JPH0262231B2 - - Google Patents

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JPH0262231B2
JPH0262231B2 JP11437587A JP11437587A JPH0262231B2 JP H0262231 B2 JPH0262231 B2 JP H0262231B2 JP 11437587 A JP11437587 A JP 11437587A JP 11437587 A JP11437587 A JP 11437587A JP H0262231 B2 JPH0262231 B2 JP H0262231B2
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JP
Japan
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bacteria
rod
medium
tip
predetermined amount
Prior art date
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Application number
JP11437587A
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English (en)
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JPS6332477A (ja
Inventor
Reroi Neruson Robaato
Furankurin Doreiku Jeemusu
Daburyu Dauningu Maikuru
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPS6332477A publication Critical patent/JPS6332477A/ja
Publication of JPH0262231B2 publication Critical patent/JPH0262231B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は細菌発育のための装置で用いる釣菌用
棒、釣菌方法および接種方法に関する。より詳細
には、本発明は、予め定められた量の細菌を該細
菌の少なくとも一つの発育コロニーの表面より釣
菌するための棒であつて、頂部末端を有する棒状
部品および下方のコニー接触先端からなり、該下
方先端は該先端の最下端に、細菌を取り込む少な
くとも一つの溝を有し、該溝は予め定められた量
の細菌を毛細管作用により取り込むことのできる
ものである、ことを特徴とする釣菌用棒、かゝる
釣菌用棒を用いる釣菌方法および接種方法に関す
る。 本発明で用いる発育を制限する培地は、細菌を
同定しそして細菌の抗生物質に対する感受性を測
定するために用いられるいくつかの操作に有用で
ある。このような操作では、試験操作の開始時
に、細菌を、ある濃度範囲(C.C.当たりのコロニ
ー形成単位、CFU/c.c.)にしておく必要があ
る。さもないと、最終結果は正確でない。たとえ
ば The American Journal of Clinical
Pathology、45巻、4号、4月、1966、293−296
頁の“Antibiotics Susceptibility Testing by
Standarized Single−Disc Method”およびthe
National Committee for Clinical Laboratory
Standards of the United States of America
により発行された“Performance Standards
for Antimicrobial Disc、Suscepti−bility
Test”ASM−2に、迅速に発育する細菌の抗生
物質および化学療法剤に対する感受性を測定す
る、Kirby−Bauer法が記載されている。 Kirby−Bauer法は、ふつう、患者より得られ
た細菌のコロニーを寒天プレート上に発育さすこ
とを包含する。細菌の4から5個のコニーを白金
耳を用いて釣菌し、それらを、大豆カゼイン消化
物ブロスの4から5c.c.を含有する試験管中に加
える。試験管は2から8時間インキユベートし、
中程度の濁り細菌懸濁液とする。この懸濁液は、
ついで、必要ならば、塩溶液または類似のブロス
で希釈し0.5c.c.の1%BaCl2を99.5c.c.の1%
H2SO4(0.36規定)に添加し調整されるスタンダ
ード(0.5McFarlandスタンダード、以降、
