JPH0261304B2 - - Google Patents

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JPH0261304B2
JPH0261304B2 JP5628986A JP5628986A JPH0261304B2 JP H0261304 B2 JPH0261304 B2 JP H0261304B2 JP 5628986 A JP5628986 A JP 5628986A JP 5628986 A JP5628986 A JP 5628986A JP H0261304 B2 JPH0261304 B2 JP H0261304B2
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JP
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dust
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JP5628986A
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Toshiaki Mitsusaka
Shinichiro Ueno
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Hitachi Plant Technologies Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は電気集塵機に係り、特に放電極に電圧
を印加するための高圧電源を出力調整する制御装
置を備えた電気集塵機に関する。
〔発明の背景〕
一般に、電気集塵機は、高圧電源の出力を制御
する制御装置と、集塵処理された清浄ガスの出口
に設けられる出口煤塵濃度計とを備えて構成され
ている。このような構成の電気集塵機は出口煤塵
濃度計により実際の出口煤塵濃度を検出し、制御
装置によつて出口煤塵濃度の検出値と目標出口煤
塵濃度計との差を算出し、この差に比例して高圧
電源の出力をフイードバツク制御し、放電極に印
加される電圧を調整し、集塵処理された清浄ガス
の出口煤塵濃度を一定範囲に保持していた。
しかしながら、前記電気集塵機は、処理ガスが
電気集塵機により集塵処理され、後に煙道を通過
して清浄ガスの出口に達して出口煤塵濃度計によ
り処理後の清浄ガス中の出口煤塵濃度が検出され
ることになるので、処理ガスが電気集塵機に流入
されてから出口煤塵濃度が検出されるまで多少の
時間を要し高圧電源の出力制御に遅れを生じてい
た。従つて、前記の如く構成された電気集塵機に
おいては、出口煤塵濃度平均値は目標出口煤塵濃
度とされても、出口煤塵濃度の瞬時値と目標出口
煤塵濃度との間に大きな差を生じる欠点を有して
いた。
〔発明の目的〕
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
ので、出口煤塵濃度の目標出口煤塵濃度に対する
時間的変動の少ない電気集塵機を提供することを
目的としている。
〔発明の概要〕
本考案は前記目的を達成するために、放電極に
電圧を印加する高圧電源と、含塵ガス入口又は出
口に設けれる処理ガス流量計と、同じく含塵ガス
入口に設けられる入口煤塵濃度計と、清浄ガス出
口に設けられる出口煤塵濃度計と、前記処理ガス
流量計から検出された処理ガス量及び前記煤塵濃
度計から検出された入口煤塵濃度の両検出値の少
なくとも一方から出口煤塵濃度を一定に保持する
必要荷電量を算出し、一方前記高圧電源から検出
される実荷電量と、メモリに記憶された前回計算
の必要荷電量から荷電補正量を算出し、該荷電補
正量と前記必要荷電量とを加算して、該加算値に
より前記高圧電源の出力を調整する制御装置とを
備えて構成されることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、添付図面に従つて本発明に係る電気集塵
機の好ましい実施例を詳説する。
本実施例は、ボイラの後段に設けられた電気集
塵機に係り、第1図は本実施例の説明図である。
先ず、ボイラ10の後段に連結される図示しな
い含塵ガス入口に処理ガス流量計12及び入口煤
塵濃度計14が配され、更に後段には電気集塵機
処理部16、出口煤塵濃度計18が順次配されて
いる。電気集塵機処理部16の放電極端子20に
は図示しない放電極に高電圧を印加するための高
圧電源22が連結され、例えばコツトレル式の電
