JPH0267080A - 画像伝送方法及び装置 - Google Patents

画像伝送方法及び装置

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JPH0267080A
JPH0267080A JP1179182A JP17918289A JPH0267080A JP H0267080 A JPH0267080 A JP H0267080A JP 1179182 A JP1179182 A JP 1179182A JP 17918289 A JP17918289 A JP 17918289A JP H0267080 A JPH0267080 A JP H0267080A
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JP
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image
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run
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Pending
Application number
JP1179182A
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English (en)
Inventor
Gerhard Renelt
ゲルハルド・レナルト
Raymond G G Schayes
レイモン・ジョルジュ・ギュスタブ・シャイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
Application filed by Philips Gloeilampenfabrieken NV filed Critical Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/90Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using coding techniques not provided for in groups H04N19/10-H04N19/85, e.g. fractals
    • H04N19/93Run-length coding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像をライン走査し、走査画素の値を量子化し
、次いでランレングス符号によってコードワードに変換
された2進ワードとして表わすことによって画像を伝送
する方法及びこの方法を実施する装置に関するものであ
る。
(従来の技術) ファクシミル画像の伝送に用いた斯る方法が例えばドイ
ツ国特許第2361234号明細書に開示されている。
この従来の方法では画素の黒/白値自体を伝送しないで
連続する白画素及び連続する黒画素の数即ちランレング
スを伝送する。このようないわゆるランレングス符号化
による伝送は平均で10分の1のデータ整理が得られる
。しかし、従来の方法は黒/白画素に基づくものである
(発明が解決しようとする課8) 本発明の目的は、複数のグレー値及び/又はカラーを有
する画像を伝送することができ、しかも簡単な冗長度抑
圧符号化が可能な上述のタイプの画像伝送方法を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、この目的を達成するために、上述のタイプの
画像伝送方法において、画像の伝送のためにそれらの画
素値を複数の2進位置を有する2進ワードとして表し、
一群の画素値の等しい2進位置のビット値をランレング
ス符号化によって別々に変換し、各群の画素に対して2
進ワードのビット位置の数に等しい数の符号化されたラ
ンを伝送し、これらランレングス符号が復号後に一群の
全ての画素の2進ワードの特定の2進位置のビットを与
えるようにしたことを特徴とする。
一群の画素は完全な画像ライン又はその一部分、或いは
複数の隣接画像ラインの一部分とすることができる。
本発明では既知のランレングス符号化方法を例えば一群
の画素の2進ワードの等しい重みのビットに対し用いる
。基本的には従来の回路及び装置を用いることができる
。多くの画像では隣接画素は少なくとも個々の区域内で
極めて類似するので隣接画素間では対応する2進ワード
の等しい重みの1〜2ビツトが相違するだけであるため
