JPH0267734A - Mosトランジスタの作成方法 - Google Patents
Mosトランジスタの作成方法Info
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- JPH0267734A JPH0267734A JP63219576A JP21957688A JPH0267734A JP H0267734 A JPH0267734 A JP H0267734A JP 63219576 A JP63219576 A JP 63219576A JP 21957688 A JP21957688 A JP 21957688A JP H0267734 A JPH0267734 A JP H0267734A
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Landscapes
- Semiconductor Memories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、半導体回路の主要部を構成するMOSトラ
ンジスタの作成方法に関する。
ンジスタの作成方法に関する。
〈従来の技術〉
DRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
)およびSRAM(スタティク・ランダム・アクセス・
メモリ)等に代表される超LSI(ラージスケール・イ
ンテグレーテッド・サーキット)は、3年間に4倍の割
合で容量が増大しており、DRAMでは256Kb、I
Mbのものが現在主に生産されている。また、今後主流
となる4Mb、16Mbに関して鋭意検討が進められて
おり、更には64Mb、256Mbと発展して行くもの
と予想される。
)およびSRAM(スタティク・ランダム・アクセス・
メモリ)等に代表される超LSI(ラージスケール・イ
ンテグレーテッド・サーキット)は、3年間に4倍の割
合で容量が増大しており、DRAMでは256Kb、I
Mbのものが現在主に生産されている。また、今後主流
となる4Mb、16Mbに関して鋭意検討が進められて
おり、更には64Mb、256Mbと発展して行くもの
と予想される。
限られたチップ面積内におけるこのような集積度の向上
は、集積回路を構成する各素子の微細化によりもたれさ
れたものである。例えば、現在1MbDRAMに使用さ
れているMOS)ランジスタの寸法はおよそ1μm弱で
あり、今後0.5μm。
は、集積回路を構成する各素子の微細化によりもたれさ
れたものである。例えば、現在1MbDRAMに使用さ
れているMOS)ランジスタの寸法はおよそ1μm弱で
あり、今後0.5μm。
0.25μmとさらに微細化されて行くことは確実であ
る。
る。
ところが、微細化の進行に伴って新たな問題が生じてき
た。例えば、トランジスタサイズの縮小に伴い、トラン
ジスタ内部電界の増大に起因する耐圧の低下、ホットキ
ャリアによる素子特性劣化および短チャンネル効果等で
ある。特にドレイン近傍では非常に高電界となるため、
この位置での電界制御を目的としたトランジスタ構造の
提案および実用化が進められている。LDD(ライトリ
−・ドープド・ドレイン)構造はその代表的な一例であ
り、ドレイン近傍のチャンネル端に低濃度のn−領域を
設けたものである。上記LDD型トランノスタのn−領
域は抵抗として働き、ドレイン近傍のチャンネル水平方
向の高電界を緩和して、ドレイン耐圧の向上およびホッ
トキャリアの発生を抑制するものである。
た。例えば、トランジスタサイズの縮小に伴い、トラン
ジスタ内部電界の増大に起因する耐圧の低下、ホットキ
ャリアによる素子特性劣化および短チャンネル効果等で
ある。特にドレイン近傍では非常に高電界となるため、
この位置での電界制御を目的としたトランジスタ構造の
提案および実用化が進められている。LDD(ライトリ
−・ドープド・ドレイン)構造はその代表的な一例であ
り、ドレイン近傍のチャンネル端に低濃度のn−領域を
設けたものである。上記LDD型トランノスタのn−領
域は抵抗として働き、ドレイン近傍のチャンネル水平方
向の高電界を緩和して、ドレイン耐圧の向上およびホッ
トキャリアの発生を抑制するものである。
第3図にLDD型トランジスタの断面図を示す。
