JPH0265132A - ドライエッチング方法 - Google Patents

ドライエッチング方法

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JPH0265132A
JPH0265132A JP21605088A JP21605088A JPH0265132A JP H0265132 A JPH0265132 A JP H0265132A JP 21605088 A JP21605088 A JP 21605088A JP 21605088 A JP21605088 A JP 21605088A JP H0265132 A JPH0265132 A JP H0265132A
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JP
Japan
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gas
etching
silicon
aspect ratio
high aspect
Prior art date
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Pending
Application number
JP21605088A
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English (en)
Inventor
Shingo Kadomura
新吾 門村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ドライエツチング法に関する。本発明のドラ
イエツチング法は、例えば、LSI等の半導体装置の製
造プロセスにおいて、微細な溝を形成するため等に使用
することができる。
〔発明の概要〕
本発明のドライエツチング法は、シリコン系物質をハロ
ゲン系ガスでエツチングする場合に、ハロゲン系ガスに
希ガスを添加しておくことによって、アスペクト比の大
きい微細な溝を形成する場合にも、その溝を形状制御性
良く形成できるようにしたものである。
〔従来の技術〕
シリコン系物質のエツチング技術は、例えば半導体装置
製造の分野において、重要な技術として用いられている
。例えば、シリコン基板にアスペクト比の高い(即ち開
口に比して深さの大きい)深い溝または穴を形成する、
いわゆるシリコントレンチエツチング技術は、4メガ以
降のダイナミックラム(D−RAM)のトレンチキャパ
シター形成用であるとか、また高速バイポーラのトレン
チアイソレーション形成用等に応用され、今後のLSI
プロセス上必要不可欠な技術となっている。
このようなシリコントレンチエツチングは、本質的に、
アスペクト比の高い溝を形成できるものでなくてはなら
ない、このシリコントレンチェッチング法として、種々
のガスを組み合わせて反応ガスとした例が多数提案され
、報告、実用化されるに至ってはいるが、上記のように
高アスペクト比の溝形成が可能でなければならず、よっ
てその形成制御には、溝における側壁保護膜の形成が不
可欠であり、このためエツチング形状の再現性を確保す
るのは容易ではない。特にこの再現性を、生産レベルま
で含めて確保するのは、容易には達成し得ないのである
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来技術にあっては、特に、以下に述べる「トレンチン
グ」の問題が大きい。即ち、従来技術によって高アスペ
クト比の溝等を形成する場合、第3図に示すように、基
板aに形成される溝すの底部に、切れ込み形状、いわゆ
るトレンチングC等が発生することがある。これは側壁
保護膜の形成に副次して起こるものであり、基板への入
射イオンエネルギーの僅かな違いで生じてしまう。よっ
てこれを防いで、常に良好なエツチング形状の得られる
シリコントレンチエツチング技術が切望されている。(
第3図中dはマスクである)。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、高アスペク
ト比の微細な溝や穴を、上記トレンチング等を生じさせ
ることなく、形状制御性良く形成できるドライエツチン
グ法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のドライエツチング法は、シリコン系物質をハロ
ゲン系ガスでエツチングするドライエツチング法におい
て、前記ハロゲン系ガスに希ガスを添加しておくことを
特徴とするものである。
本発明を用いると、シリコン系物質、例えば単結晶シリ
コン等をトレンチエツチングする場合に、底部にトレン
チングが生ずることを抑制でき、よって良好なトレンチ
(溝)形状を安定して得ることができる。
本発明において、ハロゲン系ガスとしては、例えば塩素
系ガスやフッ素系ガスを用いることができる。好ましく
は、塩素系ガスを用いる。塩素系ガスとして例えば塩素
ガス(C1g)や、四塩化シリコンガス(SiCl 4
.)などを用いることができ、その他エツチングに用い
るガスを単独で、あるいは混合して任意に用いることが
できる。
本発明において、希ガスとは、元素周期表第0族のガス
であり、好ましくはl”Je、 Ar、 pCr。
Xeなどである。希ガスの中でも、原子it(質量数)
の大きいもののほうが好ましい。よってArKr、Xe
が好ましく、更に好ましくはKr。
Xeを用いることである。
本発明は、シリコン系物質に溝を形成するトレンチエツ
チング、特に高アスペクト比の溝を形成するトレンチエ
ツチングに好適に用いることができるが、これに限られ
ず、各種のエツチング技術に汎用できる。
本発明においてシリコン系物質とは、代表的には単結晶
シリコンや、多結晶シリコン等のシリコンであるが、そ
の他シリコンを主成分とするもの、乃至はシリコンの化