、大部分のビットに対し長いランレングスが得られ、そ
の結果有効な冗長度低減が得られ、従ってを効なデータ
整理が得られる。このことは、本発明の実施例に従って
画素値を、最上位ビットによって画素値がバリュスケー
ルの上部レンジ内にあるのか下部レンジ内にあるのかを
表わすようにした少なくとも部分的に階層構造の2進コ
ードの2進ワードとして表わす時に一層重要になる。こ
の実施例は、高いデータ圧縮率に加えて黒/白符号化さ
れるだけの画像との完全なコンパチビリティが得られる
という特定の利点を有する。これがため本発明によるハ
ーフトーン画像又はカラー画像伝送用の送信機によって
白/黒画像しかプリントできない受信機を駆動すること
ができる。例えばハーフトーン画像が複数の受信機に同
時に伝送される場合、対応構造の受信機は正確なハーフ
トーン画像を表示することができ、他方臼/黒画像表示
用にのみ構成された他の受信機は最上位ビットのみを処
理し、他の全ての2進位置を無視することができる。同
様のことがカラー画像についても言える。
2台の装置間で伝送中に、受信機が送信機に、接続のセ
ットアツプ時に再生機能の制限について知らせることが
できるようにしてユーザが対応する2進位置のみを符号
化し伝送するようにすることができる。これは伝送時間
を節約することができる。
本発明方法の他の実施例は特許請求の範囲の実施態様項
に記載された特徴を有している。
本発明方法を実施する装置は、送信側に順次の画素値の
2進ワードの等しい重みのビットの数をランレングス符
号化に従ってコードワードに変換するコンコーダを有し
、得られたコードワードを受信機にビット直列式に伝送
し、受信側に受信コードワードを復号し再生すべき画像
と一致する2進ワードを再生するデコーダを有する画像
伝送装置において、送信機側に、サンプリング値から発
生された少なくとも1画像ラインの2進ワードを順次記
録する送信機メモリと、1画像ラインの全ての2進ワー
ドの少なくとも1つの2進位置を順次読み出しそのビッ
ト値を前記エンコーダに供給する送信機制御装置とを設
け、且つ受信機側に、受信機メモリと受信機制御装置と
を設け、受信機制御装置によって前記デコーダにより発
生されたビット列を受信機メモリ内に、送信機メモリの
対応するビット位置に記憶させ、1画像ラインの全伝送
情報の受信後に各2進ワードと関連するビット位置を順
次読み出すようにしたことを特徴とする。
送信機側では個々の2進ワードがビット並列モードで発
生するので、個々のビット位置の符号化及び伝送を一群
、例えば1ラインが完全に走査され終るまで開始できな
い。これは少なくとも第2ビツト以後のビット位置につ
いていえる。これがため、バッファメモリを送信機側と
重■受信機側の双方に存在させ、送信機側ではこのバッ
ファメモリがビットワードを上述のように記憶すると共
にこのビット位置を直列に読み出し、受信側ではこのバ
ッファメモリがこれと逆の処理を実行するようにさせる
。この場合、慣例の装置と比較して送信側では走査画素
値の一層高精細度の量子化処理に加えてメモリを必要と
するだけであり、受信側では対応する出力装置を必要と
するだけであり、エンコーダ及びデコーダは基本的に慣
例のものとすることができる。
本発明の方法を実施する同一のタイプの他の装置におい
ては、送信機側において前記エンコーダが画素値から発
生された各2進ワードの各2進位置を並列に一連のコー
ドワードに変換し、これらを送信機メモリに記憶し、且
つ送信機制御装置を設け、これにより送信機メモリから
1画像ラインの一連のコードワードを順次読み出して受
信機に伝送し、受信機側において受信機メモリと受信機
制御装置とを設け、受信機制御装置によって1画像ライ
ンの受信された一連のコードワードを受信機メモリ内に
順次記憶させ、これら一連のコードワードを並列に読み
出し、前記デコーダに供給してデコーダが1画像ライン
の2進ワードの個々のビット位置のビット値を並列に発
生するようにしたことを特徴とする。この構成は複数の
並列時分割チャネルを有する伝送回路を使用し得るとき
に有利である。
〔実施例〕
以下実施例につき図面を参照して説明するに、第1a図
はハーフトーン画像の1画像ライン全体にわたるグレー
レベルの変化を例示したものである。
グレー値そのものを1c進表示で底部に示しである。
16進値を4位置2進数として表わした場合には、2進
ワードの順次の2進位置の値が第1b図にそれぞれ縦に
示したようになる。しかし、このような2進表示の代わ
