JPH08265304A - 適応符号化誤り制御方式 - Google Patents

適応符号化誤り制御方式

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JPH08265304A
JPH08265304A JP6371995A JP6371995A JPH08265304A JP H08265304 A JPH08265304 A JP H08265304A JP 6371995 A JP6371995 A JP 6371995A JP 6371995 A JP6371995 A JP 6371995A JP H08265304 A JPH08265304 A JP H08265304A
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JP6371995A
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Masahiro Kimura
昌啓 木村
Nobukazu Doi
信数 土居
Arata Nakakoshi
新 中越
Ayumi Morita
歩 森田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】伝送路の状態に応じて、誤り訂正符号化方式ま
たは符号化率を変更する適応符号化誤り制御方式におい
て、伝送路の状態が頻繁に変化する場合にも、効率を劣
化させることなく、適切な符号化方式または符号化率に
選択、変更する事を可能とすることを目的とする。 【構成】受信側誤り制御部で、送信側が用いる可能性の
ある符号化方式または符号化率の全てによって復号を行
い、各々の復号結果に対し誤り検出を行い、誤りが検出
されなかった復号結果を正しい受信結果とする。また、
再送するフレームは最初にそのフレーム送信した際に用
いた符号化方式及び符号化率を用いる。さらに、符号化
方式または符号化率の選択を受信側で行い送信側に指示
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ伝送の誤り制御方
式に関わり、伝送路の状態が変化する場合にも効率的に
データ伝送を行う適応符号化誤り制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データ伝送の効率や品質を高めるため、
伝送途中で生じる伝送データの誤りを訂正する誤り制御
が多方面でよく用いられている。誤り制御方式には、符
号化により訂正する誤り訂正符号化方式や誤りを含んで
受信されたフレームを再度送信する再送方式がある。ま
た、誤り訂正符号化方式と再送方式を組み合わせた方法
としてハイブリッド誤り制御方式があり、誤り訂正符号
化により一定の伝送品質を確保した上で再送を行うこと
によって、劣悪な伝送路状態下においても高い伝送効率
が得られるとされている。
【0003】誤り訂正符号化方式は、誤り訂正符号化に
より冗長な情報を送信情報に付加し、受信側で復号する
ことにより受信情報に含まれる誤りを訂正する。訂正可
能な誤りの量は付加される冗長情報の量に応じて変化
し、一般に冗長情報の量が多いほど訂正可能な誤りの量
は増加する。しかし、いくら冗長情報を増加させても完
全にエラーフリーとする事はできない。よって誤り訂正
符号化方式は一定の通信品質を確保するために用いられ
る。また、冗長情報の割合を増加させるためには、伝送
路の伝送能力の内、情報の伝送に使用する伝送能力を削
減して、冗長情報に割り当てる必要がある。よって、誤
り訂正能力を増加させるとその分、伝送路の最大伝送能
力は低下する。この現象はハイブリッド誤り制御方式で
も同様に発生する。
【0004】再送制御方式は、伝送情報をブロック化し
た情報ブロックと各情報ブロック固有の番号や誤りを検
出する為の冗長情報などの制御情報を一つのフレームと
して送信し、誤りを含んで受信された情報ブロックを再
送する事により伝送路をエラーフリーとする事ができ
る。しかし、伝送路での誤りが増加してくると再送が頻
発し伝送効率が劣化してしまう。伝送路の状態悪化によ
る伝送効率の劣化を防ぐには、フレーム長を短くするこ
とによって可能となるが、全フレーム長に対して制御信
号の占める割合が増加し最大伝送能力が低下する。
【0005】一方、移動体通信や衛星通信等の無線回線
を利用したデータ伝送が行われている。これらの無線回
線では伝送路状態が大きく変動し、誤り訂正符号化方式
