JPH026257A - 車両用ブレーキ装置のための作動装置 - Google Patents

車両用ブレーキ装置のための作動装置

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JPH026257A
JPH026257A JP1019339A JP1933989A JPH026257A JP H026257 A JPH026257 A JP H026257A JP 1019339 A JP1019339 A JP 1019339A JP 1933989 A JP1933989 A JP 1933989A JP H026257 A JPH026257 A JP H026257A
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JP
Japan
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piston
chamber
master brake
brake
auxiliary
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Application number
JP1019339A
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English (en)
Inventor
Peter Schluter
ペーター・シュリューター
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ZF International UK Ltd
Original Assignee
Lucas Industries Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/16Master control, e.g. master cylinders
    • B60T11/232Recuperation valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T13/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems
    • B60T13/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release
    • B60T13/24Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator with power assistance or drive; Brake systems incorporating such transmitting means, e.g. air-pressure brake systems with fluid assistance, drive, or release the fluid being gaseous
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    • B60T13/246The control valve is provided apart from the servomotor cylinder
    • B60T13/248Mechanical command of the control valve, hydraulic transmission to the brakes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
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    • B60T13/52Vacuum systems indirect, i.e. vacuum booster units

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は車両用ブレーキ装置のための作動装置に関し、
この作動装置は、油圧式のマスタ・ブレーキ・シリンダ
と該マスタ・ブレーキ・シリンダから離隔して配設され
た空圧/油圧式の制動圧倍力機構とを備え、更に、 一ブレーキ回路に接続するためのコネクタを備え、機械
的に作動操作自在なマスタ争ブレーキ・ピストンにより
画成されている、前記マスタ・ブレーキ・シリンダ内の
少なくとも1つの油圧チャンバと、 一前記マスタ・ブレーキ・シリンダに配設された、補助
ピストンにより画成されている油圧式の補助チャンバと
、 −可動隔壁により互いから区画された、前記制動圧倍力
機構内の2つの空圧倍力チャンバであって、ブレーキの
作動操作時に異なった圧力の圧力源へコントロール・バ
ルブにより接続される、空圧倍力チャンバと、 一前記可動隔壁により駆動自在であり、且つ、前記制動
圧倍力機構内の油圧式のサーボ−チャンバを画成してい
る、倍力ピストンであって、前記サーボ・チャンバは、
該サーボ・チャンバ内の圧力が前記補助ピストンを介し
て制動力を倍力しつつ前記マスタ・ブレーキ・ピストン