McFarlandスタンダードと称する)と見掛け上
同じ密度とする。Mueller−Hinton寒天含有プレ
ートに、この細菌ブロス懸濁液を木綿塊を用いて
塗沫する。接種物が乾燥したあと、抗生物質また
は化学療剤を含有するデイスクを寒天上におく。
プレートはついで1夜インキユベートし、細菌発
育のない各デイスクのまわりの面積を測定する。
これは阻止域として知られており、特定の細菌に
対して有用な抗生物質を決定するのに使用する。 Kirby−Bauer法が正確であるためには、寒天
プレート上に塗沫する培地中には約1×
108CFU/c.c.が含有されねばならない。ふつう、
発育のレベルは上記のMcFarlandスタンダード
と肉眼で比較して測定する。細菌がこの濃度に達
するに要する時間は、細菌に応じて変化するが、
2から8時間に変化する。細菌が1×108CFU/
c.c.を超えるほどに発育したMcFarlandスタンダ
ードよりより濁るならば、培地は、スタンダード
に等しくするように希釈されねばならぬ。 種々の細菌に対する細菌の感受性を測定するた
めの別の方法は、MICまたは最小阻止濃度試験
と称されるものである。この試験は、Albert
Balows、1974、77から87頁、Current
Techniques for Antibiotics Suscepti−bility
Testingに論ぜられている。この方法では、被験
細菌の発育を支える液体または固体培地中、抗生
物質を一連の希釈濃度としたもの調製する。液体
培地は試験管中に加えるのが便宜であり、固体培
地にふつうペトリ皿に注入する。この試験を行な
うには、1定範囲の濃度の抗生物質を1連の2倍
希釈に調製するのがふつうである。各チユーブま
たはペトリ皿には、問題となつている細菌を接種
する。一定時間インキユベーシヨンしてから、細
菌が発育しているかまたは発育していないかの状
態を、各抗生物質濃度について測定する。このよ
うにして、系列希釈した時の、もつとも近い希釈
度として、抗生物質の最小阻止濃度を測定する。
これが、阻止濃度を測定するもつとも正確な方法
である。しかし、希釈溶液を調製する面倒な努力
が単純化された最近までは、この方法は一般的に
普及しなかつた。MIC試験では、希釈された抗
生物質には、ある濃度範囲つまり105から
106CFU/c.c.の細菌を接種する。 McFarlandスタンダードに相当するまで発育
した細菌を含有するブロス、つまり約1×
108CFU/c.c.までに発育したものを希釈して、
この濃度とする。 上記の感受性試験ならびに、細菌の型またはそ
れの抗生物質に対する感受性を測定するための別
の試験では、Kirby−Bauer試験の場合にペーパ
ーデイスクをおこうとするペトリ皿に接種するか
またはMIC試験の場合には系列希釈抗生物質含
有ブロスに接種しようとする場合、ある定められ
た量の細菌を試験に使用する必要を生ずる。この
ことは、試験が正確であるのに必要なのである。
より少ない細菌濃度では、実際よりもより抗生物
質に対して感受性であるような結果を与えるであ
ろう。他方、細菌がより高濃度に存在すると、試
験の結果は、細菌の発育を阻止するのに必要であ
るよりもより高い抗生物質濃度を必要とすること
を示すことになるであろう。いずれの指示をも誤
まつていることになる。 上記の試験またはそれに類似する試験を実施す
るには、実験室の技術者は細菌の発育している寒
天平板より4から5個のコロニーを取りそれを上
記したブロス発育培地中で2から8時間おく必要
がある。培地は一定時間おきに調べて、細菌の濃
度がMcFarlandスタンダードに等しいかどうか
をみる。培地を肉眼でみると、細菌のある培養物
は適当な濃度まで発育しないのに、他は適当な濃
度以上に発育している。前者の場合、細菌はより
長く発育させ、後者の場合、希釈して標準の濃度
に戻す。これらはいずれも面倒であるし、時間が
かかる。 本出願人は、細菌が発育しうるが、しかし、細
菌が発育到達する濃度レベルを制限する培地を発
見したのである。具体的には、本出願人は、2つ
の異なる属の、好気的、病原性の、迅速に発育す
る細菌より少なくともひとつの種を、出発時の数
よりあらかじめ定められた終りの数まで発育さ
せ、その時点で、細菌は、培地中の栄養分の欠如
により実質的に発育を終止しそして該細菌が少な
くとも18時間は生存状態にいる水性培地を発見し
たのである。この培地は、炭素原、窒素原、ビタ
ミンおよび無機質を発育さすに十分の量でそして
細菌の発育に使用されうる形で含有している。 培地が有用である細菌は、好気的の、つまり発
育するのに酸素を使用する細菌である。細菌はま
た病気をおこす点で病原性であり50分または以下
の分裂時間を有する点ですみやかに発育するもの
