JPH0261384B2 - - Google Patents
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- JPH0261384B2 JPH0261384B2 JP57202020A JP20202082A JPH0261384B2 JP H0261384 B2 JPH0261384 B2 JP H0261384B2 JP 57202020 A JP57202020 A JP 57202020A JP 20202082 A JP20202082 A JP 20202082A JP H0261384 B2 JPH0261384 B2 JP H0261384B2
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- tire
- conveyor
- building drum
- width
- drum
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/08—Building tyres
- B29D30/20—Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
- B29D30/30—Applying the layers; Guiding or stretching the layers during application
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、タイヤ構成材料の供給方法及び供
給装置に係わり、更に詳しくはタイヤ製造工程に
おけるタイヤ構成材料を、切断及び継ぎ合わせ工
程を経ずしてタイヤ成形機に順次供給するタイヤ
材料供給方法及びその装置に関するものである。
給装置に係わり、更に詳しくはタイヤ製造工程に
おけるタイヤ構成材料を、切断及び継ぎ合わせ工
程を経ずしてタイヤ成形機に順次供給するタイヤ
材料供給方法及びその装置に関するものである。
従来、タイヤ成形工程へのタイヤ構成材料の供
給方法、即ちバンド成形機、タイヤ成形機への供
給方法としては、例えばカーカスと呼ばれるコー
ド入りゴムシートの場合、予め組立てドラムの幅
に対して切断した後、接合した長尺帯状材を成形
機へ供給し、組立ドラムに巻回後切断する方法で
ある。この方法を更に詳細に述べれば、コード織
物に圧延工程でゴム引きした原反を切断工程でタ
イヤサイズに応じた幅に切断した後、原反の幅方
向に端部を継ぎ合わせた物を密着防止用布又はポ
リエチレンシートを介して巻取る。次いで、これ
を一度ストツクゾーンにストツクし、必要に応じ
てタイヤ成形機へ運搬してサービサにセツトし、
布又はポリエチレンシートを分離したコード入り
ゴムシートを組立てドラムに巻回した後、端末同
志が重なるように切断して継ぎ合わせる。
給方法、即ちバンド成形機、タイヤ成形機への供
給方法としては、例えばカーカスと呼ばれるコー
ド入りゴムシートの場合、予め組立てドラムの幅
に対して切断した後、接合した長尺帯状材を成形
機へ供給し、組立ドラムに巻回後切断する方法で
ある。この方法を更に詳細に述べれば、コード織
物に圧延工程でゴム引きした原反を切断工程でタ
イヤサイズに応じた幅に切断した後、原反の幅方
向に端部を継ぎ合わせた物を密着防止用布又はポ
リエチレンシートを介して巻取る。次いで、これ
を一度ストツクゾーンにストツクし、必要に応じ
てタイヤ成形機へ運搬してサービサにセツトし、
布又はポリエチレンシートを分離したコード入り
ゴムシートを組立てドラムに巻回した後、端末同
志が重なるように切断して継ぎ合わせる。
従来では上記のような方法をとつていた為、タ
イヤサイズに対応した多くの種類の材料を揃える
必要が生じ、結果としてストツク量が増えそれに
見合うだけのストツクスペースの確保、管理、運
搬台車の準備等が必要となる。
イヤサイズに対応した多くの種類の材料を揃える
必要が生じ、結果としてストツク量が増えそれに
見合うだけのストツクスペースの確保、管理、運
搬台車の準備等が必要となる。
更に、切断工程で切断時に原反の巻出し、切断
及び接合後の巻取りが成形工程以前に介在するこ
とにより、材料に必要な粘着性の低下あるいはコ