りに連続する画素値が第1c図に示すように常に1つの
2進位置でのみ変化する階層構造コード(hierac
hic code)を用いれば、さらに有利な表示が得
られる。このような階層構造コードの例を4位置2進ワ
ードに対する16進値の割当て方を例示している表1に
示す。
表  1 0:0O004:0LLO8:LLOOC:LOLOl
:000L      5:0LLL      9:
LLOL      D:LOLL2:00LL   
   6:0LOL      A:LLLL    
  E:LOOL3:00L0     7:0LOO
B;LLLOF:LOOOn個の2進位置を有してしる
斯種のコードからn +1個の2進位置を有しているコ
ードを形成するには、n個の2進位置の前に最上位置の
2進位置を設け、且つこのようにして拡張された表の部
分内の2進位置が他の2進値を有するようにすればよい
。これに対し、n個の2進位置よりも少ない2進位置を
有するコードは表1内の一定値の2進位置を省略して得
ることができる。
1画像ラインの画素値を走査し、且つ変換した後には、
第1b又は第1c図に示すように、1画像ライン当りの
画素数に等しい多数の列と、画素値の2進ワードの2進
位置の数に等しい多数の行とから成るマトリックスが得
られる。各マトリックス行はランレングスコードで表わ
し、個々にデータ整理する。
種々の画素値を表わすのに表1に基いて形成されるコー
ドを用いることの利点は、適当なランレングスコードを
用いて画素値を特に良好にデータ圧縮し得ることにある
。表2に示すデータ整理回数は、第2a〜第2e図に示
すように、1画像ライン内にて直線的に増加したり、減
少したりするグレー値分布に対して通常のランレングス
コード、例えばモディファイドハフマンコード(MII
C)又は制御符号を何等考慮することなく簡単に復号化
することができるドイツ国公開公報第2651902号
に開示されているようなランレングスコード(EDC)
を用いて得られる。
表2 M)ICEDC 第2a図19.98     27.32第2b図11
.78      17.11第2c図 8.07  
    10.33第2d図 5.01      6
.18第2e図 3.26      3.88これら
の利点はマトリックス行の全てを同じランレングスコー
ドで符号化する場合に得られるが、これは第1マトリッ
クス行に対して最適に適用されるだけである。種々のマ
トリックス行を異なるランレングスコードで符号化し、
且つ復号化することによってさらに改善することができ
、このためには符号化及び復号化に対して費用及び設計
の手間を殆どかけることなく、パラメータを変えること
により種々の瞬時要求に適えさせることのできるランレ
ングスコードの組を用いるようにする。
この例はEt)Cを変形したものであり、この場合にみ
ランレングスにおけるサフィックスの長さの増加分をパ
ラメータとして用いる。
画像を伝送するには、符号化した個々のマトリックス行
のランレングスを最上位のマトリックス行から始めて順
次伝送する。送−受信回線のセットアツプ時には各画像
ラインのマトリックス行の数(画素値を表わす2進位置
の最大数)を決定することができる。伝送誤差がなけれ
ば受信側ではランレングスを復号化した後に、マトリッ
クス行及び画像ラインの分布が各ラインの所定の画素数
から明確に得られる。しかし、このような伝送誤差を防
止できないことが屡々ある。このようなことを抑えるに
は、既知の方法で符号化されるライン終了文字を用い、
これらの文字を各マトリックス行の終りか、又は少なく
とも各画像ラインの終りに加えるようにする。
上記ライン終了文字には該当するラインに対する追加情
報を含む幾つかの識別ビットを加えることができる。も
っと詳しく言うと、該当するマトリックス行の重みを表
わすことができる。しかし、当該マトリックス行に属す
る画像ラインだけを画像ライン番号(例えばモジュロ4
)により特徴付け、且つ重みを連続するマトリックス行
の順序に追従させることもできる。さらに、種々のマト
リックス行のランレングスコードが異なる場合には、対
応する識別ビットにより該当する符号化の形式を表わす
ことができる。カラー画像を符号化する場合には、カラ
ー特性として別の対応する識別ビットを付加する。この
追加情報はライン終了文字の直ぐ後か、又はその直ぐ前
に設けるのが好適であり、この追加情報に対応する2進
位置の重みは送−受信回線のセットアツプ以前に決定す
る。なお、この後者のことは伝送誤差がなく、確実に伝
送し得る場合で、ライン終了文字を省ける場合について
