JPH026451A - アジポニトリルの製造方法 - Google Patents

アジポニトリルの製造方法

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JPH026451A
JPH026451A JP1074114A JP7411489A JPH026451A JP H026451 A JPH026451 A JP H026451A JP 1074114 A JP1074114 A JP 1074114A JP 7411489 A JP7411489 A JP 7411489A JP H026451 A JPH026451 A JP H026451A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成の反応速度論を基礎にして特別に選択し
た2種の触媒の組合わせを利用することよりなる改良を
特徴とする、ゼロ価ニッケルにより触媒されたペンテン
ニトリル(PN)(7)接触ヒドロシアノ化によるアジ
ポニトリル(A D H)の改良された製造方法に関す
るものである。
本発明は要約すれば、ゼロ価ニッケルで触媒されるペン
テンニトリルの接触ヒドロシアノ化によるアジポニトリ
ルの製造方法が、合成の反応速度論に従って選択した促
進剤の共働的な組合わせの使用により改良されるという
ことである。
触媒促進剤の有無に拘わらず、ゼロ価のニッケル触媒を
利用するモノニトリルオレフィン、たとえばPN  よ
りのジニトリル、たとえばADHの製造は当業界で広く
実用に供されている。ADNがへキサメチレンジアミン
の製造に使用される中間体であり、このヘキサメチレン
ジアミンがさらに、繊維、フィルムおよび成形品の形成
に有用な商業的ポリアミドであるポリヘキサメチレンア
ジパミドの製造に使用されるので、PN  よりのAD
Hの製造は特に興味がある。
1951年lO月 16日イ寸でボール・アーサー・ジ
ュニア(Paul Arthur、 Jr、)らに与え
られた米国特許第2,571.099号は第3アリール
ホスフインまたはアルシンを添加する、または添加しな
いニッケルカルボニルの使用を開示している。この方法
は、非共役オレフィン性出発物質に適用する場合には、
比較的高い百分比の望ましくない重合体生成物を製造し
、全ての場合に比較的低い収率を与える。
1970年2月 17日付でドリンカード(W、 C。
Drinkard)らに与えられた米国特許第3.49
6,215号は・、亜リン酸トリアリール配位子を利用
してカルボニル配位子を除外し、これにより重合体形成
を劇的に減少させ、所望のニトリル生成物の収量を一般
的に増加させる、ニッケル触媒ヒドロンアノ化における
改良を開示している。
ヒドロシアノ化反応に促進剤を使用するという示唆は、
1970年2月 17日付でドリンカードらに与えられ
た米国特許第3,496.217号に見られる。この特
許は、多数の金属カチオン化合物より選択した促進剤を
触媒促進剤としての種々のアニオンとともに使用する、
ヒドロシアノ化における改良を開示している。より実際
的には、この特許は促進剤として亜鉛、カドミウム、ベ
リリウム、アルミニウム、ガリウム、インジウム、銀、
チタニウム、ジルコニウム、ハフニウム、ゲルマニウム
、スズ、バナジウム、ニオビウム、スカンジウム、クロ
ミウム、モリブデン、タングステン、マンガン、レニウ
ム、パラジウム、トリウム、エルビウム、鉄およびコバ
ルトのカチオン、またはこれらの混合物を開示している
。好ましいアニオンはハロゲン化物イオン、すなわち7
ツ化物、塩化物、臭化物およびヨウ化物イオン;2ない
し7個の炭素原子を有する低級脂肪酸のアニオン;HP
 03−2、H2PO2二cF、COO−0SO□C7
F+5−およびs o 、−”等である。公知の有機金
属化合物、(C2H5)3A 122c Q3およびC
2Hs A Q CQ 2も促進剤として開示されてい
る。
1970年2月 17日付でドリンカードに与えられた
米国特許第3,496.218号は、トリフェニルホウ
