JPH0262145A - データ通信装置 - Google Patents

データ通信装置

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JPH0262145A
JPH0262145A JP63211598A JP21159888A JPH0262145A JP H0262145 A JPH0262145 A JP H0262145A JP 63211598 A JP63211598 A JP 63211598A JP 21159888 A JP21159888 A JP 21159888A JP H0262145 A JPH0262145 A JP H0262145A
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加藤 俊雄
Takuro Sato
拓朗 佐藤
Manabu Kawabe
学 川辺
Katsumi Tokuyama
勝己 徳山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はデータ通信装置、とくに、たとえば衛星通信な
どの回線遅延時間が大きい通信回線に有利に適用される
データ通信装置に関する。
(従来の技術) 衛星回線にHDLCを適用した従来技術として、たとえ
ば’Performance of HIILCin 
5atelliteGo+a+wunications
” Com5at Technical Review
 、第8巻、第1号、第48〜59頁(+978 、春
期)に記載されたものがある。第7図にはこの従来技術
における送信局と受信局との通信制御フローが示されて
いる。同図において、信号Pは相手局に応答を要求する
信号、信号RRは受信可信号、信号REJは再送要求信
号、間隔NCr1は新しいフレームを送信する間隔、間
隔RCは再送間隔、Nは最大送信フレーム数、間隔NC
m0はNCm間隔で送信したフレームの確認待ち間隔で
ある。ここで、回線遅延時間および間隔NOはそれぞれ
0.54秒で固定に設定されている。
最大フレーム送信数Nがここでは3であるため、送信局
は初めに新しいフレームl、2.3を続けてNC:m間
隔内に送信する(201)。なお、先頭フレームである
フレーム1には相手局に応答を要求するP信号を付加し
て送信する。受信局はP信号が付加されたフレーム1を
正しく受信すると、フレーム2以降を受信可能であるこ
とを示す受信可能信号RRを相手局に送信する(202
)。
送信局がこの受信可信号RRを受信したとき、送信局は
フレーム1の受信確認を行なうことはできるが、フレー
ム2および3については受゛信確認がとれない。ここで
、送信局は未確認のフレーム数を3以上送信することが
できないので、次の確認待ち間隔NCm0ではフレーム
4のみをP信号を付加して送信する(203)。受信局
は、フレーム3を正常に受信できたが、たとえばフレー
ム2に伝送誤りがあったとき、P信号が付加されたフレ
ーム4を受信したときに、フレーム2以降の再送要求信
号である再送要求信号REJを相手局である送信局に送
信する(204)。
送信局がこの再送要求信号REJを受信すると、送信局
はフレーム2.3および4を再送する。このとき、フレ
ーム2にはP信号が付加されている(205)。受信局
がフレーム2を正常に受信しかつP信号を受信すると、
受信局はフレーム3以降を受信可能であることを示す受
信可信号RRを送信局に送信する(20B)。
送信局は再送間隔RCでまだ未確認のフレーム3.4を
含めて3以上のフレーム数を送信できないのでフレーム
5にP信号を付加して送信する(207)。受信局はフ
レーム3.4.5を正常に受信できたのでフレーム6以
降を受信することができることを示す受信可信号RRを
送信局に送信する(208)。
(発明が解決しようとする課題) このような従来技術では、使用する回線によってその受
信待ち時間が固定に設定される。通常、受信待ち時間は
回線遅延時間より長く設定されるが、使用する回線遅延
特性によっては受信待ち時間を越え、データリンクを保
持することができないことがある。とくに送信フレーム
中に誤りがあると、処理手順が増えるため受信待ちタイ
