JPH0259247A - 丸棒材の移動供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は丸棒材の移動供給装置に係り、キャビネットか
ら順次に送り出されるパイプ材その他の丸棒材を掴み爪
により釈放自由に掴み、シリンダーロッドの伸長により
丸棒材の線方向の供給位置に移送される第１チャック装
置と、該ｒ：ｒ４１チャック装置による丸棒材の供給位
置を規制するストッパーと該ストッパーに端部を突当て
た丸棒材を掴着する掴み爪からなる第２チャック装置を
ベンダー等に設けた先棒材の移動供給装置において、第
２チャック装置のストッパーに強いショックを与え、そ
の反動により丸棒材の端部の掴み位置を不同とし、成る
いは該ストッパーを摩耗して供給位置を不同にする供給
不安定を生じ、それによってベンダー等による丸棒材の
加工を不良にしないように、またシリンダロッドに圧力
流体を作用させて行う原位置への戻りを、収縮した伸縮
ばねの反発力により介助し、該ロット′の収縮の終期に
ｎｆｆ記の圧力流体の圧力により原位置の位置決めを施
してショックのない静滑な高速運転を施すようにするも
のである。

（従来の技術） キャビネットから順次に送り出すパイプ材その他の丸棒
材を掴み爪によｌ）　Ｆ放自由に掴み、シリンダーロッ
ドの伸長により丸棒材の線方向の供給位置に移送される
第１チャック装置と、ベンダー等に設けて該第１チャッ
ク装置による丸棒材の供給位置を規制するストッパーと
該ストッパーに端部を突当てた丸棒材を掴着する掴み爪
を１０える第２チャック装置からなる丸棒材の移動供給
ｖｃ置は公知であるが、シリンダーロッドの伸張による
丸棒材の移送力は初期と終期とがほとんど変わらないた
め、終期に丸棒材の端部を第２チャック装置のストッパ
ーに突当てて強いショックを与え、その反動により掴み
爪による掴み位置を不同にしたり、成るいは突当ての繰
り返しによってストツノく−を摩耗して掴み位置を不同
する欠陥があるから・従来は第１チャック装置により丸
棒材をルーズに掴着して、第２チャック装置のストッパ
に突き当たるときに戻り移動を生じさせてショックを和
らげる手段を取っていたが、かかる構成では丸棒材の少
なくとも二個所を第１チャック装置により掴まねばなら
ないためチャック機構が複雑になる。

また第１チャック装置の原位置への戻りを圧力流体をシ
リンダロッドに作用させて行うとき、シリングのピスト
ン前室に所要の流体圧力が充填されてから戻り作動を生
ずるが、該圧力流体の所要圧力までに数分の一秒〜−秒
近くかかるから、戻り作動の開始が遅れるのみでなく、
少なくとも２００鎗信〜３００ＩＩ１６のストロークで
戻さねばならないので、原位置でも第１チャック装置に
ショックを与えて微動し、原位置での安定に時間を要す
るため、数秒をｌｌｊ位とする高速運転を不可能にする
欠陥もある。

然るにベンダー等は丸棒材を第２チャック装置の掴み爪
により掴まれた端部を基準にして曲げ加工等の加工を施
すものであるから、曲記のように掴み位置が不同である
と加工の初めを不同にして不良品を生ずる。このため加
工品を検査して不良品を除かねばならず、これが単価に
影響する。また静滑な高速運転速度が出ないと操業能率
が落ちる欠点になる。

（発明が解決しようとする問題点・発明の目的）本発明
は前記した欠点を改善するため、第１チャック装置の送
り、及び原位置への戻り運動を受は持つシリングーロッ
ドの伸張力及び収縮を、故障を生じ勝ちでしかも遅延作
動を免れない圧力流体の圧力制御によることなく、機械
的に且つ極く簡易な構成により除くことを解決すべき問
題点とし、本発明の目的とするものである。

（間層、べな解決するための手段） 本発明は前記した目的に合致させたもので、具体的には
、キャビネットから順次に送り出すパイプ材その他の丸
棒材を掴み爪により釈放自由に掴み、シリンダーロッド
の伸長により丸棒材の線方向の供給位置に移送される第
１チャック装置と、ペングー装置等に設けて該第１チャ
ック装置による丸棒材の供給位置を規制するストッパー
と該ストッパーに端部を突当てた丸棒材を掴着する掴み
爪を備えるｔｊＳ２チャック装置とからなる丸棒材の移
動供給装置において、 第１チャック装置にシリンダーロッドに対抗させた伸縮
ばねを接合し、シリンダーロッドの伸長初期に伸縮ばね
の弱いばね弾力を作用させ、該ロッドの伸長終期に伸縮
ばねの収縮による抵抗増加を以て第１チャック装置の移
送力を減殺して丸棒材を第２チャック装置のストッパー
に突当てて、該ｍ２チャック装置により丸棒材の端部を
掴み、第１チャック装置に釈放運動を生じさせ、第１チ
ャック装置の原位置への戻りは、伸縮ばねの圧縮の反発
力によりシリンダロッドの圧力流体による収縮を介助し
て施し、該ロッドの収縮の終期に圧力流体によって原位
置の位置決めを施すことを特徴とする丸棒材の移動供給
装置に係るものである。

