JPH0264096A - 半導体薄膜の製造方法 - Google Patents
半導体薄膜の製造方法Info
- Publication number
- JPH0264096A JPH0264096A JP21445388A JP21445388A JPH0264096A JP H0264096 A JPH0264096 A JP H0264096A JP 21445388 A JP21445388 A JP 21445388A JP 21445388 A JP21445388 A JP 21445388A JP H0264096 A JPH0264096 A JP H0264096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystal
- substance
- plasma
- gas phase
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims abstract description 15
- 239000010409 thin film Substances 0.000 title claims abstract description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims abstract description 29
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims abstract description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 claims abstract description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract 13
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 40
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 21
- 239000010453 quartz Substances 0.000 abstract description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 239000012535 impurity Substances 0.000 description 16
- 229910001218 Gallium arsenide Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 7
- 238000001451 molecular beam epitaxy Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000002109 crystal growth method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000673 Indium arsenide Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052785 arsenic Inorganic materials 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 2
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 239000010408 film Substances 0.000 description 2
- RPQDHPTXJYYUPQ-UHFFFAOYSA-N indium arsenide Chemical compound [In]#[As] RPQDHPTXJYYUPQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000005424 photoluminescence Methods 0.000 description 2
- 239000011343 solid material Substances 0.000 description 2
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000002484 cyclic voltammetry Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
- 229910052733 gallium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000001257 hydrogen Substances 0.000 description 1
