JPH0258798B2 - - Google Patents
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- JPH0258798B2 JPH0258798B2 JP11023188A JP11023188A JPH0258798B2 JP H0258798 B2 JPH0258798 B2 JP H0258798B2 JP 11023188 A JP11023188 A JP 11023188A JP 11023188 A JP11023188 A JP 11023188A JP H0258798 B2 JPH0258798 B2 JP H0258798B2
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- radio wave
- radio
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- wave absorber
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 229920002430 Fibre-reinforced plastic Polymers 0.000 description 2
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- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、試験体から放射される電波の測定
に使用される電波無響室に関するものである。
に使用される電波無響室に関するものである。
一般に、電波の測定を普通の部屋で行うと、壁
や床からの反射電波の影響の為に誤差が大きい。
や床からの反射電波の影響の為に誤差が大きい。
このため、此の種の実験には部屋の全壁面を電
波吸収体で構成された所謂電波無響室が使用され
ている。
波吸収体で構成された所謂電波無響室が使用され
ている。
しかしながら、従来の電波無響室は、完全な箱
状に構成されているので、試験体から発生する電
波が電波吸収体の壁面に対して垂直でなく斜めに
当たる部分ができる。
状に構成されているので、試験体から発生する電
波が電波吸収体の壁面に対して垂直でなく斜めに
当たる部分ができる。
電波吸収体は、電波が垂直に当たると電波吸収
性が極めて高いが、斜めに当たると吸収性が著し
く低下する。従つて、単に、壁面に電波吸収体を
張りつけただけの電波無響室では、電波を完全に
吸収することは不可能で、余計な反射波が発生し
測定に悪影響を与える。
性が極めて高いが、斜めに当たると吸収性が著し
く低下する。従つて、単に、壁面に電波吸収体を
張りつけただけの電波無響室では、電波を完全に
吸収することは不可能で、余計な反射波が発生し
測定に悪影響を与える。
また電波無響室の壁面全面に電波吸収体を配設
するのは、電波吸収体が高価であるため工事費が
高くなつていた。
するのは、電波吸収体が高価であるため工事費が
高くなつていた。
この発明は、前記従来の問題点を解決するため
に提案されたもので、電波測定に際し、試験体か
ら発生する不要電波を完全に吸収することができ
るとともに施工費が安価となる電波無響室を提供
することを目的とする。
に提案されたもので、電波測定に際し、試験体か
ら発生する不要電波を完全に吸収することができ
るとともに施工費が安価となる電波無響室を提供
することを目的とする。
この発明は屋根断面が楕円形である半球状の無
響室を使用するものである。
響室を使用するものである。
屋根断面は床上の二焦点からの距離の和が一定
な軌跡を描く楕円形である半球体である。この二
焦点を結ぶ直線の延長線上の一側部に前記半球体
から突出する拡張部を設ける。拡張部に近い方の
焦点上に電波試験体を載せ、他方の焦点上に電波
吸収体を載く。また拡張部内には測定用アンテナ
を設置し、拡張部の端部内壁には電波吸収体を配
設するものである。
な軌跡を描く楕円形である半球体である。この二
焦点を結ぶ直線の延長線上の一側部に前記半球体
から突出する拡張部を設ける。拡張部に近い方の
焦点上に電波試験体を載せ、他方の焦点上に電波
吸収体を載く。また拡張部内には測定用アンテナ
を設置し、拡張部の端部内壁には電波吸収体を配
設するものである。
電波試験体から発せられた電波は楕円形断面の
内壁に反響して、他方の焦点上の電波吸収体に吸
収される。
内壁に反響して、他方の焦点上の電波吸収体に吸
収される。
拡張部内に浸入した電波はアンテナによつて測
定され、不要な電波は背面の電波吸収体に吸収さ
れる。
定され、不要な電波は背面の電波吸収体に吸収さ
れる。
以下、図に示す一実施例に基づきこの発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
図において1は電波無響室の屋根部であつて、
床2上の二焦点F,F′からの距離の和が一定であ
る楕円状の断面を成す半球体である。床2上には
銅メツキ鋼板が敷設されており、この完全反射面
によつて、電波が焦点に向つて正確に、収束され
る。屋根部1は、第5図に示すように、フアイバ
ー補強プラスチツク(FRP)によつて形成した
円弧状外周面を有するセグメント3,3によつて
半球体に形成されており、この外周は銅箔4によ
つて葺かれている。セグメント3,3には強化プ
ラスチツクネジ止め5によつて連結されており、
その外周の銅箔4,4はハンダ6によつて接続さ
れている。
床2上の二焦点F,F′からの距離の和が一定であ
る楕円状の断面を成す半球体である。床2上には
銅メツキ鋼板が敷設されており、この完全反射面
によつて、電波が焦点に向つて正確に、収束され
る。屋根部1は、第5図に示すように、フアイバ
ー補強プラスチツク(FRP)によつて形成した
円弧状外周面を有するセグメント3,3によつて
半球体に形成されており、この外周は銅箔4によ
つて葺かれている。セグメント3,3には強化プ
ラスチツクネジ止め5によつて連結されており、
その外周の銅箔4,4はハンダ6によつて接続さ
れている。
二焦点F,F′を結ぶ直線の延長線上の一側部に
は屋根部1から側方に張出る拡張部7が形成され
ている。拡張部7の屋根部1′は、拡張部7に近
い焦点Fを中心として放射状に拡がつている。
は屋根部1から側方に張出る拡張部7が形成され
ている。拡張部7の屋根部1′は、拡張部7に近
い焦点Fを中心として放射状に拡がつている。
この拡張部7の端部側内壁にはFを中心とした
