JPH026675B2 - - Google Patents

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JPH026675B2
JPH026675B2 JP57208524A JP20852482A JPH026675B2 JP H026675 B2 JPH026675 B2 JP H026675B2 JP 57208524 A JP57208524 A JP 57208524A JP 20852482 A JP20852482 A JP 20852482A JP H026675 B2 JPH026675 B2 JP H026675B2
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JP
Japan
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chamber
hydraulic oil
valve
piston
gas
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Takashi Iwashita
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Yamaha Marine Co Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Sanshin Kogyo KK
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【発明の詳細な説明】 本発明は船舶推進機のチルトロツク装置に関す
る。
船舶推進機のチルトロツク装置として、従来、
船舶推進機本体を船体に支持可能とするクランプ
ブラケツトもしくはスイベルブラケツトの一方に
回動可能に支持され、作動油を収容するシリンダ
と、上記両ブラケツトの他方に回動可能に支持さ
れ、シリンダ内に伸縮可能に挿入されるピストン
ロツドと、シリンダ内のピストンロツド端部に固
定され、シリンダ内にピストンロツド収容側の第
1室とピストンロツド非収容側の第2室とを画成
するピストンと、ピストン内に並設され、第1室
と第2室とを連絡する第1通路および第2通路
と、第1通路に介装され、第1室内の作動油が所
定の圧力値以上にまで圧縮される時にのみ開弁
し、第1室内の作動油を第2室に移送可能とする
アブソーバ弁と、第2通路に介装され、第2室内
の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮される時
にのみ開弁し、第2室内の作動油を第1室に移送
可能とするリリーフ弁と、ピストンをバイパスし
て第1室と第2室とを連絡する連絡路に介装さ
れ、手動操作によつて開弁し、第1室および第2
室内の作動油を相互に移送可能とする開閉弁とを
有し、第2室内に作動ガスを収容してなるチルト
ロツク装置が提案されている。
上記すでに提案されているチルトロツク装置に
よれば、アブソーバ弁およびリリーフ弁の存在に
より、船舶推進機本体と障害物との衝突時に、船
舶推進機本体をそのダウン位置から跳ね上げると
ともに、その跳ね上がり動作の後、船舶推進機本
体をそのダウン位置に戻すことができるととも
に、開閉弁を開いた手動チルトアツプ時に作動ガ
スの圧縮力をピストンの第2室側端面に作用させ
ることにより、手動チルトアツプ力を軽減するこ
とが可能となる。
しかしながら、上記すでに提案されているチル
トロツク装置にあつては、圧縮性の作動ガスを第
2室内に収容していることから、船舶推進機本体
を浅瀬航走位置等、任意のチルト位置に安定状態
で保持することが不可能である。また、このチル
トロツク装置において、第1室を鉛直上方側に配
置する場合には、第2室内の作動ガスが連絡路を
介して第1室側に移送し、第1室内に移送された
作動ガスのクツシヨン作用によつて、船舶推進機
の急減速時、後進航走時に推進機本体がチルトア
ツプ側に浮き上がる現象を生ずるおそれがある。
本発明は、手動チルトアツプ力に作動ガスの圧
縮力を付加して手動チルトアツプ力を軽減すると
ともに、推進機本体を任意の位置に確実に保持す
ることができるチルトロツク装置を提供すること
を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る船舶