により一定の伝送品質を保つためには十分に余裕をもっ
た量の冗長情報を付加することが必要となる。しかし伝
送路状態が良い時には冗長情報の伝送が無駄となる。同
様にハイブリッド再送制御においても、悪伝送路状態下
において伝送効率が劣化しないよう多量の冗長情報を付
加すると、最大伝送能力が大幅に減少することになる。
【0006】また、再送制御方式を用いる場合には、伝
送路状態が悪化した場合にも通信を続けるには情報ブロ
ック長を十分に短くしておく必要がある。しかし、情報
ブロック長を短くすると前述のように最大伝送能力が低
下する。
【0007】このような伝送路の状態の変動によって伝
送能力が無駄になるという問題を解決する手段として、
伝送路の状態に応じて適応的に符号化率または符号化方
式を変更することにより、伝送能力を最大限活用する適
応誤り制御方式が多数報告されている。特に符号化方式
または符号化率を伝送路状態に応じて可変とする誤り制
御方式を適応符号化誤り制御方式と呼ばれている。符号
化方式には、BCH符号、リードソロモン符号、畳み込
み符号、多数決符号等がある。また符号化率とは誤り訂
正符号の全符号長に対する符号化される情報長の割合
で、例えば符号化率が1とは誤り訂正符号化されていな
い状態を示し、符号化率0.6とは全符号長の4割が誤
り訂正用のパリティビットであることを示す。
【0008】適応符号化誤り制御方式の内、符号化方式
を変更する方式の公知例としては特願昭63-124633”無
線通信システムにおける選択符号化方式”や、1989年5
月電子情報通信学会論文誌B-I (Vol.J72-B-I No.5 pp.4
38-445)に発表された”適応符号化による誤り制御デー
タ通信方式の構成と適用効果”などがある。前者には、
回線状態を把握するための回線状況信号を送信し、その
信号に含まれる誤りの有無によって符号化手段を切り換
え、符号化手段の切り換えに際しては、被呼局(受信
側)が発呼局(送信側)に対して切り換え情報信号を送
信して切り換えを行う方法が示されている。後者はハイ
ブリッド再送制御で4種類の符号化方式の中から伝送路
のビット誤り率に応じて設定された符号化方式を選択
し、複数のデータフレーム毎に符号化方式を示す情報を
送信することによって受信側での復号方式を指定してい
る。
【0009】また符号化率を可変とする方式の公知例と
しては電子情報通学会技術報告SAT84-8で発表された”
符号化率可変誤り訂正方式とその適用効果”がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】陸上移動体通信などの
無線回線では回線状態は極めて頻繁に変化し、特に極小
ゾーン構成のシステムでは、移動中に電波の届きにくい
場所を通過するシャドーイングと呼ばれる現象が頻発す
るものと考えられる。また、定在波中の移動によって発
生するフェージングによる受信レベルの変動は、歩行中
の様に低速で移動した場合には、その周期が比較的長く
なり、適応誤り制御によって伝送効率の改善も可能とな
る。このような伝送路において、状態に応じて適応的に
情報ブロック長、符号化率または符号化方式を変更し、
伝送能力を最大限に利用するためは、頻繁に変動する伝
送路の状態を的確に推定し、適切な符号化方式または符
号化率の選択、変更をできるだけ短い時間間隔で行って
いく必要がある。
【0011】しかしながら、適応符号化誤り制御におい
て、従来のように一旦伝送を中止し伝送方式を変更する
場合、方式変更の度に時間的に無駄が生じるため、高速
に切り換えを行う事ができなかった。またデータに誤り
制御方式指定情報を付加して伝送する場合には、方式を
指定する情報を伝送するために効率が劣化し、さらに指
定情報に誤りが生じた場合情報が正しく伝送されていて
も正しく受信できないという問題があった。さらに、ハ
イブリッド再送制御に適応符号化誤り制御を適用する場
合には、再送時と1回目に送信した時とで符号化方式ま
たは符号化率が変更されると1フレームで送信できる情
報ブロック長が異なり、そのままでは再送できなくな
る。このような場合、全ての再送処理が一旦終結した後
に、符号化方式または符号化率の変更を行うか、情報ブ
ロックを分割統合することが必要となる。
【0012】また、短い周期で符号方式または符号化率
を変更するためには、正確に伝送路状態を推測し、適切
な符号化方式または符号化率を選択し、変更する手段が
必要となる。しかし、受信レベルなど伝送路状態を推測