である。 この培地は、グラム陽性およびグラム陰性両方
の、病原性の迅速に発育する細菌である。しか
し、培地中の種々の成分の型および量は、グラム
陽性菌はグラム陰性菌とふつうは異なり、そして
グラム陽性菌について必要な濃度とするには、グ
ラム陰性菌より長くかかる傾向を示す。 本発明の発育培地は、2つの異なる属の好気
的、病原性細菌のうちの少なくともひとつの種を
発育させる。ふつう、培地は、2つの属のグラム
陽性菌より少なくともひとつの種を発育させるか
または少なくとも2つの属のグラム陰性菌より少
なくともひとつの属を発育させる。グラム陽性の
好気的細菌では、ふつうの細菌および感受性試験
を実施する必要のある、大部分の病気をおこす細
菌を包含するのに2つの属がある。それらは、ス
タフイロコツカスおよびストレプトコツカスであ
る。もしも培地がこれらの2つの属のそれぞれよ
りの種を発育さすならば、グラム染色試験を用い
て、それがグラム陽性が陰性かを決定するために
細菌を試験するだけですむ。細菌がグラム陽性な
らば、グラム陽性細菌を発育さす培地を使用し、
培地はMcFarlandスタンダードに等しいような
望むレベルまで細菌を発育させる。 グラム染色試験で細菌がグラム陰性であるとな
ると、細菌はさらに多くの数の属に由来すること
になる。グラム陰性の好気的細菌でおこされる病
気の99%は、16種の属に入る細菌によりおこされ
る。これらグラム陰性菌には、Escherichia,
Shigella,Edwardsiella,Salmonella,
Arizona,Citrobacter,Klebsiella,
Enterobacter,Serratia,Proteus,
Providencia,Yersinia,Pseudomonas,
Acinetobacter,MoraxellaおよびPasteurellaが
ある。 培地は、ふつうは上記定義のようなCFUで記
載されそしてある容量の培地を基準として表わさ
れる、つまりCFU/c.c.として表わされるある細
菌数より発育させる。最初の濃度は1CFU程度に
低くありうるが、ふつうは、そして、なるべく
は、少なくとも5×106CFU/c.c.とする より低い細菌数または濃度から出発しても、よ
り高い濃度から出発した場合と著しく異なる最終
細菌数を与えることはないけれども、最終濃度に
達するまでの時間が異なる。そして、インキユベ
ーシヨン時間を調節しようとするならば、最初の
濃度を調節せねばならぬ。細菌の到達する最終濃
度は、安定相といわれる。 上記論義のように、McFarlandスタンダード
に等しい濃度に達するための時間は、試験操作に
応じて、2から8時間を要し、大部分の細菌で
は、その濃度に達するのに少なくとも5から6時
間を要する。発育制限培地を用いて、細菌は、5
時間のうちに、最終濃度または安定相に到達さす
のが有利である。発育制限培地を用いて細菌が2
時間で安定相に達しても、技術者が5時間のあい
だ培地をチエツクしなくても、その状態に留ま
り、McFarlandスタンダードに等しい濃度とす
るのに希釈を必要としない。 安定相または最終濃度に達すると、細菌の発育
は実質的におちこむ。これは、細菌の連続的発育
に不可欠な栄養分の少なくとも1種の消耗による
のであつて、発育を停止させそして細菌数を実質
的に減少させうる毒性副生成物を細菌が生産する
ことによるものでない。本発明以前に用いられそ
してKirby−Bauer操作に用いられている標準培
地では、発育の生長が落ちこむ細菌数は、細菌の
毒性副産物により決定されたのであつた。この場
合の細菌数はMcFarlandスタンダードを超えて
いる。 最終濃度または最大安定相は、1種または1種
より多くの栄養分の消耗により達せられる。この
点で生きているCFU/c.c.カウントは、平らとな
りそして少なくとも約18時間実質的に不変に留ま
る。細菌は、上記のように実施しようとする種々
の試験を実施するに有用な時間のあいだ生存して
いる。ふつうこのような生存のあいだの時間は少
なくとも18時間である。 大部分の細菌によついて最終の望む濃度は6×
107から3.0×108CFU/c.c.とする。これは
0.5McFarlandスタンダードに相当する。培地は
種々の望む濃度レベルに到達するように変型され
うる。 培地の型および成分は、細菌に望む最終濃度お
よび発育させる細菌の型に応じて変化させうる。
すべての場合、細菌の発育に有用な形状の炭素お
よび窒素を与える形で、炭素および窒素原が存在
しうる。ふつうビタミンおよび無機物もまた存在
する。しかし、上記したように、1種または1種
より多くのこれらの成分は、細菌が最終のあらか
じめ定められた濃度に達し実質的に発育を停止す
るように制限する。 グラム陰性細菌では、有利な培地は培地1c.c.