ード配列の乱れ等をもたらし、タイヤの品質低下
に影響を与える。更に別の問題として組立てドラ
ム上でカーカスを巻回、接合する場合、成形での
接合部と切断工程での接合部の間隔がある限度以
下になるとユニフオーミテイ、バランス等の面で
タイヤ品質に悪影響を与えるため除去する必要が
あり、これが成形工程での生産性に少なからず影
響を及ぼし、成形自動化の阻害要因ともなる等の
欠点があつた。
及び接合後の巻取りが成形工程以前に介在するこ
とにより、材料に必要な粘着性の低下あるいはコ
ード配列の乱れ等をもたらし、タイヤの品質低下
に影響を与える。更に別の問題として組立てドラ
ム上でカーカスを巻回、接合する場合、成形での
接合部と切断工程での接合部の間隔がある限度以
下になるとユニフオーミテイ、バランス等の面で
タイヤ品質に悪影響を与えるため除去する必要が
あり、これが成形工程での生産性に少なからず影
響を及ぼし、成形自動化の阻害要因ともなる等の
欠点があつた。
この発明は、係る従来の問題点に着目して案出
されたもので、その目的とするところは従来のタ
イヤ製造工程を簡素化してタイヤ構成材料を、バ
ンド成形機、あるいはタイヤ成形機等のタイヤ成
形工程に効率良く供給すると共に、品質の良い、
かつ安定したタイヤを効率良く製造するタイヤ構
成材料の供給方法及びその装置を提供するもので
ある。
されたもので、その目的とするところは従来のタ
イヤ製造工程を簡素化してタイヤ構成材料を、バ
ンド成形機、あるいはタイヤ成形機等のタイヤ成
形工程に効率良く供給すると共に、品質の良い、
かつ安定したタイヤを効率良く製造するタイヤ構
成材料の供給方法及びその装置を提供するもので
ある。
この発明は上記目的を達成するため、複数のス
トツクロールに予めタイヤ組立てドラムの周長と
略等しい幅に調整されて巻付けられているタイヤ
構成材料を巻出して定尺コンベヤ上に送り出し、
この各タイヤ構成材料を、切断装置を介してタイ
ヤ組立てドラムの幅に対応した長さに切断し、タ
イヤ構成材料の切断面がタイヤ組立てドラムの軸
と直交する向きでタイヤ組立てドラムに順次供給
して巻付けることを要旨とするものである。
トツクロールに予めタイヤ組立てドラムの周長と
略等しい幅に調整されて巻付けられているタイヤ
構成材料を巻出して定尺コンベヤ上に送り出し、
この各タイヤ構成材料を、切断装置を介してタイ
ヤ組立てドラムの幅に対応した長さに切断し、タ
イヤ構成材料の切断面がタイヤ組立てドラムの軸
と直交する向きでタイヤ組立てドラムに順次供給
して巻付けることを要旨とするものである。
また、この発明は、タイヤ構成材料がタイヤ組
立てドラムの周長と略等しい幅で巻付けられてい
るストツクロールと接続する定尺コンベヤに、前
記タイヤ構成材料をタイヤ組立てドラムの幅に対
応した長さに切断する切断装置を設置し、前記定
尺コンベヤの搬出端部に、該定尺コンベヤと直交
する向きに貼付けコンベヤを設置すると共に、定
尺コンベヤと貼付けコンベヤとの間に、所定の幅
に切断されたタイヤ構成材料を、タイヤ構成材料
の切断面がタイヤ組立てドラムの軸と直交する向
きになるように移動させて移載させるトランスフ
ア装置を設置し、前記貼付けコンベヤの搬出側に
順次供給されるタイヤ構成材料を巻付けるタイヤ
組立てドラムを設置したことを要旨とするもので
ある。
立てドラムの周長と略等しい幅で巻付けられてい
るストツクロールと接続する定尺コンベヤに、前
記タイヤ構成材料をタイヤ組立てドラムの幅に対
応した長さに切断する切断装置を設置し、前記定
尺コンベヤの搬出端部に、該定尺コンベヤと直交
する向きに貼付けコンベヤを設置すると共に、定
尺コンベヤと貼付けコンベヤとの間に、所定の幅
に切断されたタイヤ構成材料を、タイヤ構成材料
の切断面がタイヤ組立てドラムの軸と直交する向
きになるように移動させて移載させるトランスフ
ア装置を設置し、前記貼付けコンベヤの搬出側に
順次供給されるタイヤ構成材料を巻付けるタイヤ
組立てドラムを設置したことを要旨とするもので
ある。
以下添付図面に基いて、この発明の実施例を説
明する。
明する。
添付図面は、この発明を実施したタイヤ成形装
置の概略平面図を示し、このタイヤ成形装置は主
としてタイヤ成形機10と、タイヤ材料供給装置
