JPH0262602B2 - - Google Patents

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JPH0262602B2
JPH0262602B2 JP57027557A JP2755782A JPH0262602B2 JP H0262602 B2 JPH0262602 B2 JP H0262602B2 JP 57027557 A JP57027557 A JP 57027557A JP 2755782 A JP2755782 A JP 2755782A JP H0262602 B2 JPH0262602 B2 JP H0262602B2
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JP
Japan
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wheel
fibers
composition
injection
fiber
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JP57027557A
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JPS57176209A (en
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Debujii Aran
Santo Fuoa Danieru
Yanitsuku Burandan
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Saint Gobain Isover SA France
Original Assignee
Saint Gobain Isover SA France
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Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=9255546&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0262602(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Saint Gobain Isover SA France filed Critical Saint Gobain Isover SA France
Publication of JPS57176209A publication Critical patent/JPS57176209A/ja
Publication of JPH0262602B2 publication Critical patent/JPH0262602B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/04Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor
    • C03B37/05Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor by projecting molten glass on a rotating body having no radial orifices
    • C03B37/055Manufacture of glass fibres or filaments by using centrifugal force, e.g. spinning through radial orifices; Construction of the spinner cups therefor by projecting molten glass on a rotating body having no radial orifices by projecting onto and spinning off the outer surface of the rotating body
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C25/00Surface treatment of fibres or filaments made from glass, minerals or slags
    • C03C25/10Coating
    • C03C25/12General methods of coating; Devices therefor
    • C03C25/14Spraying
    • C03C25/146Spraying onto fibres in suspension in a gaseous medium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B3/00Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements
    • B05B3/02Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements
    • B05B3/10Spraying or sprinkling apparatus with moving outlet elements or moving deflecting elements with rotating elements discharging over substantially the whole periphery of the rotating member, i.e. the spraying being effected by centrifugal forces
    • B05B3/1035Driving means; Parts thereof, e.g. turbine, shaft, bearings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Inorganic Fibers (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Pretreatment Of Seeds And Plants (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Manufacture Of Alloys Or Alloy Compounds (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、フアイバ化材料が溶融状態で外部か
らフアイバ化ホイールの周囲へ向けられ、該ホイ
ールに沿つて運ばれ、そして遠心力によつてフア
イバの形で剥離されるような遠心作動フアイバ化
技術の改良に関する。かようなフアイバ化技術