（実施例） 本発明の好適な実施例を次に説明する。

本実施例はパイプ材その他の丸棒材をキャビネット（供
給キャビネット、）がら送り出す機構につい゛て−も従
来と異なるものである。

第１図は供給キャビネット１を示し、下部にシリング室
２を設け、上部には」二縁５より上方に放出口６を設け
た垂直の前面壁４と、下方で前面壁４の内面方向に下が
る傾斜底板７と、前面壁４の上縁付近に設けた紬に揺動
可能に吊り下げ、下方部に前面！！！４の内面から離れ
る方向に屈曲した傾斜屈曲９を持つ仕切板８を設け、傾
斜屈曲９の下縁と傾斜屈曲底板７との間に丸棒材ａの２
本捏度の合計直径又はそれを少し越える程度の送出し間
隔１０を設け、仕切板８と前面壁４の間に丸棒材ａを二
本前後に並べた程度の巾の案内溝１１を構成した供給函
３を設け、その供給函３の上部部分に二本平行の取付支
持棒１２を前面壁４と平行をなさせて差渡し、前面！！
！４の上縁５の部分の前側に一部を放出口６に突出した
嵌込み用板１３を設けてなる。

シリング室２には前壁の内面の近くに上下用シリング１
４を設け、該シリング１４のロッド１５に左右方向の板
１６を取付け、鎖板に多数個の持上げ杆１７を間隔置き
に取付ける。持上げ杆１７は案内溝１１内で前面壁４の
内面に添って傾斜底板７と放出口６の間を往復動するも
ので、仕切板８は第１図鎖線のように斜動しても持上げ
杆の通路に突出しないよ）に揺動を規正しである。持上
げ杆１７の上面に前面板４の内面の方向に約１０゜〜２
０’の角度で傾斜する傾斜受面１８を設ける。

前記した嵌込み用板１３には上面を前部下方に緩かな角
度で傾斜すると共に前記上面にｖ形の止め溝２（）を設
けた松がり板１９を適宜の位置に数個を嵌め込んで取付
け、散転がり板１９の後側に持上げ杆１７の時制で該杆
１７の通路の一部に突出するカム形板２１を設ける。

前記において供絵函３の一方の側壁に接して供給された
丸棒材ａは送出し間隔１０がら案内溝１１内に＠動じ、
持上げ杆１７が傾斜底板７の内部まで下がると先頭の−
、二本が傾斜受面１８に乗って上昇し、放出口６のすぐ
下方でカム形板２１により丸棒材ａを一本だけにされ、
これが放出口６から転がり板１つの」二面に転がり出し
て止め溝２０により止まる。即ち転がり板１９１こ松り
出るの１±持上げ杆１７の上昇ごとに一本だけである。

前記した取付支持棒１２には枠３１の台板３２を摺動自
由に嵌めて所要の位置に固定する。枠３１は第１チャッ
ク装置３３の支承部材をなすものでｔｌＳ１〜３図に示
すように取付支持棒１２と平行な一対のレール杆３４を
内部に設け、左右移動する摺動片３５を該レール杆３４
に嵌め、該片３５の枠３１の上面から突出する部分にｆ
ｊｓ１ｍ動案内３６を取付、該摺動案内３６に前後方向
の摺動を自由にした移動杆３８を通すと共に、第１摺動
案内３６から左右に突出した翼片３７．３７の一方に前
後移動用シリング３つを取付けて該シリング３９のロッ
ド４０を移動杆３８の前端部に固定した連結板４２に取
付け、前記の翼片３７．３７の他方に。

移動杆３８の後端の突出片と前記の連結＠４２とに両端
を取付けた振れ正め〃イド杆４１を摺動自由に通す。

枠３１の右ｆｌｌｌｌ（第２．３図）外部に移送用シリ
ング４３を水平に固定してシリングロツ）？４４の伸長
及び収縮を４ｋｇ／ｃ１１１２程度の圧力流体の切換弁
による切換で行うようにされ、そのシリンダロッド４４
を摺動片３５の一側腹に取付け、枠３１の左側外部にば
ねガイド管４５を固定し、摺動片３５の他側腹にシリン
ダロッド４４を対応させて接触した伸縮ばね４６の一部
をばねガイド管４５に通して肢管４５に設けた調節ねじ
４７にかける。