100と、タイヤ組立てドラム11の後方に設置
されたタイヤ材料供給装置200とから構成され
ている。
置の概略平面図を示し、このタイヤ成形装置は主
としてタイヤ成形機10と、タイヤ材料供給装置
100と、タイヤ組立てドラム11の後方に設置
されたタイヤ材料供給装置200とから構成され
ている。
前記タイヤ成形機10は、上記のタイヤ組立て
ドラム11と、このタイヤ組立てドラム11を回
転自在に支持し、且つ拡縮させると共に、ビード
セツト、折返し機構をも具備したヘツドストツク
12と、成形中にタイヤ組立てドラム11の軸端
を支持すると共に、ビードセツト、折返し機構を
具備するテールストツク13、更に図示しないス
テツチヤ装置とから構成されている。
ドラム11と、このタイヤ組立てドラム11を回
転自在に支持し、且つ拡縮させると共に、ビード
セツト、折返し機構をも具備したヘツドストツク
12と、成形中にタイヤ組立てドラム11の軸端
を支持すると共に、ビードセツト、折返し機構を
具備するテールストツク13、更に図示しないス
テツチヤ装置とから構成されている。
また前記タイヤ材料供給装置200は、組立て
ドラム11へタイヤ構成材料Wを移送し、且つ巻
回するための貼付コンベヤ201と、この貼付コ
ンベヤ201と直行する向きに配設されたインナ
ライナシートW1(ゴムシート)を移送する為の
定尺コンベヤ202及び、コード入りゴムシート
W2を移送する為の定尺コンベヤ203とから構
成されている。
ドラム11へタイヤ構成材料Wを移送し、且つ巻
回するための貼付コンベヤ201と、この貼付コ
ンベヤ201と直行する向きに配設されたインナ
ライナシートW1(ゴムシート)を移送する為の
定尺コンベヤ202及び、コード入りゴムシート
W2を移送する為の定尺コンベヤ203とから構
成されている。
前記インナライナシートW1の切断長さを決め
る定尺コンベヤ202の搬入端部202a側に
は、床に穴を掘つたピツト204、インナライナ
ストツクロール205を備えたストツクロール台
車206、及び、替え用インナライナストツクロ
ール207が順次直線的に配設され、インナライ
ナストツクロール205から巻出したインナライ
ナシートW1をフエスシーン208(たるみ部
分)を介して定尺コンベヤ202により切断装置
209に搬出するものである。
る定尺コンベヤ202の搬入端部202a側に
は、床に穴を掘つたピツト204、インナライナ
ストツクロール205を備えたストツクロール台
車206、及び、替え用インナライナストツクロ
ール207が順次直線的に配設され、インナライ
ナストツクロール205から巻出したインナライ
ナシートW1をフエスシーン208(たるみ部
分)を介して定尺コンベヤ202により切断装置
209に搬出するものである。
なお210は布またはポリエチレンシートから
成るインナライナの巻取りモータ、211は定尺
コンベヤ202の駆動モータ、212はインナラ
イナシートW1の切断長さに応じて切断装置20
9を摺動させるための移動用駆動部である。
成るインナライナの巻取りモータ、211は定尺
コンベヤ202の駆動モータ、212はインナラ
イナシートW1の切断長さに応じて切断装置20
9を摺動させるための移動用駆動部である。
また前記定尺コンベヤ202と平行に配設され
たコード入りゴムシートW2を移送する為の定尺
コンベヤ203にもその搬入端部203a側に、
コード入りゴムシートW2の掛替え用ストツクロ
ール213、ストツクロール214aを備えたス
トツクロール台車214と、プルロール215、
プルロール駆動モータ216、ダンサーロール2
17等からなるコード入りゴムシートW2の流れ
を調節するフエスツーナ218とが順次直線的に
配設され、ストツクロール214aから巻出した
コード入りゴムシートW2を切断装置219によ
り所定の長さに切断するものである。
たコード入りゴムシートW2を移送する為の定尺
コンベヤ203にもその搬入端部203a側に、
コード入りゴムシートW2の掛替え用ストツクロ
ール213、ストツクロール214aを備えたス
トツクロール台車214と、プルロール215、
プルロール駆動モータ216、ダンサーロール2
17等からなるコード入りゴムシートW2の流れ
