JPH026706Y2 - - Google Patents

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JPH026706Y2
JPH026706Y2 JP1984050621U JP5062184U JPH026706Y2 JP H026706 Y2 JPH026706 Y2 JP H026706Y2 JP 1984050621 U JP1984050621 U JP 1984050621U JP 5062184 U JP5062184 U JP 5062184U JP H026706 Y2 JPH026706 Y2 JP H026706Y2
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JP
Japan
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frame
locking
piece
mounting
cabinet
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JP1984050621U
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JPS60163879U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテレビジヨン受像機、コンピユー
タ、ワードプロセツサ用デイスプレイのキヤビネ
ツト等、各種のキヤビネツトの外向面へ装飾のた
めに取付ける枠に関する。
従来より、例えばテレビジヨン受像機のキヤビ
ネツトには、その正面若しくは正面および側面へ
装飾用のラインを付け、このラインへ木目模様、
或いは金、銀色等を施してアクセントをつけるこ
とが行なわれている。ここに従来品は、第7図示
のように硬質プラスチツク製の薄板aの端面bを
装飾用のライン面とし、薄板aの後方へ係合脚
c,c…を一体的に形成し、各係合脚cをキヤビ
ネツトへ穿つた係合孔へ差込みかつ係合してい
る。しかし、この従来品は端面bのみへ、模様・
色彩を施すため肉厚面への装飾ができず、平面的
で立体感が乏しく、例えば本物の木材の感じを得
ることができない。また第7図示のように形状が
複雑で、しかも射出成形によるため金型費用が高
価につき、生産能率が低い。さらに硬質プラスチ
ツク製のためキヤビネツトの大きさ、機種、取付
位置に対応するべく、多種類のものを作らねばな
らず、製造面、経済面ともに不利である。
この考案は、これらの不都合を解消するもの
で、すなわちプラスチツクフイルムシートをもつ
て断面L字状の枠1を形成し、この枠1の内向面
へ係止溝2,2を形成し、またプラスチツク製の
取付片3の正面へ係止片4を一体形成し、取付片
3の背面へ弾性により開閉する係合脚5を一体形
成し、さらに複数個の取付片3,3,3…の各係
止片4を所定の間隔をもつて係止溝2へ嵌込むと
ともに接着することを特徴とするものである。
次にこの考案の実施例を図面に従つて説明す
る。第5図aで示すように厚さ0.4mmのプラスチ
ツク製フイルムシートを幅20mmに形成した枠構成
体10の中央長手方向へ折目11を形成し、枠構
成体10の内向面で、しかも長手方向へ深さ0.1
mmの係止溝2,2を形成し、正面へ木目模様若し
くは金や銀色を印刷(例えばホツトスタンプ法)
し、コーナー形成部分12を切断して1点鎖線で
示す三角片13を切除する。また硬質プラスチツ
ク製の取付片3の正面へ正方形の係止片4を一体
的に形成し、取付片3の背面へ係合脚5を一体的
に形成する。この係合脚5は4本の脚部5b,5
b,5b,5bと各脚部5bの端部に一体形成さ
れた膨出部5aとより成り、各膨出部5aを断面
扇型にするとともに外周弧dを真円(第4図仮想
線eで示す)の一部に成す。さらに複数個の取付
片3,3,3…の各係止片4へ接着剤を塗布し、
所定の間隔をもつて係止溝2へ嵌込むとともに接
着する。さらに第5図bで示すように折目11を
直角に折曲げて枠構成体10をL字状にし、続い
て各コーナー形成部分12を直角に折曲げて切除
斜縁14,14を合致させ、枠1を形成する。な
お、第5図b,cは枠1の形成過程を説明するも
のであり、図中、係合脚5は省略してある。
第6図に示すものは、この考案の他例であり、
前記例のように扁平のプラスチツクフイルムシー
トをL字型に折曲げるものではなく、プラスチツ
クフイルムシートを最初からL字型に押出成型し
て得、その後ホツトスタンプ法により模様、色彩
を施し、続いて係合脚5,5…を接着するもので
あり、完全に直角なものを得ることができ、被取
付部分が完全直角である場合に最適であり、しか
も木目模様を施した場合には前記例以上に自然の
木材を切断したような感じを得ることができる。
なお、この他例も前記例と原理的には同じであ
り、第6図a,bで示すように三角片13の切
除、コーナー形成部分12の折曲げ、切除斜縁1
4,14の合致の順で枠1を形成する。同一部材
については同一符号を付けて、その説明を省略す
る。この第6図も第5図同様を図中、係合脚5を
省略してある。
次に実施例が使用されるテレビジヨン受像機用