について約0.42から0.70ミリグラムの炭素を含有
する。炭素は、細菌が発育に有用な形状とする。
この形は、炭素がペプトンまたは類似の形状でで
存在するものであることが分つた。有利な培地は
さらに、ペプトン中に存在する窒素と類似の形
で、培地c.c.当たり0.09から0.15ミリグラムの窒
素を含有する。有利な培地は約7から8までのPH
を有する。プロテオースペプトンを用いる場合、
炭素の範囲は、培地c.c.について約0.16から0.27
ミリグラムで、窒素は、培地c.c.について0.035か
ら0.056ミリグラムで、炭素および窒素は、プロ
テオースペプトンまたはそれに類似の形で存在す
るものとする。ペプトンの代表的な分析結果をつ
ぎに示す。
【表】
【表】 PHは、1%蒸留水中溶液を121度Cで15分間オ
ートクレーブしたあとのものである。 この有利な培地は、ペプトンまたはプロテオー
スペプトン中に存在するビタミンおよび無機塩を
含有する。5時間より少ない時間のうちに6×
107から3×108CFU/c.c.の最終濃度までグラム
陰性菌まで発育さすに有用なことの分つた、2つ
の特に有用な処方物は、0.8グラムのペプトンま
たは0.3グラムのプロテオースペプトン、0.03グ
ラムのデキストロース、2.5グラムのリン酸ジカ
リウム、1.25グラムのリン酸モノカリウムおよび
5.0グラムの塩化カリウムを含有する100c.c.の水
の混合物である。リン酸塩は、緩衝材料として加
えて、組成物を約7.0のPHに保つように添加する。
細菌の種類によつては、緩衝が必要である。上記
の2つの処方物は、細菌の最初の濃度が十分であ
るならば、たとえば、少なくとも約5×
106CFU/c.c.である場合に、グラム陰性、好気
性、病原性細菌の大部分よりの種が、5時間のう
ちに上記CFU/c.c.の範囲まで発育しうる培地を
提供する。 上記のように、炭素原および窒素原の有利なも
のは、グラム陰性菌については、ペプトンおよび
プロテオースペプトンとする。ネオペプトン、ト
リプトンおよびポリペプトンもまた用いうるが、
これらは同じ時間の枠内でMcFarlandのスタン
ダードまでの発育を来たさぬこと、そして、ある
グラム陰性細菌については、なんら有意な程度に
までの発育を与えぬことが分つた。それゆえに、
これらの材料は、より限定された数の細菌だけに
有用であることになる。しかし、このような材料
のペプトンまたはプロテオースペプトンとの組合
わせは、より多数の細菌に有用な培地を提供する
のに使用しうる。 グラム陽性細菌に用いるに有用な培地は、1.7
グラムのトリプテイケースと、0.3グラムのフイ
トン(phytone)と、0.25グラムのデキストロー
スと、0.5グラム塩化ナトリウムと、0.25グラム
のリン酸ジカリウムとを含有する1000c.c.の水の
溶液を包含する。 これら種々の培地のすべては、培地に細菌を接
種しそして培地を2から8時間インキユベートす
ることにより使用しうる。 上記の発育制限培地を使用し、そして、発育制
限培地に接種するための細菌のコロニーよりのあ
るあらかじめ定められた量の細菌をうることを可
能とする、ひとつの装置が考案された。この装置
は、細菌の発育のための時間をあらかじめ定める
ことも可能とするという利点を有する。グラム陰
性細菌について5時間以内の有利な時間内に必要
な発育がおこるようにするためには、最初の菌数
は、少なくとも約5×106CFU/c.c.とせねばな
らない。 つまり、本出願人等は、細菌を、最初の数より
定められた最終数まで発育させ、その時点で、培
地の欠乏により該細菌の発育が実質的に落ち込む
装置を発見したのである。この装置は、(a)該細菌
を、その初めの菌数から定められた最後の菌数ま
で発育させうる発育培地の供給原を含有する、開
口部を有する容器と;(b)該容器の外部にあるとこ
ろの該細菌の少なくともひとつの発育コロニーよ
り既知量の細菌をうるためにそして該発育培地に
接種するために用いられる、該容器中に存在する
手段と;(c)該容器の内部に無菌状態を保つために
該容器中の該開口部をおおうためにあり、該培地
に接種するために使用する、該容器の外部にある
該細菌の該コロニーより既知量の細菌をうるため
に細菌を採取するために、該細菌を得る際に取り
外しうるようにした。そして、接種された該培地
をインキユベートするあいだ該容器を閉じておく
ための、取除きうる手段とを包含している。 装置は、図面を参照して説明する。第1図は、
本発明の装置の内部断面図である。第2図は、部
分的に断面図とした、本発明の装置の透視図であ
る。第3図は、本発明の装置の棒の1部の内面図
である。第4図は、その中に細菌の含まれている
ところを示す。第3図の棒状装置である。第5図
は、発育培地に細菌を接種した直接の本発明の装
置の断面図である。第6図は、第5図に示す本発
明の装置のライン6−6に沿つた断面図である。
第7図は、接種しそして最大安定相またはあらか
じめ定められた発育段階までインキユベーシヨン
したあとの本発明の装置の断面図である。第8図
は、第7図の装置をライン8−8に沿つて切断し