- 229910052739 hydrogen Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000004435 hydrogen atom Chemical class [H]* 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 1
- 229910052748 manganese Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000693 micelle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000003624 transition metals Chemical class 0.000 description 1
- 238000000927 vapour-phase epitaxy Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、半導体薄膜の結晶成長方法に関するものであ
り、詳しくは基板に印加するバイアス電圧によって成長
させるべき半導体薄膜の導電性を制御する結晶成長方法
に関するものである。
り、詳しくは基板に印加するバイアス電圧によって成長
させるべき半導体薄膜の導電性を制御する結晶成長方法
に関するものである。
従来成長させる半導体の導電性を制御する方法としては
、不純物を添加する方法が一般的である。
、不純物を添加する方法が一般的である。
しかしながら、不純物添加による方法では、デバイス作
製上のプロセス時に高温処理を必要とするとき不純物が
拡散し所望の特性が得られない(NIwata et
al、、Jpn、J、Appl、Phys、、2土
(1985)pp、L17〜L20.)。また、所望の
特性を得るためには、その拡散の補正をした不純物分布
を予測して成長する必要がある等複雑な問題があった。
製上のプロセス時に高温処理を必要とするとき不純物が
拡散し所望の特性が得られない(NIwata et
al、、Jpn、J、Appl、Phys、、2土
(1985)pp、L17〜L20.)。また、所望の
特性を得るためには、その拡散の補正をした不純物分布
を予測して成長する必要がある等複雑な問題があった。
更に、導電性の異なる層を成長する際不純物を切り替え
る必要があるが、装置内に滞留する不純物が成長層内に
取り込まれるため、導電性の異なる層の界面で相互の不
純物の補償効果により、界面の急峻性が保たれないとい
う問題点がある。また、不純物を添加せずに導電性を制
御する方法止しては、MOVPE (有機金属気相成長
)法において供給する■族ガスと■族有機金属の流量比
、いわゆるV/I[l比を変化させることによってp型
、i型、n型の導電性の成長層を得ることができる(S
、Ito et al、、J、Electro
chem、 Soc、、 120 (1973)
pp−1419、)。しかしながら、このV1m比を
変化させる方法では、ガスの切り替えが急峻にならない
ため、導電型の異なった成長層界面での急峻性が得られ
ない、V/I[[比を変化させるため成長様式が異なり
成長表面が荒れる、再現性が得られない等の問題点があ
る。また、MBE(分子線成長)法においては不純物添
加による方法しか成長層の導電型を制御する方法が無(
、特に高抵抗層を得るためにFe。
る必要があるが、装置内に滞留する不純物が成長層内に
取り込まれるため、導電性の異なる層の界面で相互の不
純物の補償効果により、界面の急峻性が保たれないとい
う問題点がある。また、不純物を添加せずに導電性を制
御する方法止しては、MOVPE (有機金属気相成長
)法において供給する■族ガスと■族有機金属の流量比
、いわゆるV/I[l比を変化させることによってp型
、i型、n型の導電性の成長層を得ることができる(S
、Ito et al、、J、Electro
chem、 Soc、、 120 (1973)
pp−1419、)。しかしながら、このV1m比を
変化させる方法では、ガスの切り替えが急峻にならない
ため、導電型の異なった成長層界面での急峻性が得られ
ない、V/I[[比を変化させるため成長様式が異なり
成長表面が荒れる、再現性が得られない等の問題点があ
る。また、MBE(分子線成長)法においては不純物添
加による方法しか成長層の導電型を制御する方法が無(
、特に高抵抗層を得るためにFe。
Mn、Cr−0等の遷移金属を不純物として添加すると
、結晶品質が著しく劣化するという問題点がある(D、
Desimone eL al、、J、Appl、
Phys、、53 (1982) pp、4983〜4
942.)。
、結晶品質が著しく劣化するという問題点がある(D、
Desimone eL al、、J、Appl、
Phys、、53 (1982) pp、4983〜4
942.)。
上記に述べた従来法では、デバイス作製時に不純物が拡
散し所望の特性が得られない、急峻な成長界面が得られ
ない、成長表面が荒れ再現性が得られない、といったよ
うな不都合を生じていた。
散し所望の特性が得られない、急峻な成長界面が得られ
ない、成長表面が荒れ再現性が得られない、といったよ
うな不都合を生じていた。
そこで本発明は上記の欠点を改善するため発明されたも
