JPH0258011A - 自動焦点機能付き画像処理装置 - Google Patents

自動焦点機能付き画像処理装置

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JPH0258011A
JPH0258011A JP20829388A JP20829388A JPH0258011A JP H0258011 A JPH0258011 A JP H0258011A JP 20829388 A JP20829388 A JP 20829388A JP 20829388 A JP20829388 A JP 20829388A JP H0258011 A JPH0258011 A JP H0258011A
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JP
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image
focusing
automatic focusing
image processing
differentiation
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JP20829388A
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Yoichi Takagi
陽市 高木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はロボット用などの自動焦点機能付き画像処理装
置に係り、特にロボットの視覚として画像処理装置を使
用する場合に画像処理装置に自動焦点機能を付加したり
、あるいは画像処理装置を用いた顕微鏡画像の分析にお
ける映像系の自動焦点合わせなどにも好適な自動焦点合
わせ方式のロボット用などの自動焦点機能付き画像処理
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のカメラやVTR,’PCDなどの方面で実用され
ている自動焦点合わせ方式は三角測量の原理を応用した
ものであり、自動焦点合わせ特有の映像系を構成する。
第11図(a)、 (b)は従来のカメラに適用された
自動焦点合わせ方式(ハネウェル社)の−例を示す原理
図で、第11図(a)はピントと光線の関係を示し、第
11図(b)はピントのずれ量を示す、第11図(a)
のようにレンズの上(右)半分を通過してきた光線と下
(左)半分を通過してきた光線は上(右)と下(左)の
順次がピントの前後で入れ替わるという事実を検出する
のが測距あるいはピント合わせの根本であって、これが
像の横ずれ方式あるいは位相差方式と呼ばれるものの原
理である。
この場合に第11図(b)のように撮影レンズの上(右
)下(左)の光線のなす開き角をθとし、像の横ずれ量
をSとしたときピントの外れ量りは次式で与えられる。
D=−!5cot↓ この方式の構成はピント面のわずか背後に1次元面体撮
像素子を並べたものであり、この1列の固体撮像素子は
2組の撮像素子を1個飛びに組み合わせたものである。
第12図は従来のカメラに適用された自動焦点合わせ方
式(ミノルタ社)の他の例を示す原理図で、ピントがず
れた時の横ずれの差を示す。第12図のように撮影レン
ズで作られるほぼ光軸上の1次像はフィルム面付近にで
きる。つぎに1次像を通過した光線はその直後にあるコ
ンデンサーレンズを通る。これはさらにつぎの通過する
べき絞りマスクを撮影レンズの射出ひとみ上に結像させ
るものである。この絞りマスクとセパレーターレンズの
中心を通る2本の光線のなす角をθとし、あるいはこれ
をF値(F’=’coto)で表わすと、1次像のピン
ト外れ量dと2つの1次像の光軸からの横ずれ量Δ■と
の関係は次式で与えられる。
ΔI=dtanθ=2Fd つぎに1次像に対する2次像の倍率をβとすると図示の
Δ■′は次式で与えられる。
Δl’=βΔ■=1  F ここでΔI′は左右の2次像がピントの合ったときとピ
ントがずれたときの横ずれの差のそれぞれ光軸から測っ
ている距離、つまり固体撮影素子上で左右像の測ってい
る距離である。ここで2次像の横ずれが左右像間でCO
Dセンサーの受光素子間隔1ピッチP分(P=2ΔI’
)だとすると、これに対するピントの移動量Δdは次式
で与えられる。
ここでCCD上の1ピツチの動きで細かいピントの移動
を見るのには、F値が小さくて1次像に対する2次像の
倍率βが大きければよい。
従来の画像解析による自動焦点合わせ方式は。
特開昭59−87415号公報に記載のように濃淡画像
を処理して焦点合わせを行う方法として濃淡画像情報の