に作用するように、前記補助チャンバと接続されている
、倍力ピストンと、 を備えた作動装置である。
(従来の技術) 空圧式の制動圧倍力作用を利用した油圧式車両用ブレー
キ装置においては、通常、制動圧倍力機構は泥除は板の
前面側に配設されており、この泥除は板を貫通して、押
圧ロッドによりブレーキ・ペダルと連結されている。マ
スタ・ブレーキ・シリンダは制動圧倍力機構の前方に配
設され、制動圧倍力機構と結合されて1つのアセンブリ
を構成している。しかしながら、空圧式制動圧倍力機構
の一般的な大きさが、この制動圧倍力機構をマスタ・ブ
レーキ・シリンダと共に収納することを許さないような
場合がある。そのように−緒に収納することができなく
なるのは2例を挙げれば、もともと右ハンドル用に設計
されている自動車に左ハンドルを装備する場合等である
。従って、空圧式制動圧倍力機構をエンジン・ルームの
右側部分の元の位置に残しておき、一方、マスタ・ブレ
ーキ9シリングはハンドル及びブレーキ・ペダルと共に
左側に移し換えられることが望まれる。そのような場合
のために、上の(産業上の利用分野)の項に記載した種
類の作動装置が、これまでに実現されている。
この種の作動装置のうちの1つ(ヨーロッパ特許出願公
開第EP 0036271 At号)に拠れば、油圧式
のマスタ・ブレーキ・シリンダは第1マスタ・ブレーキ
・ピストンと第2マスタ・ブレーキ9シリングとを備え
たタンデム・シリンダであり、それらのピストンの前方
に、夫々第1油圧チヤンバと第2油圧チヤンバとが設け
られている。第1油圧チヤンバと第2マスタ豐ブレーキ
争シリンタノ背面との間には中間介在部材が配設されて
おり、また、第1マスタ・ブレーキ・ピストンから第2
マスタ・ブレーキ・ピストンへ機械的に力を伝達し得る
ようにするために、この中間介在部材を貫通して第2マ
スタ・ブレーキ・ピストンのロッド状の後部突起が延伸
している。マスク舎ブレーキΦシリンダから離隔して配
設されている空圧/油圧式制動圧倍力機構は、その空圧
に関する部分は通常の空圧式制動圧倍力機構と同様のも
のであり、また更に、油圧サーボ・チャンバを装備して
おり、この油圧サーボ・チャンバは、空圧部分によって
作動自在な倍力ピストンにより画成されている。制動圧
倍力機構はコントロール・バルブを有し、このコントロ
ールバルブは油圧的に作動自在とされており、そのよう
にするために、このコントロール・バルブは管路を介し
てマスタ・ブレ−キ・シリンダの第1油圧チヤンバに接
続されている。制動圧倍力機構の油圧サーボ・チャンバ
は、また別の油圧管路を介してマスタ・ブレーキ・シリ
ンダの補助チャンバに接続されている。
第1マスタ・ブレーキφピストンは、押圧ロッドを介し
てブレーキ・ペダルにより直接的に作動操作することが
可能となっている。作動操作することによって上昇する
第1油圧チヤンバ内の油圧は第1ブレーキ回路へ伝達さ
れ、更に、制動圧倍力機構のコントロール争バルブへ伝
達される。このコントロール争バルブが機能することに
よって、空圧的に発生された力が倍力ピストンを移動さ
せ、それによって制動圧倍力機構の油圧サーボ・チャン
バ内の圧力が上昇し、その結果更に、マスク・ブレーキ
番シリンダの補助チャンバ内の圧力も上昇する。これに
よって第2マスタ・ブレーキ・ピストンが移動され、そ
の結果、第2ブレーキ回路にも圧力が発生する。
(発明が解決しようとする課題) 以上の公知のブレーキ作動装置は、作動を確実なものと
するためには、生産コストが高くなることが余儀なくさ
れる。特にコントロール・バルブに関して(コントロー
ル・バルブは前記ヨーロッパ特許出願公開筒EP 00
36271号においては単に言及されているだけで、図
示もされておらず、また詳細に説明もされていない)、
マスターブレーキ・シリンダの第1油圧チヤンバ内の圧
力上昇を正確な再現性をもって、しかもできる限り遅延
をなくして、双方の空圧倍力チャンバの間の差圧へと変
換し、それによって、できる限り第1ブレーキ回路内の
圧力と同時に、しかもその圧力に正比例するようにして
、第2ブレーキ回路内の圧力を上昇させるようなコント
ロール・バルブを、連続して大量に生産することには困
難が伴なう。このような複数個所での圧力の発生に際し
ての遅延は、例えば、第2油圧チヤンバに接続されたブ
レーキが効き始める前に、第1油圧チヤンバに接続され
たブレーキがロック状態となるような事態をも、招きか
ねない、マスタ・ブレーキ・シリンダにおける、補助チ
ャンバと第1油圧チヤンバとの間の密閉不全は、望まし
からぬフィードバック作用を惹起しかねず、なぜならば
、斯かる密閉不全の結果、最も望ましい補助チャンバ内
の圧力上昇がこの第1油圧チヤンバを介してコントロー
ル・バルブへ伝達されてしまい、そのため、制動圧倍力
機構の油圧サーボ・チャンバ内に更なる圧力上昇が、ひ
いてはマスタ・ブレーキ拳チャンバの補助チャンバ内に
更なる圧力上昇が、結果として生じるおそれがあるから
である。
従って本発明の課題は、マスクやブレーキ・シリンダか
ら離隔して配設された制動圧倍力機構を備えた車両用ブ
レーキ装置のための作動装置を、その制動圧倍力機構が
連続大量生産並びに長期間使用という条件を満たしつつ
しかも確実に作動するようにして、構成することにある
(課題を達成するための手段) 本発明に拠れば、以上の課題は、上に記載した種類の作
動装置において、前記コントロール争バルブが、前記制
動圧倍力機構から離隔して前記マスタ・ブレーキ・シリ
ンダに配設され、且つ、前記マスタ・ブレーキ−ピスト
ンと共に機械的に作動操作自在であり、且つ、前記両空
圧倍力チャンバと、各々制御管路を介して接続されてい
る、ようにすることによって達成されている。
コントロール・バルブを機械的に作動操作することによ
って、上に説明した先行技術におけるフィードバック作
用が防止されている。本発明に係る作動装置は更に、純
空圧式の制動力倍力機構に通常備えられている、ブレー
キ・ペダルにより作動自在な諸々のコントロール・バル
ブと全く同一の、ないしはそれらと少なくとも実質的に
同一のコントロール・バルブを装備し得るという特徴を
も有している。
本発明が達成した利点の数々は、従属請求項の主題とな
っている。
(実施例) 本発明の実施例を、以下に図面に基づいて更に詳細に説
明する。
図面に示されている2つの作動装置はいずれも、各々が
、マスタ・ブレーキ・シリンダ10と制動圧倍力機構1
1とを備えており、これらの部材は、第1図と第3図と
に夫々に明示されているように、空圧的及び油圧的に互
いに接続されているが、空間的には互いに離隔している
。いずれの場合も、図示されている軸心を平行にした配
置は、必須の配置ではない。例えば、マスタ・ブレーキ
・シリンダ10は自動車のエンジン・ルームの内部に、
その自動車の長手軸に略々平行に配設し、一方、制動圧
倍力機構11の軸心Aは、このマスタ争ブレーキ・シリ
ンダ10から多少なりとも側方へ隔たった位置において
この自動車の垂直方向軸に平行に延在させることも可能
である。
第1図に基づき、以下に第1の作動装置を詳細に説明す
る。それに続く同装置のマスタ・ブレーキ・シリンダ1
0についての説明は、第2図の、このマスク・シリンダ
をより明瞭に示している図面に基づいて行なうことにす
る。
制動圧倍力機構11は、金属の板材から形成された二分
割式のハウジングを備え、同ハウジングは前部カバ一部
材12と後部カバ一部材13とから成り、それらのカバ
一部材はそれらの外周縁部において互いに固定連結され
ており、更にこの外周縁部には、それらのカバ一部材の
間に膜部材14が密閉状態で取付保持されている。この
膜部材14は可動隔壁15の一部を成すものであり、こ
の可動隔壁15は、剛性を有する中央支持板16を備え
、また、2つの空圧倍力チャンバ17と18とを互いか
ら区画している。これらの倍力チャンバを、以下、第1
図に示すところに従って夫々後部倍力チャンバ17及び
#部倍カチャンバ18と呼称することにするが、ただし
、そのように呼称することによってその他の構成が除外
されるものではない。これらの倍力チャンバ17と18
とに附随している構成部材に対しても、これに対応した
用語が使用される。
双方の倍力チャンバ17と18は、各々が、空圧式の制
御管路21と22を夫々接続するためのコネクタ19と
20とを備えており、双方の制御管路21と22は、破
線で図示されている如く。
マスタ・ブレーキ舎シリンダ10に接続されている。前
部倍力チャンバ18は、同チャンバの制御管路22を介
して分岐管路23に接続されており、この分岐管路23
は、例えば内燃機関の吸入管等の、負圧源に接続されて
いる。
制動圧倍力機構11の前部カバ一部材工2上には、フラ
ンジ25が形成された倍力シリンダ24が取付けられて
いる。倍力シリンダ24は後部ハウジング部26を有し
、この後部ハウジング部26は、前部カバ一部材12を
軸方向に貫通して後部カバ一部材13の近傍の領域まで
延在していると共に、その背部がバッキング27で閉塞
されている。倍力シリンダ24の内部には倍力ピストン
28が配設されており、この倍力ピストン28は、バッ
キング27を貫通して後方へ延出しているピストンロッ
ド29を備えている。ピストンロッド29は部分的に中
空とされボルト30が螺入されており、このボルト30
は可動隔壁15の支持板16に取付けられて前方へ向っ
て延伸している。
倍力シリンダ24はその前面が閉塞されており、倍力ピ
ストン28と協働して油圧式のサーボ・チャンバ31を
画成している。このサーボ・チャンバ31は、実線で図
示されている油圧管路33を接続するためのコネクタ部
32を備えている。倍力シリンダ24には更に、不図示
のブレーキ・フルイド・リザーバを接続するためのコネ
クタ部34が形成されている0倍カピストン28が図示
の如くその最後端の位置にあるときには、コネクタ部3
4は長手方向穴35並びに径方向吸込み穴36を介して
サーボΦチャンバ31と連通している。しかしながら、
倍力ピストン28が前方へ移動すると、吸込み穴36は
ピストン・シール部材37によって閉塞される。
後部カバ一部材13には、ボルト38が通常の方法で取
付けられており、制動圧倍力機構11はこのボルトを介
して自動車に取付けられ、その際、例えばマスタ・ブレ
ーキ・シリンダ10の後部に図示されているような泥よ
け板39等に、取付けられる。
マスタ・ブレーキ・シリンダ10は、前面が閉塞された
