JPH0260869A - ブレーキ倍力装置 - Google Patents
ブレーキ倍力装置Info
- Publication number
- JPH0260869A JPH0260869A JP63210125A JP21012588A JPH0260869A JP H0260869 A JPH0260869 A JP H0260869A JP 63210125 A JP63210125 A JP 63210125A JP 21012588 A JP21012588 A JP 21012588A JP H0260869 A JPH0260869 A JP H0260869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output shaft
- shaft
- gears
- rotate
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Retarders (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野Ｊ
小さい力で大きな制動力が得られるブレーキ倍力装置に
関するものである。
関するものである。
「従来の技術」
自動車、鉄道車両等の制動装置には数多くの種類がある
が、直接的に制動力を発生させるものは一部の補助的制
動装置を除いて殆んどが回転体に与えられた圧力によっ
て生じるまさつであり、運動エネルギーを熱エネルギー
に転換させる事で制動を行うものである。従ってハイス
ピード化、大型化に併なって生じる負荷の増大に対応す
る技術的進歩は主としてブレーキ圧の強化、まさつ装置
の高性能化に向けられて来た。ブレーキ圧の強化のため
には油圧装置、油圧倍力装置、エアーブレーキ装置が順
次開発され、まさつ装置の高性能化のために、ドラムブ
レーキ、ディスクブレーキが開発された。然しこうした
装備は大型で高度な技術が必要とされるため費用も高価
なものとなり、車両の軽量化への必要性に逆行するもの
である。
が、直接的に制動力を発生させるものは一部の補助的制
動装置を除いて殆んどが回転体に与えられた圧力によっ
て生じるまさつであり、運動エネルギーを熱エネルギー
に転換させる事で制動を行うものである。従ってハイス
ピード化、大型化に併なって生じる負荷の増大に対応す
る技術的進歩は主としてブレーキ圧の強化、まさつ装置
の高性能化に向けられて来た。ブレーキ圧の強化のため
には油圧装置、油圧倍力装置、エアーブレーキ装置が順
次開発され、まさつ装置の高性能化のために、ドラムブ
レーキ、ディスクブレーキが開発された。然しこうした
装備は大型で高度な技術が必要とされるため費用も高価
なものとなり、車両の軽量化への必要性に逆行するもの
である。
又ハイスピード化、重量化によって生じる負荷の増大は
単に装備の大型化のみで問題が解消されるわけでもなく
、ラインニング等のまさっ材の消耗、まさつ熱の放熱対
策等々の対策技術が必要とされる。
単に装備の大型化のみで問題が解消されるわけでもなく
、ラインニング等のまさっ材の消耗、まさつ熱の放熱対
策等々の対策技術が必要とされる。
「発明が解決しようとする問題点」
本発明はブレーキ圧に比例して機械的に運動エネルギー
を減殺することによって小さなブレーキ圧で高度なブレ
ーキ効果を得ることを目的とするものである。
を減殺することによって小さなブレーキ圧で高度なブレ
ーキ効果を得ることを目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」
上記の目的を達成するため本発明は入力軸と出力軸との
間に差動歯車を介設し、該歯車にそれぞれ回転方向に固
定した傘歯車を設け、これらの傘歯車に噛合する自転傘
歯車を公転軸に遊支し、該公転軸を上記出力軸に設け、
該出力軸の制動装置を設けてなるブレーキ倍力装置によ
って構成する。
間に差動歯車を介設し、該歯車にそれぞれ回転方向に固
定した傘歯車を設け、これらの傘歯車に噛合する自転傘
歯車を公転軸に遊支し、該公転軸を上記出力軸に設け、
該出力軸の制動装置を設けてなるブレーキ倍力装置によ
って構成する。
「作用Ｊ
従って入力軸Ａを回転させると差動歯車り、 Ｎが差動
回転し、傘歯車Ｌ′、Ｎ′も差動回転する。そして自転
傘歯車Ｐは公転軸Ｂ′の回りに遊動回転するから該公転
軸Ｂ′が回転しそれによって出力軸Ｂを減速回転させる
。そして制動装置りによって減速出力軸Ｂを少い力で制
動しさらにこれを停止させることができる。この停止に
よって入力軸Ａも停止する。そして停止後上記制動力を
解除させた状態では出力軸Ｂに直接回転力を与えても回
転することはできない、これは公転軸Ｂ′が出力軸Ｂの
回りに回転しようとすると自転傘歯車Ｐは両側の停止傘
歯車り、Ｎに止められて自転及び公転することができな
いからである。従って出力軸Ｂは入力軸Ａを回転させた
場合のみ回転することができる。
回転し、傘歯車Ｌ′、Ｎ′も差動回転する。そして自転
傘歯車Ｐは公転軸Ｂ′の回りに遊動回転するから該公転
軸Ｂ′が回転しそれによって出力軸Ｂを減速回転させる
。そして制動装置りによって減速出力軸Ｂを少い力で制
動しさらにこれを停止させることができる。この停止に
よって入力軸Ａも停止する。そして停止後上記制動力を
解除させた状態では出力軸Ｂに直接回転力を与えても回