互いに隣接する画素の濃度差が最大になるようにしたり
、微分出力(X微分、X微分、ラプラシアンなど)を単
純に加算して、加算出力が最大になるように被調整系の
光学系の光軸位置を移動調整する画像処理装置が公知で
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、三角測量の原理を応用した方式を画像
処理システムに適用するには外付けにする必要があるた
め、外付けの煩わしさに加えて画像処理用の映像系を間
接的に焦点合わせすることになって正確な焦点合わせが
困難であるうえ、レンズ等の条件を変更する場合の対応
が困難であって、レンズ仕様やズームの調整に合わせて
最適な焦点合わせになるようにする必要があるのに現実
的に対応が不可能である。したがってこのような不便さ
を改善するには画像処理装置の映像系を使用して、ディ
ジタル画像を処理して焦点合わせを行うのが好ましい。
また画像解析による自動焦点合わせ方式は、濃淡画像を
処理して焦点合わせを行う公知の方法では濃淡画像情報
の互いに隣接する画素の濃度差が最大になるようにした
り、微分出力(X微分、X微分、ラプラシアン等)を単
純に加算して、加算出力が最大になるように被m整系の
光学系の光軸位置を移動調整する画像処理装置であるた
め、単純に画面の一部または画面全体に対して微分値の
加算をとると照明変動や対象物表面の凹凸のある場合に
各画素の微分値が小さくても全画素を総計すると大変大
きな値となる。これに対して焦点合わせに有効な情報を
提供する部分が局部的に濃度差が大変大きくても、その
画素数が全体の画素数に比較すると非常に少ないため、
焦点合わせに寄与する画素の濃度差を加算しても全体の
画素を加算したものに比較して小さい値となる。したが
って画面の大部分を占める焦点合わせに寄与しない画素
の照明の変化やノイズによる変動量が焦点合わせに寄与
する部分の情報に対して誤差として作用し、その影響が
無視できないほど大きいので濃度差を単純に画面全体(
またはその一部)にわたって加算すると良好な焦点合わ
せができない問題があった。
そらにロボットの視覚として画像処理装置を使用する場
合には、視野に現われる物体が一般的に複数個であり且
つ立体的な空間に存在してカメラとの距離もまちまちで
ある場合が普通であり、したがって同時に全部の物体に
焦点を合わせることが不可能であるし合わせる必要もな
く、ロボットの目で監視または観察したい物体を1つか
2つに限定することができる。このようなロボットの要
請に対してはロボットの視覚装置にインテリジェントな
機能を付加することにより、観察したい物体をあらかじ
めロボットシステムに見せておき形状とか大きさを記憶
させて視野に現れた物体を認識して観察したい対象物を
特定するという機能がまず必要であり、その後に特定さ
れた対象物に対して正確に焦点を合わせて画像認識すれ
ばロボットの視覚として有効な画像処理となる。しかし
上記の画像解析による自動焦点合わせ方式はこの種のロ
ボットシステムへの適用方法について配慮がなされてお
らず、ロボットの要請に対する有効な焦点合わせに対応
できない問題があった。
本発明の目的は撮像画像から焦点合わせに寄与する部分
のみを取り出して正確な焦点合わせのできるロボット用
などの自動焦点機能付き画像処理装置を提供するにある
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、対象物を映像系(移動機構を含む)を介し
て撮像する撮像カメラ(ITVカメラ)を有し、該撮像
カメラの入力画像(濃淡画像)の微分処理(X微分、Y
微分、ラプラシアン等)手段と、該微分処理結果画像を
適当なしきい値で2値化する2値化処理手段と、該2値
化処理結果の面積計測手段と、該計測面積が最大値とな
るように上記映像系の位置調整を行ない自動焦点合わせ
する手段(コントローラ)とを具備し、なお上記自動焦
点合わせ後の入力画像に基づき上記対象物に対する画像
処理(画像認識処理)を行える自動焦点機能付き画像処
理装置により達成される。
またロボットシステムに使用する場合には、さらに上記
撮像カメラの視野の中から対象物(目的物)を見出して
特定する手段(概略の合焦点を得る手段と特定対象物を
検出する手段等)と、該特定対象物に対して正確な自動
焦点合わせを行う上記各手段とを具備して、インテリジ
ェントな視覚機能付きロボットシステムに使用する自動
焦点機能付き画像処理装置により達成される。
〔作用〕
上記自動焦点機能付き画像処理装置は、撮像カメラの濃
淡画像を微分処理した微分画像(差分画像)を適用な大
きさのしきい値(対象物と背景とのコントラスト等によ
り最適値をあらかじめ設定(教示可能)で2値化すると
、、焦点合わせに寄与すると思われる比較的に濃度差の