ハウジング40を有し、このハウジング40はタンデム
・マスク番シリンダ型の通常の形態のものである。ハウ
ジング40の内部には、後部に配設された第1圧力チヤ
ンバ41と、この第1圧力チヤンバ41の前方に配設さ
れた第2圧カチヤンバ42とが形成されており、それら
の圧カチャンへは夫々、第1マスク番ブレーキ・ピスト
ン43の背後と第2マスタ・ブレーキ・ピストン44の
背後とに画成されており、第1圧力チヤンバ41はこれ
ら両方のマスク・ブレーキ会ピストン43と44の間に
配設されている。両方の圧力チャンバ41と42の各々
は、それに組み合わされたマスタ・ブレーキ・ピストン
43.44が休止位置にあるときには、輪郭のみが図示
されているブレーキ拳フルイド争リザーバBが接続され
るコネクタ45.46と、夫々連通ずる。
この機能を得るために、コネクタ45からは長手方向穴
47が延出しており、この長手方向穴47は、第1マス
ク命ブレーキ・ピストン43の後方に開口していて、こ
の第1マスタ・ブレーキ・ピストン43が休止位置にあ
るときには径方向吸込み穴48を介して第1圧力チヤン
バ41と連通ずる。第1マスターブレーキ・ピストン4
3が前方へ移動するとピストン・シール部材49が吸込
み穴48の上を通過し、それによって第1圧力チヤンバ
41の、コネクタ45との間の連通が遮断される。
コネクタ4日の位置からは、スリットを形成した中空の
スプリングビン50が、第2マスクもブレーキ会ピスト
ン44を直径方向に貫通して延在しており、この第2マ
スタ・ブレーキ・ピストン44にはその長手方向にスリ
ットが形成されている。第2マスタ・ブレーキ・ピスト
ン44が休止位置にあるときには、このピストンの内部
に組込まれたセンタm−バルブ52の軸方向突出片51
が中空ピン50に当接するために、このバルブ52が開
放状態とされ、それによって第2圧カチヤンバ42とこ
の第2圧カチヤンバ42に設けられたコネクタ46との
間の連通が確保される。この連通は、第2マスタ・ブレ
ーキ番ピストン44が前進すると同時に遮断される。
両方の圧力チャンバ41と42は、その各々が夫々に、
第1ブレーキ回路と第2ブレーキ回路とに夫々接続され
るコネクタ53と54とを備えており、更に、その各々
が、夫々に組み合わされたマスタ・ブレーキ・ピストン
43と44のための復帰スプリング55と56を備えて
いる。第1マスタ・ブレーキ・ピストン43には頭部付
きロッド部材57が固着されており、この頭部付きロッ
ド部材57は、第2マスタ・ブレーキ会ピストン44に
固着されている捕捉部材58の内部に捕捉された状態に
あり、そのため、それらの両ピストンは図示されている
以上の間隔には互いに離隔することができないが、一方
、それらの両ピストンが復帰スプリング55の抵抗力に
抗しである限度までの相互接近をすることは、可能とさ
れている。
第1マスタ・ブレーキ・ピストン43からは、部分的に
中空のピストンロッド59がバッキング60を貫通して
後方へ延出しており、このバッキング60はハウジング
40の後部を閉塞している。ハウジング40には、径方
向外方へ延出しているフランジ61を貫通して後部ハウ
ジング部62が画成されており、この後部ハウジング部
62はその形状及び寸法が、第1図の倍力シリンダ24
の後部ハウジング部26と一致している。
フランジ61の背面へはアダプタリング63が密閉状態
で当接しており、このアダプタリング63の外周に、後
方から、円筒形のハウジング・カバー64が密閉状態で
嵌合されており、このハウジング・カバー64はフラン
ジ61にネジで固定されている。
ハウジング・カバー64はその後端部と前端部の各々に
夫々、空圧式制御管路21と22を夫々に接続するため
のコネクタ65と66を備えている。これら両方のコネ
クタ65と66とは、夫々後部リング形チャンへ67と
前部リング形チャンバ68とに、常時連通している。後
部リング形チャンバ67はキャップ部材69によって画
成されており、このキャップ部材69は、コントロール
・バルブ70を囲繞すると共に、スライド・リング・シ
ール部材71を介して、このコントロール・バルブのバ
ルブ・ハウジング72に密閉状態で当接している。
バルブ・ハウジング72は、第2図に示すようにリング
形の補助ピストン73と一体に形成されており、ハウジ
ング・カバー64の内部をこの補助ピストン73と一体
に移動自在とされている。
補助ピストン73はハウジング・カバー64と協働して
油圧式の補助チャンバ74を画成しており、この補助チ
ャンバ74は、油圧管路33を接続するためのコネクタ
部75を備えている。補助ピストン73は、前部リング
形チャンバ68の内部に配設されている復帰スプリング
76によって後方へ、即ちハウジング番カバー74のリ
ング形状の肩部77の方向へ付勢されており、また、前
方へ、即ちマスタ・ブレーキ・シリンダ10の後部ハウ
ジング部62を囲繞しているリング形チャンバ68の領
域へ、進入自在とされている。
バルブ・ハウジング72の内部へは、軸方向に、後方か
ら抑圧ロンドア8が延入している。この抑圧ロッド78
は、その後端部がブレーキ・ペダルに枢動自在に連結さ
れており、また、その前端部が作動ジヨイント部材79
に枢動自在に連結されている。この作動ジヨイント部材
79はコントロール・バルブ70の一部を成すものであ
り、押し棒部材81に取付けられたゴム板として形成さ
れている機械的に力を伝達する伝達部材80に、当接し
ている。押し棒部材81の他端は中間介在部材82を介
してピストンロッド59と枢動自在に連結されている。
押し棒部材81と中間介在部材82とは、軸方向に向け
て配置されているスプリングピン83によって、互いに
中心を合わせられている。
コントロール・バルブ70が休止位置にあるときには、
作動ジヨイント部材79は、同部材に固定されている径
方向に突出したストッパ88(このストッパ88はこの
ときキャップ部材69に当接している)によって、径方
向内方のバルブ・シート87を径方向外方のバルブシー
ト86より僅かに前方に位置せしめるような位置に、保
持されている。この結果、コントロール・バルブ70が
休止位置にあるときには、弁体84は径方向外方のバル
ブシート86と実質的に密着しており。
一方、この弁体84と径方向内方のバルブ・シート87
との間には僅かな間隙が存在している。この間隙は、バ
ルブ会ハウジング72の内部のフィルタ89を通って後
方から流入する周囲の空気が、径方向内方のバルブ・シ
ート87を通過して連通路90の内部へ到達できるよう
にしており、この連通路90は、後部リング形チャンバ
67と制御管路21とを介して、後部空圧倍力チャンバ
17と常時連通している。
以上の結果、コントロール・バルブ70が休止位置にあ
るときには、必ず、後部倍力チャンバ17内には、前部
空圧倍力チャンバ18に対する小さな過剰圧力が保持さ
れている。これによって1倍カピストン28は僅かに荷
重が負荷された状態とされており、その結果、この倍力
ピストン28が油圧サーボ・チャンバ31の内部に小さ
な過剰圧力を発生させており、この過剰圧力は更に油圧
補助チャンバ74の内部にも伝達されて存在している。
このため、コントロール・バルブ70が休止位置にある
ときには、補助ピストン73は必ず、図面に示されてい
るように、復帰スプリング76の弾発力に抗してリング
形状の肩部77から僅かに間隔を開けて保持されている
。その結果、補助ピストン73と一体に形成されている
バルブ・ハウジング72が、押し棒部材81と中間介在
部材82とを介して、第1マスク番ブレーキ争ピストン
43に遊びの無い状態で当接しており、ただしその際に
は、このMlマスターブレーキ・ピストン43が、作動
操作されていないコントロール・バルブ70によって、
図示の休止位置から移動されるということはない。
ブレーキを作動させるためにブレーキΦペダルを介して
抑圧ロッド78が前方へ移動されたときには、この抑圧
ロッド78が作動ジヨイント部材79を抑圧移動して弁
体84から完全に引き離す。弁体84は、径方向外方の
バルブ・シート86によって、作動ジヨイント部材79
及びそれに形成されている径方向内方のバルブやシート
87と共に移動することを阻止されている。その結果、
周囲の空気が、もはや遮断状態にはない後部空圧倍力チ
ャンバ17の内部へ流入し、それによって、明らかなよ
うに、倍力ピストン28が前方へ移動され、また、それ
と同じことが補助ピストン73にも発生する。それによ
って第1マスタ・ブレーキ・ピストン43が前方へ移動
され、そして同ピストン43はそのピストン・シール部
月49と共に吸込み穴48を通過する。すると第1圧カ
チヤンバ41が閉塞され、そのとき、この第1圧カチヤ
ンバ41の内部に発生する油圧が第2マスタ・ブレーキ
Φピストン44をも、同じく前方へ移動させる。
ブレーキを作動させた後には、以上に述べたピストンは
それらに組み合わされた復帰スプリングによって押し戻
される。その際、作動ジヨイント部材79は一旦、次の
ような位置まで後退させられる。即ち、その位置とは、
この作動ジヨイント部材79が同作動ジヨイント部材7
9に形成された径方向内方のバルブ・シート87で弁体
84を押圧して、同弁体84を径方向外方のバルブ・シ
ート87から引き離す位置である。これによって、後部
空圧倍力チャンバ17から制御管路21と連通路90と
を通り、径方向外方のバルブ・シート87の横を通過し
て連通路91へ、そしてそこから更に前部リング形チャ
ンバ68と制御管路22とを介して前部空圧倍力チャン
バ18に至るまでの、略々平衡状態の圧力バランスが得
られる。
第3図ないし第5図に図示されている作動装置は、第1
図及び第2図に図示されているものとは、実質的に以下
の点において相違している。
リング形状の補助ピストン73は、バルブ・ハウジング
72から分離した別体の構成部材とされており、そのた
め、これらの画構成部材を互いに独立して移動させるこ
とが可能となっている。バルブ・ハウジング72には専
用の復帰スプリング76′が備えられており、この復帰
スプリングは、第1図及び第2図の復帰スプリング76
よりかなり弱いものとすることができる。補助ピストン
73をバルブ・ハウジング72から分離したことによっ
て、制動圧倍力機構11が故障した際にも、ブレーキの
作動操作によって補助ピストン73が前方へ移動されて
しまうことがないように、そしてそれによって、流体抵
抗に抗してブレーキ・フルイドを補助チャンバ74の内
部へ吸い込むということがないようにしている。制動圧
倍力機構11が機能を停止した場合には、ブレーキを作
動させるためにはバルブ・ハウジング72それ自体が移
動されることになるため、その場合には比較的弱い復帰
スプリング76゛だけが細動させられるようにすべきで
ある。それゆえ、このマスタ・ブレーキ・シリンダ10
は、制動圧倍力機構11の故障の際に、補助ピストン7
3と同ピストンの復帰スプリング76とによって妨害作
用が生じることのないようにしてあり、この点に関して
は、制動圧倍力機構を備えていない通常のマスタ・ブレ
ーキ・シリンダと同様となっている。
マスタ・ブレーキ・シリンダ10の機構の全長を短縮す
るために、第3図ないし第5図に示すように、制御管路
22を接続するためのコネクタ66はフランジ61の前
方へ突出した突出部92に形成されており、また、アダ
プタリング63が省略されている。
更には、常時ブレーキ・フルイドが充填された状態に保
持しておくために、ブレーキ回路に隣接してマスタ・ブ
レーキ争シリンダ10の上に配設されたブレーキ・フル
イド・リザーバBが用いられており、このブレーキ回路
は、コネクタ45と46とを備え、更にはサーボ・チャ
ンバ31と補助チャンバ74とがその一部を構成してい
る油圧回路を含むものである。この目的のために、ハウ
ジング・カバー64には補充バルブ93が備えられてお
り、このバルブ93はブレーキ・フルイド・リザーバB
に通じる配管を接続するためのコネクタ94を備えてい
る。補充バルブ93は、ハウジング・カバー64に螺入
嵌合されているバルブ・ハウジング96と、ハウジング
Φカバー64の内部へ通じるバルブ・ピストン97とを
備えており、このバルブ・ピストンは、休止状態にある
ときには第3図及び第4図に図示されている如くハウジ
ング・カバー64に当接するよう、スプリング98によ
って付勢されている。バルブ・ピストン97はリップ形
シール部材99を備え、このシール部材99は休止位置
にあるときには、バルブ・ハウジング96に形成されて
いる絞り穴10Oによってバイパスされており、そのた
め、ブレーキ・フルイド・リザーバBは補助チャンバ7
4と連通している。
第2図に関連して先に説明したところの、コントロール
・バルブ70が休止位置にあることよって発生する僅か
な圧力だけが、補助チャンバ74の内部に発生している
間は、バルブ・ピストン97はその休止位置に留まって
いる。絞り穴100は極めて細いため、この絞り穴が、
ブレーキの作動操作による補助チャンバ74の内部の圧
力の上昇を妨げることはない、ブレーキの作動を開始さ
せるために補助チャンバ74の内部の圧力が所定の値、
例えば0.07パールを超えてそれ以上に上昇すると、
それと同時に、バルブ・ピストン97は、第5図に示す
如くスプリング98の弾発力に抗してハウジング6カバ
ー64から離れる方向へ、リップ形シール部材99が絞
り穴100を通り過ぎるまで移動する。これによって、
ブレーキ・フルイドの、補助チャンバ74からブレーキ
・フルイド・チャンバBへの流出が阻止される。
バルブ・ハウジング96は更に別のバイパス通路101
を備えており、このバイパス通路101は、絞り穴10
0と比べてかなり大きな断面積を有しているが、ただし
、バルブ・ハウジング96が図示の通常の取付は位置に
あるときには、機能していない、しかしながら、バルブ
・ハウジング96を抜き取る方向に幾らか回転させると
、バイパス通路101はバルブ・ハウジング96と共に
ハウジング・カバー64から離隔する方向へ移動し、一
方、バルブ拳ピストン97はスプリング98によって、
第3図及び第4図に図示されているその休止位置に保持
される。そのため、リップ形シール部材99がバイパス
通路101によってバイパスされるようになる相対配置
が得られ、従ってバルブ拳ピストン97が非機能状態と
なる。
以上により、サーボΦチャンバ31並びに補助チャンバ
74がその一部を構成している油圧回路をも含めたこの
制動装置の全体に対し、短時間のうちに排出並びにブレ
ーキ・フルイドの充填を行なうことが可能となっている
。このための機能を果たしているのが、第3図に示され
ている、倍力シリンダ24に形成されたコネクタ34で
ある。
第3図ないし第5図に図示されている実施例では、コネ
クタ34にはブレーキ・フルイド・リザーバは装備され
ていないが、それは、マスタ・ブレーキ・シリンダ10
に備えられる、即ち例えばこのマスターブレーキ会シリ
ンダ10の上に通常の方法で取付けられる、ブレーキ・
フルイド・リザーバBで充分だからである。
第3図ないし第5図に図示されている実施例は更に、制
御管路21と22の両者が共に、第3図の制動圧倍力機
構11の前面側に、連結されているという特徴を備えて
いる。そのために取付構造102が備えられており、こ
の取付構造102は内筒部材103と、この内筒部材1
03と同志の外筒部材104とから成っている。内筒部
材103は制御管路21に接続されており、また、この
内筒部材それ自身が可動隔壁15を貫通して倍力チャン
バ17の内部にまで延伸するか、さもなくば第3図に示
すように、ベローズ105を介してこの倍力チャンバ1
7の内部と連通ずるようにされている。外筒部材104
