JPH026019A - アモルフアス合金箔と金属板の積層材の製造法 - Google Patents

アモルフアス合金箔と金属板の積層材の製造法

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JPH026019A
JPH026019A JP15789988A JP15789988A JPH026019A JP H026019 A JPH026019 A JP H026019A JP 15789988 A JP15789988 A JP 15789988A JP 15789988 A JP15789988 A JP 15789988A JP H026019 A JPH026019 A JP H026019A
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laminate
amorphous alloy
alloy foil
foil
punched
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JP15789988A
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Masami Kobayashi
正巳 小林
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアモルファス合金箔と他の金属板の積層材の製
造法に関し、特に磁気シールド部材として有用な同積層
材の製造法に関する。
〔従来の技術〕
電子機器に内蔵する部品などが磁気を発生し、または外
界よシ磁気を受けて、さまざまな磁気障害を引起こす現
象があることが知られている。
従来、この磁気障害を排除する手段としては、パーマロ
イ板、けい素鋼板、鉄板、銅板及びステンレス板などを
単独又は2種以上積層し友もの、あるいは鉄粉、フェラ
イト、ステンレス繊維又は粉末などを混和した樹脂成型
品で磁気をシールドする手段がある。
しかしながら、従来最も利用度の高いパーマロイ板を用
いて磁気シールド板を製作するとき、この金属は成型後
焼鈍して透磁率を高める工程が必要であるが、高められ
た透磁率はねじ止めや圧着などの応力を加えると極端に
劣化し、ときには素材のときの透磁率以下に低下すると
いう欠点があり、また厚い板厚のもの?使用しなければ
ならぬため重量が嵩さむという欠点があった。
パーマロイ板以外の上記金属板では、透磁率が低(20
00μ以下なので、満足な磁気シールドが望めず、また
粉末などは接続性に欠けるので磁気のシールドは殆んど
期待できないという問題があった。
ところで、近年開発されたアモルファス合金は透磁率が
高く、80%Ni −20%Feのパーマロイに比べて
同一の厚さで約8倍の透磁率を有しているものもある材
料である。しかしながら、この合金は硬度がHvIQO
Oと高く、引張)強度が500 kg7m”を示す材料
もあるほど硬いものなので、靭性が高く反発力が強いた
めに折曲げ加工ができないという欠点?:有している。
〔発明が解決しようとする課題〕 本発明は、上記技術水準に鑑み、上述したアモルファス
合金箔の優れた磁気シールド性に着目し、この合金箔を
利用して磁気シールドの優れた任意形状の部材を製作で
きる製造法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明はアモルファス合金箔1枚以上と他の金属板1枚
以上とを接着させて積層し、この積層体を打抜き加工し
て任意形状とし、その打抜き端部をアモルファス合金箔
が内側になるように折曲げ加工することよυなるアモル
ファス合金箔と金属板の積層材の製造法である。
本発明におけるアモルファス合金箔としては、化学組成
がF13aXbljc に\において、X:C!r。
Mo、W、Ti、Ni及びCoよりなる群から選ばれた
1種以上の元素、M:B、O,P及び日1よシなる群か
ら選ばれた1種以上の元素、a:60〜90原子係、b
:0〜15IJjc子優、C:10〜35原子%、a 
+ b + c == 100 ] fl:示すものな
らば、どのようなものでも使用できる。
また、他の金属板としても銅、鉄、けい素鋼板、パーマ
ロイ、しんちゆう、アルミニウム及びステンレス鋼より
なる群から選ばれた金属の板であれば、どのようなもの
でも使用できる。
〔作用〕
前述したようにアモルファス合金箔は硬くかつ靭性に富
むので、他の金属板と接着剤を用いて積層して打抜き加
工すると、アモルファス合金箔の打抜き加工によって生
じた折曲げ部は数時間又は数日間経過すると接着剤から
剥れて直線状に戻り積層面から剥離してしまう。
本発明者はアモルファス合金箔が剥離しない接着剤はな
いかと、多くの接着剤についてその接着効果につき試験
したが、アモルファス合金箔の復元力が強く、いずれの
接着剤でも折曲げ部で直線状に戻り剥離してしまうこと
及びある種の接着剤を用いて熱圧着により密着性を高め
九積層体にすると、アモルファス合金箔に展延性がない
ためか、折曲げ部にクラックが発生し磁気シールド性に
重大な欠陥を与えることを確認し九。
上述したように、アモルファス合金it用いて積層体を
作シ、これを打抜いて成型品とすることは困難であった
が、本発明におけるように1枚以上のアモルファス合金
箔と他の金属板、例えば打抜き成型性のよいけい素鋼板
を接着剤例えばエポキシ系、ゴム系、メラミン系、尿素
系接着剤で接着して長尺のロール状の積層体とし、この
積層体を所定の形状に打抜き、端部をアモルファス合金