素およびアルカリ金属ホウ水素化物を含む種々のホウ素
含有化合物により促進されたニッケルヒドロシアノ化を
開示している。
1975年12月9日イ寸でキング(C,M、 Kin
g)らに与えられた米国特許第3,925.445号は
、金属ハロゲン化物および育機ホウ素化合物により促進
された0価ニッケルヒドロシアノ化触媒を開示している
1974年12月3日付でキングに与えられた米国特許
第3,852,325号は、ブタジェンのヒドロシアノ
化中による3−ペンテンニトリル(3PN)の製造の際
に、種々の量のシス−およびトランス−2−ペンテンニ
トリル(C−2PN  およびT−2PN)も得られる
こと、または、これらの2−ペンテンニトリルが3PN
  および4−ペンテンニトリルぐ4PN)のアジポニ
トリル(ADH)へのヒドロシアノ化における触媒効率
にとって好ましくないと考えられることを示唆している
。この特許権者はまた、T−2PN の沸点が他のペン
テンニトリル、たとえば3PN  または4PN のそ
れに近すぎるために、たとえば分別蒸留によってはペン
テンニトリルの混合物から T−2PN  を十分に除
去し得ないことを示唆している。T−2PN  をより
揮発性で、したがって分別蒸留により反応混合物から除
去し得る C−2PN に異性化することが議論されて
いる。
1986年6月58付の米国特許出願第870.895
号明細書は、ゼロ価ニッケル触媒および一般式%式% 式中、 RI  R2およびR3は同一であてっも異なっていて
もよく、6ないし16個の炭素原子を有するアルキルお
よび置換アリール基よりなるグループから選択したもの
である を有するトリオルガノスズ触媒促進剤の存在下における
不飽和ニトリル、たとえばPN  よりのジニトリル、
たとえばADHの製造方法を開示している。置換された
アルキルおよびアリール基中の置換基の1種まj;は2
種以上は、フッ素または1ないし8個の炭素原子を有す
るアルコキシ基、工ないし6個の炭素原子を有するアル
キルを持つトリアルキルシリル基、1ないし20個の炭
素原子を有するシアノ7′ルキル基、およびスルホナト
より選択することができる、アニオンXは非親核性イオ
ンであり、その共役酸は約4以下のpK、を有する。
本発明は、ゼロ価のニッケル触媒および触媒促進剤の存
在下におけるペンテンニトリルに対するシアン化水素の
付加によるアジポニトリルの製造方法において、この方
法を2種のルイス酸促進剤、LAAと L A aとの
組合わせの存在下に実施し、第1のルイス酸促進剤L 
A Aの存在下にオケル3−ペンテンニトリルの4−ペ
ンテンニトリルへの異性化の速度定数に、が第2のルイ
ス酸促進剤L A aの存在下における kl よりも
大きく、LABの存在下における4−ペンテンニトリル
のアジポニトリルへのヒドロシアノ化の速度定数に2が
LAAの存在下における k2よりも大きいことよりな
る改良である。
当該技術で公知の、本件明細書に記載した多様なルイス
酸促進剤が本発明に従って選択すれば有用であるが、好
ましい促進剤の組合わせには、LABがPh5SnO3
S CF 、、P hxsnP h3B CNおよびR
AQCQ、より選択したものである場合には L A 
Aがトリフェニルホウ素(B P hs)であり、LA
DがPh、SnO,5CF3またはRA QCQ、の1
種である場合にはLAAがZnCQ、であるものが含ま
れる(ここでRは1ないし15個の炭素原子を有するア
ルキル基である)。
本発明記載の促進剤の組合わせを用いることにより触媒
活性が増加して、系に供給する促進剤および/または促
進剤の総量を減少させ、収量損失および触媒被毒の周知
の原因である望ましくない2PHの収量を最小限に留め
ることになる。
さらに、望ましくない2PN の収率が減少するので、
転化率を劇的に増加させ、回収工程を減少させることが
できる。活性がより大きいためにHCN の定常状態濃
度をより低く保つことができ、その結果、触媒の分解が
減少し、したがって、工程流中の固体量も減少する。