上記LDD型トランジスタは、シリコン基板20上にゲ
ート絶縁膜25を形成し、そのゲート絶縁膜25の上に
ゲート電極21を形成する。そして、ゲート電極2■を
マスクとして低濃度のリンイオンを注入してn−領域2
2を形成した後、ゲート電極21の側面にゲート側壁酸
化膜23を形成し、このゲート側壁酸化膜23をマスク
として高濃度のヒ素イオンを注入してソースおよびドレ
インのn十領域24を形成するものである。
ート絶縁膜25を形成し、そのゲート絶縁膜25の上に
ゲート電極21を形成する。そして、ゲート電極2■を
マスクとして低濃度のリンイオンを注入してn−領域2
2を形成した後、ゲート電極21の側面にゲート側壁酸
化膜23を形成し、このゲート側壁酸化膜23をマスク
として高濃度のヒ素イオンを注入してソースおよびドレ
インのn十領域24を形成するものである。
この場合、LDD型トランジスタにおけるn−領域22
は上述のように抵抗として働くが、より高い耐圧を得る
にはその抵抗値をより高くする必要がある。だが、逆に
トランジスタオン時には、このn−領域の抵抗がオン時
の抵抗となり、オン電流の低下および伝達コンダクタン
スの低下を招くため、抵抗値の増加には限度があり最適
値を選択する必要がある。
は上述のように抵抗として働くが、より高い耐圧を得る
にはその抵抗値をより高くする必要がある。だが、逆に
トランジスタオン時には、このn−領域の抵抗がオン時
の抵抗となり、オン電流の低下および伝達コンダクタン
スの低下を招くため、抵抗値の増加には限度があり最適
値を選択する必要がある。
〈発明が解決しようとする課題〉
このように、上記従来のLDD型トランジスタは、ドレ
イン近傍のチャンネル端に低濃度のn−領域を設け、こ
のn−領域の抵抗値を最適に選択することによって伝達
特性を維持したまま高い耐圧を得るようにしている。し
かしながら、トランジスタの微細化が進みチャンネル長
が0.5μm前後となると、n−領域の抵抗値の最適化
のみでは伝達特性を維持したまま高い耐圧を得ることは
困難であるという問題がある。また、n−領域には比較
的高い電界がかかっているためホットエレクトロンが発
生し、ゲート電極21で覆われていないゲート側壁酸化
膜23へのホットエレクトロンの注入捕獲現象が起こる
。そして、この負電荷がロー領域22を空乏化してその
抵抗値を増大するため、伝達特性が劣化するというLD
D型トランジスタの構造特有の問題も発生する。
イン近傍のチャンネル端に低濃度のn−領域を設け、こ
のn−領域の抵抗値を最適に選択することによって伝達
特性を維持したまま高い耐圧を得るようにしている。し
かしながら、トランジスタの微細化が進みチャンネル長
が0.5μm前後となると、n−領域の抵抗値の最適化
のみでは伝達特性を維持したまま高い耐圧を得ることは
困難であるという問題がある。また、n−領域には比較
的高い電界がかかっているためホットエレクトロンが発
生し、ゲート電極21で覆われていないゲート側壁酸化
膜23へのホットエレクトロンの注入捕獲現象が起こる
。そして、この負電荷がロー領域22を空乏化してその
抵抗値を増大するため、伝達特性が劣化するというLD
D型トランジスタの構造特有の問題も発生する。
そこで、この発明の目的は、伝達特性を維持すると共に
高い耐圧を有する微細な構造のLDD型MOSトランジ
スタの作成方法を提供することにある。
高い耐圧を有する微細な構造のLDD型MOSトランジ
スタの作成方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉
上記目的を達成するため、この発明のMOSトランジス
タの作成方法は、第!導電型の半導体基板上に絶縁膜、
ゲート電極の一部を構成する第1ゲート導電層、および
薄膜層を形成し、上記薄膜層を加工して得られた上記第
1ゲート導電層に達する開口部内に、上記ゲート電極の
一部を構成する第2ゲート導電層を形成した後に残った
上記薄膜層を除去し、上記第2ゲート導電層に覆われて
いない部分の上記半導体基板表面に低濃度の第2導電型
不純物を注入して不純物層を形成し、上記ゲート電極の
側面にゲート側壁酸化膜を形成し、上記ゲート側壁酸化
膜をマスクとして、上記第1ゲート導電層を除去して、