箔が内側に、けい素鋼板が外側になるように折曲げ加工
することによって、アモルファス合金箔の端部はけい素
鋼板の端部と共に折曲げられるので、積層材は強固な一
体化した成型部品となシ、アモルファス合金箔は剥離、
脱落するおそれがなくなる。
通常、アモルファス合金箔は厚さ:(LO1〜α1−2
幅: 50〜500m、長さ:任意長さで入手し得るが
、そのま\の状態のものを本発明においては使用しうる
が、その表面に銅、ニッケル、錫、亜鉛、銀などの金属
をメツキし友もの、あるいは樹脂を塗布したものなども
使用することができる。
また、積層する他の金属板の厚さ、幅は使用条件によっ
て任意に選定することができる。
〔実施列〕
以下、本発明の一実施例としてフロッピーディスクドラ
イブの磁気ヘッドに対する磁気シールド成型部品の製作
を列にとって説明する。
原子係でFe、。81.BS、の合金組成をもつ厚さC
L031111%幅1g05w1b長さ500mのアモ
ルファス合金箔2枚と厚さ1lL11111%幅150
1111%長さ500mの方向性けい素鋼板(81:五
5重量%)1板とをエポキシ系接着剤で接着してロール
状の積層体とした。この状態の断面図を第1図に示す。
第1図において1はアモルファス合金箔、2はけい素鋼
板である。
この積層体を平面図であるm2図のような形状に打抜き
加工し、更にそれを折曲げ加工して平面図である第3図
、第6図のA−Als+2)断面図である第4図に示す
ような積層材(成型品)を製作した。
この実施列で得られる磁気シールド成型部品の3枚の積
層材の厚さは(Ll 6mで、この成型部品の一辺の長
さは第3図に示すように20s+sであシ、第4図に示
すように三つの側面の長さは51111、内側に折9曲
げた部分の長さは4■である。
フロッピーディスクドライブの磁気ヘッドの外部からの
磁気、例えばモータートランス、スピーカーマグネット
などの磁気、を受けて誤作動するのを防止するために、
従来、[L5fi厚の、4常80%lJi、20%Fe
  の組成のパーマロイ板よシなる成型品や、α2fi
厚の同じ組成のパーマロイ板とIIL21m厚の銅板各
1枚を積層した成型品1fc2個団って上下の磁気ヘッ
ドを覆って磁気シールドしている。
この後者の従来の成型品と上記実施列で製作した成型品
の磁気シールド効果を、ガウスメータによシ比較測定し
たところ、5oOミリガウスの交流磁気を従来の成型品
は420ミlJガウスまでシールドしたのに対し、上記
実施列のものは340ミリガウスまでシールドした。
また直流磁気に対しても、5ガウスの磁気を従来の成型
品は45ガウスまでシールドしたのに対し、上記実施列
のものは4ガウスまでシールドした。
以上の事実よシ、本発明の実施列のものは従来のものよ
)も薄いにも拘らず、磁気シールド効果が極めて優れて
いることが判る。
以上、2枚のアモルファス合金箔と1枚の方向性けい素
鋼板とを組合せた実施列について述べたが、アモルファ
ス合金箔は2枚以上使用してもよいことは当然であシ、
ま九、アモルファス合金箔と組合される他の金属板を2
枚以上使用することも可能である。例えば2枚以上のア
モルファス合金箔、方向性けい素鋼板及び銅板をこの順
序で接着剤で接着して積層し、上記実施列で述べたよう
に、この積層体を打抜き加工し、次いで折曲げ加工する
ことによって磁気シールド性積層材を得ることができる
〔発明の効果〕
本発明によシ、磁気シールド効果の浸れたアモルファス
合金箔を用いた任意形状の積層材の製造が可能になシ、
特に磁気シールド部品として@盪かつ高い磁気シールド
効果をもつ成型品の製作が可能となシ、その工業的効果
は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の一実施例を説明するための図
であり、第1図はアモルファス合金箔とけい素鋼板とを
接着剤で接着したロール状の積層体の断面図、第2図は
集1図の積層体を打抜き加工して得た材料の平面図、第
3図は第2図の打抜き加工して得た材料を折曲げ加工し
て得た積層材(成型品)の平面図、第4図は同断面図を
示す。 第2図 井−一−20mm−−吟 第1図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)アモルフアス合金箔1枚以上と他の金属板1枚以
    上とを接着させて積層し、この積層体を打抜き加工して
    任意形状とし、その打抜き端部をアモルファス合金箔が
    内側になるように折曲げ加工することを特徴とするアモ
    ルファス合金箔と金属板の積層材の製造法。(2)アモ
    ルファス合金箔の化学組成がFe_aX_bM_c〔こ
    ゝにおいて、X:Cr、Mo、W、Ti、Ni及びCo
    よりなる群から選ばれた1種以上の元素、M:B、C、
    P及びSiよりなる群から選ばれた1種以上の元素、 a:60〜90原子%、b:0〜15原子%、c:10
    〜35原子%、a+b+c=100〕である特許請求の
    範囲(1)記載の製造法。 (3)他の金属板が銅、鉄、けい素鋼、パーマロイ、し
    んちゆう、アルミニウム及びステンレス鋼よりなる群か
    ら選ばれた材料である特許請求の範囲(1)又は(2)
    記載の製造法。
JP15789988A 1988-06-27 1988-06-27 アモルフアス合金箔と金属板の積層材の製造法 Pending JPH026019A (ja)

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