ムアウトが頻繁におこり伝送効率が著しく劣化する。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、相手局か
らの応答時間を予測することにより伝送誤りの復帰が速
く、また回線遅延の有無や回線情況、通信方式に影響さ
れずに安定したデータ通信を行なえるデータ通信装置を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上述の課題を解決するために、端末装置に接続
され、端末装置より受信した信号を所定のフレーム長に
分割し、分割したフレーム長を送信データとして所望の
送信先である相手局に送り、相手局から送信データに対
する応答信号が返送されるのを受信待ち時間の間監視す
るデータ通信装置は、相手局に送信データを送出してか
ら相手局より送信データの応答信号が返って来るまでの
回線遅延時間を測定する回線遅延測定手段と、端末装置
より受信した信号を所定のフレーム長に分割するデータ
フレーム長選択手段と、回線遅延時間およびフレーム長
により相手局からの応答信号を受信するまでの時間を応
答予測時間として予測し、予測した時間を受信待ち時間
として設定する可変受信待ちタイマ設定手段とを有する
(作 用) 本発明によれば、端末装置より送られてきた信号を所定
のフレーム長に分割し、これ符号死後送信データとして
相手局に送る。また、送信データを送出後、相手局より
送信データの応答信号が返って来るまでの時間をfll
ll定し、この時間を回線遅延時1111として設定す
る。そして、回線遅延時間および送信データのフレーム
長により相手局からの応答信号を受信するまでの時間を
応答予測時間として予測し、この予測した時間を受信待
ち時間として設定する。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明によるデータ通信装置の
実施例を詳細に説明する。
第2図には、本実施例におけるデータ通信装置を衛星通
信に適用したシステムa成図が示されている。端末装置
60は、たとえばパーソナルコンピュータ、ワークステ
ーション、ホストコンピュータなどの情報機器である。
端末装置60は通信線300を介しデータ通信装置10
に接続されている。データ通信装置lOは、たとえば端
末装置60から受信した信号を衛星装置70を介し相手
局であるデータ通信装置10に送出したり、また衛星装
置70を介し相手局から受信した信号を端末装置6oに
送る通信制御装置である。衛星装置7oはデータ通信装
置10間で行なわれる信号を中継する中継装置である。
第1図を参照すると1本発明によるデータ通信装着にお
ける実施例の機能ブロック図が示されている。受信バン
ファ60は通信線を介し端末装置60に接続されている
。受信バッファ20は、端末装置60より出力されたユ
ーザデータを格納する記憶部である。バッファ20は信
号線3(12を介しデータフレーム長選択部22に接続
されている。
データフレーム長選択部22は、あらかじめ定められた
所定のデータフレーム長りをユーザデータとして受信バ
ッファから取り出し、これをデータフレーLとfるフレ
ーム長選択部である。フレーム長選択部22は、蓄えら
れたユーザデータが所定のデータフレーム長りに満たな
い場合には、受信バッファ20より取り出せる最大のユ
ーザデータをデータフレームとする。データフレーム長
選択部22はまた、取り出したデータフレームの先頭に
送受共通の誤り訂正および誤り検出が施された制御部を
付加し、これに続くデータフレーム中のユーザデータ数
、データフレームを符号化した後述する符号化器24の
種類、およびデータフレームのフレーム番号をこの制御
部に挿入する。データフレーム長選択部22は、信号線
304を介し符号化器選択部24に、また信号線320
を介し受信待ちタイマ補正部42に接続されている。
符号化器選択部24は、複数の符号化器を有し、この中
からデータフレームに示されている符号化器を選択し、
これにより入力したデータフレームの符号化を行なう符
号化部である。なお、本実施例において符号化器選択部
24は符号化器Eel 、EC2およびEC:3  (
第3図)を有する。符号化器Eelは、情報ビット数n
に対してに1ビツトの検査ビ・ントを出力し、elビッ
トの訂正能力を有する符号化器である。また、符号化器
E2は情報ビ・ント数nに対してに2ビツトの検査ピン
