JPH0260990A - コークス炉の温度制御方法 - Google Patents

コークス炉の温度制御方法

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JPH0260990A
JPH0260990A JP21450188A JP21450188A JPH0260990A JP H0260990 A JPH0260990 A JP H0260990A JP 21450188 A JP21450188 A JP 21450188A JP 21450188 A JP21450188 A JP 21450188A JP H0260990 A JPH0260990 A JP H0260990A
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JP
Japan
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temperature
coke oven
fuel
average
coke
Prior art date
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Pending
Application number
JP21450188A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Makino
真 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
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Publication of JPH0260990A publication Critical patent/JPH0260990A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23NREGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
    • F23N5/00Systems for controlling combustion
    • F23N5/02Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
    • F23N5/022Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using electronic means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Coke Industry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コークス炉の温度制御方法に関する。
従来の技術 従来からのコークス炉、すなわち炭室では、予め定める
比較的長い乾留時間、たとえば28時間毎に排骸して新
たな石炭を投入する作業を周期的に行っている。炭室に
隣接する燃焼室では、時間的にほぼ一定の割合で燃料が
供給されているが、両側の炭室での石炭のコークス化の
影響を受け、乾留時間を周期とする温度変化が現れる。
これらの温度を複数個代表値として抜き出し、平均化す
ると、コークス炉の作業時間によって決まる比較的短い
周期の変化を生ずる。コークス炉は大きな熱容量を有し
、従って、その燃焼室の温度を目標値との偏差に応じて
燃焼室に供給する燃料の流量を徐々に変化するだけでは
、燃焼室の温度を前記目標値とすることはできない、前
述の比較的短い周期で変化する燃焼室の平均温度を、コ
ークス炉の代表温度と考えて、これを目標値に一定に保
とうとすると、代表温度が急激に上下するためそれに応
じて燃料を急激にかつ大幅に増減しなければならず、燃
料制御系の限界を超えたりあるいは極部的な温度変化を
ひき起こし、これによって炉体野命が短かくなるという
問題がある。
また、前述の代表温度を平滑化するために移動平均値を
とれば、系の応答が遅くなり、不安定な1iIJ御とな
る。
従って従来では、燃焼室の温度をたとえば950°C程
度の一定値に保つことが困難であった。
発明が解決すべき課題 本発明の目的は、燃焼室の温度を可及的に一定の希望す
る温度に保つことができるようにするコークス炉の温度
制御方法を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、複数の水平室炉式のコークス炉から構成され
るコークス炉団で炉団の平均温度を時系列的に一定にす
るようにするコークス炉の温度制御方法において、 コークス炉間の複数の燃焼室に複数の温度検出器をそれ
ぞれ設け、 これらの温度検出器の各出力を逐次平均した瞬時の平均