するための詳細な情報を入手できない場合が多く、入手
できる情報から的確に符号化方式または符号化率を選択
する必要がある。
【0013】本発明の目的は、適応符号化誤り制御方式
において、高速かつ効率よく誤り訂正符号化率または誤
り訂正符号化方式を変更することを可能とする手段を提
供する事にある。
【0014】本発明のさらなる目的は、適応符号化誤り
制御方式において適切に符号化方式または符号化率を選
択、変更する為に必要な手段を提供することにある。
【0015】本発明のさらなる目的は、適応符号化誤り
制御をハイブリッド誤り制御に適用した際に、受信レベ
ルなどの伝送路状態に関する詳細な情報を利用すること
なく伝送効率をできるだけ引き出すように符号化率を選
択する手段を提供する事を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】適応符号化誤り制御方式
において、送信側では受信側で復号後に誤り検出できる
よう情報を処理し、受信側では複数の誤り訂正符号化率
もしくは誤り訂正符号化方式により復号を行い、各復号
結果について誤りを検出し、誤りが検出されなかったも
のを正しい復号方式で復号したものと判断する。
【0017】また、フレーム長は常に一定とし、情報信
号と冗長信号の占める割合を変化させることによって符
号化率を可変とする。
【0018】また、再送するフレームを該フレームを初
めて符号化した際に用いた符号化方式または符号化率で
符号化する。
【0019】さらに送信時に使用すべき符号化方式また
は符号化率を受信側で決定し送信側に指示する。
【0020】ハイブリッド誤り制御方式に符号化率を変
更する適応符号化誤り制御方式を適用する場合におい
て、過去一定期間内に受信したフレームの誤り率を測定
し、各符号化率毎にフレーム誤り率の範囲を設定し、フ
レーム誤り率がその範囲を越えて大きくなるときには次
に小さな符号化率に変更し、小さくなるときには次に大
きな符号化率に変更する。
【0021】
【作用】受信情報を複数の復号方式で復号し、復号結果
について誤り検出し、誤りが検出されなかった復号結果
を受理することによって、符号化方式や符号化率変更の
信号を送る為に情報の伝送を中断したり、フレーム毎に
符号化方式や符号化率に関する情報を付随させることな
く、符号化方式または符号化率の変更が行える。そのた
め、頻繁に符号化方式または符号化率の変更を行っても
伝送効率の劣化を引き起こさない。
【0022】また、フレーム長を一定とし、情報信号と
冗長信号の割合を変化させることにより、符号化方式や
符号化率の変更の度にフレームの先頭と末尾を検出する
必要がなくなるうえ、各フレーム中のビットが誤る確率
も等しくなるため適切な符号化方式または符号化率の変
更ができる。
【0023】また、前述の復号・誤り検出手段により、
異なる符号化方式または符号化率で符号化された情報ブ
ロックが混在して受信しても復号が可能となり、再送の
際に符号化方式または符号化率が1回目に送信した時と
異なっていても、1回目に送信したときに用いた符号化
方式または符号化率により符号化して送信できる。よっ
て、符号化率の変更の度に再送制御を一旦終結したり、
情報ブロックを分割統合する事なく符号化方式、符号化
率の変更が可能となる。
【0024】さらに、受信側で送信時に使用する符号化
方式または符号化率を決定し、送信側がフレーム送信す
る度に送信側に指示することによって、受信側で得られ
る伝送路状態に関する情報を正確な状態で使用出来、符
号化方式または符号化率を指示する情報が伝送路上で誤
っても次の指示情報により正しく変更されるため、符号
化方式または符号化率の適切な選択、正確な変更が可能
となる。
【0025】さらには、伝送効率がフレーム誤り率に大
きく依存することから、各符号化率にフレーム誤り率を
基準とした使用範囲を設け、誤り訂正後のフレーム誤り
率の測定結果が該範囲から外れると他の符号化率に変更
することによって、伝送路での誤り発生形態に大きく左
右されることなく正確な符号化率の選択が可能となる。
【0026】
【実施例】図1は本発明が適用される無線データ通信シ
ステムである。1はデータ端末装置、2は誤り制御装
置、3は送受信機で、データ端末装置1と誤り制御装置
2は送信情報11及び受信情報12を受け渡しし、誤り
制御装置2と送受信機3は制御信号、誤り訂正用ビット
等と共にフレーム化された送信データ13及び受信デー
タ14をやり取りし、送受信機3は送信データ13を変