気集塵機では放電電極に高電圧を印加して放電極
を負極、図示しない集塵機を正極とし、コロナ放
電を生起して処理ガスの集塵を行うようになつて
いる。高圧電源22には制御装置24が接続さ
れ、制御装置24は前記処理ガス流量計12及び
入口煤塵濃度計14からの検出値と出口煤塵濃度
計18及び高圧電源22からの検出値から荷電補
正量Pd、出口煤塵濃度による荷電量補正値Pc、
必要荷電量Pqを夫々算出して目標出口煤塵濃度
に対応する荷電量Peを求め、この値から高圧電
源22の出力を調整し、出口煤塵濃度Coを一定
とするものである。ここで荷電補正量Pdは、高
圧電源22から検出される実荷電量Poとメモリ
に記憶されている前回算出された必要荷電量
Pq′との差であり、制御演算式に含まれていない
集塵性能影響因子に対応した荷電量が含まれてい
る。必要荷電量Pqは電気集塵機の出口煤塵濃度
Coを目標値にするのに必要な荷電量であり、出
口煤塵濃度による荷電量補正値Pcは、電気集塵
機の目標出口煤塵濃度設定値Csに対し、出口煤
塵濃度計18により検出される出口煤塵濃度Co
の差を補正する値である。
先ず、荷電補正量Pdは、第1図の図中、制御
装置24内に記載したフローシートのプロセス2
4Aに示すように、実荷電量Poと前回算出され
た必要荷電量Pq′から次式(1)(2)を用いて算出され
る Po=E√ ……(1) 但し、Eは放電極の印加電圧、iは放電極の放
電流である。
Pd=Po−Pq′ ……(2) 次に、必要荷電量Pqはプロセス24Bに示す
ように処理ガス流量計12から検出される処理ガ
ス量Qと、入口煤塵濃度計14から検出される入
口煤塵濃度Ci、予めインプツトされている値24
C、即ち目標出口煤塵濃度設定値Cs、から次式
(3)を用いて算出される。
Pq=−1/k(Q/Qo)n・logCs/Ci ……(3) 但し、Qoは定格処理ガス量、k及びnは実験
定数である。
次に出口煤塵濃度による荷電量補正値Pcは、
プロセス24Dに示すように電気集塵機の目標出
口煤塵濃度設定値Csと、出口煤塵濃度Coとによ
つて次の半実験式(4)を用いて算出される。
Pc=−1/k(Q/Qo)nCs−Co/Cs……(4) 但し、前記同様k及びnは夫々実験定数、Qは
処理ガス量、Qoは定格処理ガス量である。
次に前記(1)乃至(4)式より求められた荷電補正量
Pd、出口煤塵濃度による荷電量補正値Pc、必要
荷電量Pqをプロセス24Eに示すように加算式
(5)により目標出口煤塵濃度に対応する荷電量Pe
を算出するようになつている。制御装置24は目
標出口煤塵濃度Peに応じて高圧電源22の出力
を調整して電気集塵機の放電極の印加電圧Eと放
電電流iを処理ガス流量Q、入口煤塵濃度Ciに対
応した値とするように制御する。
次に、以上の如く構成される本実施例に係る電
気集塵機の作用について説明する。
ボイラ10の作動によつて排出される例えば微
粉炭ボイラーダストを含む排気ガスは後段の電気
集塵機に送出され、先ず、含塵ガス入口に送入さ
れ処理ガス流量流計12により処理ガス量Qが検
出され、次に入口煤塵濃度計14により入口煤塵
濃度Ciが検出され、後に、電気集塵機処理部16
に送出されてコロナ放電による集塵処理が施され
る。集塵処理が施された清浄ガスは、電気集塵機
処理部16の後段に設けられた清浄ガス出口に送
られ、ここで出口煤塵濃度計18により出口煤塵
濃度Coが検出されて後に電気集塵機の装置外に
送出される。
一方、制御装置24内では、先ず高圧電源22
の放電極への出力から実荷電量Poを算出し、こ
の実荷電量Poと予めメモリに記憶された前回算
出された必要荷電量Pq′から更に荷電補正量Pdを
求める(プロセス24A、演算式(1)及び(2))。
一方、制御装置24内では、前記荷電補正Pd
の算出と平行して、検出された前記処理ガス量Q
及び入口煤塵濃度Ciと、目標出口煤塵濃度設定値
Csから必要荷電量Pqを求める(プロセス24B、
演算式(3))。
更に、制御装置24内では前記出口煤塵濃度設
定値Cs及び検出された前記出口煤塵濃度Coから
出口煤塵濃度による荷電補正値Pcを求める(プ
ロセス24D、演算式(4))。
制御装置24は、前記荷電補正量Pd、必要荷
電量Pq、出口煤塵濃度による荷電量補正値Pcを
加算して目標出口煤塵濃度に対応する荷電量Pe
を求めて、この荷電量Peに応じて高圧電源22
の出力を調整して、放電極の印加電圧Eと放電電
流iを、処理ガス流量Q及び入口煤塵濃度Ciに対
応した値に制御する。前記において算出された出
口煤塵濃度による荷電量補正値Pcは次回から荷