上記第1ゲート導電層を除去した部分の上記半導体表面
に高濃度の第2導電型不純物を注入してソースおよびド
レインを形成すると共に、上記不純物層の領域の外縁を
決定することを特徴としている。
タの作成方法は、第!導電型の半導体基板上に絶縁膜、
ゲート電極の一部を構成する第1ゲート導電層、および
薄膜層を形成し、上記薄膜層を加工して得られた上記第
1ゲート導電層に達する開口部内に、上記ゲート電極の
一部を構成する第2ゲート導電層を形成した後に残った
上記薄膜層を除去し、上記第2ゲート導電層に覆われて
いない部分の上記半導体基板表面に低濃度の第2導電型
不純物を注入して不純物層を形成し、上記ゲート電極の
側面にゲート側壁酸化膜を形成し、上記ゲート側壁酸化
膜をマスクとして、上記第1ゲート導電層を除去して、
上記第1ゲート導電層を除去した部分の上記半導体表面
に高濃度の第2導電型不純物を注入してソースおよびド
レインを形成すると共に、上記不純物層の領域の外縁を
決定することを特徴としている。
〈実施例〉
以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図(a)〜第1図(g)は、この発明の第1の実施
例におけるMOSトランジスタ作成方法の工程の概略を
示す図である。以下、第1図(a)〜第1図(g)に従
って、第1の実施例におけるMOSトランジスタの作成
方法について説明する。
例におけるMOSトランジスタ作成方法の工程の概略を
示す図である。以下、第1図(a)〜第1図(g)に従
って、第1の実施例におけるMOSトランジスタの作成
方法について説明する。
(1)まず、P型巣結晶シリコン基板1の表面を熱酸化
法によりゲート絶縁膜2を12nmの厚さで形成した後
、減圧CVD(ケミカル・ペーパー・デボシリコン)法
によって第1ゲート導電層である多結晶ノリコン膜3を
30nmの厚さで堆積させる。
法によりゲート絶縁膜2を12nmの厚さで形成した後
、減圧CVD(ケミカル・ペーパー・デボシリコン)法
によって第1ゲート導電層である多結晶ノリコン膜3を
30nmの厚さで堆積させる。
そしてさらに、CVD法によりシリコン酸化膜4を30
0nmの厚さで堆積させる。(第1図(a))(2)次
に、電子ビーム描画により形成したレジストパターン5
をマスクとしてシリコン酸化膜4をRIE(リアクティ
ブ・イオン・エツチング)法により加工して開口する。
0nmの厚さで堆積させる。(第1図(a))(2)次
に、電子ビーム描画により形成したレジストパターン5
をマスクとしてシリコン酸化膜4をRIE(リアクティ
ブ・イオン・エツチング)法により加工して開口する。
この開口直下のシリコン基板表面がチャンネル領域とな
り、チャンネル長はこの開口線幅によって決定される。
り、チャンネル長はこの開口線幅によって決定される。
本実施例における線幅は0.35μlとした。(第1図
(b))(3)次に、レジスト5を除去した後、減圧C
VD法により第2ゲート導電層である多結晶シリコン膜
6を400nmの厚さで堆積する。シリコン酸化膜の開
口部7では側壁からも多結晶シリコンが成長するため、
堆積開始から比較的早い時間に開口部内には多結晶シリ
コン膜6が満たされ、更にその上に多結晶シリコン膜6
が堆積されて多結晶シリコン膜6の表面は比較的平坦な
ものとなる。
(b))(3)次に、レジスト5を除去した後、減圧C
VD法により第2ゲート導電層である多結晶シリコン膜
6を400nmの厚さで堆積する。シリコン酸化膜の開
口部7では側壁からも多結晶シリコンが成長するため、
堆積開始から比較的早い時間に開口部内には多結晶シリ
コン膜6が満たされ、更にその上に多結晶シリコン膜6
が堆積されて多結晶シリコン膜6の表面は比較的平坦な
ものとなる。
(第1図(C))
(4)次に、RIE法により多結晶シリコン膜6全面の
エツチングを行い、下層のシリコン酸化膜4が露出した
時点でエツチングを停止させる。そして、シリコン酸化
膜4はフッ酸溶液にて完全に除去する。続いて低濃度の
リンイオンを注入して活性化を行い、n−領域8を形成
する。(第1図(d))その際に、リンイオンは第2ゲ
ート導電層である多結晶シリコン膜6をマスクとして、
第1ゲート導電層である多結晶シリコン膜3とゲート絶
縁膜2を貫通してシリコン基板1の表面に注入される。