大きな画像部分の画素の情報のみを取り出すことができ
、焦点合わせに寄与しない画素の微分値の変動やノイズ
等の障害になる情報が除去できるので、この2値画像の
面積計測を行えば対象物に映像系の焦点が完全に合った
ときに計測面積が最大値を示して焦点がぼけるに従って
減少するから、上記映像系を移動させながら各位置での
面積計測を行いつつ該映像系を面積最大となる位置に調
整することにより正確な焦点合わせができる。
またロボットシステムに使用する場合には、まず撮像カ
メラの広い視野内に複数個の物体が立体的に存在する中
から特定の対象物を見出すため、上記映像系を適当な位
置にして撮像カメラの濃淡画像を取り込み、適当なしき
い値で2値化した2値画像を解析して面積や形状係数等
の特徴量による判定を行うと、上記映像系を適当量だけ
移動して概略的に焦点が合えば特定対象物(目的物)を
検出することができるから、つぎに特定対象物に対して
正確な焦点合わせを行うため、特定対象物に焦点の大体
あった画像を入力して特定対象物の輪郭画像を得て、該
輪郭画像に対して膨張処理を行い境界部分の領域を画面
上に作成した後に上記の画像入力と画像微分と2値化処
理を行い上記境界領域内についてのみ面積計算を行い、
面積最大となるように映像系の位置調整をして特定対象
物に対して正確に焦点合わせができ、これによりインテ
リジェント機能を付加した被覚装置付きのロボットシス
テムに使用できる。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を第1図ないし第10図により説
明する。
第1図は本発明による自動焦点機能付き画像処理装置の
一実施例を示すハードウェア構成図である。第1図にお
いて、本発明のディジタル画像解析による自動焦点合わ
せ方法を汎用の画像処理装置を用いて実現した場合の例
を示す、1は対象物、2は映像系、3は対象物1を映像
系2を介して撮像する撮像カメラ、4は映像系2の焦点
合わせのための移動機構、5は移動機構4を含む映像系
2.6は撮像カメラ3より撮像画像を取り込んで画像処
理するとともに映像系2の焦点合わせを行う画像処理装
置である0画像処理袋[!6の構成で、7はコントロー
ラ、8は2次元画像微分機構、9は2値化機構、10は
ヒストグラム演算機構(面積計算機構)、11メモリ、
12は画像メモリである。
第2回は第1図の自動焦点合わせの処理手順を示すフロ
ーチャートである6第1図のハードウェア構成で第2図
に示す処理手順により自動焦点合わせを行う。まずステ
ップ200で撮像カメラ3のカメラ画像(濃淡画像)を
画像処理装置6の2次画像機分機構8の入力に選択し、
ステップ201で2次元画像微分機構8により2次元画
像微分処理を実行して結果を画像メモリ12に格納する
。ついでステップ202で画像メモリ12上の微分結果
画像を読み出して2値化機構9により適当なしきい値で
2値化処理して結果を画像メモリ12に格納する。
さらにステップ203で画像メモリ12上の2値化画像
に対してヒストグラム演算機構(面積計算機構)10に
より2値化画像の面積計算(ヒストグラム演算)を行い
結果をメモリ(テーブル) 11上に格納する。その後
にステップ205で映像系2のある一定範囲にわたって
繰り返し実行終了したかを判断し、実行未終了であれば
ステップ206で映像系2の移動機構4への移動指示を
コントローラ7を介して行ない、映像系2を移動機構4
により移動させて以上の処理を映像系2のある一定範囲
にねたて繰り返し実行することにより映像系2の位置を
計測面積との関係を求める。またステップ205で実行
終了であればステップ207で上記により得られた結果
を用いて計測面積が最大となる位置に映像系2を移動調
整することにより焦点合わせを行う。
第3図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d)は
第1図(第2図)の自動焦点合わせの動作原理を示す説
明図である。
第3図において1本発明の画像微分結果を2値化するこ
とによる自動焦点合わせ方法の原理を例示し、第3図(
a)は撮像画像、第3図(b)はそのA −A断面上の
画素の濃度値、第3図(c)はそのA−A断面上のi方
向の微分値、第3図(d)はその微分値の絶対値をとっ
た値をそれぞれ示している。
第3図(a)に示す撮像カメラ3の濃淡画像のたとえば
A−A断面上の画素の濃度値は第3図(b)のグラフの
ようになり、i方向の中心部1=i0の黒い線で示す部
分に谷を生じ、ここで映像系2の焦点が合わない時には
実線で示す曲線Cのようになるが、映像系2の移動機構
4により調整して焦点合わせを行うと曲線す、aのよう
に変化し、曲線aが最も焦点の合ったときの分布状態で