調して送信し受信側では復調して受信データ14として
出力する。誤り制御装置2はデータ端末装置1と一体化
されていてもよく、送受信機3と一体化されていてもよ
い。また、データ端末装置1及び誤り制御装置2及び送
受信機3が1つの装置として構成されていてもよい。ま
た、情報を送信する機能と制御信号を受信する機能のみ
から構成され受信情報12及び受信データ14を扱う機
能をもたない前記無線データ通信システムと、情報を受
信する機能と制御信号を送信する機能のみから構成され
送信情報11及び送信データ13を扱う機能をもたない
前記無線データ通信システムを、一組にして使用するシ
ステムに本発明を適用することもできる。
【0027】図1のシステムの誤り制御部2の誤り制御
方式が誤り訂正符号化を行った上で再送を行うハイブリ
ッド誤り制御方式で、符号化率を可変とした適応符号化
誤り制御方式を用いる場合の本発明の実施例を以下に示
す。
【0028】図3は本発明による誤り制御装置2の機能
ブロック図である。1はデータ端末装置、2は誤り制御
装置、3は送受信機、30は誤り制御装置送信部、31
は送信情報受取・ブロック化部、32は送信部再送制御
部、33は送信情報記憶部、34は制御情報付加部、3
5は誤り検出符号化部、36は誤り訂正符号化部、37
はデータ送信部、38は符号化率制御部、40は誤り制
御装置受信部、41はデータ受信部、42は誤り訂正復
号・誤り検出・符号化率判定部、43は指定符号化率決
定部、44は制御情報読み出し部、45は受信部再送制
御部、46は受信情報記憶部、47は受信情報受渡部で
ある。
【0029】誤り訂正復号・誤り検出・符号化率判定部
42は次の部分から構成される。51〜53はそれぞれ
符号化率a,b,cで誤り訂正復号を行う部分、54〜
56は誤り検出部、57は使用符号化率判定・受信情報
決定部である。
【0030】また11は送信情報、12は受信情報、1
3は送信データ、14は受信データである。I1からI
7までは制御用情報で、I1は情報ブロック長情報,I
2は再送要求・受信確認情報、I3は再送要求・受信確
認情報,I4は送信ブロック番号情報,I5は対向チャ
ネル符号化率指定情報、I6は送信ブロック情報、I7
は符号化率情報、I8は符号化率指定情報,I9はフレ
ーム誤り情報である。送信情報受取・ブロック化部31
はデータ端末装置1から送信情報を受取り一時保存し、
送信部再送制御部32から新情報ブロックの要求がある
と符号化率制御部38から得られる情報ブロック長情報
I1で指定されるブロック長に、送信情報をブロック化
する。送信部再送制御部32は、受信側の制御情報読み
出し部44で受信データから読み出された再送要求・受
信確認情報をもとに、誤ることなく通信相手に受信され
た情報ブロックと誤りが発生して受信されなかった情報
ブロックのブロック番号を把握する。さらに、誤りが発
生した情報ブロックを再送する必要がある場合には、再
送する情報ブロック番号を決定し、送信情報記憶部33
から前記情報ブロック番号の送信情報を読み出し、制御
情報付加部34に送る。また、再送する必要のある情報
ブロックがないときは、送信情報受取・ブロック化部3
1から新情報ブロックを受取り、送信情報記憶部33に
記憶するとともに、制御情報付加部34に情報ブロック
を送る。
【0031】制御情報付加部は34は送信ブロック番号
I4及び、対向チャネル用の制御情報である、再送要求
・受信確認情報I3、符号化率指定情報I5を送信情報
ブロックに付加し、誤り検出符号化部35に送る。情報
I3は受信部再送制御部45で決定され、誤りなく受信
できた情報ブロックのブロック番号やまだ受信できてい
ない情報ブロックのブロック番号を通信相手に報知する
ために、送信情報ブロックに付加され通信相手に送られ
る。情報I5は受信部の指定符号化率決定部43から伝
えられ、通信相手が送信する際に用いる符号化率を通信
相手に知らせるために、送信情報ブロックに付加され送
信される。
【0032】誤り検出符号化部35は情報ブロック及び
制御情報を誤り検出符号化し、誤り訂正符号化部36で
は誤り検出符号化された送信データを符号化率情報I7
で指示される符号化率で誤り訂正符号化する。以上のよ
うにして、制御情報を付加され、誤り検出符号化され、
誤り訂正符号化された情報ブロックは、一つのフレーム
としてデータ送信部37に送り込まれ、データ送信部3
7は送信データ13を送受信機3に送信する。