た断面図である。 本発明の装置は、ポリプロピレン、ポリアミ
ド、セルローズアセテート、ブチレートまたは
種々のポリエステルのような透明の変型しうる材
料より作られている容器またはスリーブを含有す
る。スリーブ1の内部には、ガラスアンプル2が
含有され、その中には上記のように、発育制限培
地3が含有される。あとから記載するように、ガ
ラスアンプルは脆弱性で、変型しうるスリーブ1
を圧迫すると破壊される。装置のアンプル2に対
して並列して棒4が存在する。これは先細りの溝
5を含有している。これは、第3および4図によ
りさらにくわしく記載する。棒4は、細菌の種々
のコロニーより細菌を釣菌するのに用いられ、コ
ロニーより先細りの溝5へ細菌のあらかじめ定め
られた量を取り込むように作られている。棒4は
キヤツプ6に固定する。キヤツプ6および棒4
は、ポリプロピレンのようなプラスチツク材料よ
り作られる、キヤツプ6の内部には、2つのリム
(rim)7および8を有し、キヤツプ6およびス
リーブ1のあいだに無菌的な栓をするようにして
ある。これは、装置を接種するより前およびイン
キユベーシヨンのあいだ、他の微生物がスリーブ
1に入るのを防止する。キヤツプ6には、3個の
プロンジ(Pronge)9が含まれるが、それらの
うち2つが第1図に含まれる。これらのプロンジ
は、キヤツプ6中の孔10を、変型しうるスリー
ブ1が変型されて細菌および培地3を孔10から
押出す際に、つまり装置を作動さす際にアンプル
よりの砕かれたガラスで詰まつてしまうのを防止
する。孔10は感圧性の接テープ11(タブ12
を含有する)で装置の使用前および装置をインキ
ユベーシヨンの完了するまでおおう。その時点で
テープ11を露出する孔10より剥がす。それに
より、スリーブ1より、培地3および細菌をしぼ
り出す。 第2図は、感圧性接着テープ11が存在しない
ことを除いては、使用前の正常の形状の装置を示
す。見られるように、棒4はアンプル2に隣接
し、リム7および8はスリーブ1の上部に並置さ
れている。この場合孔10は露出させて透視的に
見せており、感圧性テープ11は示してない。プ
ロンジ9はここには示してない。ガラスアンプル
2は、ふつう35.6ミリメートル×6.3ミリメート
ルの大きさで、約0.6c.c.の発育培地を含有する。
スリーブ1はふつう43.0ミリメートルの長さで
8.6ミリメートルの直径である。 本発明の装置の重要な特徴は、先細りの溝5を
含有する棒4である。溝5は、第3図によりくわ
しく示してある。示してあるように溝5は先細り
にしてある。この溝は、細菌が溝5に押込められ
るように毛細管作用を与えられている。先細りし
ている溝5の大きい方の端がコロニーにまず接触
するように、コロニーの表面に直角に棒4を押し
つける手段により細菌を押しつけると、細菌は溝
を上昇し、空気は、溝の先細りになつている方の
端より押出される。あるあらかじめ定められたレ
ベルとると、溝5に連結的に押込まれる細菌は、
溝5の先細りとなつた端の方へ移動するのでな
く、溝5の頂部より移動して出るので、それ以上
の細菌は溝の中に押込まれえない。第3図は、正
常に詰められた状態の、溝5の中における細菌1
3を模式的に示している。溝5は、ある数の細菌
が溝の中に入るのを可能とするようになつてい
る。これは、本発明の装置の培地中に細菌をおく
ときに、c.c.当たり少なくとも5×106個の細菌に
等しい。先細りしている溝は約0.43ミリメートル
の深さ、0.25ミリメートルの巾(もつとも広い末
端のところ)、そして3.1ミリメートルの長さで、
これが上記の量の釣菌を可能とするはづである。
溝は、細菌の種々の数に合わせて変型されうる。 この装置の使用を、第5図から第8図までによ
り記載する。第5図は、棒4を用いる装置の接種
直後の本発明の装置を模式的に示している。キヤ
ツプ6をスリーブ1よりはづし、棒4の先細りし
ている溝5により、4から5個の細菌コロニーよ
り、装置を接種するに十分量、通常少なくとも5
×106個の細菌を釣菌する。キヤツプ6をふたた
びはめ、棒4および溝5を経由して、細菌を、ア
ンプル2に隣接しておく。第5図に示すように、
アンプル2は、スリーブ1を変型して破壊する。
細菌13は、発育制限培地3中に模式的に示して
ある。この形状の装置は、ふつう約35度Cに2か
ら8時間インキユベートする。有利な発育培地で
は、あらかじめ定められた量の細菌数、つまり6
×107から3×108CFU/c.c.とするのに5時間を
要する。第6図は、インキユベーシヨン開始時の
第5図の装置の断面図を示し、破壊されたアンプ
ル2、発育培地3および細菌13を示す。 インキユベーシヨンしたあとの装置は、第7図
の形で示す。この場合、装置のすべては、細菌1
3の数が著しく増加する以外は、前と同様であ
る。第8図は、この段階での第7図の装置の断面
図を示す、インキユベーシヨン後の使用に際して
の第7図の装置は、テープ11が取除かれ、発育
した細菌が孔10を経由して押出されうる状態と
なつている。この装置は、孔10を下方に向ける
だけでよい。スリーブ1を圧迫し変型し細菌13