ので、不純物を添加せずに成長し、しかも高エネルギー
イオンが無いというマイクロ波電子サイクロトロン共鳴
プラズマの特徴を保持しつつ、基板に入射する粒子のエ
ネルギーを制御し成長層の導電性を簡単にかつ急速に制
御する方法を提供することを目的とするものである。
ので、不純物を添加せずに成長し、しかも高エネルギー
イオンが無いというマイクロ波電子サイクロトロン共鳴
プラズマの特徴を保持しつつ、基板に入射する粒子のエ
ネルギーを制御し成長層の導電性を簡単にかつ急速に制
御する方法を提供することを目的とするものである。
本発明はマイクロ波電子サイクロトロン共鳴プラズマ源
と発散磁界を組み合わせることにより、1つもしくは複
数の半導体構成元素あるいは還元性もしくは不活性元素
のイオン電子とともに基板に輸送し、そのままもしくは
基板設置室に他の半導体構成元素を含むガスを導入しつ
つ、基板支持部に直流電圧を印加し、基板結晶上に輸送
される価電粒子のエネルギーを制御することを最も主要
な特徴とする。
と発散磁界を組み合わせることにより、1つもしくは複
数の半導体構成元素あるいは還元性もしくは不活性元素
のイオン電子とともに基板に輸送し、そのままもしくは
基板設置室に他の半導体構成元素を含むガスを導入しつ
つ、基板支持部に直流電圧を印加し、基板結晶上に輸送
される価電粒子のエネルギーを制御することを最も主要
な特徴とする。
すなわち、本発明によるならば、印加する直流電圧を外
部から変えることによって節単にかつ急速に、基板結晶
上に輸送される価電粒子のエネルギーを数エレクトロン
ボルトから数十エレクトロンボルトの範囲に制御しつつ
必要なだけ基板にIto送することができ、成長膜中に
与えるダメージを制御することが出来る。その結果、成
長層の導電型が制御でき、不純物を添加することなしに
成長層の導電型を制御することができることを特徴とす
る化合物半導体の結晶成長方法が提供される。
部から変えることによって節単にかつ急速に、基板結晶
上に輸送される価電粒子のエネルギーを数エレクトロン
ボルトから数十エレクトロンボルトの範囲に制御しつつ
必要なだけ基板にIto送することができ、成長膜中に
与えるダメージを制御することが出来る。その結果、成
長層の導電型が制御でき、不純物を添加することなしに
成長層の導電型を制御することができることを特徴とす
る化合物半導体の結晶成長方法が提供される。
次に本発明において用いられる装置の概略を示す。
第1図(イ)においてlは成長室で内部に基板結晶2が
支持されている。3は排気ポンプへの連結口、4はガス
導入口、5はプラズマ遮蔽板、6は固体材料暴発用セル
、7は空洞共振形プラズマ生成室、8はプラズマ、9は
方形導波管、10はマグネット、11は石英窓、12は
基板支持部を示す。第1図(ロ)はマグネット10によ
る発散磁界の分布を示すもので、同図に示すように空洞
共振形プラズマ生成室から成長室へ向かって磁界の強さ
を減少させており、その結果プラズマが発散して引き出
されるものである。第1図(ハ)は基板周辺部を拡大し
たちので、12のプラズマ遮蔽板と基板結晶2の支持部
12との間に直流電圧を印加している。
支持されている。3は排気ポンプへの連結口、4はガス
導入口、5はプラズマ遮蔽板、6は固体材料暴発用セル
、7は空洞共振形プラズマ生成室、8はプラズマ、9は
方形導波管、10はマグネット、11は石英窓、12は
基板支持部を示す。第1図(ロ)はマグネット10によ
る発散磁界の分布を示すもので、同図に示すように空洞
共振形プラズマ生成室から成長室へ向かって磁界の強さ
を減少させており、その結果プラズマが発散して引き出
されるものである。第1図(ハ)は基板周辺部を拡大し
たちので、12のプラズマ遮蔽板と基板結晶2の支持部
12との間に直流電圧を印加している。
以下に本発明による方法の実施例を説明する。
〔実施例1〕
第2図(イ)は、他の成長条件を一定にして基板バイア
ス電圧のみを変化させたときの成長層の電気的移動度を
示す。
ス電圧のみを変化させたときの成長層の電気的移動度を
示す。
実施例1の成長条件
・アルシン流量:40SCCM
・Caミセル度=900°C
・マイクロ波周波数、電カニ2.45GH2,10W
・成長時間および成長層厚:1時間、0.8μm基板お
よび基板温度二半絶縁性GaAs、630°C 図に示すように、基板バイアス電圧のアースに対する負
極性側では移動度が減少しほぼ一定となっている。一方
正極性側では+IOVで極大を示し、再び減少している
。また、第2図(ロ)に示すように、これらの成長層の
キャリア濃度についても基板バイアス電圧により変化し
、半絶縁性層(キャリア濃度: 10 ” c m−’
)から導電N(キャリア濃度:10” c m−’)ま
で外部から印加する電圧を変化することによって節単に
得られることがわかる。これらの結果から明らかなよう
に、本発明による方法においては、不純物を添加せずに
成長層の電気特性が簡単に制御できることが示された。
よび基板温度二半絶縁性GaAs、630°C 図に示すように、基板バイアス電圧のアースに対する負
極性側では移動度が減少しほぼ一定となっている。一方
正極性側では+IOVで極大を示し、再び減少している