前記した連結板４２の前部には上下方向の摺動管５３を
摺動自由に挿入した第２摺動案内４８を設け、その摺動
案内４８から水平方向に突出する上下の翼片４９．５０
の一方に上下動用シリング５１を取付け、上方に突出す
るシリンダロッド５２を摺動管５３の突片５４に固定し
、該突片５４の他側に固定した回り止め〃イド棒５５を
翼片４９．５０の他側に摺動自由に通す６摺動管５３の
下端には第４図に示すように一対の紬５６に支持した一
対の掴み爪５７を取付けた掴み装置５９を固定し、各掴
み爪５７に設けたカム形片５８を摺動管５３に通したロ
ツｒ６０の先端の三角形カム片６１に接触し、ａラド６
０を摺動ｖ５３上端に設けた掴み爪開閉用シリング６２
のピストンに連結する。

丸棒材ａを供給するペングー等の機器にストッパ６４と
、該ストッパ６４への丸棒材ａの突当りの感知と共に掴
み爪６５を閉じる第２チャック装置６３を設置する。か
かる第２チャック装置は公知である。

第１チャック装置３３は枠３１を取付支持棒１２のどの
位置に固定するか、移送用シリング４３のシリンダロッ
ド４４をどの程度伸長させた状態から供給作動を開始す
るか、及び該ロッド４４の伸長ストロークをどの程度に
するかにより第２チャック装置３３の原位置及び移送ス
トロークが決定されるもので、通常では枠３１の第２．
３図の右側の枠片に摺足Ｉ片３５を接近させた状態を原
位置とするように枠３１及び台板３２の取付支持棒１２
に対する固定位置を決める。この位置は供給キャビネッ
ト１の転がり板１９に転がり出しで止め溝２０により止
まる丸棒材ａの端方部を掴み爪５７によって掴む位置で
もあり、伸縮ばね４６が伸びて弱いばね弾力で摺動片３
５に接する位置でもある。

供給キャビネット１の持上げ杆１７の上昇により、−本
の丸棒材ａが放出口６から転がり板１９上に松がり出て
止め溝２０に止まるときは、ＰＩＳ１チャック装置３３
の掴み爪５７が上下動用シリング５１のシリンダロッド
５２の伸長により少し上方に逃げて前記の松がり出しと
止め溝２０に上る停止とを妨げないが、該停止と共に掴
み爪５７が掴み爪開閉用シリング６２のロッド６０を引
き上げる作動に上り丸棒材ａの端方部を釈放自由に掴み
シリンダロッド４４のイ申艮により第２チャック装置６
３の方向に移送される。

（作用） シリンダロツＩ’４４の伸長の初期は伸縮ばＦ２４６が
既述のように弱いばね弾力を作用させて第１チャック装
置３３の摺動を妨げない。　しかるにｔｊＳ１チャック
装置３３が第２チャックｌｒ！ｉＧ３のストッパ６４に
近づくに従い伸縮ばね４６が圧縮され、シリンダロッド
４４の伸長終期には伸縮ばね４６の圧縮による抵抗増加
により第１チャック装置３３が移送力を減殺して丸棒材
ａを１２チャックＶＣ置６３のストッパ６４に比較的弱
い力、例えば１〜２ｋｇ／ｃｒｅ２の圧力で衝き当て、
掴み爪６５により掴まれる。その掴み動作をフィードバ
ック信号等により確認して第１チャック装置３３による
丸棒材ａの掴みの釈放運動を生じさせて、シリンダロッ
ド４４の収縮と共に原位置に戻す。（戻り作動中に掴み
爪５７が前記のように上方に逃げる。）ｆｐＪ１チャッ
ク装置３３の原位置への戻りは移送用シリング４３への
圧力流体の切換えにより行われるが所定の圧力を即座に
シリング４３１こｆｆｉ’ｌＴｔすることはできず、第
１チャック装置３３の送りのため充填されていた圧力流
体を外気中に解放する切換動作が行われていても戻り初
動には幾分の遅れがある。

然るに本発明は送りの終期に伸縮ぼね４６が圧縮され、
その復動によりシリンダロッド４４及び第１チャック装
置３３の原位置への戻りを介助するものであって、伸縮
ばね４Ｇの圧縮からの復動初期の圧力が例えば３ｋｇ／
ｃ糟２〜２ｋｇ／ｃ階２であると、圧力流体の圧力増加
に即時性がなくても、切換えと同時に１ｋｇ／ｃ葎２〜
２ｋｇ／ｃａ＋２になるのはほとんど瞬時であり、これ
に伸縮ばね４６の復動初期の圧力が加わってシリンダロ
ッド４４の収縮初動に瞬時性を生じ、このとき移送用シ
リング４３ではシリングロツド４４の戻り作動時の頭部
が面する内空が容積を拡大するから、該容積の拡大と共
に圧力流体の圧力は上がらないが、前記の圧縮ばね４６
の復動の初圧の惰性により第１チャック装置３３とシリ
ンダロッド４４とが原位置に急速に戻る。

