JPH0258311A - 筒形ロータリトランスおよびその製造方法 - Google Patents

筒形ロータリトランスおよびその製造方法

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JPH0258311A
JPH0258311A JP63208364A JP20836488A JPH0258311A JP H0258311 A JPH0258311 A JP H0258311A JP 63208364 A JP63208364 A JP 63208364A JP 20836488 A JP20836488 A JP 20836488A JP H0258311 A JPH0258311 A JP H0258311A
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JP
Japan
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winding
groove
coil holder
cylindrical
guide
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Pending
Application number
JP63208364A
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English (en)
Inventor
Hiromichi Hiramatsu
平松 広道
Hitoshi Odajima
均 小田島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、円筒物の内周に巻線する巻線装置に4・ 係り、とくにVTRシリンダの円筒形ロータリトランス
の組立において、円筒形コアの内周に形成された巻線用
溝にコイルを装着するのに好適な筒形ロータリトランス
およびその製造方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、円筒形コアの内周に形成された巻線用溝にコイル
を装着する場合には、たとえば特開昭62−21321
9号公報に記載されているよう1こ、巻線コイルの表面
に弾力性樹脂を塗布固着して円筒形コアの内周溝に装着
するものが提案されている。
〔発明が解決しようとする諌題〕
従来の円筒形ロータリトランスにおいては、つぎのよう
な問題があった。
(11所定径に線材を巻線したのち、その外周面上およ
び引出しソード部に弾力性樹脂を塗布するため、自己融
着線を使用していても、弾力性樹脂を塗布するための塗
布機構およびその作業工程が増加する。
また、弾力性樹脂が硬化するまでの間にハンドリングし
た場合には、巻線はぐれなどの不良が発生するため、乾
燥するまでの間ハンドリングをすることができす、作業
時間が増加する。
(2)  巻線の外周上および引出しソード部lこ弾力
性樹脂を塗布する場合には、巻線治具への付着を防止し
ながら塗布する必要がある。巻線と巻線治具が固着した
ときには、巻線はぐれが発生し、巻線治具に残存した樹
脂の層は、その蓄積により巻線径が変化する。
(31巻線部分と、端末線引出し部分とが直角に形成さ
れているため、その箇所で線材そのものが弱くなり易く
、かつ巻線を内周溝に装着する作業において、円筒形コ
アの引出し溝と巻線溝とが直交する角度に当ってコイル
の損傷の原因となっていた。
本発明の目的は、円筒形コアの内周に形成された巻線用
溝にコイルを装着するさいのコイルの損傷防止と作業時
間および作業工程の減少とを可能とする筒形ロータIJ
 l−ランスおよびその製造方法を提供することにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の筒形〇−タJトラン
スにおいては、内周面に形成された巻線用溝と、この巻
線用溝に交叉する引出し溝との角部を曲面状に構成され
たものである。
また、本発明の筒形ロータリトランスの製造方法におい
ては、放射方向ζこ開閉可能なコイル保持具を用い、こ
のコイル保持具を閉じてその外周面に形成されたガイド
溝内に巻線し、その巻線の端末線をガイド溝と交叉しそ
の角部を曲面状に形成した引出し溝内を通って外部で保
持させたのち、コイル保持具を筒状換向に挿入し、コイ
ル保持具を拡開してコイル保持具の外周面の巻線を直接
部状物内の巻線用溝内に装着、収納するものである。
〔作用〕
上記のようをこ構成された筒形〇−タリトランスは、巻
線用間と引出し溝との角部が曲面状に形成されているの
で、巻線用溝内および引出し溝内に装着、収納された巻
線および引出し絨が損傷するのを防止することができる