ゼロ価のニッケルにより触媒された PN のADHへ
のヒドロシアノ化において、合成は以下のように進行す
る: (1)         kl CH,−CH=CH−CH2−CN−−−→CH2=C
H−CH2〜CH2−CN3−ペンテンニトリル   
4−ペンテンニトリル(3PN)          
(4PN)(ここで k、は反応(1)の速度定数であ
る)(2)             kzCH□=C
H−CH2−CH2−CN + HCN −−一→PN NC−CHz−CHz−CJ−CHz−CNDN (ここでに2は反応(2)の速度定数である)本発明に
より、ある種の促進剤、たとえばBPh3は反応(1)
の異性化の促進に、より良好であるが、一方、他の促進
剤、たとえばPh、SnO,SCF 3は反応(2)の
ヒドロシアノ化の促進に比較的活性であることが見いだ
された。
この種の促進剤の選択した組合わせは、反応(2)のよ
り活性なヒドロシアノ化促進剤が単一の促進剤系におい
て、または不正確に選択した促進剤の組合わせを含有す
る系において通常遭遇するであろうよりも高い定常状態
の4PN 濃度に導く。
したがって、本発明記載の促進剤の組合わせは、全体と
しての合成速度を共働的に増加させる。
3PN  より4PN への反応(1)の異性化速度は
速度式 %式%] により定義され、一方、4PN  より ADN への
ヒドロシアノ化反応(2)の速度は速度式%式% (これらの速度式において、 LA はルイス酸促進剤であり、 L は中性配位子である) により定義される。
2種の異なるルイス酸を LAAおよびLA。
とすると、ルイス酸の効果的な組合わせは:に+ (L
AA)>  kl (LAB)かつ、 k2(LA++)>  kz (LAA)である場合に
速度共働効果を示す。
ゼロ価ニッケル触媒の3PN 溶液をルイス酸促進剤の
3PN 溶液と接触させ、得られる溶液を不活性雰囲気
中で約O′Cないし約75°Cの温度に加熱し、この加
熱溶液に HCN  を注入してヒドロシアノ化を開始
させ、得られる溶液を一定の時間間隔で少量ずつ取り出
し、この試料の成分濃度を分析することにより、選択し
たルイス酸に関する速度定数に+およびに2を測定する
ことができる。試料中の各成分、特に4PN およびA
DN の濃度対時間曲線が分析結果として得られる。
相互作用的(1nteractive) G E A 
R積算計算機プログラム(GIT)を用いる速度論的モ
デル化により、濃度対時間データを基準にした所望の速
度定数の抽出が可能になる(ワイガート(F、 J。
Weigert) 、化学における計算機(Compu
ters inChemistry) 、 11巻、2
73ページ、 1987を参照、GIT は量子化学プ
ログラム交換、QCPE。
インデイアナ大学化学部、インデイアナ州ブルーミント
ン(Bloomington)を通じて入手可能であ6
、QCPE #552(VAX版)、QCMP #02
2 (P C版);文献QCPE  ビュレチン6巻、
4号、136および141ページ)。以下の化学方程式
を速度論的モデル化法に使用する:NiL、+ llC
N+ LA     ぐ: −>  HN+(CN、L
A)Lz+ 2L3PN十HNi(C,N、LA)L2
 <===−1> 4PN+ HNi(CN、LA)L
23PN+ HNi(CN、LA)L 2 < −−二
>  2PN+ HNi(CN、LA)L 24PN+
 HNi(CN、LA)Lx  〜−−−→ADN+ 
N1L2+ LAJPN+HNi(CN、LA)L2−
−−一→MGN+ N1Lz+ LAN1L2+21 
    −−一〜−NiL。
式中、 N1L4はニッケル触媒であり、 HN i(CN、L A)L 2は可能な触媒中間体で
あり、 L は中性配位子であり、 3PN14PN  8よび2PN  は3−14−8よ
び2−ペンテンニトリルであり、 ADHはアジポニトリルであり、 MGN  はメチルゲルタロニトリルであるこのモデル
は実験データと満足すべき一致を示すが、モデル中に、