球面状に電波吸収体8が配設されている。電波吸
収体8は四角すい状であつて、この電波吸収体8
が複数個突設されている。電波吸収体8としては
カーボン含浸発泡ウレタン等の材質が採用でき
る。また拡張部7内には測定用アンテナ9が設置
されている。二焦点F,F′のうち拡張部7に近い
方の焦点F上には電波発生用の試験体10が載置
されている。
球面状に電波吸収体8が配設されている。電波吸
収体8は四角すい状であつて、この電波吸収体8
が複数個突設されている。電波吸収体8としては
カーボン含浸発泡ウレタン等の材質が採用でき
る。また拡張部7内には測定用アンテナ9が設置
されている。二焦点F,F′のうち拡張部7に近い
方の焦点F上には電波発生用の試験体10が載置
されている。
他方の焦点F′上には前出の電波吸収体8が載置
されている。電波吸収体8は複数本が半球状の台
の外周に放射状に固定されている。
されている。電波吸収体8は複数本が半球状の台
の外周に放射状に固定されている。
次に以上のような電波無響室における電波の測
定作業につき説明する。
定作業につき説明する。
試験体10から発せられた電波は屋根部2内周
面に当たり、楕円の性質から他方の焦点F′に向つ
て反響する。焦点F′上には電波吸収体8が設置さ
れており、これによつて電波は吸収されてそれ以
上反響しない。
面に当たり、楕円の性質から他方の焦点F′に向つ
て反響する。焦点F′上には電波吸収体8が設置さ
れており、これによつて電波は吸収されてそれ以
上反響しない。
拡張部7内に浸入した電波は測定アンテナ9に
当つて測定される。測定アンテナ9に当たらない
不要な電波は、背面の電波吸収体8に吸収されて
反響しない。
当つて測定される。測定アンテナ9に当たらない
不要な電波は、背面の電波吸収体8に吸収されて
反響しない。
この発明は以上のような構成を有し、以下のよ
うな効果を得ることができる。
うな効果を得ることができる。
(イ) 試験体から出た電波は断面楕円形を成す半球
状の屋根部内面に当つて電波吸収体に向つて反
響するため、屋根全面に電波吸収体を配設する
必要なく、工事費を安価にすることができる。
状の屋根部内面に当つて電波吸収体に向つて反
響するため、屋根全面に電波吸収体を配設する
必要なく、工事費を安価にすることができる。
(ロ) 拡張部へ浸入した電波は反響せずに測定アン
テナに当たり、正確な測定が可能となる。
テナに当たり、正確な測定が可能となる。
第1図は電波無響室の平面図、第2図、第3図
はそれぞれ第1図の―線、―線断面図、
第4図は電波吸収体の斜視図、第5図は屋根部一
部の構成を示す斜視図である。 1……屋根部、2……床、3……セグメント、
7……拡張部、8……電波吸収体、9……測定用
アンテナ、10……試験体。
はそれぞれ第1図の―線、―線断面図、
第4図は電波吸収体の斜視図、第5図は屋根部一
部の構成を示す斜視図である。 1……屋根部、2……床、3……セグメント、
7……拡張部、8……電波吸収体、9……測定用
アンテナ、10……試験体。
Claims (1)
- 1 屋根断面が床上の二焦点からの距離の和が一
定な軌跡を描く楕円形を成す半球体であつて、こ
の二焦点を結ぶ直線の延長線上の一側部に前記半
球体から突出する拡張部を設け、前記二焦点のう
ち拡張部に近い方の焦点上に電波試験体を載せ、
他方の焦点上に電波吸収体を載くとともに、拡張
部内には測定用アンテナを設置し、拡張部の端部
内壁には電波吸収体を配設したことを特徴とする
電波無響室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023188A JPH01280398A (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 電波無響室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11023188A JPH01280398A (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 電波無響室 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01280398A JPH01280398A (ja) | 1989-11-10 |
JPH0258798B2 true JPH0258798B2 (ja) | 1990-12-10 |
Family
ID=14530420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11023188A Granted JPH01280398A (ja) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | 電波無響室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01280398A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3265647B2 (ja) * | 1992-09-17 | 2002-03-11 | ティーディーケイ株式会社 | 電波暗室 |
JP2005061949A (ja) * | 2003-08-11 | 2005-03-10 | Device Co Ltd | 電磁波測定暗箱 |
JP5085728B2 (ja) * | 2008-05-09 | 2012-11-28 | アンリツ株式会社 | 放射電力を測定する方法、放射電力の測定用結合器及び放射電力を測定する装置 |
AT514343A1 (de) * | 2013-05-17 | 2014-12-15 | Asamer Basaltic Fibers Gmbh | Verfahren zur Herstellung eines Bewehrungsstabes |
CN106677163B (zh) * | 2016-11-14 | 2019-11-08 | 王立明 | 管箍绗架围护桩及其附属施工设备 |
-
1988
- 1988-05-06 JP JP11023188A patent/JPH01280398A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01280398A (ja) | 1989-11-10 |
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