。また、第2図(ロ)に示すように、これらの成長層の
キャリア濃度についても基板バイアス電圧により変化し
、半絶縁性層(キャリア濃度: 10 ” c m−’
)から導電N(キャリア濃度:10” c m−’)ま
で外部から印加する電圧を変化することによって節単に
得られることがわかる。これらの結果から明らかなよう
に、本発明による方法においては、不純物を添加せずに
成長層の電気特性が簡単に制御できることが示された。
また、第2図(ハ)に上述の移動度が極大を示した基板
バイアス電圧Ov及び+IOVで成長したGaAs層の
フォトルミネッセンス観測結果を通常のMBE法で成長
したGaAs層の結果と比較して示す。
バイアス電圧Ov及び+IOVで成長したGaAs層の
フォトルミネッセンス観測結果を通常のMBE法で成長
したGaAs層の結果と比較して示す。
比較したMBE成長層条件 フォトルミネセンス測定条
件・Gaセル温度:900℃ ・測定温度74.2K
・ヒ素圧カニ 3 X 10−’Torr ・励起光i
:Arレーザ(514,5nm)・成長時間、層厚:1
時間、 0.叱/cm20.8μm ・基板温度:630℃ ・検出器:S−1型フオート
マルチプライア 図に示すように、本発明による方法を用いて成長した場
合においても基板バイアスIOVの場合はフ第1・ルミ
ネッセンス強度は高純度MBE成長層と同等で、かつ表
面状態も鏡面で表面欠陥密度も同様であり、高品質Ga
Asが成長できることが示された。
件・Gaセル温度:900℃ ・測定温度74.2K
・ヒ素圧カニ 3 X 10−’Torr ・励起光i
:Arレーザ(514,5nm)・成長時間、層厚:1
時間、 0.叱/cm20.8μm ・基板温度:630℃ ・検出器:S−1型フオート
マルチプライア 図に示すように、本発明による方法を用いて成長した場
合においても基板バイアスIOVの場合はフ第1・ルミ
ネッセンス強度は高純度MBE成長層と同等で、かつ表
面状態も鏡面で表面欠陥密度も同様であり、高品質Ga
Asが成長できることが示された。
〔実施例2〕
本発明による方法において、導電性の簡単かつ急速な制
御が可能であることを示すために、成長中に基板バイア
ス電圧を変化させて成長した。第3図(イ)において、
n型GaAs基板31の上に基板バイアス電圧+tOV
で成長した低抵t3!i、JI32と基板バイアス電圧
、−5Vで成長した高抵抗層33を交互に積み重ねた、
いわゆる超格子構造の断面様弐図を示す。基板バイアス
電圧以外の成長条件は、実施例1の場合と同様である。
御が可能であることを示すために、成長中に基板バイア
ス電圧を変化させて成長した。第3図(イ)において、
n型GaAs基板31の上に基板バイアス電圧+tOV
で成長した低抵t3!i、JI32と基板バイアス電圧
、−5Vで成長した高抵抗層33を交互に積み重ねた、
いわゆる超格子構造の断面様弐図を示す。基板バイアス
電圧以外の成長条件は、実施例1の場合と同様である。
また、成長層表面にショットキー電極を蒸着し、C−■
測定によってこの成長層のキャリア濃度の深さ分布を求
めたものを第3図(ロ)に示す。図に示すように、低抵
抗層32と高抵抗層33との界面でキャリア濃度が急峻
に変化しており、不純物の拡散にともなうキャリア濃度
のゆるやかな変化等は見られていない。
測定によってこの成長層のキャリア濃度の深さ分布を求
めたものを第3図(ロ)に示す。図に示すように、低抵
抗層32と高抵抗層33との界面でキャリア濃度が急峻
に変化しており、不純物の拡散にともなうキャリア濃度
のゆるやかな変化等は見られていない。
上述の実施例1、実施例2では、成長させる半導体とし
てのGaAsとしたが例えばInP、GaAs基板上、
InAsおよびそれらを適当な割合で混合したいわゆる
混晶の化合物半導体結晶成長の場合にもGaAs成長の
場合と同様のことが実現できる。
てのGaAsとしたが例えばInP、GaAs基板上、
InAsおよびそれらを適当な割合で混合したいわゆる
混晶の化合物半導体結晶成長の場合にもGaAs成長の
場合と同様のことが実現できる。
またマイクロ波原子サイクロトロン共鳴による励起は■
族元素を含むガスに対して行ったが、例えば■族元素を
含むガス、更に水素、アルゴンなど成長層内にほとんど
残留しないものを用いることもできる。
族元素を含むガスに対して行ったが、例えば■族元素を
含むガス、更に水素、アルゴンなど成長層内にほとんど
残留しないものを用いることもできる。
なお後者の場合は、成長膜構成元素は従来の分子線エピ
タキシャル法と同様の方法により供給することとなる。
タキシャル法と同様の方法により供給することとなる。
更に、上記実施例ではGaAs基板上に基板材料と同一
材料のGa、Asの結晶を成長させたが、基板材料と異
なる材料の結晶を成長させる。すなわちヘテロエピタキ
シャル成長させる場合にも、本発明の方法は適用するこ
とができる。
材料のGa、Asの結晶を成長させたが、基板材料と異
なる材料の結晶を成長させる。すなわちヘテロエピタキ
シャル成長させる場合にも、本発明の方法は適用するこ
とができる。
以上説明したように、本発明によれば、不純物を添加し