【0033】符号化率制御部38は受信部40の制御情
報読み出し部44で受信信号から読み出される符号化率
指定情報I8を用いて、次に送信する情報ブロックの符
号化率、ブロック長を決定する。なお、符号化率制御部
38の動作の詳細については後述する。
【0034】誤り制御装置受信部40では、送受信機3
から受信データをデータ受信部41が受け取り、各受信
フレーム毎に誤り訂正復号・誤り検出・符号化率判定部
42に送る。誤り訂正復号・誤り検出・符号化率判定部
42では、受信フレームの符号化に用いられている可能
性のある符号化率それぞれに対応した誤り訂正復号器
a,b,…,c(51〜53)で受信フレームを復号す
る。誤り検出部54〜56はそれぞれの符号化率に対す
る誤り訂正復号器での復号結果を誤り検出復号し、それ
ぞれの検出結果を符号化率判定・受信情報決定部57に
引き渡す。符号化率判定・受信情報決定部57は、誤り
検出部54〜56での誤り検出で誤りが検出されなかっ
た復号結果を、正しい符号化率で復号した復号結果と判
定し、以降の処理に送り出す。さらに指定符号化率決定
部43に誤りなく受信したことを報知する。また、全て
の符号化率での復号結果で誤りが検出された場合、伝送
路上で誤り訂正能力以上の誤りが発生したものとして指
定符号化率決定部43に誤りの発生を報告し、受信フレ
ームを破棄する。以上のように復号側では送信側が誤り
訂正符号化に用いた符号化率を知らなくても復号が可能
であり、送信側は符号化率の変更を受信側に伝えること
なく符号化率の変更が可能である為、伝送効率を劣化さ
せず頻繁に符号化率の変更を行うことが可能となる。
【0035】正しく復号ができた受信フレームは、制御
情報読み出し部44に送られる。制御情報読み出し部4
4は受信フレームから再送要求・受信確認情報I2、符
号化率指定情報I8、受信ブロック番号I10を読み出
す。再送要求・受信確認情報I2は送信部30が送信し
た情報ブロックが通信相手に到着したかを確認する信号
で、送信部再送制御部32で次に送信する情報ブロック
を決定するために用いられる。また、符号化率指定情報
I8は通信相手の受信部が最適だと判断した符号化率を
指示し、送信部30の符号化率制御部38は符号化率指
定情報I8をもとに次に送信する情報ブロックの符号化
率を決定する。さらに受信ブロック番号I10は受信部
40が受信した情報ブロックの番号を示し、受信部再送
制御部45は受信ブロック番号I10の順に情報ブロッ
クを受信情報受渡部に送り出す。誤りの発生のためにブ
ロック番号の順序とは異なって情報ブロックを受信した
場合には、正しく受信できた情報ブロックを受信情報記
憶部46に一旦保存し、保存している情報ブロックの番
号よりもブロック番号の若い情報ブロックを全て正しく
受信し、受信情報受渡部47に送り出した後、保存して
いる情報ブロックも受信情報受け渡し部47に送り出
す。受信情報受渡部47は、受け取った情報ブロックを
データ端末装置1に送信する。また、受信部再送制御部
45は、受信した情報フレームの番号と既に受信できて
いる情報フレームの番号とフレーム誤り情報I9から、
再送要求・受信確認情報I3を決定し送信部に送る。例
えば、情報ブロックを正しく受信できれば、再送要求・
受信確認信号I3は受信確認信号とそのブロック番号と
し、正しく受信できなかった場合は再送要求信号とす
る。指定符号化率決定部43は、フレーム誤り情報I9
から受信フレームの誤り状況を計測する事によって伝送
路状態を推測し、伝送効率を最高にするために、または
伝送品質を一定以上にするために、通信相手が誤り訂正
符号化に用いるべき符号化率を決定する。決定した符号
化率は、符号化率指定情報I5として送信部の制御情報
付加部24で送信データに組み込まれ通信相手に知らさ
れる。一般的に符号化率の決定は送信側で行う場合が多
いが、受信側での受信状態を送信側に知らせる必要があ
り、受信状態を知らせる回線に誤りが多い場合には、受
信側で正確な符号化率の決定ができない。それに対し、
受信側で使用する符号化率を決定し、その決定結果のみ
を送ることにより、正確な符号化率の選択が可能とな
る。 次に、本発明の最大の特徴である誤り訂正復号・
誤り検出・符号化率判定部42の実現手段を図4のフロ
ーチャートに示す。s10で復号符号化率を符号化に用
いられる可能性のある符号化率の内、まだ復号を試みて
いない符号化率の一つに設定する。s11では、受信し
たフレームを、復号符号化率に対応した復号手段によっ