エツチングを行い、下層のシリコン酸化膜4が露出した
時点でエツチングを停止させる。そして、シリコン酸化
膜4はフッ酸溶液にて完全に除去する。続いて低濃度の
リンイオンを注入して活性化を行い、n−領域8を形成
する。(第1図(d))その際に、リンイオンは第2ゲ
ート導電層である多結晶シリコン膜6をマスクとして、
第1ゲート導電層である多結晶シリコン膜3とゲート絶
縁膜2を貫通してシリコン基板1の表面に注入される。
本実施例における注入時の加速エネルギーは75〜85
keVであり、最大濃度は0.5−5XIQ ITc「
3で行った。
keVであり、最大濃度は0.5−5XIQ ITc「
3で行った。
(5)次に、n−層8の領域の外線を決定するゲート側
壁酸化膜9の形成を行う。CVD法によってソリコン酸
化膜を全面に堆積した後、RIE法によりシリコン酸化
膜を垂直に異方性エツチングを行う。その結果、第1図
(e)に示すように、第2ゲート導電層である多結晶シ
リコン膜6の段差部にゲート側壁酸化膜9が残される。
壁酸化膜9の形成を行う。CVD法によってソリコン酸
化膜を全面に堆積した後、RIE法によりシリコン酸化
膜を垂直に異方性エツチングを行う。その結果、第1図
(e)に示すように、第2ゲート導電層である多結晶シ
リコン膜6の段差部にゲート側壁酸化膜9が残される。
(6)次に、このゲート側壁酸化膜9をマスクとしてR
IE法により第1ゲート導電層である多結晶シリコン膜
3を加工除去する。さらに、高濃度のヒ素の注入を行い
活性化処理を行うことによって、第1ゲート導電層であ
る多結晶シリコン膜3の開口部下のP型巣結晶シリコン
酸化膜の表面にソースおよびドレインのn十領域10が
形成される。
IE法により第1ゲート導電層である多結晶シリコン膜
3を加工除去する。さらに、高濃度のヒ素の注入を行い
活性化処理を行うことによって、第1ゲート導電層であ
る多結晶シリコン膜3の開口部下のP型巣結晶シリコン
酸化膜の表面にソースおよびドレインのn十領域10が
形成される。
(第1図(f))
(7)次に、保護絶縁膜IIの堆積およびAI。
A1Si、WSi等の金属配線12を通常のプロセスに
従って行い、MOSトランジスタが完成する。
従って行い、MOSトランジスタが完成する。
(第1図(g))
ここで、本実施例においては、第2ゲート導電層に多結
晶シリコン膜を用いているが、タングステンシリサイド
膜を用いることも可能である。また、本実施例において
は電子ビーム描画によりリソグラフィを行ったが、他の
露光技術を用いても構わない。
晶シリコン膜を用いているが、タングステンシリサイド
膜を用いることも可能である。また、本実施例において
は電子ビーム描画によりリソグラフィを行ったが、他の
露光技術を用いても構わない。
第2図(a)〜第2図(g)は、この発明の第2実施例
におけるMOSトランジスタ作成方法の工程の概略を示
す図である。以下、第2図(a)〜第2図(g)に従っ
て、第2実施例におけるMOSトランジスタの作成方法
について説明する。
におけるMOSトランジスタ作成方法の工程の概略を示
す図である。以下、第2図(a)〜第2図(g)に従っ
て、第2実施例におけるMOSトランジスタの作成方法
について説明する。
(1)上述の第1実施例と同様にして、P型車結晶シリ
コン基板表面にゲート絶縁膜2を形成し、さらに第1ゲ
ート導電層である多結晶シリコン膜3を堆積し、シリコ
ン酸化膜4を堆積する。(第2図(a)) (2)第1実施例と同様にして、RIE法によってシリ
コン酸化膜4を加工して開口する。(第2図(b)) (3)次に、シラン還元CVD法により、第2ゲート導
電層であるタングステン16の選択成長を行う。(第2
図(C)) この成膜方法によればシリコン酸化膜4上への膜の堆積
は起こらず、シリコン酸化膜4の開口部に露出した第1
ゲート導電層である多結晶シリコン膜3上にのみ選択的
にタングステン16は成長する。したがって、本実施例
においては、上述の第1実施例の場合にように第2ゲー
ト導電層の埋め込みにエツチング加工をする必要がなく
、比較的容易に第2図(c)に示す構造を実現できる。
コン基板表面にゲート絶縁膜2を形成し、さらに第1ゲ
ート導電層である多結晶シリコン膜3を堆積し、シリコ
