JPH0264384A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
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- JPH0264384A JPH0264384A JP63215599A JP21559988A JPH0264384A JP H0264384 A JPH0264384 A JP H0264384A JP 63215599 A JP63215599 A JP 63215599A JP 21559988 A JP21559988 A JP 21559988A JP H0264384 A JPH0264384 A JP H0264384A
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- Japan
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- cooling
- vacuum chamber
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- evacuated
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 abstract description 38
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 7
- 239000000110 cooling liquid Substances 0.000 abstract description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 description 63
- 238000005468 ion implantation Methods 0.000 description 14
- 238000010884 ion-beam technique Methods 0.000 description 10
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 10
- 241000257465 Echinoidea Species 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 238000002513 implantation Methods 0.000 description 1
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば半導体ウニ/X等の真空室内における
処理に際しての冷却装置に関する。
処理に際しての冷却装置に関する。
(従来の技術)
半導体装置の製造工程において、半導体ウェハに不純物
を注入する装置としてイオン注入装置が広く使用されて
いる。
を注入する装置としてイオン注入装置が広く使用されて
いる。
このイオン注入装置は、例えばイオン発生装置および質
量分析マグネット等からなるイオンビーム発生装置から
出力されたイオンビームを加速装置や電子レンズ等によ
り所望のビームに整形し、このイオンビームをウェハホ
ルダに保持された半導体ウェハにX−Y方向に走査しな
がら照射してイオンを注入するように構成されているも
のが一般的である。
量分析マグネット等からなるイオンビーム発生装置から
出力されたイオンビームを加速装置や電子レンズ等によ
り所望のビームに整形し、このイオンビームをウェハホ
ルダに保持された半導体ウェハにX−Y方向に走査しな
がら照射してイオンを注入するように構成されているも
のが一般的である。
ところで、このようなイオン注入装置においては、イオ
ンビームの照射により半導体ウェハが高温になり、イオ
ン注入部に欠陥が生じやすいという問題がある。そこで
、イオンビームの注入時に半導体ウェハを冷却すること
が必要となる。
ンビームの照射により半導体ウェハが高温になり、イオ
ン注入部に欠陥が生じやすいという問題がある。そこで
、イオンビームの注入時に半導体ウェハを冷却すること
が必要となる。
従来、イオン注入装置における半導体ウェハの冷却は、
ウェハホルダ内に冷却液を循環させる等してウェハホル
ダ自体を冷却することにより、このウェハホルダに密接
して保持された半導体ウェハを冷却することが行われて