は、遠心作動部材が更にブシユの役目も果たすよ
うな技術に対立して、いわゆる“自由”遠心作動
技術と呼称される。 かような技術では、一般的に、数個のホイール
が相互に近接して置かれて用いられる。材料は1
つのホイールから別のホイールへ送られ、各々の
ホイールは材料の一部分をフアイバに変形し、過
剰量の材料を次のホイールへ向けて排出する。 遠心力によるフアイバの製造は前記した技術だ
けには限定されない。デイスクまたは回転紡糸部
材の前部へフアイバ化材料を導いたり、材料が遠
心作用力の下で流出するところのブシユを形成す
る多数のオリフイスが周囲に穿孔されたドラムを
利用することも公知である。 このような2つの公知型式のプロセスは、用い
る手段および得られる結果のいずれについても、
本発明とは明らかに異なるのである。デイスクに
よる遠心操作は実際には、多々の適用に好都合な
微細状フアイバを製造できないのである。更に、
この種の製造に慣用の材料をブシユを形成するド
ラムで用いることは、例えば、著しく上昇した温
度下の処理あるいは材料均質性の欠陥のために、
不可能である。 このことに関して、フアイバ化が材料を前述し
たようにして外部から周面上に置くことによつて
行なわれるような別の技術が幾つかの利点を示し
うる。しかしながら、別の特性のために、この種
のフアイバ化は、多くの改良が今日までに施され
ているにもかかわらず、全体的に満足のいく結果
を生むことができないのである。 そこで、本発明は、この種のフアイバ化を一段
と満足のいくように行なえるようにすることを主
たる目的としている。更に詳細には、本発明は、
ユーザーのために、フアイバの形成および処理を
一段と良好に行なえる手段を提供することを目的
としている。本発明の別の目的は、フアイバ収
量、すなわち、フアイバの形で回収される材料の
使用総量に対するパーセンテージを増大させるこ
とにある。実際には、この種の技術における永久
的な難点の1つとして、比較的に多量のフアイバ
化されてないものが残存することが知られてい
る。本発明の更に別の目的は、製品の品質、特に
機械的特性および絶縁特性を改良することにあ
る。本発明のいま1つの目的は、周期的な修理の
ために行なわれる停止の回数および時間を減少す
ることにある、連続作動を促すことにある。 フアイバ形成、次いで最終製品の仕上げを導く
機構の操作に関与した多数のフアクタのために、
それらの技術は全体的な分析が困難である。この
ことは、前述したような改良に到るために以前に
提案された解決法が様々になることの部分的な原
因をなすのである。 これらシステムの第1の研究は、遠心操作のた
めに最適な条件、すなわちフアイバ化の実施方
法、ホイール表面の形状、回転速度、寸法、複数
のホイールの相対的な位置および数等を決定する
ことを目的として行なわれた。 ひき続いて、フアイバ化ホイールから剥離する
フアイバの処理および収集場所への移送に関連し
た条件に関心が注がれた。 従つて、フアイバの形成時に、フアイバを未フ
アイバ化粒子と共に運びかつ該粒子から分離する
ガス流をフアイバに適用することが配慮された。 これらの技術を改良するために、絶縁マツトの
形態で利用すべきフアイバの処理に関しても様々
な提案がなされた。 一般的に、かような用途のために、フアイバ
は、最終的仕上り製品の粘着性および機械的特性
を高めるために、乾燥および/または加熱処理後
に液体バインダ組成物が噴霧被覆される。 満足のいくようにするため、この処理はいわゆ
るフアイバ化操作を妨害しないようになされるべ
きである。また、フアイバのコーテイングはでき
るだけ均一にすべきである。 1つの慣用例では、噴霧はフアイバ化ホイール
から所定の距離に位置した捕集面の方へ向いたフ
アイバを運ぶガス流の流路上で行なわれる。かよ
うな従来の方法では、均一な被覆は達成できない
のである。その確かな理由は知られていないが、
ガス流が噴霧部材前方へフアイバを不規則に導く
ことが認められている。また、フアイバが捕集部
材で向かう移動中に束状あるいは粗紡糸状に集ま
るために、あらゆるフアイバを適当な被覆させる
ことが極めて困難なのである。 かような被覆を改良することを意図して、フア
イバを運ぶガス流と同速度かつ同方向で、フアイ
バ化ホイールの反対側のフアイバ通路上へ噴霧組
成物を射出することが提案された。しかしなが
ら、その手段でも、満足な結果が得られなかつた
のである。 前述した難点を解消するために、フアイバ化ホ
イールの近傍で、できる限り、フアイバと共に流
動しかつフアイバを未フアイバ化粒子から分離さ
せるガス流中に処理組成物を噴霧する方法が提案
されたが、この方法も慣例的な実施態様のもので
あつた。かような方法では、噴霧はガス流がフア
イバと接触するようになる前に、ガス流中で行な
われるのである。 このように操作することにより、フアイバは良
好にコントロールされた状態の下で形成されるや
否や処理組成物と接触せしめられる。それにかか
わらず、被覆の実施態様は複数の欠点をともなう
のである。 それら欠点の1つは、ホイール表面に近接した
噴霧部材の存在を基因して生ずる。その近接位置
で、噴霧部材は溶融材料との接触によつて高温に
なつた表面からの放射熱を受ける。更に、溶融材
料の不慮の射出も受ける。しかしながら、それら
の噴霧部材は特に、フアイバを受入れ面の方へ導
くガス流から漏出したフアイバを保持する傾向が
ある。通常は熱に対して敏感な組成物で被覆され
たフアイバは、“ベーキング”を施される。かよ
うにして、沈積物が噴霧部材上に形成され、その
ことは即座に噴霧部材の閉塞を来たす。 前述したような欠点を最小限にするために、比
較的に大きいオリフイスを具備したノズルを利用
できるが、オリフイスサイズを大きくすること
で、所定の流量のためには、ノズル数を減少させ
る必要がある。明らかなように、数を減らしたノ
ズルは相互に更に離隔して配置され、その結果、
処理の均一性を低下させ、最終製品の品質を不良
なものとする。 更に、用心することに関係なく、次第に動きが
鈍くなる現象を完全に阻止できず、その結果、噴
霧ノズルの閉塞を来たし、修理のために製造作業
をしばしば停止させねばならなくなるのである。 数個のフアイバ化ホイールを有する装置では、
1つのホイールから別のホイールへ材料を循環さ
せる点からみて、ホイール間の吹込みおよび/ま
たは噴霧を回避すること、特に未フアイバ化の材
料を冷却しないようにすることが好ましい。一般
的に、ホイール間ゾーンの外側でフアイバを形成
することが試みられている。しかしながら、形成
されあるいは運ばれた多少の量のフアイバはホイ
ール間ゾーンを通過して噴霧組成物とじかには接
触せず、そのために、均一性の欠陥を増大させて
しまうのである。 粗紡糸の存在有無にかかわらずフアイバのコー
テイングを改良し、そして最終製品の品質を改良
することは、フアイバマツトの製造プロセスに関
する本発明によつて得られる利点の一部である。
このプロセスにおいて、フアイバ形成用の材料は
減衰状態で遠心作動ホイールの周面上に導かれ
る。材料の少なくとも一部分はフアイバの形態