ン酸化膜4を堆積する。(第2図(a)) (2)第1実施例と同様にして、RIE法によってシリ
コン酸化膜4を加工して開口する。(第2図(b)) (3)次に、シラン還元CVD法により、第2ゲート導
電層であるタングステン16の選択成長を行う。(第2
図(C)) この成膜方法によればシリコン酸化膜4上への膜の堆積
は起こらず、シリコン酸化膜4の開口部に露出した第1
ゲート導電層である多結晶シリコン膜3上にのみ選択的
にタングステン16は成長する。したがって、本実施例
においては、上述の第1実施例の場合にように第2ゲー
ト導電層の埋め込みにエツチング加工をする必要がなく
、比較的容易に第2図(c)に示す構造を実現できる。
(4)第1実施例と同様にして、シリコン酸化膜4をフ
ッ酸溶液で除去し、低濃度のリンイオンを注入してれ一
層8を形成する。(第2図(d))(5)第1実施例と
同様にして、ゲート側壁酸化膜9を形成する。(第2図
(e)) (6)第1実施例と同様にして、第1ゲート導電層であ
る多結晶シリコン@3を加工除去し、ソースおよびドレ
インのn中領域lOを形成する。(第2図(「)) (7)第1実施例と同様にして、金属配線12等を行っ
てMOSトランジスタを完成する。(第2図(g)) このように、この発明によって作成されたMOSトラン
ジスタは通常のLDD型トランジスタと比較して、ドレ
インn−領域8を第1ゲート導電層である多結晶シリコ
ン膜3が被覆していることに構造的な特徴がある。した
がって、トランジスタ特性としては通常のLDD型トラ
ンジスタと同様に、n−領域8によりドレイン端の高電
界が緩和されて高いドレイン耐圧が得られるほかに、次
のようなこの発明によって形成されたMOSトランジス
タに特有な特徴を有する。
ッ酸溶液で除去し、低濃度のリンイオンを注入してれ一
層8を形成する。(第2図(d))(5)第1実施例と
同様にして、ゲート側壁酸化膜9を形成する。(第2図
(e)) (6)第1実施例と同様にして、第1ゲート導電層であ
る多結晶シリコン@3を加工除去し、ソースおよびドレ
インのn中領域lOを形成する。(第2図(「)) (7)第1実施例と同様にして、金属配線12等を行っ
てMOSトランジスタを完成する。(第2図(g)) このように、この発明によって作成されたMOSトラン
ジスタは通常のLDD型トランジスタと比較して、ドレ
インn−領域8を第1ゲート導電層である多結晶シリコ
ン膜3が被覆していることに構造的な特徴がある。した
がって、トランジスタ特性としては通常のLDD型トラ
ンジスタと同様に、n−領域8によりドレイン端の高電
界が緩和されて高いドレイン耐圧が得られるほかに、次
のようなこの発明によって形成されたMOSトランジス
タに特有な特徴を有する。
すなわち、トランジスタオン時には、n−領域8を覆う
ゲート電極(第1ゲート導電層3)から電界が働いてn
−領域8の抵抗を低減させるため、高い伝達コンダクタ
ンスおよびオン電流が確保できる。
ゲート電極(第1ゲート導電層3)から電界が働いてn
−領域8の抵抗を低減させるため、高い伝達コンダクタ
ンスおよびオン電流が確保できる。
また、上述のようにn−領域8をゲート電極(第1ゲー
ト導電層3)が覆っているため、ゲート側壁酸化11i
9へのホットエレクトロンの注入や捕獲現象が抑制され
て伝達特性の劣化が少なく、高い信頼性を得ることがで
きる。
ト導電層3)が覆っているため、ゲート側壁酸化11i
9へのホットエレクトロンの注入や捕獲現象が抑制され
て伝達特性の劣化が少なく、高い信頼性を得ることがで
きる。
したがって、この発明を用いれば、微細化の進む半導体
集積回路の主要部を構成することができるような、高性
能かつ信頼性の高いMOSトランジスタを容易に提供す
ることが可能である。
集積回路の主要部を構成することができるような、高性
能かつ信頼性の高いMOSトランジスタを容易に提供す
ることが可能である。
この発明においては、ゲート電極として多層の導電層を
用いるため、その導電層の堆積および加工のための工程
が追加されるが、1回のりソゲラフイエ程で総て自己整
合的に形成可能なため従来のプロセス技術を用いて十分
に対応することが可能である。
用いるため、その導電層の堆積および加工のための工程
が追加されるが、1回のりソゲラフイエ程で総て自己整