および培地3を孔10より押出す、アンプル2に
由来するこわれたガラスは、ブロンジ9により孔
を詰めることがない。 棒4の中の先細りした溝5は、釣菌される細菌
の数が上記より大きいかまたは小さいように、種
種の細菌接種数に応じて変化させうる。棒または
釣菌装置が、あらかじめ定められた量の細菌を反
復操作により釣菌しうる限り、先細りした溝以外
の他の構造物も使用されうる。この装置は、細菌
が、釣菌装置により定められるあらかじめ定めた
量より、発育制限培地により定められる最終レベ
ルに、ある一定時間で達することを可能とする。
この時間は、最初の菌数、発育制限培地の処方お
よび細菌の型で決まる。Kirby−Bauer試験また
MIC試験に用いるためには、5時間のうちに約
6×107から3×108CFU/c.c.の濃度まで発育さ
す装置が有利である。 示した装置は、ガラスアンプル2の中に発育制
限培地3を含有する。同じ結果をうるのに他の変
型も可能である。たとえば、装置は、ねじのつい
たキヤツプを有する、ねじを切つたスリーブであ
りうる。そして、それに棒を取付ける。この場
合、発育制限培地がスリーブの中にあり、キヤツ
プをスリーブにふたたびはめる時に、直接に接種
しうる。細菌は棒で釣菌し、培地中に棒を入れる
と同時にキヤツプをねじつて戻す。他の変型も専
門家にとつて明らかであろうが、これらも本発明
範囲内に含めるものとする。 第1図に記載の装置は、種々のガラスおよびガ
ラス成分を成型し成形して作られる。約0.6c.c.の
培地3をガラスアンプル2の中に入れガラスアン
プル2を熱密封する。アンプル2は121度Cで10
分間蒸気滅菌する。スリーブ1、ギヤツプ6およ
びテープ11は、100度Fで3時間酸化エチレン
でガス滅菌する。ついで8時間通気する。閉じら
れそして滅菌されたガラスアンプル2はスリーブ
1に無菌的に付ける。キヤツプを取り付け、テー
プ11をつける。 つぎの実施例で用いる材料および細菌を記載し
ておく、入手先も記載しておく、これらの例で
“発育装置”は、上記のような大きさを有する装
置を意味する。 トリプトン、カゼインの酵素水解物、Difco,
Inc.,Detroit,Michigan,U.S.A. ペプトン、カゼインの酵素水解物、Difco,
Inc.,Detroit,Michigan,U.S.A. デキストロース、Difco,Inc.,Dctroit,
Michigan,U.S.A. ポリペプトン、カゼインおよび動物組織の酵素
水解物、Bioquest,Inc.,Baltimore,
Maryland,U.S.A. ネオペプトン、蛋白質の酵素水解物、Difco,
Inc.,Detroit,Michigan,U.S.A. プロテオースペプトン、蛋製白質の酵素水解
物、Difco,Inc.,Detroit,Michigan,U.S.A. Salmonella typhimurium,American
TypeCulture Collection,(ATCC)NO.19028 Shigella sonnei,(ATCC 25331) Enterobacter cloacae(ATCC 2355)および
st.Paul Ramsey Hospital,St.Paul,
Minnesota,U.S.A. Klebsiella pneumoniae,(ATCC 23357)お
よびSt.Paul Ramsey Hospital,St.Paul,
Minnesota,U.S.A. Proteus Vulgmris(ATCC 6380) Proteus mirabili,St.John′s Hospital,St.
Paul,MinnesotaおよびSt.Paul Ramsey
Hospital,St.Paul,Minnesota,U.S.A. Serratia marcescens(ATCC 8100)およびSt.
Paul Ramsey Hospital,St.Paul,Minncsota,
U.S.A. Providencia specics,University of
Minnesota,Minneapolis,Minnesota,U.S.A. Citrobacter species,University of Minne−
sota,Minneapolis,Minnesota,U.S.A. Edwardsiella,University of Minnesota,
Minneapolis,Minnesota,U.S.A. Arizona,Universihy of Minnesota,
Minneapolis,Minnesota,U.S.A. Yersinia,University of Minnesota,
Minnea−polis,Minnesota,U.S.A. Pseudomonas aeruginosa(ATCC 27853)St.
Paul Ramsey Hospital,St.Paul,Minnesota,
U.S.A. Esherichia coli(ATCC 25922)およびSt.Paul
Ramsey Hospital,St.Paul,Minnesota,U.S.