転することはできない、これは公転軸Ｂ′が出力軸Ｂの
回りに回転しようとすると自転傘歯車Ｐは両側の停止傘
歯車り、Ｎに止められて自転及び公転することができな
いからである。従って出力軸Ｂは入力軸Ａを回転させた
場合のみ回転することができる。
「実施例」
入力軸Ａに回転方向に固定した２個の入力歯車Ｍ、にと
、出力軸Ｂに遊支した２個の大小の差動従動歯車り、Ｎ
とを設け、かつ一方の入力歯車Ｍと一方の従動歯車Ｎと
の間に中間歯車Ｅを噛合し、他方の入力歯車にと他方の
従動歯車りとを直接噛合させて上記２個の差動従動歯車
り、Ｎを互に逆転させ、かつ該従動歯車り、Ｈにそれぞ
れ固定した傘歯車Ｌ′、Ｎに噛合する傘歯車Ｐを上記出
力軸Ｂに固定した公転軸Ｂに設けて差動歯車装置Ｃを形
成し、該出力軸Ｂの制動装置りを設けてなるものである
。制動装置りは出力軸Ｂに設けた出力歯車Ｆにビニオン
Ｇを噛合し、ビニオン軸Ｈにディスク■を設け、該ディ
スク■の両面挟圧ソレノイド等を設けてディスクブレー
キを形成する。
、出力軸Ｂに遊支した２個の大小の差動従動歯車り、Ｎ
とを設け、かつ一方の入力歯車Ｍと一方の従動歯車Ｎと
の間に中間歯車Ｅを噛合し、他方の入力歯車にと他方の
従動歯車りとを直接噛合させて上記２個の差動従動歯車
り、Ｎを互に逆転させ、かつ該従動歯車り、Ｈにそれぞ
れ固定した傘歯車Ｌ′、Ｎに噛合する傘歯車Ｐを上記出
力軸Ｂに固定した公転軸Ｂに設けて差動歯車装置Ｃを形
成し、該出力軸Ｂの制動装置りを設けてなるものである
。制動装置りは出力軸Ｂに設けた出力歯車Ｆにビニオン
Ｇを噛合し、ビニオン軸Ｈにディスク■を設け、該ディ
スク■の両面挟圧ソレノイド等を設けてディスクブレー
キを形成する。
そして上記出力軸Ｂに車輌の回転軸を歯車チェ７等に介
して接続することができる。そして上記入力軸Ａを回転
させると入力歯車Ｍ、Ｋを介して上記大小差動従動歯車
り、Ｎが出力軸Ｂの回りに互に矢印ａ、ｂの方向に逆転
する。そして公転軸Ｂ′及び出力軸Ｂは差動歯車装置Ｃ
の作用によって矢印すの方向に減速回転することになる
。出力軸Ｂの回転数は上記大小の差動従動歯車り、Ｎの
回転数の差の１／２となる。そして該出力軸Ｂの制動袋
２ｉＤを操作して入出力軸Ａ、Ｈの回転を止める。そし
て該制動装置りに掛けた制動力を解除しても、出力軸Ｂ
は自転することができない、即ち出力軸Ｂ及び公転軸Ｂ
が回動しようとすると傘歯車Ｐは自転することがないた
め両側の噛合傘歯車Ｌ′、Ｎ′によって止められ自転及
び公転することができないためである。従って入力軸Ａ
を駆動回転させる場合のみ出力軸Ｂが回転することにな
る。
して接続することができる。そして上記入力軸Ａを回転
させると入力歯車Ｍ、Ｋを介して上記大小差動従動歯車
り、Ｎが出力軸Ｂの回りに互に矢印ａ、ｂの方向に逆転
する。そして公転軸Ｂ′及び出力軸Ｂは差動歯車装置Ｃ
の作用によって矢印すの方向に減速回転することになる
。出力軸Ｂの回転数は上記大小の差動従動歯車り、Ｎの
回転数の差の１／２となる。そして該出力軸Ｂの制動袋
２ｉＤを操作して入出力軸Ａ、Ｈの回転を止める。そし
て該制動装置りに掛けた制動力を解除しても、出力軸Ｂ
は自転することができない、即ち出力軸Ｂ及び公転軸Ｂ
が回動しようとすると傘歯車Ｐは自転することがないた
め両側の噛合傘歯車Ｌ′、Ｎ′によって止められ自転及
び公転することができないためである。従って入力軸Ａ
を駆動回転させる場合のみ出力軸Ｂが回転することにな
る。
出力軸Ｂが停止した状態では第２図に示すように両軸Ａ
、Ｂは非回転状態となるが、上記差動歯車り、Ｎ間に傘
歯車Ｌ′、Ｎとこれに噛合ける傘歯車Ｐとの作用によっ
て入力軸Ａ（即ち駆動側軸）を回動させない限り出力軸
Ｂが回動することはあり得ない。
、Ｂは非回転状態となるが、上記差動歯車り、Ｎ間に傘
歯車Ｌ′、Ｎとこれに噛合ける傘歯車Ｐとの作用によっ
て入力軸Ａ（即ち駆動側軸）を回動させない限り出力軸
Ｂが回動することはあり得ない。
「効果」
本発明は上述のように構成したので差動装置から引出さ
れる出力軸Ｂは小さな制動力で高度なブレーキ効果が得
られるばかりでなく、出力軸Ｂ側に設けた車輪は入力軸
Ａの回転によってのみ回転し、他の外力で回転すること
はできないので停車時の制動効果大であり、サイドブレ
ーキを必要としないという効果がある。
れる出力軸Ｂは小さな制動力で高度なブレーキ効果が得
られるばかりでなく、出力軸Ｂ側に設けた車輪は入力軸
Ａの回転によってのみ回転し、他の外力で回転すること
はできないので停車時の制動効果大であり、サイドブレ
ーキを必要としないという効果がある。
第１図は本発明のブレーキ倍力装置を示す斜視図、第２
図は停止時の非回動説明図である。 Ａ・・入力軸、Ｂ・・出力軸、Ｌ、Ｎ・・差動歯車、Ｌ
、Ｎ・・傘歯車、Ｐ・・自転傘歯車、Ｂ・・公転軸、Ｄ
・・制動装置。
図は停止時の非回動説明図である。 Ａ・・入力軸、Ｂ・・出力軸、Ｌ、Ｎ・・差動歯車、Ｌ
、Ｎ・・傘歯車、Ｐ・・自転傘歯車、Ｂ・・公転軸、Ｄ
・・制動装置。
Claims (1)
- （１）入力軸と出力軸との間に差動歯車を介設し、該歯
車にそれぞれ回転方向に固定した傘歯車を設け、これら
の傘歯車に噛合する自転傘歯車を公転軸に遊支し、該公
転軸を上記出力軸に設け、該出力軸の制動装置を設けて