も云えることであ。この場合には関連する識別ビットを
ラインの終りと、つぎのラインの冒頭との間に挿入する
例えば、ハーフトーン符号化について、つぎのような5
つの2進位置から成る識別フィールドにつき考察する。
即ち、 K+ KZ L Ka Ks ここに、K、 K2は関連するマトリックス行の行番号
(重み)を示し、K3に4は値の高い画像ラインの番号
(モジュロ4)を示し、K、は関連する7トリノクス行
に対して通常の符号化として認められるランレングス符
号化法が用いられたのか、或いは変形符号化化法が用い
られたのかを示すビットである。斯様な変形符号化法で
は例えば、画像が極めて速く変化する個所ではマトリッ
クス行の重みを低くして、斯様なマトリックス行を符号
化伝送することもできる。識別フィールドの長さは主と
して一定となるように選定するが、その長さはサブフィ
ールドの内容に応じて決定することもできる。上述した
例では、画像ラインの番号に3K。
が常に第1マトリックス行にだけ現れるようにすること
ができる。これまでに述べた符号化法では、ハーフトー
ン画像を先ず出発点として用いた。しかし、この方法は
量子化可能な任意の画像、特にカラー画像にも用いるこ
とができる。このためには、カラー画像を既知の方法で
色成分に分解し、各色成分の量子化した振幅値を上述し
た方法にて符号化する。このようにして符号化したライ
ンは識別フィールドにおける対応する識別ビットにより
それに相当するように特徴付けられる。しかし、色信号
を同じく既知の方法で輝度及びクロミナンス成分に分解
する方法も特に有利であり、これは特に白/黒とグレー
スケール再生との両立性を持たせる点で有利である。又
、輝度及びクロミナンス成分は量子化後に上述した方法
で符号化することができる。この場合には、マトリック
ス行の行数を少なくすることにより (量子化工程段を
少なくする)及び/又は空間分解能を低くすることによ
り (画像ライン当りの画素数を少なくして、各r番目
の画像ラインだけに対するクロミナンス成分の符号化及
び/又はその決定並びに蓄積に要する時間を短くして)
クロミナンス成分の情報内容及びその再生に要するコス
トを随意減らすこともできる。
しかし、多位置2進ワードによって走査画像の画素値を
再生する場合には、単に白/黒レベルを量子化する場合
よりも量子化出力信号の不所望な変動が遥かに容易に生
じ得る。このような量子化出力信号の変動が生じると、
連続画素に対する2進ワードが相違することになり、少
なくとも数ビツト位置にてランレングスが短くなってし
まう。
このためにランレングス符号化によるデータ整理が僅か
しか行われないために、画像信号の伝送に長時間かかる
ことにもなる。斯様な量子化出力信号の変動は、はこり
や、走査画像の記録担体そのものの局所的な変動や、プ
リンタの印字文字の濃さや、印字文字の精細度や、画素
を感度の異なる個々のフォトセルで並列走査する場合の
ような極めて多数の原因によって起り得る。
連続する画素の走査信号における上述したランダム変動
を減少せしめる第1の可能な方法は、走査画素の面積を
増大させ、すなわちわずかなデフォーカシングを用い、
少なくともエツジ領域において隣接画素の走査と重複を
生せしめるようにすることである。これによって行なわ
れる積分が走査画像の微細構造中の変動を補償する。
走査画素の前記増大に加えて或いは独自に行なううる走
査信号のランダム変動補償方法の他の例は、順次の画素
の量子化走査値を互いに比較することである。これらの
差が予定のしきい値よりも低いままである限り、これら
の走査値はすべて一定値、例えば平均値に保つ。量子化
器が最初に走査値の重複表示を生じる場合には、この表
示を中間的に前処理ユニット中に記憶でき、差の形成は
この表示で既知のようにして行なうことができる。
しかし、走査値を符号化した形態のものから差を形成す
ることもできる。その理由は、この符号化形態のものが
既にメモリに得られている為である。
しきい値が例えば±1である場合には、表1に示すよう
なコード構造によれば、必要で適切な状態は、これらの
2つの走査値が1量子化ステツプだけ正確に相違し、関
連のコードワードが1つの2進位置においてのみ相違す
ることであり、この2進位置が最終位置でない場合には
、コードワードの(低い重みの)残部がLO”(i =
1.2.3.−−−)(すなわちり、 LO,LOO,
LOOO,−−−)となる。従って、大きな走査値は、
異なる位置まででこの位置を含む所期部分が奇数個の1