上記方法による筒形ロータリトランスの製造方法は、コ
イル保持具を拡開して筒状物の内周面に形成された巻線
用溝内に巻線を装着、収納するさい、コイル保持具の外
周面に形成された巻線用ガイド溝と引出し溝との角部に
形成された曲面により巻線の端末部の引出し線が損傷す
るのを防止することができる。
また、コイル保持具を尚状物内に挿入したのち、拡開し
てコイル保持具の外周面の巻線を筒状物の内周面に形成
された巻線用溝内に直接装着、収納するので、作業工程
、作業時間の減少をはかることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例である円筒形〇−タリトランス
の製造装置を示す第1図乃至第6図について説明する。
まず、本発明が適用する円筒形〇−タリトランスをVT
Rシリンダに組み込んだvT几のテープ走行系を示す第
5図と、その円筒形ロータII トランスの一部品であ
る円筒形コアを示す第6図(こついて説明する。
第5図に示すようlこ、円筒形ロータリトランス(図示
せず)は、VTRシリンダ1の上シリンダ13内に装着
され、上シリンダ1aによって取り出したテープ2の信
号に対応した電気信号をVTRシリンダ1の回転しない
方の下シリンダ(図示せず)に伝達するものである。
また、第5図に示すように円筒形ロークリトランスのう
ち、回転する上シリンダla側tこ取り付けられた円筒
形コア3には、その内周面の円周方向にコイルを装着す
るための巻線用溝4が軸心方向に間隔をおいて複数形成
され、かつこれらの巻線用溝4と直交する方向すなわち
円筒形コア3 (7)軸心方向にコイルの端末線を収納
するための引き出し溝5が形成されている。
このように構成された円筒形ロータリトランスの円筒形
コア3について、本発明は第1図1こ示すように、巻線
用@4と引き出し溝5とが交叉する角部6を曲面状に構
成したのである。
つぎに、円筒形コア3の巻線用I#4にコイルを装着す
る装置を示す第2図乃至第4図について説明する。
第2図に示すように、巻線7を保持するコイル回転方向
を位置決めする駆動手段用と、コイル保持具8に巻かれ
た巻線7の端末を引き出し溝5にスタイル取りし、その
先端部をエンドフック824に装着するフォーミングガ
イド手段Uと、巻線7のフォーミング部分に溶剤を塗布
してフォーミング部分を固定する溶剤塗布手段12と、
円筒形コア3を保持固定するコア保持手段13と、コア
保持具互の挿入方向を位置決めするコア位置決め手段曇
と、これら各手段を自動制御する制御手段(図示せず)
とから構成されている。
上記コイル保持具8は、第3図および第4図に示すよう
に、互いに一体に形成されたフランジ部81とブツシャ
82とを放射状に4個に分割して構成されている。フラ
ンジ部81は、拡張手段9の4個の取付用スペーサ93
に保持されている。ブツシャ82はその外周面に巻線7
を装着可能な幅を有する溝821を形成するため、その
両側に線径の1/2程度の高さに形成され、かつブツシ
ャ82が拡開したとき溝821内の巻線7とともtこ円
筒形コア3の巻線用溝4内に直接挿入可能に形成された
巻線ガイド822と、この巻線ガイド822の両端部に
円筒形コア3の引き出し溝5の幅より小さい幅をもって
ブツシャ82の細心方向に折り曲げて端末線の引き出し
をガイドする端末線ガイド823と、先端面から突出し
端末線の端部を保持するエンドフック824とから構成
されている。なお巻線ガイド822の両端部と、端末線
ガイド823との角部は曲面状に形成されている。この
曲面状の曲率半径は、巻線7の直径の5倍以上にするの
が型抜しいが、それ以下であっても許容できる範囲内で
可能な限り大きくするようにする。
拡張手段9は、Wc3図(alに示すように円筒形状を
した本体91の先端部に図示しないエア供給手段からの
エアの給排により放射状に移動自在に4個のエアチャッ
ク92が支持され、これら4個のエアチャック92に取
付用スペーサ93を介してコイル保持具8の4個のフラ
ンジ部81を支持している。
したがって4個のエアチャック92が放射状に移動した
とき、4個のフランジ部81および4個のブツシャ82
が拡開したり、閉じたりして直径が変化することができ
る。
駆動手段10は、モータ101が駆動したとき、駆動ブ
ー1102およびベル) 103を介して従動プーリ1
04および該従動プーリ104と同一軸上の拡張手段9
の本体91が回転して端末線ガイド823およびエンド
フック824が円筒形コア3の引き出し溝5と一致する
ように回転方回を位置決めする。
つぎに円筒形コア3にコイルを装着する動作について説
明する。
まず、コイル保持具差が閉じてその外周の巻線ガイド8
22および端末線ガイド823が円筒形コア3の内周面
に嵌挿しつるに位置決めする。
