JPH0262103A - 電界効果トランジスタ増幅器 - Google Patents

電界効果トランジスタ増幅器

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JPH0262103A
JPH0262103A JP21326188A JP21326188A JPH0262103A JP H0262103 A JPH0262103 A JP H0262103A JP 21326188 A JP21326188 A JP 21326188A JP 21326188 A JP21326188 A JP 21326188A JP H0262103 A JPH0262103 A JP H0262103A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電界効果トランジスタ(以下、FETという。
)を用いた増幅器に利用される。
本発明はFET増幅器に関し、特に広帯域にわたって低
雑音特性を有するFET増幅器に関する。
〔概要〕
本発明はFET増幅器において、 導波管同軸変換部を、方形導波管の短辺の管壁に沿うて
直接マイクロス) IJツブ回路を挿入した導波管マイ
クロス) IJツブ変換部で構成し、FETの人力整合
回路を、前記マイクロス) IJツブ回路と同一のマイ
クロストリップ基板に形成され、2段に縦続接続された
異なる特性インピーダンスを有する1/4波長線路で構
成し、初段の前記1/4波長線路の特性インピーダンス
を変換部より導波管側を見込んだ特性インピーダンスよ
りも高く設定し、かつ二つの前記1/4波長線路の特性
インピーダンスを前記導波管マイクロストリップ変換部
における特性インピーダンスに並列共振を起こす条件に
設定することにより、 特性の広帯域低雑音化を図ったものである。
〔従来の技術〕
衛星通信用低雑音増幅器においては、電波の衛星地上間
伝播経路における減衰や衛星本体の送信能力の限界とい
った要因から、衛星より地上に到達する電波は極めて微
弱なものとなる。このため、増幅器自体で発生する雑音
を可能な限り少なくする必要がある。また、近年衛星通
信では情報量の増大に伴って使用周波数域を広げる方向
にあることから、増幅器自体の広帯域化を要求されてい
る。
従って今日の衛星通信においては広帯域にわたって低雑
音であるFET増幅器の実現が要望視されている。
一般的にFETの入力端に無損失な整合回路を接続した
F”ET増幅器等化回路は第7図で示される。この等化
回路におけるFETIの雑音指数Fは次の(1)式に示
すように、入力回路の出力インピーダンス(ソースイン
ピーダンス)Z、(Z、=Rs+jXs)に依存して決
定される。
ここで、F :入力回路により定まる雑音指数F0:最
適雑音指数 Rh二等化入力雑音抵抗 Ro:最適雑音指数を与えるレジス タンス xo:最適雑音指数を与えるリアク タンス R1:入力回路のレジスタンス(ソ ースレジスタンス) xS:入力回路のりアクタンス(ソ ースリアクタンス) 前記(1)式から最適雑音を与えるFET増幅器を構成
するためには、ソースインピーダンスZ、  (Z、=
R,+jX、)をFETのデバイスパラメータにより定
まる最適雑音を与えるインピーダンスZo  (Zo 
=Ro + J Xo )に一致させることが好ましく
、さらにこの入力雑音整合を実現する構成回路としては
、低損失であることがFET増幅器の低雑音化を計る上
で重要である。
そこで従来の方法としては、第8図に示すように、人力
導波管2に挿入されたアンテナの導波管同軸変換部3に
より同実変換した後、50Ω終端の入力端子20とダミ
ー22とを接続するダ°ミー接続端子21を有するアイ
ソレータ16を配し、さらにそのアイソレータ16のア
イソレータ出力端子23とFET1の入力端子との間を
1/4波長線路5およびFET1のゲート側リードイン
ダクタンス6で接続することによって最適雑音整合をと
っていた。
なお第8図において、17.18および19はトランス
フォーマ、7は出力整合回路、8は負荷、T2 、T3
およびT、は境界面である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この整合手法を用いた場合、第8図の境界面T3から電
源側(図では左側)を見込んだソースインピーダンスは
、第9図のスミスチャート上の軌跡27の位置に変換さ