で、ホイールに対して半径方向に射出される。形
成されたフアイバは、ホイールを越えるフアイバ
の射出方向に対して横断方向のガス流によつて、
層状をなして運ばれる。最初の軌道からそれたフ
アイバを運ぶガス流は細かく分割された状態で液
体処理組成物と接触するようになる。 本発明に従うプロセスでは、液体組成物は小滴
の形で、フアイバを運ぶガス流中に射出され、そ
の射出はフアイバ層内部でかつフアイバ化ホイー
ル近傍の位置のゾーンから遠心力によつてガス流
に対して横断方向に行なわれ、ガス流中に入る小
滴は同ガス流によつて細かく分割される。 本発明によれば、液体組成物に加わる作用力は
実質的に機械的部材の回転によつて生じ、回転が
起こると、小滴は遠心力作用の下で機械的部材に
沿つて持ち運ばれて該部材から離れる。この点
で、遠心力作用による射出が達成されるのであ
る。小滴への作用力は、小滴がガス流に達して貫
入することを可能ならしめるのに十分な大きさと
すべきである。 フアイバ層内部のゾーンは(フアイバを運ぶ流
れの方向において)フアイバ化ホイールの下流側
に位置して、該フアイバ層によつて少なくとも部
分的に包囲される。注目すべきこととして、本発
明によれば、射出はホイールの特定セクタに限定
されず、フアイバはホイール間に介入しても、全
て処理を受けるのである。 フアイバ層および該フアイバ層を運ぶガス流は
通常は、特にフアイバの好適な排出を可能ならし
めるために、ホイールの回転軸線に関して僅かだ
け傾斜した方向に配向される。流れの方向は好ま
しくはホイールの軸線に平行である。 簡単な実施のために、液体組成物の遠心分離は
ホイールと同軸をなす部材によつて好適に行なわ
れる。従つて、組成物の小滴は、回転軸線および
フアイバを運ぶガス流に対してほぼ垂直方向に射
出される。 処理組成物の射出は好ましくは、できるだけフ
アイバホイールに近接して実施される。 実際には、処理組成物の射出はフアイバ化ホイ
ールに十分に近接して行なわれて、小滴は、流れ
が導かれた空気との混合によつて乱されない点
で、フアイバを運ぶガス流と合する。もちろん、
混合物によつて生ずる乱流は、ホイールから更に
移動するにつれて次第に大きくなる。いわゆる厳
格な限定はないが、組成物の射出がホイールに近
接するにつれて、一方では組成物小滴に対するガ
ス流の作用が増大し、他方では、フアイバを運ぶ
ガス流の中央部において、(特にガス流の有効寸
法が該中央部で比較的に制限されるので)組成物
粒子の分配均一性が一段と改良された。 好都合な実施態様では、処理組成物の射出が行
なわれるところの平面と遠心分離作動ホイールの
下流側エツジとの間隔は150mmを越えず好ましく
は60mm以下である。 装置および/または作動条件を配慮するに、必
要な場合には、ホイールの下流側エツジと射出部
材との間の最小距離は、例えば、処理組成物射出
用部材の作動の乱れから生じうる熱転移を防止す
るように維持できる。 遠心分離部材は回転軸線から所定の距離で処理
組成物を分離し、漏出する小滴はフアイバを運ぶ
ガス流に届くのに十分な大きさの力が与えられ
る。小滴が射出部材から離れる点とガス流との距
離が短かくなる程、前記の力は増大する。更に、
小滴がガス流と合する点の局在化は、小滴の移動
距離が短かくなる程、射出部材の支持なしで一段
と促すことができる。従つて、その距離を短くす
るのが好都合であるように考えられるが、それに
もかかわらず、フアイバの射出軌道の乱れを防止
し、あるいは溶融材料の粒子がホイール表面から
オーバー・フローして該部材に不意に衝突するこ
とを防止するために、ガス流と射出部材先端との
間に所定のスペースを設ける必要がある。 射出部材の周囲で、組成物に与えられる半径方
向の速度は様々なフアクタ、すなわち、小滴のサ
イズ、ガス流からの距離、ガス流の速度等の関数
として様々に変化しうる。後記する実施例に与え
られる装置の寸法パラメータおよびガス流の速度
を考慮するに、好適な半径方向の速度は50〜
120m/秒、特に好ましくは70〜100m/秒の範囲
である。 組成物を遠心力で射出することに関連した1つ
の利点は、噴霧が推進流体によつて行なわれる場
合のように、フアイバを運ぶガスの正常な流れの
乱れをフアイバ化ホイール下流側のガスジエツト
によつて防止することにある。ガス流への組成物
小滴の衝撃は、噴霧ジエツトよりもかなり小さく
なる。従つて、特に粗紡糸のコーテイングに関し
て述べた欠点および渦流発生の危険性は減少され
るのである。 射出は遠心力によつて達成されるのであるが、
かような射出は、遠心力が基本的手段であつて他
の手段にも結びつけることができることは言うま
でもない。従つて、処理組成物は通常は、射出部
材への進行を可能ならしめる圧力を越えない大き
さの圧力で該射出部材へ送られる。それにもかか
わらず、組成物を高い圧力で送ることともでき
る。状況に応じて、遠心分離作動部材の利用も、
推進液がフアイバの形成もしくは移送、あるいは
最終製品の形成に混乱を生じない程度で、該推進
液と結びつけることができる。 注目すべきこととして、本発明によれば、前述
したこととは反して、フアイバの良好なコーテイ
ングを達成するために射出部材のレベルで処理組
成物の極めて微細な分散を行なうことは不必要で
ある。ガス流中への小滴の射出および貫入を促す
ために、それらの小滴が比較的に有効な寸法とす
るのが好ましい。このことは、ガス流の作用中お
よび作用下で小滴の分散が終了するという事実に
よつて達成できる。 実際に、フアイバ化ゾーン近傍、すなわちガス
流が最大速度および最大力を生ずる点におけるガ
ス流中への組成物の導入は小滴の噴霧(破裂)を
促し、その量が増加する。 フアイバを運ぶガス流中への組成物小滴の噴霧
は特に本発明の特徴をなす。かようにして、前述
した欠点すなわちエーロゾルが高速でガス流に貫
入したり、良好な作動に不都合な位置に噴霧ノズ
ルが存在することもなく、組成物は噴霧によつて
微細に分割された状態で得られる。実際に、一方
では遠心分離小滴がエーロゾルよりも容易にガス
流に貫入し、他方では、作動態様に基因して、遠
心分離作動葡材は(特に、射出組成物が射出部材
の冷却を促し、かくしてフアイバの接着を妨げる
場合に)いわゆる“自己洗滌”の特徴を示しう
る。 ガス流における小滴の変形の別の利点は、その
変形方法と関連する。強力はガス流へ射出される
小滴の行動的研究から、多数の小滴の噴霧は一連
の変形の結果であり、その変形中は、“変形した”
小滴の寸法がかなり増大するということが示され
た。かような変形プロセスは噴霧を促すばかりで
なく、更に、寸法の増大にともなつてフアイバを
合する可能性を増大させる。 一般的に、小滴が受ける現象に関係なく、ガス
流中への分散が良好で、捕集面上に回収された製
品において組成物が良好に分配されるという結果
が得られる。 実際に、小滴が射出され、ガス流に流入し、分
割される条件を決定するパラメータの大多数はフ
アイバ化条件の関数として設定される。この設定
は、特に射出部材がホイールと相互依存し合う時
のホイール回転速度に関してなされる。また、ガ