特に後半のデータ点に触媒分解経路を包含させると、結
果として適合が改良される。
ヒドロシアノ化に使用する触媒は、工程内で形成され得
る、または製造され得る一酸化炭素を含有しないゼロ価
ニッケル(N 1(0))化合物であり、配位子、たと
えばアルキルまたはアリール基(いずれの基も 18以
内の炭素原子を含有することができる)、ホスフィン、
アルシン、スチビン、亜リン酸エステル、亜ヒ酸エステ
ル、亜アンチモン酸エステルおよびこれらの混合物を含
有するニッケル化合物を含む。
これらの N 1(0)の特に好ましい基は式式中、 Ll、L2L3およびL4は同一であっても異なってい
てもよく、弐P(XYZ)(ここで、 XおよびYはRおよびORよりなる 種類から選択したものであり、 Z は式ORを有し、 この3種の Rは同一であっても異なっていてもよく、
アリールを含めて18個以内の炭素原子を含有するアル
キルおよびアリール基よりなる種類から選択したもので
ある)を有する中性の配位子である の構造を有する。
上記のゼロ価ニッケル触媒中の特に好ましいグループは
、1975年9月2日付の米国特許第3.903,12
0号に見いだされるようなものであり、これは−役人 式中、 L は中性配位子、たとえばArが18個以内の炭素原
子を有するアリール基である弐P (OA r) sの
亜リン酸トリアリールであるにより記述することができ
る。アリール基の例示はメトキシフェニル、トリル、キ
シリルおよびフェニルである。メタ−およびパラ−トリ
ルならびにこれらの混合物が好ましいアリール基である
。過剰の配位子を使用することができる。
本発明の実施に有用な促進剤は、当業界で公知の多様な
促進剤から本発明記載の組合わせで選択することができ
る。特に有用なものは、米国特許第3,496.217
号、米国特許第3,496.218号、米国特許第3.
925.445号および1986年6月5日付の米国特
許出頭第870.895号に記載されているようなもの
である。これらの促進剤のうち、本発明に従って選択し
た組合わせの BPh、、Z nCQ2、Ph、5n0
3SCF、、P hx S nP hi B CNおよ
びC1□H25AI2CQ2が高度に有効である。
特に好ましいものは、BPh、とPh、SnO、S C
F 3、Ph、5nPh、B CNおよびCIxHgs
A 12C(lxの1種との組合わせである。
実施例 A 速度定数の測定 テトラキス−(亜リン酸トリーパラートリル)−ニッケ
ル(0) (0,625g ; 0.426 ミリモル
)と亜リン酸トリーパラートリル(1,00mQ ; 
1.15 g ; 3.26 ミリモル)とを3−ペン
タンニトリル(3−PN)  (49m12)に溶解さ
せて、ニッケル触媒混合物を調製しtこ 。
試験した各LA 促進剤(表1に示した)について、促
進剤の0.41 M溶液とするのに十分な量の促進剤を
4.6 mQの3−PN に溶解させて促進剤混合物を
調製した。
上記のニッケル触媒溶液の一部、4.0 mQを0.0
30 mQの促進剤溶液で旭理し、窒素下で5 mQの
カラスびんに入れ、隔膜キャップ(septum ca
p)で封し、サーモカップル付き油浴中で52°Cに加
熱した。温度平衡に達したのち、隔膜を通して液体HC
N (0,025m(2)を注入した。この反応混合物
の一部(0−015+++2)を一定の時間間隔で注射
器で取り出し、空気飽和アセトン(1,5mm)で希釈
することにより冷却した。これらの試料を毛細管ガスク
ロマトグラフィー分析(25m カーポワックス)にか
けると、ヒドロシアノ化生成物、特に4PN およびA
DN の濃度対時間曲線が得られた。
これらのデータを相互作用的GEARプログラム(G 
I T)に入力して、表1中のルイス酸について示した
 klおよび k2の値を得た。
表  1 ルイス・酸 k +     k x (LA) (リットル1モル−秒) 0.010 0゜036 0.0037 0.035 0.0022 0.15 0.0007 0.023 0.0068 0.050 0.0009 0.040 BPh。