れるが、FETIのゲート側リードインダクタンス6に
より高周波数域での誘導リア久タンスが増加し、結果と
して境界面T4から電源側を見込んだソースインピーダ
ンス軌跡28の周波数方向は同図に示すようになる。こ
のとき、最適雑音を与えるインピーダンスは、通常同図
の軌跡13のように存在するため、互いの軌跡の周波数
方向が逆向きで交差する形となることより、周波数帯域
の両端の周波数における雑音の劣化は避けられず、雑音
の広帯域化は望めなかった。
さらに、FET入力回路中におせる50Ω終端アイソレ
ータ16の配備は、その挿入損失から周波数帯域全域に
わたっての雑音劣化を招く原因ともなってい・た。
そこで、以上述べた従来例の問題点についての改善を考
慮した結果、アイソレータ16挿入による雑音劣化につ
いては、変換損失を極力低減させた雑音整合入力回路構
成を念頭に置いた場合、導波管同軸変換部3をインピー
ダンス変換の出発点として直接利用することを検討しな
ければならない。
また、他方の問題である雑音特性の狭帯域化を解決する
ためには、導波管同軸変換部3からFET入力端までの
雑音整合過程において、FET直前の人力整合回路の出
力インピーダンス軌跡の周波数方向と広がり方を広帯域
に最適雑音を与えるインピーダンス軌跡と一致させる手
法を導入することも不可欠である。
本発明の目的は、前述の問題点をその検討結果に基づい
て解決することにより、広帯域低雑音の優れた特性を有
するFET増幅器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、電界効果トランジスタと、この電界効果トラ
ンジスタの入力電極端子に接続された入力整合回路とを
備えた電界効果トランジスタ増幅器において、方形導波
管の短辺の管壁に沿って直接マイクロス) IJツブ線
路を挿入して構成され、前記人力整合回路の入力端に接
続された導波管マイクロスI−IJツブ変換部を備え、
前記人力整合回路は、同一マイクロスト’J yプ基板
上に形成され2段に縦続接続された第一および第二の1
/4波長線路を含み、前記導波管マイクロストリップ変
換部に接続された前記第一の1/4波長線路の特性イン
ピーダンスZ1を、前記導波管マイクロストリップ変換
部より導波管側を見込んだ特性インピーダンスZ、より
高く設定し、前記第二の1/4波長線路の特性インピー
ダンスZ2を、の関係を満足するように設定したことを
特徴とする。
〔作用〕
本発明のFET増幅器は、低雑音を実現するためのFE
T入力回路の低損失化の要求より、導波管同軸変換部を
FETに接続される入力整合回路につながった同一マイ
クロストリップ基板上のマイクロストリップ線路にて構
成された導波管マイクロストリップ変換部とすることに
よって、アイソレータを使用せずに、導波管からの人力
信号を直接FET回路に導いており、特にアンテナとな
る導波管内に挿入されたマイクロストリップ線路を方形
導波管短辺の管壁に近づけて、変換部より導波管を見込
んだ特性インピーダンスを低く設定し、従来のアイソレ
ータ挿入による雑音劣化を防止できる。
さらに、その変換部とFETの人力電極端子との間をそ
れぞれ異なる特性インピーダンスを有する2段のマイク
ロス) IJツブX波長線路にて接続し、その特性イン
ピーダンス値の関係は後述する条件式を満足させること
により、導波管同軸変換部における特性インピーダンス
に対する並列共振効果を導き、広帯域雑音整合に対して
大きく貢献させることができる。すなわち、この2段の
1/4波長線路の特性インピーダンスを高く設定できる
ことから、並列共振による広帯域化を計りながらも、回
路自体は最適損失を有する線路にて構成することが可能
であり、入力部損失による雑音劣化を最小限に留めるこ
とができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
第1図は本発明の一実施例を示す模式的斜視図である。
本実施例は、電界効果トランジスタ1と、この電界効果
トランジスタ1の人力電極端子に接続された人力整合回
路とを備えた電界効果トランジスタ増幅器において、 方形の入力導波管2の短辺の管壁に沿って直接マイクロ
ス) +Jツブ線路を挿入して構成され、前記入力整合
回路の入力側に接続された導波管マイクロストリップ変
換部3aを備え、前記人力整合回路は、同一マイクロス
トリップ基板9上に形成され2段に縦続接続された第一
および第二の1/4波長線路4および5を含み、導波管