推進機のチルトロツク装置は、ピストンをバイパ
スして第1室と第2室とを連絡する連絡路に介装
され、第2室内の作動油が所定の圧力値以上にま
で圧縮される時に開弁し、第2室内の作動油を第
1室に移送可能とするとともに、手動操作によつ
て開弁し、第1室および第2室内の作動油を相互
に移送可能とする第1開閉弁と、第2室に連絡路
を介して連通され、作動油および作動油によつて
圧縮可能とされる作動ガスを収容するガス室と、
第2室とガス室とを連絡する連絡路に介装され、
第2室内の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮
される時に開弁し、第2室内の作動油をガス室に
移送可能とするとともに、手動操作によつて開弁
し、第2室およびガス室内の作動油を相互に移送
可能とする第2開閉弁とを有するようにしたもの
である。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例が適用されてなる船
外機10を示す側面図、第2図は第1図の要部を
拡大して示す側面図、第3図ないし第7図は同実
施例に係るチルトロツク装置作動回路のそれぞれ
異なる作動状態を示す回路図である。
船体11にはクランプブラケツト12が固定さ
れ、クランプブラケツト12にはチルト軸13を
介してスイベルブラケツト14が略水平軸まわり
に回動可能に枢着されている。スイベルブラケツ
ト14には、図示されない操舵軸を介して、推進
ユニツトを内蔵するケーシング15が操舵軸まわ
りに回動可能に枢着されている。ケーシング15
の上部にはエンジンユニツト16が搭載され、ケ
ーシング15の下部にはプロペラ17が備えられ
ている。すなわち、船外機10は、以下に述べる
チルトロツク装置により、第1図に実線で示すダ
ウン位置に保持され、エンジンユニツト16の作
動によつてプロペラ17を正転もしくは逆転し、
船体11を前進もしくは後進可能としている。な
お、クランプブラケツト12の下部には、係止ピ
ン18を選択的に挿着可能とする複数の挿着孔1
9が設けられ、スイベルブラケツト14の前縁下
部を係止ピン18にて係止し、前進推力に対して
船外機10を所定角度のダウン位置に保持可能と
している。
クランプブラケツト12もしくはスイベルブラ
ケツト14の一方、例えばこの実施例において
は、クランプブラケツト12に、シリンダ20の
基端部が回動可能に支持されている。上記両ブラ
ケツト12,14の他方、例えばこの実施例にお
いては、スイベルブラケツト14に、シリンダ2
0内に伸縮可能に挿入されているピストンロツド
21の先端部が回動可能に支持されている。シリ
ンダ20の内部は、ピストンロツド21の端部に
固定されて本発明におけるピストンを構成する主
ピストン22により、ピストンロツド21収容側
の第1室23と、ピストンロツド21非収容側の
第2室24とに画成されている。第1室23およ
び第2室24には作動流体としての油が収容され
ている。なお、第2室24内には、主ピストン2
2に近接配置されるフリーピストン25が収容さ
れている。フリーピストン25は、第2室24
を、主ピストン側第2室24Aと、反主ピストン
側第2室24Bとに区画している。
ピストンロツド21の主ピストン22には、そ
れぞれ第1室23と第2室24とを連絡可能とす
る第1通路26および第2通路27が相互に並設
されている。第1通路26にはアブソーバ弁28
が介装されている。アブソーバ弁28は、障害物
との衝突による衝撃力作用下におけるように、第
1室23内の圧力が異常に上昇し、その上昇圧力
が所定の圧力値以上に達した時点で開弁し、第1
室23内の油を主ピストン側第2室24Aに移送
可能としている。第2通路27にはリリーフ弁2
9が介装されている。リリーフ弁29は、障害物
との衝突による衝撃力吸収後、チルトアツプされ
た船外機本体の自重作用下で、主ピストン側第2
室24A内の圧力が所定の圧力値以上にまで達し
た時点で開弁可能とされている。なお、障害物と
の衝突による衝撃吸収の前後で、フリーピストン
25は一定位置に停留しており、したがつて第1
通路26およびアブソーバ弁28を経て第1室2
3から主ピストン側第2室24Aに移送される作
動油の量と、第2通路27およびリリーフ弁29
を経て主ピストン側第2室24Aから第1室23
に返送される作動油の量とを同一とすることが可
能となり、シリンダ20に対するピストンロツド