トを出力し82ビツトの訂正能力を持つ符号化器であり
、符号化器E3は情報ビット数nに対してに3ビツトの
検査ビットを出力し83ビツトの訂正能力を有する符号
化器である。符号化器選択部24は、信号線306を介
し送信バッファ2Bに、また信号線322を介し受信待
ちタイマ補正部42にそれぞれ接続され、これらに符号
化したデータフレームを送信する。符号化器選択部24
はまた、信号線305を介し回線誤り測定部30に接続
され、符号化器情報Fをこれに送る。
送信バッファ28は、受信したデータフレームを送信デ
ータとして蓄積する記憶部である。バッファ26は、蓄
積した送信データを信号線308を介し順次変調器28
に送る。送信バッファ2Bはまた、信号線310を介し
送信データ計数部52に接続されている。バッファ28
は、送信データを最初に変調器28に送る時スタート信
号を送信データ計数部52に送り、バッファ26が空に
なるとストップ信号を計数部52に送る。
変調器28は、送信データを所定の周波数に変調し、出
力402を介し衛星装置70(第2図)を介し相手局の
データ通信装置1oに出力する変調器である。
送信データ計数部52は、送信バッファ26から変調器
28に送られるデータ数をストップ信号の受信まで計数
する計数器である。計数部52は、信号線330を介し
回線遅延補正部54に、信号線326を介し回線誤り測
定部30にそれぞれ接続され、計数した計数値をこれら
に出力する。計数部52はまた、信号!!324を介し
回線遅延タイマ58に、信号線328を介し受信待ちタ
イマ44にそれぞれ接続されバッファ26よりストップ
信号を受信するとこれらにスタート信号を送る。
回線遅延タイマ56は、送信データを送出してから相手
局より応答信号を受信するまでのタイマ値開を計数する
タイマである6遅延タイマ56は、信号線370を介し
応答フレーム検査部32に接続され、これよりストップ
信号を受信するまで遅延時間のカウントを続ける。遅延
タイマ56は、信号線332を介し回線遅延補正部54
に接続され、計数したタイマ値Diをこれに出力する。
受信データ計数部58は、遅延タイマ5Bと同様に信号
vj370を介し応答フレーム検査部32に接続され、
これよりストップ信号を受信するまで相手局より送られ
てきた送信ユーザデータ数L2を計数する計数器である
。計数部58は、信号線334を介し回線遅延補正部5
4に接続され、計数した受信データの計数出力し2をこ
れに出力する。
回線遅延補正部54は、送信データ係数部52からの係
数出力Llと回線遅延タイマ56より入力したタイマ値
開より回線遅延時間りを以下に示す式(1)より算出す
る算出部である。
D=D1− CLl零F1+ Ll木S+L2*S) 
  (1)L1+自局送信ユーザデータ数 Fl:自局送信ユーザデータ1オクテツト当たりの受信
処理時間 L2:相手局ユーザデータ数 S:1オクテツト当たりの伝送速度 補正部54は、信号線33Bを介し受信待ちタイマ補正
部42に接続され、これに算出した回線遅延時間りを送
る。
受信待ちタイマ補正部42は、回線遅延時間D、データ
フレーム長選択部2より入力したデータフレーム長りお
よび符号化器選択部24より送られてきた符号化器情報
Fより、受信待ち時間Wを以下に示す式(2)を用いて
算出する算出部である。
w= D + L* (S +Fl)        
 (2)S:1オクテツト当たりの伝送速度 F1:符号化器に対する1オクテツト当たりの受信処理
時間 なお、回線遅延時間りの初期値は、補正部54から回線
遅延時間りが算出されるまではD=DOとする。補正部
42は、信号線342を介し算出した時間Wを受信待ち
タイマ44に送る。
受信待ちタイマ44は、送信データ計数部52より受信
したスタート信号によりカウントを開始し、応答フレー
ム検査部32より送られたストップ信号でカウントを終
了するカウンタである。すなわち受信待ちタイマ44は
、スタート信号を受信すると補正部42から受信した時
間Wをたとえば1秒毎にカウントダウンし、ストップ信
号を受信するまでに時間Wが「0」になると図示されて
いない制御部にカウントアウトを通知する。
復調器38は入力404を介し相手局より送られてきた
信号を所定の信号に復調する復調器である。
復調器38は、信号線380を介し信号検出部36に接