いる。しかし、この方法では、半導体ウェハとウェハホ
ルダとを完全に密着させることができず、例えば1O−
7Torr程度の真空中での処理であるため、空隙が存
在していると熱の伝達が阻害され、冷却不良が発生しや
すいという問題があった。そこで、半導体ウェハとウェ
ハホルダ間にシリコンゴム等を介在させ、密着性を向上
させることが行われているが、基本的に固体一固体間の
接触であるため、完全に密着させることはできない。
ウェハホルダ内に冷却液を循環させる等してウェハホル
ダ自体を冷却することにより、このウェハホルダに密接
して保持された半導体ウェハを冷却することが行われて
いる。しかし、この方法では、半導体ウェハとウェハホ
ルダとを完全に密着させることができず、例えば1O−
7Torr程度の真空中での処理であるため、空隙が存
在していると熱の伝達が阻害され、冷却不良が発生しや
すいという問題があった。そこで、半導体ウェハとウェ
ハホルダ間にシリコンゴム等を介在させ、密着性を向上
させることが行われているが、基本的に固体一固体間の
接触であるため、完全に密着させることはできない。
これらに対し、半導体ウェハの裏面とウェハホルダとの
間の僅かな空隙に、外部から数Torr〜数10Tor
rの気体を導入し、所定の減圧状態とすることによって
気体分子の移動を充分に活発化させ、冷却されたウェハ
ホルダとの熱の伝達を行わせることにより冷却を行うこ
とが試みられている。この方法は、半導体ウェハを均一
にかつ有効に冷却することができるという利点を有して
いる。
間の僅かな空隙に、外部から数Torr〜数10Tor
rの気体を導入し、所定の減圧状態とすることによって
気体分子の移動を充分に活発化させ、冷却されたウェハ
ホルダとの熱の伝達を行わせることにより冷却を行うこ
とが試みられている。この方法は、半導体ウェハを均一
にかつ有効に冷却することができるという利点を有して
いる。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、大電流型のイオン注入装置のように、回
転駆動機構に連結されたディスクの円周方向に複数のウ
ェハホルダを設置し、このディスクを回転させることに
よってメカニカルスキャンを行う装置においては、個々
の半導体ウニ/−の裏面の空隙に外部から減圧状態の気
体を供給することが困難であり、事実上大電流型イオン
注入装置等には適用できないという問題があった。
転駆動機構に連結されたディスクの円周方向に複数のウ
ェハホルダを設置し、このディスクを回転させることに
よってメカニカルスキャンを行う装置においては、個々
の半導体ウニ/−の裏面の空隙に外部から減圧状態の気
体を供給することが困難であり、事実上大電流型イオン
注入装置等には適用できないという問題があった。
本発明はこのような従来技術の課題に対処するためにな
されたもので、例えば大電流型イオン注入装置のように
回転等の移動状態にある被処理物の裏面に所定圧力の減
圧空間を簡易な構造でかつ効果的に形成することを可能
にし、被処理物の冷却が効果的にかつ均一に行える冷却
装置を提供することを目的とする。
されたもので、例えば大電流型イオン注入装置のように
回転等の移動状態にある被処理物の裏面に所定圧力の減
圧空間を簡易な構造でかつ効果的に形成することを可能
にし、被処理物の冷却が効果的にかつ均一に行える冷却
装置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ
(課題を解決するための手段)
すなわち本発明の冷却装置は、真空室内に設けられ被冷
却体の裏面に気密空間が形成されるように設けられたホ
ルダと、このホルダの他方面に設けられたシリンダ部と
、前記シリンダ部に設けられたピストン部とを具備し、
前記真空室内の排気による前記気密空間と真空室内との
圧力差によって前記ピストン部を移動させ、前記気密空
間内を所定圧力の減圧状態とし、この減圧された気密空
間を冷却用空間として前記被冷却体の冷却を行うことを
特徴としている。
却体の裏面に気密空間が形成されるように設けられたホ
ルダと、このホルダの他方面に設けられたシリンダ部と
、前記シリンダ部に設けられたピストン部とを具備し、
前記真空室内の排気による前記気密空間と真空室内との
圧力差によって前記ピストン部を移動させ、前記気密空
間内を所定圧力の減圧状態とし、この減圧された気密空
間を冷却用空間として前記被冷却体の冷却を行うことを
特徴としている。