21の衝撃吸収後における復帰位置を、衝撃吸収
前におけるピストンロツド21の停留位置に確実
に一致せしめることが可能となる。
シリンダ20内の第1室23と反主ピストン側
第2室24Bとは、主ピストン22をバイパスす
る連絡路30および31によつて連絡され、連絡
路30には第1開閉弁32が介装されている。第
1開閉弁32は、船外機本体がチルトダウン位置
とチルトアツプ位置との中間位置にある中間的チ
ルト位置に設定されている状態下で所定以上の前
進推力が作用する場合におけるように、反主ピス
トン側第2室24B内の作動油が所定の圧力値以
上にまで圧縮される時に開弁し、反主ピストン側
第2室24B内の作動軸を第1室23に移送可能
とする。また第1開閉弁32は、手動弁33の操
作によつて開弁し、第1室23と反主ピストン側
第2室24Bの作動油を相互に移送可能としてい
る。
また、反主ピストン側第2室24Bには、連絡
路31を介して、連絡路34およびガス室35が
連通されている。ガス室35は、分離ピストン3
6を備え、分離ピストン36の連絡路34側に作
動油を収容し、反連絡路34側に作動ガスを収容
可能としている。連絡路34には第2開閉弁37
が介装されている。第2開閉弁37は、前記第1
開閉弁32と同様に、反主ピストン側第2室24
B内の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮され
る時に開弁し、反主ピストン側第2室24B内の
作動油をガス室に移送可能とするとともに、手動
弁33の操作によつて開弁し、反主ピストン側第
2室24Bとガス室35内の作動油を相互に移送
可能としている。
次に、上記実施例の作動について説明する。
まず、通常航走時の作動について説明する。通
常航空時には、手動弁33が非作動位置に設定さ
れ、第1開閉弁32および第2開閉弁37はいず
れも閉止されており、船外機10は、スイベルブ
ラケツト14の前縁部をクランプブラケツト12
に支持されている係止ピン18に係止されそのダ
ウン位置に保持される。上記通常航走時に、前進
航走する場合には、前進推力が係止ピン18によ
つて支持され、船外機10は前記ダウン位置に保
持される。
上記通常航走時に、前進から後進に切換える
と、第3図に示すように、急減速および後進航走
にともなう抗進推力によつて第1室23内の圧力
が上昇するものの、この程度の圧力上昇ではアブ
ソーバ弁28は開かず、船外機10は前記ダウン
位置に保持される。
浅瀬航走時等、船外機本体が任意の中間的チル
ト位置に設定される場合には、第4図に示すよう
に、浅瀬航走推力、船外機本体の自重によつて、
反主ピストン側第2室24B内の圧力が上昇する
ものの、この程度の圧力上昇では第1開閉弁3
2、第2開閉弁37は開かず、船外機10はその
中間的チルト位置に保持される。
上記浅瀬航走時に、所定以上の前進推力が作用
すると、第5図に示すように、反主ピストン側第
2室24B内の圧力が過度に上昇し、第1開閉弁
32および第2開閉弁37が開く。したがつて、
反主ピストン側第2室24B内の作動油が、第1
開閉弁32を経て第1室23に流入し、ピストン
ロツド21がシリンダ20内に進入することとな
つて、船外機10はダウン位置にダウンし、通常
航走状態となる。ここで、シリンダ20内へ進入
したピストンロツド21の体積分に相当する作動
油は、第2開閉弁37を介してガス室35内に吸
収され、また、この過程でガス室35内の作動ガ
スは圧縮される。
前記通常航走時に、前進航走下で障害物と衝突
する場合には、第6図Aに示すように、衝撃力に
よつて第1室23内の圧力が異常に上昇すること
から、アブソーバ弁28が開き、第1室23の作
動油が主ピストン側第2室24Aに移送され、ピ
ストンロツド21がシリンダ20に対して伸張
し、船外機10が跳ね上がり、衝撃力が吸収され
る。上記衝撃力の吸収後、船外機10の自重によ
つて主ピストン側第2室24A内の圧力が上昇す
ると、リリーフ弁29が開き、主ピストン側第2
室24Aの作動油が第1室23に返送され、ピス
トンロツド21をシリンダ20に対して収縮させ
ることによつて船外機10を跳ね上がり前のダウ
ン位置に復帰させる。なお、前述のとおり、この
実施例においては、第2室24内にフリーピスト
ン25を備えていることから、上記衝撃吸収の前
後で、第1室23から主ピストン側第2室24A