て復号する。s12ではs11の復号結果に対し誤り検
出を行い、誤りの有無をs13で判定する。s13で誤
りが検出されなかった場合には、正しく復号ができたと
s16で判断し復号結果を以降の処理に出力する。s1
3で誤りが検出された場合には、s14でまだ復号を試
みていない符号化率の有無を調べる。まだ復号を試みて
いない符号化率が有れば、s10に戻り符号化率を変更
して復号を行う。S14で、全ての符号化率で復号を試
みたと判定された場合には、伝送路上で受信フレームに
誤りが発生したとs15で判定する。
【0036】誤り訂正・誤り検出・符号化率判定部42
の実現手段としては、図5のフローに示される手順によ
っても可能となる。まず、s31で伝送データが正しく
受信されたかどうかを示す正受信フラグを0とし、使用
する可能性の有る全ての符号化率に対して以下の動作を
同時に行う。s32では、各符号化率で復号を行い、s
33で誤り検出をし、s34で誤りが有ると判定すると
s37に進み、誤りがなかった場合には復号結果を次の
処理に出力し、s36では正受信フラグを1とする。全
ての符号化率に対する復号処理が終了したの待って、s
37では正受信フラグが1になっているか判定し、1の
場合には正しく受信したと判断し、0の場合には伝送路
上で誤り訂正によっても訂正しきれない誤りが発生した
と判断する。この手段の利点は、復号、誤り検出手段を
複数準備することによって、短時間で符号化手段の不明
な信号を復号することができることにある。
【0037】図2は送信データ13や受信データ14の
フレームフォーマットを示すもので、21は再送要求・
受信確認情報、22は符号化率指定情報、23は送信ブ
ロック番号、24は情報ブロック、25は情報21〜2
4までを符号化して得られる誤り検出用パリティビッ
ト、26は信号21〜25までを符号化して得られる誤
り訂正用パリティビットである。このうち信号21、2
2、23、25は一定長の信号で、24、26は適用す
る符号化率に応じて信号長が変化し、さらに、全フレー
ム長が符号化率に拘らず一定であり、符号化率の変更に
ともない信号24および26の長さの比率を変更するこ
とによって符号化率を可変とする。例えば、全フレーム
長がnバイト、誤り訂正符号化される信号のうち21、
22、23、25の長さの合計がiバイトで一定のと
き、符号化率がr(0<r<=1)ならば、伝送情報2
4と誤り訂正用パリティ26の長さの合計は(n−i)
バイトで一定であり、伝送情報25の長さは(n・r−
i)、誤り訂正用パリティ27の長さは{n・(1ー
r)}バイトと符号化率rに応じて可変となる。フレー
ム長を一定にする事により、受信側のデータ受信部41
でフレームの先頭と末尾を検出する作業が簡単になる。
また、符号化率によってフレーム長が異なると、ビット
誤りが偏って発生するような伝送路上でビット誤りの発
生形態が変化した場合に、各符号化率によってフレーム
誤り率の変化の割合が大きく異なる。このことは、伝送
路上での誤りの発生形態によって最適な符号化率が大き
く異なる異を意味する。それに対し、フレーム長を一定
にすることにより誤りの発生形態が変化しても最適とな
る符号化率は大きくは変化せず、符号化率の選択が容易
となる。
【0038】符号化率制御部38の詳細な動作を図6の
フローチャート参照しながら説明する。s40で現行符
号化率を初期値に設定する。s41は受信部30の制御
情報読み出し部44で受信フレームから読み出した符号
化率指定情報I8を読み込む工程。s42はs41で符
号化率指定情報が読み込めたかどうか判定する工程で、
誤りが発生により57で受信フレームが破棄され、制御
情報読み出し部で符号化率指定情報を読み出すことがで
きな場合を検出する。符号化率指定情報を読み込めた場
合には、s43で現行符号化率を符号化率指定情報で指
定される符号化率に設定する。符号化率指定情報を読み
出せなかった場合には、現行符号化率の変更は行わな
い。次にs44では、次送信情報ブロックが再送ブロッ
クか、初めて送信するブロックか判定する。初めて送信
するブロックの場合には、s45で誤り訂正符号化に使
用する符号化率を現行符号化率とする。s46では、決
定した符号化率に応じて情報ブロック長を決定し送信情
報受取・ブロック化部31に指示する。送信ブロックが
再送ブロックの場合は送信情報記憶部33から送信する
情報ブロックと共に、送信情報ブロックの一回目の送信
で用いた符号化率を読み出す。s47では誤り訂正符号