Z nC122 P h3sno zS CF 3 Ph3Sn03SC,H,CH。
Ph、5nPb、BCN (c −CaH11)3S no 33 CF 3これ
らのデータから、本発明に従って、B Ph3/Ph、
SnO,5CF3、Z nCQ2/Ph、SnO,S 
CF 、、B P h3/ P hxs nP h3B
CN。
およびB Phx/(c−C6Hz)xsn03s C
F 1の組合わせが共働作用的であり、一方、BPh、
/Z nCQ、、B P h3/ P hxs no 
Ss CaH4CH3およびZnCQ2/Ph、5nP
h、BCN は共働的でないことが期待される。以下の
実施例はこのことを確認し、説明する。
実施例 1−14 ADHの製造 以下の実施例1−14はの全て、25 mQのガラス製
、連続撹拌槽反応器(C3TR)中における単一段階連
続ヒドロシアノ化として実施した。各反応成分は l5
CO314型ポンプ貯槽(pumpreservoir
)より供給し、反応器のオーバーフローから生成物を分
析用に集めた。触媒溶液は、3PN 中のN i(m 
、 p −T T P )aと m、p−TTP(ここ
で、m、p−TTP  はメタおよびパラトリル基の混
合物を有する亜リン酸トリトリルを表す)とより、TT
 P : N 1(0)が6.5−7.5:1になるよ
うに調製した。シアン化水素(蒸留により精製したもの
)および促進剤は、乾燥3−ペンテンニトリル中の濃厚
溶液として供給した。
反応器から定期的に試料採取してHCN 濃度を分析す
ることにより反応を監視した。HCN濃度が低いことは
活性が高いことを示す。各反応を2ないし4日間行って
定常状態条件下での安定性を実証した。生成物の分析は
ガスクロマトグラフィーにより行った。表3に示した転
化率が高い場合のように冷却時に相分離を示す生成物混
合物は、精製アセトンを使用して均質化した。
表28よび3は、それぞれ、転化率の低い場合の結果(
50%3.4PN−−−DN、DN  =ジニトリル)
を要約したもの(実施例]、 −10)および、より高
い転化率の場合(70−85%3.4PN−−−DN)
のもの(実施例11−14)を含む。促進剤の組合わせ
における共働作用は、定常状態HCN 濃度により示し
たが、この値は、いずれかの促進剤を単独で使用した場
合に得られるものよりも低い。“AF  サイクル″は
反応器に供給した促進剤の1モル(2種以上を使用した
場合にはその和)あたりの3.4PN のモル数を表し
、大きな数は反応器に供給した促進剤が少ないことを意
味する。収率は次のように定義する:実施例 I N’i(T T P )</ T T P 触媒混合物
(3,62g;約6.6: I TTP/N1(0))
 、B(CaHs)s(0,21g)、3.4−ペンテ
ンニトリル(PN’5)(9,25g)およびアジポニ
トリル(9,44g)を装入した25 mQの多言(m
u l t 1neck)ガラス反応器をサーモスフ7
1−で制御した加熱エアガンを用いて50°Cに加温し
、その温度に維持した。以下の溶液(重量%)を、貯槽
ポンプより連続方式で48.6時間供給した: 肛幕         供給速度 触媒/ T T P / P N ’ s ;1.17
%N1(0)。
6.6: l TTP : N1(0)    1.5
77 g/時間HCN/PN″S; ■8.5 % HCN 2.318 g/待時 間 P h3/ P N ’s ; 20.0%B P h、        0.192 
g/時間生成物受器は定期的に交換して試料採取を容易
にした。反応の生産性は 0.55ポンドアジポニトリル/ガロン・時間であった
。CaF2セルの補正赤外分光法により、2095 c
m−’のンアン化物の吸収を測定してHCN 濃度を定
期的に監視した。表2に示したように、この反応は対応
する生成物収率とともにHCN の定常状態レベルに達
した。
実施例 2−10 これらの実施例は、2種の促進剤を使用し、上記以外の
溶液を同時に製造し、供給したことを除き、実施例1の
手法で実施した。