は制御管路22に接続されており、倍力チャンバ18の
内部へ開口している。
第3図ないし第5図に図示されている実施例によれば、
制動圧倍力機構11を1例えばホイール・ハウスの内部
や車体底板の下面等の、小さな取付は空間に収容するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る第1の作動装置の油圧マスタ・
ブレーキ拳シリンダと該マスタ・ブレーキ・シリンダか
ら離隔して配設された空圧/油圧式制動圧倍力機構とを
示す図、 第2図は、第1図のマスタ・ブレーキ・シリンダの拡大
図、 第3図は、本発明に係る第2の作動装置の図、第4図は
、第3図のマスターブレーキ・シリンダの拡大図、そし
て、 第5図は、第4図を更に拡大した断面図である。 尚、図中、 IO・・・・・・マスタ・ブレーキ拳シリンダ、11・
・・・・・制動圧倍力機構、 15・・・・・・可動隔壁、 17・・・・・・後部倍力チャンバ、 18・・・・・・前部倍力チャンバ、 21.22・・・制御管路、 28・・・・・・倍力ピストン、 31・・・・・・サーボ・チャンバ、 34・・・・・・ブレーキ・フルイド・リザーバ用コネ
クタ、 40・・・・・・マスタ・ブレーキ・シリンダのハウジ
ング、 41・・・・・・第1油圧チヤンバ、 42・・・・・・第2油圧チヤンバ、 43・・・・・・第1マスタ・ブレーキ・ピストン、4
4・・・・・・第2マスタ・ブレーキ−ピストン、45
.46・・・ブレーキ・フルイド・リザーバ用コネクタ
、 63・・・・・・アダプタ・リング、 64・・・・・・ハウジング・カバー 65.66・・・制御管路用コネクタ、67・・・・・
・後部リング形チャンバ、68・・・・・・前部リング
形チャンバ、70・・・・・・コントロール・バルブ、
72・・・・・・バルブ・ハウジング、73・・・・・
・補助ピストン、 74・・・・・・補助チャンバ、 76.76゛・・・・・・復帰スプ、リング、79・・
・・・・作動ジヨイント部材、8・・・・・・ストッパ
、 3・・・・・・補充バルブ、 02・・・制御管路の取付構造、 03・・・取付構造の内筒部材、 04・・・取付構造の外筒部材。 図面の浄書(内容に変更なし) (外4名) FIG、5 手 続 補 正 書 平成1年特許願第19339号 2、発明の名称 車両用ブレーキ装置のための作動装置 3、?l[+正をする者 事件との関係  特許用m1人 住所 名 称  ルーカス・インダストリーズ・パブリック・
リミテッド・カンパニー 4、代理人 住 所  東京都千代田区大千町二丁目2番1号5、補
正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、油圧式のマスタ・ブレーキ・シリンダ(10)と該
    マスタ・ブレーキ・シリンダから離隔して配設された空
    圧/油圧式の制動圧倍力機構(11)とを備えた車両用
    ブレーキ装置のための作動装置であって、 ブレーキ回路に接続するためのコネクタ(53)を備え
    、機械的に作動操作自在なマスタ・ブレーキ・ピストン
    (43)により画成されている、前記マスタ・ブレーキ
    ・シリンダ(10)内の少なくとも1つの油圧チャンバ
    (41)と、 前記マスタ・ブレーキ・シリンダ(10)に配設された
    、補助ピストン(73)により画成されている油圧式の
    補助チャンバ(74)と、 可動隔壁(15)により互いから区画された、前記制動
    圧倍力機構(11)内の2つの空圧倍力チャンバ(17
    、18)であって、ブレーキの作動操作時に異なった圧
    力の圧力源へコントロール・バルブ(70)により接続
    される、空圧倍力チャンバ(17、18)と、前記可動
    隔壁(15)により駆動自在であり、且つ、前記制動圧
    倍力機構(11)内の油圧式のサーボ・チャンバ(31
    )を画成している、倍力ピストン(28)であって、前
    記サーボ・チャンバ(31)は、該サーボ・チャンバ(
    31)内の圧力が前記補助ピストン(73)を介して制
    動力を倍力しつつ前記マスタ・ブレーキ・ピストン(4
    3)に作用するように、前記補助チャンバ(74)と接
    続されている、倍力ピストン(28)と、 を備えたブレーキ作動装置において、 前記コントロール・バルブ(70)が、前記制動圧倍力
    機構(11)から離隔して前記マスタ・ブレーキ・シリ
    ンダ(10)に配設され、且つ、前記マスタ・ブレーキ
    ・ピストン(43)と共に機械的に作動操作自在であり
    、且つ、前記両空圧倍力チャンバ(17、18)と、各
    々制御管路(21、22)を介して接続されている、こ
    とを特徴とする作動装置。 2、前記コントロール・バルブ(70)がバルブ・ハウ
    ジング(72)を有し、該バルブ・ハウジング(72)
    が、前記補助ピストン(73)と一体に移動するべく該
    補助ピストン(73)に連結されていることを特徴とす
    る、請求項1記載の作動装置。 3、前記補助ピストン(73)が、リング形ピストンと
    して形成され、且つ、前記バルブ・ハウジング(72)