を有するコードワードによって与えられる。
上述した平滑化処理は、画像に関連する変動を除去する
ことなく、不所望な変動を有する一定走査値の区域を有
効に符号化するのに特に重要である。前処理動作を更に
拡張した形態のものも可能なこと勿論である。そのため
に必要とする拡張度合は、コピーやそのために必要とす
る量子化ステップに関する瞬時的な条件に著しく依存し
、特に原稿の品質に依存する。多くの場合、下位位置を
省略しても充分であり、このことは2つ以上の量子化ス
テップを合成して大きな単位にすることを意味する。こ
のような処理は、実際に1.特に簡単であるという利点
を有するも、前述した手段に比べて、2つの粗な量子化
ステップ間の境界に位置する一定の走査値を中心とする
小さな変動が生じるという欠点を有する。
一定走査値の値を伝送量子化精度に応じてより正確に表
示するのもしばしば望ましいことである。
このような擬似中間値は2つの隣接量子化の走査値の統
計的な空間混合により他の一定範囲を表わすことにより
近似せしめうる。この場合には低い値の走査値と、例え
ばこの低い値を保持する必要のある画素の個数と1量子
化ステツプだけ大きな走査値を保持する必要のある画素
の個数との混合割合とのみが伝送のために必要となる。
この場合、最後に述べた量を特別な識別により規定する
必要があること勿論である。この場合、この情報に基つ
いて2つのグレー値の統計的混合が受信機側で行われ、
これにより擬似中間値が得られる。
上述した方法の特別な実施例では、画像ライン或いは1
画像酸分ラインごとに追加のマトリックス行を用いて小
さな変動をとらえる。正規のマトリックス行では、前述
したようにして走査値を記憶する。しかし、画素の走査
値が前の画素の記憶値に比べて1単位よりも多く増大し
ない限り、この変動は追加の行にのみ置き、正規のマト
リックス行中の記憶値は変化しないままに維持する。従
って、これらの行におけるランレングスはこれらの変動
によって短くならず、より一層有効なデータ圧縮が得ら
れる。正規のマトリックス行のランレングスのみか或い
は、瞬時的な条件に依存して追加のラインに加えてすべ
ての1の値の合計及びすべての0の値の合計(統計的な
混合比)か或いは好ましくは符号化されていない形態で
の全追加ラインも伝送される。このようにしてこれら追
加のラインの数本を用いることにより1単位を越える走
査値変動も除去しうる。
前述した前処理手段では、同じ画像ライン内の隣接画素
の走査値のみを平滑化に用いている。しかし、隣接の画
像ラインの走査値を追加的に用いることもできる。この
場合、関連の画像ラインの値のすべてを対応する記憶区
域にセーブする必要がある。これらの記憶区域が互いに
重畳しうる記憶レベルにあるものとすると、隣接画素の
値もメモリ中で隣接するようになる。発生する走査値の
変化が画像に関連のあるものであるか否かの判定はこれ
らの隣接値を考慮することにより適切に行ないうる。
最後に、隣接の画像ラインを考慮する場合、順次のライ
ンの走査値を前のラインの走査値と比較し、二次元のラ
ンレングス符号化の既知の原理に応じて順次のラインに
おける予期せぬ変化のみを符号化することにより、量子
化走査値のフィールドから新たな値のフィールドを発生
ゼしめる。この前処理により減少した値フィールドが得
られ、これにも前述した方法をも適用することができ、
その結果走査画像の特にコンパクトな再生が得られる。
第3図は上述した方法を実施する装置の回路を示す。走
査すべき画像はシートの形態のキャリヤ上にあり、この
キャリヤはこの場合回転ドラム上に装着されている。こ
のキャリヤ2が光走査装置4により順次の画像ライン中
で画素順次に走査され、アナログ走査値が量子化器6に
供給され、この量子化器が表1に応じて階層2進符号で
再生させたデジタル走査値を前処理ユニット8に供給す
る。この前処理ユニットは前述した前処理ステップのう
ちの少なくとも数個を実施し、これにより得た2進ワー
ドをメモリ10に供給し、ワード並列モードでこのメモ
リの好ましくは順次の記憶位置に入力する。1つの画像
ラインの走査後メモリ10の内容はほぼ1b及びlc図
に示す形態をとる。図示のマトリックスの各列が1つの
2進ワードの全ビットを示す。
1つの全画像ラインを走査し終った後、例えばすべての
2進ワードを順次に且つ繰返し読出すことによりメモリ
10をライン順次に読出し、すべての2進ワードの常に
異なる2進位置の内容を切換スイッチ12によりランレ
ングスエンコーダ14に供給する。例えば第1d図に示