合的に形成可能なため従来のプロセス技術を用いて十分
に対応することが可能である。
また、上記ゲート電極を構成する多層のゲート導電層を
異なった材質によって形成してもよい。
異なった材質によって形成してもよい。
例えば第2実施例の場合のように、第1ゲート導電層に
多結晶シリコンを用い第2ゲート導電層に抵抗率の低い
タングステンを用いれば、配線抵抗が低減されて回路動
作の高速化がはかれる。また、上記各実施例においては
、nチャンネルMOSトランジスタを例に説明している
が、PチャンネルMOSトランジスタにおいても適用で
きることは言うまでもない。
多結晶シリコンを用い第2ゲート導電層に抵抗率の低い
タングステンを用いれば、配線抵抗が低減されて回路動
作の高速化がはかれる。また、上記各実施例においては
、nチャンネルMOSトランジスタを例に説明している
が、PチャンネルMOSトランジスタにおいても適用で
きることは言うまでもない。
この発明は、高精度かつ高信頼性のMOSトランジスタ
の作成方法に関するものであり、上記実施例の材質9寸
法および手段に制限されるものではないことは言うまで
もない。
の作成方法に関するものであり、上記実施例の材質9寸
法および手段に制限されるものではないことは言うまで
もない。
〈発明の効果〉
以上より明らかなように、この発明のMOSトランジス
タの作成方法は、第1導電型の半導体基板上に絶縁膜、
第1ゲート導電層および薄膜を形成し、上記薄膜を加工
して上記第1ゲート導電層上に第2ゲート導電層を形成
して上記第1ゲート導電層と第2ゲート導電層とによっ
てゲート電極を構成し、上記第2ゲート導電層によって
覆われていない上記半導体基板表面に低濃度の第2導電
型不純物層を形成し、上記第1ゲート導電層を除去して
この第1ゲート導電層を除去した部分の上記半導体基板
表面に高濃度の第2導電型不純物を注入してソースおよ
びドレインを形成するようにしたので、上記低濃度領域
は上記ゲート電極(第1ゲート導電層)によって覆われ
、ゲート電極からの電界が低濃度領域に働いてトランジ
スタオン時の低濃度領域の抵抗を低減する。したがって
、ドレイン耐圧を低下させることなく、高い伝達コンダ
クタンスおよびオン電流を確保できる。
タの作成方法は、第1導電型の半導体基板上に絶縁膜、
第1ゲート導電層および薄膜を形成し、上記薄膜を加工
して上記第1ゲート導電層上に第2ゲート導電層を形成
して上記第1ゲート導電層と第2ゲート導電層とによっ
てゲート電極を構成し、上記第2ゲート導電層によって
覆われていない上記半導体基板表面に低濃度の第2導電
型不純物層を形成し、上記第1ゲート導電層を除去して
この第1ゲート導電層を除去した部分の上記半導体基板
表面に高濃度の第2導電型不純物を注入してソースおよ
びドレインを形成するようにしたので、上記低濃度領域
は上記ゲート電極(第1ゲート導電層)によって覆われ
、ゲート電極からの電界が低濃度領域に働いてトランジ
スタオン時の低濃度領域の抵抗を低減する。したがって
、ドレイン耐圧を低下させることなく、高い伝達コンダ
クタンスおよびオン電流を確保できる。
さらに、上記低濃度領域は上述のように上記ゲト電極(
上記第1ゲート導電層)によって覆われているため、ゲ
ート側壁酸化膜へのホットエレクトロン注入現象が抑制
され、特性劣化の少ない高信頼性のMOSトランジスタ
を得ることができる。
上記第1ゲート導電層)によって覆われているため、ゲ
ート側壁酸化膜へのホットエレクトロン注入現象が抑制
され、特性劣化の少ない高信頼性のMOSトランジスタ
を得ることができる。
第1図(a)乃至第1図(g)はこの発明の第1実施例
における各工程の説明図、第2図(a)乃至第2図(g
)は第2実施例における各工程の説明図、第3図は従来
の作成方法によって作成されたLDD型MOS)ランジ
スタの要部断面図である。 t−p型車結晶シリコン基板、 2・・・ゲート絶縁膜、 3・・・多結晶シリコン膜(第1ゲート導電層)、4・
・・シリコン酸化膜、 5・・・レジスト、6・
・・多結晶シリコン膜(第2ゲート導電層)、7・・・
シリコン酸化膜の開口部、 8・・・n−領域、9・
・・ゲート側壁酸化膜、 10・・・n十領域、!■
・・・保護絶縁膜、 12・・・金属配線、16