に移送される作動油の量と、主ピストン側第2室
24Aから第1室23に返送される作動油の量と
は同一となり、ピストンロツド21の衝撃吸収後
における復帰位置を衝撃吸収前におけるダウン位
置に確実に一致せしめることが可能となつてい
る。
手動チルトアツプ時には、手動弁33が作動位
置に設定され、第7図Aに示すように第1開閉弁
32および第2開閉弁37が開かれる。したがつ
て、第1室23の作動油は、第1開閉弁32を経
て反主ピストン側第2室24Bに移送され、ピス
トンロツド21をシリンダ20に対して伸張せし
め、船外機10をチルトアツプ側にアツプさせる
ことが可能となる。ここで、シリンダ20から退
出するピストンロツド21の体積分に相当する作
動油は、ガス室35側から第2開閉弁37を介し
て反主ピストン側第2室24B内に補充される。
また、この過程で、ガス室35内の作動ガス圧力
が、第1室23および反主ピストン側第2室24
Bに作用することから、ピストンロツド21に
は、そのロツド断面積に相当するチルトアツプ方
向への補助力が付加され、手動チルトアツプ力が
軽減可能となる。
手動チルトダウン時にも、手動弁33が作動位
置に設定され、第7図Bに示すように、第1開閉
弁32および第2開閉弁37が開かれる。したが
つて、反主ピストン側第2室24B内の作動油が
第1開閉弁32を介して第1室23に移送され、
ピストンロツド21がシリンダ20に対して収縮
し、船外機10はダウン位置にまでダウン可能と
なる。ここで、シリンダ20内へ進入したピスト
ンロツド21の体積分に相当する作動油は、第2
開閉弁37を介してガス室35内に吸収され、ま
たこの過程で、ガス室35内の作動ガスは圧縮さ
れる。
なお、この実施例においては、ガス室35内に
分離ピストン36を配設したので、ガス室35内
の作動ガスが反主ピストン側第2室24Bもしく
は第1室23に移動することがない。したがつ
て、作動ガスが反主ピストン側第2室24Bに流
入することなく、船外機10を任意の中間的チル
ト位置に確実に安定保持することが可能となる。
また、第1室23内に作動ガスが流入することな
く、したがつて、船外機10の急減速時、後進航
走時に船外機本体がチルトアツプ側に浮き上がる
現象を確実に防止することが可能となる。
第8図は、本発明の変形例を示す回路図であ
る。この変形例が、前記実施例と異なる点は以下
の通りである。すなわち、第2主開閉弁37Aを
迂回する迂回路41を連絡路34とガス室35と
の間に設け、迂回路41に通常状態下で反主ピス
トン側第2室24Bからガス室35への作動油の
移送を完全に阻止する第2副開閉弁42を介装
し、この第2副開閉弁42を手動弁33に加える
操作によつて開弁可能としている。また、ガス室
35は分離ピストンを設けられず、常に作動ガス
を収容するに足る容積を与えている。
上記変形例においては、第2主開閉弁37Aお
よび第2副開閉弁42が本発明の第2開閉弁を構
成し、船外機10が中間的チルト位置に設定され
る場合には、第1開閉弁32、第2主開閉弁37
Aおよび第2副開閉弁42が完全に閉止状態を保
ち、その中間的チルト位置に船外機10を確実に
保持可能とする。また、上記中間的チルト位置へ
の設定状態下で、所定値以上の前進推力等が作用
すると、第1開閉弁32および第2主開閉弁37
Aが開弁し、反主ピストン側第2室24B内の作
動油を、第1室23およびガス室35内に移送
し、船外機10をダウン位置にダウン可能とす
る。また、船外機10を手動チルトアツプまたは
手動チルトダウンする場合には、手動弁33によ
つて第1開閉弁32および第2副開閉弁42を開
弁し、第1室23と反主ピストン側第2室24B
との間で作動油の流れを可能とし、船外機本体を
チルトアツプもしくはチルトダウン可能とし、か
つガス室35内に圧縮されるガス圧力の作用下で
上記チルトアツプ操作力を軽減可能とする。
なお、上記実施例および変形例においては、第
2室24にフリーピストン25を設ける場合につ
いて説明したが、このフリーピストン25は必ず
しも設ける必要がない。
以上のように、本発明に係る船舶推進機のチル
トロツク装置は、シリンダ内のピストンロツド収
容側の第1室とピストンロツド非収容側の第2室
とを連絡する連絡路に介装され、第2室内の作動
油が所定の圧力値以上にまで圧縮される時に開弁
し、第2室内の作動油を第1室に移送可能とする
とともに、手動操作によつて開弁し、第1室およ