続され、これに復調した信号を送る。
信号検出部36は、受信した信号がこのデータ通信装置
10で受信すべき信号であるかどうかを検査する信号検
出部である。検出部36は、受信したデータがこのデー
タ通信装置列のデータの場合、信号線361を介しスタ
ート信号を受信データ計数部58に送る。また、検出部
36は受信したデータを信号線382を介し受信バッフ
ァ34に送る・受信バッファ34は相手局より送られた
データを格納する記憶部である。受信バッファ34は、
信号線384を介し応答フレーム検査部32に接続され
、これに格納しである受信データを送る。
応答フレーム検査部32は、受信バッファ34で蓄えら
れたデータを応答フレーム長だけ取り出して符号化後誤
り検出を行なう検出部である。検査部32は、応答フレ
ームが正しいと判断したとき、回線遅延タイマ5Bおよ
び受信待ちタイマ44にストップ信号を送る。また検査
部32は信号線366を介し回線誤り測定部30に接続
され、検出結果をこれに通知する。
回線誤り測定部30は、送信ずみデータフレームのフレ
ーム番号と受信した応答フレームのフレーム番号との検
査結果を検査部32より入力することにより、データフ
レーム長選択部22および符号化器選択部24を制御す
る制御部である。測定部30は、送信フレームと応答フ
レームとの番号が一致していない旨の通知を受けた場合
、送信データ計数部52からの計数出力Llと符号化器
選択部24から送信ずみデータフレームの符号化器の種
類Fとにより回線誤り率を予測し、これを信号線340
を介しデータフレーム長選択f!B22および符号化器
選択部24に送る。測定部30はまた、送信フレームと
応答フレームとの番号が一致しているとき、データフレ
ーム長を長くするようデータフレーム長選択部22に指
示し、符号化器の能力を1つ下げるよう符号化器選択部
24に指示する。
なお、受信待ちタイマを設定する受信待ちタイマ補正部
42および受信待ちタイマ44を合わせて可変受信待ち
タイマ設定部40と、また回線遅延を測定する送信デー
タ計数部52、回線遅延補正部54゜回線遅延タイマ5
Gおよび受信データ計数部58を合わせて回線遅延測定
部50とする。また、同図では本実施例に関係のある構
成要素のみ記載し、本実施例に直接関係のないたとえば
受信したデータを端末装置lに送る構成要素などは略し
て記載していない 端末装置60よりユーザデータが送られて来ると、この
データは受信バッファに蓄えられる。受信バッファにユ
ーザデータが蓄えられると、データフレーム長選択部2
2は、所定のデータフレーム長だけこのデータを取り出
してデータフレームとし、これにユーザデータ数、符号
化器の種類およびフレーム番号を含む制御部を付加して
符号化器選択部24に出力する。選択部22はまた、所
定のデータフレーム長、この場合にはフレーム長りを受
信待ちタイマ補正部42に出力する。
符号化器選択部24がデータフレームを入力すると、選
択部24は、フレームの制御部に示されている符号化器
で符号化処理を行ないこれを送信バッファ2Bに出力す
るとともに、符号化処理を行なった符号化器の種類を示
す符号化器情報Fを受信待ちタイマ補正部42に出力す
る。符号化処理が行なわれたデータフレームを送信バッ
ファ26が入力すると、バッファ26は順次入力したデ
ータフレームを変調器28に出力する。データフレーム
が変調器28に入力されると、このフレームは、変調後
に衛星装置70(第2図)に向けて送信され、衛星装置
70より送信相手局であるデータ通信装置lOに送られ
る。
またこの時、受信待ち補正部42は、回線遅延時間D、
データフレーム長りおよび符号化器情報Fより受信待ち
時間Wを算出し、受信待ちタイマ44に時間Wを送る。
なお、このときには回線遅延時間がまだ算出されていな
いため、回線遅延時間は初期値DOとする。送信バッフ
ァ2Bが変調器28に最初にデータを送る時、スタート
信号が送信データ計数部52に送られる。計数部52が
スタート信号を受信すると、計数部52は送信バッファ
26よりストップ信号を受信するまで、送信バッファか
ら変調器28に送信されたデータ数を数える。計数部5
2がストップ信号を受信すると、計数部52は回線遅延
タイマ56および回線遅延補正部54にカウント開始の
スタート信号送る。