マイクロストリップ変換部3aに接続された第一のχ波
長線路4の特性インピーダンスZ1を、導波管マイクロ
ストリップ変換部3aより入力導波管2側を見込んだ特
性インピーダンスZ5より高く設定し、第二のX波長線
路5の特性インピーダンスZ2を、の関係を満足するよ
うに設定される。
なお、第1図において、6はFETIのゲート側のリー
ドインダクタンス、7は出力整合回路および8は負荷で
ある。
ここで、導波管マイクロストリップ変換部3aと、1/
4波長線路4および5と、リードインダクタンス6と、
FETIと、出力整合回路7とは同一マイクロストリッ
プ基板9上に構成される。
そして、マイクロストリップ基板9は、アンテナ部であ
る導波管マイクロスl−IJツブ変換部3aを人力導波
管2の短辺の管壁に平行に挿入した形で装着される。
本発明の特徴は、第1図において、導波管マイクロスト
リップ変換部3aと、所定の特性インピーダンスを有す
る1/4波長線路4および5とを設けたことにある。
次に、本実施例の動作について説明する。
人力導波管2を通過してきた入力信号は、導波管管壁に
挿入されたマイクロストリップ基板9上の導波管マイク
ロストリップ変換部3aよりマイクロストリップ伝送に
変換され、マイクロストリップ基板9上の2段の1/4
波長線路4および5ならびにFETIのゲート側のリー
ドインダクタンス6を介してFETIに加えられる。そ
してFET1で増幅された信号は出力整合回路7を経て
負荷8に供給される。
この回路構成の場合、アンテナとなるマイクロストリッ
プ基板9上の導波管マイクロストリップ弯換部3aを方
形の入力導波管2の短辺の管壁に近い位置で平行に挿入
していることにより、この導波管マイクロストリップ変
換部3’a(端面T、)における特性インピーダンスと
しては、変換部を方形導波管長辺の中央部に設けた場合
と比較してより容易に低いインピーダンス値を実現する
ことができる。
さらに、そのオフセットされた導波管マイクロストリッ
プ変換部3aにつながる2段の1/4波長線路4および
5の特性インピーダンスを導波管マイクロストリップ変
換部3aにより実現した低インピーダンス値より高く選
定した上で、両者の特性インピーダンス値の間にある相
関的な条件が成立するようにそれぞれの値を設定する。
かくして、帯域の中心周波数に対応する導波管マイクロ
ストリップ変換部3aの出力インピーダンスは最適雑音
を与えるインピーダンスの実部と同じインピーダンス値
に変換されるとともに、同様にインピーダンス変換され
た中心周波数以外の周波数に対しては、さらに並列共振
によるサセプタンス成分が与えられ、結果として2段の
1/4波長線路4および5による変換後(端面T3)の
インピーダンス軌跡は、最終的にFETIのゲート側の
リードインダクタンス6によりFETI直前(端面T4
)までインピーダンス変換を施した場合、高周波数域で
の誘導リアクタンスの増加により最適雑音を与えるイン
ピーダンスと逆方向で交差してしまわないよう十分引き
伸ばされることとなる。
従って、従来例と比較して、より広帯域にわたって入力
回路のソースインピーダンスを最適雑音を与えるインピ
ーダンスに接近させることが可能となる。
ここで、2段の1/4波長線路4および5の効果による
インピーダンスの抵抗成分方向への変換レシオならびに
並列共振条件を算出する。
第2図は入力導波管2の短辺管壁に設けられた導波管マ
イクロストリップ変換部3aに、2段の1/4波長線路
4および5を接続した場合の伝送線路構成を表記したも
のである。ここで、導波管マイクロストリップ変換部3
aの出力インピーダンスZ、と、2段のX波長線路4お
よび5以後の負荷インピーダンスZLは等しくおいてい
る(Z、=ZL =Zo )。なお、ZlおよびZ2は
気波長線路4および5それぞれの特性インピーダンスを
示す。
第2図における導波管マイクロストリップ変換部3a の伝送行列を(2)式に示す。
次に、1/4波長線路4および5の伝送行列を求めるた
め、第3図に示すように、受端がZll+1で終端され
、特性インピーダンスZを有する長さlの伝送線路の入
出力関係を表す伝送行列を求めると、(3〕式のように
与えられる。
(4)式より周波数帯域が極端に広帯域でないとすれば
、δ(または△f)は十分に小さいと考えられるため、 ここでβを中心波長の1/4(j2=λ。/4)にとる
と、 を(3)式に代入すると、最終的に、1/4波長線路4