ス流の特性についてもある程度まで設定される。
それにもかかわらず、実験者達は、特に組成物小
滴の特性の決定に介入する手段を取り除く。特
に、そのことは射出部材の位置、形状寸法、更に
小滴が漏出する点から回転軸線までの距離に関連
する。また、射出部材のオリフイスまたは該部材
における組成物の進行を変更することも可能であ
る。 後記の実施例でみられるような回転速度および
吹込みの好ましい状態において、従来のエーロゾ
ルに比べて10倍以上の平均寸法の小滴が射出さ
れ、良好に分配され得る。例えば、鉱物繊維上に
慣例的に噴霧されたバインダ組成物水溶液では、
90%の小滴は30×10-6mの平均サイズを有する。
本発明に従つて組成物が遠心力で射出される場合
には、典型的に形成される小滴は(50〜500)×
10-6mの寸法を有し、250×10-6mの平均寸法を
有する。 本発明の別の特徴によれば、ガス流が射出組成
物と合するゾーワ内で増大した速度を有するよう
に作動する利点がある。 前述したように、迅速ガス流の利用は、小滴の
噴霧を促すことにより、処理組成物の分散のため
に好適となる。 更に、高速ガス流の選択はフアイバ化率および
最終製品の品質に適当な効果を奏する。 それら改良の特定な理由は完全には明示されて
ない。フアイバ化率の改良に関しては、フアイバ
化されてない、あるいは不十分にフアイバ化され
た粒子の多少の量がガス流への貫入によつて減衰
し、ガス流速度が迅速になるにつれてその減衰傾
向が増大すると考えられる。最終製品について
は、下記の仮説が想定できる。 フアイバ化およびコーテイングゾーンに迅速な
ガス流を提供することにより、そのゾーンにおい
てフアイバを分散した状態に保ちつつフアイバと
共に流動する流れが形成される。ガス流と導かれ
た周囲の空気との混合によつて発生して、粗紡糸
の形成を促すと考えられる旋回運動は、フアイバ
化ホイールから離れた距離に退けられる。小滴の
分散および噴霧は、フアイバが良好に個別化され
る時点で促される。ガス流において、組成物粒子
とフアイバとの混合物は、受入れ面へ向かう進行
中に粗紡糸が形成されるとしても、連続して全く
均一である。更に、受入れ面へ向かう移動中よ
り、粗紡糸の形成現象の時間が短縮され、従つて
粗紡糸の数およびサイズが減少される。 かような改良を導く現象にかかわらず、ガス流
の吹込み状態は、ホイール周面から遠心力でフア
イバ化する技術に関して前述した従来例とは確実
に異なるのである。 それら従来例では、吹込みの目的は実質的に、
フアイバを受入れ面の方へ運ぶこと、および恐ら
くは未フアイバ化粒子の分離を行なうこととの両
方にあり、それらはいずれも低速度で行なわれる
のであつた。しかるに、本発明によれば、吹込操
作は、他方ではフアイバ形成の条件に関与すると
考えられる。以前に信じられていたことに反し
て、後述する限界内でのガス吹込み速度の増大は
フアイバの形成を乱さず、最終製品の品質を向上
させる。 実際に、ガス流はホイール表面の近傍に提供さ
れるが、該表面とじかには接触しない。最初の時
間中に、遠心作用力の下で形成されて発達するフ
アイバのためにシステムを良好に作動することが
肝要である。表面に沿つて流動する流れは、特に
迅速な場合に、フアイバの形成を促すことなくホ
イール表面に置かれた材料を噴霧する。その役割
を果たすために、反対方向のガス流はホイール表
面から離れすぎてはならない。 実際に、フアイバを形成する材料の最初の射出
速度にかかわらず、フアイバは微細であるがため
に即座に速度低下する。従つて、ガス流中へのフ
アイバの射出を達成するために、ガス流と表面と
の距離は必ず限定すべきである。 この距離は、10〜200mm、好ましくは25〜100mm
である。 ガス流は、遠心分離作動ホイールの周囲、少な
くともフアイバが漏出するセクタに提供される。
通常の場合のように数個のフアイバ化ホイールを
含むユニツトを使用する場合には、ガス流は好ま
しくは、ホイールが相互に直面しないホイール周
囲のセクタに提供される。かような状態下で、ガ
ス流はホイール群用の一種の包囲体を形成する。 前述したガス流は、フアイバと合するゾーンに
おいて、前記したような好ましい効果が得られる
のに十分な速度となるべきである。もちろん、こ
の速度はフアイバの破壊を生ずるような大きさで
あつてはならない。ある程度まで、一段と長さの
短かいフアイバが不都合を生じ、粗紡糸の数およ
び/または重要度の減少に寄与するが、それにも
かかわらず、それら短かいフアイバは絶縁マツト
の織物を形成するのに十分な長さを有する。前記
ゾーンにおけるガス流の適当な速度は、50〜
100m/秒、好ましくは100〜150m/秒である。 ガス流の速度は、遠心分離作動ホイールによつ
て材料に与えられる速度との比較の対象になりう
る。かように材料に与えられる速度は多数のフア
クタ、特に、処理材料の性質、粘度、ホイール表
面等に依存する。鉱物繊維の形成のために用いら
れるスラグ溶鉱、玄武岩、輝緑岩、ガラス等の材
料あるいはそれらに類似の材料の処理のために好
ましいフアイバ化ホイールの周速は、60〜
150m/秒である。かような条件下で、回転周速
に対するガス流速度の比率は1.8〜0.8、更に詳細
には、1.5〜1となる。 ガス流の速度はフアイバ化ホイールの速度と関
係する。というのは、それら2つのフアクタがあ
る程度まで、作動条件の設定に関して相互依存す
るためである。全体的に、ガス流速度の増大は未
フアイバ化率の減少およびフアイバの減衰を導き
うる。換言すれば、ガス流速度の増大は微細なフ
アイバの形成を導く。 ある用途のために、フアイバを微細にし過ぎる
ことは堅さおよび温度抵抗の理由で望ましくな
い。フアイバ直径をさほど減少することなく高速
度の吹込みを行なうために、フアイバ化ホイール
の速度を減少できる。 従つて、ユーザーはガス流速度とホイール速度
との組合せを良好な成果を導くのに適当な値に調
節することによりフアイバ化条件を調整するため
の補足的な手段を利用する。この補足的手段は、
例えば、フアイバが分解するところのホイールゾ
ーンの局在化を良好に設定することであつて、そ
の価値が十分に認められている。 ガス吹込み量は、ホイール表面に沿つて速度の
均一性を全体的に保証するのに十分でなければな
らない。また、その量は、処理組成物およびフア
イバ形成材料と共に逸脱し、移動するのに十分で
なければならない。水蒸気の場合には、適当なガ
ス吹込み量はフアイバ化材料1Kg当り0.5〜2.0Kg
である。証明できるユニツトの幾何学性を考慮す
るに、ホイールを包囲するガス流は比較的に限定
された厚さとしうる。もつと多量のガス流も利用
できるが、その結果、得られる製品の品質に実質
な補足改良を与えることなく、ガス消費量の増加
を来たす。 ガスがホイール周囲のフアイバ分離ゾーンに吹
込まれた場合には、ガス吹込み量は、該ゾーンで
分離されるフアイバ量の関数として適当に調節で
きる。所定のゾーンで、フアイバが一層多量にあ
る時に、作用力すなわち所要のガス量が一層重要