ないで印加する基板バイアス電圧を外部から変化させる
ことによって、簡単に成長層の導電性制御が実現でき、
表面状態および電気的特性について高品質で、かつ導電
性のの変化が界面で急峻となっている半導体薄膜が得ら
れる利点がある。
ないで印加する基板バイアス電圧を外部から変化させる
ことによって、簡単に成長層の導電性制御が実現でき、
表面状態および電気的特性について高品質で、かつ導電
性のの変化が界面で急峻となっている半導体薄膜が得ら
れる利点がある。
第1図(イ)は本発明において用いら″れる装置の概略
図、(ロ)は発散磁界の分布、(ハ)は基板支持部の拡
大図、第2図(イ)は成長層の°電気的移動度の基板バ
イアス依存性、(ロ)は成長層のキャリア濃度の基1反
バイアス電圧依存性、(ハ)は基板バイアス電圧+lO
■で成長したGaAs層の4.2にフォトルミネッセン
ス観測結果、第3図(イ)は基板バイアス電圧を各層ご
とに交互に変化させて作製した超格子構造の模式図、(
ロ)はC−V測定により求めたキャリア濃度の深さ分布
である。 第1図(イ)、(ロ)、(ハ)において■は成長室 2は基板結晶 3は排気ポンプへの連結口 4はガス導入口 5はプラズマ遮蔽板 6は固体材料蒸発用セル フは空洞共振形プラズマ生成室 8はプラズマ 9は方形導波管 10はマグネット 11は石英窓 12は基板支持部 特許出廓人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 玉 蟲 久方部 (外2名) 第 1 図 第
図、(ロ)は発散磁界の分布、(ハ)は基板支持部の拡
大図、第2図(イ)は成長層の°電気的移動度の基板バ
イアス依存性、(ロ)は成長層のキャリア濃度の基1反
バイアス電圧依存性、(ハ)は基板バイアス電圧+lO
■で成長したGaAs層の4.2にフォトルミネッセン
ス観測結果、第3図(イ)は基板バイアス電圧を各層ご
とに交互に変化させて作製した超格子構造の模式図、(
ロ)はC−V測定により求めたキャリア濃度の深さ分布
である。 第1図(イ)、(ロ)、(ハ)において■は成長室 2は基板結晶 3は排気ポンプへの連結口 4はガス導入口 5はプラズマ遮蔽板 6は固体材料蒸発用セル フは空洞共振形プラズマ生成室 8はプラズマ 9は方形導波管 10はマグネット 11は石英窓 12は基板支持部 特許出廓人 日本電信電話株式会社 代理人 弁理士 玉 蟲 久方部 (外2名) 第 1 図 第
Claims (2)
- (1)気相状態にある物質から半導体薄膜結晶を成長さ
せる場合、前記気相状態にある物質をマイクロ波電子サ
イクロトロン共鳴プラズマにより励起して結晶成長を行
う方法において、成長させるべき結晶の構成元素および
還元性もしくは不活性元素からなるグループから選ばれ
た1つもしくは複数の気相物質に対して前記プラズマに
より励起を行うこととし、前記の励起された物質をプラ
ズマ生成室から基板結晶方向に向かって磁界の強さが減
少する発散磁界により基板結晶上に輸送させ、結晶成長
を行うことを特徴とする半導体薄膜の製造方法。 - (2)気相状態にある物質から半導体薄膜結晶を成長さ
せる場合、前記気相状態にある物質をマイクロ波電子サ
イクロトロン共鳴プラズマにより励起して結晶成長を行
う方法において、前記の励起された物質をプラズマ生成
室から基板結晶方向に向かって磁界の強さが減少する発
散磁界により基板結晶上に輸送させ、基板支持部にバイ
アス電圧を2つ以上のレベルに周期的あるいは予め設定
した順番に変化させ印加しつつ、結晶成長を行うことを
特徴とする半導体薄膜の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21445388A JPH0264096A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 半導体薄膜の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21445388A JPH0264096A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 半導体薄膜の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0264096A true JPH0264096A (ja) | 1990-03-05 |
Family
ID=16656007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21445388A Pending JPH0264096A (ja) | 1988-08-29 | 1988-08-29 | 半導体薄膜の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0264096A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5697333B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2015-04-08 | 国立大学法人東北大学 | 化合物系薄膜及びその形成方法、並びにその薄膜を用いた電子装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240386A (ja) * | 1985-08-15 | 1987-02-21 | Ulvac Corp | Ecrプラズマ処理装置 |