温度TFを求め、 この温度TFを最新値からコークス炉団の平均乾留時間
分さかのぼって平均した移動平均温度TEを求め、 値TGを、A1を予め定める定数とするとき、’ra=
 TE −A 1 +TF A1+1 として演算して求め、 燃焼室の温度の目標値をToとし、Aを予め定める燃料
効果を表わす定数とするとき、K1.に2を予め定める
定数としてコークス炉団全体に供給する燃料の増加量Δ
Qを、 TG ΔQ=に1・ f(TO−TG)−に2・□)/At として演算して求め、 こうして求めた増加量ΔQだけ燃料の供給を増加するこ
とを特徴とするコークス炉の温度制御方法である。
作  用 本発明に従えば、燃焼室の温度を、温度検出器によって
検出し、この温度検出器は、コークス炉、すなわち炭化
室間に設けられている燃焼室にそれぞれ設けられており
、これらの温度検出器の各出力を、同一時刻に求めて、
それらの同一時刻における値の平均値、すなわち瞬時の
平均温度TFを算出し、この瞬時の平均温度TFを、そ
の算出した最新値からコークス炉団の平均乾留時間分だ
け過去にさかのぼって前記瞬時の平均温度を平均した移
動平均温度TEを求め、これらの平均値TE。
TFに、予め定める定数A1を用いて重み付けを行って
値TGを演算して求める。この値TGと、燃焼室の温度
の目標@TOとの偏差に依存する燃料増加量ΔQを演算
して求める。この燃料増加量ΔQだけ、燃料の供給を増
加することによって、コークス炉の燃焼室における温度
を可及的に一定に保つことが可能となる。
前記定数A1は、コークス炉の寿命を短縮しない程度の
範囲における燃料供給流量の上限値が大きいとき、その
燃焼室の温度も燃料供給流量による温度上昇の追従性が
良好となるので、定数A1を小さく定める。またコーク
ス炉の熱容量が大きく、温度上昇が榎やかであるときに
は、定数A1を小さく定める。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のコークス炉の簡略化した
平面図である。このコークス炉団1は、複数のコークス
炉である炭室2と、それらの炭室2に隣接する燃焼室列
30とが交互に配置されて構成される。各燃焼室列30
は、複数の燃焼室3を有する。炭室2には、乾留される
べき石炭を供給する石炭供給手段が備えられる。各燃焼
室3の温度は、温度検出器5によって個別的に検出され
る。温度検出器5は、第1図において参照符5a。
5bで示されるように多数の燃焼室列30゛のうちの予
め定める複数個おきに設けてもよく、あるいはまた各燃
焼室列30毎に設けてもよく、また燃焼室列30に含ま
れる燃焼室3のうちの代表的な1つに設けてもよく、全
ての燃焼室3毎に設けてもよい。参照符5a、5bを総
括的に参照符5で示す。燃焼室3に臨んで複数の燃料噴
射孔が設けられ、これらの燃料噴射孔からはガス燃料が
供給される。ガス燃料供給源8からのガス燃料は、その
流量3制御するダンパなどの流量制御弁9から、開閉弁
10を介して供給される。
第2図を参照して、温度検出器5からの出力はマイクロ
コンピュータなどによって実現される処理回路15に与
えられ、これによって流量制御弁9の開度が制御され、
後述のように炭室2内の温度が常に一定に保たれる。
第3図は、1つの温度検出器5によって検出される温度
の比較的長時間にわたる温度変化を示す。
時刻t1において炭室2からは乾留を終了したコークス
を排出し、石炭供給手段によって新たに石炭を投入する
。こうして乾留時間(wt+w2)にわたって乾留を行
い、時刻t2では、時刻t1の時装炭した炭室とは反対
側の隣接する炭室においてその乾留を終了したコークス
を排出して、新たな石炭を投入する。乾留の進行状況に
応じて、燃焼室3における温度が変化する。乾留時間(
W1+W2>は、たとえば28時間である。
第4(2Iは、複数の温度検出器5a、5b、・・・に
よって検出される温度を平均化した温度の変化を示す。
第3図と第4図の構軸は同スケールである。
コークス炉団1において、−船釣に言えば熱系は、燃料
流量の時間変化は、−次遅れ系で表わされ、燃焼室3の
温度変化ΔTは次式で表わされる。
ΔT=A ・Δx −(1−exp (−) )   
      −(1)τ ここでAは燃料効果、ΔXは燃焼室に燃料噴射孔から噴
射される燃料流量の変化、しは時間経過、およびτはコ
ークス炉団1の時定数である。
この第1式において、燃料効果は、その単位が(’C/
Nm”h ・1000 k c all −Nm’)で
あって、1000 k c a 1 / N m ’の
発熱量を有するガス燃料を用いて、INm’流した1、
ときにおける燃焼室3の1時間あたりの温度上昇を表わ
す。
この燃料効果Aおよび時定数τは、実験によって定める
ことができる。
処理回路15では、温度検出器5によって検出される燃