(作 用)
例えば被処理物の保持部内や被処理物保持部と同一構造
体内に、往復運動可能なピストン部が配置されたシリン
ダ部を設ける。このシリンダ部は被処理物の処理室であ
る真空室に接続されているため、処理開始に先立ち真空
室内の排気を行うと、当初常圧状態にある被処理物の一
方の面によって気密封止されている空間と真空室内との
圧力差によって、気密空間側が膨脂するようにピストン
部が移動する。これによって気密空間内は、数Torr
−数10Torr程度の伝熱が効率的に行われる所定の
減圧状態となる。そして、この減圧状態とされた気密空
間を介して、例えば冷却された被処理物保持部と半導体
ウェハとの間で熱の伝達を行うことにより、被処理物を
均一にかつ効率よく冷却することができる。
体内に、往復運動可能なピストン部が配置されたシリン
ダ部を設ける。このシリンダ部は被処理物の処理室であ
る真空室に接続されているため、処理開始に先立ち真空
室内の排気を行うと、当初常圧状態にある被処理物の一
方の面によって気密封止されている空間と真空室内との
圧力差によって、気密空間側が膨脂するようにピストン
部が移動する。これによって気密空間内は、数Torr
−数10Torr程度の伝熱が効率的に行われる所定の
減圧状態となる。そして、この減圧状態とされた気密空
間を介して、例えば冷却された被処理物保持部と半導体
ウェハとの間で熱の伝達を行うことにより、被処理物を
均一にかつ効率よく冷却することができる。
(実施例)
次に、本発明の冷却装置を大電流型イオン注入装置に適
用した実施例について説明する。
用した実施例について説明する。
被処理物である半導体ウェハ1は、ウェハホルダ2の上
面に配置されたQ IJソング上に載置され、・このO
リング3によって半導体ウェハ1の裏面に所要の体積の
気密封止された冷却用空間4が形成されるように、環状
のウェハクランプ5によって半導体ウェハ1の周辺部が
保持されている。
面に配置されたQ IJソング上に載置され、・このO
リング3によって半導体ウェハ1の裏面に所要の体積の
気密封止された冷却用空間4が形成されるように、環状
のウェハクランプ5によって半導体ウェハ1の周辺部が
保持されている。
ウェハホルダ2内には、半導体ウェハ1裏面に形成され
た冷却用空間4と貫通孔6によって接続された中空形状
のシリンダ部7が形成されている。
た冷却用空間4と貫通孔6によって接続された中空形状
のシリンダ部7が形成されている。
このシリンダ部7の一方の側は、これらが配置される真
空室内に対して開放されている。シリ、り部7内には、
このシリンダ部7の内面に対して往復動可能に密接して
いる円板形状のピストン8が配置されており、またこの
ピストン8の移動行程を制限するストッパ9とシリンダ
部7内面とピストン8との気密性を保持する0リング1
0とが設置されている。
空室内に対して開放されている。シリ、り部7内には、
このシリンダ部7の内面に対して往復動可能に密接して
いる円板形状のピストン8が配置されており、またこの
ピストン8の移動行程を制限するストッパ9とシリンダ
部7内面とピストン8との気密性を保持する0リング1
0とが設置されている。
また、ウェハホルダ2は、このウェハホルダ2自体を冷
却する冷却用ジャケット11により冷却されている。
却する冷却用ジャケット11により冷却されている。
ウェハホルダ2の上面には、第2図に示すように、処理
する半導体ウェハ1の形状に対応したOリング3が設置
されている。また、ウェハホルダ2の中心部にはシリン
ダ部7に接続した貫通孔6が形成されており、この貫通
孔6に接続するように排気用の溝12が設けられている
。
する半導体ウェハ1の形状に対応したOリング3が設置
されている。また、ウェハホルダ2の中心部にはシリン
ダ部7に接続した貫通孔6が形成されており、この貫通
孔6に接続するように排気用の溝12が設けられている
。
この半導体ウェハ1が保持される各ウェハホルダ2は、
第3図に示すように、裏面に回転シャフト13を介して
図示を省略した回転駆動機構に連結されたディスクベー
ス14の円周方向に複数配置されており、それぞれ′の
ウェハホルダ2内部にシリンダ部7が形成されて、ウェ
ハ保持部15が構成されている。
第3図に示すように、裏面に回転シャフト13を介して
図示を省略した回転駆動機構に連結されたディスクベー
ス14の円周方向に複数配置されており、それぞれ′の
ウェハホルダ2内部にシリンダ部7が形成されて、ウェ