化に使用する符号化率をs46で読み出した符号化率に
設定する。
【0039】上記の動作により、フレームを受信する度
に最適な符号化率が指定される。受信フレームに誤りが
発生し符号化率の指定を受けれなかった場合にも次の受
信フレームで適切な符号化率に変更できる。また受信側
に知らせずに符号化率を変更できる本発明の特徴によ
り、再送ブロックを一回目に送信した時と同じ符号化率
で送信でき、再送すべき情報ブロックが残っていても新
ブロックに関しては符号化率の変更が可能となり、伝送
効率が上がる。
【0040】伝送効率をできるだけ引き出すような符号
化率を選択するための指定符号化率決定部43での符号
化率の決定の方法を図7を参照して説明する。図7で、
101は符号化率を可変とせず、固定的に誤り訂正符号
を用いたときの信号電力対雑音電力比の平均値に対する
伝送効率を示し、グラフg1,g2,g3,g4は、そ
れぞれ符号化率a,b,c,dの符号化を行った場合の
伝送効率特性であるとする。102は同じく符号化率を
可変としない場合の信号電力対雑音電力比の平均値に対
するフレーム誤り率の関係を表している。g11,g1
2,g13,g14はそれぞれ、符号化率a,b,c,
dの符号化を行った場合のフレーム誤り率である。10
1と102は横軸の目盛りは共通である。まず、101
でSNRの各点にて4種類の符号化率の内最も伝送効率
が良くなっている符号化率を使用することとする。次に
102に示されるように各符号化率の使用範囲に対応す
るフレーム誤り率の範囲を各符号化率毎に設定する。図
7の例では、各符号化率を使用するのは各符号化率を使
用したときのフレーム誤り率が表1の範囲にあるときと
設定することができる。
【0041】
【表1】
【0042】図8は上記の特性を用いたときの指定符号
化率決定部43の動作フローであり、s51は現行符号
化率を初期符号化率に設定する工程、s52はフレーム
誤り情報I9を受け取る工程、s53はs52で受け取
ったフレーム誤り情報から一定期間に受信した誤りブロ
ック数を計数し、s54ではその結果からフレーム誤り
率を計算する工程である。s55ではフレーム誤り率が
現行の符号化率に対し設定した使用範囲の上限を越えな
いか判定し、s58では下限を越えないか判定する工程
である。s56は現行の符号化率が最小の符号化率か判
定する工程、s57は現行の符号化率を1ランク小さい
ものに変更する工程、s58は現行の符号化率が最大の
符号化率化判定する工程、s60は現行を1ランク大き
いものに変更する工程、s61は決定した現行符号化率
を送信部の制御情報付加部34に通知する工程である。
s53では、過去20フレーム分以上に対し誤りフレー
ム数を計数するのが精度を良くするために好ましい。
【0043】ハイブリッド誤り制御方式では、その伝送
効率は、再送方式、フレーム誤り率、フレーム誤り発生
パタンと制御情報や冗長ビットなどの情報信号以外の信
号の占める割合から決定される。また、伝送路の状態が
頻繁に変動する場合には、ビット誤りが偏って発生する
為、ビット誤り率等から一意に伝送効率を推定すること
ができない。さらに、誤り訂正符号化によるフレーム誤
り率の改善効果もビット誤りの発生状態によって異な
る。そこで、直接誤り訂正の効果の現れるフレーム誤り
率を計測し、各符号化率毎に他の符号化率よりも効率が
良くなるフレーム誤り率の範囲を設定することによっ
て、伝送効率の点で最適な符号化率の選択を可能とす
る。
【0044】また、本発明は符号化率を変更する適応符
号化誤り制御方式のみでなく、符号化方式を変更する場
合にも適用でき、上記実施例で複数の符号化率を用いる
代わりに、複数の符号化方式を用いることによって実現
できる。当然再送を行わず、誤り訂正符号化のみを行う
適応符号化誤り制御方式でも用いることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、適応符号化誤り制御方
式において、高速かつ効率よく誤り訂正符号化率または
誤り訂正符号化方式を変更することを可能とすることが
できる。 さらに本発明によれば、適応符号化誤り制御
方式において適切に符号化方式または符号化率を選択、
変更することができる。
【0046】さらに本発明によれば、適応符号化誤り制
御をハイブリッド誤り制御に適用した際に、受信レベル
などの伝送路状態に関する詳細な情報を利用することな
く伝送効率をできるだけ引き出すように符号化率を選