になることはいうまでもない。 小さい寸法のガスジエツトは、周囲空気との接
触時に即座に減速する。また、かようなジエツト
が本発明に従うガス流を形成するように用いられ
る時には、ホイール近傍に1つもしくは複数の出
口用オリフイスを配設するのが好ましい。すなわ
ち、出口用オリフイスからフアイバ化ホイール表
面の上流側エツジまでの距離は、構成要件が許す
限り短かくするのが好都合である。それらオリフ
イスをホイール表面に一層近づけることにより、
ホイール高さにおけるガス流の速度は出口点にお
ける速度と著るしく異なることが保証される。ま
た、このようにして、フアイバ化ホイール近傍で
は、幾何学性が比較的に良好に設定されたガス流
が用いられる。 出口用オリフイスとホイール表面の上流側エツ
ジの高さとの間隔は、50mm以下とするのが好まし
い。 出口用オリフイスは、フアイバ通路に介在する
ことなく、ホイール表面の高さまたは該表面から
僅かに前方に配設できる。実際に、吹込み部材が
流出するガス流と共に運ばれる以前であつても、
フアイバは導かれた流れによつてそらされる。 小さい寸法のジエツト、すなわち幅が6mmを越
えなくて、好ましくは0.5〜5mmであるオリフイ
スを具備したジエツトをそれらオリフイスとホイ
ール表面との間隔に適当な前記した条件の下で使
用する場合には、適当な速度をガス流へ与えるの
に必要な圧力は通常(1〜10)×105Paである。 本発明によれば、液体組成物を用いてフアイバ
処理の幾つかの操作を実施することも可能であ
り、少なくともその1つは前述した詳細な説明内
容に従つて行なわれる。 それらの操作は連続的あるいは同時に行なえ
て、同一または様々な組成物を用いうる。従つ
て、鉱物繊維から絶縁マツトを製造するにあたつ
て、フアイバは、例えば、反応によりバインダを
生成する2種の組成物を用いるか、あるいはバイ
ンダ組成物および張力活性組成物等を別別に射出
することによつて処理できる。 本発明は更に、減衰する材料が方向づけられる
周辺部および外部に少なくとも1個の遠心分離作
動ホイールを有する型式のフアイバ製造装置も提
供する。本発明による製造装置は、フアイバ処理
用の液体組成物を遠心力で射出するための部材を
含み、その射出部材がホイールに関して、組成物
がフアイバ化ホイールの周面の下流側エツジに近
接した平面で射出されるようにして配置されてい
ることを特徴とする。また、射出部材が、組成物
がホイール回転軸線から長くても該ホイールの半
径と等しい距離で該射出部材から漏出するような
形状寸法になつている点にも特徴がある。 便宜上、前記の射出部材はホイールに連結し、
ホイールと共に回転するようになすのが好都合で
ある。 好ましくは、射出部材は対称的な回転を行な
い、その回転軸線はフアイバ化ホイールと一致す
る。また、該射出部材は好ましくはほぼデイスク
の形状を有する。 本発明の特に好適な実施例では、ほぼデイスク
形状をなす射出部材は2つの連係した支持体によ
つて形成され、それら2つの支持体は相互間に区
分を設定し、その区分内へ向けて組成物が射出さ
れる。前記区分は、一方側が組成物供給導管に連
結され、他方側がデイスク周辺もしくは周辺近傍
に配置された1個または複数のオリフイスに連結
される。組成物が数個の別々のオリフイスを通つ
て漏出する場合に、オリフイスの分布および数
は、射出がデイスク周囲のあらゆる点で実質的に
均一に行なわれるようになされる。特にこの場合
に、オリフイスは相互に十分に近接してサークル
状に配置できる。状況に応じて、それらのオリフ
イスは同心状の数ケの列をなして配置することも
できる。 本発明によれば、オリフイスは半径方向の周辺
上ではなく、回転軸線に対してほぼ垂直でかつ周
辺から所定の距離において射出部材の一方側に配
置するのが好都合である。かようにして、材料の
不慮の射出がオリフイスに衝突しなくて済むので
ある。 オリフイスが周辺上に存在しない場合に、通常
は、遠心力作用の下で漏出する組成物は射出部材
の周辺に対応する側に沿つて移動する。この比較
的に短い通路上での組成物の移動を改良するため
に、前記した側の部分を特別な外形にすることが
可能である。従つて、溝または半径方向のリブを
適用すると好都合である。 フアイバ化ホイールと射出部材が一体的に作成
される場合に相互間の熱転移を防止するために、
装着をハブ近傍すなわち熱に殆んどさらされない
領域で行なつて、ホイール支持体と射出部材との
間に多少の間隔を設けるのが好ましい。接触によ
る熱転移の防止を行なう場合には、その間隔は小
さい寸法にでき、それにより、小滴をホイール周
面のエツジに関して射出しなければならない距離
の不一致を防止できる。実際には、2〜3ミリメ
ートルの間隔で十分である。その間隔は、形状に
より、ホイール支持体をホイールの作業面に関し
て引つ込ませることができるので、邪魔にはなら
ない。換言すれば、ホイールの作業面は支持体上
方および恐らくは射出部材の一部分の上にも突出
できる。 射出部材を保護するための別の手段も利用でき
る。特に、射出部材の周辺の一部分を覆うような
円形の保護フランジをホイール支持体上に配置で
きる。支持体に固締した別個の部材も配設でき
る。 前述したようなあらゆる場合に、射出部材の半
径方向の寸法は好ましくは、組成物の遊離が、フ
アイバ化ホイールの半径の少なくとも70%に相当
する回転軸線からの距離で起こるようになされ
る。 射出部材へ向かう処理組成物の移動は好ましく
は、ホイールの軸内で、好適には同軸をなして置
かれた管糸部材によつて行なわれる。 高温で材料をフアイバ化するように企図された
装置では、通常は、無理矢理に受ける部分片の変
形および急速な摩耗を防止するための手段が所望
される。従つて、ホイールのフアイバ化表面を該
フアイバ化表面の内側に水を導くことにより冷却
することが慣用されている。本発明によれば、か
ような配置構成を用いる場合には、ホイール軸内
に置かれた管糸を冷却水を導き通して、処理組成
物内に管糸を包むのが好都合である。かようにし
て、組成物は好ましからぬ温度上昇から保護でき
る。 前述したように、射出組成物が遠心力作用の下
で加速に対応する通路の一部分に限定されるとこ
ろの区分を有する射出部材は好ましい実施態様を
提供しうる。 射出部材の別の実施態様も可能である。それら
実施態様の1つに従つて、射出部材は特に、組成
物が置かれるところの回転面を有しうる。もちろ
ん、その回転面上に置かれた組成物を移動し、ひ
き続いて適度に加速させることが必要である。こ
のことは様々な方法で達成できる。例えば、表面
が回転軸線に対して直角をなすデイスクを用いた
場合には、組成物の滑動を防止するために溝また
は半径方向のリブを該表面上に設けることができ
る。また、組成物はくぼみを有する部材の表面に
も置くことができて、遠心力が組成物を該表面に
対して維持できる。かような表面は、例えば、円
錐形あるいはそれぞれに類似の形状をなしうる。 前記の実施態様において、射出部材はフアイバ
化ホイールとは別個に設けられる。本発明の別の
実施態様では、射出部材はフアイバ化ホイールの
一部分をなす。特に、ホイール下流側の支持体は