のキヤビネツトについて説明する。第1図で示す
ようにキヤビネツト8の前面へ、キヤビネツト8
と一体で、しかも僅かな段部6を有する被取付枠
9が突出かつ回繞されている。そして被取付枠9
の正面および上下左右つまり外向面へは所定の間
隔をもつて真円の係合孔7,7,7…が穿設され
ている。
次に実施例の使用法を説明する。枠1で被取付
枠9を被蔽するとともに係合脚5を係合孔7へ差
込む。ここに係合脚5は閉じ方向へ押され、膨出
部5a,5aが係合孔7を通過すると弾性により
開き、第3図示のように係着し、枠1は取付けら
れる。
このようにこの考案は枠を断面L字状に形成す
るから正面のみならず、肉厚面へも模様、色彩を
施すことができ、立体感を有し、特に木目模様の
場合には自然の木材に極めて近い感じを出すこと
ができ、また枠をプラスチツクフイルムシートに
より製するから押出成型が可能となり、従来品の
約1/3の費用で足り、しかもキヤビネツトの大き
さ、機種に合わせて切断するだけで所望のものを
得ることができ、従来品のように多種類のものを
用意する必要がない。さらに取付け作業は、弾性
により開閉する係合脚によるから、容易かつ迅速
にすることができ、枠へは係止溝を形成するから
係止片を容易かつ確実に取付けることができ、位
置的に狂いのない正確な製品を得ることができ
る。
なお、係合脚を複数個の膨出部と、各膨出部と
一体の脚部とで形成すれば、係合力が大であり、
特に膨出部の外周形状を、断面が真円の一部とな
る弧状に成すれば、キヤビネツトの被取付部へ真
円の係合孔を穿設すればよく、真円の孔を正確に
穿つのは極めて容易であり、キヤビネツト自体の
製造が楽になる。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図はこの考案例を示すもので、第1図
は使用状態の分解斜視図、第2図は一部を切欠い
た要部の斜視図、第3図は使用状態の同上縦断面
図、第4図は係合脚のA−A断面図、第5図は製
造工程を示す説明図、第6図は他例の製造工程を
示す説明図、第7図は従来例の斜視図である。 1……枠、2……係止溝、3……取付片、4…
…係止片、5……係合脚。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクフイルムシートをもつて断面L字
    状の枠1を形成し、この枠1の内向面へ係止溝
    2,2を形成し、またプラスチツク製の取付片3
    の正面へ係止片4を一体形成し、取付片3の背面
    へ弾性により開閉する係合脚5を一体形成し、さ
    らに複数個の取付片3,3,3…の各係止片4を
    所定の間隔をもつて係止溝2へ嵌込むとともに接
    着することを特徴とするキヤビネツト用装飾枠。
JP5062184U 1984-04-05 1984-04-05 キヤビネツト用装飾枠 Granted JPS60163879U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5062184U JPS60163879U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 キヤビネツト用装飾枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5062184U JPS60163879U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 キヤビネツト用装飾枠

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Publication Number Publication Date
JPS60163879U JPS60163879U (ja) 1985-10-31
JPH026706Y2 true JPH026706Y2 (ja) 1990-02-19

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ID=30568924

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5062184U Granted JPS60163879U (ja) 1984-04-05 1984-04-05 キヤビネツト用装飾枠

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Families Citing this family (2)

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JPH0724346B2 (ja) * 1987-11-19 1995-03-15 松下電器産業株式会社 電子機器卓のパネル取付装置
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Publication number Publication date
JPS60163879U (ja) 1985-10-31

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