JPH0259122A - 薄鋼板のヘミング方式 - Google Patents

薄鋼板のヘミング方式

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Publication number
JPH0259122A
JPH0259122A JP21271388A JP21271388A JPH0259122A JP H0259122 A JPH0259122 A JP H0259122A JP 21271388 A JP21271388 A JP 21271388A JP 21271388 A JP21271388 A JP 21271388A JP H0259122 A JPH0259122 A JP H0259122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
hemming
outer plate
inner plate
peripheral edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP21271388A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroya Miyaoka
宮岡 博也
Hiroyasu Yamada
山田 裕保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP21271388A priority Critical patent/JPH0259122A/ja
Publication of JPH0259122A publication Critical patent/JPH0259122A/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のボンネットやドア等を構成する薄鋼板
のヘミング方法に関する。
(従来の技術) 自動車のボンネット等は軽量化と強度アップを図るため
、2枚の薄鋼板をヘミングによってその周縁部を重ね合
せて一体化している。
ところで従来にあっては一方の板材の周縁部を他方の板
材に対して180°折り返して一体化しているが、この
ようにすると縁部が角ばったり、ある程度鋭利になるた
め最近では縁部に丸味を持たせるヘミング方法(玉縁成
形)が特公昭63−13858号等として提案されてい
る。
特公昭63−13858号に開示される方法は、第6図
に示すように横方向に移動可能な予備曲げパンチ100
によって一方の板材101の周縁部101aを丸味を持
たせである程度まで曲げ、次いで本曲げパンチ102に
よって該周縁部101aを他方の板材103の縁部に重
なるように折曲げるようにしたものである。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のヘミング方法による場合、予備曲げパン
チ100の角度が適切でないと第7図Aに示すようなシ
ャクレや第7図已に示すようなダレが発生したり、或い
は平面視で湾曲した部分などにあっては第7図Cに示す
ように玉縁成形できず、180°完全に折返されてフラ
ットになりやすい。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明にあっては、外板上に内板
を載せ、内板側に略90°折り曲げである外板周縁部を
折返すにあたり、内板の外端と外板周縁部の内側との間
に芯材を介在せしめるようにした。
(作用) 例えば速乾性硬化剤を内板の外端と外板の周縁部内側と
の間にノズル等により充填し、この硬化剤が硬化して芯
材となった後に外板周縁部を折返す。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
先ず本発明方法にあっては、第1図に示すように下型1
上に自動車のボンネットを構成する外板2を固定し、こ
の外板2上にその外形寸法が外板2よりも小さい内板3
を載置する。ここで第1図のA−A線拡大断面図である
第2図にも示すように外板2の周縁部2aは予じめ上方
に略90°の角度で折曲げられており、周縁部2aの内
側と内板3の外端との間には隙間Sが形成され、内板3
には第1図に示すように軽量化のための肉抜き穴3aが
形成されている。
而る後、第3図に示すようにノズル4を用いて上記隙間
Sに速乾性硬化剤5を塗布する。ここでノズル4はロボ
ット或いは倣い装置に取付けられており、ヘミングライ
ンに沿って移動する。また速乾性硬化剤5としては例え
ばエマルジョンタイプのホットメルト型粘着剤を用いる
そして、上記の速乾性硬化剤5が硬化して芯材6となっ
たならば第4図に示すように予備曲げバンチ7を用いて
外板2の周縁部2aを所定角度まで曲げ、次いで第5図
に示すように本曲げバンチ8を用いて芯材6を包み込む
ようにして周縁部2aを完全に内板3側に折返す。
尚、実施例にあっては未硬化状態の硬化剤を塗布するよ
うにしたが、ワイヤ等の線材を芯材としてヘミングに先
立ってセットしてもよく、また芯材をセットする部分は
ヘミングする全周に対してでなく、折返した場合につぶ
れやすい部分等一部であってもよい。更に実施例にあフ
ては外板上に内板を載置した後に硬化剤を塗布するよう
にしたが、外板の周縁部内側に先に硬化剤を塗布し硬化
せしめて芯材とし、この後に内板を外板上に載置しても
よい。このようにすれば内板の位置決めが容易になる。
また、外板に内板を載置した状態で重なり合った部分を
スポット溶接しておいてもよい。このようにするとシャ
クレやダレが更に生じにくくなる。
(発明の効果) 以上に説明したように本発明によれば、内板と外板の間
に芯材を介在させた状態でヘミングするようにしたので
、ヘミングする部分がつぶれたり、シャクレ或いはダレ
が生じにくく、確実に丸味を持った玉縁成形が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は外板上に内板を重ねた状態を示す図、第2図は
第1図のA−A線拡大断面図、第3図は硬化剤の塗布工
程を説明した斜視図、第4図は予備曲げ状態を示す第2
図と同様の図、第5図はヘミング後の状態を示す第2図
と同様の図、第6図は従来装置の概略図、第7図A乃至
Cは従来の欠点を説明した図である。 尚、図面中2は外板、2aは外板の周縁部、3は内板、
5は硬化剤、6は芯材、7は予備曲げパンチ、8は本曲
げパンチである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外板上に内板を載置し、予じめ上方に折曲げてお
    いた外板の周縁部を内板上に折返すようにしたヘミング
    方法において、前記折返しは内板の外端と外板の周縁部
    内側との間に芯材を介在せしめた状態で行うようにした
    ことを特徴とする薄鋼板のヘミング方法。
  2. (2)前記芯材は速乾性硬化剤をノズルを用いて外板上
    に押出して形成するようにしたことを特徴とする請求項
    1に記載の薄鋼板のヘミング方法。
  3. (3)前記芯材の形成は内板を外板上に載置する前に行
    うようにしたことを特徴とする請求項1に記載の薄鋼板
    のヘミング方法。
JP21271388A 1988-08-25 1988-08-25 薄鋼板のヘミング方式 Pending JPH0259122A (ja)

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JPH0259122A true JPH0259122A (ja) 1990-02-28

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