・・・タングステン(第2ゲート導電層)。
における各工程の説明図、第2図(a)乃至第2図(g
)は第2実施例における各工程の説明図、第3図は従来
の作成方法によって作成されたLDD型MOS)ランジ
スタの要部断面図である。 t−p型車結晶シリコン基板、 2・・・ゲート絶縁膜、 3・・・多結晶シリコン膜(第1ゲート導電層)、4・
・・シリコン酸化膜、 5・・・レジスト、6・
・・多結晶シリコン膜(第2ゲート導電層)、7・・・
シリコン酸化膜の開口部、 8・・・n−領域、9・
・・ゲート側壁酸化膜、 10・・・n十領域、!■
・・・保護絶縁膜、 12・・・金属配線、16
・・・タングステン(第2ゲート導電層)。
Claims (1)
- (1)第1導電型の半導体基板上に絶縁膜、ゲート電極
の一部を構成する第1ゲート導電層、および薄膜層を形
成し、 上記薄膜層を加工して得られた上記第1ゲート導電層に
達する開口部内に、上記ゲート電極の一部を構成する第
2ゲート導電層を形成した後に残った上記薄膜層を除去
し、 上記第2ゲート導電層に覆われていない部分の上記半導
体基板表面に低濃度の第2導電型不純物を注入して不純
物層を形成し、 上記ゲート電極の側面にゲート側壁酸化膜を形成し、 上記ゲート側壁酸化膜をマスクとして、上記第1ゲート
導電層を除去して、上記第1ゲート導電層を除去した部
分の上記半導体表面に高濃度の第2導電型不純物を注入
してソースおよびドレインを形成すると共に、上記不純
物層の領域の外縁を決定することを特徴とするMOSト
ランジスタの作成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63219576A JP2672124B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | Mosトランジスタの作成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63219576A JP2672124B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | Mosトランジスタの作成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0267734A true JPH0267734A (ja) | 1990-03-07 |
JP2672124B2 JP2672124B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16737688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63219576A Expired - Fee Related JP2672124B2 (ja) | 1988-09-01 | 1988-09-01 | Mosトランジスタの作成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2672124B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5266508A (en) * | 1991-08-26 | 1993-11-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Process for manufacturing semiconductor device |
-
1988
- 1988-09-01 JP JP63219576A patent/JP2672124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5266508A (en) * | 1991-08-26 | 1993-11-30 | Sharp Kabushiki Kaisha | Process for manufacturing semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2672124B2 (ja) | 1997-11-05 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |