JPH0262371B2 - - Google Patents

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JPH0262371B2
JPH0262371B2 JP61198758A JP19875886A JPH0262371B2 JP H0262371 B2 JPH0262371 B2 JP H0262371B2 JP 61198758 A JP61198758 A JP 61198758A JP 19875886 A JP19875886 A JP 19875886A JP H0262371 B2 JPH0262371 B2 JP H0262371B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor belt
pressurizing
fluid
pressurizing chamber
sliding material
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61198758A
Other languages
English (en)
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JPS6354223A (ja
Inventor
Jugoro Saito
Kyotaka Okajima
Hiroshi Fujiwara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Engineering Co Ltd
Priority to JP19875886A priority Critical patent/JPS6354223A/ja
Publication of JPS6354223A publication Critical patent/JPS6354223A/ja
Publication of JPH0262371B2 publication Critical patent/JPH0262371B2/ja
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  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、紙、布、ガラス繊維などの補強材
に液状の熱硬化性樹脂を含浸させたもの、あるい
は、熱可塑性樹脂をシートやフイルム等を積層し
たものを、圧縮成形するのに用いて好適な連続加
圧装置に関する。
[従来の技術] この種の連続加圧装置としては、特開昭54−
13075号記載の装置が知られている。これは、被
圧縮物物を挾んで搬送する一対の搬送ベルトの各
裏面側(被圧縮物と接触しない方の側)に固定加
圧室を設け、この加圧室に加圧用流体を供給する
とともに、固定加圧室の周縁部と搬送ベルトとの
間に填〓装置を設け、加圧流体を固定加圧室に封
じ込めるようにしたものである。すなわち、フレ
キシブルなシール材を搬送ベルトの裏面に押し付
けるか、または、潤滑性を有する固形物を弾性的
に搬送ベルトに押し付け、加圧室内の加圧流体の
漏れを止めている。
しかしながら、この方法では、填〓装置が搬送
ベルトの裏面と磨れ合うため、鏡面研磨された搬
送ベルトの表面を劣化させてしまうという問題が
あつた(この詳細は、特願昭61−56424に説明さ
れている)。
そこで、本出願人は、上記特願昭61−56424に
おいて、加圧室と搬送ベルトとを接触させないで
加圧する方法を提案した。すなわち、加圧室の周
縁部と搬送ベルトとの間にシール用流体を供給、
充填して間〓を形成し、加圧室と搬送ベルトとを
非接触に保持するとともに、前記シール用流体に
よつて加圧用流体を固定加圧室に封じ込め、この
加圧用流体により被圧縮物を加圧するようにした
ものである。
この提案によれば、加圧室周縁部と搬送ベルト
との間に、シール用流体による間〓が形成され、
搬送ベルトは固定加圧室に接触しないで移送され
るので、搬送ベルトや加圧室に過度の摩擦力が加
わることがない。従つて、搬送ベルトは長時間に
わたつて良好な研磨面を維持することができ、極
めて優れた加圧加工が可能となる。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、上述した連続加圧方法においては、
未だ次のような欠点があつた。すなわち、搬送ベ
ルトと加圧室の開口周縁部との間の摩擦を流体摩
擦のレベルまで下げて、搬送ベルトの駆動力を軽
減するためには、搬送ベルトと周縁部との間の間
〓を、0.1μ〜0.1mm程度の範囲内で、一定の大き
さに維持しなければならない。しかしながら、被
圧縮物の表面には、例えば、幅方向に幾分かのう
ねりが存在するため、上記間〓を一定に維持する
ことができず、搬送ベルトと周縁部との摩擦が部
分的に増加して搬送ベルトの駆動力が増加した
り、シール部からのシール用流体の流出が増加し
てシール部のシール効果が低下してしまつたりす
る不都合があつた。
この発明は、このような背景の下になされたも
ので、シール部の摩擦低下と、シール効果の向上
とを図つた連続加圧装置を提供することを目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するためにこの発明は、開口
部が相対向する少なくとも一対の加圧室と、前記
開口部の間を通つて周回する少なくとも一対の搬
送ベルトとを有し、前記対をなす搬送ベルトの間
に挟まれて搬送される被圧縮物を、前記加圧室に
供給される加圧用流体によつて前記搬送ベルトを
介して連続的に加圧するようにした連続加圧装置
において、前記搬送ベルトに対向して開口する形
で、前記加圧室の開口周縁部に設けられた溝部
に、上下動可能にはめ込まれ、被圧縮物側に開口
する孔を有する摺動材と、該摺動材と前記溝部と
がなす間〓部に設けられ、前記摺動材を前記搬送
ベルトに押圧する押圧手段と、前記摺動材の孔を
介して前記搬送ベルトと摺動材との間にシール用
流体を圧送するシール用流体供給手段とを具備す
るものである。
[作用] 上記構成によれば、摺動材が、加圧室周縁部と
搬送ベルトとの間に介在し、かつ、摺動材と搬送
ベルトとの間に、油等からなるシール用流体が供
給され、潤滑剤として作用するので、搬送ベルト
の駆動力が小さなもので済む。
また、被圧縮物表面のうねりに追随して、摺動
材が変形することによつて、シール効果が著しく
向上する。この場合、摺動材の変形歪は押圧手段
によつて吸収される。また、摺動材の搬送ベルト
側に開口させた孔から搬送ベルト側にシール用流
体を圧送することで、摺動材と搬送ベルトとの間
にシール用流体を確実に送り、摺動材と搬送ベル
トとの接触抵抗を小さくしたまま、搬送ベルトと
摺動材との間をシール用流体でシールできる。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明
する。
第1図〜第3図は、この発明の第1実施例によ
る連続加圧装置の構成を示す図であり、第1図は
全体構成を示す側断面図、第2図は同装置のプレ
ス部の構成を示す拡大断面図、第3図はシール部
の詳細を示す拡大断面図である。
図において、1a,1aおよび1b,1bは、
それぞれ、上下に一定の間〓を隔てて配設された
ドラムである。2組のドラム1a,1bにはエン
ドレススチールベルト(搬送ベルト)2,2が緊
張した状態で掛けられ、上下等速で周回駆動され
る。そして、これらのエンドレススチールベルト
2,2の間に、被圧縮物3が挾み込まれ搬送され
るようになつている。
各エンドレススチールベルト2の裏面、すなわ
ち被圧縮物3と接触しない面には、固定加圧室
4,4の開口部が相対向している。固定加圧室4
は、水平断面が矩形状の加圧室で、外部から供給
される加圧用流体6により、エンドレススチール
ベルト2を介して、被圧縮物3を均一な面圧によ
つて加圧するようになつている。
加圧室4を形成するハウジング8の周縁部8a
とエンドレススチールベルト2との間には、シー
ル部5が形成される。
第3図は、このシール部5の詳細を示すもので
ある。図において、周縁部8aには、エンドレス
スチールベルト2に向つて開口しした溝部8bが
形成されている。この溝部8bには、摺動材9が
上下動可能にはめ込まれている。摺動材9の、エ
ンドレススチールベルト2と対向する面には、凹
部9aが形成されている。凹部9aは、摺動材9
に設けられた孔9bに連通している。
一方、摺動材9と溝部8bとによつて形成され
た間〓(加圧室)10には、シール用流体11が
供給され、孔9bを通して凹部9aに供給され
る。
こうして、凹部9aから押し出されたシール用
流体11が凹部9aに充満され、加圧用流体6が
外部に流出するのを防ぐ。また、シール用流体1
1が流体膜を形成することにより、摺動材9とエ
ンドレススチールベルト2との摩擦を低下させ
る。従つて、エンドレススチールベルト2は、小
さな駆動力で移送される。
このような構成において、被圧縮物3はエンド
レススチールベルト2の間に挾まれ、第1図の右
方に搬送されながら、加圧加工される。すなわ
ち、加圧室4内に注入された加圧用流体6は、第
2図に示す流路で加圧室4内を循環しながら、エ
ンドレススチールベルト2を均一な面圧で加圧
し、この力によつて被圧縮物3を均一な面圧で加
圧する。また、加圧用流体6とエンドレススチー
ルベルト2の温度差により、被圧縮物3が加熱あ
るいは冷却される。
この場合、シール部5には、シール用流体11
が注入され、摺動材9の凹部9aに充満される。
これにより、加圧用流体6を加圧室4内に封じ込
めるとともに、摺動材9とエンドレススチールベ
ルト2との摩擦を低下させる。従つて、エンドレ
ススチールベルト2の裏面は、摺動材9と小さな
摩擦で、上下一対の加圧室4,4の開口部の間を
通過する。なお、これらの加圧室4,4の間隔
は、油圧シリンダ、または連結シヤフト等を用い
ることにより一定の間隔に設定、維持することが
できる。
また、被圧縮物表面のうねりに追随して、摺動
材9が変形し、この変形が加圧室10によつて吸
収される。これにより、シール部5のシール効果
が向上するとともに、シール用流体11の流出を
最小限にすることができる。
次に、第4図は、この発明の第2実施例の要部
の構成を示す拡大断面図である。
図に示す第2実施例が、第3図に示す第1実施
例と異なる点は、 摺動材9−1の凹部9aに加圧室4内の加圧
用流体6を供給するようにした点、 シール用流体11は供給せず、加圧室10に
加圧用流体を密閉した点である。
この第2実施例によつても、上記第1実施例と
同様の作用・効果を奏することができる。
なお、上記第2実施例における加圧室10の代
わりに、弾性体を使用するか、または、弾性体で
容器に加圧流体を供給することにより、容器を膨
張させて押圧するようにしたものを用いてもよ
い。
また、上記各実施例には次のような変形例が考
えられる。
加圧室4の内外に加熱装置または冷却装置を
設けて、加熱あるいは冷却したり、加圧室4を
複数の室に分割し、室毎に温度を変えたりする
ことにより、種々の温度条件下で加圧加工を行
うことができる。
ドラム1a,1bを加熱ドラムにしたり、ド
ラム1a,1bと加圧室4との間に予熱装置を
入れたりして、エンドレススチールベルト2と
被圧縮物3とを予熱し、所望の温度条件を得る
ようにしてもよい。
加圧用流体6は、上述したように循環させて
もよいが、循環させずに密閉状態で加圧するよ
うにしてもよい。
エンドレススチールベルト2に代えて、プラ
スチツク等の材料で構成したシート状のベルト
を使用してもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、加圧室の周
縁部に、上下動可能に摺動材をはめ込み、この摺
動材を押圧手段によつて搬送ベルトに押圧し、か
つ、摺動材と搬送ベルトとの間に摺動材の孔から
シール用流体を圧送するようにしたので、摺動材
の搬送ベルト側の面と搬送ベルト面との間に確実
にシール用流体の層を形成することができるとと
もに、搬送ベルトと摺動材との摩擦を低減させる
ことができる。従つて、搬送ベルトの駆動力が小
さくて済み、摺動材の損耗が少なくなる利点が得
られるとともに、シール用流体による加圧用流体
のシール機能を十分に発揮させることができる。
また、被圧縮物表面のうねりに追随して、摺動
材が変形するから、シール効果を向上させること
ができるとともに、シール部からのシール用流体
の流出を最小限にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は、この発明の第1実施例によ
る連続加圧装置の構成を示す図で、第1図は全体
構成を示す側断面図、第2図は加圧部の構成を示
す拡大断面図、第3図はシール部の詳細を示す拡
大断面図、第4図はこの発明の第2実施例の要部
の構成を示す拡大断面図。 1a,1b……ドラム、2……エンドレススチ
ールベルト(搬送ベルト)、3……被圧縮物、4
……固定加圧室、5……シール部、6……加圧用
流体、8……ハウジング、8a……周縁部、8b
……溝部、9a……凹部、9b……孔、9,9−
1……摺動材、10……加圧室、11……シール
用流体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口部が相対向する少なくとも一対の加圧室
    と、前記開口部の間を通つて周回する少なくとも
    一対の搬送ベルトとを有し、前記対をなす搬送ベ
    ルトの間に挟まれて搬送される被圧縮物を、前記
    加圧室に供給される加圧用流体によつて前記搬送
    ベルトを介して連続的に加圧するようにした連続
    加圧装置において、 前記搬送ベルトに対向して開口する形で、前記
    加圧室の開口周縁部に設けられた溝部に、上下動
    可能にはめ込まれ、被圧縮物側に開口する孔を有
    する摺動材と、該摺動材と前記溝部とがなす間〓
    部に設けられ、前記摺動材を前記搬送ベルトに押
    圧する押圧手段と、前記摺動材の孔を介して前記
    搬送ベルトと摺動材との間にシール用流体を圧送
    するシール用流体供給手段とを具備することを特
    徴とする連続加圧装置。
JP19875886A 1986-08-25 1986-08-25 連続加圧装置 Granted JPS6354223A (ja)

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JP19875886A JPS6354223A (ja) 1986-08-25 1986-08-25 連続加圧装置

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JPS6354223A JPS6354223A (ja) 1988-03-08
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020184316A1 (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP7058852B1 (ja) * 2021-12-28 2022-04-25 株式会社Sgic ダブルベルトプレス

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EP0347936A3 (en) * 1988-06-24 1991-08-21 Showa Denko Kabushiki Kaisha Continuous production of laminated sheet

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JPS6186098A (ja) * 1984-10-03 1986-05-01 クルト・ヘルト ダブルベルト式プレス装置

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