焼室3の温度を予め定める短い時間W3、たとえば5分
毎にサンプリングして読込む。この処理回路15におい
て、現在の時刻がtでありその時刻tにおける複数の検
出器5a、5b、・・・の平均値TFを計算する。また
その時刻tから平均乾留時間W4をさかのぼった各時刻
におけるTFを全て合計して平均したTEを計算し、こ
れから時刻tにおける値TGを、 によって求める。平均乾留時間W4は、各炭室2毎の実
際の複数の乾留時間(W1+w2)の全ての炭室2にわ
たる平均値である。
ここで定数A1は、予め定めるコークス炉団1の燃焼室
3への燃料噴射孔から燃料供給量の制御範囲が小さい時
には大きな値に選び、またコークス炉団1の熱容量が大
きく温度上昇または温度下降が緩やかであって時定数τ
が大きいときには、定数A1を小さく選ぶ。
そこで燃焼室3の温度の目標値をTOとし、Aを前述の
燃料効果を表わす定数とするとき、流量制御弁9の開度
を開いて全ての燃焼室3に供給する燃料の増加流量をΔ
Qとするとき、次力式が成立する。
ここでdTG/dtはTGの時間変化であり、Kl、に
2は制御の応答性を決定する定数であり、ンミュレーシ
ョンによって最適値を求められる。
こうして得られる燃料の増加流量ΔQとなるように処理
回路15は駆動手段によって流量制御弁を駆動する。増
加流量ΔQが負であるときには燃料の減少を意味し、駆
動手段は流量制御弁の開度を絞る。
このようにして、複数のm焼室3に取けけた検出器5a
、5b、・・・の出力を算術的に平均したことによって
生じる比較的短い周期の変化に惑わされることなく、コ
ークス炉団1の全体を希望する一定値に安定に保つこと
が可能になる。
発明の効果 以上のように本発明によれば、複数の温度検出器を設置
して、それらの出力を平均することによって生ずる比較
的短い周期の変化を効果的に除去し、炉の本質的な温度
変化をとらえることによって、コークス炉団の全体、特
に炭室の温度を希望する一定値に安定に保つことが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のコークス炉1の簡略化した
平面図、第2図は温度検出器5と関連する電気的構成を
示す簡略化したブロック図、第3図は乾留時間(W1+
W2>にわたる温度変化を示すグラフ、第4図は燃焼室
3の温度検出器5によって検出される温度変化を示すグ
ラフである。 1・・・コークス炉団、2・・・炭室、3・・燃焼室、
55a、51)・・・温度検出器、9・・・流量制御弁
、15・・・処理回路、30・・・燃焼室列 代理人  弁理士 西教 圭一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  複数の水平室炉式のコークス炉から構成されるコーク
    ス炉団で炉団の平均温度を時系列的に一定にするように
    するコークス炉の温度制御方法において、 コークス炉間の複数の燃焼室に複数の温度検出器をそれ
    ぞれ設け、 これらの温度検出器の各出力を逐次平均した瞬時の平均
    温度TFを求め、 この温度TFを最新値からコークス炉団の平均乾留時間
    分さかのぼつて平均した移動平均温度TEを求め、 値TGを、A1を予め定める定数とするとき、TG=(
    TE・A1+TF)/(A1+1)として演算して求め
    、 燃焼室の温度の目標値をTOとし、Aを予め定める燃料
    効果を表わす定数とするとき、K1、K2を予め定める
    定数としてコークス炉団全体に供給する燃料の増加量Δ
    Qを、 ΔQ=K1・{(TO−TG)−K2・(dTG/dt
    )}/Aとして演算して求め、 こうして求めた増加量ΔQだけ燃料の供給を増加するこ
    とを特徴とするコークス炉の温度制御方法。
JP21450188A 1988-08-29 1988-08-29 コークス炉の温度制御方法 Pending JPH0260990A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06158050A (ja) * 1992-11-19 1994-06-07 Osaka Gas Co Ltd コークス炉の炉温管理方法
KR100415927B1 (ko) * 1999-12-27 2004-01-31 주식회사 포스코 코크스 최종온도를 이용한 코크스로 연소제어 방법
KR100784683B1 (ko) * 2001-12-17 2007-12-12 주식회사 포스코 코크스로의 투입열량 제어장치 및 방법
JP2010150528A (ja) * 2008-11-21 2010-07-08 Jfe Steel Corp コークス炉燃焼室の温度測定装置および温度管理システム

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