択、変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】誤り制御の機能をもつ、無線データ通信システ
ムの概略図。
【図2】フレーム構成図。
【図3】適応符号化誤り制御装置の機能ブロック図。
【図4】誤り訂正復号・誤り検出・符号化率判定部の動
作流れ図。
【図5】誤り訂正復号・誤り検出・符号化率判定部部の
動作流れ図。
【図6】符号化率制御部の動作流れ図。
【図7】誤り訂正符号化を行ったときの伝送効率及びフ
レーム誤り率特性図。
【図8】指定符号化率決定部の動作流れ図。
【符号の説明】
1…誤り制御装置、22…符号化率指定情報、24…情
報ブロック、42…誤り訂正復号・誤り検出・符号化率
判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 歩 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の誤り訂正符号化方式または符号化率
    または符号長を選択肢として持つ符号化方式の選択群の
    中から随時選択して誤り訂正符号化を行う適応符号化誤
    り制御方式において、誤り訂正復号を、前記選択群に含
    まれる符号化方式の内、2種類以上の符号化方式または
    符号化率または符号長に対応する復号方式で行うもので
    あって、復号結果のそれぞれに対し誤りの検出を行い、
    誤りが検出されなかった復号結果を正しい情報として受
    理する事を特徴とする適応符号化誤り制御方式。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲請求項1に記載の適応符号
    化誤り制御方式において、複数の種類の復号を時間的に
    直列に行うものであって、ある復号方式による復号が終
    了した後、復号結果の誤り検出を行い、誤りが検出され
    ないときには前記復号結果を正しい情報として受理し、
    以降の復号処理を行わず、誤りが検出されたときのみ次
    の復号方式による復号を実行することを特徴とする適応
    符号化誤り制御方式。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲請求項1に記載の適応符号
    化誤り制御方式において、複数の種類の復号のそれぞれ
    を複数の復号装置を用いて時間的に並列に行い、誤りが
    検出されなかった復号結果を受理することを特徴とする
    適応符号化誤り制御方式。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲請求項1、2、3に記載の
    適応符号化誤り制御方式を用いた上でさらに再送を行う
    誤り制御方式に於いて、ブロックの再送に際して、当該
    ブロックを一回目に送信した際に用いた符号化方式また
    は符号化率または符号長を用いる事を特徴とする適応符
    号化誤り制御方式。
  5. 【請求項5】複数の誤り訂正符号化方式または符号化率
    または符号長を選択肢として持つ符号化方式の選択群の
    中から随時選択して誤り訂正符号化を行う適応符号化誤
    り制御方式において、符号化方式または符号化率の決定
    を受信側で行いブロック毎に送信側に指示することを特
    徴とする適応符号化誤り制御方式。
  6. 【請求項6】伝送路の状態に応じて符号化率を変更する
    誤り訂正符号化を行った上でさらに再送を行う適応符号
    化誤り制御方式において、全フレーム長を一定とし、誤
    り訂正用冗長信号長と情報信号長の全フレーム長に占め
    る割合を変化させることにより符号化率を変更すること
    を特徴とする適応符号化誤り制御方式。
  7. 【請求項7】伝送路の状態に応じて符号化率を変更する
    誤り訂正符号化を行った上でさらに再送を行う適応符号
    化誤り制御方式において、過去一定期間内に受信したフ
    レームの誤り率を測定する手段を有し、符号化率各々に
    対してフレーム誤り率の範囲を設定し、フレーム誤り率
    が前記範囲を越えて大きくなるとき現使用中の符号化率
    の次に小さな符号化率に変更し、小さくなるときには次
    に大きな符号化率に変更することを特徴とする適応符号
    化誤り制御方式。
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