データフレームを相手局が受信すると、相手局は、この
信号を復調し、この信号の制御部を復号した後誤り検出
を行ない、後続のデータフレームがある場合この制御部
で指示されている復号器で復号後誤り検出をする。そし
て正しいデータフレームであればそのフレームffi 
号ヲ応答フレームに付加して制御部に対する符号化後、
誤り検出を付加して変調し、データフレームを送出した
送信局に応答信号を送出する。ここで、誤り検出は巡回
符号などで行なう。
相手局より送られた信号は、衛星装置70を介し通信路
404より復調器38に受信される。復調器38は受信
した信号を復調後信号検出部36に送る。信号検出部3
Bが復調された信号を受信すると、復調器36はこの信
号が受信すべきデータであるかどうかを検査する。そし
て、この信号が受信すべきデータであれば受信データ計
数部58にスタート信号を送る。計数部58がスタート
信号を受信すると、計数部58は、応答フレーム検査部
32よりストップ信号を受信するまで受信したデータを
数え、ストップ信号を受信すると数えた受信データ数を
相手局送信ユーザデータ数L2として回線遅延補正部5
4に出力する。
信号検出部36はまた、入力した信号を受信すべきデー
タであると判断すると、この信号を受信バッファ34に
送りバッファ3Bに蓄積する・バッファ36にデータが
蓄積されると、応答フレーム検査部32は、このデータ
を応答フレーム長だけ取り出して符号化後誤り検出を行
ない、応答フレームが正しいかどうかを判断する。検査
部32は応答フレームを正しいと判断すると、ストップ
信号を回線遅延タイマ56および受信待ちタイマ44に
送る。
回線遅延タイマ56にストップ信号が送られることによ
り、タイマ値DIが回線遅延補正部54に送られる。遅
延補正部54は、計数出力L1. L2およびタイマ値
D1を受信すると、式(2)により回線遅延時間りを算
出する。
応答フレーム検査部32は、応答フレームが正しいと判
断すると、次に送信ずみデータフレームのフレーム番号
ト受信シタ応答フレームのフレーム番号を検査し、これ
らが一致しているかどうかを確認する。確認した結果は
回線誤り測定部30に通知される。測定部30が一致し
ていない旨の通知を受けると、測定部30は、計数出力
Llと送信ずみデータフレームの符号化器の種類から回
線誤り率を予JI L、これをデータフレーム長選択部
22および符号化器選択部24へ送る。これら選択部2
2/24は回線誤り率を受信することにより、通信路4
00に適するデータフレーム長および符号化器を選択す
る。また、測定部30が一致している旨の通知を受ける
と、測定部30はデータフレーム長選択部22にデータ
フレーム長を長くするように指示し、符号化器選択部2
4に符号化器の能力を1つ下げるように指示する。
応答フレームが誤っている場合、応答フレーム検査部3
2は正しい応答フレームを受信するまで待つ、もしこの
間に受信待ちタイマ44がタイムアウトしたときは、回
線遅延タイマ56にストップ信号が送られるが、遅延補
正部54は回線遅延時間りを算出しない。そして、応答
要求フレームに送信ずみデータフレームの最後のフレー
ム番号を挿入し、定められた符号化器で符号化し、変調
器2日で変調後、応答要求を通信路402により相手局
に送る。このとき、受信待ちタイマ補正部42は、式(
2)より受信待ち時間Wを算出し、これを受信待ちタイ
マ44に渡し、データフレーム長および符号化器の種類
、回線遅延時間りから回線状態に最適な受信待ちタイマ
に設定しなおす。なお、ここで式(2)の回線遅延時間
りはこの通信で算出した値がないときは初期値Doとす
る。
受信待ちタイマ44はストップ信号が送られて来るまで
受信待ち時間Wのカウントダウンを行なう。これは応答
フレームが正しく受信されるまで続けられ、もし正しく
受信されなければ応答フレーム検査部32で送信ずみデ
ータフレームのフレーム番号が検査される。送信ずみデ
ータフレームのフレーム番号と応答フレームに含まれる
フレーム番号が一致しているときは、新しく受信バッフ
ァ20に蓄えられているユーザデータをデータフレーム
長選択部22で定められたデータフレーム長だけを取り
出しデータフレームとして符号化器選択部24に送る。
また、送信ずみデータフレームのフレーム番号と応答フ