なるブレーキ倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63210125A JPH0260869A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | ブレーキ倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63210125A JPH0260869A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | ブレーキ倍力装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0260869A true JPH0260869A (ja) | 1990-03-01 |
Family
ID=16584210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63210125A Pending JPH0260869A (ja) | 1988-08-24 | 1988-08-24 | ブレーキ倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0260869A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019098891A1 (ar) * | 2017-11-14 | 2019-05-23 | عبدالمجيد عبداللّه الدرعان، | نظام الفرملة العكسي |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188254A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Ricoh Co Ltd | 紙搬送装置 |
-
1988
- 1988-08-24 JP JP63210125A patent/JPH0260869A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60188254A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Ricoh Co Ltd | 紙搬送装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019098891A1 (ar) * | 2017-11-14 | 2019-05-23 | عبدالمجيد عبداللّه الدرعان، | نظام الفرملة العكسي |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3161249A (en) | Electric driving wheel equipped with a braking system | |
| JPH01500365A (ja) | 差動装置 | |
| JP4280416B2 (ja) | 車両用の駆動部 | |
| US6951522B2 (en) | Active differential assembly | |
| KR20020066330A (ko) | 차량용 전기 구동 장치 | |
| JP2000507332A (ja) | 電気機械式のブレーキ操作装置 | |
| JP5060483B2 (ja) | ディファレンシャル・ギヤ | |
| US3323389A (en) | Live axle | |
| US5906249A (en) | Drive system of a drive wheel | |
| WO2023206929A1 (zh) | 一种集成行车和驻车制动的制动装置、车辆 | |
| US3482654A (en) | Brake assembly including counter rotating discs | |
| JPH0116689B2 (ja) | ||
| JPH0260869A (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
| JPS6364661B2 (ja) | ||
| US4843910A (en) | Pinion gear speed disc brake | |
| GB2203106A (en) | Vehicle transmission | |
| JPH06219168A (ja) | 車両用駆動装置 | |
| CN212667346U (zh) | 一种驻车制动装置及车辆 | |
| JPH0556713U (ja) | ブレーキ倍力装置 | |
| JPH05319279A (ja) | パワーステアリング用動力伝達装置 | |
| CN207131756U (zh) | 一种可状态保持的离合装置 | |
| CN104859703B (zh) | 童车的刹车机构及童车 | |
| US2799182A (en) | Pressure variable ratio combined hydrodynamical and compounded planetary transmission | |
| US3608681A (en) | Hydrodynamic brake | |
| JPS60109654A (ja) | 動力回収装置 |