ハ保持部15が構成されている。
このウェハ保持部15は、X方向またはY方向の一方向
のみに走査されたイオンビーム16を導入する導入管1
7の終端部に接続された真空チャンバ18内に配置され
ている。なお、導入管17には図示を省略したイオンビ
ーム発生機構およびイオンビームの走査系が接続されて
いる。
のみに走査されたイオンビーム16を導入する導入管1
7の終端部に接続された真空チャンバ18内に配置され
ている。なお、導入管17には図示を省略したイオンビ
ーム発生機構およびイオンビームの走査系が接続されて
いる。
また、真空チャンバ18の裏側には、半導体ウェハ1の
ロード・アンロードが可能なように蓋部18aが設置さ
れており、この蓋部18aの開閉と同時にウェハ保持部
15も追従するように構成されている。
ロード・アンロードが可能なように蓋部18aが設置さ
れており、この蓋部18aの開閉と同時にウェハ保持部
15も追従するように構成されている。
各ウェハホルダ2に設置された冷却用ジャケット11は
、図示を省略した配管を介して回転シャフト13に接続
された図示を省略したロータリージヨイントによって冷
却液供給機構に接続されている。
、図示を省略した配管を介して回転シャフト13に接続
された図示を省略したロータリージヨイントによって冷
却液供給機構に接続されている。
上記構成の大電流型イオン注入装置においては、以下の
ような手順によりイオン注入操作が行われる。すなわち
まず、真空チャンバ18の蓋部18aを開状態として真
空チャンバ18内を大気開放し、各ウェハホルダ2に半
導体ウェハ1をセットする。次いで、真空チャンバ18
の蓋部18aを閉じ、真空チャンバ18内を気密状態と
する。
ような手順によりイオン注入操作が行われる。すなわち
まず、真空チャンバ18の蓋部18aを開状態として真
空チャンバ18内を大気開放し、各ウェハホルダ2に半
導体ウェハ1をセットする。次いで、真空チャンバ18
の蓋部18aを閉じ、真空チャンバ18内を気密状態と
する。
次に、図示を省略した排気管によって真空チャンバ18
内を所定の真空圧、例えば1O−7Torr程度まで排
気する。この際に、半導体ウェハ1裏面に形成された気
密な冷却用空間4内は、当初大気圧状態とされいる。真
空チャンバ18内の排気が進むと、第4図に示すように
、冷却用空間4内の圧力と真空チャンバ18内の圧力と
の差によって、ピストン8が冷却用空間4の体積が膨脂
するように図中矢印Aの方向に移動する。これによって
、冷却用空間4内の空気は、貫通孔6および排気用の溝
12を介してシリンダ7側に流入し、所定の圧力例えば
数Torr〜数10Torr程度の減圧状態とされる。
内を所定の真空圧、例えば1O−7Torr程度まで排
気する。この際に、半導体ウェハ1裏面に形成された気
密な冷却用空間4内は、当初大気圧状態とされいる。真
空チャンバ18内の排気が進むと、第4図に示すように
、冷却用空間4内の圧力と真空チャンバ18内の圧力と
の差によって、ピストン8が冷却用空間4の体積が膨脂
するように図中矢印Aの方向に移動する。これによって
、冷却用空間4内の空気は、貫通孔6および排気用の溝
12を介してシリンダ7側に流入し、所定の圧力例えば
数Torr〜数10Torr程度の減圧状態とされる。
また、冷却用ジャケット11内には冷却液が供給され、
上記所定の減圧状態とされた冷却用空間4を介して半導
体ウェハ1の冷却が行われる。
上記所定の減圧状態とされた冷却用空間4を介して半導
体ウェハ1の冷却が行われる。
そして、イオンビーム16が回転しているディスクベー
ス14上の半導体ウェハ1に照射されてイオン注入が行
われる。
ス14上の半導体ウェハ1に照射されてイオン注入が行
われる。
このように、ウェハホルダ2内部に真空チャンバ18と
半導体ウェハ1によって気密封止された冷却用空間4と
に接続されたシリンダ部7を設けることによって、真空
チャンバ18内を所定の真空圧に排気する際にピストン
8を移動させ、半導体ウェハ1裏面と接する位置に数T
orr〜数10Torr程度の所定の減圧空間を容易に
かつ外部から減圧気体を供給することなく形成すること
ができる。
半導体ウェハ1によって気密封止された冷却用空間4と
に接続されたシリンダ部7を設けることによって、真空
チャンバ18内を所定の真空圧に排気する際にピストン
8を移動させ、半導体ウェハ1裏面と接する位置に数T
orr〜数10Torr程度の所定の減圧空間を容易に