ついで、駆動手段用を駆動しつつコイル保持具8のブツ
シャ82の外周面の巻線ガイド822間の溝821に所
定のターン数の巻線7を形成する。
しかるのち、溶剤塗布手段叱を駆動し塗剤を巻線7のフ
ォーミング部に塗布してフォーミング部の形状を固定保
持させる。
この状態でフォーミングガイド手段Uを駆動して巻線7
の巻線部以外の巻末線をスタイル取りし、その端末線を
端末線ガイド823間を通ってエンドフック824に収
納しておく。
ついで、コア位置決め手段14を駆動し、コア保持手段
13に保持された円筒形コア3をコイル保持具8の方向
に移動して円筒形コア3の巻線用m4と、コイル保持具
差の溝821とを合致させる。
また、駆動手段10を駆動しコイル保持具8を回動して
その外周面の端末線ガイド823と、円筒形コア3の引
き出し溝5とを合致させる。
しかるのち、コイル保持具8の端末線が円筒形コア3の
引き出し溝5に挿入する位置まで偏心させる。
この状態で拡張手段9を駆動し、コイル保持具8のブツ
シャ822を拡張して巻線ガイド822とともに巻?I
N7を円筒形コア3の巻線用溝4内に嵌挿する。
このときコイル保持具旦の外周面の巻線ガイド822と
端末線ガイド823との角部が曲面状に形成され、かつ
円筒形コア3の巻線用溝4と引き出しj岑5との角部6
が曲面状に形成されているので角部による巻線7の損傷
を防止することができる。
ついで、拡張手段旦を上記と逆方向に駆硬し、コイル保
持具8を閉じると、ブツシャ82を介して巻線カイト8
22が円筒形コア3の巻線用溝4円から挿出するが、巻
?tM7は塑性変形を受けているので、円筒形コア3の
巻線用溝4内に挿入された状態を保持する。
しかるのち、コア位置決め手段月を上記と逆方向に駆動
し、コア保持手段移に保持された円筒形コア3をコイル
保持具旦から押出して元の位置に復させると動作が完了
する。
(、発明の効果〕 以上説明したよう(乙本発明の筒形ロータリトランスは
、巻線用溝と引出し溝との角部が曲面状に形成されてい
るので、巻線用溝内および引出し溝内に装置、収納され
た巻線および引出し線が損傷するのを防止することがで
きる。
また、本発明の筒形トランスの製造方法は、コイル保持
手段の外周面に形成された巻線用カイト溝と引出し溝と
の角部を曲面状に形成されているので、巻線の端末部の
引出し線が損傷するのを防止することができる。
また、コイル保持具を筒状換向に挿入したのち、拡開し
てコイル保持具の外周面の巻線を筒秋物の内周面に形成
された巻線用溝内に直接装着、収納するので、作業工程
、作業時間の減少をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
gI図は本発明の一実施例である円筒形コアを示す胡面
図、第2図は、本発明の一実施例である円筒形コアの製
造装置を示す斜視図、第3図(alは本発明の一実施例
であるコイル保持具を示す@親図、第3図(blは第3
図(a)のA部拡大斜視図、第4図はコイル保持具の巻
線カイトおよび端末線ガイドを示す拡大平面図、@5図
は本発明が適用する円筒形ロータリトランスをVTRシ
リンダに組み込んだVTRのテープ走行系を示す斜視図
、第6図は従来の円筒形コアを示す斜視図である。 1・・・VTRシリンダ  2・・テープ3・・・円筒
形コア    4・・・巻線用溝5・・・引出し溝  
   6・・・角部7・・巻線       8・・・
コイル保持具9・・・拡張手段     10・駆動手
段11・・スタイルカイト手段 12・・・溶剤塗布手段   13・・・コア保持手段
14・・コア位置決め手段 〒1図 5 巳筺目しコア 4巻線円溝 5 引上しシ専 6 内部 7 巻矛り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.内周面に形成された巻線用溝と、引出し溝との角部
    を曲面状に構成した筒形ロータリトランス。
  2. 2.筒形ロータリトランスの製造方法において、放射方
    向に開閉可能なコイル保持具を用い、このコイル保持具
    を閉じてその外周面に形成されたガイド溝内に巻線にそ
    の巻線の端末線をガイド溝と交叉し、その角部を曲面状
    に形成した引出し溝内を通って外部で保持させたのち、
    コイル保持具を筒状物内に挿入し、コイル保持具を拡開
    してコイル保持具の外周面の巻線を直接筒状物内の巻線
    用溝内に装着,収納する筒形ロータリトランスの製造方
    法。
JP63208364A 1988-08-24 1988-08-24 筒形ロータリトランスおよびその製造方法 Pending JPH0258311A (ja)

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