JPH026664Y2 - - Google Patents
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- JPH026664Y2 JPH026664Y2 JP1982069694U JP6969482U JPH026664Y2 JP H026664 Y2 JPH026664 Y2 JP H026664Y2 JP 1982069694 U JP1982069694 U JP 1982069694U JP 6969482 U JP6969482 U JP 6969482U JP H026664 Y2 JPH026664 Y2 JP H026664Y2
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧電振動子の特に励振電極と接続電
極との間に接続される引出電極の改善に関する。
極との間に接続される引出電極の改善に関する。
圧電振動子の代表例として水晶振動子が周知で
あり、この水晶振動子は近年小形化の要求に応え
るため、例えば第１図ａの斜視図、同図ｂの表面
図及び同図ｃの裏面図に示すように矩形状小形水
晶振動子が知られている。この水晶振動子１００
は、ATカツト水晶振動板１０１を矩形にし、そ
の長手方向の両周辺主面をベベル又はコンベツク
ス加工し、両主面中央の平担部分に厚みすべり振
動すべき励振電極１０２，１０３と、振動子長手
方向に向かつて引出電極１０４，１０５と、接続
電極１０６，１０７とを配置している。ここで、
接続電極１０６，１０７は、端子１０８，１０９
と半田付けにより電気的兼機械的に接続され、そ
の半田付けの際、溶融した半田が引出電極１０
４，１０５を通して励振電極１０２，１０３に流
入するのを防止するため、その引出電極１０４，
１０５の幅ｗをできる限り狭くし、かつその長さ
ｌをできる限り長くしなければならず、本例では
その引出電極１０４，１０５を斜めに形成してい
る。
あり、この水晶振動子は近年小形化の要求に応え
るため、例えば第１図ａの斜視図、同図ｂの表面
図及び同図ｃの裏面図に示すように矩形状小形水
晶振動子が知られている。この水晶振動子１００
は、ATカツト水晶振動板１０１を矩形にし、そ
の長手方向の両周辺主面をベベル又はコンベツク
ス加工し、両主面中央の平担部分に厚みすべり振
動すべき励振電極１０２，１０３と、振動子長手
方向に向かつて引出電極１０４，１０５と、接続
電極１０６，１０７とを配置している。ここで、
接続電極１０６，１０７は、端子１０８，１０９
と半田付けにより電気的兼機械的に接続され、そ
の半田付けの際、溶融した半田が引出電極１０
４，１０５を通して励振電極１０２，１０３に流
入するのを防止するため、その引出電極１０４，
１０５の幅ｗをできる限り狭くし、かつその長さ
ｌをできる限り長くしなければならず、本例では
その引出電極１０４，１０５を斜めに形成してい
る。
しかしながら、引出電極１０４，１０５を斜め
に形成しても、その長さｌを長くすることは前述
した小形化の要求を満たさないことになり、ま
た、その幅ｗを狭くすることは、半田付けの境界
面が位置する引出電極１０４，１０５において亀
裂を発生しがちであり、導通不良を起こしてしま
う。
に形成しても、その長さｌを長くすることは前述
した小形化の要求を満たさないことになり、ま
た、その幅ｗを狭くすることは、半田付けの境界
面が位置する引出電極１０４，１０５において亀
裂を発生しがちであり、導通不良を起こしてしま
う。
本考案の目的は、以上の欠点を除去して、引出
電極の長さを短かして小形化を図り、かつその幅
を広しても半田流入をを防止した圧電振動子を提
供することであり、そのような目的を達成させる
ため、本考案は、励振電極と接続電極との間の相
互接続手段である引出電極を２本接続し、接続電
極で端子と一体的に固着している。
電極の長さを短かして小形化を図り、かつその幅
を広しても半田流入をを防止した圧電振動子を提
供することであり、そのような目的を達成させる
ため、本考案は、励振電極と接続電極との間の相
互接続手段である引出電極を２本接続し、接続電
極で端子と一体的に固着している。
第２図は本考案の一実施例である厚みすべり水
晶振動子２００を示し、同図ａは斜視図、同図ｂ
は表面図及び同図ｃは裏面図である。本例の水晶
振動子２００は、水晶振動板２０１、励振電極２
０２，２０３及び端子２０９，２１０についてそ
れぞれ第１図に示した水晶振動板１０１、励振電
極１０２，１０３及び端子１０８，１０９と同一
であり、引出電極２０４，２０５，２０６，２０
７と接続電極２０８，２０９について相違してい
る。先ず、引出電極２０４〜２０７は、励振電極
２０２，２０３と接続電極２０８，２０９との間
でそれぞれ２本振動子長手方向に延在し、接続し
ており、その引出電極２０４〜２０７を接続電極