射出部材の一部分を形成しうる。付加的な支持体
をこのホイール支持体に連結して、デイスクと類
似したユニツトにすることもできる。 本発明による配置構成は、ガス流を発生する部
材も含有しうる。この部材のオリフイスはホイー
ル周面の近傍に配置される。半径方向において、
オリフイスは十分な距離に配置されて、実質的に
ホイールの軸線方向に配向されたガス流は前述し
たように周面上に吹込むことはない。好ましく
は、ホイール表面とオリフイス軸線との距離は25
〜100mmである。軸線方向において、オリフイス
はホイールエツジにできるだけ接近し、好ましく
は10mm以下である。 オリフイスは、フアイバが分離するところのホ
イール周面におけるあらゆるゾーンを包囲し、好
ましくは、状況に応じて、同じ方向に回転する2
個のホイール間のスペースを除いて、別のホイー
ルに直面しないフアイバ化ホイール周囲のあらゆ
るゾーンを包囲するガス流を発生する。 同じ装置に数個のフアイバ化ホイールが連係し
て用いられる場合には、単一の部材が各々のホイ
ールに対応するガス流を発生できる。反対に、
別々の数個の部材を様々なフアイバ化ホイールも
しくは単一のホイールに用いて、各々が断片のガ
ス流を発生するようになすこともできる。 数個のフアイバ化ホイールから成る装置は、通
常は、材料を加速して次のフアイバ化ホイールへ
分配する役目を果たす第一のホイールを有する。
この分配用ホイールは実際にはフアイバを形成せ
ず、通常は、吹込み部材と組み合わせる必要がな
い。もちろん、装置の第一のホイールが多少のフ
アイバ化を行なう場合には、吹込み部材と組み合
わせるのが好ましい。 オリフイスがスロツトによつて形成されるかあ
るいは一列の別々のオリフイスによつて形成され
るものであつても、ガス流はフアイバと合する時
に実質的に連続状の層として形成されるべきであ
る。複合オリフイスの場合には、それらオリフイ
スは隣接するジエツトが合するのに十分な程に接
近すべきである。 通常は一列のオリフイスが用いられるが、必要
な場合には、ガス流を拡大するかあるいはフアイ
バ化ホイールの全面に沿つて一定した速度を保証
するために、相互間に同様または様々な特性を有
する数列のオリフイスを設けることもできる。特
に、数列のオリフイスを利用する場合には、オリ
フイスの寸法、ホイール軸線に対するオリフイス
の傾斜またはホイールに対するオリフイスの相対
的位置についての特性は様々に変化しうる。 前述したように、ガス流はホイール周囲の対応
するゾーンに従つて様々な重要性を有しうる。ガ
ス量が多量のフアイバの関数となるのが好まし
い。 オリフイスの数または寸法は好ましくは、それ
らオリフイスが対応するゾーンの関数として選択
される。多量のフアイバが分離するところのゾー
ンにおいて、一段と大きいまたは多数のオリフイ
スを設けるのが好ましい。 チヤンバがオリフイスを提供する。このチヤン
バは好ましくは環形である。慣用の手段により、
該チヤンバは空気、水蒸気、燃焼ガス等の加圧ガ
スを受け入れる。 フアイバ化装置を構成する別の手段は、前述し
た従来のものと同様である。フアイバ化ホイール
に関与する手段自体、あるいは移動手段について
も同様である。更に、フアイバ化すべき材料を供
給する手段および形成されたフアイバを受け入れ
るための部材についても同様である。 同じく、本発明によるプロセスの特徴をなす以
下の説明および添付図面に開示した点を除いて、
特に、材料の温度および流動に関しては、従来と
類似する。 以下に、本発明による製造プロセスおよび装置
を添付図面を参照しながら、実施例を挙げて更に
詳しく説明する。 第1図に示した型式の装置は、3個のホイール
を有する。ホイール2,3はフアイバ化用のホイ
ールである。フアイバ1は、分配用のホイールで
ある。この装置において、フアイバ化すべき材料
はチヤネル4から分配ホイール1上へ流動され
る。該分配ホイールと接触すると、材料は加速さ
れて、分配ホイールと反対の方向に回転するホイ
ール2へ送られる。十分に接着してない材料は、
ホイール2からホイール3へ放出される。ホイー
ルに接着している材料は、剥離してフイラメント
を形成するようになるまで、遠心力によつて依然
として加速され、該フイラメントはホイール周囲
のガス流中に放出され、受入れ部材(図示せず)
の方へ送られる。ガス流は吹込みクラウン材5の
オリフイスから発生される。このクラウン材5
は、フアイバがフアイバ化ホイールから剥離する
ところのゾーンにだけガス流を発生するものであ
る。 第1図図示の装置は3個のホイールを有する
が、2個または4個のホイールを装置もしばしば
同様の原理で作動できるのである。 同図において、フランジ32で囲まれた処理組
成物用のプロジエクタ部材を数字10で図式的に
示してある。処理組成物は該プロジエクタ部材の
前部に配設されたスロツト22を通つて流出す
る。 第2図には、フアイバ化プロセスに直接的に携
わる部材、すなわち、2個の支持体8,9によつ
て支持されかつ軸6によつて支持されたリム7に
よつて形成されているホイール自体と、同じく2
個の支持体11,12によつて形成されているフ
アイバを処理する組成物のプロジエクタ部材とを
図示してある。それら可動部材には、通常はフレ
ーム(図示せず)と一体的な固定した吹込み部材
13を設ける必要がある。 軸6上に諸々の構成部材を取り付ける一例の詳
細を第3図および第4図に図示してある。支持体
8は軸6の固定片17に対して配置される。各々
の支持体8,9は周辺に突起14,15をそれぞ
れ有し、それら突起はリムの対応する溝に係合す
る。プロジエクタ部材の支持体11のボス16端
部は支持体9の凹部内に埋設される。ボス16は
軸6に螺着した端片18に螺合して、2個の支持
体8,9をリム7に結合させる。ホイール組立体
とプロジエクタ部材との閉塞はねじ19によつて
達成され、そのねじ19の端部は軸6に埋設され
る。明瞭にするために、1本だけのねじを図示し
てある。 様々な支持体におけるねじ用の孔の寸法および
ねじ自体の寸法は、装置内に充満した様々な流体
が実際には1つの区分から別の区分へ流動できな
いように調節される。しかしながら、それら多数
の区分の密封性を保証する必要はない。実際に、
冷却液または処理組成物は、軸線方向の方向づけ
を終えた後に、遠心運動によつてコントロールさ
れた通路に従つて流動する。 プロジエクタ部材を形成する構成片の組立て態
様および冷却水および組成物給送の方向づけにつ
いて、第7図に図示してある。同図において、明
瞭にするために、固締ねじ19の図示は省略して
ある。支持体11上への支持体12の固定は、例
えば、柵部材20の高さに置いたねじによつて行
なえる。その区分は、2つの支持体を境界とし連
続状のスロツト22を通じて外部に開口してい
る。処理組成物は、柵部材20に半径方向に形成
された一連の溝によつて区分21からスロツト2
2へ流動される。 区分21とスロツト22とを連絡する溝は、プ
ロジエクタ部材の全周に組成物を均等に配分でき
るような寸法および分布状態になつている。 第7図は、柵部材の高さにおける支持体11,