び第2室内の作動油を相互に移送可能とする第1
開閉弁と第2室に連絡路を介して連通され、作動
油および作動油によつて圧縮可能とされる作動ガ
スを収容するガス室と、第2室とガス室とを連絡
する連絡路に介装され、第2室内の作動油が所定
の圧力値以上にまで圧縮される時に開弁し、第2
室内の作動油をガス室に移送可能とするととも
に、手動操作によつて開弁し、第2室およびガス
室内の作動油を相互に移送可能とする第2開閉弁
とを有するようにしたものである。したがつて手
動チルトアツプ時には、第2開閉弁の開弁によつ
てガス室内にある作動ガスの圧縮力をチルトアツ
プ側に付加し、手動チルトアツプ力を軽減するこ
とが可能となる。また、上記作動ガスはシリンダ
から分離されたガス室内に収容されていることか
ら、作動ガスが第1室および第2室のいずれにも
収容されることがなく、船外機本体は所定の中間
チルト位置に安定して保持され、また船外機本体
がそのダウン位置からアツプ側に浮き上がること
もなく、常に任意のチルト位置に確実に保持可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用されてなる船
外機を示す側面図、第2図は第1図の要部を拡大
して示す側面図、第3図、第4図、第5図、第6
図AおよびB、第7図AおよびBは同実施例に係
るチルトロツク装置の作動回路をそれぞれ異なる
作動状態において示す回路図、第8図は本発明の
変形例に係るチルトロツク装置を示す回路図であ
る。 11……船体、12……クランプブラケツト、
14……スイベルブラケツト、20……シリン
ダ、21……ピストンロツド、22……主ピスト
ン、23……第1室、24……第2室、26……
第1通路、27……第2通路、28……アブソー
バ弁、29……リリーフ弁、30,31,34…
…連絡路、32……第1開閉弁、33……手動
弁、35……ガス室、37……第2開閉弁、37
A……第2主開閉弁、42……第2副開閉弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 船舶推進機本体を船体に支持可能とするクラ
    ンプブラケツトもしくはスイベルブラケツトの一
    方に回動可能に支持され、作動油を収容するシリ
    ンダと、上記両ブラケツトの他方に回動可能に支
    持され、シリンダ内に伸縮可能に挿入されるピス
    トンロツドと、シリンダ内のピストンロツド端部
    に固定され、シリンダ内にピストンロツド収容側
    の第1室とピストンロツド非収容側の第2室とを
    画成するピストンと、ピストン内に並設され、第
    1室と第2室とを連絡する第1通路および第2通
    路と、第1通路に介装され、第1室内の作動油が
    所定の圧力値以上にまで圧縮される時にのみ開弁
    し、第1室内の作動油を第2室に移送可能とする
    アブソーバ弁と、第2通路に介装され、第2室内
    の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮される時
    にのみ開弁し、第2室内の作動油を第1室に移送
    可能とするリリーフ弁と、ピストンをバイパスし
    て第1室と第2室とを連絡する連絡路に介装さ
    れ、第2室内の作動油が所定の圧力値以上にまで
    圧縮される時に開弁し、第2室内の作動油を第1
    室に移送可能とするとともに、手動操作によつて
    開弁し、第1室および第2室内の作動油を相互に
    移送可能とする第1開閉弁と、第2室に連絡路を
    介して連通され、作動油および作動油によつて圧
    縮可能とされる作動ガスを収容するガス室と、第
    2室とガス室とを連絡する連絡路に介装され、第
    2室内の作動油が所定の圧力値以上にまで圧縮さ
    れる時に開弁し、第2室内の作動油をガス室に移
    送可能とするとともに、手動操作によつて開弁
    し、第2室およびガス室内の作動油を相互に移送
    可能とする第2開閉弁とを有する船舶推進機のチ
    ルトロツク装置。
JP57208524A 1982-11-30 1982-11-30 船舶推進機のチルトロツク装置 Granted JPS59100094A (ja)

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