JPH01194569A

JPH01194569A - ディザ画像符号化装置

Info

Publication number: JPH01194569A
Application number: JP63016915A
Authority: JP
Inventors: Hiroyuki Akiyama; 裕之秋山
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1988-01-29
Filing date: 1988-01-29
Publication date: 1989-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はディザ画像符号化装置に関するものであり、特
に、ディザ処理によって２値化された画情報を、効率良
く送信できるように圧縮するためのディザ画像符号化装
置に関するものである。

（従来の技術）２値化された白と黒の画情報を効率良く伝送するための
画情報圧縮手段として、連続する白あるいは黒の画情報
長さを、あらかじめ定められた符号表を用いてね帰化す
る、１次元符号化を基本にしたＭＨＳＭＲ，ＭＭＲ等の
符号化手段が知られている。

ところで、中間調を表すためにディザ処理された２値化
情報では、白あるいは黒を表す信号の連続が少ないため
、上記の符号化方法では圧縮効率が上がらないという問
題点があった。すなわち、組織的ディザのマトリクス内
における隣接したしきい値は、大きく異なった値にして
いるのが一般的である。一方、該しきい値をもとに２値
表示される画情報は狭い範囲（４×４のディザマトリク
スであれば１６画素の画情報）の画情報なのでほぼ同色
調と考えられ、該同色調の画情報を異なるしきい値で２
値表示すると、白あるいは黒の連続が少ない表示になる
。

上記問題点を解消する方法として、画情報が同一しきい
値で２値化されるように、画情報を水平方向に等間隔に
スキップして走査を行い、各ディザマトリクスにおける
同一位置に対応する画素を抽出し、２値化の結果できる
だけ白を表す信号、あるいは黒を表す信号が連続するよ
う工夫された方式（ビットインタリーブ符号化方式）が
開発されている。

該方式によれば白あるいは黒がある程度の長さ連続する
ので、前記１次元符号化によって画情報を圧縮する効果
が期待できる。

（発明が解決しようとする課題）上記した従来の技術は、次のような問題点を有していた
。

上記方式では、まず−走査分の情報がメモリに格納され
、該メモリから所定の間隔毎に取り出された情報が、同
一のしきい値と比較されて２１ａ化され、該２値化され
た情報が白および黒のそれぞれの長さに応じて符号化さ
れて伝送される。

次に前記メモリ内の、該メモリから先に取り出された情
報が格納されていたとなりの情報、および該情報から所
定の間隔毎に取り出された情報が、前記しきい値とは別
の同一しきい値と比較されて２値化される。そして、該
２値化された情報が白および黒のそれぞれの長さに対応
した符号でコード化されて伝送される。上記動作がディ
ザマトリクスの１列分のしきい値の数（４Ｘ４のディザ
マトリクスでは４）だけ繰り返されて、１走査分の情報
が伝送される。

このように従来技術は圧縮のための処理が複雑である。

したがって、画情報の一部を削除したり拡大したりする
などの編集を加えて送信するなどの要望があった場合、
前述のようにスキップして抽出された信号が圧縮されて
コード化されているので編集箇所を特定するための処理
も複雑になる等の問題点がある。

本発明は、前述の問題点を解決するためになされたもの
である。

（課題を解決するための手段および作用）前記の問題点
を解決するために本発明は、画情報を圧縮して出力する
装置において、ディザパターンと比較して２値化処理が
施されたデータを格納する、前記ディザパターンと同列
数のラインメモリと、該ラインメモリの黒および自画素
数のいずれか一方の数をカウントするカウンタと、該カ
ウンタによるカウント数の合計値を２進数表示に変換す
る手段とを具備した点に特徴がある。

上記構成を有する本発明においては、中間調画情報を効
率良く圧縮して送信できる。また、圧縮されたデータと
原データとの位置関係が、１対１に対応しているので、
データの送信に先立ってデータの一部を削除したり拡大
したりするなどの編集が容易に行える。

（実施例）以下に図面を参照して、本発明の詳細な説明する。まず
、本発明の詳細な説明する。

第２図はしきい値が一定の規則に従って配置された組織
的ディザ処理の手順について示したものである。まず第
１のステップとして、１つの画素が１６階調のデータに
量子化され、該量子化された画素が１６個で同図（ａ）
のような４×４の原データを構成する。第２のステップ
として同図（ｂ）に示されたディザパターン（本実施例
ではベイヤー型を使用した）によりディザ処理が施され
る。

ディザ処理が施されると同図（Ｃ）のようなディザ処理
後の２値化パターンとなる。

さらに、同図（Ｃ）に示されたディザ処理後の２値化パ
ターンは２進数表示符号に変換されて受信側へ送信され
る。

送信側から出力された前記２進数表示符号は、受信側で
前記１６階調に対応する濃さでプリントされる。

第１図に本発明の一実施例のブロック図を示す。

第１図において画情報はイメージセンサ１で読み取られ
る。イメージセンサ１で読み取られ、アナログ信号に変
換された画情報は、Ａ／Ｄ変換器２によって第２図（ａ
）のような１６階調のデジタル情報に変換される。該１
６階調のデジタル情報は、ディザ処理回路３においてデ
ィザパターン格納メモリ４に格納されている前記第２図
（ｂ）に示されたディザパターンと比較され２値化処理
が施される。ディザ処理回路３によって処理されたデー
タは前記第２図（Ｃ）に示したような２値化されたパタ
ーンとなる。

