JPH0261860A

JPH0261860A - ビデオディスク再生装置

Info

Publication number: JPH0261860A
Application number: JP63211830A
Authority: JP
Inventors: Takehiko Okuyama; 武彦奥山
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-08-26
Filing date: 1988-08-26
Publication date: 1990-03-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的コ（産業上の利用分野）この発明は、主ビデオ信号の記録されたビデオディスク
のサブコード領域に、例えば字幕スーパー等の副ビデオ
信号を記録し、両信号を別々に復調して合成し画面上に
重ねて表示させるようにしたビデオディスク再生装置に
関する。

（従来の技術）周知のように、画像機器の分野では、ビデオ信号が記録
されたディスクを、光学式のピックアップで再生する、
ビデオディスク再生装置が普及している。この場合、ビ
デオディスクには、ビデオ信号がＦＭ変調されて記録さ
れており、再生装置では、ピックアップから得られた信
号をＦＭ復調して、画像信号を得るようにしている。

また、ビデオディスクにおいて、音声信号は、ＰＣＭ（
パルス・コード・モジュレーション）技術によりデジタ
ル化され、かつＥＦＭ（エイト・トウ・フォーティーン
・モジュレーション）変調が施されてディスクに記録さ
れており、再生時に、ＥＦＭ復調処理、エラー訂正・補
正処理及びＤ／Ａ（デジタル／アナログ）変換処理等を
行なって、音声信号を得るようにしている。

ところで、ビデオディスクのうちで、特に洋画や洋楽ソ
フトには、はとんどのものに日本語字幕スーパーが挿入
されている。この字幕スーパーは、既存のソフトつまり
元の映画の再構成段階でテロップを作成し、それを編集
段階で入れてマスターテープを制作し、このマスターテ
ープに基づいて原盤をレーザビームでカッティングする
ことによって記録される。

すなわち、従来では、字幕スーパーがビデオ信号の一部
としてディスクに記録されているため、字幕部分を使用
者が必要に応じて自由に除去することは、不可能なこと
となっている。しかしながら、字幕スーパーは、使用者
によっては初めから必要としない場合や、最初必要であ
ったが何度も見るうちに必要としなくなる場合等があり
、再生側で自由に除去したり挿入したり選択することが
できない現在の状況は、当然改善される必要のあること
となっている。

（発明が解決しようとする課題）以上のように、従来では、字幕スーパーがビデオ信号の
一部としてディスクに記録されているため、使用者が必
要に応じて自由に字幕を除去することができず、この点
についての改善が強く要望されている。

そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので
、例えば字幕スーパー等に代表される副画像情報を、使
用者の必要に応じて挿入したり除去したり選択すること
ができる極めて良好なビデオディスク再生装置を提供す
ることを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明に係るビデオディスク再生装置は、主ビデオ信
号が記録されるとともに、サブコード領域に副ビデオ信
号が記録されたビデオディスクと、このビデオディスク
から読み取った主ビデオ信号を復調して主画像信号を得
る第１の復調手段と、ビデオディスクから読み取った副
ビデオ信号を復調して副画像信号を得る第２の復調手段
と、第１及び第２の復調手段から得られる主及び副画像
信号を合成し画面上に重ねて表示させる合成手段と、外
部操作に応じて合成手段による主及び副画像信号の合成
を許可及び不許可する制御手段とを備えたものである。

（作用）上記のような構成によれば、ビデオディスクのサブコー
ド領域に副ビデオ信号を記録しておき、主ビデオ信号と
副ビデオ信号とをそれぞれ別々に復調して主画像信号と
副画像信号とを生成し、両信号を合成して画面上に重ね
て表示可能とするようにして、外部操作に応じて主及び
副画像信号の合成を許可及び不許可するようにしたので
、例えば字幕スーパー等に代表される副画像情報を、使
用者の必要に応じて挿入したり除去したり自由に選択す
ることができるようになる。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して詳細
に説明する。第１図において、ｌｌはビデオディスクで
、例えば映画等の主ビデオ信号がＦＭ変調されて記録さ
れているとともに、その音声信号がデジタル化されて記
録されている。また、このビデオディスク１１には、そ
のサブコード領域に、サブコードチャネルＲ，Ｓ、Ｔ、
Ｕ、Ｖ、Ｗの６ビツトを１シンボルとして、例えば字幕
スーパー等の副ビデオ信号がデジタル化されＥＦＭ変調
されて記録されている。

上記ビデオディスク１１は、ディスクモータ１２によっ
て回転されることにより、光学式ピックアップ１３を介
して主、副ビデオ信号及び音声信号等が読み取られ、増
幅回路１４で増幅される。この増幅回路１４の出力のう
ち、主ビデオ信号は、ビデオ信号処理回路１５に供給さ
れ、ＦＭ復調処理及び時間軸誤差補正処理等を施される
ことによって、主画像信号に生成される。そして、この
ビデオ信号処理回路１５から出力される主画像信号は、
合成回路１６及び出力端子１７を介して、図示しない画
像表示部に供給され画像表示に供される。