電補正量Pdに含まれるようになつている。
従つて、本実施例に係る電気集塵機は、処理ガ
ス量Q及び入口煤塵濃度Ciの瞬時値を求めてする
フイードフオワード制御を主とし、出口煤塵濃度
Coによる補正値Pcを加えて制御するので、出口
煤塵濃度Coのみによるフイードバツク制御のよ
うな制御遅延は発生せず、又処理ガス量Q及び入
口煤塵濃度Ciの急激な変化にも容易に対応して高
圧電源22の出力を調整し、出口煤塵濃度Coを
目標出口煤塵濃度に近似する値に一定に保つこと
が出来る。
次に本発明の変形例に係る電気集塵機を説明す
ると、前記実施例の電気集塵機に設けられた制御
装置24に替えて、入口煤塵濃度Ci、処理ガス量
Qのどちらか一方の値と出口煤塵濃度Coを用い
て高圧電源22の出力を調整する制御装置を設け
て構成した。
この場合制御に含まれない要素は出口煤塵濃度
Coの誤差として出口煤塵濃度による荷電量Pdに
フイードバツク制御され、その値に大きな変動が
なければ荷電補正量Pdに含まれるので、出口煤
塵濃度設定値Csに対する出口煤塵濃度Coの変動
を小さく保つことが出来る。
なお、処理ガス流量計12は電気集塵機16の
出口側であつても入口側に比べて大きな差異はな
く、どちら側に設置しても良い。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明に係る電気集塵機
は、高圧電源、含塵ガス入口に処理ガス流量計及
び入口煤塵濃度計夫々設け、更に、前記処理ガス
流量計及び入口煤塵濃度計から検出される少なく
ともどちらか一方の値を用いて必要荷電量を算出
し、一方前記高圧電源から検出される実荷電量
と、メモリに記憶された前回計算の必要荷電量か
ら荷電補正量を算出し、該荷電補正量と必要荷電
量との加算値により前記高圧電源の出力を調整す
る制御装置を設けて構成したので、入口煤塵濃度
及び処理ガス量の瞬時値を用いて高圧電源の出力
を調整制御することとなるため、出口煤塵濃度の
目標出口煤塵濃度に対する変動を少なく、出口煤
塵濃度を安定させて集塵処理を行うことが出来、
優れた機能を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる電気集塵機の
説明図である。 12……処理ガス流量計、14……入口煤塵濃
度計、18……出口煤塵濃度計、20……放電極
接続端子、22……高圧電源、24……制御装
置、Ci……入口煤塵濃度、Co……出口煤塵濃度、
Cs……目標出口煤塵濃度設定値、Q……処理ガ
ス量、Pc……出口煤塵濃度による荷電量補正値、
Pq……必要荷電量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 放電極に電圧を印加する高圧電源と、含塵ガ
    ス入口又は出口に設けられる処理ガス流量計と、
    同じく含塵ガス入口に設けられる入口煤塵濃度計
    と、清浄ガス出口に設けられる出口煤塵濃度計
    と、前記処理ガス流量計から検出された処理ガス
    量及び前記媒塵濃度計から検出された入口煤塵濃
    度の両検出値の少なくとも一方から出口煤塵濃度
    を一定に保持する必要荷電量を算出し、一方前記
    高圧電源から検出される実荷電量と、メモリに記
    憶された前回計算の必要荷電量から荷電補正量を
    算出し、該荷電補正量と前記必要荷電量とを加算
    して、該加算値により前記高圧電源の出力を調整
    する制御装置とを備えて構成されることを特徴と
    する電気集塵機。 2 前記制御装置は、出口煤塵濃度計から検出さ
    れた実際の出口煤塵濃度と目標出口煤塵濃度の差
    から荷電量の補正値を算出して、該補正値を前記
    荷電補正量と必要荷電量との加算値に更に加算
    し、該加算値により前記高圧電源の出力を調整す
    るようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の電気集塵機。
JP5628986A 1986-03-14 1986-03-14 電気集塵機 Granted JPS62213858A (ja)

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JP5760825B2 (ja) * 2011-08-05 2015-08-12 Jfeスチール株式会社 集塵ファン制御方法および集塵ファン制御システム
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