次にディザパターンの列と同数（本実施例では４Ｘ４の
ディザパターンを使用しているので４列）のラインメモ
リ５ａｓ　５ｂ％　５ｃｓ　５ｄ、に前記ディザ処理後
の２値化データが入力される。ラインメモリ５８〜５ｄ
に格納された２値データのうち黒画素を表すデータ（本
実施例では“１”が黒画素を表す）の数が、カウンタ６
ａｓ　ｅｂ、６Ｃ％６ｄ、によってカウントされる。こ
こで、５ａの黒画素数はカウンタ６ａにてカウントされ
、以下同様に各ラインメモリ５ｂ〜５ｄはそれぞれの専
用カウンタ６ｂ〜６ｄにて黒画素数がカウントされる。

最後に１マトリクスあたりの黒画素数、即ちカウンタ６
ａ〜６ｄにてカウントされた黒画素数の合計が、符号化
処理回路７において圧縮符号化され、バッファメモリ８
に蓄積された後回線を通じて順次受信側に送信される。

前記該符号化回路７においては前記黒画素数の合計が２
進数表示に変換され符号化される。例えば黒画素数の合
計が“θ″ならば圧縮コードは“ｏｏｏｏ”、“１０”
ならば“１０１０”というように変換される。

以上のように圧縮された後に送信された符合は、受信側
で復号化される。復号化された信号は従来の技術によっ
て印字記録することができる。例えば受信側のプリンタ
が感熱記録方式であれば、熱ヘツドに流される電流を１
δレベルに変化させて記録するようにすれば良い。さら
に精密に中間調を再現しようとすれば、各レベルに対応
して黒画素を分布させたパターン（本実施例では１６階
調）をあらかじめＲＯＭ化して用意しておき、復号化さ
れた信号に従ってＲＯＭ内の該パターンから１つのパタ
ーンを選択して印字するようにしても良い。

以上説明した本実施例では、ディザ処理を行うマトリッ
クスサイズを１１１位として符号化するようにしている
ので、後述するように、圧縮されたコードの座標と原デ
ータのマトリックスの座標とが一致しており、データの
送信に先立ってデータの一部を削除したり拡大したりす
るなどの編集のための処理が容易に行える。

第３図は原データのマトリックスの座標と圧縮コードの
座標との関連を示すメモリマツプである。

同図において、マトリクスＡＡで表された原データは、
同図上部に拡大して示したように原データがディザ処理
、圧縮符号化の後にＢＢとなってバッファメモリ内に格
納される。またマトリックスＡで表された原データも同
様にＢとなってバッファメモリ内に格納される。このよ
うに原データの座標と圧縮コードの座標とを一致させる
ことができるので、バッファメモリ内のアドレスを容易
に特定でき編集が容易である。

なお、本実施例では前記各ラインメモリ５ａ〜５ｄの黒
画素数を、夫々カウンタ６ａ〜６ｄでカウントするよう
にしたが、１個のカウンタですべてのラインメモリ内の
黒画素数をカウントするようにしても良い。また該カウ
ンタでは黒画素数に限らず自画素数（本実施例では“０
“が白画素数を表す）をカウントするようにしても良い
し、マトリックスのサイズも４×４に限定されず２×２
．８Ｘ８のマトリックスを’Ｉｔ１Ｍとすることもでき
る。

（発明の効果）以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の
ような効果が達成される。

（１）中間調の画情報を圧縮して送信できるので送信速
度が上げられる。

（２）圧縮された情報の一部を削除したり拡大するなど
の編集が容易に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図はデ
ィザ処理の順序を示す図、第３図は原デ−タと圧縮デー
タのメモリマツプである。１・・・イメージセンサ、２・・・Ａ／Ｄ変換器、３・
・・ディザ処理回路、４・・・ディザパターン格納メモ
リ、５ａ〜５ｄ・・・ラインメモリ、６ａ〜６ｄ・・・
カウンタ、７・・・符号化回路、８・・・バッファメモ
リ代理人　弁理士　平木通人　外１名第　　１　　図 φ 出力第　　２　　図第　３

Claims

【特許請求の範囲】

（１）画情報を圧縮して送信するためのディザ画像符号
化装置において、ディザ処理後の２値化データを格納す
るメモリであって、前記ディザ処理用のディザパターン
の列の数と同数のラインメモリと、該ラインメモリに格
納された前記ディザ処理後の２値化データの内、画情報
の黒画素を表すデータおよび白画素を表すデータの内の
いずれかのデータ数を計数するカウンタと、該カウンタ
によって計数された画素数を、前記ディザパターンのマ
トリックスを単位として２進数表示に変換する符号化回
路とを具備したことを特徴とするディザ画像符号化装置
。
（２）前記カウンタを前記ラインメモリの数だけ有し、
該カウンタのそれぞれが前記ラインメモリのうちの１つ
に対応して専用化されていることを特徴とする前記特許
請求の範囲第１項記載のディザ画像符号化装置。