JPH0614202A - 画像圧縮方法 - Google Patents

画像圧縮方法

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Publication number
JPH0614202A
JPH0614202A JP3278071A JP27807191A JPH0614202A JP H0614202 A JPH0614202 A JP H0614202A JP 3278071 A JP3278071 A JP 3278071A JP 27807191 A JP27807191 A JP 27807191A JP H0614202 A JPH0614202 A JP H0614202A
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JP
Japan
Prior art keywords
data
matrix
priority order
gradation
image signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3278071A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ogami
浩 大上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Home Electronics Ltd, Nippon Electric Co Ltd filed Critical NEC Home Electronics Ltd
Priority to JP3278071A priority Critical patent/JPH0614202A/ja
Publication of JPH0614202A publication Critical patent/JPH0614202A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Image Processing (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 疑似中間調を用いたディジタル画像データ
を、劣化することなく効率よく圧縮してデータ量を減ら
す事を目的としている。 【構成】 図1に示すように、各画素が4×4の記録画
素のマトリックスで構成されていて、1マトリックス内
で16段階の階調を表現できるよう構成する。このと
き、1マトリックス(4×4)内の黒点の数を変化させ
ることにより、0(全白)〜16(全黒)の階調を表現
する。ここで1マトリックス内に黒点を入れていく優先
順序iを予め決めておき、この優先順序を各マトリック
スで共通にしておく。次に優先順序i番目のデータを各
マトリックスずつ、走査線長の最後まで拾い集めて、ラ
ンレングス符号化を行う。この操作を優先順序1〜16
番目までで繰り返し行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル画信号を通
信回線を通して、送信または受信する装置であるファク
シミリ等に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル・ファクシミリ装置は、送信
する原稿を画像読み取り部で走査して画信号を得、これ
を符号化・圧縮して、通信回線を通して伝送する。相手
側のディジタル・ファクシミリ装置はこれを受信し、伸
張して、感熱記録装置等の画像記録部により再現するも
のである。FAX電送を行うにあたって、まず原稿を走
査して画信号を得る。この場合、図5に示すように横方
向の走査を主走査、原稿進行方向である縦方向を副走査
といい、2方向の走査がある。この走査により、原稿は
画素という単位に分解されて伝送される。このように原
稿を画素に分解して伝送するために、非常に冗長度の高
いものとなってしまう。そこで、ディジタル・ファクシ
ミリでは、冗長度を抑圧するための符号化を行い、高速
モデムにより伝送している。さらに、伝送効率を上げる
ために、符号化方式には、一次元符号化方式として、M
H(Modefied Huffman)符号化方式を国際的に使用してい
る。MH符号化方式では、電報文・手書文・英文・図面
といった原稿について、隣接する画素の相関に着目し、
白または黒の継続する長さ(ラン・レングス)を2進符
号によって表現している。これは、図4に示すように、
Terminating符号とMake up 符号を定義して、符号化を
行うものである。図の例では、1〜8のビットが白の場
合、表(a)Terminating符号において、ランレングス
が8の白ラン項を参照して10011と符号化を行う。
つづいて9〜10のビットが黒の場合、同様に表(a)
を参照して、11と符号化し、図示はしないが以下同様
に11〜15のビットを1100に、16ビットを01
0に符号化する。最後の17〜1728ビットは全て白
の場合、表(b)のMake up 符号を用いて、符号化を行
う。ここでは1664ビットの白ランを011000に
し、残りの48ビットの白ランを00001011に符
号化している。
【0003】したがって、主走査1ラインの1728ビ
ットのデータを、28ビットのデータに圧縮している。
【0004】ところが、MH符号化方式は原稿として、
階調性を持たないものを基本としている。しかし、現実
の原稿としては、写真や絵等のように階調性を持つもの
も少なくない。またファクシミリの記録装置に用いられ
る感熱記録方式は、熱を利用して記録画素を、選択的に
形成する2値記録を行っている。したがって、記録画素
毎の階調再現は普通は行わない。そこで、このような装
置で、前記のような階調性を持つ原稿の階調表現をディ
ジタル的に行う方式として、ディザ法や濃度パターン法
を用いている。特に組織的ディザ法は小規模のハードウ
ェアで実現でき、画質も比較的良好で安定しているため
最も広く用いられている。図1は、m×m(図中4×
4)のマトリックスの組織的ディザ法のデータの生成過
程を表している。入力データはCCD等の光電変換素子
からの読み取りデータであり、0〜16の値を有してい
る。この値が該当する閾値マトリックスの値未満であれ
ば白、閾値マトリックスの値以上であれば黒の出力デー
タとする。閾値マトリックスは1〜m2 の値を、ある規
則に従ってm×mのマトリックス内に配したものであ
る。この閾値マトリックスには、FATTENINGタ
イプやBAYERタイプといったものがある。このよう
な組織的ディザ法による画像データをMH符号化によっ
て符号化した場合、図5に示す副走査の2行目のよう
に、19ビットのデータが30ビットのデータとなって
しまい、圧縮率が1を越えてしまう。したがって、MH
符号化を施さない生のデータのほうが、データ量が少な
くてすむことが多い。よってファクシミリの場合、階調
再現を行う場合には、組織的ディザ法によるデータを、
圧縮しないで伝送していた。
【0005】また別の2値化手法として濃度パターン法
といったものもある。濃度パターン法は、読取った1画
素を複数の記録画素に対応させ、濃度値によって、出力
を対応させる方法である。(写真工学別冊”イメージン
グPart1”p30−43参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリで
は、階調性を持つ原稿を伝送する場合、組織的ディザ法
や濃度パターン法による画像データを、圧縮しないで伝
送していた。そのため、A4版の原稿を標準解像度
(3.75本/mm)で伝送すると、約4分もかかって
