（４）が互いに間隔をおいた、薄い円盤（６
   ）の形の半径方向の個々の突起から形成されており、こ
   れらの円盤が柄（３）を全部または一部周回し、また互
   いに平行におよび（または）らせん状に繁がって配置さ
   れていることを特徴とする、請求項１に記載の清掃器具
   。 ７、円盤が鋭いくさび状に尖つた縁を有していることを
   特徴とする、請求項６に記載に清掃器具８、突起（５）
   、窪みおよび（または）円盤（６）の間隔が、種々な形
   態の歯間隙間部に適合するため、柄の長さにわたつて変
   化していることを特徴とする、請求項２または４までの
   １に記載の清掃器具。 ９、研磨層（４）の周りにある被覆面の横断面が、ほぼ
   丸みを帯びた、また（または）卵形の輪郭を有している
   ことを特徴とする、請求項のいずれにか１つに記載の清
   掃器具。 １０、研磨層（４）の横断面寸法が、柄の尖端に近づく
   につれ小さくなることを特徴とする、上記請求項の内い
   ずれか１つに記載の清掃器具。