かつ外部から減圧気体を供給することなく形成すること
ができる。
また、減圧気体を外部から供給する必要がないため、前
述の実施例の大電流型イオン注入装置のように複数の半
導体ウェハ1を回転させつつ処理を行う際にも、障害な
く所定の減圧空間を形成することができる。
述の実施例の大電流型イオン注入装置のように複数の半
導体ウェハ1を回転させつつ処理を行う際にも、障害な
く所定の減圧空間を形成することができる。
これによって、別途冷却されたウェハホルダ2と半導体
ウェハ1との間で均一にかつ効率よく熱の伝達が行え、
イオンの注入時においても半導体ウェハ1を高温状態と
することなくイオン注入作業が行え、半導体ウェハ1の
欠陥発生を有効にかつ均一に防止することが可能となる
。
ウェハ1との間で均一にかつ効率よく熱の伝達が行え、
イオンの注入時においても半導体ウェハ1を高温状態と
することなくイオン注入作業が行え、半導体ウェハ1の
欠陥発生を有効にかつ均一に防止することが可能となる
。
また、前述の実施例では個々のウェハホルダ内に冷却用
空間を所定の減圧状態とするシリンダ部を設けた大電流
型イオン注入装置について説明したが、第5図に示すよ
うに、シリンダ部を有しない複数のウェハホルダ21が
設置されたディスクベース22の内部に、個々のウェハ
ホルダ21に保持された半導体ウェハ1の裏面に形成さ
れた冷却用空間4が所定の減圧状態となる内容積番有す
るシリンダ部23を設け、このシリンダ部23内に前述
の実施例と同様にピストン24を配置するように構成し
てもよい。このシリンダ部23は、前述の実施例と同様
にイオンビームの照射面と反対側の面で真空チャンバ内
に開放されており、このシリンダ部23内と個々の冷却
用空間4とは、配管25によってそれぞれ接続されてい
る。なお、前述の実施例と同一部分については、同一符
号を付し説明を省略する。
空間を所定の減圧状態とするシリンダ部を設けた大電流
型イオン注入装置について説明したが、第5図に示すよ
うに、シリンダ部を有しない複数のウェハホルダ21が
設置されたディスクベース22の内部に、個々のウェハ
ホルダ21に保持された半導体ウェハ1の裏面に形成さ
れた冷却用空間4が所定の減圧状態となる内容積番有す
るシリンダ部23を設け、このシリンダ部23内に前述
の実施例と同様にピストン24を配置するように構成し
てもよい。このシリンダ部23は、前述の実施例と同様
にイオンビームの照射面と反対側の面で真空チャンバ内
に開放されており、このシリンダ部23内と個々の冷却
用空間4とは、配管25によってそれぞれ接続されてい
る。なお、前述の実施例と同一部分については、同一符
号を付し説明を省略する。
このように構成された大電流型イオン注入装置において
も、前述の実施例と同様に、イオン注入作業に先立って
真空チャンバ内を所定の真空圧まで排気する際に、第6
図に示すように、ピストン24が図中矢印Aの方向に移
動することによって、冷却用空間4が所定の減圧状態と
され、この冷却用空間4を介して冷却用ジャケット11
によって半導体ウェハ1が冷却されつつイオン注入作業
が行われ、前述の実施例と同様な効果が得られる。
も、前述の実施例と同様に、イオン注入作業に先立って
真空チャンバ内を所定の真空圧まで排気する際に、第6
図に示すように、ピストン24が図中矢印Aの方向に移
動することによって、冷却用空間4が所定の減圧状態と
され、この冷却用空間4を介して冷却用ジャケット11
によって半導体ウェハ1が冷却されつつイオン注入作業
が行われ、前述の実施例と同様な効果が得られる。
なお、上記実施例では、大電流型イオン注入装置に本発
明の冷却装置を適用した例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、真空室内で処理を行
う各種処理装置に適用可能であり、特に被処理物を回転
させる等、移動状態で処理を行う場合に有効である。
明の冷却装置を適用した例について説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、真空室内で処理を行
う各種処理装置に適用可能であり、特に被処理物を回転
させる等、移動状態で処理を行う場合に有効である。
[発明の効果]
以上説明したように本発明の冷却装置によれば、例えば
被処理物を回転させつつ処理を行うような場合において
も簡単な構造でかつ容易に被処理物の一方の面と接する
所定の減圧空間を形成することができる。従って、この