実施例 11 Ni(TTP)=/TTP 触媒混合物(5,53g;
約6.6: l TT P / N 1(0)) 、P
 hssno Tf(OT f= CF 1501’)
  (0,72g、純度98.4%)、3.4−ペンテ
ンニトリル(P N ’s)  (2,50g)および
アジポニトリル(14,50g)を装入した25 mQ
の多言ガラス反応器を、サーモスタットで制御した加熱
エアカンを用いて60°Cに加温し、維持した。以下の
溶液(重量%)を、i cso 貯槽ポンプより連続方
式で51.7時間(貯槽回転(turnover) 6
.8回)供給し、生成物を環境温度の受器ビンに溢出さ
せた: 嬰         供給速度 触媒/ T T P / P N ’ s ;1.87
%N1(0)。
78.6  %TTP (7,0: l T T P : N 1(0))14
.68% P N ’s       0.848 g
/時間HCN/PN’s; 32.0% HCN        1.577 g/
時間Ph5SnOTf/PN’s; 21.98% Ph5SnOTf    O,434g
/時間3.4−P N ’s           0
1296 g/時間これらは、2種の促進剤を使用し、
追加の溶液は同時に製造し、供給したことを除き、実施
例12に記載した手法で実施した。
生成物受器は定期的に交換して試料採取を容易にした。
実施例1と同様にして反応溶液のHCN6度を監視した
。溢流生成物は冷却すると2相に分離した。少量の精製
アセトンを添加してこの混合物を均質化し、gcb l
c、および発光スペクトル法により分析して表3に示し
た結果を得た。
実施例 12−14 本発明の主なる特徴および態様は以下のとおりである。
1、ゼロ価のニッケル触媒および触媒促進剤の存在下に
おけるペンテンニトリルに対するシアン化水素の付加に
よるアジポニトリルの製造方法において、この方法を2
種のルイス酸促進剤、LAAおよびLABの組合わせの
存在下に実施し、第1のルイス酸促進剤LAAの存在下
における3−ヘンテンニトリルの4−ペンテンニトリル
への異性化の速度定数に1が第2の促進剤LA。
の存在下における klよりも大きく、L A aの存
在下における4−ペンテンニトリルのアジポニトリルへ
のヒドロシアノ化の速度定数 1(2がLAAの存在下
における k2よりも大きいことを特徴とする方法。
2、LAAかBPh、であり、かつ、LABがPh、S
nO,SCF、、P h、S nP h、B CN お
よびRA12CL(ここで、Rは1ないし15個の炭素
原子を有するアルキルである)より選択した1種である
ことを特徴とする上記の第1項記載の方法。
3、LAAがZ nCff2であり、かつ、LA。
がPh、Sn○、S CF 、およびRAQCQ2(こ
こで、Rは1ないし15個の炭素原子を有するアルキル
である)より選択した1種であることを特徴とする上記
の第1項記載の方法。
4、LAAがBPh、であり、かつ、L A aがPJ
SnPhxBCN であることを特徴とする上記の第1
項記載の方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ゼロ価のニッケル触媒および触媒促進剤の存在下におけ
    るペンテンニトリルに対するシアン化水素の付加による
    アジポニトリルの製造方法において、この方法を2種の
    ルイス酸促進剤、LA_AおよびLA_Bの組合わせの
    存在下に実施し、第1のルイス酸促進剤LA_Aの存在
    下における3−ペンテンニトリルの4−ペンテンニトリ
    ルへの異性化の速度定数k_1が第2の促進剤LA_B
    の存在下におけるk_1より大きく、また、LA_Bの
    存在下における4−ペンテンニトリルのアジポニトリル
    へのヒドロシアノ化の速度定数k_2がLA_Aの存在
    下におけるk_2よりも大きいことを特徴とする方法。
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