２０８，２０９から見て漸次拡がるように配置し
ている。そして、この接続電極２０８，２０９に
端子２１０，２１１をそれぞれ半田付けした場
合、溶融した半田が引出電極２０４と２０５及び
２０６と２０７にそれぞれ分路されて流入するか
ら、その半田付けの境界面が接続電極２０８，２
０９近傍の引出電極２０４〜２０７上に抑制する
ことができる。その結果、引出電極２０４〜２０
７の幅ｗを従来以上に広くしても、半田の流入を
防止することができ、同時に、その幅の拡大によ
り半田付け境界面での亀裂も防止することができ
る。また、引出電極２０４〜２０７の長さｌを短
かくしても前記効果を奏することから、小形化を
図ることができる。
晶振動子２００を示し、同図ａは斜視図、同図ｂ
は表面図及び同図ｃは裏面図である。本例の水晶
振動子２００は、水晶振動板２０１、励振電極２
０２，２０３及び端子２０９，２１０についてそ
れぞれ第１図に示した水晶振動板１０１、励振電
極１０２，１０３及び端子１０８，１０９と同一
であり、引出電極２０４，２０５，２０６，２０
７と接続電極２０８，２０９について相違してい
る。先ず、引出電極２０４〜２０７は、励振電極
２０２，２０３と接続電極２０８，２０９との間
でそれぞれ２本振動子長手方向に延在し、接続し
ており、その引出電極２０４〜２０７を接続電極
２０８，２０９から見て漸次拡がるように配置し
ている。そして、この接続電極２０８，２０９に
端子２１０，２１１をそれぞれ半田付けした場
合、溶融した半田が引出電極２０４と２０５及び
２０６と２０７にそれぞれ分路されて流入するか
ら、その半田付けの境界面が接続電極２０８，２
０９近傍の引出電極２０４〜２０７上に抑制する
ことができる。その結果、引出電極２０４〜２０
７の幅ｗを従来以上に広くしても、半田の流入を
防止することができ、同時に、その幅の拡大によ
り半田付け境界面での亀裂も防止することができ
る。また、引出電極２０４〜２０７の長さｌを短
かくしても前記効果を奏することから、小形化を
図ることができる。
これらの励振電極２０２，２０３と引出電極２
０４〜２０７と接続電極２０８，２０９は、金、
銀などを真空蒸着させて形成し、そして、特に引
出電極２０４〜２０７と接続電極２０８，２０９
は半田付けの引張り強度を高めるために、下層に
クロム、ニツケル又はその合金などを蒸着してお
く。なお、２本の引出電極２０４と２０５及び引
出電極２０６と２０７により島状の非電極区域２
１２及び２１３が存在するために、一見したとこ
ろ蒸着マスキングが困難のように思われるが、第
２図ｄ，ｅに示すように蒸着マスク３００に励振
電極用開口部３０１と一部連結部付き引出電極用
開口部３０２，３０３と接続電極用開口部３０４
とを形成し、ベベル又はコンベツクス加工面によ
る間隙を利用して、回転させながら真空蒸着する
ことにより、一部連結部３０５，３０６の真下に
も蒸着することができる。また、ベベル等の間隙
を利用しない場合には、第３図ａ，ｂに示すよう
にスリツト２１４を設けた接続電極２１５，２１
６にすれば、通常の蒸着マスクを使用して真空蒸
着することができる。また、フオトマスキングを
使用すれば、前述したようなスリツトを設けずに
接続電極を形成することができる。
０４〜２０７と接続電極２０８，２０９は、金、
銀などを真空蒸着させて形成し、そして、特に引
出電極２０４〜２０７と接続電極２０８，２０９
は半田付けの引張り強度を高めるために、下層に
クロム、ニツケル又はその合金などを蒸着してお
く。なお、２本の引出電極２０４と２０５及び引
出電極２０６と２０７により島状の非電極区域２
１２及び２１３が存在するために、一見したとこ
ろ蒸着マスキングが困難のように思われるが、第
２図ｄ，ｅに示すように蒸着マスク３００に励振
電極用開口部３０１と一部連結部付き引出電極用
開口部３０２，３０３と接続電極用開口部３０４
とを形成し、ベベル又はコンベツクス加工面によ
る間隙を利用して、回転させながら真空蒸着する
ことにより、一部連結部３０５，３０６の真下に
も蒸着することができる。また、ベベル等の間隙
を利用しない場合には、第３図ａ，ｂに示すよう
にスリツト２１４を設けた接続電極２１５，２１
６にすれば、通常の蒸着マスクを使用して真空蒸
着することができる。また、フオトマスキングを
使用すれば、前述したようなスリツトを設けずに
接続電極を形成することができる。
以上の実施例において圧電体として水晶を挙げ
たが、この他にニオブ酸リチウム、タンタル酸リ
チウム又はチタン酸ジルコン酸鉛のような圧電セ
ラミツクであつてもよい。
たが、この他にニオブ酸リチウム、タンタル酸リ
チウム又はチタン酸ジルコン酸鉛のような圧電セ
ラミツクであつてもよい。
第１図は従来の矩形水晶振動子を示し、同図ａ
は斜視図、同図ｂは表面図及び同図ｃは裏面図で
ある。第２図は本考案による矩形水晶振動子の一