を調節するフエスツーナ218とが順次直線的に
配設され、ストツクロール214aから巻出した
コード入りゴムシートW2を切断装置219によ
り所定の長さに切断するものである。
なお220はコード入りゴムシートW2を切断
長さに応じて切断装置219を摺動させるための
移動用駆動部である。
長さに応じて切断装置219を摺動させるための
移動用駆動部である。
次に組立てドラム11へタイヤ構成材料Wを移
送し、且つ巻回するための貼付コンベヤ201の
定尺コンベヤ202,203と対抗する部分に
は、トランスフア装置221,222がそれぞれ
配設されている。
送し、且つ巻回するための貼付コンベヤ201の
定尺コンベヤ202,203と対抗する部分に
は、トランスフア装置221,222がそれぞれ
配設されている。
なお223は貼付コンベヤ201の駆動モー
タ、224は貼付コンベヤ201の揺動部、22
4aはこの揺動部224を揺動させる為の流体シ
リンダである。
タ、224は貼付コンベヤ201の揺動部、22
4aはこの揺動部224を揺動させる為の流体シ
リンダである。
また225は前方のタイヤ材料供給装置100
が組立てドラム11に対して接近離隔するための
ガイドレール、226,227,228,229
はタイヤ構成材料Wの位置決めを行なう為の光電
管等のセンサである。
が組立てドラム11に対して接近離隔するための
ガイドレール、226,227,228,229
はタイヤ構成材料Wの位置決めを行なう為の光電
管等のセンサである。
なお上記の構成では、インナライナ一枚とカー
カス一枚の場合を示しているが、更にカーカスを
増やす場合には、貼付コンベヤ201を延長する
か、若しくは貼付コンベヤ201を挾んで反対側
にもう一つ巻出し、切断搬送装置よりなるユニツ
トを付加すれば良い。
カス一枚の場合を示しているが、更にカーカスを
増やす場合には、貼付コンベヤ201を延長する
か、若しくは貼付コンベヤ201を挾んで反対側
にもう一つ巻出し、切断搬送装置よりなるユニツ
トを付加すれば良い。
次に上記の実施例の作用について説明する。予
めタイヤ組立てドラム11の周長と略等しい幅に
切断されて巻付けられている複数のストツクロー
ル205から布あるいはポリエチレンシートと分
離されたインナライナシートW1をフエスツーン
部208を経て定尺コンベヤ202で引取つて送
り出すと、センサ226がその先端を検知して定
尺コンベヤ202は停止する。すると、移動用駆
動部212により、ボールスクリユ(図示せず)
等を介して予め所定の位置にセツトされたインナ
ライナシートW1の切断装置209のカツタが作
動して、インナライナシートW1は所定の長さ
(組立てドラム11に対しては所定の幅)に切断
される。同時に、コード入りゴムシートW2(カ
ーカス)もプルロール215、ダンサーロー21
7を経て定尺コンベヤ203で引取り、インナラ
イナシートW1と同様にコード入りゴムシートW
2の切断装置219によつて所定の長さに切断さ
れる。次いで、コード入りゴムシートW2をトラ
ンスフア装置222により、貼付コンベヤ201
に移載する。即ち、タイヤ組立てドラム11の幅
に対応した長さに切断されたインナライナーシー
トW1及びコード入りゴムシートW2の切断面が
タイヤ組立てドラム11の軸と直交する向きで貼
付コンベヤ201上に移載される。従つて、切断
装置209によりインナライナシートW1及びコ
ード入りゴムシートW2の切断部がバイアスに切
断された場合には、その切断部は、上記のトラン
スフア装置219によりタイヤ組立てドラム11
の軸と直交する向きとなるように修正されて貼付
コンベヤ201上に移載されるのである。そし
て、貼付コンベヤ201を駆動モータ223を介
して駆動し、センサ228によりコード入りゴム
シートW2の先端を検知し、貼付コンベヤ201
を停止すると、コード入りゴムシートW2は仮想
線で示される位置に移動する。
めタイヤ組立てドラム11の周長と略等しい幅に
切断されて巻付けられている複数のストツクロー
ル205から布あるいはポリエチレンシートと分
離されたインナライナシートW1をフエスツーン
部208を経て定尺コンベヤ202で引取つて送
り出すと、センサ226がその先端を検知して定