ある。
これらの曲線a、b、cの画素の濃度値をA−A断面に
沿ってi方向に微分機構8で微分すると第3図(c)の
グラフのような破線で示す曲!!aF b。
Cの微分値となる。さらにこれらの微分結果の絶対値を
とると第3図(d)のグラフのような破線で示す曲線a
、b、cの値となる。このようになるから第3図(a)
の濃淡画像を画像処理して映像系2の焦点の一致具合い
を判定するのに、第3図(c)のような微分値の累積か
らは判定がうまくゆかず。
一定値以上の山の量を判定に使うと好結果が得られるこ
とが分るから、例えば第3図(d)のような微分値(絶
対値)結果を適当なしきい値で2値化機構9により2値
化を行い、その2値化画像のヒストグラム演算機構10
による計測面積を焦点合わせの判定に使用するので良好
な焦点合わせが行える。この2値化機構9の2値化しき
い値は対象物1とその背景のコントラストなどにより最
適な値をあらかじめ設定しておくようにすれば、微分画
像の2値化処理により焦点合わせに寄与すると思われる
比較的に濃度差の大きい画像の部分のみを取り出して累
積することができる6 第4図は本発明による自動焦点機能付き画像処理装置の
他の実施例を示すハードウェア構成図である。第4図に
おいて、本発明のディジタル画像解析による自動焦点合
わせ方法を微分回路と2値化回路と面積回路をパイプラ
インで結合してより高速化を計った画像処理装置を用い
て実現した場合の例を示す。第4図の第1図と同一符号
は相当部分を示すものとし、13は画像処理装置であり
画像処理装置13の構成で、14は2次元画像機分回路
、15は2値化回路、16は面積回路、17はレジスタ
、18はこれらの回路を結合するパイプラインである。
第5図は第4図(または第1図)の視野内の複数の物体
の中から特定の物体に焦点を合わす場合の方法を示す説
明図である。本例では形状の異なる複数の物体(丸印、
角印、3角印で示す)IA。
IB、ICが撮像カメラ3との距離がそれぞれ異なる距
離Ll p L2+ L3の位置に立体的に置かれてい
るものとする。通常のロボットの目として画像を捉える
場合には、このような撮像カメラ(ITVカメラ)3と
の距離の異なる物体を同一視野のカメラ画像3aとして
捉えるのであって、このような複数の物体の中からwt
察したい対象物(目的物)1を特定してから、映像系2
の焦点を正確に合わせて良質なカメラ画像が得られたら
、最終目的である対象物1の画像認識を行う(対象物1
の寸法形状を計測したりする)のである。本実施例では
このようなロボットの視覚装置の要請に対して、その目
的に合うような本発明の自動焦点機能を有する画像処理
装置を提供する。
第6図は第4図(または第1図)の視野内の特定対象物
に焦点を合わす処理手順を示すフローチャートで、もち
ろん本発明の自動焦点合わせ方法を用いることにより有
効に実施可能となるものである。まずステップ600で
撮像カメラ3の視野の中から特定物体を見出すための処
理を行い、特定物体が見出されたらステップ601で見
出された特定の対象物1に対して正確に焦点を合わすた
めの処理を行う。このような処理は自動焦点合わせ機能
を画像処理装置13(6)にもたせたために実現できる
のであって、従来の三角測量による自動焦点合わせ機能
を外付けしたものでは実現不可能である。
第7図は第6図のステップ600の視野の中から特定物
体を見出すための画像処理手順を示すフローチャートで
ある。まずステップ700で映像系2の移動機構4を操
作することにより映像系2を調整して適当な位置に置き
、ステップ701で撮像カメラ3からの画像を画像処理
装置113に入力する。
ついでステップ702で2値化しきい値を適当な値に決
定し、ステップ703で入力画像を2値化回路15によ
り適当なしきい値で2値化し、ついでステップ704で
ノイズを除去した後に、ステップ705でラベリング処
理を行い、ステップ706でラベリングされた各物体ご
とに特徴量を計算して特定対象物の抽出処理を行い、ス
テップ707で特定対象の有無を調べる。ここで視野内
に特定対象物があったとしても、焦点が合っていないと
対象物の形状をよくとらえられないので、映像系2を移
動機構4により移動して再び上記の処理を繰り返す。こ
のようにして一定範囲にわたって映像系2を移動しても
対象物が見つからないときには処理を打ち切り、見つか
ったときには次の処理に移る。
第8図は第7図のステップ706の特定対象物の抽出処
理手順の一例を示すフローチャートである。
まずステップ800で全ラベリング物体に対して面積や
形状係数などの特徴量を計算して抽出し、ステップ80
1で面積や形状係数などの特徴量から特宝物体を探す、
第9図は同じく第7図のステップ706の特定対象物の