A. Acinetobacter Calcoaceticus,St.Paul
Ramsey Itospital.St.Paul,Minnesota,U.S.
AA. Proteus morganii,St.Paul,Ramsey
Hospital,St.paul,Minnesota,U.S.A. Enterobacter aerogenes,St.Paul Ramsey
Hospital,St,Paul,Minnesota,U.S.A. Pasteurella(sPecies),St.Paul Ramsey
HosPital,St.Paul,Minnesota,U.S.A. CDC Group II F.St.Paul Ramsey Hospital,
St.Paul,Minnesota,U.S.A. Moraxella,St.Paul Ramsey Hospital,St.
Paul.Minnesota,U.S.A. Citrobacter freundii,St.Paul Ramsey
Hospital,St.Paul,Minnesota,U.S.A. 例 1 上記のような構造の装置に、装置付属の棒の先
細りの溝を用いて種々の細菌を接種した。細菌の
最初の濃度を記録した。各装置のアンプル中に含
まれる発育制限培地は、つぎの成分を含有した。 0.8グラム ペプトン 0.03グラム デキストロース 2.5グラム リン酸ジカリウム 1.25グラム リン酸モノカリウム 5.0グラム 塩化ナトリウム 0.2グラムのペプトンおよび1.6グラムのペプト
ンを含有する培地溶液も調製した。 他に4種の発育制限培地を調製した。それら
は、プロテオースペプトン、トリプトン、ネオペ
プトンおよびポリペプトンを含有した。これら
は、上記処方物中ペプトンに代えて加えた。生ず
る初期濃度を測定すると、CFU/c.c.でつぎのよ
うである。結果は、各培地について、3つの調製
ロツトを用いて、それぞれから5個のサンプルを
とつた。15の試料の平均である。
【表】
【表】 細菌の種は上記のようである。 ブランクの所は、接種菌がまちがつていたこと
を示す。 例 2 つぎの材料を1000c.c.の脱イオン水に溶解し、
121度Cで15分間蒸気滅菌した。 0.8グラム ペプトン 0.03グラム デキストローズ 2.5グラム リン酸二カリウム 1.25グラム リン酸一カリウム 5.0グラム 塩化ナトリウム 0.2グラムのペプトンおよび1.6グラムのペプト
ンを含有する培地の溶液も調製した。それぞれの
培地を用いて発育装置を調製した。発育装置添付
の棒を用いて、次表に示す種々の細菌の4から5
時間までの令、18から24時間までの令の細菌コロ
ニーを釣菌した。各細菌について5個の発育装置
を使用し、各細菌について5試料の平均を求め
た。14種の異なる細菌を使用した。それで3種の
培地のそれぞれについて、70個の発育装置を使用
した。各発育装置は回転させ10秒間混合し、35度
Cでインキユベートした。0、4、5および6時
間後に生きた菌数を数えた。結果を次表に示す。
【表】
【表】
【表】 例 3 例2を反復するが、ペプトンに代えてポリペプ
トンを用いた。結果は次表に示す。
【表】
【表】 例 4 例2を反復するが、ペプトンに代えてネオペプ
トンを用いる。結果を次表に示す。
【表】
【表】 例 5 例2を反復するが、ペプトンに代えてトリペプ
トンを使用する。結果を次表に示す。
【表】
【表】 例 6 例2を反復するが、ペプトンに代えてプロテオ
ースペプトンを使用する。結果は次表に示す。
【表】
【表】 例 7 本発明の培地で得られた結果を、従来からのブ
ロス培地、たとえばトリプテイツク ソイブロス
により標準技術を用いて得られた結果と比較して
みた。例2に記載と同じ培地を含有する100個の
発育装置を用意した。患者より分離した臨床分離
細菌100個を、これらの発育装置およびKirby−
Bauer試験に対して確立されたスタンダード発育
手法を用いて調べた。試験細菌はつぎに示す。 Escherichia Coli Klebsiells pneumoniae Pseudomonas aeruginosa Acinetobacter Calocoaceticus Proteus mirabilis Proteus morganii Enterobacter aerogenes Enterobacter cloacae Serratia marcenscens Pasteurella(species) CDCグループ F Moraxella Citobacter freundii 具体的には、4から5個の分離されたコロニー
を発育装置より取り出した棒と接触させた。そし
て棒を用いて発育装置中の発育培地に接触させ
た。全体は3M商標のインキユベーターモデル1
07中で4時間インキユベートした。頂部のテー
プシールを発育単位のキヤツプより除き、細菌懸
濁液の6から8滴を綿塊に滴下した。塊は、
Mueller−Hinton寒天プレート上に3方向に塗沫
した。上記の、the National Clinical