尺コンベヤ202は停止する。すると、移動用駆
動部212により、ボールスクリユ(図示せず)
等を介して予め所定の位置にセツトされたインナ
ライナシートW1の切断装置209のカツタが作
動して、インナライナシートW1は所定の長さ
(組立てドラム11に対しては所定の幅)に切断
される。同時に、コード入りゴムシートW2(カ
ーカス)もプルロール215、ダンサーロー21
7を経て定尺コンベヤ203で引取り、インナラ
イナシートW1と同様にコード入りゴムシートW
2の切断装置219によつて所定の長さに切断さ
れる。次いで、コード入りゴムシートW2をトラ
ンスフア装置222により、貼付コンベヤ201
に移載する。即ち、タイヤ組立てドラム11の幅
に対応した長さに切断されたインナライナーシー
トW1及びコード入りゴムシートW2の切断面が
タイヤ組立てドラム11の軸と直交する向きで貼
付コンベヤ201上に移載される。従つて、切断
装置209によりインナライナシートW1及びコ
ード入りゴムシートW2の切断部がバイアスに切
断された場合には、その切断部は、上記のトラン
スフア装置219によりタイヤ組立てドラム11
の軸と直交する向きとなるように修正されて貼付
コンベヤ201上に移載されるのである。そし
て、貼付コンベヤ201を駆動モータ223を介
して駆動し、センサ228によりコード入りゴム
シートW2の先端を検知し、貼付コンベヤ201
を停止すると、コード入りゴムシートW2は仮想
線で示される位置に移動する。
次にインナライナシートW1をトランスフア装
置221で貼付コンベヤ201上に移載すると、
仮想線で示される位置へ移動する。この時、組立
てドラム11にインナライナシートW1とコード
入りゴムシートW2を巻回した時、それぞれの接
合位置が好ましい間隔Lをもつように、センサ2
28を位置決めする。
置221で貼付コンベヤ201上に移載すると、
仮想線で示される位置へ移動する。この時、組立
てドラム11にインナライナシートW1とコード
入りゴムシートW2を巻回した時、それぞれの接
合位置が好ましい間隔Lをもつように、センサ2
28を位置決めする。
次いで貼付コンベヤ201が再び駆動されて、
インナライナシートW1の先端をセンサ229が
検出すると、貼付コンベヤ201は停止し貼付準
備が完了し待機に入る。
インナライナシートW1の先端をセンサ229が
検出すると、貼付コンベヤ201は停止し貼付準
備が完了し待機に入る。
タイヤ成形機10のサイクルが始動し、インナ
ライナシートW1、コード入りゴムシートW2を
貼付ける段階になると、貼付コンベヤ201の揺
動部224が流体シリンダ224aによつて、そ
の先端が上方へ揺動し、組立てドラム11と圧接
する。次に、組立てドラム11が回転し、同時に
組立てドラム11の周速度と同一の速度で貼付コ
ンベヤ201が駆動されると、インナライナシー
トW1及びコード入りゴムシートW2は組立てド
ラム11に巻回される。ここで、インナライナシ
ートW1及びコード入りゴムシートW2の切断前
の幅は、組立てドラム11への巻回された時、そ
れぞれ好適な重なり代を有するような寸法に設定
されていることは言うまでもない。
ライナシートW1、コード入りゴムシートW2を
貼付ける段階になると、貼付コンベヤ201の揺
動部224が流体シリンダ224aによつて、そ
の先端が上方へ揺動し、組立てドラム11と圧接
する。次に、組立てドラム11が回転し、同時に
組立てドラム11の周速度と同一の速度で貼付コ
ンベヤ201が駆動されると、インナライナシー
トW1及びコード入りゴムシートW2は組立てド
ラム11に巻回される。ここで、インナライナシ
ートW1及びコード入りゴムシートW2の切断前
の幅は、組立てドラム11への巻回された時、そ
れぞれ好適な重なり代を有するような寸法に設定
されていることは言うまでもない。
ここでインナライナシートW1とコード入りゴ
ムシートW2との重合部の重なり代は、原反の幅
のバラツキによつて影響を受けるわけであるが、
インナライナシートW1の場合には、重なり代を
安全側にとり、従つて、原反の幅をバラツキの分
を見込んで広くしても問題はない。
ムシートW2との重合部の重なり代は、原反の幅
のバラツキによつて影響を受けるわけであるが、