一方、増幅回路１４の出力のうち、副ビデオ信号及び音
声信号は、デジタル信号処理回路１８に供給されＥＦＭ
復調処理が施された後、サブコード検出回路１９によっ
てサブコードチャネルＲ−Ｗのデ−タ、つまり、副ビデ
オ信号が取り出される。そして、このサブコード検出回
路１９から取り出された副ビデオ信号は、エラー訂正回
路２ｏによってエラー訂正・補正処理が施された後、ア
ドレスバスＡＢ、７’−タバスＤＢ及びコントロールバ
スＣＢよりなるシステムバス２１を介して、システムコ
ントローラ２２に転送される。

このシステムコントローラ２２は、エラー訂正回路２０
から転送された副ビデオ信号の解読や、グラフィックス
デイスプレィコント唄−ラ２３が必要とするコマンドや
パラメータ等の作成を行なうものである。また、このグ
ラフィックスデイスプレィコントローラ２３は、グラフ
ィックスメモリ２４に対するアドレス生成や副ビデオ信
号の読み出し及び書き込み等の制御を行なうとともに、
シリアル／パラレル変換等の機能を備えている。

そして、グラフィックスデイスプレィコントローラ２３
は、システムコントローラ２２から転送されるコマンド
を解読し、フォントの抽画２表示画面のクリア等を自動
的に実行するとともに、グラフィックスメモリ２４内の
画素データを周期的に読み出し、ＲＧＢ変換回路２５に
供給してＲ，Ｇ、Ｂデータに変換する。

このＲ，Ｇ、Ｂデータは、Ｄ／Ａ変換回路２Ｂに供給さ
れてアナログのＲ，Ｇ、Ｂ信号にそれぞれ変換され、ビ
デオエンコーダ２７に供給される。このビデオエンコー
ダ２７は、Ｒ，Ｇ、Ｂ信号から副画像信号を生成すると
ともに、上記ビデオ信号処理回路１５で生成される再生
同期信号５ｙｎｃに基づいて、画面上における字幕スー
パーの挿入位置を決定し、その決定タイミングに応じて
副画像信号を出力する。

そして、ビデオエンコーダ２７から出力される副画像信
号は、スイッチ２８がオン状態となっていれば、合成回
路１６に供給され、ビデオ信号処理回路１５から出力さ
れる主画像信号に合成されて、ここに字幕スーパーが画
面上に挿入されるようになる。

また、スイッチ２８がオフ状態であれば、副画像信号は
合成回路１Ｂに供給されず、主画像信号に合成されない
ので、字幕スーパーを画面上から除去することかできる
。

したがって、上記実施例のような構成によれば、使用者
がスイッチ２８をオン、オフ操作することにより、字幕
スーパーを画面上に挿入したり、画面上から除去したり
選択することができ、使用者の楽しみ方をより一層広げ
ることができる。また、上記実施例では、字幕スーパー
を例にとって説明したが、ビデオディスク１１のサブコ
ード領域に記録する副ビデオ信号としては、字幕スーパ
ーに限らず種々のグラフィックスデータでもよいことは
もちろんである。

なお、この発明は上記実施例に限定されるものではなく
、この外その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
することができる。

［発明の効果］以上詳述したようにこの発明によれば、例えば字伶スー
パー等に代表される副画像情報を、使用者の必要に応じ
て挿入したり除去したり選択することができる極めて良
好なビデオディスク再生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るビデオディスク再生装置の一実
施例を示すブロック構成図である。１１・・・ビデオディスク、１２・・・ディスクモータ
、１３・・・光学式ピックアップ、１４・・・増幅回路
、１５・・・ビデオ信号処理回路、１６・・・合成回路
、１７・・・出力端子、Ｉ８・・・デジタル信号処理回
路、１９・・・サブコード検出回路、２０・・・エラー
訂正回路、２１・・・システムバス、２２・・・システ
ムコントローラ、２３・・・グラフィックスデイスプレ
ィコントローラ、２４・・・グラフィックスメモリ、２
５・・・ＲＧＢ変換回路、２６・・・Ｄ／Ａ変換回路、
２７・・・ビデオエンコーダ、２８・・・スイッチ。出願人代理人　弁理士　鈴江武彦

Claims

【特許請求の範囲】

主ビデオ信号が記録されるとともにサブコード領域に副
ビデオ信号が記録されたビデオディスクと、このビデオ
ディスクから読み取った主ビデオ信号を復調して主画像
信号を得る第１の復調手段と、前記ビデオディスクから
読み取った副ビデオ信号を復調して副画像信号を得る第
２の復調手段と、前記第１及び第２の復調手段から得ら
れる主及び副画像信号を合成し画面上に重ねて表示させ
る合成手段と、外部操作に応じて前記合成手段による主
及び副画像信号の合成を許可及び不許可する制御手段と
を具備してなることを特徴とするビデオディスク再生装
置。