12の断面を示す。同図の断面は、柵部材に形成
された溝の高さで示されている。 2つの同心円状の方向づけ部材が軸6の軸線上
に配置されている。方向づけ部材23は処理組成
物を区分21内へ導く。そして、組成物は、ホイ
ールの冷却水を収容する方向づけ部材24内部に
置かれる。それら2つの方向づけ部材は、方向づ
け部材24の端部を閉鎖した環形ストツパ25に
よつて連結される。このストツパは螺着または別
の同様な既知の方法で取付けることができる。 前記した2つの方向づけ部材は、ボス16の内
側上に静止したローリング機構26によつて軸6
の軸線上の位置に保持される。ローリング機構2
6はサークリツプ27によつて縦方向に固定され
る。 密封ジヨイント28は、ボス16の肩部29に
よつてローリング機構26に対して当接した状態
に保たれる。 冷却水の循環(第6図参照)は、方向づけ部材
24と、軸6内部で方向づけ部材内、詳細には、
軸6壁部の切落し30内に切り欠かれた開口部3
4(1つだけ図示)とによつて行なわれる。切落
し30は、該切落しのベース部に配設した1つま
たは数ケ所の開口部31へ向けて水を案内するた
めのものである。開口部31は、水がホイールの
支持体8,9を流動するように設けられている。 第3図図示のように、開口部31はねじ19の
孔に関して離設されている。 リム7との接触後、冷却水は、ホイールの側部
に設けられた開口部(図示せず)を通じて(恐ら
く、蒸気の形態で)排出される。 プロジエクタ部材の別の実施例を、第8図に図
式的に示してある。 この変更例は、軸の軸線上に置いた方向づけ部
材が限られたスペース内に保持されないという点
で、前記した実施例とは実質的に異なるものであ
る。組成物は円錐形のデイスク33に適用され、
該デイスクの凹部は組成物が適用される点からデ
イスク内側に沿つてフアイバ化ホイールの方へ次
第に湾曲している。その円錐形状は、該デイスク
の周辺部の方へ向けて次第にデイスク上に適用さ
れた組成物を維持するのに適当である。 第4図は、プロジエクタデイスク10の保護部
材の一例を示す。図示の実施例では、保護部材は
フランジ32から成る。そのフランジはフアイバ
化ホイールの支持体9に固締されて、デイスク1
0を部分的に包囲する。もちろん、組成物の滴が
離れるところのデイスクエツジは包囲されていな
い。 添付図面では、平らな外側面のホイールリムを
便宜上図示してある。実際に、フアイバ化材料の
“捕集”を促すために、前記外側面には通常、長
手方向の溝が設けられている。 本発明の特徴を備えた諸々の構成部材の位置を
設定するのに有効な測定について、第5図に図示
してある。それぞれの測定表示は次の通りであ
る。 すなわち、ホイールの半径をRそしてプロジエ
クタ部材の半径をr、フアイバ化ホイールの下流
側エツジから組成物の射出レベルまでの距離を
xRD、ホイールの表面から噴射部の軸線までの
半径方向距離yRJ、噴射口からホイールの上流側
エツジまでの距離をxRJ、ホイールのフアイバ化
表面の幅をlRで表示した。 従来例 この従来例では、第1図図示のように配設され
た3個のホイールを有する装置が用いられた。 ホイールの直径および回転速度は、次の通りで
ある。 分配ホイール……185mm 3000rpm 第1のフアイバ化ホイール……485mm 4200rpm 第2のフアイバ化ホイール……458mm 4600rpm フアイバ化ホイールの表面の幅(lR)は、85
mmである(該表面は長手方向に溝が刻設されてい
る)。 吹込み部材は、第1図に示すようにしてホイー
ルを包囲していて、口径2mmを有する総計405個
の一連のオリフイスで構成されている。連続して
並んだ2つのオリフイス間の間隔は6mmである。
また、それらオリフイスはホイールからの半径方
向距離yRJが30mmで、軸線方向距離xRJが10mmの
位置に配置される。 約3.5×105Pa.の圧力下で蒸気が用いられ、完
全な装置は約2.5×103Kg/時間の蒸気量の吹込み
を行なう。 バインダの射出は、第7図図示のような装置に
よつて2つのフアイバ化ホイールで実施される。
遠心デイスクの直径は320mmである。 フオルモ・フエノリツクレゾールからなる水溶
液状のバインダ組成物が射出される。 フアイバ化材料は、メリライトガラスであり、
その供給出力は約3×103Kg/時間である。 かようにして、厚さが50mmで、熱伝導率が23.9
℃の温度で38.2mW/m.℃のフアイバマツトが作
製される。 比較してみると、フアイバ化は、ホイール上流
側のフアイバ上へのバインダ噴霧と同様な状態の
下で行なわれる。 この従来例において、吹込み傾斜路は33個だけ
のオリフイスを有し、そのうち16個のオリフイス
はバインダ噴霧のための用いられる。それらオリ
フイスは直径3mmであつて、120〜150mmの半径方
向距離yRJの位置に配置される。 バインダ用のオリフイスの直径は、2mmであ
る。 傾斜路内の蒸気圧力は(3〜4)×105Pa.であ
り、蒸気消費量は1.2トン/時間である。 他の条件は、前述した本発明による実施例と同
様である。作製されたフアイバマツトは同じ絶縁
特性を有するものであるが、それらの機械的特性
は下表に示すように良好ではない。
【表】 での降下率
本発明に従つて得られる製品は改良された引張
り抵抗を示し、その特性はマツトの“粘着性”を
改良し、加圧下での降下率を一段と小さいものと
した。 更に、テストの延長時間中に、プロジエクタ部
材の閉塞は発生しなかつた。従つて、600時間に
及ぶ連続作業中に、プロジエクタ部材の洗浄のた
めに停止することは必要とされないで済むのであ
る。 かように、本発明は得られる製品の品質を維持
あるいは向上すると共に、フアイバ化技術のため
の動作条件を改良ならしめるのである。 本発明による処理組成物の射出もまた、異なる
種類の組成物の利用を促進できる点で優れてい
る。 例えば、仮にフオルモ・フエノリツクレゾール
組成物が常用されるとすると、他の物は幾つかの
利点を有しうるものである。乾燥油、特に比較的
に安価な亜麻仁油を含有する組成物の場合がそれ
に相当する。 フアイバをコーテイングする慣用の方法では、
亜麻仁油を含有する組成物の利用は困難である。
というのは、亜麻仁油の粘度がフオルモフエノリ
ツク組成物の粘度よりもかなり高いためである。
更に、亜麻仁油処理の製品では、バインダの所要
量が比較的に少なくなるためでもある。高い粘度
および少量のバインダというこれら2つの点に基
因して、噴霧ノズルを閉塞する危険性が一段と増
大される。そのために、前記したタイプのバイン
ダはほとんど利用されない。 本発明によるバインダの射出方法では、亜麻仁
油を含有する組成物の特質のために難点が生ずる
ことはない。遠心作動は停止することなく進行
し、フアイバは一様にコーテイングされる。 実験中に、装置の自己洗浄について特に利点が
認められた。バインダの種類を変えることは、排
出に続いて行なうことを必要とせず、即座に行な
えることも認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフアイバ化装置を図式的