インナライナシートW1の場合には、重なり代を
安全側にとり、従つて、原反の幅をバラツキの分
を見込んで広くしても問題はない。
しかし、コード入りゴムシートW2の場合に
は、重なり代が大きいと製品タイヤになつたとき
にサイドウオールの凹凸という外観上の不具合を
引き起し、逆に重なり代が小さ過ぎるとオープン
コードとなつて、スクラツプとなつてしまう。
は、重なり代が大きいと製品タイヤになつたとき
にサイドウオールの凹凸という外観上の不具合を
引き起し、逆に重なり代が小さ過ぎるとオープン
コードとなつて、スクラツプとなつてしまう。
これを避ける対策として、図示しないが定尺コ
ンベヤ202上にイメージセンサ等の幅測定器を
設定し、読み取つた数値を判断して組立てドラム
11の周長を微調整させることも可能である。こ
の場合、組立てドラム11は半径方向に放射状に
収縮するタイプとし、スクリユウ軸を組立てドラ
ム11内か或いはヘツドストツク12の主軸内に
配設し、モータ駆動によりこれを回転させて周長
を制御すれば良い。
ンベヤ202上にイメージセンサ等の幅測定器を
設定し、読み取つた数値を判断して組立てドラム
11の周長を微調整させることも可能である。こ
の場合、組立てドラム11は半径方向に放射状に
収縮するタイプとし、スクリユウ軸を組立てドラ
ム11内か或いはヘツドストツク12の主軸内に
配設し、モータ駆動によりこれを回転させて周長
を制御すれば良い。
次いで、ビード打ち、ビードの回りに前記巻回
された材料が折り返される工程の間に、タイヤ材
料供給装置200では次のタイヤの材料準備が始
まる。
された材料が折り返される工程の間に、タイヤ材
料供給装置200では次のタイヤの材料準備が始
まる。
そしてビードの回りの折り返し工程が終了した
後、チエーフアとかサイドウオール等の部材はタ
イヤ材料供給装置100より供給される。タイヤ
材料供給装置100をレール225上を移動して
組立てドラム11に接近させて、公知の材料供給
巻付け装置(例えば特開昭57−105336)を組合せ
れば、自動的に組立てドラム11に部材を巻回す
ることも出来る。図示されないステツチング装置
によりステツチされると、組立てドラム11を収
縮してグリーンケースを取り出して成形サイクル
が終了する。
後、チエーフアとかサイドウオール等の部材はタ
イヤ材料供給装置100より供給される。タイヤ
材料供給装置100をレール225上を移動して
組立てドラム11に接近させて、公知の材料供給
巻付け装置(例えば特開昭57−105336)を組合せ
れば、自動的に組立てドラム11に部材を巻回す
ることも出来る。図示されないステツチング装置
によりステツチされると、組立てドラム11を収
縮してグリーンケースを取り出して成形サイクル
が終了する。
なお、グリーンケースの取り出しは、公知の取
り出し装置を使用してもよいことは勿論である。
り出し装置を使用してもよいことは勿論である。
この発明は、上記のように複数のストツクロー
ルに予めタイヤ組立てドラムの周長と略等しい幅
に調整されて巻付けられているタイヤ構成材料を
巻出して定尺コンベヤ上に送り出し、この各タイ
ヤ構成材料を、切断装置を介してタイヤ組立てド
ラムの幅に対応した長さに切断し、タイヤ構成材
料の切断面がタイヤ組立てドラムの軸と直交する
向きでタイヤ組立てドラムに順次供給して巻付け
るようにしたので、コード入りゴムシートについ
て従来の切断工程を省略することが可能となり、
従つて圧延工程とタイヤ成形工程が直結されるこ
とになつて、ライン構成が簡略化され、従つてス
ペース等の問題も解消できる効果がある。
ルに予めタイヤ組立てドラムの周長と略等しい幅
に調整されて巻付けられているタイヤ構成材料を
巻出して定尺コンベヤ上に送り出し、この各タイ
ヤ構成材料を、切断装置を介してタイヤ組立てド
ラムの幅に対応した長さに切断し、タイヤ構成材
料の切断面がタイヤ組立てドラムの軸と直交する
向きでタイヤ組立てドラムに順次供給して巻付け
るようにしたので、コード入りゴムシートについ
て従来の切断工程を省略することが可能となり、
従つて圧延工程とタイヤ成形工程が直結されるこ
とになつて、ライン構成が簡略化され、従つてス
ペース等の問題も解消できる効果がある。
また、インナーライナーシートを含むストツク