いた。また解像度がファイン(7.7本/mm)の場合
には、約8分もかかっていた。したがって、伝送による
通信費が多くかかってしまうといった課題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、濃度階調を有する画像信号を入力し、この濃度階調
画像信号を2値化手法によって2値データに変換する第
1のステップと、この第1のステップによって2値化さ
れた画像信号をランレングス符号化手法によって圧縮す
る第2のステップとを有し、この第2ステップによって
圧縮された画像信号を伝送するファクシミリ装置の画像
圧縮方法を提供する。
【0008】
【作用】この発明は、組織的ディザ法や濃度パターン法
による画像データを、圧縮してデータ量の減少を図る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1ない
し図3を参照して説明する。図1は、本発明にもちいる
画像データの生成過程を表しており、(a)は組織的デ
ィザ法を、(b)は濃度パターン法をそれぞれ示してい
る。入力データは、CCD等の光電変換素子からの出力
データであり、この場合0〜16の値を持っている。
(a)の組織的ディザ法の場合、この入力データ(図例
8)が比較回路に入力されあらかじめ設定しておいた閾
値マトリックスの該当する位置の値(図例14)と比較
され、その大小(図例小)によって、黒(1)か白
(0)の2値に置き換えられる。この閾値マトリックス
の大きさ(m×m)は、適当な値が用いられ、ファクシ
ミリの場合には4×4が用いられることが多い。(b)
の濃度パターン法の場合には、入力データの1画素を、
複数の記録画素に対応させている。図の場合には、読み
取った入力データが7であった場合で、閾値マトリック
スの7以下の画素を黒(1)で埋めている。このように
生成した、出力データは、閾値マトリックスの同じ位置
の画素は、1または0が続き易くなる。
【0010】図2は、本発明に於ける、画像圧縮の過程
を表しており、上記に説明した、過程で生成された2値
の出力データを元に、圧縮を行う過程を表している。図
中、出力データ(ディジタル)サンプルは、4×4の組
織的ディザ法で生成された画像データであり、主走査方
向のマトリックス番号をi、副走査方向のマトリックス
番号をjで表している。図中、下の表はj=1の場合を
表し、jは原稿の最後まで繰り返される。画像を圧縮す
る場合には、図1で示した4×4の各閾値番号の値であ
るk=1〜16の位置の値(0または1)を、マトリッ
クス番号i=1〜432(ISOのA4版の場合)の順
番に拾い集めると図2の下表のようになる。すなわちマ
トリックスj=1において、閾値番号k=1の位置に着
目して、マトリックスi=1のときデータは1で、i=
2のときもデータは1で、i=3のときもデータは1と
いうようにiを変えて拾い集める。この拾い集めたデー
タに対して、従来例と同様にMH符号化すると右の項の
様になり圧縮が行なわれる。図の例では、k=1の場
合、432ビットのデータが20ビットに圧縮されてい
る。この圧縮を、閾値番号k=1〜16について同様に
行えば、1つのマトリックス行jについての圧縮を行う
ことができる。こうしてjを原稿が終わるまで増やして
いけば、原稿全体を圧縮することが可能となる。
【0011】図3は、本発明の別の実施例を示し、図2
と同様の出力データを用いている。図の例では、各マト
リックス内の画像データを拾い集める順番を、閾値マト
リックスの値に関係なく決めている。図3の下表ではj
=1の4×4のマトリックス中のx行y列目の画像デー
タを拾い集めている様子を表している。ここでx,yは
共に1〜4の値をとる。図の例では、1行目の1列の出
力の生データをi=1〜432に対して拾い集め、MH
符号化を行うことにより圧縮を行なう。図の例では、1
行1列の場合、432ビットのデータを16ビットに圧
縮している。続いて、2列目、3列目、4列目と同様に
拾い集めては圧縮を行う。
【0012】このように、各MH符号化されたデータ
を、足し合わせ、区切り記号を付加して、1ビット行分
の最終的な圧縮データとする。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、組織
的ディザ法や濃度パターン法による画像データを、簡単
な規則によって再編成した後に、MH符号化することに
よって、劣化無く、画像データを簡単に圧縮できるの
で、伝送する際のデータ量を大幅に減少させられる効果
を奏する。また伝送する際にデータ量が少ないので、同
じ伝送速度でも、伝送時間が短縮でき、通信費を節約で
きるといった効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる、組織的ディザ法および濃度パ
ターン法による画像データの生成過程を示す。
【図2】
【図3】本発明に於ける、生成された画像データの圧縮
過程を表す概念図を示す。
【図4】
【図5】従来のファクシミリに於ける、MH符号化によ
る画像データの圧縮過程を表す概念図を 示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 濃度階調を有する画像信号を入力し、 この濃度階調画像信号を2値化手法によって2値データ
    に変換する第1のステップと、 この第1のステップによって2値化された画像信号をラ
    ンレングス符号化手法によって圧縮する第2のステップ
    とを有し、 この第2ステップによって圧縮された画像信号を伝送す
    るファクシミリ装置の画像圧縮方法。
JP3278071A 1991-10-24 1991-10-24 画像圧縮方法 Pending JPH0614202A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3278071A JPH0614202A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 画像圧縮方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3278071A JPH0614202A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 画像圧縮方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0614202A true JPH0614202A (ja) 1994-01-21

Family

ID=17592245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3278071A Pending JPH0614202A (ja) 1991-10-24 1991-10-24 画像圧縮方法

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JP (1) JPH0614202A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4812032A (en) * 1984-09-19 1989-03-14 Toray Industries, Inc. Highly-refractive plastic lens

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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