Committee for Laboratory standards
(NCCLS)of the United States of America、
Antibiotics Susceptibi−lity Standardに従つて
Kirby−Bauer試験は実施した。本発明の発育培
地装置を用いて得られた抗生物質感受性試験の結
果を、細菌発育に対する標準方法に比較してみ
た。結果は同じようであつた。 例 8 つぎの材料を脱イオン水1000c.c.に溶解し、
121度Cで15分間滅菌した。 1.7グラム トリプテイケース 0.3グラム フイトン 0.25グラム デキストロース 0.5グラム NaCl 0.25グラム K2HPO4 この例で用いられる発育装置は、培地を直接に
その中に入れてある、上記のようなポリプロピレ
ンスリーブである。スリーブには、“Tyvec”フ
イルターを含有するプラスチツクキヤツプでキヤ
ツプた。この培地は、寒天プレート上の該細菌の
4から5個のコロニーより得られたStaphylo−
coccus aureusの1白金耳を用いて接種した。発
育装置は回転させて、10秒間混合した。ついで35
度Cでインキユベートした。0、1、2.5、4.5、
5.5、6.5、11.5、13.5、23.5および31時間後にに菌
数を数えた。結果として、最初の数は1×
104CFU/c.c.で、11.5時間後に、約1.7から1.9×
108CFU/c.c.に増加した。そして、上記時間/
菌数の間隔のあとの方については、実質的に減少
しなかつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の装置の内部断面図である。
第2図は、部分的に断面図とした、本発明の装置
の透視図である。第3図は、本発明の装置の棒の
1部の内面図である。第4図は、その中に細菌の
含まれているところを示す、第3図の棒状装置で
ある。第5図は、発育培地に細菌を接種した直後
の本発明の装置の断面図である。第6図は、第5
図に示す本発明の装置のライン6−6に沿つた断
面図である。第7図は、接種しそして最大安定相
またはあらかじめ定められた発育段階までインキ
ユベートしたあとの本発明の装置の断面図であ
る。第8図は、第7図をライン8−8に沿つて切
断した断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め定められた量の細菌を該細菌の少なくと
    も一つの発育コロニーの表面より釣菌するための
    棒であつて、頂部末端を有する棒状部品および下
    方のコロニー接触先端からなり、該下方先端は該
    先端の最下端に、細菌を取り込む少なくとも一つ
    の溝を有し、該溝は予め定められた量の細菌を毛
    細管作用により取り込むことのできるものであ
    る、ことを特徴とする釣菌用棒。 2 該溝の少なくとも一つが先細りの溝である、
    特許請求の範囲第1項記載の棒。 3 該頂部末端が、該棒を容器に配置した時に、
    容器の開口部に取り外しできるように適合して、
    そこをおおうための手段を含んでいる特許請求の
    範囲第1項記載の棒。 4 予め定められた量の細菌を該細菌の発育コロ
    ニーの表面から釣菌する方法であつて、頂部末端
    を有する棒状部品および下方のコロニー接触先端
    からなり、該下方先端は該先端の最下端に、細菌
    を取り込む少なくとも一つの溝を有し、該溝は予
    め定められた量の細菌を毛細管作用により取り込
    むことのできる釣菌用棒の棒状部品の先端を該コ
    ロニーの表面と接触させ、これにより該予め定め
    られた量の細菌を該先端の溝により毛細管作用に
    よつて取り込むことを特徴とする釣菌方法。 5 一室に液状培地を含有する容器を既定量の細
    菌で接種する方法であつて、 頂部末端を有する棒状部品および下方のコロニ
    ー接触先端からなり、該下方先端は該先端の最下
    端に、細菌を取り込む少なくとも一つの溝を有
    し、該溝は予め定められた量の細菌を毛細管作用
    により取り込むことのできる釣菌用棒の棒状部品
    の先端を該コロニーの表面と接触させ、これによ
    り該予め定められた量の細菌を該先端の溝により
    毛細管作用によつて取り込むことからなる釣菌方
    法により予め定められた量の細菌を釣菌し; 該細菌を該棒状部品を介して該容器中の培地に
    隣接して配置し;次いで 該細菌と該培地とを相互に接触させる; ことを特徴とする方法。 6 釣菌された細菌の予め定められた量が、該細
    菌を該培地と接触させる場合に、少なくとも1ml
    当たり5×106細菌である、特許請求の範囲第5
    項記載の方法。
JP11437587A 1977-06-21 1987-05-11 釣菌用棒および釣菌方法 Granted JPS6332477A (ja)

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