ロールの材料幅は、組立てドラムの外径によつて
変るだけであるから、ストツクロールの種類が減
少し、従つてストツクスペースの減少、材料管理
業務の負担軽減、中間での巻出し、巻取りが無く
なることによるコード入りゴムシートの形状及び
性状の安定保持、切断工程での接合部がなくなる
ことにより自動巻回も容易となり、成形生産性の
向上及びタイヤ品質の歩留り向上を図ることが可
能であり、更に単に成形工程に留まらず上記内容
による相乗効果として、タイヤ製造工程全体での
生産性向上、屑減少、エネルギ減少等極めて大き
な効果を発揮することができる効果がある。
ロールの材料幅は、組立てドラムの外径によつて
変るだけであるから、ストツクロールの種類が減
少し、従つてストツクスペースの減少、材料管理
業務の負担軽減、中間での巻出し、巻取りが無く
なることによるコード入りゴムシートの形状及び
性状の安定保持、切断工程での接合部がなくなる
ことにより自動巻回も容易となり、成形生産性の
向上及びタイヤ品質の歩留り向上を図ることが可
能であり、更に単に成形工程に留まらず上記内容
による相乗効果として、タイヤ製造工程全体での
生産性向上、屑減少、エネルギ減少等極めて大き
な効果を発揮することができる効果がある。
図面はこの発明を実施したタイヤ成形装置の概
略平面図である。 10……タイヤ成形機、11……組立てドラ
ム、200……タイヤ材料供給装置、202,2
03……定尺コンベヤ、205,214a……ス
トツクロール、209,219……切断装置。
略平面図である。 10……タイヤ成形機、11……組立てドラ
ム、200……タイヤ材料供給装置、202,2
03……定尺コンベヤ、205,214a……ス
トツクロール、209,219……切断装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数のストツクロールに予めタイヤ組立てド
ラムの周長と略等しい幅に調整されて巻付けられ
ているタイヤ構成材料を巻出して定尺コンベヤ上
に送り出し、この各タイヤ構成材料を、切断装置
を介してタイヤ組立てドラムの幅に対応した長さ
に切断し、タイヤ構成材料の切断面がタイヤ組立
てドラムの軸と直交する向きでタイヤ組立てドラ
ムに順次供給して巻付けることを特徴とするタイ
ヤ構成材料の供給方法。 2 タイヤ構成材料がタイヤ組立てドラムの周長
と略等しい幅で巻付けられているストツクロール
と接続する定尺コンベヤに、前記タイヤ構成材料
をタイヤ組立てドラムの幅に対応した長さに切断
する切断装置を設置し、前記定尺コンベヤの搬出
端部に、該定尺コンベヤと直交する向きに貼付け
コンベヤを設置すると共に、定尺コンベヤと貼付
けコンベヤとの間に、所定の幅に切断されたタイ
ヤ構成材料を、タイヤ構成材料の切断面がタイヤ
組立てドラムの軸と直交する向きになるように移
動させて移載させるトランスフア装置を設置し、
前記貼付けコンベヤの搬出側に順次供給されるタ
イヤ構成材料を巻付けるタイヤ組立てドラムを設
置したことを特徴とするタイヤ構成材料の供給装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57202020A JPS5993345A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | タイヤ構成材料の供給方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57202020A JPS5993345A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | タイヤ構成材料の供給方法及びその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5993345A JPS5993345A (ja) | 1984-05-29 |
JPH0261384B2 true JPH0261384B2 (ja) | 1990-12-19 |
Family