に示す斜視図、第2図は本発明によるフアイバ化
ホイールを図式的に示す部分断面側面図、第3図
は第2図に示した装置の部分拡大図、第4図は第
2図に示した装置の別の部分断面図、第5図は本
発明による装置の主要構成部材を、それら部材の
相対的な位置を設定する測定表示手段と共に概略
的に示す図、第6図は冷却水用導管回路の細部を
示す断面図、第7図は処理組成物を誘導する回路
および該組成物用のプロジエクタ部材の細部を示
す断面図、第8図は別の型式の処理組成物用プロ
ジエクタ部材を示す部分断面図である。 図中、1……分配ホイール、2,3……フアイ
バ化ホイール、4……チヤネル、5……クラウン
材、6……軸、7……リム、8,9……支持体、
10……プロジエクタ部材、11,12……支持
体、13……吹込み部材、14,15……突起、
16……ボス、17……固定片、18……端片、
19……ねじ、20……柵部材、21……区分、
22……スロツト、23,24……方向づけ部
材、25……環形ストツパ、26……ローリング
機構、27……サークリツプ、28……密封ジヨ
イント、29……肩部、30……切落し、31…
…開口部、32……フランジ、33……デイス
ク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フアイバを形成する材料が迅速に回転駆動さ
    れる数個のホイールから成る遠心分離装置に減衰
    状態で供給され、第1ホイールの周面上で流動す
    る材料が該周面上で加速されて、反対方向に回転
    する第2ホイールへ射出され、少なくとも一部分
    の材料が第2ホイールの表面に付着し、次いで遠
    心作用力の下で該表面からフアイバの形で分離
    し、過剰量のフアイバが第3ホイール、必要なら
    ば更に後続するホイールへ射出され、ホイールか
    ら分離したフアイバが射出路に対して横断方向の
    ガス流中へ射出され、それにより減衰してガス流
    と共に運ばれ、フアイバ処理用の液体組成物がホ
    イール近傍においてフアイバを運ぶガス流に対し
    て横断方向に射出され、その射出に、ガス流に貫
    入するのに充分なサイズの組成物小滴が形成され
    る状態の下で行われ、ホイールの直径内において
    50〜180m/秒の速度のガス流による作用の下で
    組成物小滴が破裂するように行われるフアイバの
    製造方法。 2 液体組成物の射出がホイール軸線に垂直な平
    面内で行われることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 3 液体組成物の射出がホイール軸線からホイー
    ル半径の70%以上の距離で行われることを特徴と
    する特許請求の範囲第1、2項いずれかに記載の
    製造方法。 4 ホイールの直径内において、ホイール周速に
    対するガス流速度の比率が1.8〜0.8であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第3項いず
    れか1項記載の製造方法。 5 フアイバ形成が起こるところのホイールの周
    速が60〜150m/秒であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の製造方法。 6 射出小滴が150×10-6mの平均寸法を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5
    項いずれか1項記載の製造方法。 7 フアイバを製造し且つガス流によつて運ばれ
    るフアイバを液体組成物で被覆するための装置で
    あつて、周面が相互に近接して置かれて迅速に回
    転駆動し、材料の通路に沿つて連続した2個のホ
    イールが反対方向に回転するようになつている一
    連のホイール1,2,3と、材料を第1ホイール
    1の周面上へ流動するような位置に置かれた供給
    部材4と、フアイバを生ずる元となるフアイバ通
    路に対して横断方向のガス流をホイール1,2,
    3周囲に発生する吹込み部材5と、ホイール2,
    3近傍においてフアイバを被覆するように液体組
    成物を分配させる遠心射出部材10とから成る装
    置。 8 材料の通路に沿つた第1ホイール1が材料を
    後続するホイール2,3の方向へ加速させ、ホイ
    ール3だけがフアイバを被覆する液体組成物の射
    出部材と連係していることを特徴とする特許請求
    の範囲第7項記載の装置。 9 組成物の遠心射出部材の各々が、組成物遊離
    点で円形をなし、その軸線がフアイバ化ホイール
    の軸線と一致し、且つその半径が少なくともフア
    イバ化ホイールの半径の70%に等しいことを更に
    特徴とする特許請求の範囲第8項記載の装置。 10 射出部材が通常は、相互間に区分21を設
    定する2個の支持体11,12によつて形成され
    るデイスク10の形態をなし、該デイスクがフア
    イバ化ホイール軸の軸線上に置かれた管糸23を
    通じて供給され、区分21が組成物漏出用の1つ
    または複数のオリフイス22から成ることを特徴
    とする特許請求の範囲第7項乃至第9項いずれか
    1項記載の装置。 11 オリフイス22が回転軸線に対して垂直
    で、デイスクの一方側に配設されていることを更
    に特徴とする特許請求の範囲第10項記載の装
    置。 12 射出デイスクがフアイバ化ホイールと一体
    的なフランジ32によつて保護されることを特徴
    とする特許請求の範囲第10、11項いずれか記
    載の装置。 13 組成物供給用の管糸23がホイール用の冷
    却水を導く同心円状の管糸24内に配置されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第10項記載
    の装置。 14 射出部材が円錐形のデイスクで構成され、
    該デイスクのくぼみがフアイバ化ホイールへ向か
    つて曲がつていることを特徴とする特許請求の範
    囲第7項乃至第9項いずれか1項記載の装置。 15 吹込み部材のオリフイスがホイールの表面
    から10〜200mmの半径方向距離yRJに配置されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第7項乃至
    第14項いずれか1項記載の装置。 16 吹込み部材におけるオリフイスの分布が対
    応するホイールゾーンの関数をなし、多量のフア
    イバが分離するところのゾーンに対して一段と多
    数のオリフイスが直面していることを特徴とする
    特許請求の範囲第7項乃至第15項いずれか1項
    記載の装置。
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