減圧空間を伝熱媒体として被処理物を均一にかつ有効に
冷却することが可能となる。
被処理物を回転させつつ処理を行うような場合において
も簡単な構造でかつ容易に被処理物の一方の面と接する
所定の減圧空間を形成することができる。従って、この
減圧空間を伝熱媒体として被処理物を均一にかつ有効に
冷却することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例の冷却装置を適用した大電流
型イオン注入装置の要部を示す断面図、第2図は第1図
のウェハホルダの平面図、第3図は第1図の大電流型イ
オン注入装置における設置状態を示す図、第4図は第1
図の動作を説明するための図、第5図は本発明の他の実
施例の冷却装置を適用した大電流型イオン注入装置の要
部を示す断面図、第6図は第5図の動作を説明するため
の図である。 1・・・・・・半導体ウェハ、2・・・・・・ウェハホ
ルダ、3・・・・・・0リング、4・・・・・・冷却用
空間、7・・・・・・シリンダ部、8・・・・・・ピス
トン、11・・・・・・冷却用ジャケット、14・・・
・・・ディスクベース、15・・・・・・ウェハ保持部
、18・・・・・・真空チャンバ。
型イオン注入装置の要部を示す断面図、第2図は第1図
のウェハホルダの平面図、第3図は第1図の大電流型イ
オン注入装置における設置状態を示す図、第4図は第1
図の動作を説明するための図、第5図は本発明の他の実
施例の冷却装置を適用した大電流型イオン注入装置の要
部を示す断面図、第6図は第5図の動作を説明するため
の図である。 1・・・・・・半導体ウェハ、2・・・・・・ウェハホ
ルダ、3・・・・・・0リング、4・・・・・・冷却用
空間、7・・・・・・シリンダ部、8・・・・・・ピス
トン、11・・・・・・冷却用ジャケット、14・・・
・・・ディスクベース、15・・・・・・ウェハ保持部
、18・・・・・・真空チャンバ。
Claims (1)
- 真空室内に設けられ被冷却体の裏面に気密空間が形成さ
れるように設けられたホルダと、このホルダの他方面に
設けられたシリンダ部と、前記シリンダ部に設けられた
ピストン部とを具備し、前記真空室内の排気による前記
気密空間と真空室内との圧力差によって前記ピストン部
を移動させ、前記気密空間内を所定圧力の減圧状態とし
、この減圧された気密空間を冷却用空間として前記被冷
却体の冷却を行うことを特徴とする冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215599A JPH0264384A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63215599A JPH0264384A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264384A true JPH0264384A (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=16675099
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63215599A Pending JPH0264384A (ja) | 1988-08-30 | 1988-08-30 | 冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0264384A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6155064A (en) * | 1998-04-09 | 2000-12-05 | Moellenhoff; Horst | Housing for protecting monitoring equipment |
-
1988
- 1988-08-30 JP JP63215599A patent/JPH0264384A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6155064A (en) * | 1998-04-09 | 2000-12-05 | Moellenhoff; Horst | Housing for protecting monitoring equipment |
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