-
1988
- 1988-08-29 JP JP21445388A patent/JPH0264096A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240386A (ja) * | 1985-08-15 | 1987-02-21 | Ulvac Corp | Ecrプラズマ処理装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5697333B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2015-04-08 | 国立大学法人東北大学 | 化合物系薄膜及びその形成方法、並びにその薄膜を用いた電子装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Botchkarev et al. | Properties of GaN films grown under Ga and N rich conditions with plasma enhanced molecular beam epitaxy | |
US7628856B2 (en) | Method for producing substrate for single crystal diamond growth | |
Van Hove et al. | GaN growth by a controllable RF-excited nitrogen source | |
US6281099B1 (en) | Method for synthesizing single crystal AIN thin films of low resistivity n-type and low resistivity p-type | |
US10526723B2 (en) | System and method for increasing III-nitride semiconductor growth rate and reducing damaging ion flux | |
US5317583A (en) | Semiconductor laser screen of a cathode-ray tube | |
JPH0264096A (ja) | 半導体薄膜の製造方法 | |
Kondo et al. | Improvements of electrical and optical properties of GaAs by substrate bias application during electron‐cyclotron‐resonance plasma‐excited molecular beam epitaxy | |
JP3816759B2 (ja) | 成膜方法および成膜装置 | |
JPH05343322A (ja) | 化合物半導体結晶層形成法 | |
JPH02192489A (ja) | 膜成長装置および成長方法 | |
JP3369816B2 (ja) | p型半導体結晶の製造方法 | |
JPH07288237A (ja) | プラズマ励起セル装置 | |
JPH0722343A (ja) | 気相成長装置 | |
Miguel-Sanchez et al. | Effect of nitrogen ions on the properties of InGaAsN quantum wells grown by plasma-assisted molecular beam epitaxy | |
JPH0379769A (ja) | 窒化ホウ素の作製方法 | |
JPS62229823A (ja) | 不純物添加化合物半導体結晶の成長方法 | |
JPH0786183A (ja) | 半導体結晶の成長方法 | |
JPH05275339A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JPH05234892A (ja) | 結晶成長方法及び結晶成長用ラジカル発生装置 | |
KR100485874B1 (ko) | 수소 및 불활성기체에 의한 화합물반도체 박막의 양자점 생성방법 | |
EP0549363A1 (en) | A semiconductor laser screen of a cathode-ray tube | |
JPH06103754B2 (ja) | ダイヤモンドを用いた発光装置およびその作製方法 | |
Balk et al. | Properties of HF‐H 2 O 2 Treated Germanium Surfaces | |
JP2761758B2 (ja) | ダイヤモンドの作製方法 |