および、5の伝送行列は(7)式で与えられる。
従って、導波管マイクロスl−’Jツブ変換部3a。
1/4波長線路4およびX波長線路5を縦続接続した伝
送行列は次式で与えられる。なおZlおよびZ2は気波
長線路4および5それぞれの特性インピーダンスである
δ2 αQ (8)式の伝送行列より、 Zパラメータは、 αυ 7J より、 となる。
において、送端終端として Ifn=0 より、2段の1/4波長線路の出力インピーダンスZO
UTは次のαつ式に示すように222((支)式)に等
しく、同様に出力アドミタンスY。U、は以下の近似の
結果法のα(転)式で表される。
αJ (以下本頁余白) なお、ここでは、z L= z s = ”Zで正規化
し、z、 、Z2をZによる正規化特性インピーダンス
Z11)および220で表しである。さらに、δ4+2
62(1、 T1のゲート側のリードインダクタンス6直前の2段の
区波長線路4および5の出力アドミタンスは最終的に次
のQ5)式で求められる。
A項 を考慮して次の近似式(q4)式)を導出した。
さらに、00式より、 B項 一   αω 0つ式でA項の逆数(Z2./Z1.)2は2段の1/
4波長線路4および5の効果による中心周波数f。にお
けるインピーダンスの抵抗成分方向への変換レシオを表
している。
さらに、並列共振条件を導くため、第4図に示す等化並
列共振回路を考える。同様にして、YoU。
は次の0Ili)式で与えられる。
を04)式に代入した結果、伝送行列より求めたFE叩
式で与えられ、 これより並列共振条件としては、 Q>0 より、 22G>2103 すなわち、 0■ マクロ−リン展開にて さらに比較条件を等しくするために、電源側インピーダ
ンスR1にて正規化すると αつ となる。
従って、αω式およびα刀式より回路のQ値は次のとな
る。
従って、αつ式より並列共振を生じさせる場合は、1/
4波長線路4の特性インピーダンス210を決定すると
、一意的に次段に接続される1/4波長線路5の特性イ
ンピーダンスZ2゜の最小値はZ10’で規定されこと
がわかる。つまり210およびZ2Gともにαω式の並
列共振条件を満足させる場合、本発明において規定した
請求範囲に相当する条件領域として 210≧1 を、すなわち1/4波長線路4の特性インピーダンスZ
、を人力導波管の短辺の管壁に設けられた導波管マイク
ロストリップ変換部3a(端面T1)における出力イン
ピーダンスZ、より大きくとった場合、次に表す(イ)
式のように220のとり得るインピーダンスは、やはり
、 220≧1 となり、結局2段のX波長線路4および5の特性インピ
ーダンスz1およびZ2は、両者ともに導波管マイクロ
ストリップ変換部3a(端面T、)における出力インピ
ーダンスZ、より大きく設定できることとなる。
1≦210≦210”< 220      −[11
特に、実施例の場合、導波管マイクロストリップ変換部
3aを導波管短辺に相当する側壁方向へ極端にオフセッ
トさせていることより、変換後(端面T、)の出力イン
ピーダンスZ、としては、もともと低い値を選べるため
、2段のX波長線路4および5それぞれの特性インピー
ダンス決定の際、最適損失を有する線路インピーダンス
を選択できる自由も与えられることより、人力整合部の
徹底した低損失化が可能となる。
また、並列共振を伴う最小インピーダンス(抵抗成分)
変換レシオは、並列共振を生じさせるために必要な22
0の最小値Z、。3をインピーダンス変換レシオ(Z2
゜/zoo)2に代入することによって、 として与えられる。
さらに、この最小インピーダンス変換レシオZ1゜4に
対して、 Zl。≧1 を考慮すると、最小変換レシオも、 21G’≧1 となり、本実施例における回路構成においては、並列共
振を伴いながらインピーダンス(抵抗成分)は増大方向
へ変換される。
ここで、本実施例の回路構成によるインピーダンス変換
過程をスミスチャート上に表すと第5図のようになる。
第5図において、点lOは第1図の導波管マイクロスト
リップ変換部3a(端面TI)における出力インピーダ
ンスを示し、軌跡11は2段の1/4波長線路4および
5の出力端T3における出力インピーダンス軌跡を示し
、軌跡12は軌跡11をFETIのゲート側のリードイ
ンダクタンス6の誘導リアクタンス効果によりインピー
ダンス変換した後の端面T、におけるソースインピーダ
ンス状態を表している。なお軌跡13は最適雑音を与え
るインピーダンスを表している。