レームに含まれるフレーム番号が一致していない場合、
応答フレーム中に示されるデータフレームのみを現在の
回線情況に適する符号化器で符号化し、フレームの制御
部を定められた符号化器で符号化後、送信バッファ26
に渡し、以後前述の適する処理に移行する。また、応答
フレームが正しく受信されず、受信待ちタイマがタイム
アウトし、所定の回数応答要求フレームを再送しても応
答フレームが受信されないときは、回線を保持するのは
不可能として回線を切断する。
回線誤り率と回線遅延時間に対してフレーム長と符号化
器の種類はあらかじめ定められている。
第3図には回線誤り率と回線遅延時間に対する本実施例
におけるフレーム長および符号化器の選択の状態遷移図
が示されている。フレーム長DLI。
OL2 、DL3は、それぞれL1ビット、L2ビット
、L3ビットのフレーム長であり、Ll> L2> L
3である。
また符号化器Eel 、EC2、EC3は、前述のよう
に情報ピッ)Inに対してそれぞれに1ビツト、k2ビ
ット、k3ビットの検査ビットを出力し、elビット、
82ビツト、e3ビットの訂正能力を有する符号化器で
ある。
回線誤り測定部30は、符号化器選択部24、送信デー
タ計数部52および応答フレーム検査部32からの情報
により回線誤り率を算出する。たとえば2送信データ数
Nビツト、符号化器ECIとすると、回線誤り率は、 Ckl零N/ n) / (kl/ n + 1 )木
N以上となる。これと回線遅延時間よりこの回線状態に
適したフレーム長と符号化器の種類の組合せを選択する
第4図には、受信待ち時間Wが回線遅延時間りのたとえ
ば2倍に設定された従来技術による送信手順の例を示し
たシーケンス図が示されている。
同図に示すように従来技術では受信待ち時間Wが固定さ
れている。このため、送信側から送ったデータフレーム
が受信側でエラーになると、送信側は受信待ち時間Wの
経過後に応答要求を受信側に送信する。
これに対して本実施例では、回線遅延を測定することに
より相手局からの応答時間を予測するため、第5図に示
すようにほぼ受信待ち時間W=回線遅延時間りに設定可
能である。したがって、エラーが生じたときに送信側が
データフレームを再送しその応答を受けるまで従来技術
では4D時間必要であったのに対し、本実施例では3D
時間ですむ、これを本発明の伝送効率を1とし、回線遅
延時間に対する受信待ち時限が一定の従来技術との伝送
効率の比較結果が第6図に示されている。同図に示すよ
うに受信待ち時限が一定の従来の装置の場合、回線遅延
が設定された値よりも小さい回線では伝送効率が著しく
低下する。しかし、本実施例に示したデータ通信装置で
は回線遅延に依存しないため、常に一定の伝送効率を得
ることができる。
なお、本実施例では本発明を回線遅延が非常に大きい衛
星通信に適用したが、本発明はとくに衛星通信に限定さ
れるものではなく、たとえば海底回線を利用した回線遅
延が中程度の通信にも勿論有利に適用可能である。
(発明の効果) このように本発明によれば1回線遅延を測定することに
より相手局からの応答時間を予測して受信待ち時間を設
定する。このため、送信したデータがエラーとなった場
合でも、必要最小限の時間で即座にエラーに対応するこ
とができ、常に一定の伝送効率を得ることができる。ま
た、回線遅延および回線情況により、データフレーム長
および符号化器を選択するため、通信方式によらず安定
なデータ通信を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ通信装置の実施例を示す機
能ブロック図、 第2図は、第1図の装置を衛星通信に適用したシステム
構成図、 第3図は、第1図の装置におけるフレーム長および符号
化器の選択の状S遷移を示した状態遷移図、 第4図は従来技術における処理シーケンスの一例を示し
たシーケンス図、 第5図は、第1図の装着における処理ジ−ケンスルの一
例を示したシーケンス図 第6図は、第1図の装着と従来技術の装置との伝送効率
の比較を示した説明図、 第7図は従来技術による制御フローの例を示した制御フ