すようなランレングスが通常の変調装置16を介し且つ
メモリを含めることもできる伝送路18を経て受信機に
供給される。
連続的な走査及び伝送を達成する為には、メモリは、■
画像ラインよりも多い画像ラインのデータを同時に記憶
し、メモリ刊への書込みとメモリ10からの読出しとが
切離されるように設計するのが好ましい。二次元符号化
を用いる必要がある場合には、複数本の画像ラインを対
応する方法で同時に記憶する必要がある。この場合、メ
モリ10は複数のレベルより成るものとみなすことがで
き、各レベルが1つの画像ラインの走査値を第1b及び
10図にそれぞれ示す形態で受ける。更に、ランレング
スの符号化を伝送からデカップリングする目的で、エン
コーダ14後に符号化データをバッファメモリ (図示
せず)に再度線形形態で中間記憶させるのも適している
第3図に示す装置の変形例によれば、2進ワ−ドの個々
の2進位置に対するランレングスの符号化を並列に行な
うこともでき、この場合のみ、これに続く並列−直列変
換の為の記憶を行なう。この場合、多数の別々のランレ
ングスエンコーダを含むエンコーダ14及びメモリ10
の位置を交換する必要がある。
受信機側では伝送されたデータが復調器26で符号化ラ
ンレングスに再変換されてデコーダ24に供給され、次
にこのデコーダがこれらのデータを送信機側の切換スイ
ッチ12と同期して動作する切換スイッチ22を経て受
信メモリ20における個々の2進位置に供給し、これに
より1つの画像ラインの最終2進位置の符号化ランレン
グスの伝送後に第1b及びlc図にそれぞれ示す形態に
対応する内容がメモリ20内に生ぜしめられるまでこの
メモリの記憶をライン順次に行なう。その後、順次の2
進ワードがメモリ20からワード順次に取出されてデジ
タル/アナログ変換器36に供給され、この変換器によ
り書込み装置34を制御する。この書込み装置は送信機
側で走査された画像に対応する画像を、送信機側のドラ
ムと同期して駆動される回転ドラム上に配置された記録
サポート32上にライン順次に描く。
受信機が送信機によって走査されたのと同数のグレー色
調或いは色成分を再生しえない場合には、最後に有効に
伝送された対応するランレングスが最早や受信メモリ2
0に記憶されない。しかし、接続のセットアツプ時に受
信機がどのビット位置を処理しうるかを表わす信号を送
信機に送り、送信機が対応する2進位置で切換スイッチ
12を停止させて次の2進位置を最早や符号化せず、符
号化処理及びより詳細には順次の画像ラインのランレン
グスコードワードの伝送を加速するようにする。
【図面の簡単な説明】
第1a〜ld図は走査した画像ラインの列及び画素値に
割当てられるコードワードと、個々のビット位置のラン
レングスも示す説明図; 第2a〜2e図は1画像ライン内にて直線的に増加した
り、現象したりする種々のグレー値を示す説明図; 第3図は画像信号を符号化し、伝送し、且つ復号化する
装置の一例を示すブロック図である。 2・・・キャリヤ     4・・・光走査装置6・・
・量子化器     8・・・前処理ユニット10、2
0・・・メモリ   12.22・・・切換スイッチ1
4・・・ランレングスエンコーダ 16・・・変調装置 18・・・伝送路 24・・・デコーダ 26・・・復調器 32・・・記録サポート 34・・・書込み装置 36・・・デジタル/アナログ変換器 o −−〇 −−1−1+、、1 一〇−一 〇−〇− I−2−〇 〇 一一一 一〇+JO −〇〇− 0OO JOOΩ 一〇〇− 一〇−一 4−〇− 〇−−− 〇−o− 〇−o〇 一+JOO O−〇− 〇−−〇 00tJ 000 l−2 oot−+。 一一一 一〇−0 一〇−一 一 −−0 −o− り 一〇 !11 C乃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、画像をライン走査し、走査画素の値を量子化し、次
    いでランレングス符号によってコードワードに変換され
    た2進ワードとして表わすことによって画像を伝送する
    方法において、画像の伝送のために、それらの画素値を
    複数の2進位置を有する2進ワードとして表し、一群の
    画素値の等しい2進位置のビット値をランレングス符号
    化によって別々に変換し、各群の画素に対して2進ワー
    ドのビット位置の数に等しい数の符号化されたランを伝
    送し、これらランレングス符号が復号後に一群の全ての
    画素の2進ワードの特定の2進位置のビットを与えるよ