以上により、2段のX波長線路4および5の特性インピ
ーダンス値ならびに導波管マイクロストリップ変換部3
aにおける出力インピーダンスの関係と、FETIのゲ
ート側のリードインダクタンス6とを利用することによ
って、第5図のスミスチャート上に示すように、ソース
インピーダンス軌跡の実部軸方向の変換と、並列共振効
果による軌跡の周波数方向の一致および広がり方の制御
との組み合わせによるインピーダンスの実部および虚部
の、両者にわたる最適雑音を与える軌跡と9調整が可能
となり、適応性に優れた広帯域雑音整合を低損失にて実
現できる。
第6図は本実施例により得られる雑音特性を第8図の従
来例との比較により示したものである。
第6図において、特性曲線14は本実施例による雑音特
性であり、特性曲線15は第8図の従来例による特性を
表している。
第6図における、これら二者の比較を見てもわかるよう
に、本実施例の場合、従来例と比べて帯域両端において
の中心周波数に対する相対的雑音劣化が著しく改善され
ていることがわかる。また、絶対値的に比較した場合、
帯域の中心周波数近傍における本実施例での雑音特性の
改善に、広帯域雑音整合を図りながらも、入力回路の低
損失化を徹底させた効果が良く表れている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、広帯域雑音整合を低損
失にて構成することが可能であり、これにより優れた広
帯域低雑音FET増幅器を実現できる効果がある。
また、本発明のFET増幅器を衛星通信用受信装置に適
用することにより、アンテナを含めての受信系システム
の小形、軽量化ならびに低価格化が図られるとともに、
今後の衛星通信容壷の増大に追従し得るシステムの構築
といった面で多大なる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す模式的斜視図。 第2図はその主要部の伝送線路構成を示す説明図。 第3図はその伝送線路の特性を示す説明図。 第4図はその伝送線路の等価並列共振回路を示す回路図
。 第5rgJはその特性を示すスミスチャート。 第6図は実施例と従来例との雑音特性図。 第7図はF E’T増幅器の等価回路図。 第8図は従来例を示すブロック構成図。 第9図はその特性を示すスミスチャー1・。 1・・・電界効果トランジスタ(FET) 、2・・・
人力導波管、3・・・導波管同軸変換部、3a・・・同
軸マイクロストリップ変換部、4.5・・・1/4波長
線路、6・・・リードインダクタンス、7・・・出力整
合回路、8・・・負荷、9・・・マイクロストリップ基
板、10.24.25・・・点、11.12.13.2
6.27.28・・・(インピーダンスの)軌跡、14
.15・・・特性曲線、16・・・アイソレータ、17
.18.19・・・トランスフォーマ、20・・・入力
端子、21・・・ダミー接続端子、22・・・ダミー、
23・・・アイソレータ出力端子、TI、T2、T3、
T4・・・端面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電界効果トランジスタと、 この電界効果トランジスタの入力電極端子に接続された
    入力整合回路と を備えた電界効果トランジスタ増幅器において、方形導
    波管の短辺の管壁に沿って直接マイクロストリップ線路
    を挿入して構成され、前記入力整合回路の入力側に接続
    された導波管マイクロストリップ変換部を備え、 前記入力整合回路は、同一マイクロストリップ基板上に
    形成され2段に縦続接続された第一および第二の1/4
    波長線路を含み、前記導波管マイクロストリップ変換部
    に接続された前記第一の1/4波長線路の特性インピー
    ダンスZ_1を、前記導波管マイクロストリップ変換部
    より導波管側を見込んだ特性インピーダンスZ_sより
    高く設定し、前記第二の1/4波長線路の特性インピー
    ダンスZ_2を、〔Z_2/Z_s〕>〔Z_1/Z_
    s〕^3の関係を満足するように設定した ことを特徴とする電界効果トランジスタ増幅器。
JP63213261A 1988-08-26 1988-08-26 電界効果トランジスタ増幅器 Expired - Lifetime JP2638985B2 (ja)

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