ロー図である。 10゜ 20゜ 22゜ 24゜ 28゜ 28゜ 30゜ 34゜ 36゜ 38゜ 一部 の符号の1 データ通信装置 受信バッファ データフレーム長選択部 符号化器選択部 送信バッファ 変調器 回線誤り測定部 応答フレーム検査部 受信バッファ 信号検出部 復調器 40゜ 42゜ 44゜ 50゜ 52゜ 54゜ 56゜ 58゜ 可変受信待ちタイマ設定部 受信待ちタイマ補正部 受信待ちタイマ 回線遅延測定部 送信データ計算部 回線遅延補正部 回線遅延タイマ 受信データ計数部 特許出願人 沖電気工業株式会社 代 理 人 香取 孝雄 先山 隆夫 じ((矢)げJt=るはアラ2し−ム長奸゛付函↓(姻
賞シ遷1り第3図 確り1文杯ゴ(漕1人ジヱシーズ〉ス 第 図 送導側 斐俗侵゛〕 第 図 4(叉万邑イ列とすし才、技馨1ム9イ天!粗効牢Gン
ヒ較第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、端末装置に接続され、該端末装置より受信した信号
    を所定のフレーム長に分割し、該分割したフレーム長を
    送信データとして所望の送信先である相手局に送り、該
    相手局から該送信データに対する応答信号が返送される
    のを受信待ち時間の間監視するデータ通信装置において
    、該通信装置は、 前記相手局に送信データを送出してから該相手局より該
    送信データの応答信号が返って来るまでの回線遅延時間
    を測定する回線遅延測定手段と、 前記端末装置より受信した信号を所定のフレーム長に分
    割するデータフレーム長選択手段と、前記回線遅延時間
    および該フレーム長により前記相手局からの応答信号を
    受信するまでの時間を応答予測時間として予測し、該予
    測した時間を前記受信待ち時間として設定する可変受信
    待ちタイマ設定手段とを有することを特徴とするデータ
    通信装置。 2、請求項1に記載のデータ通信装置において、該装置
    は、前記分割したフレーム長を符号化する複数の符号化
    器を有する符号化器選択手段を有することを特徴とする
    データ通信装置。 3、請求項1に記載のデータ通信装置において、前記デ
    ータフレーム長選択手段は、前記応答予測時間により前
    記受信した信号を最適なフレーム長にすることを特徴と
    するデータ通信装置。 4、請求項1に記載のデータ通信装置において、前記回
    線遅延測定手段は、 前記回線遅延を測定する回線遅延タイマと、前記送信デ
    ータ数を計数する送信データ計数部と、 前記応答信号の受信データを計数する受信データ計数部
    と、 前記回線遅延タイマより測定された回線遅延を入力し、
    該回線遅延の値を補正して回線遅延時間を算出する回線
    遅延補正部とを有することを特徴とするデータ通信装置
    。 5、請求項1または2に記載のデータ通信装置において
    、可変受信待ちタイマ設定手段は、 前記データフレーム長、前記符号化器の種類および前記
    回線遅延時間を入力し、前記受信待ち時間を算出する受
    信待ちタイマ補正部と、 前記算出した受信待ち時間をカウントダウンすることに
    より、受信待ち時間のタイムアウトを通知する受信待ち
    タイマとを有することを特徴とするデータ通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001186210A (ja) * 1999-10-15 2001-07-06 Fisher Rosemount Syst Inc メッセージを送信する方法、通信方法、据え置き肯定応答通信システム、メッセージを送信するシステム、プロセス制御システム、アプリケーション情報を通信する方法
WO2007066588A1 (ja) 2005-12-09 2007-06-14 Nec Corporation 無線lan通信システム

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JP2001186210A (ja) * 1999-10-15 2001-07-06 Fisher Rosemount Syst Inc メッセージを送信する方法、通信方法、据え置き肯定応答通信システム、メッセージを送信するシステム、プロセス制御システム、アプリケーション情報を通信する方法
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