ID=16450585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57202020A Granted JPS5993345A (ja) | 1982-11-19 | 1982-11-19 | タイヤ構成材料の供給方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5993345A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1189672B (it) * | 1986-05-20 | 1988-02-04 | Firestone Int Dev Spa | Metodo per la realizzazione a caldo di pneumatici |
LU86897A1 (fr) * | 1986-06-02 | 1987-11-11 | Goodyear Tire & Rubber | Procede et appareil pour la fabrication d'un bandage pneumatique a plusieurs elements |
US5261994A (en) * | 1988-03-12 | 1993-11-16 | Bridgestone/Firestone Inc. | Flexible carrier for transporting flexible sheet material between work stations |
GB8805923D0 (en) * | 1988-03-12 | 1988-04-13 | Holroyd Associates Ltd | Manufacture of tubular article |
GB8805924D0 (en) * | 1988-03-12 | 1988-04-13 | Holroyd Associates Ltd | Manufacture of reinforced tubular article |
JP3423089B2 (ja) * | 1994-12-09 | 2003-07-07 | 横浜ゴム株式会社 | 帯状材料の供給,貼付け方法 |
JP4259704B2 (ja) * | 1999-12-07 | 2009-04-30 | 横浜ゴム株式会社 | タイヤ成形システム及び成形方法 |
JP5995996B2 (ja) | 2012-03-08 | 2016-09-21 | コーロン インダストリーズ インク | タイヤインナーライナー用フィルム、タイヤインナーライナー用フィルムの製造方法及び空気入りタイヤ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745044A (en) * | 1980-09-01 | 1982-03-13 | Kobe Steel Ltd | Transporting and forming apparatus for rubber sheet material |
JPS57133042A (en) * | 1980-12-23 | 1982-08-17 | Pirelli | Feeder for reinforcing layer for manufacturing tire |
-
1982
- 1982-11-19 JP JP57202020A patent/JPS5993345A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5745044A (en) * | 1980-09-01 | 1982-03-13 | Kobe Steel Ltd | Transporting and forming apparatus for rubber sheet material |
JPS57133042A (en) * | 1980-12-23 | 1982-08-17 | Pirelli | Feeder for reinforcing layer for manufacturing tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5993345A (ja) | 1984-05-29 |
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