    うにしたことを特徴とする画像伝送方法。 2、画素値を、最上位ビットによってその画素値がバリ
    ュスケールの上部レンジ内にあるのか下部レンジ内にあ
    るのかを表わすようにした少なくとも部分的に階層構造
    の2進符号の2進ワードとして表わすことを特徴とする
    請求項1記載の方法。 3、階層構造2進コードとしては、順次の値を1つの2
    進位置のみが相違するように表したコードを選択するこ
    とを特徴とする請求項2記載の方法。 4、少なくともいくつかの2進位置の符号化に対して異
    なるランレングス符号を用いることを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の方法。 5、種々の2進位置の符号化に、符号化2進位置に応じ
    てパラメータを変化させた一組のランレングス符号を用
    いることを特徴とする請求項4記載の方法。 6、一群の各2進位置のランレングス符号化後に群終了
    文字を挿入することを特徴とする請求項1〜5の何れか
    に記載の方法。 7、識別ビットを少なくとも各群の終了時に挿入するこ
    とを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の方法。 8、識別ビットを各2進位置のランレングス符号化後に
    挿入することを特徴とする請求項7記載の方法。 9、識別ビットは少なくとも、関連する群の番号につい
    ての情報を含むことを特徴とする請求項7又は8記載の
    方法。 10、識別ビットの数は符号化2進位置に応じて且つ/
    又識別ビットの内容に応じて相違させることを特徴とす
    る請求項8記載の方法。 11、識別ビットは2進値における関連する2進位置の
    位置についての情報を含むことを特徴とする請求項8記
    載の方法。 12、識別ビットは2進位置の符号化に用いたランレン
    グス符号についての情報を含むことを特徴とする請求項
    8記載の方法。 13、2進ワードの個々の2進位置の量子化及びランレ
    ングス符号化をカラー画像の伝送のために画素値の各色
    成分について別々に行うことを特徴とする請求項1〜1
    2の何れかに記載の方法。 14、カラー画像の伝送のために、2進ワードの個々の
    2進位置の量子化及びランレングス符号化を画素値の各
    別の成分としての輝度値及びクロミナンス値ごとに行う
    ことを特徴とする請求項1〜12の何れかに記載の方法
    。 15、クロミナンス値の伝送に対し、これらの値は、少
    数の量子化ステップ及び/又は低い空間解像度を用い、
    特に複数の隣接画素値のクロミナンス値を合成して符号
    化することを特徴とする請求項14記載の方法。 16、各成分の2進ワードの少なくとも1つの2進位置
    のランレングス符号化後に、その成分についての情報を
    含む識別ビットを挿入することを特徴とする請求項13
    〜15のいずれかに記載の方法。 17、一定の走査値を有する部分内の画素値の画像に関
    係のない空間変動を画素値の前処理によって補償するこ
    とを特徴とする請求項1〜16の何れかに記載の方法。 18、走査処理中に、走査画素の輝度値がそのすぐ近く
    の輝度値も含むようにすることを特徴とする特許請求の
    範囲17記載の方法。 19、連続する画素の画素値を互いに比較し、その差が
    所定のしきい値以下のままである限りこれらの画素値を
    一定値で表すことを特徴とする請求項17又は18記載
    の方法。 20、一定値に加えて、この一定値を有する画素の数及
    びしきい値だけ異なる走査値を有する画素の数について
    の情報を決定して伝送し、受信側でこの復号情報から2
    つの走査値の基本的に統計的な空間混合を発生させて擬
    似中間値として再生することを特徴とする請求項19記
    載の方法。 21、各2進ワードを、瞬時2進ワードで表された一定
    値からの走査値の偏差を示す少なくとも1つの追加のビ
    ットで拡張し、一群の2進ワードの追加のビットを符号
    化せずに一緒に伝送することを特徴とする請求項19に
    記載の方法。 22、発生する変動が画素に関係ないものか関係のある
    ものかの決定のために隣接画像ラインの画素値も考慮す
    ることを特徴とする請求項17〜21の何れかに記載の
    方法。 23、2進ワードに変換された順次の画像ラインの等し