    の前方に設けられた前部リング形チャンバ(68)の内
    部を移動自在とされており、該前部リング形チャンバ(
    68)は径方向内側が前記マスタ・ブレーキ・シリンダ
    (10)のハウジング部(62)により画成されており
    、該ハウジング部(62)の内部を前記マスタ・ブレー
    キ・ピストン(43)が案内されることを特徴とする、
    請求項1または2記載の作動装置。 4、前記前部リング形チャンバ(68)が、前記空圧倍
    力チャンバの1つ(18)に接続され、且つ、径方向外
    側が前記マスタ・ブレーキ・シリンダ(10)のハウジ
    ング・カバー(64)により画成されており、該ハウジ
    ング・カバー(64)は更に、前記補助ピストン(73
    )並びにバルブ・ハウジング(72)と協働して、前記
    油圧式補助チャンバ(74)をも画成していることを特
    徴とする、請求項2または3記載の作動装置。 5、前記ハウジング・カバー(64)が、前記両制御管
    路(21、22)を接続するためのコネクタ(65、6
    6)を備え、それらのコネクタ(65、66)のうちの
    一方(66)は前記前部リング形チャンバ(68)を介
    して、また他方(65)は前記バルブ・ハウジング(7
    2)を囲んでリング形に形成された後部リング形チャン
    バ(67)を介して、前記コントロール・バルブ(70
    )に接続されていることを特徴とする、請求項4記載の
    作動装置。 6、前記前部リング形チャンバ(68)と接続されてい
    る前記コネクタ(66)がアダプタ・リング(63)上
    に形成されており、該アダプタ・リング(63)が、前
    記ハウジング・カバー(64)を、前記マスタ・ブレー
    キ・シリンダ(10)の前記ハウジング(40)に密閉
    状態で連結していることを特徴とする、請求項4記載の
    作動装置。 7、タンデム・マスタ・ブレーキ・シリンダ(10)の
    内部に、前記マスタ・ブレーキ・ピストン(43)に加
    えて更に第2のマスタ・ブレーキ・ピストン(44)が
    配設されており、前記補助ピストン(73)が、これら
    双方のマスタ・ブレーキ・ピストン(43、44)から
    分離して別体に形成されていると共に、それらのマスタ
    ・ブレーキ・ピストンの各々に関連してそれらのマスタ
    ・ブレーキ・ピストンによって規制されつつ移動自在と
    されており、且つ、専用の復帰スプリング(76)によ
    って付勢されていることを特徴とする、請求項1ないし
    6のいずれか記載の作動装置。 8、前記コントロール・バルブ(70)が作動ジョイン
    ト部材(79)を備え、該作動ジョイント部材(73)
    の休止位置はストッパ(88)によって定められており
    、しかも、前記コントロール・バルブ(70)が前記両
    空圧倍力チャンバ(17、18)の間に小さな圧力差を
    常時保持し、それによって前記補助チャンバ(74)の
    内部に小さな過剰圧力を常時保持するようにこの休止位
    置が定められていることを特徴とする、請求項1ないし
    7のいずれか記載の作動装置。 9、前記マスタ・ブレーキ・シリンダ(10)内の前記
    各油圧チャンバ(41、42)が、ブレーキ・フルイド
    ・リザーバ(B)を接続するためのコネクタ(45、4
    6)を備え、且つ、前記制動圧倍力機構(11)の前記
    油圧サーボ・チャンバ(31)も同様に、排出及び/ま
    たは補充のための専用のコネクタ(34)を備えている
    ことを特徴とする、請求項1ないし8のいずれか記載の
    作動装置。 10、前記ブレーキ・フルイド・リザーバ(B)が、補
    充バルブ(93)を介して前記補助チャンバ(74)と
    接続されており、該補充バルブ(93)は、前記補助チ
    ャンバ(74)内の前記小さな過剰圧力が所定値を超え
    たならば閉塞することを特徴とする、請求項8または9
    記載の作動装置。 11、前記両コントロール・バルブ(21、22)が、
    共通の取付構造(102)を介して前記制動圧倍力機構
    (11)に接続されており、該取付構造(102)は、
    2本の互いに同芯な筒部材(103、104)から成り
    、それらの筒部材(103、104)のうちの一方(1
    03)は前記可動隔壁(15)を貫通して一方の前記倍
    力チャンバ(17)の内部へ、また他方の筒部材(10
    4)は他方の前記倍力チャンバ(18)へ直接、開口し
    ていることを特徴とする、請求項1ないし10のいずれ
    か記載の作動装置。
JP1019339A 1988-02-01 1989-01-27 車両用ブレーキ装置のための作動装置 Pending JPH026257A (ja)

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DE8801182 1988-02-01
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