合物、またはこれらを含むものなどであってよく、エツ
チングにより加工する物質について、広く用いることが
できる。
〔作用〕
本発明におけるエツチングメカニズムは必ずしも明らか
でなく、よって本発明の作用も必ずしも明らかでない。
しかし、ハロゲン系ガスに希ガスが添加されたことによ
って、トレンチングを発生させる原因と思われる溝底部
の堆積物が、ガス中の希ガスのスパッタ効果によりスパ
ッタ除去されて、それにより形状の良好な溝が得られる
ものと推定される。
即ち、従来より問題になっているトレンチエツチング時
のトレンチングは、以下に示すようなメカニズムによっ
て生じていると思われる。
第4図(a)に黙示するように、エツチングの進行した
溝(トレンチ)bの底部には、側壁保護に寄与する反応
生成物が不均一に堆積する。堆積物を符号eで示す。こ
の際の反応生成物が堆積して成る堆積物eは、上からふ
りつもる形となるため、どうしても周辺が薄<、中心付
近が厚くなってしまう。このような堆積物eがマスクに
なってエツチングが進行するため、第4図(b)に示す
ように底部周辺部のみ深くエツチングされたトレンチン
グCを生じてしまう。
これに対し、本発明では、例えばXe、Kr等の希ガス
がエツチングガス中に添加されており、希ガスであるか
らエツチングガスによる反応への影響は無(、かつこの
希ガスにより底部に堆積した反応生成物をスパッタ除去
でき、トレンチングの発生を抑止できる。かかるスパッ
タ効果については、原子量の大きなXeやKrがその効
果が大きいと考えられる。
上述の如(トレンチングCは、底部堆積物eがマスク効
果をもつことによって生ずると考えられるが、本発明で
は、希ガスのスパッタ効果によりこれを除去し、これに
よってトレンチングCの発生が防止されると考えられる
のである。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例について説明する。
この実施例では、単結晶シリコンに高アスペクト比の微
細な溝を形成するのに、本発明を適用した。
エツチングガスとしては、C1z/N、系ガス、つまり
塩素ガスに窒素ガスを混合したものに、更にXe(キセ
ノン)を加えた混合ガスを用いた。
具体的には、CIZ/N2系ガス:Xe=1:1(流量
比)のガスを用いた場合、またC l z/ N z/
Xe=40/10/10 (流量比)のガスを用いた場
合で実施した。エツチング条件は、入射イオンエネルギ
ーの小さい条件(Vdc=−300ボルト以下)とした
従来、シリコン系物質のエツチングにおいて、例えばエ
ツチングガスにCl z/ N z系を用いると、St
をエツチングすることにより生ずる反応生成物である5
iC6xとN2との反応により、SixNyが生じ、こ
れが側壁保護膜となるが、上記のように入射イオンエネ
ルギーの小さい条件では、第4図を用いて前記説明した
原理によって、トレンチングが生じ易い。入射イオンエ
ネルギーが小さい程、マスクとして寄与する度合が大き
いので、トレンチングを生じ易い方向で影響するからで
ある。しかしトレンチングを発生させないように入射イ
オンエネルギーを大きくすると、他の不必要な物質のス
パッタが生じたり、またダメージが大きくなったりして
、不利である。
これに対し本実施例では、CIZ/Nz系ガスにXeを
加えてエツチングガスとしたので、Xeによるスパッタ
効果で、上記低エネルギー条件であっても、即ち自己バ
イアス電圧Vdcを高くしなくても、底部トレンチング
を抑えられる。
同様の効果はその他ハロゲン系ガス系、例えばS iC
l 47 N z等に希ガスを添加した系でも得られる
。また希ガスとして、Xsに代えてArを用いることも
できる。Arは原子量が小さいので、ややVdcを大き
くする方向で用いると効果的である。
具体的に、C1z/Nz/Xe=40/10/1105
CCのエツチングガスを用い、10mmT o r r
、Vdc=−250ボルトの条件で実施して得たエツチ
ング形状を、第1図に示す。第1図は、実際に得られた
溝構造の写真から起こした図面であり、単結晶シリコン
基板1中に、形状の良い矩形の溝2が形成されている。
これに対し、比較例として、C1z/Nz=40/IO
3CCMのエツチングガスを用い、同じくl QmTo
 r r、Vd c=−250ボルトの条件でシリコン
基板1′をトレンチエツチングして得た溝2°の構造を
、第2図に示す。第2図も同じく実際の写真から起こし
た図であるが、図のとおり、はっきりしたトレンチング
3が生じていた。
本実施例は、上述のように、単結晶シリコンに、アスペ
クト比の高い深い溝や穴を形成するいわゆるトレンチエ
ツチング工程において、エツチングガスに希ガス、特に
本例では原子量の大きなXe(Krでも同様)を添加し
てなるガスを用いたので、形状の良い溝が得られるとい
う本発明の効果が、ダメージを生じさせるおそれがある
高イオンエネルギー条件を用いる必要なく、有効に発揮
されている。
エツチングガスとしては、上記例ではC1□にN2とX
eまたはKrを添加してなるガスを用いたが、エツチン
グガスとして、5iC1zにN2とXe、またはKrを
添加してなるガスを用いた場合についても実施したとこ
ろ、同様な効果が得られた。
発生の説明図である。
1・・・シリコン基板(シリコン系物質)、2・・・溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、シリコン系物質をハロゲン系ガスでエッチングする
    ドライエッチング法において、前記ハロゲン系ガスに希
    ガスを添加しておくことを特徴とするドライエッチング
    法。
JP21605088A 1988-08-30 1988-08-30 ドライエッチング方法 Pending JPH0265132A (ja)

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