実施例を示し、同図ａは斜視図、同図ｂは表面
図、同図ｃは裏面図、同図ｄは蒸着マスクを示す
表面図及び同図ｅはマスキング後の蒸着マスクと
水晶振動子を示す断面図である。第３図は本考案
による矩形水晶振動子の他の一実施例を示し、同
図ａは水晶振動板の表面図及び同図ｂは端子に接
続した水晶振動子の表面図である。 ２０２，２０３……励振電極、２０４，２０
５，２０６，２０７……引出電極、２０８，２０
９，２１６，２１７，４１６，４１７……接続電
極、２１０，２１１……端子。
は斜視図、同図ｂは表面図及び同図ｃは裏面図で
ある。第２図は本考案による矩形水晶振動子の一
実施例を示し、同図ａは斜視図、同図ｂは表面
図、同図ｃは裏面図、同図ｄは蒸着マスクを示す
表面図及び同図ｅはマスキング後の蒸着マスクと
水晶振動子を示す断面図である。第３図は本考案
による矩形水晶振動子の他の一実施例を示し、同
図ａは水晶振動板の表面図及び同図ｂは端子に接
続した水晶振動子の表面図である。 ２０２，２０３……励振電極、２０４，２０
５，２０６，２０７……引出電極、２０８，２０
９，２１６，２１７，４１６，４１７……接続電
極、２１０，２１１……端子。
Claims (1)
- 矩形圧電振動板を励振させる１対の励振電極
と、端子に電気的兼機械的に接続する接続電極と
を前記圧電振動板上に配置し、かつ該励振電極の
２個所からそれぞれ引出電極を該矩形圧電振動板
の長手方向に向かつて配置し、前記２本の引出電
極が該圧電振動板の幅の中心にある接続電極で端
子と一体的に固着接続されていることを特徴とす
る圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6969482U JPS58172220U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6969482U JPS58172220U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 圧電振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58172220U JPS58172220U (ja) | 1983-11-17 |
| JPH026664Y2 true JPH026664Y2 (ja) | 1990-02-19 |
Family
ID=30079405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6969482U Granted JPS58172220U (ja) | 1982-05-12 | 1982-05-12 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58172220U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59195830U (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-26 | 東光株式会社 | 圧電振動子 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54137995A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Piezoelectric resonator |
| JPS5736018B2 (ja) * | 1979-10-01 | 1982-08-02 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6244581Y2 (ja) * | 1980-02-27 | 1987-11-26 | ||
| JPS6338578Y2 (ja) * | 1980-08-11 | 1988-10-12 |
-
1982
- 1982-05-12 JP JP6969482U patent/JPS58172220U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54137995A (en) * | 1978-04-18 | 1979-10-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Piezoelectric resonator |
| JPS5736018B2 (ja) * | 1979-10-01 | 1982-08-02 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58172220U (ja) | 1983-11-17 |
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