抽出処理手順の他の例を示すフローチャートである。ま
ずステップ900でテンプレートマツチング処理を実行
し、ステップ901で一致度の大小により判定して特定
物体を探すことができる。
第10図は第6図のステップ601の見出された特定の
対象物1に対して正確に焦点を合わすための処理手順を
示すフローチャートである。まずステップ100で特定
対象物1の境界部の領域を決定する。ついでステップ1
01で撮像カメラ3からの画像入力を行い、ステップ1
02に入力画像の2次元画像微分回路14による2次微
分処理を行う、つぎにステップ103で2次微分結果に
対して適当なしきい値で2値化回路15による2値化処
理を行い、ステップ104で特定対象物の境界部につい
てのみ面積回路16による面積計算を行い結果をレジス
タ(テーブル)17に格納する。その後にステップ10
5で必要なレンズ処理が完了したか判断し、未完了であ
ればステップ106で映像系2を移動機構4により微小
移動させて一定範囲について上記ステップ101からの
処理を行い、ステップ105で必要なレンズ処理が完了
であればステップ107で計測面積の最大となる所に映
像系2を移動することにより特定対象物1に映像系2の
焦点を合わせることができる。このようにして本実施例
によれば、本発明の自動焦点機能を有する画像処理装置
をロボットシステムに使用する場合には、インテリジェ
ント機能を付加した視覚装置を有するロボットシステム
に有効に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による自動焦点機能付き画像処理装置の
一実施例を示す構成図、第2図は第1図の自動焦点合わ
せ処理手順のフローチャート、第3図(a)〜(d)は
第1図の自動焦点合わせ動作原理の説明図、第4図は本
発明による自動焦点機能付き画像処理装置の他の実施例
を示す構成図、第5図は第4図の特定物体に焦点を合わ
す方法の説明図、第6図は第4図の特定対象物に焦点を
合わす処理手順のフローチャート、第7図は第6図の特
定物体を見出すための処理手順のフローチャート、第8
図は第7図の特定対象物の抽出処理手順の一例のフロー
チャート、第9図は第7図の特定対象物の抽出処理手順
の他の例のフローチャート、第10図は第6図の特定対
象物に対して正確に焦点を合わすための処理手順のフロ
ーチャート、第11図(a)、 (b)は従来のカメラ
の自動焦点合わせ方法の一例を示す原理図、第12図は
従来のカメラの自動焦点合わせ方法の他の例を示す原理
図である。 1・・・対象物、2・・・映像系、3・・・撮像カメラ
、4・・・移動機構、5・・・移動機構を含む映像系、
6・・・画像処理装置、7・・・コントローラ、8・・
・2次元画像微分機構、9・・・2値化機構、lO・・
・ヒストグラム演算(面積計算)機構、11・・・メモ
リ、 12・・・画像メモリ、13・・・画像処理装置
、14・・・2次元画像微分回路、15・・・2値化回
路、16・・・面積回路、17・・・レジスタ、18・
・・パイプライン。 第2図 代理人弁理士  秋  本  正  実第 図 上町い 一一一−ん 弔 図 第 図 第 図 第 図 第 図 (a) (b) し・)トめ外れ堂 第 図 CCD面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対象物を映像系を介して撮像する撮像カメラと、該
    撮像画像の微分処理手段と、該微分画像の2値化処理手
    段と、該2値画像の面積計測手段と、該計測面積が最大
    値となるように上記映像系の位置調整を行い自動焦点合
    わせする手段とを具備する自動焦点機能付き画像処理装
    置。 2、上記自動焦点合わせした後の上記撮像画像に基づき
    上記対象物に対する画像処理を行う手段を具備する請求
    項1記載の自動焦点機能付き画像処理装置。 3、上記各手段を具備してロボットシステムに使用する
    請求項1および請求項2記載の自動焦点機能付き画像処
    理装置。 4、上記撮像カメラの視野の中から対象物を特定する手
    段と、該特定対象物に対して自動焦点合わせを行う上記
    各手段とを具備して、インテリジェント視覚機能付きロ
    ボットシステムに使用する請求項1または請求項2記載
    の自動焦点機能付き画像処理装置。
JP20829388A 1988-08-24 1988-08-24 自動焦点機能付き画像処理装置 Pending JPH0258011A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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