    い重みの2進位置に対する画素値を二次元ランレングス
    符号によって符号化することを特徴とする請求項1〜2
    2の何れかに記載の方法。 24、送信側から少なくとも1つの受信機への符号化伝
    送を受信機の再生機能と無関係に行い、各受信機におい
    てその構造に応じて受信情報の1部分のみを復号して走
    査画像の簡略化された再生を得ることを特徴とする請求
    項1〜23の何れかに記載の方法。 25、符号化及び/又は伝送を2進位置及び色成分の数
    について、受信機の構造に依存して行うことを特徴とす
    る請求項1〜24の何れかに記載の方法。 26、送信側に順次の画素値の2進ワードの等しい重み
    のビットの数をランレングス符号化に従ってコードワー
    ドに変換するコンコーダを有し、得られたコードワード
    を受信機にビット直列式に伝送し、受信側に受信コード
    ワードを復号し再生すべき画像と一致する2進ワードを
    再生するデコーダを有する請求項1〜25の何れかに記
    載の方法を実施する装置において、送信機側に、サンプ
    リング値から発生された少なくとも1画像ラインの2進
    ワードを順次記録する送信機メモリ(10)と、1画像
    ラインの全ての2進ワードの少なくとも1つの2進位置
    を順次読み出しそのビット値を前記エンコーダ(14)
    に供給する送信機制御装置(12)とを設け、且つ受信
    機側に、受信機メモリ(20)と受信機制御装置(22
    )とを設け、受信機制御装置によって前記デコーダ(2
    4)により発生されたビット列を受信機メモリ(20)
    内に、送信機メモリ(10)の対応するビット位置に記
    憶させ、1画像ラインの全伝送情報の受信後に各2進ワ
    ードと関連するビット位置を順次読み出すようにしたこ
    とを特徴とする画像伝送装置。 27、送信側に順次の画素値の2進ワードの等しい重み
    のビットの数をランレングス符号化に従ってコードワー
    ドに変換するコンコーダを有し、得られたコードワード
    を受信機にビット直列式に伝送し、受信側に受信コード
    ワードを復号し再生すべき画像と一致する2進ワードを
    再生するデコーダを有する請求項1〜25の何れかに記
    載の方法を実施する装置において、送信機側において前
    記エンコーダが画素値から発生された各2進ワードの各
    2進位置を並列に一連のコードワードに変換し、これら
    を送信機メモリ(10)に記憶し、且つ送信機制御装置
    (12)を設け、これにより送信機メモリから1画像ラ
    インの一連のコードワードを順次読み出して受信機に伝
    送し、受信機側において受信機メモリ(20)と受信機
    制御装置(22)とを設け、受信機制御装置によって1
    画像ラインの受信された一連のコードワードを受信機メ
    モリ(20)内に順次記憶させ、これら一連のコードワ
    ードを並列に読み出し、前記デコーダ(24)に供給し
    てデコーダが1画像ラインの2進ワードの個々のビット
    位置のビット値を並列に発生するようにしたことを特徴
    とする画像伝送装置。 28、前記メモリは複数の記憶レベルを有し、データの
    書込みと読み出しを切り離したことを特徴とする請求項
    26又は27記載の装置。
JP1179182A 1988-07-13 1989-07-13 画像伝送方法及び装置 Pending JPH0267080A (ja)

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DE3823674A DE3823674A1 (de) 1988-07-13 1988-07-13 Verfahren zum uebertragen von bildern und anordnung zur durchfuehrung des verfahrens
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DE3823674A1 (de) 1990-01-18
EP0351005A3 (de) 1992-03-25
EP0351005A2 (de) 1990-01-17
US5040073A (en) 1991-08-13

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