また原位置に戻ったときには圧縮ばね４６は伸長してば
ね圧力を第１チャック装ｒ！１３３等にほとんど加えな
くなり、原位置への戻りは少【、不安定になるが、その
ころには移送用シリング４３の前記した容積拡大は最早
や生じないので、圧力流体の圧力が例えば４　ｋｇ／ｃ
ｍ２に増加し、その流体圧力によりシリンダロッド４４
及び第１チャック装置３３を原位置に固定的に安定させ
る。

（効果） 本発明はシリンダーロッド４４の伸張により第１チャッ
ク装置３３の掴み爪５７によｔ）丸棒材ａを移動不能に
しつかり掴んでベンダー装置等に設けるＰｔ５２チャッ
クに置６３の方向に移送しても、その伸張の初期には伸
縮ばね４６が伸びで弱いばね弾力で該ｍｉチャック装置
３３のシリンダーロッド４４に対抗し、シリンダーロッ
ド４４の伸張終期に圧縮して第１チャック装置３３の移
送力を抑制することにより、丸棒材ａをシリンダロッド
４４の減殺された移動力で第２チャック装置のストッパ
ー６４に柔軟に突当て、丸棒材ａが突当たりの反力によ
り戻って端部の第２チャック装ｒＩｉ６３の掴み爪６５
による掴み位置を不同にする欠、αとか、ストッパ６４
を摩耗して掴み位置を不同にする等の欠、すを除くこと
ができるから、ベンダー装ｒ！１等による丸棒材ａの加
工初めの位置を狂わせることがなく、加工が揃った加工
品を得ることができるもので、第１チャック装置３３に
よる丸棒材の掴みをルーズにする必要がない。また、第
１千ヤツク装置３３が＄２チャック装置６３により丸棒
材ａの端部を掴まれると同時的に該丸棒材ａを釈放して
シリンダーロッド４４が圧力流体を収縮して原位置に戻
るとき、収縮状態の伸縮ばね４６が反発して該第１チャ
ック装置３３の戻りを介助し、最終的には圧力流体の圧
力により原位置に安定させることができると共に、第１
チャック装置３３を伸縮ばね４６に送り作動及び戻り作
動の何れについてもショックを緩和して高速にできる効
果をもたらす。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明の実施例を示したもので、第１図は縦
断側面図、第２図は一部の一部切欠平面図、第３図は同
一部の斜視図、第４図は第１チャック装置の一部を拡大
した一部切欠側面図である。 １→供給キヤビネツト　１９→転がり板２０→止め溝　
３１→枠 ３３→第１チャック装置 ４３→移送用シリング　４４→シリングロツド４６→伸
縮ばね　５７→掴み爪 ５８→力ム形片　５９→掴み装置 ６０→ロツド　６１→三角形カム片 ６２→掴み爪開閉用シリング ６３→第２チャック装置　６４→ストッパ６５→掴み爪

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 キャビネットから順次に送り出すパイプ材その他の丸棒
   材を掴み爪により釈放自由に掴み、シリンダーロッドの
   伸長により丸棒材の線方向の供給位置に移送される第１
   チャック装置と、ベンダー装置等に設けて該第１チャッ
   ク装置による丸棒材の供給位置を規制するストッパーと
   該ストッパーに端部を突当てた丸棒材を掴着する掴み爪
   を備える第２チャック装置とからなる丸棒材の移動供給
   装置において、 第１チャック装置にシリンダーロッドに対抗させた伸縮
   ばねを接合し、シリンダーロッドの伸長初期に伸縮ばね
   の弱いばね弾力を作用させ、該ロッドの伸長終期に伸縮
   ばねの収縮による抵抗増加を以て第１チャック装置の移
   送力を減殺して丸棒材を第２チャック装置のストッパー
   に突当てて、該第２チャック装置により丸棒材の端部を
   掴み、第１チャック装置に釈放運動を生じさせ、第１チ
   ャック装置の原位置への戻りは、伸縮ばねの圧縮の反発
   力によりシリンダロッドの圧力流体による収縮を介助し
   て施し、該ロッドの収縮の終期に圧力流体の圧力によつ
   て原位置の位置決めを施すことを特徴とする丸棒材の移
   動供給装置。